JP2009111024A - 化学機械研磨装置の基板支持部材、および化学機械研磨装置 - Google Patents

化学機械研磨装置の基板支持部材、および化学機械研磨装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板と基板支持部材との接触によるデバイス作製に対する影響を低減し、該基板上に作製されるデバイスの歩留まりを向上できるCMP装置の基板支持部材、およびCMP装置を提供する。
【解決手段】CMP装置のペデスタル(基板支持部材)12は、CMP装置においてキャリアヘッドに対し基板の授受を行う機構に組み込まれて基板を支持する。ペデスタル12は、基板の板面の周縁部を支持するための環状の支持面16を有する環状部13を備え、環状部13は、該環状部13の内部において周方向に延びる空洞と、該空洞から支持面16へ開口するように該環状部13の周方向に並んで形成され、基板の吸引、およびキャリアヘッドへの洗浄液の噴射を行う複数の孔17とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、化学機械研磨装置の基板支持部材、および化学機械研磨装置に関するものである。
一般に化学機械研磨(CMP)装置は、ベース部上に設けられた研磨パッドと、ベース部の上方に設けられ、研磨パッドに基板(ウェハ)を押し付ける回転可能なキャリアヘッドと、ベース部上においてキャリアヘッドとの間で基板の授受を行う基板支持部材(ペデスタル)を有するロードカップと、を備えている。
このようなCMP装置により基板の研磨を行う場合、まずロードカップの基板支持部材上に載置された未研磨基板をキャリアヘッドに受け渡し、キャリアヘッドに未研磨基板を保持させる。続いて、キャリアヘッドを移動させて研磨パッド上に基板を配置する。そして、研磨パッド上に研磨剤(スラリー)を供給しつつ、基板を研磨パッドに押し付けながら回転させることにより基板を研磨する。その後、基板の研磨が終了すると、キャリアヘッドを再びロードカップ上に移動させて基板を基板支持部材上に戻す。
例えば特許文献1には、上記構成を備えるCMP装置が開示されている。
特開2003−53661号公報
上記構成を備えるCMP装置においては、研磨後の基板をロードカップの基板支持部材上に戻す際に、基板の研磨面と基板支持部材とが互いに接触する。基板の研磨面には後工程においてデバイスや配線等が形成されるが、基板支持部材が接触すると接触部分に腐食や欠陥が生じやすく、これによってデバイスの歩留まりが低下してしまう。
この問題を回避するため、特許文献1には、基板と基板支持部材との接触面積を小さくした構成が記載されている。すなわち、基板支持部材を、基板の中心部を支持する部分と、該部分から基板の径方向に延びる支持用突起とによって構成している。これにより、腐食や欠陥が生じる領域を小さくし、デバイスの歩留まりを向上させることができる。しかしながら、基板と基板支持部材との接触面積を小さくすると接触圧が大きくなってしまい、当該接触部分における腐食や欠陥が増えてしまうという問題がある。
本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、基板と基板支持部材との接触によるデバイス作製に対する影響を低減し、該基板上に作製されるデバイスの歩留まりを向上できるCMP装置の基板支持部材、およびCMP装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明による化学機械研磨装置の基板支持部材は、化学機械研磨装置においてキャリアヘッドに対し基板の授受を行う機構に組み込まれて基板を支持する基板支持部材であって、基板の板面の周縁部を支持するための環状の支持面を有する環状部を備え、環状部は、該環状部の内部において周方向に延びる空洞と、該空洞から支持面へ開口するように該環状部の周方向に並んで形成され、基板の吸引、およびキャリアヘッドへの洗浄液の噴射を行う複数の孔とを有することを特徴とする。
デバイス作製の際、基板の縁から一定距離の領域内にはデバイスが作製されないため、この領域内に腐食や欠陥が生じても、デバイス作製には殆ど影響しない。上記したCMP装置の基板支持部材においては、環状部が基板の板面の周縁部を支持するので、基板と基板支持部材との接触部分には上記領域が含まれる。したがって、上記したCMP装置の基板支持部材によれば、板面の周縁部を支持することで支持強度を維持しつつ、デバイスが作製される基板面の領域と基板支持部材との接触面積を低減できるので、基板と基板支持部材との接触によるデバイス作製に対する影響を低減し、該基板上に作製されるデバイスの歩留まりを向上できる。また、環状部が、周方向に延びる空洞と、該空洞から支持面へ開口する複数の孔とを有することにより、基板の吸引、およびキャリアヘッドへの洗浄液の噴射を簡易な構成により行うことができる。
また、化学機械研磨装置の基板支持部材は、複数の孔の内面のうち環状部の中心側に位置する部分が、環状部の中心方向へ傾斜していることを特徴としてもよい。これにより、基板支持部材の環状部から円形のキャリアヘッド下面(多くの場合、ゴム製の膜からなる)の中心付近へ向けて洗浄液を噴射でき、キャリアヘッド下面の中心付近に対する洗浄能力を高めることができる。この場合、化学機械研磨装置の基板支持部材は、複数の孔の内面のうち環状部の外周側に位置する部分が環状部の中心軸方向に延びていると良い。これにより、基板支持部材の環状部から円形のキャリアヘッド下面の周縁部付近にも洗浄液を噴射でき、キャリアヘッド下面の周縁部付近に対する洗浄能力も高めることができる。
また、上記のように、複数の孔の内面のうち環状部の中心側に位置する部分が環状部の中心方向へ傾斜し、環状部の外周側に位置する部分が環状部の中心軸方向に延びている場合、支持面における複数の孔の開口形状が、環状部の径方向を長手方向とする細長形状であると尚良い。これにより、回転するキャリアヘッド下面の中心付近から周縁部に亘る広い領域を効率良く洗浄することができる。
また、化学機械研磨装置の基板支持部材は、空洞の内面のうち環状部の外周側に位置する面が環状部の底面から支持面へ向けて拡径していることを特徴としてもよい。このような空洞を環状部内に形成することにより、空洞内に洗浄液が導入された際に、環状部の外周側に位置する空洞内面で洗浄液が支持面へ向けて反射するので、支持面に繋がる複数の孔へ向けた洗浄液の圧力を高めることができる。したがって、複数の孔から洗浄液をより強く噴射することができる。
また、化学機械研磨装置の基板支持部材は、支持面と交差する方向を長手方向として、環状部の内側を通る軸線に沿って配置された柱状部と、環状部と柱状部とを連結する連結部とを更に備え、柱状部および連結部が、空洞に繋がる通路を内部に有することを特徴としてもよい。これにより、柱状部により環状部(およびその上に載置された基板)を好適に支持できると共に、基板の吸引、およびキャリアヘッドへの洗浄液の噴射を、基板支持部材の動作を妨げるようなホース等の部品を別途取り付けることなく簡易な構成でもって行うことができる。
また、本発明による化学機械研磨装置は、上記したいずれかの基板支持部材と、複数の孔を介して基板を吸引する吸引手段と、キャリアヘッドへ噴射される洗浄液を複数の孔へ供給する洗浄液供給手段とを備えることを特徴とする。このCMP装置によれば、上記したいずれかの基板支持部材を備えることによって、基板と基板支持部材との接触によるデバイス作製に対する影響を低減し、該基板上に作製されるデバイスの歩留まりを向上できる。また、吸引手段および洗浄液供給手段を備えることによって、基板支持部材の複数の孔を介した基板の吸引およびキャリアヘッドへの洗浄液の噴射を好適に行うことができる。
本発明によるCMP装置の基板支持部材、およびCMP装置によれば、基板と基板支持部材との接触によるデバイス作製に対する影響を低減し、該基板上に作製されるデバイスの歩留まりを向上できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明によるCMP装置の基板支持部材、およびCMP装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係るCMP装置の一実施形態を概略的に示した分離斜視図である。同図において、本実施形態のCMP装置1はベース部2を有し、このベース部2の上面には、複数(ここでは3つ)の研磨パッド3と1つのロードカップ4とが設けられている。ベース部2の上面における各研磨パッド3に隣接した位置には、研磨パッド3の表面状態を調節するパッドコンディショナー5と、研磨パッド3の表面にスラリー(研磨剤)Sを供給するスラリー供給アーム6とが設けられている。
ベース部2の上面には、ヘッドユニット7が回転自在に支持されている。このヘッドユニット7は、基板(ウェハ)を吸着保持して研磨パッド3に押し付ける複数(ここでは4つ)のキャリアヘッド8と、各キャリアヘッド8を回転させるための回転軸9とを有し、各回転軸9は、駆動機構(図示せず)により回転駆動される。キャリアヘッド8の下面には、ウェハを真空吸着するための弾性膜10が設けられている(図2参照)。この弾性膜10は、空気の供給および真空ポンプ(図示せず)によるバキュームによって膨張・収縮可能である。
図2はロードカップ4の断面図であり、図3はロードカップ4の平面図である。ロードカップ4は、キャリアヘッド8に対し基板W(図3参照)の授受を行う機構である。ロードカップ4はカップ本体11を有しており、このカップ本体11内には、基板Wの下面を吸着支持するための基板支持部材であるペデスタル12が組み込まれている。このペデスタル12は、環状部13、柱状部14、および環状部13と柱状部14とを連結する連結部15によって構成されている。
環状部13は、基板Wの板面の周縁部を支持する環状の部材であって、基板Wの板面と接する環状の平坦な支持面16を有している。また、支持面16には、基板Wの吸引、およびキャリアヘッド8の下面へ向けた洗浄液の噴射を行うための複数の孔17が形成されている。この複数の孔17は、環状部13の周方向に並んで形成されている。柱状部14は、環状部13を支えるための部材であり、環状部13の支持面16と交差(本実施形態では直交)する方向を長手方向として、環状部13の内側を通る軸線(本実施形態では環状部13の中心軸線)に沿って配置されている。連結部15は、環状部13の径方向に延びており環状部13と柱状部14とを連結する複数本(図3では3本)の棒状部材18を含んでいる。
図2に示すように、環状部13の内部には、該環状部13の周方向に延びる空洞19が形成されている。複数の孔17は、空洞19から支持面16へ開口するように形成されている。柱状部14および連結部15は、空洞19に繋がる通路21,22をそれぞれの内部に有している。これらの通路21,22は、基板Wをペデスタル12に吸着支持する時に複数の孔17を介して基板Wを吸引したり、キャリアヘッド8の下面部を洗浄するときに複数の孔17へ洗浄液(例えば純水)を供給する際に使用される。
また、図3に示すように、カップ本体11には、ペデスタル12上に置かれた基板Wの中心がキャリアヘッド8の中心に一致するように基板Wをキャリアヘッド8に対して位置決め保持するための3つの位置決め部材20が配置されている。この位置決め部材20は、先端に一対の保持部20aを有し、エアーシリンダ等の駆動機構(図示せず)によりペデスタル12の径方向に揺動可能である。そして、各位置決め部材20を内側に移動(クローズ)させると、位置決め部材20の上端部がキャリアヘッド8に当接すると共に保持部20aが基板Wに当接し、これにより基板Wがキャリアヘッド8に対して位置決め保持される。一方、各位置決め部材20を外側に移動(オープン)させると、基板Wの保持が解除される。このような位置決め部材20を設けることにより、基板Wがキャリアヘッド8に保持されたときに、基板Wの中心をキャリアヘッド8の中心に合致させることが可能となる。
図4は、ロードカップ4への洗浄液(純水)の供給系統およびペデスタル12内のバキューム系統を示す構成図である。図4において、ペデスタル12の柱状部14に設けられた通路21には、配管23を介して切換バルブ24が接続され、この切換バルブ24には、配管25及びプラグ(栓)26が接続されている。切換バルブ24は、通常は配管23,25を連通させる位置(図4に示す位置)にあり、切換操作部24aがオンになると、プラグ26によって塞がれる位置に切り換わる。
配管25には切換バルブ27が接続され、この切換バルブ27には、配管28が接続されている。また、切換バルブ27には、配管29を介して水トラップ30が接続されている。切換バルブ27は、通常は配管25,29を連通させる位置にあり、切換操作部27aがオンになると、配管25,28を連通させる位置(図4に示す位置)に切り換わる。配管28には開閉バルブ31が設けられており、その先には、洗浄液(純水)の供給口が接続されている。この洗浄液(純水)の供給口、開閉バルブ31、および配管28は、洗浄液(純水)を複数の孔17(図3参照)へ供給するための洗浄液供給手段を構成している。開閉バルブ31は、通常は閉位置にあり、切換操作部31aがオンになると開位置に切り替わる。なお、切換操作部31aのオン/オフ切り換えは、例えば空気圧信号により行う。
水トラップ30には、真空ポンプ32が接続されている。真空ポンプ32は、複数の孔17(図3参照)を介して基板Wを吸引するための吸引手段である。また、水トラップ30には、当該水トラップ30に溜まった水を排水するためのドレイン管33が接続され、このドレイン管33には逆止弁34が設けられている。
ここで、本実施形態のペデスタル12の形状について、更に詳細に説明する。図5は、ペデスタル12の外観を示す斜視図である。図6は、ペデスタル12を中心軸線Cを含む断面で切り欠いた切欠斜視図である。図7は、図6に示した切欠斜視図の一部を拡大した図である。図8は、図6に示した切欠斜視図の別の一部を拡大した図である。なお、図5〜図8では、柱状部14の図示を省略している。
図5に示すように、本実施形態のペデスタル12は、基板W(図2参照)の板面の周縁部を支持する環状部13と、環状部13の内側に設けられ環状部13と柱状部14(図2参照)とを連結する連結部15とによって構成されている。
環状部13の支持面16は、基板Wの外縁部を支持するために該基板Wの外径に応じた大きさを有しており、外縁の直径は例えば200mmである。また、外縁と内縁との距離(すなわち径方向の幅A)は例えば10mmである。支持面16には、基板Wの板面と均一に接触するため高い平坦性が求められる。前述したように、支持面16には、基板Wの吸引と、キャリアヘッド8の下面(すなわち図2に示した弾性膜10)へ向けた洗浄液(純水)の噴射とを行うための複数の孔17が形成されている。複数の孔17は、環状部13の周方向に並んで形成されている。
また、連結部15は、環状部13の径方向を長手方向とする複数本の棒状部材18と、環状部13の中心付近に配置された固定部37とを含んでおり、棒状部材18は、固定部37から放射状に延びて環状部13と固定部37とを連結している。固定部37にはネジ穴37aが形成されており、このネジ穴37aを通じて連結部15が柱状部14にネジ固定される。棒状部材18および固定部37は、支持面16上に載置された基板Wに接触しないように、それらの上面の高さが支持面16より低くなっている。
また、図6に示すように、環状部13及び棒状部材18の内部には、それぞれ空洞19および通路22が形成されている。通路22の一端は空洞19と繋がっており、通路22の他端は、固定部37の通路38と繋がっている。このような通路22は、例えば環状部13の外周面13aから環状部13の中心軸線Cへ向けて棒状部材18の内部を穿ち、その後に外周面13a側の開口を塞ぐことによって好適に形成される。固定部37の通路38は、連結部15と柱状部14とが相互に固定された際に柱状部14の通路21(図2参照)と連通する。
空洞19は、環状部13の内部において該環状部13の周方向に延びており、本実施形態では環状部13の全周にわたって形成されている。図7に示すように、本実施形態の空洞19は、環状部13の中心軸線Cを含む径方向断面が矩形状となっており、空洞19の内面のうち、環状部13の外周側に位置する面19a、および内周側に位置する面19bが、共に環状部13の底面13bから支持面16へ向けて拡径するように形成されている。このような空洞19は、例えば環状部13の底面13bから支持面16へ向けて斜めに(環状部13の外側へ傾斜するように)溝を形成し、その後に底面13b側の開口を部材13cによって塞ぐことで好適に形成される。なお、このようにして空洞19を形成する場合、CMP装置1動作中に部材13cが環状部13から外れることを防ぐため、部材13cは、環状部13の底面13bに形成された凹部に圧入された上で、接着剤により環状部13に固定されることが好ましい。
また、図8に示すように、環状部13の複数の孔17は、空洞19から支持面16へ向けて開口している。孔17の内面のうち環状部13の中心側に位置する部分17aは、空洞19から支持面16に近づくにつれて孔17の径が拡がるように(すなわち、支持面16に近づくにつれて該部分17aと環状部13の中心軸線Cとの距離が短くなるように)環状部13の中心方向へ傾斜しており、これによって環状部13からキャリアヘッド8の下面(図2に示した弾性膜10)の中心付近へ向けて洗浄液を噴射することを可能としている。また、孔17の内面のうち環状部13の外周側に位置する部分17bは、環状部13の中心軸線Cに沿って(すなわち支持面16に対して垂直な方向に)延びており、これによって環状部13から弾性膜10の周縁部付近にも洗浄液を噴射することを可能としている。そして、支持面16における孔17の開口形状は、図5に示したように、環状部13の径方向を長手方向とする細長形状となっている。
なお、環状部13を構成する材料は、環状部13に基板Wが接触しても基板Wが損傷しないように、基板Wより軟らかい材料であることが望ましい。具体的には、環状部13の構成材料としては、例えばポリエーテル・エーテル・ケトン(PEEK)を用いることができる。この他、米DSMエンジニアリング・プラスチック社製のテクトロン(登録商標)といった硫化ポリフェニレン(PPS)、米デュポン社製のデルリン(登録商標)、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ポリブチレン・テレフタレート(PBT)、或いは米デュポン社製のZYMAXX(登録商標)のような複合材、といった他のプラスチック材料も好適である。環状部13及び連結部15は、これらプラスチック材料の塊から所定の形状に切り出されることによって一体形成される。
以上のように構成したCMP装置1により基板Wの表面を研磨する動作について説明する。
まず基板Wの研磨を行う前に、キャリアヘッド8の洗浄を行うべく、図4に示した開閉バルブ31の切換操作部31aをオンにすると共に、切換バルブ27の切換操作部27aをオンにする。すると、図4に示すように、開閉バルブ31が開位置に切り換わると共に、切換バルブ27が配管25,28を連通させる位置に切り換わる。これにより、洗浄液である純水が、配管23、柱状部14の通路21、および連結部15の通路22を通って環状部13の空洞19に供給される。空洞19に達した純水は、複数の孔17からキャリアヘッド8下面の弾性膜10に向けて噴射される。その結果、キャリアヘッド8の弾性膜10が洗浄される。
そして、所定時間が経過すると、開閉バルブ31の切換操作部31aをオフにすると共に、切換バルブ27の切換操作部27aをオフにする。これにより、開閉バルブ31が閉位置に切り換わると共に、切換バルブ27が配管25,29を連通させる位置に切り換わる。そして、真空ポンプ32を作動させて、ペデスタル12の内部をバキュームする。
続いて、搬送ロボット(図示せず)によって、研磨すべき基板Wをペデスタル12の支持面16上に置く。この時点で、真空ポンプ32によりペデスタル12内がバキュームされた状態となっているため、複数の孔17により基板Wが吸引されて支持面16に真空吸着される。なお、ペデスタル12内の気圧を測定することによって、支持面16上における基板Wの有無の検知を行うことができる。
続いて、真空ポンプ32の作動を停止させる。その後、各位置決め部材20をクローズさせ、各位置決め部材20により基板Wをキャリアヘッド8に対して位置決め保持する。
続いて、各位置決め部材20による基板Wの保持を解除した後、ペデスタル12上の基板Wをキャリアヘッド8に受け渡す。具体的には、まずキャリアヘッド8の弾性膜10が基板Wに接触するまで弾性膜10を膨張させる。その状態で、弾性膜10を吸引し、基板Wをキャリアヘッド8に吸着保持させる。
その後、ヘッドユニット7を回転させ、キャリアヘッド8に真空吸着された基板Wを研磨パッド3の上方に移動させる。また、スラリー供給アーム6により研磨パッド3の表面にスラリーSを供給する。そして、キャリアヘッド8を下降させて、研磨パッド3の上面に基板Wを加圧密着させることによって、基板Wの表面の研磨を行う。
研磨が終了したら、ヘッドユニット7を再び回転させ、キャリアヘッド8に真空吸着された基板Wをロードカップ4の上方に移動させる。そして、キャリアヘッド8を下降させて、研磨済の基板Wをペデスタル12の支持面16上に置いて再び真空吸着させ、弾性膜10を収縮させて基板Wをキャリアヘッド8から離脱させる。最後に、搬送ロボット(図示せず)によって、基板Wをペデスタル12の支持面16上から移動する。
以上に説明した本実施形態の基板支持部材(ペデスタル12)による効果について説明する。CMP装置においては、研磨後の基板Wをロードカップのペデスタル上に戻す際に、基板Wの研磨面とペデスタルとが互いに接触する。従来のCMP装置では基板Wと同様の形状(円形)を有するペデスタルを使用していた為、基板Wの研磨面の全領域がペデスタルと接触していた。基板Wの研磨面にはデバイス等が形成されるが、ペデスタルが接触すると接触部分に腐食や欠陥が生じやすく、これによってデバイスの歩留まりが低下してしまうという問題があった。
このような問題点を解決するため、本発明者は、次の点に着目した。デバイス作製の際、基板Wの縁から一定距離(例えば3mm)の領域内にはデバイスが作製されないため、この領域内に腐食や欠陥が生じても、デバイス作製には殆ど影響しない。そこで、本実施形態のペデスタル12においては、環状部13に形成した環状の支持面16によって基板Wの板面の周縁部のみを支持することとした。これにより、基板Wと支持面16との接触部分にはデバイスが作成されない領域が含まれるので、基板Wのデバイス作製領域とペデスタル12との接触面積を低減しつつ、基板Wに対する支持強度を十分に得ることが可能となる。このように、本実施形態のペデスタル12によれば、基板Wとの接触によるデバイス作製への影響を低減し、基板W上に作製されるデバイスの歩留まりを向上することができる。
また、環状部13が、周方向に延びる空洞19と、空洞19から支持面16へ開口する複数の孔17とを有することにより、基板Wの吸引、およびキャリアヘッド8への洗浄液の噴射を、吸引口およびノズルを個別に設置する場合と比較して、簡易な構成により行うことができる。
また、本実施形態のように、複数の孔17の内面のうち環状部13の中心側に位置する部分17aが、環状部13の中心方向へ傾斜していると良い。これにより、環状部13からキャリアヘッド8下面の中心付近へ向けて洗浄液を噴射でき、キャリアヘッド8下面の中心付近に対する洗浄能力を高めることができる。そして、複数の孔17の内面のうち環状部13の外周側に位置する部分17bが、環状部13の中心軸線Cに沿って延びていると尚良い。これにより、環状部13からキャリアヘッド8下面の周縁部付近にも洗浄液を噴射でき、キャリアヘッド8下面の周縁部付近に対する洗浄能力も高めることができる。
最も好ましくは、本実施形態のように、環状部13の径方向における複数の孔17の幅が空洞19から支持面16に近づくにつれて拡がっており、支持面16における複数の孔17の開口形状が、環状部13の径方向を長手方向とする細長形状となっている形態である。これにより、キャリアヘッド8の径方向に広がる膜状に洗浄液を噴射することができ、回転するキャリアヘッド8の下面の中心付近から周縁部に亘る広い領域を効率良く洗浄することができる。
なお、本実施形態において、基板Wにおいてデバイスが作製されない領域が基板Wの縁から距離3mmであるのに対し、環状部13の支持面16の幅A(10mm)をそれより広くしたのは、複数の孔17の開口の十分な長さを確保するためである。すなわち、本実施形態における複数の孔17は洗浄液を噴射する機能だけでなく基板Wを吸引する機能を担っているので、その開口は平坦な支持面16内に設けられる必要がある。そして、洗浄液を噴射する際の上記効果を得るために、環状部13の径方向における複数の孔17の開口長さを十分に確保できるよう、支持面16の幅Aを広めにとっている。支持面16の幅Aは、複数の孔17の開口寸法に応じて任意に変更可能であり、例えば複数の孔17の開口長さを短くできる場合には、支持面16の幅Aを、基板Wにおいてデバイスが作製されない領域の幅である3mmとすることも可能である。
また、本実施形態のように、空洞19の内面のうち環状部13の外周側に位置する面19aは、環状部13の底面13bから支持面16へ向けて拡径していると良い。このような空洞19を環状部13内に形成することにより、空洞19内に洗浄液が導入された際に、内面19aで洗浄液が支持面16へ向けて反射するので、支持面16に繋がる複数の孔17へ向けた洗浄液の圧力を高めることができる。したがって、複数の孔17から洗浄液をより強く噴射することができる。特に、本実施形態のように環状部13の径方向における複数の孔17の幅が、空洞19から支持面16に近づくにつれて拡がっているような場合、空洞19の内面19aを単に垂直方向(中心軸線Cの方向)に沿うように形成したのでは、孔17の垂直上方への洗浄液の噴射圧力が高くなり、キャリアヘッド8の中心付近への噴射圧力が相対的に小さくなってしまうおそれがある。このような場合に、空洞19の内面19aを図7、図8のように傾斜させることによって、内面19aで洗浄液を反射させ、キャリアヘッド8の中心付近への噴射圧力を高めることができる。
また、本実施形態のように、ペデスタル12が柱状部14および連結部15を備え、柱状部14および連結部15が、空洞19に繋がる通路21,22を内部に有すると良い。これにより、柱状部14により環状部13(およびその上に載置された基板W)を好適に支持できると共に、基板Wの吸引、およびキャリアヘッド8への洗浄液の噴射を、ペデスタル12の動作を妨げるようなホース等の部品を別途取り付けることなく簡易な構成で行うことができる。
本発明によるCMP装置の基板支持部材およびCMP装置は、上記した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態においては3本の棒状部材を有する連結部を例示したが、連結部はこのような形状に限らず、例えば2本または4本の棒状部材を有しても良く、円形平板状の部材であってもよい。
本発明に係るCMP装置の一実施形態を概略的に示した分離斜視図である。 ロードカップの断面図である。 ロードカップの平面図である。 ロードカップへの洗浄液(純水)の供給系統およびペデスタル内のバキューム系統を示す構成図である。 ペデスタルの外観を示す斜視図である。 ペデスタルを中心軸線を含む断面で切り欠いた切欠斜視図である。 図6に示した切欠斜視図の一部を拡大した図である。 図6に示した切欠斜視図の別の一部を拡大した図である。
符号の説明
1…化学機械研磨(CMP)装置、2…ベース部、3…研磨パッド、4…ロードカップ、5…パッドコンディショナー、6…スラリー供給アーム、7…ヘッドユニット、8…キャリアヘッド、9…回転軸、10…弾性膜、11…カップ本体、12…ペデスタル、13…環状部、14…柱状部、15…連結部、16…支持面、17…孔、18…棒状部材、19…空洞、20…位置決め部材、21,22,38…通路、23,25,28,29…配管、24,27…切換バルブ、31…開閉バルブ、37…固定部、C…中心軸線、S…スラリー、W…基板。

Claims (7)

  1. 化学機械研磨装置においてキャリアヘッドに対し基板の授受を行う機構に組み込まれて前記基板を支持する基板支持部材であって、
    前記基板の板面の周縁部を支持するための環状の支持面を有する環状部を備え、
    前記環状部は、
    該環状部の内部において周方向に延びる空洞と、
    該空洞から前記支持面へ開口するように該環状部の周方向に並んで形成され、前記基板の吸引、および前記キャリアヘッドへの洗浄液の噴射を行う複数の孔と
    を有することを特徴とする、化学機械研磨装置の基板支持部材。
  2. 前記複数の孔の内面のうち前記環状部の中心側に位置する部分が、前記環状部の中心方向へ傾斜していることを特徴とする、請求項1に記載の化学機械研磨装置の基板支持部材。
  3. 前記複数の孔の内面のうち前記環状部の外周側に位置する部分が前記環状部の中心軸方向に延びていることを特徴とする、請求項2に記載の化学機械研磨装置の基板支持部材。
  4. 前記支持面における前記複数の孔の開口形状が、前記環状部の径方向を長手方向とする細長形状であることを特徴とする、請求項3に記載の化学機械研磨装置の基板支持部材。
  5. 前記空洞の内面のうち前記環状部の外周側に位置する面が前記環状部の底面から前記支持面へ向けて拡径していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化学機械研磨装置の基板支持部材。
  6. 前記支持面と交差する方向を長手方向として、前記環状部の内側を通る軸線に沿って配置された柱状部と、
    前記環状部と前記柱状部とを連結する連結部と
    を更に備え、
    前記柱状部および前記連結部が、前記空洞に繋がる通路を内部に有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化学機械研磨装置の基板支持部材。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の基板支持部材と、
    前記複数の孔を介して前記基板を吸引する吸引手段と、
    前記キャリアヘッドへ噴射される洗浄液を前記複数の孔へ供給する洗浄液供給手段と
    を備えることを特徴とする、化学機械研磨装置。
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