JP2009107782A - シート給送装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給されたシートの斜行姿勢を正しく修正することが可能であり、シートを常に正しい姿勢で処理位置に給送することが可能なシート給送装置を提供する。
【解決手段】シートを所定の処理位置に案内する搬送経路にシートを湾曲させて先端揃えする第1ローラ対と第2ローラ対、少なくとも2つのローラ対を配置する。そしてこのローラ対にシートを給送して先端揃えする際に、シートを上記第1ローラ対で先端揃えして処理位置に給送する第1制御モードと、シートを第1ローラ対で先端揃えした後、第2ローラ対で先端揃えして処理位置に給送する第2制御モードとを備える。そこでモード選択手段で第1制御モードか第2の制御モードを選定して実行するように構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、プリンタ、スキャナなどに使用される、所定の処理位置にシートを給送するシート給送装置に係わり、処理位置に給送するシートの姿勢を矯正するアライニング機構の改善に関する。
一般にこの種のシート給送装置は、例えば給紙スタッカに準備されたシートを処理プラテン(処理位置)に向けて給送する装置として広く知られている。そしてシートを処理位置に給送するための構造は、スタッカから処理位置に至る搬送経路にローラ、ベルトなどの搬送手段を所定間隔で複数配置し、この搬送手段でシートを引き継ぎ搬送しながら下流側の処理位置に移送している。このとき経路中にレジストローラを配置し、このローラにシート先端を突き当ててループ状に湾曲させ、これによってスキューなど斜行したシート姿勢を矯正して下流側に移送するアライニング機構も広く知られている。
例えば特許文献1には、給紙スタッカから繰り出されたシートの姿勢をレジストローラで矯正して下流側に給送する装置が開示されている。同文献には給紙スタッカにセットされたシートを分離ローラで1枚ずつ給送し、この分離ローラの下流側にレジストローラが配置されている。そしてこのローラ位置にはシートをループ状に湾曲させるガイドが設けてあり、分離ローラから送られたシート先端がレジストローラに突き当たるとシートは湾曲する。このときシート先端はレジストローラのニップ点に倣って先端揃え(スキュー修正)される。その後レジストローラを所定タイミングで回転し、このレジストローラの下流側に配置された搬送ローラでシートを処理プラテンに給送する装置が開示されている。
特開2004−070086号公報(図2)
上述のように、シートを所定の処理位置に給送する過程でシートの斜行を修正する際に、従来は処理位置の上流側に1つのレジストローラを配置し、このローラを停止させた状態でシートを給送してループ状に湾曲させている。このようなシート姿勢の修正(スキュー修正)は比較的簡便なローラ機構で構成することが出来るため種々のシート搬送機構に採用されている。
ところが、広範なシートを処理位置に給送する場合、シートの紙厚さが異なるとローラのニップ点にシートを突き当てる際にシート先端がこのニップ点に対して過剰搬送(オーバラン)される場合と、逆に未到達(レジストレーション)となる場合がある。前者の過剰搬送は厚紙など腰の強いシートのときニップ点からオーバランする傾向にあり、後者の未到達の場合は薄紙などカールし易いシートのときシート先端がレジストローラの外周面に突き当たってニップ点まで到達しない傾向にある。
このような不具合は、紙厚さと同様に最近のカラー印刷されたシートは表面がコーティングされた光沢紙などが多用されるため、シートの搬送力が低下しシート先端がレジストローラのニップ点に到達しない傾向にある。従ってレジストローラから処理位置に送られたシートは傾いた姿勢で画像読み取りその他の処理が施されることがある。このような場合従来は使用するシートの紙厚さと表面性状を所定範囲に限定している。
そこで本発明者は所定の処理位置にシートを給送する際に、処理位置の上流側に第1第2のレジストローラを配置して、上流側に位置する第1のローラ対でスキュー修正が不十分のときにはこのシートを第2のローラ対でスキュー修正することによって広範なシートを正しい姿勢で処理位置に給送することが可能との着想に至った。
本発明はシートを所定の処理位置に給送する際に、供給されたシートの斜行姿勢を正しく修正することが可能であり、厚さ、表面性状など広範なシートを常に正しい姿勢で処理位置に給送することが可能なシート給送装置の提供をその主な課題としている。
更に本発明は、処理位置の上流側でシートの姿勢を矯正する際にその矯正が不十分なときのみ再度姿勢修正することによって高速且つ効率的にシートを処理位置に給送することが可能なシート給送装置の提供を課題としている。
上記課題を達成するため本発明は、シートを所定の処理位置に案内する搬送経路にシートを湾曲させて先端揃えする第1ローラ対と第2ローラ対、少なくとも2つのローラ対を配置する。そしてこのローラ対にシートを給送して先端揃えする際に、シートを上記第1ローラ対で先端揃えして処理位置に給送する第1制御モードと、シートを第1ローラ対で先端揃えした後、第2ローラ対で先端揃えして処理位置に給送する第2制御モードとを備える。そこでモード選択手段で第1制御モードか第2の制御モードを選定して実行するように構成することを特徴とし、以下その具体的態様を説明する。
搬送経路に沿ってシートを所定の処理位置に給送するシート給送装置であって、上記処理位置の上流側に配置され上記処理位置に向けてシートを給送する第1ローラ対と第2ローラ対、少なくとも2つのローラ対と、上記搬送経路の上流側に位置する第1ローラ対にシートを給送する給紙手段と、上記第1、第2ローラ対と上記給紙手段を制御する給紙制御手段とを備える。上記搬送経路は、上記第1ローラ対と第2ローラ対にシート先端を突き当てて湾曲させる第1第2のループ形成部を有するガイド部材で構成し、上記給紙制御手段は、停止状態のローラ対にシートを給送して先端揃えする際に、(1)シートを上記第1ローラ対で先端揃えして上記処理位置に給送する第1制御モードと、(2)シートを上記第1ローラ対で先端揃えした後、上記第2ローラ対で先端揃えして上記処理位置に給送する第2制御モードと、(3)上記第1第2の制御モードを選定するモード選択手段とを有する。
前記モード選択手段は、前記第1ローラ対の下流側の所定位置に配置された先端検知センサと、前記第1ローラ対の起動から上記先端検出センサでシート先端を検出するまでの時間に応じて前記第1第2の制御モードを選定するように構成する。
前記モード選択手段は、前記第1ローラ対の起動から上記先端検出センサでシート先端を検出するまでの時間と予め設定された基準時間とを比較して、実質的に同一のときには前記第1の制御モードを選定し、異なるときには前記第2の制御モードを選定するように構成する。
前記モード選択手段は、前記搬送経路に供給されるシートの厚さ、表面性状、サイズなどの素材情報を入力する手段若しくは素材情報を取得する手段を備え、この入力又は取得したシートの素材情報に基づいて前記第1第2の制御モードのいずれかを選定するように構成する。
給紙スタッカと、上記給紙スタッカからシートを所定の画像読取位置に案内する搬送経路と、上記給紙スタッカからシートを繰り出す給紙手段と、上記給紙手段からのシートを一時的に待機させる第1のローラ対と、上記第1のローラ対からのシートを上記画像読取位置に給送する第2のローラ対と、上記第1のローラ対と第2のローラ対との間に配置されシートの先端を検出する先端検出センサと、上記第1、第2ローラ対と上記給紙手段を制御する給紙制御手段とを備える。上記搬送経路は、上記第1ローラ対と第2ローラ対にシート先端を突き当てて湾曲させる第1第2のループ形成部を有するガイド部材で構成し、上記給紙制御手段は、シートを上記第1ローラ対から上記画像読取位置に給送する際に、(1)停止状態の上記第1ローラ対にシートを給送して先端揃えする第1制御モードと、(2)停止状態の上記第1ローラ対にシートを給送して先端揃えした後、このシートを停止状態の上記第2ローラ対に給送して先端揃えする第2制御モードと、(3)上記第1ローラ対から上記先端検出センサに至るシート先端の移送時間を予め設定された設定時間と比較して、上記第1第2の制御モードの1つを選定するモード選択手段とを有する。
本発明は、シートを所定の処理位置に案内する搬送経路にシートを湾曲させて先端揃えする第1ローラ対と第2ローラ対を配置し、シートを処理位置に給送する際に第1ローラ対のみで先端揃えするか、第1ローラ対と第2ローラ対で先端揃えするか選択するようにしたものであるから次の効果を奏する。
処理位置に給送されるシートは第1ローラ対で先端揃えされて処理位置に至るか、第1第2ローラ対でそれぞれ先端揃えされて処理位置に至ることとなり、シートの先端揃え状態若しくは紙厚、紙質などの材質に応じて先端揃えされることとなる。従ってシートの先端揃え状態又は材質に拘わらず常に正しい姿勢で処理位置に給送することが可能となる。
つまり第1のローラ対でシート姿勢が正常に修正されたとき(又はその見込みのとき)にはそのまま処理位置に給送し、シート姿勢の修正が不十分なとき(又はその見込みのとき)には第2のローラ対で再修正した後処理位置に給送するため、常に正確な姿勢でシートを処理位置に給送することとなる。
更に本発明はシートを第1ローラ対のみで先端揃えする第1制御モードと、第1ローラ対と第2ローラ対でそれぞれ先端揃えする第2制御モードを選択して実行する際に、第1ローラ対から下流側に移送するシートの先端を検出することによって第1ローラ対の先端揃え状態を判別し、その判別結果で第1第2制御モードを選定するように構成することが可能となる。これによって第1ローラ対での先端揃えが不十分なときに第2ローラ対で再度先端揃えすることが可能なり、シートを高速且つ効率的に姿勢修正して処理位置に給送することが可能となる。
また、本発明は第1制御モードと第2制御モードを、使用するシートのサイズ、紙厚、紙質或いは表面加工状態などの素材情報に応じて選定するように構成することも可能である。これによって第1ローラ対での先端揃えが不十分となる傾向の素材の場合には第2制御モードで処理位置に給送することによってスキュー修正の状態を検出することなく比較的正確な姿勢でシートを処理位置に給送することが可能となる。更にこの場合の素材情報は使用者が入力する手段か、或いはシート給送装置の制御を司るネットワークシステムから取得すれば良く簡単な構成とすることが可能である。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる画像読取装置Cと画像形成装置Bとを備えたシート給送装置Aの全体構成を示す説明図。図2はシート給送装置Aの給紙部の説明図である。図3は図2のシート給送装置Aにおける駆動機構の説明図である。
[画像読取装置の構成]
図1においてAはシート給送装置を、Bは画像形成装置を、Cは画像読取装置を示している。画像形成装置Bは図示しないがシート上に画像形成するプリンタ装置を示し、内部に例えば給紙カセット、静電ドラム、潜像形成器(レーザ発信器)、現像器、定着器などが備えられている。そして画像読取装置Cから送られた画像データに基づいてシート上に画像形成し、排紙口から搬出するようになっている。
画像読取装置Cは、プラテン上の原稿シートの画像を光電変換手段で読み取るように構成されている。図示の装置は原稿シートをセットする載置プラテン20と、所定速度で移動する原稿シートを案内する走行プラテン23を備えている。前者の載置プラテン20は原稿を静止セットするプラテンガラスで構成され、後者の載置プラテン23は所定速度で移動する原稿シートを案内するプラテンガラスで構成されている。そしてこれらのプラテン20、23の下方にはプラテン上の原稿シートの画像を読み取る光電変換手段22が設けられている。図示の光電変換手段22は上記載置プラテン20に沿って往復動するキャリッジ21に、読み取り光学系と共に搭載とされている。読取光学系は種々の方法で構成されるが、図示のものは光源と原稿画像からの反射光を光電変換手段22(例えばCCD素子など)に結像するレンズ、ミラーなどで構成されている。
[シート給送装置の構成]
上述の画像読取装置Cには上記走行プラテン23に原稿シートを給送するシート給送装置Aがユニットとして装備されている。このシート給送装置Aは、図1に示すように走行プラテン23に原稿シートを自動的に給送するため画像読取装置Cの筐体上部に搭載されている。この画像読取装置Cは、シートを載置する給紙トレイ1と、この給紙トレイ上のシートを順次繰出すピックアップローラ2と、このピックアップローラ2で繰出されたシートを1枚ずつ分離して給送する給紙ローラ(給紙手段;以下同様)3と、この給紙ローラ3の下流側に配置されたレジストローラ(後述の第1ローラ対)4とを備えている。上記給紙トレイ1は通常のシートを積載収容するトレイ部材で構成され、この給紙トレイ1にはシートを所定姿勢で載置セットするサイドガイド11が設けられる。このサイドガイド11は給紙トレイ1に固定されシートの片側側縁を給紙規制とする片側規制ガイドで構成するか、或いはトレイ部材の幅方向に移動自在の一対の左右規制ガイドで構成する。前者は異なるサイズのシートを片側基準で、後者はセンタ基準で位置決めて給紙基準とし、そのいずれにするかは装置仕様によって決定する。
前記ピックアップローラ2は給紙トレイ1の上方で最上シートと係合する作動位置とこのシートから上方に離間した退避位置との間で上下昇降自在に配置されている。これは給紙トレイ1上にシートをセットする際は上方の退避位置に退避させ、セット後のシートを繰出す際には作動位置に位置させるためである。その昇降機構を図3に示すが、同図においてピックアップローラ2は回転軸5に昇降アーム6で揺動自在に支持されている。この回転軸5には次のように駆動モータM1が連結されている。
図3に示すように上記昇降アーム6は回転軸5にその基端部が遊嵌支持され、アーム先端部にピックアップローラ2が軸支持されている。そしてアーム基端部には回転軸5に巻回されたバネクラッチ7のバネ端部が摩擦係合してあり、このバネクラッチ7は回転軸5の給紙方向回転(図3時計方向)では緩み、反給紙方向回転(図3反時計方向)では緊縮するように構成されている。従って回転軸5の給紙方向回転でバネクラッチ7は緩み昇降アーム6は自重で同図時計方向に揺動し、反給紙方向回転で緊縮して回転軸5と一体に揺動回転し図示しないストッパ部材に突き当たってその位置に保持される。そして上記回転軸5にはワンウェイクラッチ8を介して給紙ローラ3が配置され、このワンウェイクラッチ8を介してプーリ9から伝動ベルト14で回転軸5の回転をピックアップローラ2に伝達するようになっている。上記ワンウェイクラッチ8は回転軸5の給紙方向回転を給紙ローラ3とピックアップローラ2に伝達するように構成されている。
上記回転軸5には給紙ローラ3がワンウェイクラッチ8を介して嵌合支持され、回転軸5の給紙方向回転を給紙ローラ3に伝達するよう構成されている。この給紙ローラ3はシート幅の略々中央部に配置され、これに圧接された分離ローラ13との間でシートを1枚ずつ分離する。この分離ローラ13は給紙ローラ3より摩擦係数が小さく、シート相互間の摩擦係数より大きく構成され、静止状態若しくは反給紙方向に駆動回転される。このように構成された給紙ローラ3の下流側には間隔を隔てて前述のレジストローラ(第1ローラ対;以下同様)4が配置され、給紙ローラ3で1枚に分離され給送されるシートの先端を突き当てて先端揃えする。
つまり給紙ローラ3で繰出されたシートの先端を停止状態のレジストローラ4のニップ点Pn1に突き当ててシートを湾曲させ、次いで停止状態の給紙ローラ3からシートを引き出すことによってシートのスキューを矯正する。この給紙ローラ3とレジストローラ4との間には給紙ガイド15が配置されシートを案内するように構成されている。
上記レジストローラ4は上記給紙ローラ3と背反的に一方が回転するときは他方は停止するように正逆転可能な駆動モータM1に連結されている。図3に示すように駆動モータM1の回転はベルトV1を介して回転軸4dに伝達され、この回転軸4dの一方向(前記回転軸5の反給紙方向)回転のみをバネクラッチ4bでギア列G3に伝達し、このギア列G3にレジストローラ4の駆動回転軸4cが連結してある。
[シート検出手段の構成]
上述のように構成された給紙ローラ3とレジストローラ4との間の給紙ガイド15には給紙ローラ3からレジストローラ4に向かうシートの先端を検出するレジセンサSe1とシート後端検出センサSe2が配置されている。レジセンサSe1はレジストローラ4の上流側近傍に配置され給紙ローラ3から送られたシート先端を検出し、その検出信号から予め設定されたレジスト時間(tr)の経過後に給紙ローラ3を停止する(後述の給紙制御手段)。このレジスト時間はシート先端がレジストローラ4のニップ点Pn1に到達し、このシートが所定量湾曲する時間(見込み時間)に設定されている。またシート後端検出センサ(シート後端検出手段)Se2はシート後端の通過を検出するセンサ(例えばホトセンサ)で構成され、この検出信号に基づいてシートの搬送方向長さの算出、或いはジャム判定する。
[走行プラテンへのシート給送機構の構成]
レジストローラ4の下流側にはこのレジストローラ4から原稿シートを走行プラテン23に案内する搬送経路25が配置されている。この搬送経路25は、第1ローラ対(レジストローラ)4と第2ローラ対(リードローラ)26にシート先端を突き当てて湾曲させる第1第2のループ形成部を有するガイド部材で構成されており、原稿シートを所定速度で走行プラテン23に給送するリードローラ(第2ローラ対;以下同様)26と、シート先端を検出するシート先端検出センサSe3が図2に示す位置に配置されている。このリードローラ26は前述の給紙ローラ3及びレジストローラ4を駆動する駆動モータM1とは異なる搬送モータM2に連結されている。この搬送モータM2は搬出ローラ28と排紙ローラ29を同期して一方向(給紙方向)に回転するようにそれぞれのローラに連結されている。また上記シート先端検出センサSe3は、走行プラテン23に向けて搬送経路25を移動する原稿シートの先端を検出するようにレジストローラ4から距離Lx(所定長さ)の位置に配置されている。このシート先端検出センサSe3からの先端検出信号に基づいてシート搬送方向長さを検出するがその詳細は後述する。
上記リードローラ26の下流側には走行プラテン23の上方にバックアップローラ27が配置されている。このバックアップローラ27は走行プラテン23の上方に少許の間隙を形成して配置され、リードローラ26と同一周速度でシートを給送するように上述の搬送モータM2に連結されている。そして走行プラテン23の下流側には搬出ローラ28が配置され、走行プラテン23から原稿シートを下流側の排紙ローラ29に向けて搬出する。この搬出ローラ28の下流側には排紙ローラ29が設けられ走行プラテン23からの原稿シートを排紙トレイ24上に搬出する。尚図示31は前記載置プラテン20を覆うプラテンカバーである。
[給紙制御手段の構成]
本発明は上述のように給紙ローラ(給紙手段)3から送られたシートを所定の処理位置(前述の走行プラテン23)に給送する際に、その搬送経路25に第1ローラ対(レジストローラ)4と第2ローラ対(リードローラ)26を配置する。そしてこの第1、第2ローラ対4,26を次のように第1制御モードSm1と第2制御モードSm2で動作制御することを特徴としている。
上記第1制御モードSm1は、給紙ローラ3からのシートを上流側の第1ローラ対(前述のレジストローラ)4で先端揃えした後、このシートを処理位置23に給送する。このため給紙制御手段(後述の制御CPU)41は、第1ローラ対4を停止した状態で給紙ローラ3を駆動してシートを給紙ガイド15に沿って給送する。そしてシート先端をレジセンサSe1で検出し、所定の遅延時間の後給紙ローラ3を停止する。この制御でシート先端は第1ローラ対4のニップ点Pn1に突き当てられループ状に湾曲する。この湾曲でシート先端は第1ローラ対4に沿ってスキュー修正される。次に給紙制御手段41は給紙タイミング信号を受けて第1ローラ対4を回転駆動する。するとシートはシート先端検出センサSe3で先端検出された後、第2ローラ対(前述のリードローラ)26に至る。そこで給紙制御手段41は前述の搬送モータM2を起動して第1ローラ対4と第2のローラ対26を同時に回転してシートを処理位置23に給送する。
上記第2制御モードSm2は、給紙ローラ3からのシートを上流側の第1ローラ対4で先端揃えした後、このシートを下流側の第2ローラ対26で先端揃えし、その後このシートを処理位置23に給送する。このため給紙制御手段(制御CPU)41は、第1ローラ対4を停止した状態で給紙ローラ3を駆動してシートを給紙ガイド15に沿って給送する。そしてシート先端をレジセンサSe1で検出し、所定の遅延時間の後給紙ローラ3を停止する。この制御でシート先端は第1ローラ対4のニップ点Pn1に突き当てられループ状に湾曲してスキュー修正(一次先端揃え)される。次に給紙制御手段41は給紙タイミング信号を受けて第1ローラ対4を回転駆動する。このとき第2ローラ対26を停止した状態(搬送モータM2の停止)に保持する。するとシートはシート先端検出センサSe3で先端検出され、第2ローラ対26に至る。このときシート先端は第2ローラ対26のニップ点Pn2に突き当てられループ状に湾曲して再度スキュー修正される。そこで給紙制御手段41は予め設定された遅延時間の後前述の搬送モータM2を起動することによって第1ローラ対4と第2ローラ対26とでシートを処理位置23に給送する。
「制御モード選択手段の構成」
上述の給紙制御手段41は、上記「第1制御モードSm1」と「第2制御モードSm2」に基づいて第1、第2ローラ対4,26を制御するか否かを選定する制御モード選択手段50を備えている。この制御モード選択手段50はシートの紙厚、表面コーティング状態、シートサイズなどの「素材情報」から選定する場合と、第1ローラ対4による先端揃え状態を検出してモード選定する。以下上述の2つの制御モードSm1、Sm2を設定する理由を説明し、その後で制御モード選択手段50の構成を説明する。
上述の第1制御モードSm1は、シートを所定の処理位置23に給送する場合に従来から通常的採用されていた制御モードであり、本発明は上記の第2制御モードSm2を設け、この両モードを制御モード選択手段50で選定して実行することを特徴としている。この第2制御モードSm2は次の理由による。図4に示すように給紙ローラ(給紙手段)3で送られたシートは第1ローラ対(レジストローラ)4のニップ点Pn1に突き当てられて先端揃えされる。このとき同図(a)に示すようにシート先端がニップ点Pn1に位置して後端側がループ状に湾曲する場合にはシート先端は第1ローラ対4のニップ点Pn1に倣って先端揃えされる。そしてこの第1ローラ対4から下流側には搬出される際に斜行した姿勢が矯正(スキュー修正)される。
ところが同図(b)に示すようにシートが薄紙などカールし易いとき或いはシート表面がコーティングされ給紙ローラ3から十分な搬送力が付与されないときにはシート先端がニップ点Pn1に未到達となる場合がある。また同図(c)に示すようにシートが厚紙或いはシート表面の摩擦係数が大きいときには給紙ローラ3から強い搬送力が付与され、シート先端はニップ点Pn1から下流側にオーバーラン(過剰搬送)する場合がある。このような第1ローラ対4で先端揃えする際に図4(a)に示す正常にスキュー修正される場合と、同図(b)、(c)に示すようにスキュー修正が不十分な場合がある。この(b)(c)いずれの場合にもシートは斜めに傾いた状態で処理位置23に給送され処理ミスの原因となる。
そこで上述の(b)(c)のような第1ローラ対4でのスキュー修正が不十分なときには前述の第2制御モードSm2でシートを処理位置23に給送する。この場合には第1ローラ対4から送られたシートを第2ローラ対26で再度スキュー修正することによってシートを正しい姿勢で処理位置に給送することが可能となる。そこで上述の第1制御モードSm1と第2制御モードSm2を選定する制御モード選択手段50について説明する。
第1モード選択手段51は第1ローラ対4から繰出されたシートの先端位置をシート先端検出センサSe3で検出して第1、第2制御モードSm1、Sm2を選択するように構成する。また第2モード選択手段52はシートのサイズ、紙厚、表面材質などのシートの素材情報によって第1、第2制御モードSm1、Sm2を選択するように構成する。後者の第2モード選択手段52は、シート給送装置A或いはこれに接続された画像読取装置C、画像形成装置Bにコントロールパネルなどの入力手段を設ける。この入力手段からオペレータが「紙厚」「表面コーティング情報(例えば光沢紙であるか否かなど)」「サイズ情報」などを入力する。この入力手段から入力された情報に基づいて紙厚さが厚くニップ点Pn1からオーバランする恐れがあるシート、或いは紙厚さが薄く未到達となる恐れがあるシートの場合に第2制御モードSm2を選定するように構成する。同様に表面コーティング情報、サイズ情報に基づいて第1、第2制御モードSm1、Sm2を選定する。
次に図示の第1モード選択手段51の構成について説明する。この場合は第1ローラ対4から繰出されたシートの先端位置をシート先端検出センサSe3で検出して第1、第2制御モードSm1、Sm2を選択するように構成する。図5に示すように同図(a)で給紙ローラ(搬送手段)3から繰出されたシートは停止状態の第1ローラ対4のニップ点Pn1に到達し、この位置でループ状に湾曲して先端揃え(レジスト修正)される。このときシート先端がニップ点Pn1に位置するシートPaと、ニップ点Pn1から下流側にオーバラン(過剰搬送)するシートPbと、ニップ点Pn1に未到達(レジストレーション)のシートPcとでは、同図(b)に示すように第1ローラ対4の下流側に距離Lxを隔てて配置されたシート先端検出センサSe3にシート先端が到達する時間ta、tb、tcが異なる。
つまり第1ローラ対4を起動してからシート先端がシート先端検知センサSe3に到達するまでの時間t2を検出すると、そのシートが図5に示すシートPaの状態か、シートPbの状態か、シートPcの状態か判別することが可能となる。
そこで後述する給紙制御手段41は第1ローラ対4から下流側に搬出されたシートの先端をシート先端検知センサSe3で検出し、ローラ起動からシート先端がシート先端検知センサSe3に到達するまでの時間(先端検出時間t2)を予め設定した基準時間taと比較し、この基準時間taと異なるとき、前述の第2制御モードSm2に設定するように構成されている。尚図示の装置はこの基準時間taを図5(a)に示すニップ点Pn1に先端が位置するシートPaがシート先端検知センサSe3に到達する時間に設定している。
なお、本実施例では、モードの選択を基準時間と測定時間との比較によって行っているが、それぞれを距離に換算して基準距離と測定距離との比較によって行ってもかまわない。
[制御構成の説明]
図1の装置における制御構成について図6のブロック図に従って説明する。図1の装置は画像形成装置Bに配置した制御部35と画像読取装置Cに配置した制御部(不図示)で制御する制御構成と、更にシート給送装置Aに配置した制御部40で制御する制御構成のいずれかを採用する。図6には画像形成装置Bに配置した制御部35とシート給送装置Aに配置した制御部40で原稿シートの給送を制御する場合を示す。
図6において画像形成装置Bには制御部35が設けられ、この制御部35は画像形成条件を設定するモード設定手段と、給紙部制御手段と、画像形成部制御手段とを備えている。そして図示しない実行プログラムをROMから読み出して画像形成動作を実行するように構成されている。そしてこの制御部35から原稿給紙指示信号が発せられる。
一方、シート給送装置Aの制御部40は制御CPU41で構成され、この制御CPU41は、シートを給紙トレイ1からレジスト位置に給送する「給紙動作制御部42」と、「制御モード選択手段50」と、前述の走行プラテン23に原稿シートを所定速度で搬送する「読取搬送動作制御部44」と、この走行プラテン23からシートを排紙トレイ24に搬出する「排紙動作制御部45」とから構成されている。
そして上記「給紙動作制御部42」は原稿給紙指示信号で前述の駆動モータM1を所定方向に回転し、レジセンサSe1からの先端検出信号で駆動モータM1を停止するように各センサに連結されている。また上記「制御モード選択手段50」は前述の先端検出センサSe3に連結されている。
[シート給送動作の説明]
次に図1に示す画像形成システムにおけるシート給送動作を図7に示すフローチャートに従って説明する。装置電源が投入される(St01)と、画像読取装置C、シート給送装置Aはイニシャライズ動作(St02)を実行する。この動作は例えば搬送経路25に原稿シートが存在するか否かを検出し、各機構を初期状態(例えばホームポジション)に移動セットする。
次に、例えば画像形成装置Bの制御部35で画像形成条件を設定する(St03)。この条件が設定されると画像形成装置Bから原稿給紙指示信号が発信(St04)される。この指示信号でシート給送装置Aはピックアップローラ2と給紙ローラ(搬送手段)3を起動する(St05)。この起動は前述の駆動モータM1を図3時計方向に回転し、ピックアップローラ2と給紙ローラ3を回転動し、このとき第1ローラ対(レジストローラ)4は停止状態に保持されている。
上記給紙ローラ3の回転で給紙トレイ1上の原稿シートは給紙ガイド15に繰出され、その先端をレジセンサSe1で検出する(St06)。この先端検出から予め設定された遅延時間の後、給紙ローラ3を停止する(St07)。するとシート先端は第1ローラ対4のニップ点Pn1に規制されループ状に湾曲する。この湾曲でシート先端は第1ローラ対4に倣ってスキュー修正(一次修正)され、この状態でシートはこのレジスト位置に待機する。
次に例えば画像形成装置Bの制御部35からの原稿給紙指示信号を受けるなど(St08)、給紙タイミング信号で制御CPU41は、駆動モータM1を反時計方向に回転して第1ローラ対4をシート搬出方向に回転する(St09)。このとき給紙ローラ(給紙手段)3は停止状態に置かれる。これにより原稿シートはレジスト位置から下流側の第2ローラ対(リードローラ)26に向けて繰出される。
制御CPU41は、上述の駆動モータM1の回転起動と同時にタイマをリセットし(St10)、第1ローラ対4の回転時間を計測する(St11)。次にこのシート先端が先端検出センサSe3に到達し、センサSe3が「ON」すると(St12)タイマのカウント値t2を記憶し、このタイマのカウント時間(先端検出時間t2)を予め設定された基準時間taと比較する(St13)。
そこで制御CPU41は上記カウント時間t2と予め設定された基準時間taとが一致する(t2=ta)ときには第1制御モードSm1で、このシートを処理位置23に給送し、不一致(t2≠ta)のときには第2制御モードSm2で、シートを処理位置23に給送する。
第1制御モードSm1のときには、制御CPU41はシート先端をシート先端検知センサSe3で検出した信号で前述の搬送モータM2を回転駆動し、第2ローラ対26を給紙方向に回転する。この第2ローラ対26の回転でシートは第1ローラ対4と共に処理位置23に給送される(St14)。
第2制御モードSm2のときには、制御CPU41はシート先端をシート先端検知センサSe3で検出した信号から所定の遅延時間が経過(不図示)するまで第2ローラ対26を停止状態に維持する。するとシート先端は第2ローラ対26のニップ点Pn2に規制されループ状に湾曲し、シート先端が第2ローラ対26に倣ってスキュー修正(二次修正)される。この遅延時間の経過後に制御CPU41は前述の搬送モータM2を回転駆動し、第2ローラ対26を給紙方向に回転する。この第2ローラ対26の回転でシートは第1ローラ対4と共に処理位置23に給送される(St15)。
本発明に係わる画像読取装置と画像形成装置とを備えたシート給送装置の全体構成を示す説明図。 図1の装置におけるシート給送装置の給紙部の説明図。 図2のシート給送装置における駆動機構の説明図。 図2の装置におけるシートのレジスト状態を示し、(a)は標準シートの場合、(b)は薄紙シートの場合、(c)は厚紙シートの場合を示す。 図2の装置におけるレジストローラとセンサの配置図であり、(a)はレジストローラとシートのニップ位置を示し、(b)はシートの算出誤差を表す模式図。 図1の装置における制御構成を示すブロック図である。 図1の装置におけるシート長さを検出する動作手順を示すフローチャートである。 従来技術の説明図であり、(a)は従来のシート先端からシート長さを検出する概念図であり、(b)はシート先端をレジストローラに突き当て整合する状態図である。
符号の説明
A シート給送装置
B 画像形成装置
C 画像読取装置
1 給紙トレイ
2 ピックアップローラ
3 給紙ローラ(給紙手段)
4 レジストローラ(第1ローラ対)
5 回転軸
6 昇降アーム
15 給紙ガイド
20 載置プラテン
21 キャリッジ
22 光電変換手段
23 走行プラテン(処理位置)
24 排紙トレイ
25 搬送経路
26 リードローラ(第2ローラ対)
28 搬出モータ
29 排紙ローラ
35 制御部(画像形成装置)
40 制御部(シート給送装置)
41 制御CPU(給紙制御手段)
50 制御モード選択手段
51 第1モード選択手段
52 第2モード選択手段
M1 駆動モータ
M2 搬送モータ
Pn1 レジストローラのニップ点
Pn2 リードローラのニップ点
Se1 レジセンサ
Se2 シート後端検出センサ(シート後端検出手段)
Se3 シート先端検出センサ
Sm1 第1制御モード
Sm2 第2制御モード
t2 先端検出時間

Claims (6)

  1. 搬送経路に沿ってシートを所定の処理位置に給送するシート給送装置であって、
    上記処理位置の上流側に配置され上記処理位置に向けてシートを給送する第1ローラ対と第2ローラ対、少なくとも2つのローラ対と、
    上記搬送経路の上流側に位置する第1ローラ対にシートを給送する給紙手段と、
    上記第1、第2ローラ対と上記給紙手段を制御する給紙制御手段と、
    を備え、
    上記給紙制御手段は、停止状態のローラ対にシートを給送して先端揃えする際に、
    (1)シートを上記第1ローラ対で先端揃えして上記処理位置に給送する第1制御モードと、
    (2)シートを上記第1ローラ対で先端揃えした後、上記第2ローラ対で先端揃えして上記処理位置に給送する第2制御モードと、
    (3)上記第1第2の制御モードを選定するモード選択手段と、
    を有していることを特徴するシート給送装置。
  2. 前記モード選択手段は、
    前記第1ローラ対の下流側の所定位置に配置された先端検知センサと、
    前記第1ローラ対の起動から上記先端検出センサでシート先端を検出するまでの時間に応じて前記第1第2の制御モードを選定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記モード選択手段は、前記第1ローラ対の起動から上記先端検出センサでシート先端を検出するまでの時間と予め設定された基準時間とを比較して、実質的に同一のときには前記第1の制御モードを選定し、異なるときには前記第2の制御モードを選定するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 前記モード選択手段は、
    前記搬送経路に供給されるシートの厚さ、表面性状、サイズなどの素材情報を入力する手段若しくは素材情報を取得する手段を備え、
    この入力又は取得したシートの素材情報に基づいて前記第1第2の制御モードのいずれかを選定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  5. 前記搬送経路は、前記第1ローラ対と第2ローラ対にシート先端を突き当てて湾曲させる第1第2のループ形成部を有するガイド部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  6. 給紙スタッカと、
    上記給紙スタッカからシートを所定の画像読取位置に案内する搬送経路と、
    上記給紙スタッカからシートを繰り出す給紙手段と、
    上記給紙手段からのシートを一時的に待機させる第1のローラ対と、
    上記第1のローラ対からのシートを上記画像読取位置に給送する第2のローラ対と、
    上記第1のローラ対と第2のローラ対との間に配置されシートの先端を検出する先端検出センサと、
    上記第1、第2ローラ対と上記給紙手段を制御する給紙制御手段と、
    を備え、
    上記給紙制御手段は、シートを上記第1ローラ対から上記画像読取位置に給送する際に、
    (1)停止状態の上記第1ローラ対にシートを給送して先端揃えする第1制御モードと、
    (2)停止状態の上記第1ローラ対にシートを給送して先端揃えした後、このシートを停止状態の上記第2ローラ対に給送して先端揃えする第2制御モードと、
    (3)上記第1ローラ対から上記先端検出センサに至るシート先端の移送時間を予め設定された設定時間と比較して、上記第1第2の制御モードの1つを選定するモード選択手段と、
    を有していることを特徴する画像読取装置。
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