JP2009105831A - 呼制御システム、端末、呼制御方法、および呼制御プログラム - Google Patents

呼制御システム、端末、呼制御方法、および呼制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、付加情報により適切な接続先に接続され、通信を行うことができるようにする。
【解決手段】本発明は、ユーザ端末100が付加情報を付加してSIPのINVITEメッセージをネットワーク500を介して送信すると、情報・接続処理サーバ400は、付加情報に基づいて接続先の着信端末200を選択し、SIPプロキシサーバ300に接続先の着信端末200を示すデータを供給する。これにより、SIPプロキシサーバ300を介してユーザ端末100と選択された接続先の着信端末200とが接続され、通話が開始される。
【選択図】図1

Description

本発明は、呼制御システム、端末、呼制御方法、および呼制御プログラムに関し、例えば接続元が接続先に公開する情報や接続先の状況等に基づいて接続先端末を選択する場合に適用して好適なものである。
従来、交換システムのデータベースに発呼者および着呼者に関する各種情報を記憶させ、通話を開始する前に、データベースに記憶された各種情報を共有することにより、発呼者には着呼者に関する各種情報を、着呼者には発呼者に関する各種情報を提示可能な交換システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、従来の回線交換式の電話回線網をIP(Internet Protocol)技術をベースにしたネットワークに置き換える、次世代ネットワーク(Next Generation Network;以下、NGNと称する)の構築に向けた動きが活発化している。NGNは、ネットワーク自体に帯域保証機能やセキュリティ機能を備え、SIP(Session Initiation Protocol;セッション開始プロトコル)を用いてセッション制御を行う。
特開2005−167940公報
ところで上述した特許文献1に記載の交換システムでは、予め接続先が決まっていることが前提とされ、その接続先の情報が通話前に接続元に提示されるというものであり、接続元の情報に基づいて接続先が選択されるようにすることはできないという問題があった。そのため、例えばユーザがアプリケーション(以下、アプリ)の使い方やWebフォームの手続きについて会社に問い合わせをする場合、ユーザはヘルプデスクに電話し、質問に対する回答が可能な担当者に転送されるまで、ユーザ自身の情報、質問事項等を逐一伝える必要があった。さらに目的の担当者までたどり着いた後、話中であることわかり、ユーザに再度かけなおさせるなどの不便を強いることになっていた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、接続元に情報に基づいて接続先が選択されるようにすることができる呼制御システム、端末、呼制御方法、および呼制御プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、次世代ネットワーク(NGN)経由で第1の端末と第2の端末とを接続する呼制御システムであって、上記第1の端末から送信されるSIPの呼制御メッセージに付加情報を付加する付加手段と、上記付加情報と上記第2の端末との対応関係を記憶する記憶手段と、上記記憶手段によって記憶されている上記付加情報に対応する上記第2の端末の所定のものに上記第1の端末を接続する接続制御手段とを設けるようにした。
これにより、ユーザは送信元の情報を付加した呼制御メッセージを送信するだけで、接続先が選択されてその接続先に接続され、接続先との間で通話等の通信を行うことが可能となる。
本発明によれば、送信元の情報を付加した呼制御メッセージを送信するだけで、接続先が選択されてその接続先に接続され、接続先との間で通話等の通信を行うことが可能な呼制御システム、端末、呼制御方法、および呼制御プログラムを実現することができる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形体
(1−1)第1の実施の形態による呼制御システムの構成
図1において、1は全体として呼制御システムを示している。呼制御システム1は、ユーザ端末100と、接続先の着信端末A(200−1)、着信端末B(200−2)、および着信端末C(200−3)(以下では、これら着信端末A(200−1)、着信端末B(200−2)、および着信端末C(200−3)を区別しない場合、適宜単に、着信端末200と記載する)と、SIPプロキシサーバ(SIP proxy)300と、情報・接続処理サーバ400とがネットワーク(NGN(Next Generation Network))500に接続された構成となっている。次世代ネットワーク(NGN)500は、SIPを用いてセッション制御を行う通信網である。
本システムにおいて、ユーザ端末100、および接続先の着信端末200は、SIPユーザエージェント(User Agent;SIP UA)として動作する。SIP UAは、SIPリクエストを生成・送信し、応答を受信・処理する。
また、SIPプロキシサーバ300は、これらのSIP UAから送信されるSIPリクエストを受信・処理し、応答を生成・送信するSIPサーバとして動作する。
なお、ユーザ端末100は複数であってもよいが、以下では、説明の簡単化のためにユーザ端末100が1つの場合について説明する。また、4以上の着信端末200がネットワーク500に接続されていても良い。ユーザ端末100および着信端末200は、それぞれSIPプロキシサーバ300に対して自分の情報をREGISTERメソッドを用いて登録する。登録する情報は、例えば、ユーザ端末100および着信端末200のそれぞれのSIP URI(Uniform Resource Identifier)とIPアドレス等である。
SIPプロキシサーバ300は、SIPメッセージの転送 (ルーティング) を行うサーバである。SIPヘッダに含まれる受信先アドレスをキーとして場所サーバに問い合わせを行い、受信先のIP(Internet Protocol)アドレスを取得し、取得したIPアドレスに基づいてメッセージの転送先を決定する。転送先は受信先のIPアドレスか、または他のSIPプロキシサーバである。このメッセージ・ルーティングの方法はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)によるメールのルーティングと同様である。SIPにおいて電話番号に相当するものがSIP URIであり、メールアドレスと同様の形式「名前@ドメイン」となっている。先頭には「sip:」が付加される。例えば、「sip:xxx@mail.com」となる。
図2は、ユーザ端末100の構成例を示している。同図に示すように、ユーザ端末100は、ユーザが端末上で操作するアプリケーションであり、画面遷移などの状態情報や、入力された情報を受け付けるユーザアプリ110と、情報取得アプリ111と電話アプリ112とを含み、情報取得アプリ111から提供された情報(付加情報)をSIPのINVITEメッセージに付加して接続制御部130に供給するメッセージ作成部120と、メッセージ作成部120から供給されたメッセージに基づいてSIPプロキシサーバ300に対して接続要求、接続確立、切断等、通話のための接続制御を行う接続制御部130とから構成されている。情報取得アプリ111は、ユーザアプリ110におけるユーザの操作による画面遷移等の状態情報や入力された情報をメッセージ作成部120に供給するようになされている。また、電話アプリ112は、着信端末200との間の通話処理を制御するようになされている。
ユーザアプリ110は、例えばWebブラウザや画像編集アプリケーション、オフィスアプリケーションなどのユーザ端末100で動作するアプリケーションであり、Webサイト上のラジオボタンやチェックボタンを選択することによって選択された情報や、ウィンドウズ(登録商標)アプリのヘルプが指定されたことによりヘルプデスクへの接続が選択されたことを示すデータを情報取得アプリ110を通じてメッセージ作成部120に供給するようになされている。
情報取得アプリ111は、ユーザアプリ110から接続先の着信端末200に渡すべき情報を受け取り、メッセージ作成部120に供給するようになされている。情報取得アプリ111は、ユーザアプリ110を監視する独立したアプリケーション、または、ユーザアプリ110から呼び出されるプラグインとすることができる。
電話アプリ112は、音声、映像、文字情報などの情報を着信端末200との間で送受信(通話を含む)するアプリケーションであり、ユーザアプリ110と独立な場合とユーザアプリ110に組み込まれる場合があり得る。
接続制御部130は、メッセージ作成部120から提供されたメッセージに基づいてSIPプロキシサーバ300に対して接続要求、接続確立、切断等の通話のための接続制御(シグナリング)を行うようになされている。
図3は、着信端末200の構成例を示している。同図に示すように、着信端末200は、端末登録アプリ211および電話アプリ212とを含み、着信を受け付けるとともに、ユーザ端末100から送信されてきた付加情報を受け付け、表示することができるアプリケーションである着信アプリ210と、接続制御部230から供給される接続制御情報に含まれる付加情報を抽出し、着信アプリ210が理解できるフォーマットに変換して着信アプリ210に供給するメッセージ抽出部220と、SIPプロキシサーバ300に対して接続要求、接続確立、切断等、通話のための接続制御を行う接続制御部230とから構成されている。
着信アプリ210は、例えば、コールセンターのアプリケーションであり、ユーザ端末100から送信されてきた付加情報を受け付け表示することができるようになされている。
端末登録アプリ211は、着信端末200の接続アドレス(IP(Internet Protocol)アドレス等)と付加情報を情報処理サーバ400に登録し、付加情報と着信端末との対応付けを行うようになされている。端末登録アプリ211は、着信アプリ210から呼び出されるプラグインアプリとすることができる。
電話アプリ212は、音声、映像、文字情報などの情報を着信端末200との間で送受信(通話を含む)するアプリケーションであり、着信アプリ210と独立な場合と着信アプリ210に組み込まれる場合があり得る。
接続制御部230は、メッセージ抽出部220に対してユーザ端末100の付加情報を提供し、端末登録アプリ211に対してユーザ端末100の接続アドレスを供給し、電話アプリ212に対して着呼データを供給するようになされており、SIPプロキシサーバ300に対して接続要求、接続確立、切断等の通話のための接続制御(シグナリング)を行うようになされている。
図4は、着信端末C(200−3)が接続先として選択される場合の接続手順を示している。まず、ステップSP11において、着信端末C(200−3)は、SIPプロキシサーバ300経由で情報処理サーバ400に対して接続関係情報D1−Cを登録する。接続関係情報D1とは、ユーザ端末100から送られている付加情報に対応するものであり、接続先選択の際に参照される情報である。接続関係情報D1は、例えば、個人情報(名前、ログインID)、問い合わせの内容や端末・アプリの状況に関する情報とすることができる。接続関連情報D1−Cとは、着信端末CのIPアドレスと関連付けられる情報である。
次に、ステップSP12において、ユーザ端末100は、付加情報を作成し、発呼処理を行う。付加情報は、ユーザ端末100における接続関係情報D1、および、通話内容などのD1に含まれない情報D2から構成される。ユーザ端末100は、自身に関する接続関係情報D1−Uおよび情報D2−Uを付加情報として作成する。次に、ステップSP15において、付加情報が付加されたINVITEメッセージがネットワーク500経由でSIPプロキシサーバ300に送信される。
次に、ステップSP16において、SIPプロキシサーバ300は情報・接続処理サーバ400に対して接続関係情報D1−Uおよび情報D2−Uを供給する。情報・接続処理サーバ400は、SIPプロキシサーバ300から供給された接続関係情報D1−Uを解析し、接続先を決定する。この例では、D1−UとD1−Cが関係性を持ち、着信端末C(200−3)が接続先として決定されたものとしている。
次に、ステップSP18において、接続先として着信端末C(200−3)が決定されたことを示すデータD3がSIPプロキシサーバ300に供給される。ステップSP19においては、データD3を受け取ったSIPプロキシサーバ300は、着信端末C(200−3)に対して接続関係情報D1−Uおよび情報D2−Uを付加したINVITEメッセージを送信する。
次に、ステップSP20において、着信端末C(200−3)からの着呼データがSIPプロキシサーバ300を介してネットワーク500経由でユーザ端末100に送信され、ユーザ端末100からはこれに応答して着呼OKを示すデータがSIPプロキシサーバ300を介してネットワーク500経由で着信端末C(200−3)に送信される。ステップSP21においては、着信端末C(200−3)の図示しない表示装置の画面に関係情報D1−U、情報D2−Uが表示される。
次に、ステップSP22において、ユーザ端末100と着信端末C(200−3)とが接続され、通話(音声、映像、文字情報などの情報の送受信を含む)が開始される。
(1−2)第1の実施の形態の動作および効果
以上の構成において、ユーザ端末100は、付加情報を付加したINVITEメッセージを送信すると、INVITEメッセージは、ネットワーク500を介してSIPプロキシサーバ300によってINVITEメッセージが受信され、付加情報が抽出される。この付加情報は情報・接続処理サーバ400に送信され、情報・接続処理サーバ400が保持する対応情報と付加情報とに基づいて、適切な着信端末200に付加情報が付加されたINVITEメッセージが送信される。着信端末200の図示しない表示装置には、INVITEメッセージに付加された付加情報が表示されるとともに、ユーザ端末100との通話が開始されるようにすることができる。
例えば、ユーザがユーザ端末100の図示しないキーボードやマウス等を操作して画像編集アプリケーションを使用している際に、使用方法が分からない、または不具合に遭遇した場合、アプリケーション内の所定のボタンをクリックすると、付加情報としてアプリケーションの使用状況(遷移した画面の位置などのアプリケーションの内部情報)と、個人情報(名前、ログインID)と、問い合わせ内容(「○△効果が加えられない」)等がINVITEメッセージに付加されてSIPプロキシサーバ300に送信され、情報・接続処理サーバ400によって、付加情報が解析され、付加情報に対応する着信端末200として、例えば、該当アプリケーションのコールセンターの画質効果操作担当部署の着信端末200−Cに接続される。即ち、情報・接続処理サーバ400は、予め各種問い合わせ内容と担当部署の着信端末200とが対応付けられた対応情報を保持し、この対応情報と付加情報に基づいて接続先が決定される。この例では、アプリケーションの使用状況および問い合わせ内容と、画質効果操作部署の着信端末200−Cとが関連づけられている。
以上の構成によれば、ユーザ端末100が、SIPのINVITEメッセージに付加情報を付加することにより、SIPプロキシサーバ300に接続された情報・接続処理サーバ400が付加情報に基づいて接続先の着信端末200を決定することができる。これにより、適切な接続相手への接続が自動的に行われ、ユーザ端末100と選択された着信端末C(200−3)との間で関係情報D1を共有することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)第2の実施の形態による呼制御システムの構成
図5において、10は全体として呼制御システムの第2の実施の形態を示している。呼制御システム10は、ユーザ端末100と、事業者側システム700とがネットワーク(NGN(Next Generation Network))500に接続された構成となっている。次世代ネットワーク(NGN)500は、SIPを用いてセッション制御を行う通信網である。
事業者側システム700は、SIPプロキシサーバ(SIP proxy)300と、情報・接続処理サーバ400と、Webサーバ600と、接続先の着信端末A(200−1)、着信端末B(200−2)、および着信端末C(200−3)(以下では、これら着信端末A(200−1)、着信端末B(200−2)、および着信端末C(200−3)を区別しない場合、適宜単に、着信端末200と記載する)とがネットワーク710に接続された構成となっている。
本システムにおいて、ユーザ端末100、および接続先の着信端末200は、SIPユーザエージェント(User Agent;SIP UA)として動作する。SIP UAは、SIPリクエストを生成・送信し、応答を受信・処理するSIPユーザエージェントである。
また、SIPプロキシサーバ300は、これらのSIP UAから送信されるSIPリクエストを受信・処理し、応答を生成・送信するSIPサーバとして動作する。
なお、ユーザ端末100は複数であってもよいが、以下では、説明の簡単化のためにユーザ端末100が1つの場合について説明する。また、4以上の着信端末200がネットワーク500に接続されていても良い。ユーザ端末100および着信端末200は、それぞれSIPプロキシサーバ300に対して自分の情報をREGISTERメソッドを用いて登録する。登録する情報は、例えば、ユーザ端末100および着信端末200のそれぞれのSIP URI(Uniform Resource Identifier)とIPアドレス等である。
SIPプロキシサーバ300は、SIPメッセージの転送 (ルーティング) を行うサーバである。SIPヘッダに含まれる受信先アドレスをキーとして場所サーバに問い合わせを行い、受信先のIP(Internet Protocol)アドレスを取得し、取得したIPアドレスに基づいてメッセージの転送先を決定する。転送先は受信先のIPアドレスか、または他のSIPプロキシサーバである。このメッセージ・ルーティングの方法はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)によるメールのルーティングと同様である。SIPにおいて電話番号に相当するものがSIP URIであり、メールアドレスと同様の形式「名前@ドメイン」となっている。先頭には「sip:」が付加される。例えば、「sip:xxx@mail.com」となる。
Webサーバ600は、例えば機器の商品情報やサービス情報、メンテナンス情報等をネットワーク500上で提供するようになされている。
図6は、情報・接続処理サーバ400に記憶される付加情報と着信端末200とを対応付ける対応情報の例を示している。この例では、WebサイトのトップページWP1のURL(Uniform Resource Locator)1、カメラトップページWP1−1のURL1−1、およびテレビトップページWP1−2のURL1−2とが着信端末A(200−1)と対応付けられている。
また、カメラトップページWP1−1にリンクされた○社製のカメラの情報が記載されたWebページWP1−1−1のURL1−1−1と、その○社製のカメラの技術担当に関する情報が記載されたWebページWP1−1−1−1のURL1−1−1−1が着信端末B(200−2)に対応付けられている。また、○社製のカメラの情報が記載されたWebページにリンクされた周辺機器担当に関する情報が記載されたWebページWP1−1−1−2のURL1−1−1−2には、着信端末C(200−3)が対応付けられている。即ち、URLと着信端末200のIPアドレスが対応付けられている。
図7は、第2の実施の形態において、ユーザ端末100が着信端末C(200−3)に接続される手順を示している。まず、ステップSP31において、着信端末C(200−3)は、SIPプロキシサーバ300経由で情報処理サーバ400に対して接続関係情報D1−Cを登録する。接続関係情報D1−Uとは、ユーザ端末100から送られている付加情報に対応するものであり、着信端末CのIPアドレスと関連付けられる情報である。接続関係情報D1は、例えば、個人情報(名前、ログインID)、問い合わせの内容や端末・アプリの状況に関する情報、Webサーバ600が提供するWebページのURLやWebページ上で入力した入力情報とすることができる。Webサイト600は、接続関係情報D1を適宜情報・接続処理サーバ400との間でやり取りし、情報の整合性をとることができる。例えば、WebページのURLが変更された場合でも、それを情報・接続処理サーバ400が記憶する対応情報に反映させることができる。
次に、ユーザ端末100は、ステップSP32において、Webサイト600にアクセスすることによって、ステップSP33において、WebサイトのURLやWebページ上で入力した入力情報等の接続関係情報D1−Uを取得する。
次に、ユーザ端末100は、ステップSP34において、付加情報(接続関係情報D1−Uと通話内容などのD1に含まれない情報D2−Uからなる)を作成し、発呼処理を行う。次に、ステップSP35において、付加情報が付加されたINVITEメッセージがネットワーク500経由でSIPプロキシサーバ300に送信される。
次に、ステップSP36において、SIPプロキシサーバ300は情報・接続処理サーバ400に対して接続関係情報D1−Uおよび情報D2−Uを供給する。ステップSP37において、情報・接続処理サーバ400は、SIPプロキシサーバ300から供給された接続関係情報D1−Uを解析し、接続先を決定する。この例では、D1−UとD1−Cが関連すると計算され、着信端末C(200−3)が接続先として決定されたものとしている。
次に、ステップSP38において、接続先として着信端末C(200−3)が決定されたことを示すデータD3がSIPプロキシサーバ300に供給される。ステップSP39においては、データD3を受け取ったSIPプロキシサーバ300は、着信端末C(200−3)に対して接続関係情報D1−Uおよび情報D2−Uを付加したINVITEメッセージを送信する。
次に、ステップSP40において、着信端末C(200−3)からの着呼データがSIPプロキシサーバ300を介してネットワーク500経由でユーザ端末100に送信され、ユーザ端末100からはこれに応答して着呼OKを示すデータがSIPプロキシサーバ300を介してネットワーク500経由で着信端末C(200−3)に送信される。ステップSP41においては、着信端末C(200−3)の図示しない表示装置の画面に接続関係情報D1−U、情報D1−Uが表示される。
次に、ステップSP42において、ユーザ端末100と着信端末C(200−3)とが接続され、通話(音声、映像、文字情報などの情報の送受信を含む)が開始される。
(2−2)第2の実施の形態の動作および効果
以上の構成において、ユーザ端末100は、Webサイト600にアクセスすることによって取得したURLや入力情報等を付加情報として付加したINVITEメッセージを送信すると、情報・接続処理サーバ400によって付加情報に対応する着信端末200が選択され、接続されるようにすることができる。
例えば、ユーザが「○社製のカメラ」の情報が記載されたWebページにリンクされた周辺機器担当に関する情報が記載されたWebページWP1−1−1−2(URLは、URL1−1−1−2)を閲覧している最中に、そのWebページに表示されている「お問い合わせボタン」をクリックすると、ユーザ端末100のメッセージ作成部120は、閲覧中のWebページWP1−1−1−2のURL(URL1−1−1−2)を付加情報に含めたINVITEメッセージを作成し、接続制御部130に供給する。接続制御部130は、メッセージ作成部120より供給されたINVITEメッセージをネットワーク500を介してSIPプロキシサーバ300に送信する。SIPプロキシサーバ300は、ユーザ端末100から送信されてきたINVITEメッセージに付加された付加情報を情報・接続処理サーバ400に供給する。情報・接続処理サーバ400は、図6に示した接続情報を記憶しており、この接続情報から、付加情報に含まれるURL(URL1−1−1−2)には、着信端末C200が対応付けられていることを認識し、着信端末C(200−3)が接続先であることを示すデータをSIPプロキシサーバ300に送信する。SIPプロキシサーバ300は、ユーザ端末100からのINVITEメッセージを着信端末C(200−3)に転送する。これにより、ユーザ端末100と着信端末C(200―3)とが接続され、通話等が開始される。
以上の構成によれば、ユーザ端末100が、Webサイト400にアクセスすることによって取得したURLや入力情報等を情報としてSIPのINVITEメッセージに付加することにより、SIPプロキシサーバ300にネットワーク710を介して接続された情報・接続処理サーバ400が付加情報に基づいて接続先の着信端末200を決定することができる。これにより、ユーザは、ユーザ端末100を用いてWebサイト600の所望のWebページにアクセスするだけで、適切な接続相手への接続が自動的に行われ、ユーザ端末100と選択された着信端末C(200−3)との間で関係情報D1を共有することができる。
(3)他の実施の形態
なお、上述の実施の形態において、接続関係情報D1に加えて、着信端末200側の状況を示す状況情報を情報・接続処理サーバ400に登録し、着信端末200側の通話状況等に基づいて、より適切な着信端末200が選択されるようにすることができる。例えば、事業者側システム700がコールセンターの場合、通話の混雑状況に応じて適切な着信端末200が選択されるようにすることができる。
即ち、着信端末200は、図示しないSIPプレゼンスサーバにプレゼンス情報(着信端末200の現在の状況、例えば、通話中であるか否かを示すデータや、平均通話回数や、平均通話時間等のデータ)を登録する。情報・接続処理サーバ400は、着信端末200のSIPプレゼンスサーバにプレゼンス情報を取得するためにSUBSCRIBEメッセージを送信する。この返答としてSIPプレゼンスサーバは情報・接続処理サーバ400に対してNOTIFYメッセージを使って着信端末200のプレゼンス情報を通知する。このプレゼンス情報に基づいて、情報・接続処理サーバ400は、適切な着信端末200(例えば、通話中でない着信端末200)を選択することができる。
また、上述の実施の形態においては、ユーザ端末100や着信端末200をパーソナルコンピュータで構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、携帯電話機やその他の携帯端末を用いるようにすることができる。
さらに上述の実施の形態においては、第1の端末から送信されるSIPの呼制御メッセージに付加情報を付加する付加手段としてのメッセージ作成部120と、付加情報と第2の端末との対応関係を記憶する記憶手段としての情報・接続処理サーバ400と、記憶手段によって記憶されている上記付加情報に対応する上記第2の端末の所定のものに上記第1の端末を接続する接続制御手段としてのSIPプロキシサーバ300とによって呼制御システムを構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の手段によって一時接続番号管理システムを構成するようにしても良い。
本発明の呼制御システム、端末、呼制御方法、および呼制御プログラムは、例えば携帯電話機やその他の携帯端末を用いる場合に適用することができる。
本発明による呼制御システムの第1の実施の形態の構成を示す略線図である。 ユーザ端末の構成例を示す略線図である。 着信端末の構成例を示す略線図である。 第1の実施の形態の呼制御システムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明による呼制御システムの第2の実施の形態の構成を示す略線図である。 接続情報の例を示す略線図である。 第2の実施の形態の呼制御システムの動作手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
1、10……呼制御システム、100……ユーザ端末、200……着信端末、300……SIPプロキシサーバ、400……情報・接続処理サーバ、500……ネットワーク、110……ユーザアプリ、111……情報取得アプリ、112……電話アプリ、120……メッセージ作成部、130……接続制御部、210……着信アプリ、211……端末登録アプリ、212……電話アプリ、220……メッセージ抽出部、230……接続制御部。

Claims (6)

  1. 次世代ネットワーク(NGN)経由で第1の端末と第2の端末とを接続する呼制御システムであって、
    上記第1の端末から送信されるSIPの呼制御メッセージに付加情報を付加する付加手段と、
    上記付加情報と、上記第2の端末との対応関係を記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段によって記憶されている上記付加情報に対応する上記第2の端末の所定のものに上記第1の端末を接続する接続制御手段と
    を具えることを特徴とする呼制御システム。
  2. 上記接続制御手段は、SIPプロキシサーバによって構成され、上記SIPプロキシサーバは、上記第1の端末から送信された上記呼制御メッセージに付加された上記付加情報に対応する上記第2の端末の所定のものに上記呼制御メッセージを転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の呼制御システム。
  3. 上記付加情報は、SIPにおけるINVITEメッセージのペイロード部に追加される
    ことを特徴とする請求項1記載の呼制御システム。
  4. 次世代ネットワーク(NGN)経由で接続先端末と接続する端末であって、
    付加情報を取得する付加情報取得手段と、
    上記付加情報取得手段によって取得された上記付加情報を付加したSIPの呼制御メッセージをSIPプロキシサーバに送信する送信手段と、
    上記SIPプロキシサーバ経由で上記接続先端末と通信を行う通信制御手段と
    を具えることを特徴とする端末。
  5. 次世代ネットワーク(NGN)経由で第1の端末と第2の端末とを接続する呼制御方法であって、
    記憶手段により上記第1の端末から送信されるSIPの呼制御メッセージに付加された付加情報と、上記第2の端末との対応関係を記憶する記憶ステップと、
    接続制御手段により上記記憶ステップにおいて記憶された上記付加情報に対応する上記第2の端末の所定のものに上記第1の端末を接続する接続制御ステップと
    を具えることを特徴とする呼制御方法。
  6. 次世代ネットワーク(NGN)経由で第1の端末と第2の端末とを接続する呼制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    上記第1の端末から送信されるSIPの呼制御メッセージに付加された付加情報と、上記第2の端末との対応関係を記憶する記憶ステップと、
    上記記憶ステップにおいて記憶された上記付加情報に対応する上記第2の端末の所定のものに上記第1の端末を接続する接続制御ステップと
    を実行させることを特徴とする呼制御プログラム。
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