JP2009104253A - 衝突防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】急発進時以外であっても障害物との衝突を防止できる衝突防止装置を提供すること。
【解決手段】自車両と障害物との距離が遠距離に達したときの時刻Taを記憶し(S10,S11)、自車両と障害物との距離が中距離に達したときの時刻Tbを記憶し(S12,S13)、自車両と障害物との距離が近距離に達したときの時刻Tcを記憶し(S14,S15)遠距離から中距離までの時間間隔(Dab=Ta−Tb)と、中距離から近距離までの時間間隔(Dbc=Tb−Tc)とがDab≧Dbcの関係を満たす場合は、自車両の車速を減速させるために、ブレーキ制御部40に対してブレーキ作動を指示する(S16)。
【選択図】図1
【解決手段】自車両と障害物との距離が遠距離に達したときの時刻Taを記憶し(S10,S11)、自車両と障害物との距離が中距離に達したときの時刻Tbを記憶し(S12,S13)、自車両と障害物との距離が近距離に達したときの時刻Tcを記憶し(S14,S15)遠距離から中距離までの時間間隔(Dab=Ta−Tb)と、中距離から近距離までの時間間隔(Dbc=Tb−Tc)とがDab≧Dbcの関係を満たす場合は、自車両の車速を減速させるために、ブレーキ制御部40に対してブレーキ作動を指示する(S16)。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載され、車両の進行方向に存在する障害物との衝突を防止する衝突防止装置に関するものである。
従来、車両が障害物と衝突することを防止する装置の一例として特許文献1に示す走行制御装置があった。
特許文献1に示される走行制御装置は、変速機の操作レバーが車両を走行可能とする走行レンジに配置されているか否かを検出するレバー位置検出手段と、進行方向の障害物との距離を検出可能な障害物検出手段と、車両の急速移動を禁止可能急速移動禁止手段と、レバー位置検出手段が走行レンジを検出した後、所定条件が成立した時において、障害物検出手段が検出する障害物との距離が所定距離以内の近距離である時には、急速移動禁止手段を急速移動禁止状態とする走行制御手段とを備えるものである。これによって、急発進による障害物との衝突を確実に回避することができると共に、障害物に対して近付くことも可能とするものである。
特開平5−124453号公報
しかしながら、特許文献1に示される走行制御装置は、急発進による障害物との衝突を回避するものに過ぎない。ところが、車両は、急発進しないような場合であっても障害物と衝突することがある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、急発進時以外であっても障害物との衝突を防止できる衝突防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の衝突防止装置は、自車両と障害物との距離を検出する距離検出手段と、障害物との距離が第1の所定距離に達したときの第1の時刻、第1の所定距離よりも短い第2の所定距離に達したときの第2の時刻、第2の所定距離よりも短い第3の所定距離に達したときの第3の時刻を記憶する記憶手段と、第2の時刻から第3の時刻までの経過時間が、第1の時刻から第2の時刻までの経過時間と等しいか、もしくは第1の時刻から第2の時刻までの経過時間より短い場合に衝突防止処理を実行する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
このようにすることによって、自車両と障害物とが確実に接近している場合は、衝突防止処理を実行できるので、自車両が急発進する時に限らず障害物との衝突を防止できる。
また、衝突防止処理としては、請求項2に示すように、自車両のブレーキ制御を実行することによって、障害物との衝突を防止できる。また、請求項3に示すように、自車両と障害物とが接近していることを報知することによっても、障害物との衝突を防止できる。また、請求項4に示すように、自車両のアクセル制御を実行することによっても、障害物との衝突を防止できる。
また、請求項5に示すように、記憶手段は、第1の所定距離よりも障害物との距離が長い第4の所定距離に達したときの第4の時刻も記憶するものであり、第1の時刻、第2の時刻、第3の時刻のうちいずれかが不明な場合は、残りの時刻から不明な時刻を推定する推定手段を備えるようにしてもよい。
第1の時刻、第2の時刻、第3の時刻のうちいずれかが不明であると、自車両と障害物が接近しているのかが不明となる場合もありうる。そこで、請求項5に示すように推定手段を備えることによって、第1の時刻、第2の時刻、第3の時刻のうちいずれかが不明であった場合であっても、自車両と障害物が接近しているか否かを判断することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態における衝突防止装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態における衝突防止装置を搭載した車両のイメージ図である。図3は、本発明の実施の形態における衝突防止装置の処理動作を示すフローチャートである。図4は、本発明の実施の形態における衝突防止装置のブレーキ判定処理を示すフローチャートである。図5は、本発明の実施の形態における衝突防止装置における距離と時間の関係を説明する図面である。
衝突防止装置は、車両に搭載されるものであり、図1に示すように、制御装置10と、この制御装置10に接続する超音波ソナー(フロント)21、超音波ソナー(フロントコーナ)22、超音波ソナー(フロントコーナ)23、超音波ソナー(バック)31、超音波ソナー(バックコーナ)32、超音波ソナー(バックコーナ)33、ブレーキ制御部40などを備える。
図2に示すように、超音波ソナー(フロント)21は車両の前側、超音波ソナー(フロントコーナ)22は車両の左前側、超音波ソナー(フロントコーナ)23は車両の右前側、超音波ソナー(バック)31は車両の後側、超音波ソナー(バックコーナ)32は車両の左後側、超音波ソナー(バックコーナ)33は車両の右後側に搭載されるものである。
各超音波ソナー21,22,23,31,32,33は、所定周期で超音波を車両の外部方向に送信し、その超音波が障害物によって反射された場合に、その反射された超音波(反射波)を受信するものである。
なお、各超音波ソナー21,22,23,31,32,33は、駐車支援装置などに採用される超音波ソナーを用いてもよい。このようにすることによって、別途超音波ソナーを設ける必要がなく、駐車支援装置に付加価値をつけることもできるので好ましい。
制御装置10は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどが備えられている。また、制御装置10は、機能的には図1に示すように、距離演算部11、計時部12、記憶部13、判定部14などを備える。なお、制御装置10の処理動作に関しては、後ほど詳しく説明する。ブレーキ制御部40は、ブレーキペダルの踏み込み、及び制御装置10からの信号に応じてブレーキ作動を行うものである。
ここで、図3〜図5を用いて、衝突防止装置の処理動作に関して説明する。
図3に示すフローチャートは、制御装置10がバッテリーから電源供給されている間に所定時間毎に実行されるものである。
まず、ステップS10では、制御装置10は、遠距離(第1の所定距離)検知有りか否かを判定し、有りの場合はステップS11へ進み、無しの場合はステップS12へ進む。このとき、制御装置10の距離演算部11は、超音波ソナー21(もしくは、超音波ソナー31)による超音波の送信から、反射波の受信までの時間を算出し、この時間に基づいて障害物までの距離を算出する(距離検出手段)。そして、制御装置10の判定部14は、距離演算部11が算出した距離が遠距離(例えば、10m程度)に達したか否かを判定し、達したと判定した場合は遠距離検知有りとみなし、達してないと判定した場合は遠距離検知無しとみなす。なお、この遠距離を示す値(距離)は、予めROMなどに記憶しておくものである。
ステップS11では、制御装置10は、遠距離検知時刻Ta(第1の時刻)を記憶部13に記憶する。つまり、制御装置10の判定部14は、距離演算部11が算出した距離が遠距離に達したと判定した場合は、計時部12を確認して、距離演算部11が算出した距離が遠距離に達した時刻Taを記憶部13に記憶する(記憶手段)。
ステップS12では、制御装置10は、中距離(第2の所定距離、障害物までの距離が上記遠距離よりも短い距離)検知有りか否かを判定し、有りの場合はステップS13へ進み、無しの場合はステップS14へ進む。このとき、制御装置10の距離演算部11は、超音波ソナー21(もしくは、超音波ソナー31)による超音波の送信から、反射波の受信までの時間を算出し、この時間に基づいて障害物までの距離を算出する(距離検出手段)。そして、制御装置10の判定部14は、距離演算部11が算出した距離が中距離(例えば、5m程度)に達したか否かを判定し、達したと判定した場合は中距離検知有りとみなし、達してないと判定した場合は中距離検知無しとみなす。なお、この中距離を示す値(距離)は、予めROMなどに記憶しておくものである。
ステップS13では、制御装置10は、中距離検知時刻Tb(第2の時刻)を記憶部13に記憶する。つまり、制御装置10の判定部14は、距離演算部11が算出した距離が中距離に達したと判定した場合は、計時部12を確認して、距離演算部11が算出した距離が中距離に達した時刻Tbを記憶部13に記憶する(記憶手段)。
ステップS14では、制御装置10は、近距離(第3の所定距離、障害物までの距離が上記中距離よりも短い距離)検知有りか否かを判定し、有りの場合はステップS15へ進み、無しの場合はステップS10へ戻る。このとき、制御装置10の距離演算部11は、超音波ソナー21(もしくは、超音波ソナー31)による超音波の送信から、反射波の受信までの時間を算出し、この時間に基づいて障害物までの距離を算出する(距離検出手段)。そして、制御装置10の判定部14は、距離演算部11が算出した距離が近距離(例えば、3m程度)に達したか否かを判定し、達したと判定した場合は近距離検知有りとみなし、達してないと判定した場合は近距離検知無しとみなす。なお、この近距離を示す値(距離)は、予めROMなどに記憶しておくものである。
ステップS15では、制御装置10は、近距離検知時刻Tc(第3の時刻)を記憶部13に記憶する。つまり、制御装置10の判定部14は、距離演算部11が算出した距離が近距離に達したと判定した場合は、計時部12を確認して、距離演算部11が算出した距離が近距離に達した時刻Tcを記憶部13に記憶する(記憶手段)。なお、Ta,Tb,Tcは、自車両の車速が所定値(例えば、10km/h)に達した場合にクリアするようにしてもよい。
そして、ステップS16では、制御装置10は、図4に示すブレーキ判定処置を実行する。まず、ステップS20では、制御装置10の判定部14は、記憶部13に記憶した時刻Ta、Tb、Tcを用いて時間間隔を計算する。つまり、制御装置10の判定部14は、図5に示すように、遠距離から中距離までの時間間隔(Dab=Ta−Tb)と、中距離から近距離までの時間間隔(Dbc=Tb−Tc)とを算出する。換言すると、遠距離を検出した時刻Taから中距離を検出した時刻Tbまでの経過時間と、中距離を検出した時刻Tbから近距離を検出した時刻Taまでの経過時間とを算出する。
ステップS21では、制御装置10の判定部14は、遠距離から中距離までの時間間隔(Dab=Ta−Tb)と、中距離から近距離までの時間間隔(Dbc=Tb−Tc)との関係が、Dab≧Dbcの関係を満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合は自車両と障害物が接近しているとみなしてステップS22へ進み、満たさないと判定した場合は自車両と障害物が接近していないとみなして図3のフローチャートに戻る(制御手段)。
ステップS22では、制御装置10の判定部14は、自車両の車速を減速させるために(衝突防止処理として)、ブレーキ制御部40に対してブレーキ作動を指示する(制御手段)。
このようにすることによって、自車両と障害物とが確実に接近している場合は、ブレーキ作動できるので、自車両が急発進する時に限らず障害物との衝突を防止できる。
なお、本実施の形態においては、衝突防止処理として、ブレーキ制御を実行する例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、自車両と障害物とが接近していることをクラクションやブザーなどによって報知することによっても、障害物との衝突を防止できる。また、自車両のアクセル制御(アクセルペダルの踏み込みを無視するなど)を実行することによっても、障害物との衝突を防止できる。
また、制御装置10の判定部14は、障害物までの距離が遠距離よりも長い所定距離(第4の所定距離)に達した時刻を記憶部13に記憶し、時刻Ta、Tb、Tcのうちいずれかが不明な場合は、記憶部13に記憶されている残りの時刻から不明な時刻を推定するようにしてもよい(推定手段)。
時刻Ta、Tb、Tcのうちいずれかが不明であると、自車両と障害物が接近しているのかが不明となる場合もありうる。そこで、記憶部13に記憶されている残りの時刻から不明な時刻を推定することによって、自車両と障害物が接近しているか否かを判断することができる。
10 制御装置、11 距離演算部、12 計時部、13 記憶部、14 判定部、21 超音波ソナー(フロント)、22 超音波ソナー(フロントコーナ)、23 超音波ソナー(フロントコーナ)、31 超音波ソナー(バック)、32 超音波ソナー(バックコーナ)、33 超音波ソナー(バックコーナ)、40 ブレーキ制御部、100 衝突防止装置
Claims (5)
- 自車両と障害物との距離を検出する距離検出手段と、
前記障害物との距離が第1の所定距離に達したときの第1の時刻、前記第1の所定距離よりも短い第2の所定距離に達したときの第2の時刻、前記第2の所定距離よりも短い第3の所定距離に達したときの第3の時刻を記憶する記憶手段と、
前記第2の時刻から前記第3の時刻までの経過時間が、前記第1の時刻から前記第2の時刻までの経過時間と等しいか、もしくは前記第1の時刻から前記第2の時刻までの経過時間より短い場合に衝突防止処理を実行する制御手段と、
を備えることを特徴とする衝突防止装置。 - 前記制御手段は、前記衝突防止処理として前記自車両のブレーキ制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の衝突防止装置。
- 前記制御手段は、前記衝突防止処理として前記自車両と前記障害物とが接近していることを報知することを特徴とする請求項1に記載の衝突防止装置。
- 前記制御手段は、前記衝突防止処理として前記自車両のアクセル制御を実行することを特徴とする請求項1に記載の衝突防止装置。
- 前記記憶手段は、前記第1の所定距離よりも前記障害物との距離が長い第4の所定距離に達したときの第4の時刻も記憶するものであり、
前記第1の時刻、前記第2の時刻、前記第3の時刻のうちいずれかが不明な場合は、残りの時刻から不明な時刻を推定する推定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の衝突防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007273108A JP2009104253A (ja) | 2007-10-19 | 2007-10-19 | 衝突防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007273108A JP2009104253A (ja) | 2007-10-19 | 2007-10-19 | 衝突防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009104253A true JP2009104253A (ja) | 2009-05-14 |
Family
ID=40705887
Family Applications (1)
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JP2007273108A Pending JP2009104253A (ja) | 2007-10-19 | 2007-10-19 | 衝突防止装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009104253A (ja) |
-
2007
- 2007-10-19 JP JP2007273108A patent/JP2009104253A/ja active Pending
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