JP2009109934A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】質量体を備えた電子楽器の鍵盤装置において、組立性を良くする。
【解決手段】白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、一般的な電子鍵盤楽器の鍵よりも全長が長くされている。鍵フレーム3は、複数の長尺部及び複数の垂直リブを有する。後方基部3Iは複数の鍵支持部3Cの下方に位置する。上限ストッパ15は、前方上部取付部3Aの下面後端において、質量体支持部3Dの鍵長手方向位置よりも後方で、鍵支持部3Cの鍵長手方向位置よりも前方となる鍵長手方向中間位置に固定されている。下限ストッパ12は、取付板11の前方張出部に固定されている。下限ストッパ12が鍵長手方向中間位置の近傍に位置するように、取付板11が垂直リブの下端面3dに取付固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、押鍵操作に連動して回動する質量体を有する電子楽器の鍵盤装置に関するものである。
従来、電子楽器の鍵盤装置において、押鍵操作に連動して質量体を回動させ、アコースティック・ピアノの鍵盤機構に似た鍵タッチ感を得るものがある。
特許文献1に記載の電子楽器の鍵盤装置において、フレームは、合成樹脂で一体成型されたものであって、水平板、傾斜板、取付板(後方基部)が、鍵の配列方向に延設され、これらは、鍵の長手方向に延設される複数のリブで互いに連結されている。
フレームの取付板の前端に形成された段部に長尺の下板が固着されている。この下板は、ゴム板と樹脂製ボードとが積層されたものであり、その前張出部に長尺の下限ストッパが固着されている。
水平板の後端に枠体が形成され、この枠体に鍵本体部の後端(鍵支点部)が収容され、この枠体の後部上方に上面板が形成され、この上面板の下面に長尺の上限ストッパが固着されている。
揺動レバー(質量体)の折り曲げ部(質量集中部)は、鍵本体部の後端よりもさらに後方にまで延設されている。揺動レバーは、錘の折り曲げ部が下限ストッパに当接位置と上限ストッパに当接する位置との間を回動する。
電子楽器の鍵盤装置は、打弦機構がないため、アコースティック・ピアノよりも、奥行き、高さともに小型化することが可能である。しかし、奥行きが小さくなる分、押鍵位置から鍵支点部までの距離が短くなる。押鍵位置から鍵支点部までの距離が短くなると鍵の奥(鍵支点部側)を押鍵したときに重いタッチになる、言い換えれば、反力が大きくなる。また、押鍵操作時の鍵のストローク長を、アコースティック・ピアノと同じにするという前提では、鍵の回動角度がアコーティックピアノよりも大きくなる。これらの点が、電子鍵盤楽器とアコースティック・ピアノとで操作感が異なる要因の1つになっている。
また、質量体を用いた電子鍵盤楽器の場合、組立時に、フレームに質量体を挿入する作業がしにくいという問題もある。
上述した特許文献1に記載の電子楽器の鍵盤装置において、揺動レバー(質量体)を鍵フレームに組付けるとき、フレームを上下逆さまにした状態で、後方から斜め下方に挿入し、揺動レバーの円筒部(回動支点部)を回動支持部に嵌合する。
このとき、下限ストッパが固着された下板は後付けされるものの、フレームの取付板(後方基部)は、鍵の配列方向に延在しているため、揺動レバーの挿入時に折り曲げ部が引っ掛かりやすく、組み立て性がよくないという問題がある。
上述した特許文献1では、揺動レバーの円筒部を取り付ける回動支持部が、傾斜板の後端にあることから、フレームを逆さにした状態では、その上方が開口しているために、ある程度の組立性は確保されている。しかし、上方が開口していないような構造のフレームを有する電子鍵盤楽器の場合は、組立性がさらに低下する。
特開平9−244623号公報(特許第3060938号公報)
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、質量体を備えた鍵盤装置において、組立性の良い電子楽器の鍵盤装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1に記載の発明においては、複数の鍵と、各鍵の押鍵操作に連動して回動する複数の各質量体と、複数の鍵支持部が後方に並設され、複数の質量体支持部が前記複数の鍵の下方に並設されるフレームと、前記フレームの側に固定され、前記質量体が衝突することにより当該質量体の回動範囲の上限を規制する上限動作規制部材と、鍵の配列方向に前記フレームの側に取付固定され、前記質量体が衝突することにより当該質量体の回動範囲の下限を規制する下限動作規制部材を有する電子楽器の鍵盤装置において、前記フレームは、複数の長尺部及び複数の垂直リブを有し、前記複数の長尺部は、前記複数の鍵の配列方向に延在し、前記複数の垂直リブは、前記複数の長尺部の少なくとも一部を相互に連結し、当該複数の垂直リブの隙間を前記質量体が回動するように前記複数の鍵の配列方向に並設され、前記下限動作規制部材は、前記複数の垂直リブの下端面であって、前記長尺部が近傍に設けられていない部分に取付固定されるものである。
下限動作規制部材はフレームと一体化されていないため、質量体を挿入した後に垂直リブに取付固定する。この下限動作規制部材が取付固定される部分は、複数の垂直リブにより鍵の配列方向に連結されている長尺部が、近傍に設けられていない部分、言い換えれば、長尺部から離間している部分である。この部分では、垂直リブが互いに独立した状態になっている。従って、質量体を垂直リブの間に挿入する際に、下限動作規制部材及び長尺部が挿入の障害とならない。上述した部分は、例えば、鍵長手方向中間位置の近傍である。
上述した下限動作規制部材は、動作規制材料で形成された下限ストッパそのものであってもよいし、このような下限ストッパが取付部材、例えば、鍵の配列方向に長尺である取付板に固定されたものであってもよい。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の電子楽器の鍵盤装置において、前記下限動作規制部材が取付固定される前記複数の垂直リブの下端面は、前記鍵の配列方向において、前記垂直リブの幅よりも部分的に拡幅されているものである。
従って、下限動作規制部材が固定される複数の垂直リブの下端面における垂直リブの独立性を維持したまま、下限動作規制部材と垂直リブとの接合面積を大きくすることができるから、複数の垂直リブに対して下限動作規制部材を安定して取り付けることができる。
接着剤や両面粘着テープ等を用いて、複数の垂直リブの下端面に下限動作規制部材を接着又は粘着により固定する場合は、固定の強度が高まる。
垂直リブの下端面を垂直リブの幅よりも部分的に拡幅する具体構造としては、垂直リブから鍵の配列方向にリブ幅を広げた下端面を設けたり、垂直リブの下端面近傍において、垂直リブから鍵の配列方向に突出する複数の直交リブを設け、この複数の直交リブの下端面を加えることにより、垂直リブの下端面を垂直リブの幅よりも部分的に拡幅してもよい。
上述した請求項1,2に記載の鍵盤装置は、例えば、以下のような具体構成にて実現される。
複数の長尺部のうち、複数の鍵支持部の下方に位置する長尺部が鍵フレームの後方基部となる。上限動作規制部材は、前記複数の長尺部の1つにおいて、前記質量体支持部の鍵長手方向位置よりも後方で、前記鍵支持部の鍵長手方向位置よりも前方となる鍵長手方向中間位置に固定される。下限動作規制部材は、鍵長手方向中間位置の近傍に位置する。
従って、質量体の自由端部もまた、鍵長手方向中間位置付近に位置することになる。鍵支持部及び後方基端部は、これよりも後方に位置する。また、質量体支持部が複数の鍵の下方における前寄りに並設されている。
その結果、質量体の質量体支持部から自由端部までよりも、鍵の先端部から鍵支持部までの方が長くなる。一般的に、質量体の回動支点部から自由端部までを長くすると、質量体のストローク増大に伴い鍵盤装置の厚み(高さ方向)が増大するという点で、小型化には好ましくない。これに対し、鍵の先端部から鍵支点までを長くすることは、質量体ほど難しくない。従って、質量体及び鍵に許容される長さの相違に適合するようにした、質量体及び鍵の長さを有した電子楽器の鍵盤装置を実現できる。
また、鍵の長手方向に見た場合、質量体支持部から自由端部までの長さよりも、質量体支持部から後方基部までの距離の方が長くなっている。従って、隣接する垂直リブの間に質量体を後方から斜め方向に挿入して質量体支持部に取り付ける際に、後方基部が形成された長尺部が障害にならない。
本発明によれば、下限動作規制部材はフレームと別部材である取付部材によりフレームに取付固定されるものであり、取付固定される部分では、垂直リブが互いに独立した状態にあるので、質量体の組立時に邪魔にならないことから、鍵盤装置の組立性が良くなるという効果がある。
さらに、鍵の長さを質量体の長さよりも長くした構造とすれば、鍵の長さと質量体の長さとを、鍵及び質量体に対する長さの許容度に適合させることができる。例えば、質量体の回動支点から自由端部の長さを従来通りにしたまま、鍵の先端部から鍵支点までの距離を従来よりも長くする。鍵の全長をアコースティック・ピアノの鍵の全長に近づけるほど、従来の電子鍵盤楽器よりも鍵の揺動角度が小さくなり、押鍵位置での鍵のストローク及び鍵の回動角度をアコースティック・ピアノの鍵に近づけることができる。その結果、アコースティック・ピアノの鍵に近い操作感が得られるため、操作感が向上する。
図1は、本願発明の実施形態である電子楽器の鍵盤装置を模式的に示す右側面図である。図1(a)は押鍵されていない状態(離鍵状態)を示し、図1(b)は白鍵本体部1が押し切られた状態を示している。
図1(a)において、1は白鍵本体部、2は黒鍵本体部、3は鍵フレーム、4は鍵フレーム底板、8は質量体である。
白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、特許文献1に記載のような一般的な電子鍵盤楽器の鍵よりも全長が長くされている。
黒鍵本体部2の、白鍵本体部1の鍵表面より上に突出する部分の後端よりも後方は、上ケース18に覆われている。
上ケース18に覆われていない部分である、白鍵本体部1、黒鍵本体部2の見えがかり部の長さは、従来も、アコースティック・ピアノを考慮した規定の長さである。従って、白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、上ケース18に覆われた鍵支点側の長さ(黒鍵本体部2が白鍵本体部1の鍵表面より上に突出する部分の後端から鍵支点部までの長さ)を、従来の電子鍵盤楽器よりも長くすることにより、全長をアコースティック・ピアノの鍵の全長に近い長さかこれと同じ長さにする。見えがかり部の後端は、白鍵本体部1の略中央位置(鍵盤面の略半分)となる。
上述した構成により、押鍵位置での鍵のストロークだけでなく、鍵の回動角度も、アコースティック・ピアノに近い値にすることができる。
鍵フレーム3は、複数の長尺部及び複数の垂直リブを有する。
複数の長尺部は、例えば、所定の肉厚を有した平板状のものであって、複数の鍵(複数の白鍵本体部1、複数の黒鍵本体部2)の配列方向に延在する。
複数の垂直リブは、鍵の長手方向及び垂直方向に拡がる、例えば薄肉平板状のものであって、複数の長尺部の少なくとも一部を相互に連結(架橋)する。
その結果、複数の垂直リブは、複数の長尺部を補強するとともに、複数の長尺部を鍵の長手方向、垂直方向に相互に結合することにより、軽量で堅固な鍵フレーム3が実現される。
隣接する垂直リブの隙間において、自由端部である質量集中部8eが、下限ストッパ12に当接する位置と上限ストッパ(上限動作規制部材)15に当接する位置との間を回動するように、複数の垂直リブは、鍵の配列方向に並設された複数の質量体8同士が隣接している所定の隙間位置において、質量体8の回動に干渉しないように、複数の鍵の配列方向に並設されている。ここで、所定の隙間位置とは、例えば、白鍵と白鍵とが隣接する隙間位置である。
このような鍵フレーム3は、少なくとも一部分が合成樹脂製であり、一体成型が可能である。鍵フレーム3は、合成樹脂と板金など合成樹脂以外の素材とを組み合わせたものでもよい。
以下の説明では、鍵フレーム3の構造を説明するために、複数の長尺部、及び、この長尺部に、各鍵又は質量体に対応して鍵の配列方向に立設される部材に対して、アルファベットの大文字を添字とする符号3を付している。また、1枚の垂直リブにおける特定部分に対し、アルファベットの小文字を添字とする符号3を付している。
前方上部取付部3Aは上部前方に位置する長尺部であり、前方天面となる。これに対し、鍵の長手方向の後方に離間して、上部後方に位置する長尺部である後方上部取付部3Bが位置し、鍵フレーム後方天面となる。
複数の鍵支持部3Cは、後方上部取付部3Bの上面の後端近傍に、複数の白鍵本体部1及び複数の黒鍵本体部2のそれぞれに対応して形成され、各鍵を押離鍵方向に揺動自在に支持する。
鍵支持部3Cは、図示の例では、各鍵の左右側壁内に位置し、鍵の配列方向の左右に軸部が突出し、この軸部に、白鍵本体部1の後端部の左右側壁に設けられた鍵支点部1b(貫通孔)が嵌合される。黒鍵本体部2の場合も同様であり、鍵支点部2b(貫通孔)が支持部から突出する軸部に嵌合される。
白鍵本体部1,黒鍵本体部2の支持構造は、図示のような鍵支点部(貫通孔)と軸によらない別構成に置き換えてもよい。
一方、質量体支持部3Dは、前方上部取付部3Aの下面における、複数の鍵の下方における前寄りに立設され、対応する鍵(図示の例では、白鍵本体部1)と連動して、質量体8を、質量体回動支点部8cを中心に、押離鍵方向に対応する方向に回動するように支持している。
前方上部取付部3Aの前端下方向に離間して縦壁部3Eがある。その下端から前方に前方基部3Fがある。この前方基部3Fは、緩衝部材(クッション部材)14を介して鍵フレーム底板4に支持されている。
前方基部3Fの前方から縦壁部3Gが立設されている。その頂面に鍵ガイド5が立設されている。この鍵ガイド5は白鍵本体部1の先端部1aの左右側壁間に挿入されている。一方、黒鍵本体部2に対する鍵ガイド6は、前方上部取付部3Aの上面に立設されている。
白鍵本体部の先端部1aの下部、鍵ガイド5、後述する垂直リブ3f、及び、鍵フレーム底板4の前面は、口棒部9により覆われる。10は押さえ金具であって、口棒部9に取り付けられており、上述した垂直リブ3fの上端に当接している。
一方、後方上部取付部3Bの後端は、縦壁状の段差部3Hを介して後方基部(底面)3Iの前端に連結している。複数の鍵支持部3Cは後方上部取付部3Bの上面の後端近傍に立設されている。従って、後方基部3Iは複数の鍵支持部3Cの下方に位置する。
上限ストッパ(上限動作規制部材)15は、前方上部取付部3Aの下面後端において、質量体支持部3Dの鍵長手方向位置よりも後方で、鍵支持部3Cの鍵長手方向位置よりも前方となる鍵長手方向中間位置に固定されている。
下限ストッパ12は、予め、鍵の配列方向に長尺の取付板11の前方張出部に固定されている。下限ストッパ12が取付板11に固定されたものが、下限動作規制部材となる。取付板11としては、特許文献1における下板と同様なものを用いることができる。
下限ストッパ12が上述した鍵長手方向中間位置の近傍に位置するように、取付板11が、後述する垂直リブの下端面3dに取付固定される。図示の例では、鍵の長手方向において、上限ストッパ15は下限ストッパ11近傍の鍵長手方向位置にある。
前方上部取付部3Aの中央には、複数の貫通孔16(図2参照)が形成されている。この貫通孔16は、鍵フレーム3を一体成型する際に、後述する中間基部3gを形成するための金型を挿通するためのものである。
また、上部取付部3Aの中央における貫通孔16のない部分において、複数の鍵スイッチ17が、図示しない回路基板上に配設されている。各鍵スイッチ17に対向して、白鍵本体部1、黒鍵本体部2の鍵内部空間において、上面裏側(天井面)から下方向に突部(アクチュエータ)が設けられている。
白鍵本体部の先端部1a寄りの左右側壁の下端から下方に力伝達部1cが延設されている。この力伝達部1cの先端は底板を有し、この底板の上部は、鍵の長手方向に貫通している。この底板の上下面に弾性部材7が固着されている。
一方、黒鍵本体部2の力伝達部は、図示を省略しているが、黒鍵本体部の先端部2aが下方に延びてから前方に向かい、力伝達部1cとは鍵の配列方向に重なる位置にある。黒鍵本体部2に対しても、同様に、質量体支持部により回動自在に支持された同様の質量体が設けられ、対応する黒鍵の力伝達部の底板と弾性部材を介して係合している。
なお、白鍵本体部1,黒鍵本体部2は対応する各質量体8の自重によって復帰するが、白鍵本体部1,黒鍵本体部2と鍵フレーム3との間に、白鍵本体部1,黒鍵本体部2を離鍵位置に戻すための復帰バネを設けてもよい。
1枚の垂直リブにおいて、垂直リブ3aは、後方上部取付部3B、段差部3H、及び、前方上部取付部3Aとを相互に連結する。この垂直リブ3aの下端面は、後方基部3Iの前端と中間基部3bとの間において上に切り欠かれた形状をしている。垂直リブ3aは、中間基部3bにおいて、鍵フレーム底板4に当接する。
一方、垂直リブ3aは、前方上部取付部3Aの後部において、段差を有した上端面3cを有し、所定の高さ以上が切り欠かれ、この上端面3cが上昇して後方上部取付部3Bに結合している。
垂直リブ3aは、上限ストッパ15から離間するように形成されている。図示の例において、垂直リブ3aは、上限ストッパ15に対し、鍵の長手方向に間隙d1、垂直方向に間隙d2で離間している。垂直リブ3aは、上限ストッパ15を圧迫しないから上限ストッパ15の動作規制機能を損なわない。また、上限ストッパ15が長尺部材の場合は、上限ストッパ組み付けの際に間隙d2が必要となる。
上述した中間基部3bの前方に隣接し、上方向に段差を有する垂直リブの下端面3dに、取付板11が取付固定される。上述した段差の高さは、取付板11の厚みに相当する。
中間基部3bは、必須のものではないが、中間基部3bとの段差により、取付板11を位置決めすることができる。
この垂直リブの下端面3dは、取付板11を挟んで鍵フレーム底板4に支持される。
垂直リブ3aは、この下端面3dの前方に隣接してさらに段差を有した下端面3eを有している。この下端面3eの直下に下限ストッパ12が位置する。
図示の例においては、図1(b)に示すように、垂直リブ3aは、下限ストッパ12に対し鍵の長手方向に間隙d3で、垂直方向に間隙d4で離間している。しかし、両者は必ずしも離間している必要はない。
図示の例では、下限ストッパ12が長尺の取付板11に固定されている。これに代えて、下限ストッパ12と取付板11とを合わせたものを一体として動作規制材料で形成し、これを下限動作規制部材としてもよい。
あるいは、取付板11のような取付部材を用いることなく、下限ストッパ12を単独で下限動作規制部材とし、これを垂直リブの下端面に取付固定してもよい。この場合、図示の下端面3eを間隙d4の長さだけ下げた位置を改めて下端面3dとし、この下端面3dに、取付板11の厚みを加えた高さの下限ストッパ12を取付固定する。下限ストッパ12の下面は、組み立て完了後、フレーム底板4に当接する。
図示の例では、前方上部取付部3Aの後端の直下が、取付板11が取り付けられる垂直リブの下端面3dの前端に位置するから、前方上部取付部3Aと垂直リブの下端面3dとが、鍵の長手方向に重ならない。
従って、後述するように、垂直リブの下端面3dを鍵の配列方向に拡幅する場合であっても、下端面3dを金型で成型可能である。
垂直リブ3fは、下端面3eと、前方の中間基部3gとの間にあって、上に切り欠かれた形状の下端面を有し、上端面は前方上部取付部3Aに結合されている。中間基部3gは、緩衝部材13を介して鍵フレーム底板4に支持される垂直リブの下端面である。
垂直リブ3hは、中間基部3gから前方にあって、縦壁部3Eとの間においては、上に切り欠かれた形状の下端面を有し、縦壁部3E、前方基部3F、縦壁部3G、前方上部取付部3Aを連結している。垂直リブ3hの上端面は、前方上部取付部3Aの前端から縦壁部3Gの上部まで下方向に傾斜している。
垂直リブ3f,3hは、前方上部取付部3Aに形成された貫通孔16の下方において、上端面が下方向に切り欠かれている。
垂直リブ3iは、縦壁部3Gの中間部から前方下方に設けられ、その下端面は、前方基部3Fとともに緩衝部材(クッション部材)14を介して鍵フレーム底板14に支持され、上端面は押さえ金具10に当接している。
質量体の回動支点部8cから質量集中部8eの後端までは、一般的な電子鍵盤楽器の質量体と同様な長さにしている。
質量体8の回動角度範囲は鍵のストローク等との関係で自由に変更できないため、質量体の回動支点部8cから質量集中部8eの後端までを長くすると、質量集中部8eの後端のストローク長が大きくなり、鍵盤装置を垂直方向に高くしなければならなくなる。
また、質量体の回動支点部8cから質量集中部8eの後端までが長くなると、質量体8の製造時における変形やばらつきにより、隣接する質量体同士が衝突するなどの干渉があり、自由な回動ができなくなる。従って、質量体の回動支点部から自由端までを長くすることは好ましくない。
これに対し、白鍵本体部1、黒鍵本体部2は、鍵の先端部1a,2aから鍵支点1b,2bまでの長さを長くすれば、成型時の後収縮等により鍵先端部が左右に変形しやすくなる。しかし、白鍵本体部1、黒鍵本体部2を左右にも動くような構造に設計しておけば、鍵ガイド5,6により位置規制されるから、質量体8ほどは変形が問題とならない。
下限ストッパ12及び上限ストッパ15は、上述した鍵と質量体の長さの相違に合わせて、鍵長手方向中間位置に配置され固定される。
下限ストッパ12,上限ストッパ15は、通常、鍵の配列方向に沿って帯状に配置されることにより、全鍵、あるいは、1または数オクターブ単位の複数の鍵に対して共通のものとすることができる。
各質量体8は、複数の白鍵本体部1,黒鍵本体部2のそれぞれに対応し、それぞれの押鍵操作に連動して回動する。図示の質量体8は、白鍵本体部1に対するものである。
質量体8は、質量体支持部3Dに支持される回動支点部8cと、この回動支点部8cの前方にあって弾性部材7を介して鍵の力伝達部1cに係合する、二股の主被駆動部8a及び副被駆動部8bと、この回動支点部8cの後方に連結部8dを介し、自由端部としての質量集中部8eを有する。
連結部8d及び質量集中部8eは、回動時に大きな慣性モーメントを発生する。
質量集中部8eの下端面は、図示の例では、水平状態であり、下限ストッパ12に対する当接部となる。
質量集中部8eの上端面は、図示の例では、前方よりも後方が低い位置にある傾斜面をなし、図1(b)に示す、鍵が押し切られた状態において、連結部8dとともに水平状態となる。
図1(a)に示す離鍵状態において、白鍵本体部1が押下されたとき、この鍵に対応する質量体8は、重力に抗して反時計回りに回動する。この間、質量体8の慣性モーメントに応じた反作用が白鍵本体部1に伝わることにより、演奏者の指に質量感が与えられる。
図1(b)に示すように、質量集中部8eの上端面が上限ストッパ(上限動作規制部材)15に衝突すると、質量体8の回動範囲の上限位置が規制される。それとともに質量体8が制動されるために、鍵を介して演奏者の指にストップ感が得られる
演奏者が鍵を離すと、質量体8は自重により逆回動して図1(a)の位置に復帰し、質量集中部の下端面が下限ストッパ12に衝突することにより、質量体の初期位置(離鍵状態)を規制する。
上述した説明では、複数の鍵スイッチ17は、前方上部取付部3Aの上面に配設されているとして説明した。これに代えて、特許文献1のように、質量体8の下端面、例えば、主被駆動部8aと回動支点部8cとの間の下端面に突部(アクチュエータ)を形成し、その下方に鍵スイッチ17を載置した回路基板を配設してもよい。
鍵の配列方向に立設される部材、すなわち、鍵毎に並設される複数の支持部3Cや質量体支持部3Dは、鍵フレーム3と別体のものとして形成しておき、組立て時に、鍵フレーム3に取り付けることが可能である。しかし、鍵フレーム3が合成樹脂製である場合、これらは、金型で一体成型可能な形状にすることにより、鍵フレーム3の一部として一体成型できる。
また、上限ストッパ15は、2色成型法によって前方上部取付部3Aと一体のものとして成型されてもよいし、また、前方上部取付部3Aの下面に、両面接着テープあるいは接着剤により接着されてもよい。
上述した下限ストッパ12、上限ストッパ15は、衝撃吸収性、消音性、及び、質量体8の停止位置の再現性の観点から、復元力を備えたものが必要であり、フェルト又はポリウレタン・エラストマ等の動作規制材料が使用される。
質量体8における、主被駆動部8a,副被駆動部8bから回動支点部8cまでの部材は、合成樹脂等で一体化されて基部となる。この基部は、例えば、金属製の連結部8dを金型に差し込んだ状態でアウトサート成型することにより一体化される。質量集中部8eは、例えば連結部8dと一体の金属製のものである。
図2は、図1に示した実施形態において、鍵フレーム3を上下逆さまにした状態を示す倒置斜視図である。図2(a)は鍵フレーム3の前方部分を省略した図であり、図2(b)は垂直リブの下端面3d近傍の拡大斜視図である。
図中、図1と同じ部分には同じ符号を付している。
先に説明したように、中間基部3bは、鍵フレーム底板4に当接する部分である。
下端面3dは、図示の倒置状態において、中間基部3bより一段下がった位置に形成されている。この下端面3dは、鍵の配列方向において、垂直リブ3aの幅(規定幅)よりも両側方に拡幅された平面状である。従って、垂直リブ3aは、この下端面3dの近傍においては、T字状の横断面を有している。下端面3dの幅は、質量体8を垂直リブの間に挿入する時に障害とならない程度にする。
図2(a)に示すように、中間基部3gについても、固定部3cと同様に、下端面が鍵の配列方向に拡幅されている。
図示のように、下端面3dに取付板11が未だ取り付けられていない状態で、隣接する垂直リブの隙間に、質量体8を1本ずつ、後方上部から斜め下方向に挿入し、図1に示した回動支点部8cを質量体支持部3Dに嵌合する。
質量体支持部3Dから質量集中部8eの後端までの、鍵の長手方向距離に比べて、質量体支持部3Dから後方基部3Iまでの、鍵の長手方向距離が長いから、質量体8の挿入時に、後方基部3Iが障害となりにくい。
図3は、図2に示した鍵フレーム3に取付板11を取付固定した後の状態を示す倒置斜視図である。
図3(a)は、鍵フレーム3の前方部分を省略した図であり、図3(b)は、下端面3d近傍の拡大斜視図である。
後方基部3I及び図示されない前方基部3Fには、ねじ孔21が形成されている。質量体8の図示は省略している。
鍵フレーム3に全鍵に対応する全ての質量体8を挿入し、それぞれの質量体支持部3Dに装着した後、複数の垂直リブのそれぞれに設けられた下端面3dの上に、鍵の配列方向に長尺である取付板11を、架設するような状態で固定する。取付板11の横張出面(鍵の長手方向前方)には予め下限ストッパ12が固定されている。いずれの固定においても、例えば、両面粘着テープを間にして固定したり、あるいは接着剤により両者を固定する。
図1を参照して説明したように、下限ストッパ12は、垂直リブ3aと離間して配置されることになる。
取付板11は取付固定された後、ねじ孔21からねじを鍵フレーム底板4にねじ込むことにより、鍵フレーム3は、鍵フレーム底板4に締結され固定される。
なお、下端面3dについても、中間基部3bと同様に、垂直リブ3aの規定幅のままの下端面であってもよい。しかし、図示のように、拡幅することにより、取付板11と垂直リブ3aとの接合面積が大きくなるから、複数の垂直リブ3aに対して取付板11を安定して取り付けることができる。
特に、下端面3dに取付板11を、接着剤又は両面粘着テーク等を用いて、接着又は粘着により固定する場合は、固定の強度が高まる。
一方、中間基部3gについても下端面が拡幅される結果、中間基部3gは、緩衝部材13に与える鍵フレーム3の荷重を分散させて、緩衝機能を良好にする。
また、上述した下端面3dや中間基部3gを、鍵の配列方向に延設された鍵フレーム3の長尺部にすれば、この長尺部により複数の垂直リブが相互に連結されることから、鍵フレーム底板4側においても、鍵フレーム3の剛性が高まるので好ましい。しかし、下端面3dや中間基部3gを長尺部にしてしまうと、質量体8を挿入する際に、障害物となる。
図4は、図1に示した実施の形態において、取付板11を取付固定する垂直リブ3aの下端面の形状を変更した例を示す倒置斜視図であって、部分拡大図のみを図示している。
図4(a)は、鍵フレーム3を上下逆さまにした状態を示し、図4(b)は、鍵フレーム3に取付板11を取付固定した後の状態を示す倒置斜視図である。
図中、図1、図2と同じ部分には同じ符号を付している。
31は取付板11を取付固定する垂直リブの下端面であり、図示の倒置状態では、中間基部3bから1段下がった位置にある。中間基部3bから下端面31までの段差は、取付板11の厚みに対応している。
下端面31には、鍵の長手方向に沿って、複数の直交リブ32が配設されている。直交リブ32は十字リブの外観を呈している。個々の直交リブ32は、垂直リブ3aの左右両側面から所定の高さの垂直リブ32a,32bが突出したものである。突出部分の長さ(直交リブの幅)は、図2に示した垂直リブの下端面3dの拡幅された幅と同程度とするが、図示の例では、突出部分の長さは、下端面31から離れるに従って、短くなっている。
垂直リブ3aの下端面31に、1又は複数の直交リブ32を設けることにより、下端面31の面積が増加する。従って、図2,図3と同様に、取付板11と垂直リブ3aとの接合面積が大きくなるから、複数の垂直リブ3aに対して取付板11を安定して取り付けることができる。
特に、下端面31に取付板11を、接着剤又は両面粘着テーク等を用いて、接着又は粘着により固定する場合は、固定の強度が高まる。
下端面31に段差を有して前方に隣接する部分は、図1,図2と同様であるから、下限ストッパ12は、垂直リブ3aと離間している。
図1〜図3に示した中間基部3gの変形例については図示を省略するが、下端面31と同様の形状にすることができる。
上述した実施の形態においては、上限ストッパ15、下限ストッパ12は、各1個配置しているが、この他にも、オーバストロークに対して、質量体8が鍵フレーム3などに衝突することを防ぐための補助的ストッパ部材を加えてもよい。また、白鍵本体部1、黒鍵本体部2が、過度に押し下げられたときに、鍵フレーム3に衝突することを防止する下限ストッパ部材を加えてもよい。
上述した実施の形態において、質量体8は、その自由端側に質量集中部8eを有した構造のものであった。しかし、各鍵の押鍵操作に連動して回動するものであればよく、質量が集中していることが明確でない構造のものであってもよい。下限ストッパ12,上限ストッパ15は、質量体8の動作を規制するためのものであるから、質量体8のどこかの部分に当接するように配置されていればよい。例えば、少なくとも一方が、連結部8dに当接するように配置されてもよい。
上述した実施の形態において、質量体支持部3Dは、前方上部取付部3Aの下面に立設されていた。しかし、鍵フレーム3に長尺部として前方下部取付部を新たに設け、この上面に質量体支持部を立設してもよい。
本願発明の実施形態である電子楽器の鍵盤装置を模式的に示す右側面図である。 図1に示した実施形態において、鍵フレームを上下逆さまにした状態を示す倒置斜視図である。 図2に示した鍵フレームに取付板を取付固定した後の状態を示す倒置斜視図である。 図1に示した実施の形態において、取付板を取付固定する垂直リブ下端面の形状を変更した例を示す倒置斜視図である。
符号の説明
1…白鍵本体部、1a…先端部、1b…鍵支点部、1c…力伝達部、2…黒鍵本体部、2a…先端部、2b…鍵支点部、
3…鍵フレーム、3A…前方上部取付部、3B…後方上部取付部、3C…鍵支持部、3D…質量体支持部、3E…縦壁部、3F…前方基部、3G…縦壁部、3H…段差部、3I…後方基部、
3a…垂直リブ、3b…中間基部、3c…段差を有した上端面、3d…取付板11が取り付けられる下端面、3e…下端面3dの前方に隣接してさらに段差を有した下端面、3f…垂直リブ、3g…中間基部、3h…垂直リブ、3i…垂直リブ
4…鍵フレーム底板、5,6…鍵ガイド、7…弾性部材、
8…質量体、8a…主被駆動部、8b…副被駆動部、8c…回動支点部、8d…連結部、8e…質量集中部、9…口棒部、10…押さえ金具、11…取付板、12…下限ストッパ(11+12又は12単独:下限動作規制部材)、13,14…緩衝部材、15…上限ストッパ(上限動作規制部材)、16…貫通孔、17…鍵スイッチ、18…上ケース

Claims (2)

  1. 複数の鍵と、各鍵の押鍵操作に連動して回動する複数の各質量体と、複数の鍵支持部が後方に並設され、複数の質量体支持部が前記複数の鍵の下方に並設されるフレームと、前記フレームの側に固定され、前記質量体が衝突することにより当該質量体の回動範囲の上限を規制する上限動作規制部材と、鍵の配列方向に前記フレームの側に取付固定され、前記質量体が衝突することにより当該質量体の回動範囲の下限を規制する下限動作規制部材を有する電子楽器の鍵盤装置において、
    前記フレームは、複数の長尺部及び複数の垂直リブを有し、
    前記複数の長尺部は、前記複数の鍵の配列方向に延在し、
    前記複数の垂直リブは、前記複数の長尺部の少なくとも一部を相互に連結し、当該複数の垂直リブの隙間を前記質量体が回動するように前記複数の鍵の配列方向に並設され、
    前記下限動作規制部材は、前記複数の垂直リブの下端面であって、前記長尺部が近傍に設けられていない部分に取付固定される、
    ことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
  2. 前記下限動作規制部材が取付固定される前記複数の垂直リブの下端面は、前記鍵の配列方向において、前記垂直リブの幅よりも部分的に拡幅されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子楽器の鍵盤装置。
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