JP2009110433A - 光電式煙感知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤検知し難い光電式煙感知器を提供する。
【解決手段】外部からの煙を流入させると共に外部からの直接光を遮断する複数の壁部23を備えたハウジング21と、ハウジング21の内部に光を照射する発光部25と、ハウジング21の内部に流入した煙による光の散乱光を受光する受光部26とを備え、ハウジング21を壁に取り付けた状態において、壁部23のうち少なくとも最下部に位置する壁部23aに、ハウジング21の内部に侵入した埃を捕捉するポケット部23bを上方に向けて開口するように設けると共に、受光部26をポケット部23bに対して上方に位置するように設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部からの煙を流入させると共に外部からの光の直接光を遮断する複数の壁部を備えたハウジングと、前記ハウジングの内部に光を照射する発光部と、前記煙感知室の内部に流入した煙による前記光の散乱光を受光する受光部とを備えた光電式煙感知器に関する。
従来、光電式煙感知器は、ハウジングによって形成される煙検知室に、当該煙検知室内に光を照射する発光部と光を受光する受光部とを設け、煙が煙検知室内に流入した場合に当該煙によって光が散乱することを利用し、この散乱光を検出することで煙を検知する。
このような光電式煙感知器では、外部からの煙はハウジング内に通すが外部からの光を遮断する複数のラビリンス壁等を設けて、受光部における煙による散乱光の検出精度を高めると共に、壁部の外側には防虫網を設けて煙検知室に虫等が入り込むことによる誤検知を防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−231485号公報
しかし、前記従来の光電式煙感知器に用いられる防虫網には、煙検知性能に支障がないように煙の流入に影響がない程度の隙間が設けられている。このため、この隙間から小さな埃が煙検知室内に侵入する場合があり、一旦侵入した埃は防虫網によって煙検知室から出難くなっていた。煙検知室内に埃が侵入すると、発光部が照射した光を乱反射させる場合があり、乱反射した光の強度は煙による散乱光の強度と同程度であるため、誤検知を引き起こすという問題があった。
また、煙検知室内に侵入した埃は、発光部が照射した光が当たらない位置に堆積する場合もある。この場合でも外部から空気等が煙検知室内に流入すると、この空気等によって埃が再度煙検知室内に舞い上がり、発光部からの光を乱反射させる位置に移動して誤検知を引き起こす虞があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、誤検知し難い光電式煙感知器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る光電式煙感知器の特徴構成は、外部からの煙を流入させると共に外部からの直接光を遮断する複数の壁部を備えたハウジングと、前記ハウジングの内部に光を照射する発光部と、前記ハウジングの内部に流入した煙による前記光の散乱光を受光する受光部とを備え、前記ハウジングを壁に取り付けた状態において、前記壁部のうち少なくとも最下部に位置する壁部に、前記ハウジングの内部に侵入した埃を捕捉するポケット部を上方に向けて開口するように設けると共に、前記受光部を前記ポケット部に対して上方に位置するように設けた点にある。
ハウジングを壁に取り付けた状態では、ハウジングの内部に侵入した埃は下方に堆積し易い。
このため、本構成のように、ハウジングを壁に取り付けた状態において、少なくとも最下部に位置する壁部に、ポケット部を上方に向けて開口するように設けることにより、埃を捕捉して埃による光の乱反射を防止することができ、誤検知を防止することができる。
ポケット部に捕捉された埃は、外部からの空気等がハウジングの内部に流入した場合でも、ポケット部によって空気等から遮断できる。このため、埃がハウジングの内部に舞い上がるのを防止することができる。
また、ハウジングを壁に取り付けた状態で使用する場合には、埃は上方からハウジングの内部に侵入し易い。このため、最下部に設けたポケット部に対して上方に受光部を設けることにより、受光部が埃除けの機能を発揮して、埃がハウジングの内部に侵入し難くすることができる。
以下に、本発明に係る光電式煙感知器の一実施形態について図面を参照して説明する。ここでは、本発明を火災警報器1における煙検知部2に適用した場合について説明する。
本実施形態に係る火災警報器1は、図2に示すように、正面に、煙を検知する煙検知部2と、音声やブザー等の警報音を発する警報スピーカ3と、LED等による光を点灯または点滅する警報ランプ4とを備える。火災警報器1は、煙検知部2が煙を検知した時に、例えば、煙の濃度が予め設定した閾値より高いか低いかを判断し、煙の濃度が閾値を超えている場合に火災と判定して、警報スピーカ3から警報音を発し、警報ランプ4を点灯させる。火災警報器1には、警報停止ボタン5が設けてあり、これを操作することにより警報スピーカ3からの警報音を停止し、警報ランプ4を消灯することができるようになっている。また、火災警報器1の背面には、火災警報器1を壁材等に固定する取り付け部(図示しない)や、火災警報器1を駆動させる電池を収納する電池収納部(図示しない)等が設けてある。
煙検知部2は、図1に示すように、内部に煙を検知する煙検知室22を有するハウジング21を備える。ハウジング21には、複数の鉤状の壁部23が煙検知室22の高さ方向の全長に亘って、煙検知室22の周りを取り囲むように設けてある。これにより、煙検知室22に外部から光を遮断しつつ外部からの煙が流入できるようになっている。それぞれの壁部23はその端部を同一周方向に向けて設けてあり、壁部23のうち火災警報器1を壁に取り付けた状態とした時に最下部となる位置に設けた壁部23aには、他の壁部23と同じ高さの壁で形成され、上方に向けて開口するポケット部23bが設けてある。壁部23の外側には、金網等で構成される防虫網24が設けてあり、煙検知室22に虫等が入らないようにしてある。
本実施形態のような壁掛け式の火災警報器1では、煙検知室22に侵入した埃は下方に堆積する。このため、このようなポケット部23bを設けることにより煙検知室22に侵入した埃を効率よく捕捉することができる。また、ポケット部23bを形成する壁部23aの煙検知室22の側の端部は他の煙検知室22の側の壁部23の端部と同一周方向を向くように設けてあり、図1における壁部23aの左側の壁部22との間から流入する空気等はポケット部23bとは反対の方向に流れ、図1における壁部23aの右側の壁部22との間から流入する空気等はポケット部23bの上方を通って流れるように構成してある。このため、外部から流入する空気等がポケット部23bの内部に流入することがなく、一旦ポケット部23bに捕捉した埃を舞い上がらせることはない。
本実施形態においては、ポケット部23bの開口幅を受光素子26の開口幅と同程度に設けてある。ポケット部23bの開口幅は、煙の煙検知室22への流入を妨げない範囲内で大きく形成することが好ましく、これにより埃を捕捉し易くなる。
ハウジング21の内部には、煙検知室22に近赤外線等の光を照射する発光部としての発光ダイオード等の発光素子25と、煙検知室22の光を受光する受光部としてのフォトダイオード等の受光素子26とが、それぞれの光軸が煙検知室22の内部で交差するように設けてある。また、発光素子25と受光素子26との間には遮光壁27が設けてあり、発光素子25から受光素子26へ向かう直接光を遮断できるようになっている。このため、受光素子26は、通常時には発光素子25が発する光を受光することはなく、煙検知室22に煙が流入した時にのみ煙による光素子25が発する光の散乱光を受光できるようになる。煙検知部2は、この散乱光を検出することで煙の存在を検知できるようになっている。
受光素子26は、ポケット部23bに対し上方に位置するように配置してある。本実施形態のような壁掛け式の火災警報器1では埃は上方からハウジング21の内部に侵入し易い。このため、受光素子26とポケット部23bとをこのように設けることにより、埃が煙検知室22の内部に侵入し難くなる。尚、発光素子26はポケット部23bの上方に設けることは好ましくない。発光素子25をポケット部23bの上方に設けると、発光素子25からの直接光がポケット部23bに捕捉された埃に当たり、乱反射し易くなる。
このように、本実施形態に係る火災警報器1では、煙検知室22の内部に埃を侵入し難くすると共に、侵入した埃をポケット部23bによって捕捉することができるため、埃によって発光素子25が照射した光が乱反射することを防止でき、誤検知を防止することができる。
尚、その他の煙検知部2を備えた火災警報器1の構成、機能については、従来公知の火災警報器と同様である。
〔別実施形態〕
上記の実施形態においては、ポケット部23bを1つ設けた例を説明したが、複数設けてもよい。この場合、最下部の位置に加え、壁部23の形状等によって生じる気流から埃がより堆積し易い任意の位置に設けることができる。
上記の実施形態においては、ポケット部23bを壁部23と同一の素材で形成した例を説明したがこれに限定されない。例えば、ポケット部23bを粘着性部材や帯電性部材等の埃を吸着し易い部材で構成することもできる。これによって、埃をより捕捉し易くなる。
本発明に係る光電式煙感知器は、煙を検知する煙センサ、煙を検知して警報を発する警報器、煙の濃度を測定する測定器等に適用することができる。
本実施形態に係る煙検知部の平断面図 本実施形態に係る火災警報器の模式図
符号の説明
1 火災警報器
2 煙検知部
21 ハウジング
23 壁部
23a 壁部
23b ポケット部
25 発光素子(発光部)
26 受光素子(受光部)

Claims (1)

  1. 外部からの煙を流入させると共に外部からの直接光を遮断する複数の壁部を備えたハウジングと、
    前記ハウジングの内部に光を照射する発光部と、
    前記ハウジングの内部に流入した煙による前記光の散乱光を受光する受光部とを備え、
    前記ハウジングを壁に取り付けた状態において、前記壁部のうち少なくとも最下部に位置する壁部に、前記ハウジングの内部に侵入した埃を捕捉するポケット部を上方に向けて開口するように設けると共に、前記受光部を前記ポケット部に対して上方に位置するように設けてある光電式煙感知器。
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