JP2009112250A - 自走式脱穀装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記自走式脱穀装置1は、穀物の脱粒を行う脱穀部2と、穀粒と排稈及び莢屑とを選別する選別部3と、前記脱穀部2及び選別部3の下方に設けた走行装置4等を備える自走式脱穀装置1において、自走式脱穀装置1の機体後部に走行側操作部5Aを設け、機体側面に作業側操作部5Bを設け、該走行側操作部5A及び作業側操作部5Bは、少なくとも走行装置4の駆動・停止を行う主クラッチレバー51及び第二主クラッチレバー61を備えるものである。
【選択図】図1
Description
また、前記脱穀装置の機体をクローラ式走行装置に載置して構成した自走式の脱穀装置も公知となっている。
図1は本発明の一実施例に係る作業時の自走式脱穀装置の全体的な構成を示した側面図、図2は作業時の自走式脱穀装置の背面図、図3は作業時の自走式脱穀装置の平面図、図4は自走式脱穀装置の側断面概略図、図5は収納時の自走式脱穀装置の側面図、図6は収納時の自走式脱穀装置の背面図、図7はホッパの別実施例にかかる側面図である。なお、本発明では図1の左右方向を自走式脱穀装置の走行方向(以下、走行方向)とし、矢印A方向を走行方向前方(以下、前方)とする。すなわち、図1の左方向を前方、右方向を後方とし、図1の紙面手前側が左方、奥側が右方とする。
図1及び図4に示すように、自走式脱穀装置1の機体は、脱穀部2、選別部3、走行装置4、操作部である走行側操作部5A、作業側操作部5B等を備える。前記脱穀部2及び選別部3(図4参照)の下方にクローラ式の走行装置4が設けられている。また、図1から図3に示すように、機体側面(本実施例では左側面)に穀稈の投入口11が設けられ、投入口11より投入した穀稈を脱穀部2へと導く投入口コンベア12が側方(左方)へ突設されている。
前記投入口コンベア12は左右両端に設けられた図示せぬプーリに帯状のベルトを環状に掛け渡して構成されており、右端部が投入口11下方に配置され、自走式脱穀装置1の左側面部において投入口コンベア12の右端部の図示せぬプーリの駆動軸を中心に投入口コンベア12が上下回動自在に支持されている。
また、走行方向前方には排出口13(図2参照)が設けられ、走行方向後方にはエンジン14が搭載されている。また、図4に示すように前記自走式脱穀装置1の内部には脱穀部2と選別部3とが設けられており、前記脱穀部2及び前記選別部3で脱穀及び選別された穀粒が、走行方向左側面(図1手前側)に設けられた穀粒縦搬送シュート15を通って、ホッパ16に一時貯留され、取出口17より袋等に詰められる構成となっている。また、前記脱穀部2、選別部3、及び走行装置4の操作を行うために自走式脱穀装置1後部に走行側操作部5Aが、自走式脱穀装置1左側面に作業側操作部5Bが設けられている。
前記脱穀部2に形成された扱室21に走行方向と平行に軸架された扱胴22が投入口11と面するように内設されている。前記扱胴22の周囲には扱歯22aが植設されて脱粒が行われると共に、扱胴22下部周囲には受網23が設けられて、処理物のみ漏下するように構成されている。
また、図4に示すように前記扱室21の前部には穀稈を切断するための切刃24が設けられている。前記切刃24は前記扱胴22の回転する扱歯22aと扱歯22aとの間に位置するように扱室21の扱室カバー内面より扱胴22側に突設しており、扱胴22の回転に合わせて回転している穀稈を切断するものである。そして、前記受網23の前端下部より、前部が下方に傾斜している複数の棒状部材からなるストローラック25が配設されている。
前記選別部3においては、振動板31による揺動選別と選別ファン32による風選別とが行われ、穀粒、莢屑、排稈等の処理物から、穀粒のみが選別される。図4に示すように、前記振動板31は走行方向と平行に揺動可能に配設され、後方が高くなるように傾斜させており、前記扱胴22の下方に配置されている。そして前記振動板31の前端部(傾斜下方側)下面から、複数の棒状部材からなる櫛歯33が突設されており、該櫛歯33は終端部が下方に傾斜するように構成されている。
また、前記選別ベルト34、すなわち、プーリ34aを駆動する変速比を無段階で変更できるように構成されており、選別時の状況に応じて処理物の搬送速度を走行側操作部5Aに設けた作業変速レバー54を回動して調節できるようにしている。
前記自走式脱穀装置1の後部に走行側操作部5A、及び機体左側面に作業側操作部5Bが設けられている。機体後部に設けた走行側操作部5Aには、エンジン14からミッションケースへの駆動伝達の入切を行い走行装置4の駆動・停止を行う駆動・停止手段となる主クラッチレバー51、走行装置4の左右それぞれの駆動輪に対し駆動伝達の入切を行い機体の進行方向を切り替える操向操作手段となるサイドクラッチレバー52、脱穀部2及び選別部3の駆動伝達の入切を行い作業のON/OFFを切り替える作業部クラッチレバー53、選別時の状況に応じて前記選別ベルト34の搬送速度を調節する作業変速レバー54が設けられている。
一方、前記後作業台66は後作業台用支持部材77によって支持されており、該後作業台用支持部材77は自走式脱穀装置1後方下部の後作業台用支持部78によって回動可能に支持されている。また、前記後作業台66は、前記後作業台用支持部材77を中心に回動可能に支持されている。
なお、前記取出口17は通常使う通常時取出口17aと、該通常時取出口17aに連結した袋等が一杯になったときに使用する予備取出口17bとを設けている。
前記自走式脱穀装置1を収納する際には、前記搬送コンベア40、前記投入口コンベア12、前記前作業台65、前記後作業台66及び前記袋載置台82の位置を変化させることにより、自走式脱穀装置1の占有する面積が減少し、張り出しがなくなり路上走行し易くなり、格納しやすくなる。
前記搬送コンベア40は、図5及び図6に示すように、作業者が、後部を中心に前端を持ち上げて上方へ回動させて、自走式脱穀装置1の前部に当接させる。これにより、前記搬送コンベア40を収納することが可能となる。
なお、本実施例では作業者が手動で前記搬送コンベア40等を収納したが、油圧装置やモータ等を使用することにより自動で収納する構成とすることも可能である。
そこで、ホッパ16は、図7に示すように構成することもできる。即ち、ホッパ16側面から上面にかけて側面視で弧を描くように形成されている。このように構成することにより、前記穀粒縦搬送シュート15を通って上方へと搬送された穀粒が、曲面に沿ってホッパ16内に落下することにより、穀粒が砕かれる可能性を低くすることができる。
2 脱穀部
3 選別部
4 走行装置
5A 走行側操作部
5B 作業側操作部
11 投入口
51 主クラッチレバー
61 第二主クラッチレバー
62 第二サイドクラッチレバー
Claims (3)
- 穀物の脱粒を行う脱穀部と、穀粒と排稈及び莢屑とを選別する選別部と、前記脱穀部及び選別部の下方に設けた走行装置等を備えた自走式脱穀装置において、
自走式脱穀装置の機体後部に走行側操作部を設け、機体側面に作業側操作部を設け、該走行側操作部及び作業側操作部は、少なくとも走行装置の駆動・停止を行う駆動・停止手段を備えたことを特徴とする自走式脱穀装置。 - 前記作業側操作部は、前記走行装置の左右それぞれの駆動輪の駆動・停止を行い操向操作を行う操向操作手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自走式脱穀装置。
- 前記作業側操作部は、穀稈を前記脱穀部へと投入する投入口近傍に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自走式脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007288939A JP2009112250A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 自走式脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007288939A JP2009112250A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 自走式脱穀装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009112250A true JP2009112250A (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=40780110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007288939A Pending JP2009112250A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 自走式脱穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009112250A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102893762A (zh) * | 2012-11-12 | 2013-01-30 | 黄健 | 卧式粉碎脱粒机 |
CN113795136A (zh) * | 2019-06-27 | 2021-12-14 | 株式会社久保田 | 脱粒装置 |
Citations (5)
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-
2007
- 2007-11-06 JP JP2007288939A patent/JP2009112250A/ja active Pending
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