JP2009109934A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents
電子楽器の鍵盤装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009109934A JP2009109934A JP2007284760A JP2007284760A JP2009109934A JP 2009109934 A JP2009109934 A JP 2009109934A JP 2007284760 A JP2007284760 A JP 2007284760A JP 2007284760 A JP2007284760 A JP 2007284760A JP 2009109934 A JP2009109934 A JP 2009109934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- mass body
- end surface
- mass
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
【解決手段】白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、一般的な電子鍵盤楽器の鍵よりも全長が長くされている。鍵フレーム3は、複数の長尺部及び複数の垂直リブを有する。後方基部3Iは複数の鍵支持部3Cの下方に位置する。上限ストッパ15は、前方上部取付部3Aの下面後端において、質量体支持部3Dの鍵長手方向位置よりも後方で、鍵支持部3Cの鍵長手方向位置よりも前方となる鍵長手方向中間位置に固定されている。下限ストッパ12は、取付板11の前方張出部に固定されている。下限ストッパ12が鍵長手方向中間位置の近傍に位置するように、取付板11が垂直リブの下端面3dに取付固定される。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載の電子楽器の鍵盤装置において、フレームは、合成樹脂で一体成型されたものであって、水平板、傾斜板、取付板(後方基部)が、鍵の配列方向に延設され、これらは、鍵の長手方向に延設される複数のリブで互いに連結されている。
フレームの取付板の前端に形成された段部に長尺の下板が固着されている。この下板は、ゴム板と樹脂製ボードとが積層されたものであり、その前張出部に長尺の下限ストッパが固着されている。
水平板の後端に枠体が形成され、この枠体に鍵本体部の後端(鍵支点部)が収容され、この枠体の後部上方に上面板が形成され、この上面板の下面に長尺の上限ストッパが固着されている。
揺動レバー(質量体)の折り曲げ部(質量集中部)は、鍵本体部の後端よりもさらに後方にまで延設されている。揺動レバーは、錘の折り曲げ部が下限ストッパに当接位置と上限ストッパに当接する位置との間を回動する。
上述した特許文献1に記載の電子楽器の鍵盤装置において、揺動レバー(質量体)を鍵フレームに組付けるとき、フレームを上下逆さまにした状態で、後方から斜め下方に挿入し、揺動レバーの円筒部(回動支点部)を回動支持部に嵌合する。
このとき、下限ストッパが固着された下板は後付けされるものの、フレームの取付板(後方基部)は、鍵の配列方向に延在しているため、揺動レバーの挿入時に折り曲げ部が引っ掛かりやすく、組み立て性がよくないという問題がある。
上述した特許文献1では、揺動レバーの円筒部を取り付ける回動支持部が、傾斜板の後端にあることから、フレームを逆さにした状態では、その上方が開口しているために、ある程度の組立性は確保されている。しかし、上方が開口していないような構造のフレームを有する電子鍵盤楽器の場合は、組立性がさらに低下する。
上述した下限動作規制部材は、動作規制材料で形成された下限ストッパそのものであってもよいし、このような下限ストッパが取付部材、例えば、鍵の配列方向に長尺である取付板に固定されたものであってもよい。
従って、下限動作規制部材が固定される複数の垂直リブの下端面における垂直リブの独立性を維持したまま、下限動作規制部材と垂直リブとの接合面積を大きくすることができるから、複数の垂直リブに対して下限動作規制部材を安定して取り付けることができる。
接着剤や両面粘着テープ等を用いて、複数の垂直リブの下端面に下限動作規制部材を接着又は粘着により固定する場合は、固定の強度が高まる。
垂直リブの下端面を垂直リブの幅よりも部分的に拡幅する具体構造としては、垂直リブから鍵の配列方向にリブ幅を広げた下端面を設けたり、垂直リブの下端面近傍において、垂直リブから鍵の配列方向に突出する複数の直交リブを設け、この複数の直交リブの下端面を加えることにより、垂直リブの下端面を垂直リブの幅よりも部分的に拡幅してもよい。
複数の長尺部のうち、複数の鍵支持部の下方に位置する長尺部が鍵フレームの後方基部となる。上限動作規制部材は、前記複数の長尺部の1つにおいて、前記質量体支持部の鍵長手方向位置よりも後方で、前記鍵支持部の鍵長手方向位置よりも前方となる鍵長手方向中間位置に固定される。下限動作規制部材は、鍵長手方向中間位置の近傍に位置する。
従って、質量体の自由端部もまた、鍵長手方向中間位置付近に位置することになる。鍵支持部及び後方基端部は、これよりも後方に位置する。また、質量体支持部が複数の鍵の下方における前寄りに並設されている。
その結果、質量体の質量体支持部から自由端部までよりも、鍵の先端部から鍵支持部までの方が長くなる。一般的に、質量体の回動支点部から自由端部までを長くすると、質量体のストローク増大に伴い鍵盤装置の厚み(高さ方向)が増大するという点で、小型化には好ましくない。これに対し、鍵の先端部から鍵支点までを長くすることは、質量体ほど難しくない。従って、質量体及び鍵に許容される長さの相違に適合するようにした、質量体及び鍵の長さを有した電子楽器の鍵盤装置を実現できる。
また、鍵の長手方向に見た場合、質量体支持部から自由端部までの長さよりも、質量体支持部から後方基部までの距離の方が長くなっている。従って、隣接する垂直リブの間に質量体を後方から斜め方向に挿入して質量体支持部に取り付ける際に、後方基部が形成された長尺部が障害にならない。
さらに、鍵の長さを質量体の長さよりも長くした構造とすれば、鍵の長さと質量体の長さとを、鍵及び質量体に対する長さの許容度に適合させることができる。例えば、質量体の回動支点から自由端部の長さを従来通りにしたまま、鍵の先端部から鍵支点までの距離を従来よりも長くする。鍵の全長をアコースティック・ピアノの鍵の全長に近づけるほど、従来の電子鍵盤楽器よりも鍵の揺動角度が小さくなり、押鍵位置での鍵のストローク及び鍵の回動角度をアコースティック・ピアノの鍵に近づけることができる。その結果、アコースティック・ピアノの鍵に近い操作感が得られるため、操作感が向上する。
図1(a)において、1は白鍵本体部、2は黒鍵本体部、3は鍵フレーム、4は鍵フレーム底板、8は質量体である。
白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、特許文献1に記載のような一般的な電子鍵盤楽器の鍵よりも全長が長くされている。
黒鍵本体部2の、白鍵本体部1の鍵表面より上に突出する部分の後端よりも後方は、上ケース18に覆われている。
上述した構成により、押鍵位置での鍵のストロークだけでなく、鍵の回動角度も、アコースティック・ピアノに近い値にすることができる。
複数の長尺部は、例えば、所定の肉厚を有した平板状のものであって、複数の鍵(複数の白鍵本体部1、複数の黒鍵本体部2)の配列方向に延在する。
複数の垂直リブは、鍵の長手方向及び垂直方向に拡がる、例えば薄肉平板状のものであって、複数の長尺部の少なくとも一部を相互に連結(架橋)する。
その結果、複数の垂直リブは、複数の長尺部を補強するとともに、複数の長尺部を鍵の長手方向、垂直方向に相互に結合することにより、軽量で堅固な鍵フレーム3が実現される。
このような鍵フレーム3は、少なくとも一部分が合成樹脂製であり、一体成型が可能である。鍵フレーム3は、合成樹脂と板金など合成樹脂以外の素材とを組み合わせたものでもよい。
複数の鍵支持部3Cは、後方上部取付部3Bの上面の後端近傍に、複数の白鍵本体部1及び複数の黒鍵本体部2のそれぞれに対応して形成され、各鍵を押離鍵方向に揺動自在に支持する。
白鍵本体部1,黒鍵本体部2の支持構造は、図示のような鍵支点部(貫通孔)と軸によらない別構成に置き換えてもよい。
一方、質量体支持部3Dは、前方上部取付部3Aの下面における、複数の鍵の下方における前寄りに立設され、対応する鍵(図示の例では、白鍵本体部1)と連動して、質量体8を、質量体回動支点部8cを中心に、押離鍵方向に対応する方向に回動するように支持している。
前方基部3Fの前方から縦壁部3Gが立設されている。その頂面に鍵ガイド5が立設されている。この鍵ガイド5は白鍵本体部1の先端部1aの左右側壁間に挿入されている。一方、黒鍵本体部2に対する鍵ガイド6は、前方上部取付部3Aの上面に立設されている。
白鍵本体部の先端部1aの下部、鍵ガイド5、後述する垂直リブ3f、及び、鍵フレーム底板4の前面は、口棒部9により覆われる。10は押さえ金具であって、口棒部9に取り付けられており、上述した垂直リブ3fの上端に当接している。
上限ストッパ(上限動作規制部材)15は、前方上部取付部3Aの下面後端において、質量体支持部3Dの鍵長手方向位置よりも後方で、鍵支持部3Cの鍵長手方向位置よりも前方となる鍵長手方向中間位置に固定されている。
下限ストッパ12は、予め、鍵の配列方向に長尺の取付板11の前方張出部に固定されている。下限ストッパ12が取付板11に固定されたものが、下限動作規制部材となる。取付板11としては、特許文献1における下板と同様なものを用いることができる。
下限ストッパ12が上述した鍵長手方向中間位置の近傍に位置するように、取付板11が、後述する垂直リブの下端面3dに取付固定される。図示の例では、鍵の長手方向において、上限ストッパ15は下限ストッパ11近傍の鍵長手方向位置にある。
また、上部取付部3Aの中央における貫通孔16のない部分において、複数の鍵スイッチ17が、図示しない回路基板上に配設されている。各鍵スイッチ17に対向して、白鍵本体部1、黒鍵本体部2の鍵内部空間において、上面裏側(天井面)から下方向に突部(アクチュエータ)が設けられている。
白鍵本体部の先端部1a寄りの左右側壁の下端から下方に力伝達部1cが延設されている。この力伝達部1cの先端は底板を有し、この底板の上部は、鍵の長手方向に貫通している。この底板の上下面に弾性部材7が固着されている。
なお、白鍵本体部1,黒鍵本体部2は対応する各質量体8の自重によって復帰するが、白鍵本体部1,黒鍵本体部2と鍵フレーム3との間に、白鍵本体部1,黒鍵本体部2を離鍵位置に戻すための復帰バネを設けてもよい。
一方、垂直リブ3aは、前方上部取付部3Aの後部において、段差を有した上端面3cを有し、所定の高さ以上が切り欠かれ、この上端面3cが上昇して後方上部取付部3Bに結合している。
垂直リブ3aは、上限ストッパ15から離間するように形成されている。図示の例において、垂直リブ3aは、上限ストッパ15に対し、鍵の長手方向に間隙d1、垂直方向に間隙d2で離間している。垂直リブ3aは、上限ストッパ15を圧迫しないから上限ストッパ15の動作規制機能を損なわない。また、上限ストッパ15が長尺部材の場合は、上限ストッパ組み付けの際に間隙d2が必要となる。
中間基部3bは、必須のものではないが、中間基部3bとの段差により、取付板11を位置決めすることができる。
この垂直リブの下端面3dは、取付板11を挟んで鍵フレーム底板4に支持される。
垂直リブ3aは、この下端面3dの前方に隣接してさらに段差を有した下端面3eを有している。この下端面3eの直下に下限ストッパ12が位置する。
図示の例においては、図1(b)に示すように、垂直リブ3aは、下限ストッパ12に対し鍵の長手方向に間隙d3で、垂直方向に間隙d4で離間している。しかし、両者は必ずしも離間している必要はない。
あるいは、取付板11のような取付部材を用いることなく、下限ストッパ12を単独で下限動作規制部材とし、これを垂直リブの下端面に取付固定してもよい。この場合、図示の下端面3eを間隙d4の長さだけ下げた位置を改めて下端面3dとし、この下端面3dに、取付板11の厚みを加えた高さの下限ストッパ12を取付固定する。下限ストッパ12の下面は、組み立て完了後、フレーム底板4に当接する。
従って、後述するように、垂直リブの下端面3dを鍵の配列方向に拡幅する場合であっても、下端面3dを金型で成型可能である。
垂直リブ3fは、下端面3eと、前方の中間基部3gとの間にあって、上に切り欠かれた形状の下端面を有し、上端面は前方上部取付部3Aに結合されている。中間基部3gは、緩衝部材13を介して鍵フレーム底板4に支持される垂直リブの下端面である。
垂直リブ3f,3hは、前方上部取付部3Aに形成された貫通孔16の下方において、上端面が下方向に切り欠かれている。
垂直リブ3iは、縦壁部3Gの中間部から前方下方に設けられ、その下端面は、前方基部3Fとともに緩衝部材(クッション部材)14を介して鍵フレーム底板14に支持され、上端面は押さえ金具10に当接している。
質量体8の回動角度範囲は鍵のストローク等との関係で自由に変更できないため、質量体の回動支点部8cから質量集中部8eの後端までを長くすると、質量集中部8eの後端のストローク長が大きくなり、鍵盤装置を垂直方向に高くしなければならなくなる。
また、質量体の回動支点部8cから質量集中部8eの後端までが長くなると、質量体8の製造時における変形やばらつきにより、隣接する質量体同士が衝突するなどの干渉があり、自由な回動ができなくなる。従って、質量体の回動支点部から自由端までを長くすることは好ましくない。
これに対し、白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、鍵の先端部1a,2aから鍵支点1b,2bまでの長さを長くすれば、成型時の後収縮等により鍵先端部が左右に変形しやすくなる。しかし、白鍵本体部1、黒鍵本体部2を左右にも動くような構造に設計しておけば、鍵ガイド5,6により位置規制されるから、質量体8ほどは変形が問題とならない。
下限ストッパ12,上限ストッパ15は、通常、鍵の配列方向に沿って帯状に配置されることにより、全鍵、あるいは、1または数オクターブ単位の複数の鍵に対して共通のものとすることができる。
質量体8は、質量体支持部3Dに支持される回動支点部8cと、この回動支点部8cの前方にあって弾性部材7を介して鍵の力伝達部1cに係合する、二股の主被駆動部8a及び副被駆動部8bと、この回動支点部8cの後方に連結部8dを介し、自由端部としての質量集中部8eを有する。
質量集中部8eの下端面は、図示の例では、水平状態であり、下限ストッパ12に対する当接部となる。
質量集中部8eの上端面は、図示の例では、前方よりも後方が低い位置にある傾斜面をなし、図1(b)に示す、鍵が押し切られた状態において、連結部8dとともに水平状態となる。
図1(b)に示すように、質量集中部8eの上端面が上限ストッパ(上限動作規制部材)15に衝突すると、質量体8の回動範囲の上限位置が規制される。それとともに質量体8が制動されるために、鍵を介して演奏者の指にストップ感が得られる
演奏者が鍵を離すと、質量体8は自重により逆回動して図1(a)の位置に復帰し、質量集中部の下端面が下限ストッパ12に衝突することにより、質量体の初期位置(離鍵状態)を規制する。
鍵の配列方向に立設される部材、すなわち、鍵毎に並設される複数の支持部3Cや質量体支持部3Dは、鍵フレーム3と別体のものとして形成しておき、組立て時に、鍵フレーム3に取り付けることが可能である。しかし、鍵フレーム3が合成樹脂製である場合、これらは、金型で一体成型可能な形状にすることにより、鍵フレーム3の一部として一体成型できる。
また、上限ストッパ15は、2色成型法によって前方上部取付部3Aと一体のものとして成型されてもよいし、また、前方上部取付部3Aの下面に、両面接着テープあるいは接着剤により接着されてもよい。
質量体8における、主被駆動部8a,副被駆動部8bから回動支点部8cまでの部材は、合成樹脂等で一体化されて基部となる。この基部は、例えば、金属製の連結部8dを金型に差し込んだ状態でアウトサート成型することにより一体化される。質量集中部8eは、例えば連結部8dと一体の金属製のものである。
図中、図1と同じ部分には同じ符号を付している。
先に説明したように、中間基部3bは、鍵フレーム底板4に当接する部分である。
下端面3dは、図示の倒置状態において、中間基部3bより一段下がった位置に形成されている。この下端面3dは、鍵の配列方向において、垂直リブ3aの幅(規定幅)よりも両側方に拡幅された平面状である。従って、垂直リブ3aは、この下端面3dの近傍においては、T字状の横断面を有している。下端面3dの幅は、質量体8を垂直リブの間に挿入する時に障害とならない程度にする。
図2(a)に示すように、中間基部3gについても、固定部3cと同様に、下端面が鍵の配列方向に拡幅されている。
質量体支持部3Dから質量集中部8eの後端までの、鍵の長手方向距離に比べて、質量体支持部3Dから後方基部3Iまでの、鍵の長手方向距離が長いから、質量体8の挿入時に、後方基部3Iが障害となりにくい。
図3(a)は、鍵フレーム3の前方部分を省略した図であり、図3(b)は、下端面3d近傍の拡大斜視図である。
後方基部3I及び図示されない前方基部3Fには、ねじ孔21が形成されている。質量体8の図示は省略している。
図1を参照して説明したように、下限ストッパ12は、垂直リブ3aと離間して配置されることになる。
取付板11は取付固定された後、ねじ孔21からねじを鍵フレーム底板4にねじ込むことにより、鍵フレーム3は、鍵フレーム底板4に締結され固定される。
特に、下端面3dに取付板11を、接着剤又は両面粘着テーク等を用いて、接着又は粘着により固定する場合は、固定の強度が高まる。
一方、中間基部3gについても下端面が拡幅される結果、中間基部3gは、緩衝部材13に与える鍵フレーム3の荷重を分散させて、緩衝機能を良好にする。
また、上述した下端面3dや中間基部3gを、鍵の配列方向に延設された鍵フレーム3の長尺部にすれば、この長尺部により複数の垂直リブが相互に連結されることから、鍵フレーム底板4側においても、鍵フレーム3の剛性が高まるので好ましい。しかし、下端面3dや中間基部3gを長尺部にしてしまうと、質量体8を挿入する際に、障害物となる。
図4(a)は、鍵フレーム3を上下逆さまにした状態を示し、図4(b)は、鍵フレーム3に取付板11を取付固定した後の状態を示す倒置斜視図である。
図中、図1、図2と同じ部分には同じ符号を付している。
31は取付板11を取付固定する垂直リブの下端面であり、図示の倒置状態では、中間基部3bから1段下がった位置にある。中間基部3bから下端面31までの段差は、取付板11の厚みに対応している。
特に、下端面31に取付板11を、接着剤又は両面粘着テーク等を用いて、接着又は粘着により固定する場合は、固定の強度が高まる。
下端面31に段差を有して前方に隣接する部分は、図1,図2と同様であるから、下限ストッパ12は、垂直リブ3aと離間している。
図1〜図3に示した中間基部3gの変形例については図示を省略するが、下端面31と同様の形状にすることができる。
上述した実施の形態において、質量体支持部3Dは、前方上部取付部3Aの下面に立設されていた。しかし、鍵フレーム3に長尺部として前方下部取付部を新たに設け、この上面に質量体支持部を立設してもよい。
3…鍵フレーム、3A…前方上部取付部、3B…後方上部取付部、3C…鍵支持部、3D…質量体支持部、3E…縦壁部、3F…前方基部、3G…縦壁部、3H…段差部、3I…後方基部、
3a…垂直リブ、3b…中間基部、3c…段差を有した上端面、3d…取付板11が取り付けられる下端面、3e…下端面3dの前方に隣接してさらに段差を有した下端面、3f…垂直リブ、3g…中間基部、3h…垂直リブ、3i…垂直リブ
4…鍵フレーム底板、5,6…鍵ガイド、7…弾性部材、
8…質量体、8a…主被駆動部、8b…副被駆動部、8c…回動支点部、8d…連結部、8e…質量集中部、9…口棒部、10…押さえ金具、11…取付板、12…下限ストッパ(11+12又は12単独:下限動作規制部材)、13,14…緩衝部材、15…上限ストッパ(上限動作規制部材)、16…貫通孔、17…鍵スイッチ、18…上ケース
Claims (2)
- 複数の鍵と、各鍵の押鍵操作に連動して回動する複数の各質量体と、複数の鍵支持部が後方に並設され、複数の質量体支持部が前記複数の鍵の下方に並設されるフレームと、前記フレームの側に固定され、前記質量体が衝突することにより当該質量体の回動範囲の上限を規制する上限動作規制部材と、鍵の配列方向に前記フレームの側に取付固定され、前記質量体が衝突することにより当該質量体の回動範囲の下限を規制する下限動作規制部材を有する電子楽器の鍵盤装置において、
前記フレームは、複数の長尺部及び複数の垂直リブを有し、
前記複数の長尺部は、前記複数の鍵の配列方向に延在し、
前記複数の垂直リブは、前記複数の長尺部の少なくとも一部を相互に連結し、当該複数の垂直リブの隙間を前記質量体が回動するように前記複数の鍵の配列方向に並設され、
前記下限動作規制部材は、前記複数の垂直リブの下端面であって、前記長尺部が近傍に設けられていない部分に取付固定される、
ことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。 - 前記下限動作規制部材が取付固定される前記複数の垂直リブの下端面は、前記鍵の配列方向において、前記垂直リブの幅よりも部分的に拡幅されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子楽器の鍵盤装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284760A JP5186882B2 (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | 電子楽器の鍵盤装置 |
CN 200810173299 CN101425288B (zh) | 2007-11-01 | 2008-10-31 | 电子乐器的键盘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284760A JP5186882B2 (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009109934A true JP2009109934A (ja) | 2009-05-21 |
JP5186882B2 JP5186882B2 (ja) | 2013-04-24 |
Family
ID=40615857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007284760A Expired - Fee Related JP5186882B2 (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5186882B2 (ja) |
CN (1) | CN101425288B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015079192A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 株式会社河合楽器製作所 | 鍵盤楽器の鍵盤シャーシ |
CN112201214A (zh) * | 2019-07-08 | 2021-01-08 | 雅马哈株式会社 | 键盘、键盘用配件以及键盘用配件的制造方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101794572B (zh) * | 2009-01-30 | 2012-12-05 | 雅马哈株式会社 | 键盘装置 |
JP6160404B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-07-12 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP7073943B2 (ja) * | 2018-06-27 | 2022-05-24 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09244623A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-09-19 | Yamaha Corp | 鍵盤装置及び同装置の組立方法 |
JPH11175054A (ja) * | 1997-12-11 | 1999-07-02 | Roland Corp | 鍵盤装置の鍵機構 |
JP2000122660A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-04-28 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤横揺れ防止構造 |
JP2001075568A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-03-23 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
JP2002182650A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
JP2003249148A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-09-05 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器のキートップスイッチ |
JP2004341326A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Roland Corp | シャーシ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1551100A (zh) * | 2003-05-16 | 2004-12-01 | ������������ʽ���� | 音锤、键盘装置及底盘 |
CN200990198Y (zh) * | 2005-07-21 | 2007-12-12 | 雅马哈株式会社 | 键盘设备 |
JP4604897B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2011-01-05 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤装置 |
-
2007
- 2007-11-01 JP JP2007284760A patent/JP5186882B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-10-31 CN CN 200810173299 patent/CN101425288B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09244623A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-09-19 | Yamaha Corp | 鍵盤装置及び同装置の組立方法 |
JPH11175054A (ja) * | 1997-12-11 | 1999-07-02 | Roland Corp | 鍵盤装置の鍵機構 |
JP2000122660A (ja) * | 1998-10-20 | 2000-04-28 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤横揺れ防止構造 |
JP2001075568A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-03-23 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
JP2002182650A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
JP2003249148A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-09-05 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器のキートップスイッチ |
JP2004341326A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Roland Corp | シャーシ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015079192A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 株式会社河合楽器製作所 | 鍵盤楽器の鍵盤シャーシ |
CN112201214A (zh) * | 2019-07-08 | 2021-01-08 | 雅马哈株式会社 | 键盘、键盘用配件以及键盘用配件的制造方法 |
CN112201214B (zh) * | 2019-07-08 | 2024-04-19 | 雅马哈株式会社 | 键盘、键盘用配件以及键盘用配件的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101425288A (zh) | 2009-05-06 |
CN101425288B (zh) | 2013-01-02 |
JP5186882B2 (ja) | 2013-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4839969B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP4479694B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP5169680B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
US9082372B2 (en) | Keyboard device for keyboard instrument | |
CN108694929B (zh) | 电子乐器和键盘装置 | |
JP4780461B2 (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤構造 | |
JP2018155905A (ja) | 鍵盤装置および鍵盤楽器 | |
JPH08314439A (ja) | 鍵盤装置 | |
JP4645497B2 (ja) | 鍵盤楽器の鍵ガイド装置 | |
CN108694928B (zh) | 键盘装置 | |
JP5186882B2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
US11508341B2 (en) | Keyboard device for keyboard instrument | |
JPH09244656A (ja) | 楽器用鍵盤装置 | |
JP2010078789A (ja) | 鍵盤装置 | |
JP3221283B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP5045331B2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
JP5886618B2 (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
JP5469976B2 (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
JP3891440B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP3624786B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP6834660B2 (ja) | ハンマアセンブリおよび鍵盤楽器 | |
JP5135968B2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
JP2010204526A (ja) | 鍵盤装置 | |
JP3841728B2 (ja) | ハンマーおよび鍵盤装置 | |
JP6733387B2 (ja) | 鍵盤装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120501 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5186882 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |