JP2009111592A - 記録媒体及び画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザから料金を徴収して画像データについて処理を行う課金システムに利用可能な新たな記録媒体等を提供する。
【解決手段】USBメモリ1のROM領域14Bには残金情報が格納され、RAM領域には画像データが格納される。RAM領域14Aは、通常の外部記憶装置と同様に、ユーザ所有のPC等、一般の装置によって書き換えが可能である。一方、ROM領域14Bの残金情報は、一般の装置によっては書き換え不可能であり、特定の入金装置のみによって残金の積み増しが可能となっている。
【選択図】図3
【解決手段】USBメモリ1のROM領域14Bには残金情報が格納され、RAM領域には画像データが格納される。RAM領域14Aは、通常の外部記憶装置と同様に、ユーザ所有のPC等、一般の装置によって書き換えが可能である。一方、ROM領域14Bの残金情報は、一般の装置によっては書き換え不可能であり、特定の入金装置のみによって残金の積み増しが可能となっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、ユーザから一定の料金を徴収して画像処理装置にて処理を行うシステムに使用可能な記録媒体及び画像処理装置等に関する。
従来、複写機と、複写機に接続された課金管理装置(コインベンダ)と、を備え、ユーザにコインベンダへコピー等の処理への対価を支払わせた後、ユーザからの指示に基づいて複写機による複写を実行する課金システムが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2006−135622号公報(2006年5月25日)
上記従来の課金システムは、コピー用の原稿等の画像データ源と徴収される料金とをユーザが別個に管理しなければならないなど、ユーザにとっての利便性が充分に高いとは言えない等、改良の余地がある。
そこで、本発明は、ユーザにとってより利便性の高い課金システムを実現するための種々の技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の記録媒体は、画像データを記憶可能であり、上記外部装置による上記画像データの読み出し及び書き換えが可能となっている画像データ格納領域と、残金情報を記憶可能であり、上記外部装置による上記残金情報格納領域内の上記残金情報の読み出し及び書き換えが可能となっている残金情報格納領域と、を備える。
このように、1の記録媒体が、画像データを格納可能な領域と、残金情報を格納可能な領域とを備えるので、ユーザにとっては、1の記録媒体で画像データと残金情報とを管理することができるという利点がある。
また、請求項2に記載するように、請求項1の記録媒体において、上記画像データ格納領域は、ユーザが所有し、少なくとも画像データを記憶可能な装置による、上記画像データの読み出し及び書き換えが可能であり、上記残金情報格納領域は、上記ユーザ所有の装置により、残金額を大きくするような上記残金情報の書き換えができないようになっていることが好ましい。
このようになっていることで、ユーザが記録媒体内で画像データを管理することができると共に、入金せずに記録媒体への残金を単に積み増すといった不正使用を防止することができる。
また、請求項3に記載するように、請求項1又は2の記録媒体において、上記画像データ格納領域は、画像データの読取、画像データの外部への送信、又は画像データの用紙への出力のうち、少なくともいずれか1つの処理を実行可能な画像処理装置により、上記画像データの書き込み又は読み出しが可能であることが好ましい。さらに、上記残金情報格納領域は、上記画像処理装置による、残金額を小さくするような上記残金情報の書き換えが可能となっていてもよい。
このように、画像処理装置にて、記録媒体の記憶する画像データの処理と、この処理に応じた料金の徴収とを行うことができるようになっていることで、ユーザは、画像処理への画像データの提供と料金の支払いとを同一の記録媒体を介して行うことができる。よって、ユーザにとっては利便性がより高い。
また、請求項4に記載するように、請求項1〜3のいずれか1項の記録媒体において、上記残金情報格納領域は、ユーザからの入金を受け付けて上記残金情報を書き換える入金装置による、残金額を大きくするような上記残金情報の書き換えが可能となっていることが好ましい。
このようになっていることで、ユーザは、1の記録媒体を、継続して使用することができる。
また、請求項5に記載するように、画像データの読取、画像データの外部への送信、画像データの用紙への出力、又は画像データの記憶のうち、少なくともいずれか1つの処理を実行可能な画像処理装置も本発明の技術的範囲に含まれる。この画像処理装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録媒体の上記画像データ格納領域内に格納された画像データに対して、上記処理のいずれかを実行する処理実行部を備えると共に、上記処理実行部で上記処理が実行されると、上記残金情報を、残金額が小さくなるように書き換える残金減額部をさらに備える。
1の記録媒体が、画像データを格納可能な領域と、残金情報を格納可能な領域とを備えるので、ユーザにとっては、1の記録媒体で画像データと残金情報とを管理することができるという利点がある。
〔1〕第1実施形態
以下、本発明の実施の一形態として、複合機の課金システムを挙げて説明する。
以下、本発明の実施の一形態として、複合機の課金システムを挙げて説明する。
(1-1)USBメモリ1
本実施形態の課金システムでは、記録媒体としてUSBメモリ1が用いられる。USBメモリ1について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、USBメモリ1の外観を示す平面図であり、図2はUSBメモリ1の内部の要部構成を示すブロック図である。
本実施形態の課金システムでは、記録媒体としてUSBメモリ1が用いられる。USBメモリ1について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、USBメモリ1の外観を示す平面図であり、図2はUSBメモリ1の内部の要部構成を示すブロック図である。
USBメモリ1は、携帯可能な小型の記憶媒体である。図1に示すように、USBメモリ1は、本体部11及び接続コネクタ12を備える。コネクタ12内には、メモリ側端子13が設けられる。
図3に示すように、本体部11は、メモリ14、ドライブ15、及びコントローラ16等を備える。
メモリ14としては、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリが好適に用いられる。メモリ14内には、RAM領域14Aと、ROM領域14Bとが設けられる。
ドライブ15は、メモリ14へのデータの書き込みを行うことができる。
コントローラ16は、ドライブ15等を制御することで、メモリ14へのデータの書き込みを制御する。コントローラ15は、特に、ROM領域14Bへの書き込みを制限するようになっている。具体的には、コントローラ16はCPU(central processing unit)を備え、コントローラ16の機能は、CPUがプログラムを実行することによって実現される。コントローラ16は、その制御機能を実現するために、CPUの他に、RAM(random access memory)及びROM(read only memory)等の記憶媒体を適宜備える。
コネクタ12は、いわゆるUSBコネクタであり、下記(1-2)欄で述べる入金装置2、下記(1-3)欄で述べる複合機3(その他、複写機、スキャナ、ファクシミリ装置等の画像処理装置であってもよい。)、その他PC(Personal Computer)等の外部装置の差込口に嵌るようになっている。また、メモリ側端子13は、これらの外部装置の端子に接続可能であり、USBメモリ1と外部装置との間でのデータのやり取りを可能とする。
図3のフローチャートをさらに参照して、メモリ14への書き込みの制限について説明する。図3に示すように、コネクタ12が外部装置の差込口に差し込まれ、メモリ側端子13が外部装置の端子と接続されると(ステップS11でYes)、コントローラ16は、以下の制御を開始する。
まず、コントローラ16は、この外部装置が入金装置2であるかどうかを判定する(ステップS12)。この判定は、入金装置2の有する認証コード等をコントローラ16が認識することで実行可能である。接続された外部装置が入金装置2であれば(ステップS12でYes)、コントローラ16はROM領域14Bにおける残金情報の書き換え、具体的には残金の積み増しを許可する(ステップS13)。
一方、外部装置が入金装置2ではなく、料金徴収機能を備える複合機3であれば(ステップS12でNo→ステップS14でYes)、コントローラ16は、ROM領域14Bにおける残金情報を、残金を減らすように書き換えることを許可する(ステップS15)。このときの複合機3の認証も、複合機3の有する認証コード等に基づいて実行可能である。
接続された外部装置が、ROM領域14Bの書き換えを許可すべき装置ではない場合(例えば、外部装置がユーザ所有のPCである場合)、ROM領域14Bのデータの書き換えは禁止される(ステップS12及びS14でNo→ステップS16)。
すなわち、コントローラ16は、メモリ側接続端子13を介して外部装置から送られてくるデータのうち、入金装置2から送られてくるデータに基づいて、ROM領域14Bの残金情報を、特に残金を積み増すように、書き換えることができる。また、コントローラ16は、外部装置からのデータのうち、複合機3から送られてくるデータに基づいて、ROM領域14Bの残金情報を、特に残金を減少させるように、書き換えることができる。そして、コントローラ16は、入金装置2及び複合機3等の特定の装置以外の外部装置からのデータは、ROM領域14Bには書き込まない。
以上の構成は、以下のように言い換えることができる。すなわち、ROM領域14Bは、少なくとも、入金装置2により残金を増加させるようにデータが書き換えられるようになっており、かつ、複合機3により残金を減少させるようにデータが書き換えられるようになっている。そして、ROM領域14Bでは、これらの特定の外部装置以外の装置によるデータの書き換えが禁止されている。
コントローラ16は、複合機又はユーザ所有のPC等に対して、RAM領域14Aのデータの書き換え、及び読取は許可する。よって、RAM領域14Aは、ユーザ所有のPC、又は、スキャナ、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、若しくはこれらの機能を備えた複合機等、画像データを保持する装置から送られてくる画像データを、記憶可能となっている。また、RAM領域14Aは、これらの装置に対して画像データを提供することもできる。
よって、ユーザは、画像データを持ち歩きたいとき、PC、スキャナ、又は画像データを記憶可能なその他の装置を用いて、これらの装置の保持する画像データをRAM領域14に記憶させる。なお、画像データとしては、文字、図、又は写真等の視覚的な情報を表すデータが含まれる。
以上の実施形態によると、入金装置2によれば上記ROM領域14Bのデータを書き換えが可能であると共に、ユーザは、自己の所有するPC等の装置によっては、残金の積み増しをすることができない。よって、不正使用を防ぐことができる。一方、以上の実施形態によると、複合機3等の料金徴収機能を有する装置による料金徴収は可能となっているので、円滑な課金システムが実現可能である。
なお、ユーザがUSBメモリ1を購入したときには、ROM領域14Bには、ユーザがUSBメモリ1に対して支払った対価に見合う金額を表す残金情報が記憶されていればよい。そして、その後、ユーザは後述の入金装置2を用いて、ROM領域14Bに残金の積み増しを行うことができる。
また、以上では、書き込みの制限が、コントローラ16によるソフトウェアに基づいた制御によって実現されるものとしたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。すなわち、結果として、以上の実施形態と同様の書き込み制限、すなわち特定の装置以外の装置による残金の積み増しが制限されれば、USBメモリ1の具体的な構成は、特に限定されるものではない。
ROM領域14B内のデータであっても、残金情報以外のデータについては、書き換えに課される制限は特に限定されるものではない。すなわち、ROM領域14B内に格納されているデータであっても、残金情報以外のデータについては、ユーザ所有の一般的なPC等の装置による書き換えが可能となっていてもよい。
また、USBメモリ1以外にも、ハードディスク(Hard Disk Drive)を備える記憶装置、又はカード型の記憶装置等の記録媒体を適用可能である。
(1-2)入金装置2
入金装置2の要部構成を図4のブロック図に示す。入金装置2は、上述のUSBメモリ1のROM領域14Bの残金を積み増すための装置である。
入金装置2の要部構成を図4のブロック図に示す。入金装置2は、上述のUSBメモリ1のROM領域14Bの残金を積み増すための装置である。
図4に示すように、入金装置2は、USBメモリ1の接続コネクタ11が嵌るようになっている差込口201を備えると共に、差込口201内に、入金装置側端子202を備える。入金装置側端子202は、USBメモリ1のメモリ側接続端子13と接続することによって、入金装置2とUSBメモリ1との間のデータのやり取りを可能とする。
入金装置2はさらに、タッチパネル203、入金口204、入金認識部205、及びコントローラ206等を備える。入金装置2内の各部は、バスによって接続されている。
タッチパネル203は、液晶表示装置等の表示装置及びタッチセンサ等を備え、ユーザに種々の情報を提示すると共に、ユーザからの指示入力を受け付けることができる。
入金口204は紙幣及び硬貨を受け付け、入金認識部205は入金口204に投入された紙幣及び硬貨を認識して、その金額の情報をコントローラ206に送信する。
コントローラ206は、入金装置側端子202、タッチパネル203、及び入金認識部205等から送られる信号に基づいて、入金装置2内の各部を制御及び演算等を行う。コントローラ206はCPUを備え、コントローラ206の機能は、このCPUがプログラムを実行することによって実現される。コントローラ16は、CPU以外に、RAM、ROM、及びその他記録媒体等を適宜備える。
コントローラ206は特に、入金装置側端子202を介して、USBメモリ1の残金情報の書き換えを行うことができる。具体的には、図5のフローチャートに示す通りである。図5に示すように、上述のUSBメモリ1が入金装置2に接続されると(ステップS21でYes)、入金装置2は以下の動作を行う。USBメモリ1が接続された状態で入金口204を介して紙幣又は硬貨が投入されると(ステップS22でYes)、入金認識部205を介してこの入金を確認したコントローラ206は、入金装置側端子202を介して、USBメモリ1に、投入された金額と同額の金額の積み増しを行うようにとの指示を送信する(ステップS23)。上述したように、USBメモリ1のコントローラ16は、この指示に従って、残金情報を書き換える。すなわち、入金装置2は、入金に応じてUSBメモリ1等の記録媒体の残金情報を書き換えることができる。
なお、入金装置2は、残金情報を書き換える手段の一例に過ぎない。よって、以上に述べた具体的な構成以外にも、入金に応じて、USBメモリ1等の入金装置2外の記録媒体の残金情報を書き換えることができる装置を、入金装置2に代えて、適宜使用することができる。
なお、以上の実施形態では、入金装置2により、特にROM領域14Bにおける残金の積み増しが可能であるとしたが、入金装置2により少なくとも残金の積み増しが可能であればよいのであって、入金装置2によってさらに残金を減らすように残金情報が書き換え可能となっていてもよい。
(1-3)複合機3
USBメモリ1が接続可能な画像処理装置の一例として、図6に示す複合機3が挙げられる。図6は、複合機3の要部構成を示すブロック図である。複合機3は、店頭等に配され、ユーザから料金を徴収してスキャン、コピー、プリントアウト、ファクシミリ送受信、通信ネットワークを介したデータファイルの送受信等の処理を行う装置である。
USBメモリ1が接続可能な画像処理装置の一例として、図6に示す複合機3が挙げられる。図6は、複合機3の要部構成を示すブロック図である。複合機3は、店頭等に配され、ユーザから料金を徴収してスキャン、コピー、プリントアウト、ファクシミリ送受信、通信ネットワークを介したデータファイルの送受信等の処理を行う装置である。
図6に示すように、複合機3は、差込口301、複合機側接続端子302、タッチパネル303を備えると共に、画像データについて処理を行う処理実行部として、画像形成部305、スキャナ306、ファクシミリ通信部307、ネットワーク通信部308、及び記憶装置310を備え、さらに、コントローラ309を備える。また、これらの部材はバスによって互いに接続されている。
差込口301には、上述のUSBメモリ1のコネクタ12が嵌るようになっている。複合機側端子302は、差込口301内に、差込口301に差し込まれたコネクタ12内のメモリ側端子13と接続可能に設けられる。
タッチパネル303は、液晶表示装置等の表示装置及びタッチセンサを備え、ユーザに種々の情報を提示すると共に、ユーザからの指示入力を受け付ける。
画像形成部305は、画像データを用紙等の記録媒体以上に印刷出力するようになっている。画像形成部305としては、電子写真方式又はインクジェット方式等の従来公知の構成を好適に用いることができる。
スキャナ306は、原稿が載置される原稿台、自動原稿搬送装置、原稿から画像を読み取るイメージセンサ、及びその他光学系等を備え、原稿上の画像から画像データを取得することができる。
ファクシミリ通信部307は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)又はターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)等を備え、G3(Group3)規格やG4(Group4)規格等に準拠してファクシミリの送受信を行うことができる。
ネットワーク通信部308は、具体的には、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルによって、通信ネットワークを介して、外部装置との間でファイルの共有及びファイルの転送を行ったり、電子メールの送受信等を行ったりすることができる。通信ネットワークは、有線、無線に限らず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、電話回線網等により実現される。
複合機3のコントローラ309は、各種プログラムに基づいて、複合機3の動作を制御することができる。コントローラ309はCPUを備え、コントローラ309の機能は、CPUがプログラムを実行することで実現される。コントローラ309は、CPUの他に、RAM、ROM、及びその他記録媒体等を適宜備える。
記憶装置310は、HDD等の書き換え可能な不揮発性メモリを備え、種々のデータを記憶することができる。
USBメモリ1が接続されたときの複合機3の動作を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
図7に示すように、上述のUSBメモリ1が複合機3に接続されると、コントローラ309はUSBメモリ1のROM領域14B内の残金情報を読み、残金額を確認する。
残金額が複合機3の実行可能ないずれの処理を行うにも足りない場合は(ステップS32でNo)、タッチパネル303を制御して、入金を促すメッセージを表示させる(S33)。このメッセージとしては、例えば「残金がありません。入金して下さい。」等が挙げられる。
一方、残金があれば、コントローラ309は、タッチパネル303等を介して、ユーザの希望する処理を受け付ける(ステップS34)。こうして受け付けた処理を実行するために、USBメモリ1内の残金額が充分であれば(ステップS35でYes)、コントローラ309は各部を制御して、指示された処理(スキャン、コピー、プリントアウト、ファクシミリ送受信、ネットワークを介したデータの送受信等)を実行する(S36)。
USBメモリ1内の残金情報がコピー10枚分の金額を示すときに、コピーを20枚とるようにとの指示をステップS34で受け付けたときは、コントローラ309は、入金を促すメッセージをタッチパネル303に表示させる(ステップS34)。このときのメッセージとしては、例えば、「残金が不足しています。○○円入金して下さい。」等、ユーザに不足分の金額を報知できるものであることが好ましい。また、残金が、指示された処理のうちの一部を行うことができる程度であれば、コントローラ309は、複合機3の各部を制御して、指示された処理の一部のみを実行させるようになっていてもよい。
処理を実行した後は、コントローラ309は、ROM領域14Bの残金情報を、処理にかかった料金分を減じるように書き換えるよう、USBメモリ1に指示を送信する。つまり、コントローラ309は、ROM領域14Bの残金情報を、残金額が小さくなるように書き換える残金減額部として機能する。
なお、コントローラ309は、画像処理として、ステップS36において具体的には、USBメモリ1のRAM領域14Aから読み出した画像データ、スキャナ306、ファクシミリ通信部307、若しくはネットワーク通信部308により得られた画像データ等の外部から取得した画像データ、又は記憶装置310内の画像データを、画像形成部305により記録媒体上に出力させたり、ファクシミリ通信部307又はネットワーク通信部308により外部に送信させたりすることができる。また、コントローラ309は、スキャナ306、ファクシミリ通信部307、若しくはネットワーク通信部308により得られた画像データ、又は記憶装置310内の画像データを、USBメモリ1に送信することで、RAM領域14A内に新たな画像データを格納させることもできる。また、コントローラ309は、外部から取得した画像データを、記憶装置310に記憶させることができる。
なお、本実施形態では、画像処理装置の具体例として複合機3を挙げたが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、画像データについて、画像データの記憶、用紙等の記録媒体への出力、原稿等の記録媒体からの画像の読取、画像データの外部装置への送信等の処理を行うことのできる装置を、複合機3に代えて、適宜用いることができる。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、具体的な構成は適宜変更可能である。また、従来公知の技術をさらに組み合わせて得られる技術についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、ユーザから料金を徴収して複写機、スキャナ、ファクシミリ装置、プリンタ、又はネットワーク通信装置等の画像処理装置により処理を実行する課金システムに利用可能である。
1 USBメモリ(記録媒体)
12 コネクタ
13 メモリ側接続端子
14 メモリ
14A RAM領域(画像データ格納領域)
14B ROM領域(残金情報格納領域)
15 ドライブ
16 コントローラ
2 入金装置
202 入金装置側端子
206 入金装置のコントローラ
3 複合機
302 複合機側端子
309 複合機のコントローラ
12 コネクタ
13 メモリ側接続端子
14 メモリ
14A RAM領域(画像データ格納領域)
14B ROM領域(残金情報格納領域)
15 ドライブ
16 コントローラ
2 入金装置
202 入金装置側端子
206 入金装置のコントローラ
3 複合機
302 複合機側端子
309 複合機のコントローラ
Claims (5)
- 画像データを記憶可能であり、上記外部装置による上記画像データの読み出し及び書き換えが可能となっている画像データ格納領域と、
残金情報を記憶可能であり、上記外部装置による上記残金情報格納領域内の上記残金情報の読み出し及び書き換えが可能となっている残金情報格納領域と、を備える記録媒体。 - 上記画像データ格納領域は、ユーザが所有し、少なくとも画像データを記憶可能な装置により、上記画像データの読み出し及び書き換えが可能であり、
上記残金情報格納領域は、上記ユーザ所有の装置により、残金額を大きくするような上記残金情報の書き換えができないようになっている、
請求項1に記載の記録媒体。 - 上記画像データ格納領域は、画像データの読取、画像データの外部への送信、又は画像データの用紙への出力のうち、少なくともいずれか1つの処理を実行可能な画像処理装置により、上記画像データの書き込み又は読み出しが可能であり、
上記残金情報格納領域は、上記画像処理装置により、残金額を小さくするような上記残金情報の書き換えが可能となっている請求項1又は2に記載の記録媒体。 - 上記残金情報格納領域は、ユーザからの入金を受け付けて上記残金情報を書き換える入金装置により、残金額を大きくするような上記残金情報の書き換えが可能となっている請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録媒体。
- 画像データの読取、画像データの外部への送信、画像データの用紙への出力、又は画像データの記憶のうち、少なくともいずれか1つの処理を実行可能な画像処理装置であって、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録媒体の上記画像データ格納領域内に格納された画像データに対して、上記処理のいずれかを実行する処理実行部と、
上記処理実行部で上記処理が実行されると、上記残金情報を、残金額が小さくなるように書き換える残金減額部と、を備える画像処理装置。
Priority Applications (1)
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US9648201B2 (en) | 2014-04-16 | 2017-05-09 | Konica Minolta, Inc. | Image reading apparatus with judgment unit to judge data of a predetermined format for transfer and with executing unit to convert image data before the data of a predetermined format is judged for transfer, and non-transitory computer-readable recording medium |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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