JP2009108979A - 流体圧機器に用いられるスプリング構造 - Google Patents

流体圧機器に用いられるスプリング構造 Download PDF

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Abstract

【課題】圧力流体の流通方向に関わらず該圧力流体を流通させることを可能とし、且つ、部品点数の削減を図りつつ、流体圧機器の組付性を向上させる。
【解決手段】管継手50を構成するソケット52と弁機構62のバルブ110との間にバルブスプリング112が介装され、前記バルブ110をプラグ54側に付勢している。このバルブスプリング112は、バルブ110とソケットとの間に介装される大径部112aと、該大径部112aの内部に設けられ、該大径部112aに対して小径で形成される小径部112bとを有し、前記小径部112bのばね定数が、大径部112aのばね定数に対して大きく設定される。そして、プラグ54側からソケット52側に向かって圧力流体が流通し、バルブ110が前記プラグ54から離間する方向に変位する際、前記バルブ110の端部が小径部112bに当接して保持されることにより、その変位が規制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力流体の供給状態に応じて変位する変位体を有した流体圧機器に用いられるスプリング構造に関する。
従来から、例えば、流体圧機器として、接続又は分離可能なソケット及びプラグを有する管継手が知られている。この管継手は、ソケット及びプラグが同軸上に設けられ、その内部には圧力流体の流通可能な流体通路が形成されると共に、前記ソケットにおける流体通路には、軸線方向に沿って変位自在な弁体が設けられる。また、ソケットには、該ソケットの内壁面と弁体との間にスプリングが設けられ、前記弁体をプラグ側に向かって付勢し、流体通路に臨む弁座に着座させている。そして、ソケットにプラグが接続されることにより、該プラグによって弁体がスプリングの弾発力に抗して押圧され、弁座から離間して流体通路が連通する(例えば、特許文献1参照)。
特許第2732017号明細書
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、ソケット側からプラグ側へと圧力流体を流通させる構成とし、この場合、螺旋状に形成されたスプリングの間を通じて圧力流体を流通させている。しかしながら、このような構成を有する管継手において、圧力流体を所望の流通方向とは逆方向となるプラグ側からソケット側へと流通させた場合、該圧力流体によって弁体がスプリングを圧縮する方向へと押圧され、圧縮されたスプリングによって流体通路が閉塞されてしまう。そのため、この上述した管継手では、ソケット側からプラグ側の一方向にしか圧力流体を流通させることができない。そのため、圧力流体を反対方向に流通させたい場合には、別の管継手を準備する必要が生じて煩雑であると共に、そのための設備コストも増大してしまうという問題がある。
また、圧力流体を反対方向に流通させた際、弁体の変位を規制可能なストッパを設け、スプリングによる流体通路の遮断を防止することが想定されるが、前記ストッパを設けることによって部品点数の増大を招くと共に、組付工数が増大してしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、圧力流体の流通方向に関わらず該圧力流体を流通させることを可能とし、且つ、部品点数の削減を図りつつ、組付性を向上させることが可能な流体圧機器に用いられるスプリング構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、一組のポートが形成されたボディを有する流体圧機器において、該圧力流体の供給状態に応じて変位する変位体を前記ボディの内部に備え、前記変位体を軸線方向に沿って付勢するための流体圧機器に用いられるスプリング構造であって、
スプリングは、巻回されたコイルからなり、前記変位体とボディとの間に介装されて該変位体を一方向に向かって付勢する第1弾発部と、
前記第1弾発部と一体的に設けられ、前記変位体の他方向に向かった変位を規制する第2弾発部と、
前記第1及び第2弾発部に対して直交し、該第1弾発部と第2弾発部とを接続する接続部と、
を備え、
前記第1及び第2弾発部が同軸上に設けられると共に、該第2弾発部のばね定数が、前記第1弾発部のばね定数に対して大きく設定されることを特徴とする。
本発明によれば、流体圧機器を構成するボディの内部にスプリングを設け、該スプリングを変位体と前記ボディとの間に介装させると共に、前記スプリングが、変位体を一方向に向かって付勢する第1弾発部と、該第1弾発部と一体的に設けられ、前記変位体の他方向に向かった変位を規制する第2弾発部とから構成され、前記第1弾発部と第2弾発部とが接続部を介して接続されている。
そして、圧力流体を他方向から一方向側に向かって流通させ、変位体が第1弾発部の付勢方向とは反対方向に押圧された場合でも、前記変位体の変位がばね定数の大きな第2弾発部によって確実に規制されるため、前記第1弾発部が圧縮されて密着することによる流体通路の閉塞を阻止することができる。
従って、圧力流体を所望の流通方向に対して反対方向に流通させた場合でも、第2弾発部によって変位体が係止されるため、第1弾発部の圧縮によって流体通路が閉塞され、該圧力流体の連通状態が遮断されてしまうことがなく、スプリングの間を通じて圧力流体を確実且つ好適に流通させることができる。
また、変位体の変位を規制するためのストッパを別個に設けた場合と比較し、その部品点数の削減を図ることができ、それに伴って、製造コスト及び組付工数の低減を図ることが可能となる。
さらに、接続部を、第1及び第2弾発部の軸線に対して折曲し、該第2弾発部の端部と交差させることにより、前記第2弾発部に変位体が当接して押圧された際、その荷重を前記接続部によって好適に受け止めることができる。そのため、接続部を第2弾発部の端部と交差させていない場合と比較し、前記変位体から前記第2弾発部に対して付与される大きな負荷にも耐え得ることが可能となり、スプリングの耐久性を向上させることができる。
さらにまた、第1及び第2弾発部、接続部を有するスプリング構造を、供給された圧力流体の圧力を調圧可能な減圧弁に適用すると好適である。この場合、減圧弁に対して圧力流体を逆方向へと流通させた際、変位体として機能する弁体がスプリングの第2弾発部によって好適に保持されるため、第1弾発部が完全に圧縮されてしまうことがなく、圧縮されたスプリングによって流体通路が閉塞されてしまうことを阻止できる。その結果、圧力流体の流通方向に関わらず、減圧弁において圧力流体を確実且つ好適に流通させることができる。また、第1弾発部と第2弾発部とをそれぞれ別個に設けた場合と比較し、その部品点数を削減することができると共に、組付性を向上させることができる。
またさらに、第1及び第2弾発部、接続部を有するスプリング構造を、圧力流体の供給作用下に変位するピストンを有するシリンダ装置に適用すると好適である。この場合には、単一のスプリングによって前記ピストンの変位量を規制することが可能となるため、ストッパを別個に設けた場合と比較して部品点数を削減することができると共に組付性を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、ボディの内部に設けられたスプリングを、流体圧機器を構成する変位体とボディとの間に介装させ、前記変位体を一方向に向かって付勢する第1弾発部と、該第1弾発部と一体的に設けられ、前記変位体の他方向に向かった変位を規制する第2弾発部とから構成することにより、圧力流体を他方向から一方向側に向かって流通させ、変位体が第1弾発部の付勢方向とは反対方向に押圧された場合でも、前記変位体の変位が第2弾発部によって確実に規制され、第1弾発部の圧縮によって流体通路が閉塞されて該圧力流体の連通状態が遮断されてしまうことがない。その結果、圧力流体をスプリングの間を通じて確実且つ好適に流通させることができる。また、変位体の変位を規制するためのストッパを別個に設けた場合と比較し、その部品点数の削減を図ることができ、それに伴って、製造コスト及び組付工数の低減を図ることができる。
本発明に係る流体圧機器に用いられるスプリング構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号50は、本発明の実施の形態に係るスプリング構造が適用された管継手を示す。
管継手50は、図1及び図2に示されるように、金属製材料より形成され、軸線方向に沿った一方側(矢印A方向)に配設されるソケット(ボディ)52と、該ソケット52と対向して他方側(矢印B方向)に同軸上となるように配設されるプラグ(ボディ)54と、前記ソケット52の端部に設けられ、該プラグ54の一部が挿入されるホルダ56と、該ホルダ56の外周面を囲繞するように装着され、リターンスプリング58の弾発作用下に軸線方向に変位自在なスリーブ60と、前記ソケット52の内部に設けられ、該ソケット52とプラグ54との連通状態を切り換える弁機構62とを含む。
ソケット52は、その一端部側に形成され、図示しない配管等が接続される第1接続部64と、該第1接続部64に隣接して設けられた六角柱状の第1締付部66と、その他端部側に形成され、前記ホルダ56を保持可能な保持部68とを有する。
また、ソケット52には、第1接続部64の内部にポート70が形成され、第1締付部66の内部には、前記ポート70に対して半径外方向に拡径した空間部72が設けられる。そして、この空間部72には後述する弁機構62が配設される。
さらに、ソケット52を構成する保持部68の内周面には、空間部72に対してさらに拡径した段付部74が形成され、該段付部74とホルダ56との間にパッキン76の一部が挟持される。
また、保持部68には、半径内方向に突出した環状の凸部78が形成され、この凸部78が、後述するホルダ56の凹溝80に挿入されることにより、ソケット52に対してホルダ56が接続されることとなる。
パッキン76は、例えば、ゴム等の弾性材料から円筒状に形成され、段付部74に保持されるボディシール部82と、該ボディシール部82に対して半径内方向に縮径したプラグシール部84と、前記ボディシール部82とプラグシール部84とを接続するバルブシール部86とを有する。すなわち、ボディシール部82が、ソケット52側となるパッキン76の一端部側に設けられ、プラグシール部84が、ホルダ56側となるパッキン76の他端部側に設けられる。
このバルブシール部86は、断面略L字状に折曲し、略一定径からなり軸線方向に沿って所定長を有したボディシール部82とプラグシール部84とを一体的に接続すると共に、その外周面が、ホルダ56の内周面に設けられた装着部88に装着される。
また、バルブシール部86には、ボディシール部82の近傍に弁機構62を構成するバルブ(変位体)110の着座可能な着座面90を有する。着座面90は、バルブ110に臨むと共に、パッキン76の軸線に対して所定角度で傾斜し、ボディシール部82からプラグシール部84に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成される。
プラグ54は、金属製材料から円筒状に形成され、その一部がホルダ56及びソケット52の内部に挿入されることによって該ソケット52の他端部に接続される。このプラグ54は、一端部側に形成され、図示しない配管等が接続される第2接続部92と、該第2接続部92の隣接して設けられた六角柱状の第2締付部94と、他端部側に形成され、前記第2締付部94に対して徐々に縮径したインサート部96と、前記第2締付部94とインサート部96との間に設けられ、その外周面が環状に窪んだボール溝98とからなる。
また、プラグ54の内部には、軸線方向(矢印A、B方向)に沿って貫通した貫通孔100が形成され、ソケット52に対して接続された際、ポート70及び空間部72と連通する。
ホルダ56は、金属製材料から円筒状に形成され、ソケット52側となる一端部が、該ソケット52の段付部74に臨むように配設され、その間にパッキン76のボディシール部82を挟持して保持している。
また、ホルダ56の一端部側には、その外周面に沿って凹溝80が設けられ、前記ソケット52の他端部に形成された凸部78が挿入される。これにより、ホルダ56が、ソケット52に対して軸線方向に位置決めされ、該軸線方向に沿った変位が規制されて接続状態となる。
さらに、ホルダ56の一端部には、その内周面に半径外方向に拡径した装着部88が形成され、該装着部88には、パッキン76を構成するバルブシール部86及びプラグシール部84が装着される。
一方、ホルダ56の他端部には、半径外方向に拡径したフランジ部102を備えると共に、該フランジ部102の近傍には、周方向に沿って所定間隔離間した複数のボール孔104が設けられる。このボール孔104には、複数のボール106がそれぞれ前記ホルダ56の半径方向に沿って変位自在に挿入されると共に、該ボール孔104の直径は、ホルダ56の内周側が若干だけ小さく形成されている。そのため、ボール106が、ボール孔104からホルダ56の内部へと脱落してしまうことがなく、該ボール孔104の内部に保持される。
また、ホルダ56の内周面は、プラグ54側となる他端部側からソケット52側となる一端部側に向かって徐々に縮径するように形成される。詳細には、ホルダ56の内周径は、他端部から軸線方向に沿った略中央部まで略一定で設定され、この略中央部から一端部側に向かって徐々に縮径するように設定されている。すなわち、ホルダ56の内周面は、その内部に挿入されるプラグ54のインサート部96に対応した形状で形成される。
スリーブ60は、金属製材料から円筒状に形成され、ホルダ56の外周面を覆うように配設される。このスリーブ60の内周面には、半径内方向に突出した突出部108が形成されると共に、前記突出部108とソケット52の他端部との間には、スリーブ60を前記ソケット52から離間させる方向に付勢するリターンスプリング58が介装されている。この突出部108は、ホルダ56のボール孔104及び該ボール孔104に装着されたボール106に臨むように環状に形成され、前記ボール106の外周面に当接自在に設けられる。
また、リターンスプリング58は、例えば、一定径で複数巻回されたコイルスプリングからなり、スリーブ60の内周面とホルダ56の外周面との間の空間に設けられている。
そして、このスリーブ60は、リターンスプリング58の弾発作用下に変位した際、突出部108が、ホルダ56のボール孔104及び該ボール孔104に装着されたボール106に臨むと共に、前記突出部108がホルダ56のフランジ部102に当接することによって変位が規制される。すなわち、ホルダ56を構成するフランジ部102は、スリーブ60の軸線方向に沿った変位を規制可能なストッパ機構として機能する。
弁機構62は、ソケット52の空間部72に設けられ、該ソケット52の軸線方向に沿って変位自在なバルブ110と、該バルブ110と空間部72の内壁面との間に介装され、該バルブ110をプラグ54側(矢印B方向)に向かって付勢するバルブスプリング112とを含む。
バルブ110は、例えば、金属製材料から形成され、本体部114と、該本体部114の端面に対して所定高さで突出した複数の脚部116a〜116cと、前記本体部114に対して半径外方向に突出した着座部118とを有する。本体部114は、プラグ54及びパッキン76に臨む一端面が、軸線と直交方向に延在した平面状に形成され、その中央部には、円柱状の基部119が設けられる。
脚部116a〜116cは、例えば、3個設けられ、基部119を中心として互いに等間隔離間して半径外方向に向かって放射状に延在すると共に、前記基部119側から徐々に高さが高くなるように形成される。なお、脚部116a〜116cの高さは、プラグ54の端部に当接する部位が一定高さで形成される。換言すれば、脚部116a〜116cは、本体部114の一端面における周縁部から中心に向かうようにそれぞれ延在している。
また、脚部116a〜116cは、本体部114の外周側となる部位がプラグ54の他端部と略同一直径となるように配置され、該プラグ54がソケット52及びホルダ56に装着された際、前記脚部116a〜116cの先端部に対して前記他端部が当接自在に設けられる。換言すれば、脚部116a〜116cは、本体部114に対して柱状に形成されている。
着座部118は、本体部114の外周面に対して所定直径で突出した鍔状に形成され、プラグ54側(矢印B方向)となる一端面は、脚部116a〜116c方向に向かって徐々に先細状となるテーパ状に形成される。そして、ソケット52に対するプラグ54の非接続状態において、着座部118がパッキン76の着座面90に対して当接した弁閉状態となる(図2参照)。また、着座部118の他端面は平面状に形成され、バルブスプリング112の一端部が固着される。
一方、ソケット52のポート70に臨む本体部114の他端面は、断面矩形状に形成され、その外周側にはバルブスプリング112が挿通されている。
バルブスプリング112は、図1〜図5に示されるように、例えば、コイルが複数巻回されたコイルスプリングからなり、断面略テーパ状に形成されバルブ110の着座部118とソケットの内壁面との間に介装される大径部(第1弾発部)112aと、該大径部112aの内部に設けられる小径部(第2弾発部)112bとからなる。
大径部112aは、その一端部が、バルブ110の着座部118に装着され、他端部が、ソケット52を構成する空間部72とポート70との接合部位における内壁面に装着される。そして、大径部112aは、バルブ110側となる一端部から他端部に向かって徐々に拡径する断面略テーパ状に形成されている。
小径部112bは、大径部112aの他端部側に設けられ、該大径部112aの中心となるように同軸上に配設されると共に一定直径で形成される。
また、小径部112bのばね定数K2は、大径部112aのばね定数K1に対して大きく設定される(K2>K1)。なお、大径部112a及び小径部112bのばね定数K1、K2の値は、前記大径部112aに対して前記小径部112bの方が大きく設定されていればよく、特にその値に限定されるものではない。
一方、大径部112aの他端部には、図4及び図5に示されるように、該大径部112aと小径部112bとを接続する接続部112cが設けられ、この接続部112cは、大径部112aの他端部まで巻回されたコイルが半径内側に直角に折曲され、バルブスプリング112の略中心を通るように延在した第1折曲部113aと、該第1折曲部113aと平行に設けられ、小径部112bの端部に接続される第2折曲部113bとを含む。
この第1折曲部113aは、大径部112aの他端部からバルブスプリング112の略中心を通り、該略中心を挟んだ大径部112aの反対側まで一直線状に延在している。また、第2折曲部113bは、第1折曲部113aの端部から折り返すように形成され、バルブスプリング112の略中心側に向かって延在し、前記大径部112aの内部に設けられた小径部112bに接合される。なお、第1折曲部113aは、バルブスプリング112の略中心である小径部112bの中心を通っているため、該小径部112bの端部が前記第1折曲部113aによって支持される。
本発明の実施の形態に係るスプリング構造が適用された管継手50は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図2に示されるソケット52からプラグ54を離脱させた非接続状態を初期状態として説明すると共に、前記ソケット52側(矢印A方向)からプラグ54側(矢印B方向)へと圧力流体を流通させる場合について説明する。
図2に示されるように、この管継手50の初期状態においては、バルブスプリング112を構成する大径部112aの弾発作用下にバルブ110がホルダ56側(矢印B方向)に向かって押圧され、その着座部118がパッキン76の着座面90に当接している。また、スリーブ60が、リターンスプリング58の弾発作用下にソケット52から離間する方向(矢印B方向)に付勢され、前記スリーブ60の突出部108がホルダ56に装着されたボール106の外周面に当接している。これにより、複数のボール106がそれぞれホルダ56の内周側に向かって押圧され、該ボール106の一部がホルダ56の内部に露呈した状態にある。
この初期状態にある管継手50に対して、ホルダ56を有する他端部側からプラグ54を装着する。この場合には、先ず、スリーブ60をリターンスプリング58の弾発力に抗してソケット52側(矢印A方向)へとスライドさせた後、インサート部96側からプラグ54をホルダ56の内部へと挿入する。
そして、プラグ54をソケット52側(矢印A方向)に向かって押し込むことにより、インサート部96の外周面にパッキン76のプラグシール部84が摺接し、該プラグ54とホルダ56との間の気密が保持され、その後、前記インサート部96の端部がバルブ110の脚部116a〜116cに当接し、該脚部116a〜116cを介して前記バルブ110をソケット52のポート70側(矢印A方向)へと押圧する。
これにより、バルブ110がバルブスプリング112を構成する大径部112aの弾発力に抗して変位し、該バルブ110を構成する着座部118がパッキン76の着座面90から離間して前記ソケット52の空間部72とプラグ54の貫通孔100とが連通状態となる(図1参照)。
詳細には、ポート70を通じて空間部72に導入された圧力流体は、バルブ110を構成する複数の脚部116a〜116cの間を通じてプラグ54側へと流通し、該プラグ54の貫通孔100を介して前記プラグ54に接続された図示しない配管等へと流通する。この際、バルブ110がパッキン76の着座面90から離間する前に、プラグシール部84によってプラグ54の外周面が予め囲繞されているため、前記バルブ110の弁開によって流通する圧力流体が前記プラグ54とホルダ56との間から外部へと漏出することが阻止される。
また、スリーブ60の保持状態を解除することにより、該スリーブ60がリターンスプリング58の弾発力によってプラグ54側(矢印B方向)へと変位し、その突出部108によって複数のボール106がホルダ56の内周側に向かって押圧される。そして、ボール106が、プラグ54の外周面に設けられたボール溝98に挿入される。これにより、ホルダ56を含むソケット52に対してプラグ54の軸線方向に沿った変位が規制され、該プラグ54がソケット52に対して接続された状態となる(図1参照)。
この際、パッキン76を構成するプラグシール部84が、インサート部96の外周面に当接しているため、該インサート部96とパッキン76との間から圧力流体が漏出することがないと共に、バルブシール部86によってソケット52の内壁面とホルダ56の端部の間からの圧力流体の漏出も防止される。
一方、上述したソケット52及びプラグ54が接続された管継手50から該プラグ54を取り外す場合には、リターンスプリング58の弾発力に抗してスリーブ60をソケット52側(矢印A方向)へと再びスライド変位させた後、プラグ54をソケット52から離間させる方向(矢印B方向)へと引張する。これにより、プラグ54のボール溝98に挿入されていたボール106がボール孔104に沿って半径外方向へと押し出され、前記ボール106によるプラグ54の軸線方向に沿った変位規制状態が解除されると共に、バルブ110に対する押圧力が滅勢されるため、該バルブ110がバルブスプリング112を構成する大径部112aの弾発力によってプラグ54側(矢印B方向)へと押圧される。
そして、さらにプラグ54をソケット52から離間する方向(矢印B方向)へと移動させることにより、バルブ110の着座部118がパッキン76の着座面90に当接し、前記ソケット52の空間部72とホルダ56の内部との連通が遮断される。これにより、ソケット52からプラグ54を離脱させた場合でも、該ソケット52の空間部72に供給されている圧力流体が外部に漏出することがなく保持される。
一方、上述した説明とは反対に、プラグ54側(矢印B方向)からソケット52側(矢印A方向)へと圧力流体を流通させる場合、前記プラグ54の貫通孔100から導入された圧力流体がソケット52のポート70側へと流通する際に、脚部116a〜116cを有するバルブ110の端面をポート側(矢印A方向)に向かって押圧する。これにより、バルブ110は、バルブスプリング112を構成する大径部112aの弾発力に抗してポート70側(矢印A方向)へと変位するが、前記バルブ110の本体部114が小径部112bの端部に当接した時点で変位が規制される(図6参照)。すなわち、バルブスプリング112を構成する小径部112bが、バルブ110のポート70側(矢印A方向)への変位量を規制するストッパとして機能している。
その結果、管継手50において所定の流通方向とは反対となるプラグ54側からソケット52側(矢印A方向)へと圧力流体を流通させた場合でも、バルブスプリング112の大径部112aがバルブ110の変位作用下に完全に圧縮されてしまうことがなく、該大径部112aの間を通じてプラグ54側からソケット52側へと圧力流体を確実且つ好適に流通させることが可能となる。
以上のように、本実施の形態では、ソケット52の空間部72にバルブスプリング112を設け、バルブ110をパッキン76の着座面90に向かって付勢する大径部112aと、該大径部112aの内部に設けられ、前記バルブ110の変位を規制可能な小径部112bとからバルブスプリング112を構成し、前記小径部112bのばね定数K2を、大径部112aのばね定数K1に対して大きく設定することにより、前記バルブ110の変位を規制するためのストッパを別個に設けた場合と比較し、その部品点数の削減を図ることができ、それに伴って、製造コスト及び組付工数の低減を図ることが可能となる。すなわち、バルブ110におけるシート力の保持と変位量の規制とを単一のバルブスプリング112で行うことが可能となる。
また、プラグ54側からソケット52側へと圧力流体を流通させた場合でも、該圧力流体によって押圧されるバルブ110の変位をバルブスプリング112の小径部112bによって規制することができる。その結果、バルブ110の変位によってバルブスプリング112の大径部112aが圧縮して互いに密着してしまうことが防止される。その結果、圧力流体が所望の流通方向に対して逆方向へと流通させた場合でも、バルブスプリング112の圧縮によって流体通路が閉塞され、連通状態が遮断されてしまうことがないため、バルブスプリング112を構成する大径部112aの間を通じて確実且つ好適に流通させることができる。
さらに、バルブスプリング112は、大径部112aと小径部112bとを接続する接続部112cが該バルブスプリング112の中心を通るように設けられ、且つ、該小径部112bの端部を支持するように設けられている。そのため、小径部112bにバルブ110が当接して押圧された際、その荷重を前記接続部112cによって好適に受けることができるため、前記接続部112cを小径部112bの端部に交差させていない場合と比較し、バルブ110から前記小径部112bに対して付与される大きな負荷にも耐え得ることが可能となり、バルブスプリング112の耐久性を向上させることができる。
次に、上述したスプリング構造を減圧弁150に適用した場合について、図7を参照しながら簡単に説明する。
この減圧弁150は、図7Aに示されるように、弁ボディ(ボディ)152と、該弁ボディ152の内部に変位自在に設けられる弁機構154と、前記弁ボディ152の上部に設けられ、弁機構154を構成する弁体156の変位量を調整することによって圧力流体の圧力を調整可能な調圧機構158と、前記弁ボディ152の下部に接続され、バルブスプリング160が収容されるホルダ(ボディ)162とを含む。
弁ボディ152の側部には、ホルダ162の供給ポート164から供給された圧力流体が排出される排出ポート166を備え、前記排出ポート166の内部には連通室168が設けられている。この連通室168は、ホルダ162の供給ポート164と弁ボディ152の排出ポート166とを連通し、前記供給ポート164から供給された圧力流体が、連通室168を通じて排出ポート166へと流通する。
一方、連通室168の内部には、弁機構154の弁体(変位体)156が軸線方向(矢印C、D方向)に沿って変位自在に設けられ、バルブスプリング160によって上方(矢印C方向)へと付勢されている。そして、弁体156は、バルブスプリング160の弾発作用下に弁ボディ152の下部に設けられた弁座部170に着座している。これにより、供給ポート164と排出ポート166との連通が遮断される。
バルブスプリング160は、有底円筒状に形成された弁体156の端部とホルダ162の内壁面との間に介装される大径部(第1弾発部)172と、該大径部172の内部に設けられ、該ホルダ162の供給ポート164に臨む小径部(第2弾発部)174とを有し、前記小径部174のばね定数が、前記大径部172のばね定数に対して大きく設定される。なお、バルブスプリング160の形状は、上述したバルブスプリング112の形状と略同一であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
調圧機構158は、弁ボディ152の内部に変位自在に設けられ、弁体156の上部に当接する変位部材176と、前記変位部材176を前記弁体156側(矢印D方向)に向かって付勢する調圧スプリング178と、前記調圧スプリング178に対する押圧力を調整可能な調圧ねじ180とを含む。この調圧ねじ180を所定方向に回転させることにより、調圧スプリング178に対する押圧力が調整され、それに伴って、変位部材176が弁ボディ152の軸線方向(矢印C、D方向)に沿って所定距離だけ変位する。
そして、変位部材176の下部には、バルブスプリング160の大径部172によって上方に付勢された弁体156が当接しているため、変位部材176が下方(矢印D方向)に変位する場合には、前記大径部172の弾発力に抗して弁体156と共に変位する。その結果、弁体156が弁座部170から離間し、供給ポート164と排出ポート166とが連通することによって、該供給ポート164から供給された圧力流体が排出ポート166へと流通する。
換言すれば、排出ポート166から排出される圧力流体の圧力が所望の圧力に到達した時点で、変位部材176が調圧スプリング178の弾発力に抗して上方へと押圧され、それに伴って、弁体156が弁座部170へと着座して供給ポート164と排出ポート166との連通が遮断されることとなる。
一方、排出ポート166側の圧力が高圧となり、該排出ポート166側から供給ポート164側へと圧力流体が逆流することがある。この場合には、弁体156が、排出ポート166から導入される圧力流体によって下方(矢印D方向)へと押圧され、バルブスプリング160の大径部172を圧縮する方向へと押圧される。
このような場合においても、本実施の形態に係る減圧弁150では、バルブスプリング160を構成する大径部172の内部に小径部174を備えているため、圧力流体によって押圧された弁体156が小径部174によって保持され、その変位が規制されることとなる。すなわち、このバルブスプリング160を構成する小径部174は、供給ポート164側への弁体156の変位量を規制可能なストッパとして機能している。
これにより、排出ポート166から圧力流体を供給した場合でも、押圧された弁体156によってバルブスプリング160の大径部172が完全に圧縮されてしまうことがなく、小径部174によって所定位置で保持される。そのため、図7Bに示される小径部174を有していないバルブスプリング160aを用いた減圧弁150aのように、圧縮されたバルブスプリング160aによって供給ポート164が閉塞されてしまうことがなく、圧力流体を所望の流通方向とは反対方向に流通させた場合でも、確実且つ好適に流通させることが可能となる。
また、バルブスプリング160は、弁体156を弁座部170側(矢印C方向)に向かって付勢する大径部172と、前記弁体156の供給ポート164側(矢印D方向)への変位を規制可能な小径部174とを一体的に設けているため、それぞれ別個に設けた場合と比較し、その部品点数を削減することができると共に、組付性を向上させることができる。
次に、上述したスプリング構造をシリンダ装置200に適用した場合について、図8を参照しながら簡単に説明する。
このシリンダ装置200は、図8Aに示されるように、筒状のシリンダチューブ202と、該シリンダチューブ202の一端部に装着されるヘッドブロック(ボディ)204と、該シリンダチューブ202の他端部に装着されるロッドブロック(ボディ)206と、前記シリンダチューブ202の内部に変位自在に設けられるピストン(変位体)208と、前記ピストン208とヘッドブロック204との間に介装されるリターンスプリング210とを含む。
ヘッドブロック204及びロッドブロック206には、圧力流体が供給・排出されるポート212a、212bがそれぞれ形成され、シリンダチューブ202の内部と連通している。
ピストン208には、中央部に貫通した孔部を介してピストンロッド214が連結され、該ピストンロッド214がロッドブロック206に形成されたロッド孔216に挿通され、軸線方向(矢印E、F方向)に沿って変位自在に支持される。また、ピストン208は、リターンスプリング210の弾発力によってヘッドブロック204から離間する方向(矢印E方向)に付勢している。
リターンスプリング210は、ピストン208の端面とヘッドブロック204の内壁面との間に介装される大径部(第1弾発部)220と、該大径部220の内部に設けられ、前記ヘッドブロック204に臨む小径部(第2弾発部)222とを有し、前記小径部222のばね定数が、前記大径部220のばね定数に対して大きく設定される。なお、リターンスプリング210の形状は、上述したバルブスプリング112、160の形状と略同一であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、シリンダ装置200は、ロッドブロック206のポート212bに供給された圧力流体が、シリンダチューブ202の内部に導入されることにより、ピストン208及びピストンロッド214がリターンスプリング210の弾発力に抗してヘッドブロック204側(矢印F方向)に向かって変位し、前記ピストン208の端部が小径部222に当接することによって変位が規制される。
このように、ピストン208がヘッドブロック204側(矢印F方向)に変位する際、該ピストン208がリターンスプリング210の大径部220を圧縮させながら変位し、その端面が小径部222に当接することにより停止する。
すなわち、リターンスプリング210を構成する小径部222は、ヘッドブロック204側へのピストン208の変位量を規制可能なストッパとして機能している。
このように、大径部220及び小径部222を含むリターンスプリング210をピストン208とヘッドブロック204との間に設けることにより、前記小径部222によって前記ピストン208の変位量を規制することが可能となるため、図8Bに示されるシリンダ装置200aのように、リターンスプリング224とピストン208の変位を規制するためのストッパ226を別個に設けた場合と比較し、部品点数を削減することができると共に、組付性を向上させることができる。
なお、リターンスプリング210を構成する小径部222のばね定数は、ピストン208の変位量等に応じて任意に設定するとよい。
本発明に係る流体圧機器に用いられるスプリング構造は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の実施の形態に係るスプリング構造が適用された管継手の全体縦断面図である。 図1の管継手からプラグを離脱させた状態を示す縦断面図である。 図1の管継手を構成するバルブスプリングの単体側面図である。 図3に示すバルブスプリングの正面図である。 図3に示すバルブスプリングの他端部を示す拡大斜視図である。 図1の管継手において、プラグ側からソケット側へと圧力流体を流通させた状態を示す全体縦断面図である。 図7Aは、バルブスプリングを適用した減圧弁を示す縦断面図であり、図7Bは、小径部を備えていないバルブスプリングが設けられた比較例に係る減圧弁の縦断面図である。 図8Aは、リターンスプリングを適用したシリンダ装置を示す縦断面図であり、ストッパを有するシリンダ装置を示す縦断面図であり、図8Bは、小径部を有するリターンスプリングの代わりにストッパを適用した比較例に係るシリンダ装置を示す縦断面図である。
符号の説明
50…管継手 52…ソケット
54…プラグ 56、162…ホルダ
58、210…リターンスプリング 60…スリーブ
62、154…弁機構 72…空間部
76…パッキン 90…着座面
96…インサート部 106…ボール
108…突出部 110…バルブ
112、160…バルブスプリング 112a、172、220…大径部
112b、174、222…小径部 112c…接続部
113a…第1折曲部 113b…第2折曲部
114…本体部 116a〜116c…脚部
118…着座部 150、150a…減圧弁
156…弁体 200、200a…シリンダ装置

Claims (4)

  1. 一組のポートが形成されたボディを有する流体圧機器において、該圧力流体の供給状態に応じて変位する変位体を前記ボディの内部に備え、前記変位体を軸線方向に沿って付勢するための流体圧機器に用いられるスプリング構造であって、
    スプリングは、巻回されたコイルからなり、前記変位体とボディとの間に介装されて該変位体を一方向に向かって付勢する第1弾発部と、
    前記第1弾発部と一体的に設けられ、前記変位体の他方向に向かった変位を規制する第2弾発部と、
    前記第1及び第2弾発部に対して直交し、該第1弾発部と第2弾発部とを接続する接続部と、
    を備え、
    前記第1及び第2弾発部が同軸上に設けられると共に、該第2弾発部のばね定数が、前記第1弾発部のばね定数に対して大きく設定されることを特徴とする流体圧機器に用いられるスプリング構造。
  2. 請求項1記載のスプリング構造において、
    前記接続部は、前記第1及び第2弾発部の軸線に対して折曲され、該第2弾発部の端部に交差することを特徴とする流体圧機器に用いられるスプリング構造。
  3. 請求項1又は2記載のスプリング構造において、
    前記第1及び第2弾発部、接続部を有するスプリング構造が、供給された圧力流体の圧力を調圧可能な減圧弁に適用されることを特徴とする流体圧機器に用いられるスプリング構造。
  4. 請求項1又は2記載のスプリング構造において、
    前記第1及び第2弾発部、接続部を有するスプリング構造が、圧力流体の供給作用下に変位するピストンを有するシリンダ装置に適用されることを特徴とする流体圧機器に用いられるスプリング構造。
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