JP2009103207A - 電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電磁弁10は、ソレノイド14と、ボディ12と、作動液を導入する導入ポート16から作動液を導出する導出ポート18までの液圧通路と、液圧通路の途中に設けられた弁座22より導出ポート18側に形成された弁室23と、液圧通路を開閉可能なロッド部材24と、ロッド部材24の背面部に、弁室23との間が封止されるように形成された背面室30と、導入ポート16から弁座22を経由せずに背面室30へ連通している連通路38と、電磁力によりロッド部材24を弁座22から離間させる方向に吸引する吸引部26と、ロッド部材24を閉弁方向に付勢するばね40と、を備える。ロッド部材24は、背面室30に流入した作動液による液圧により弁座22に向かう方向へ力を受ける。
【選択図】図1
Description
図1は、第1の実施の形態に係る電磁弁の概略構成を模式的に示した断面図である。電磁弁10は、液圧回路を流れる作動液の液圧を制御するために駆動され、内部に弁部が設けられたボディ12とその弁部の開度を制御するためのソレノイド14とが一体に設けられた電磁弁として構成されている。
図2は、第2の実施の形態に係る電磁弁の概略構成を模式的に示した断面図である。第2の実施の形態に係る電磁弁110は、開閉手段が、第1の実施の形態に係るロッド部材24のように一体ではなく、複数の部材から構成されている点が第1の実施の形態に係る電磁弁10と大きく異なる点である。以下では、第1の実施の形態と同様な要素については同一の符号を付し説明を適宜省略する。
図3は、第3の実施の形態に係る電磁弁の概略構成を模式的に示した断面図である。第3の実施の形態に係る電磁弁210は、通電されていない状態で開弁しているいわゆるノーマリーオープン型の電磁弁である点が、上述の各実施の形態に係る電磁弁と大きく異なる点である。以下では、上述の各実施の形態と同様な要素については同一の符号を付し説明を適宜省略する。
図4、図5を参照して第4の実施の形態について説明する。図4は、第4の実施の形態に係る電磁弁の全体斜視図である。図5は、図4のA−A’断面図である。
第5の実施の形態に係る封止手段では、上述の各実施の形態に係る反力ピンのシールを複数のシール部材で行う場合について説明する。図7は、第5の実施の形態に係るシール部近傍の拡大断面図である。なお、説明の都合上、第1の実施の形態に係る電磁弁10に本実施の形態に係る封止手段を適用した例を説明するが、他の各実施の形態にも適用することができる。
Claims (12)
- 液圧回路を流れる作動液の液圧を制御するためのソレノイド駆動の電磁弁であって、
ソレノイドと、
ボディと、
前記ボディの内部に形成され、作動液を導入する導入口から作動液を導出する導出口までの液圧通路と、
前記液圧通路の途中に設けられた弁座より導出口側に形成された弁室と、
前記弁室に配設されるとともに前記弁座に接離可能に構成され、前記液圧通路を開閉可能な開閉手段と、
前記開閉手段の移動方向の両端部のうち弁座側とは反対側の背面部に、前記弁室との間が封止されるように形成された背面室と、
前記導入口から前記弁座を経由せずに前記背面室へ連通している連通路と、
前記ソレノイドに電流が流れた場合に発生する電磁力により前記開閉手段を前記弁座から離間させる方向に吸引する吸引部と、
前記開閉手段を閉弁方向に付勢する付勢部材と、を備え、
前記開閉手段は、前記背面室に流入した作動液による液圧により前記弁座に向かう方向へ力を受けることを特徴とする電磁弁。 - 液圧回路を流れる作動液の液圧を制御するためのソレノイド駆動の電磁弁であって、
ソレノイドと、
ボディと、
前記ボディの内部に形成され、作動液を導入する導入口から作動液を導出する導出口までの液圧通路と、
前記液圧通路の途中に設けられた弁座より導出口側に形成された弁室と、
前記弁室に配設されるとともに前記弁座に接離可能に構成され、前記液圧通路を開閉可能な開閉手段と、
前記開閉手段の移動方向の両端部のうち弁座側とは反対側の背面部に、前記弁室との間が封止されるように形成された背面室と、
前記導入口から前記弁座を経由せずに前記背面室へ連通している連通路と、
前記ソレノイドに電流が流れた場合に発生する電磁力により前記開閉手段を前記弁座から離間させる方向に吸引する吸引部と、を備え、
前記開閉手段は、前記背面室に流入した作動液による液圧により前記弁座に向かう方向へ力を受け、
前記開閉手段が前記弁座に当接した状態のシール面積A1は、前記背面室に流入した作動液による液圧が前記開閉手段に加わる加圧面積A2以下であることを特徴とする電磁弁。 - 更に前記開閉手段を閉弁方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
- 液圧回路を流れる作動液の液圧を制御するためのソレノイド駆動の電磁弁であって、
ソレノイドと、
ボディと、
前記ボディの内部に形成され、作動液を導入する導入口から作動液を導出する導出口までの液圧通路と、
前記液圧通路の途中に設けられた弁座より導出口側に形成された弁室と、
前記弁室に配設されるとともに前記弁座に接離可能に構成され、前記液圧通路を開閉可能な開閉手段と、
前記開閉手段の移動方向の両端部のうち弁座側とは反対側の背面部に、前記弁室との間が封止されるように形成された背面室と、
前記導入口から前記弁座を経由せずに前記背面室へ連通している連通路と、
前記ソレノイドに電流が流れた場合に発生する電磁力により前記開閉手段を前記弁座に当接させる方向に吸引する吸引部と、
前記開閉手段を開弁方向に付勢する付勢部材と、を備え、
前記開閉手段は、前記背面室に流入した作動液による液圧により前記弁座に向かう方向へ力を受けることを特徴とする電磁弁。 - 液圧回路を流れる作動液の液圧を制御するためのソレノイド駆動の電磁弁であって、
ソレノイドと、
ボディと、
前記ボディの内部に形成され、作動液を導入する導入口から作動液を導出する導出口までの液圧通路と、
前記液圧通路の途中に設けられた弁座より導出口側に形成された弁室と、
前記弁室に配設されるとともに前記弁座に接離可能に構成され、前記液圧通路を開閉可能な開閉手段と、
前記開閉手段の移動方向の両端部のうち弁座側とは反対側の背面部に、前記弁室との間が封止されるように形成された背面室と、
前記導入口から前記弁座を経由せずに前記背面室へ連通している連通路と、
前記ソレノイドに電流が流れた場合に発生する電磁力により前記開閉手段を前記弁座に当接させる方向に吸引する吸引部と、を備え、
前記開閉手段は、前記背面室に流入した作動液による液圧により前記弁座に向かう方向へ力を受け、
前記開閉手段が前記弁座に当接した状態のシール面積A1は、前記背面室に流入した作動液による液圧が前記開閉手段に加わる加圧面積A2以上であることを特徴とする電磁弁。 - 更に前記開閉手段を開弁方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の電磁弁。
- 前記開閉手段は、
前記弁座に接離可能に配置されて弁部を開閉可能な弁体と、
前記弁体の弁座側とは反対側の端部を支持するとともに、前記吸引部に対向配置されるプランジャと、
前記プランジャの背面室側の端部と当接するように前記プランジャと前記背面室との間に配置され、前記背面室の液圧により前記プランジャを押圧しながら前記弁座に向かう方向に移動可能に構成されている移動部材と、
を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電磁弁。 - 前記ボディは、
前記弁室が内部に形成されているとともに、前記弁座より導入口側の側面に貫通孔が形成されているスリーブと、
前記スリーブの外周面と嵌合した状態で、前記スリーブとの間に間隙通路が形成されるように溝が内周面に形成されているとともに、前記スリーブの底面との間に前記背面室が形成されるように内底部に凹部が形成されているキャップと、
を有し、
前記間隙通路は、前記連通路の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電磁弁。 - 前記スリーブは、
小径部と大径部とを有する段付の円筒部材であり、
前記貫通孔から送出される作動液を前記間隙通路へと導出するための経路が前記大径部に形成されており、
段部には周方向の全周溝が設けられており、
前記連通路は、前記貫通孔、前記経路、前記全周溝、前記間隙通路を含んで構成されていることを特徴とする請求項8に記載の電磁弁。 - 前記ボディは、
前記弁室が内部に形成されているとともに、前記弁座より導入口側の側面に貫通孔が形成されているスリーブと、
前記スリーブに装着された状態で、前記スリーブとの間に全周的に隙間が形成されるように内周面が形成されているとともに、前記スリーブの底面との間に前記背面室が形成されるように内底部に凹部が形成されているキャップと、
を有し、
前記隙間は、前記連通路の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電磁弁。 - 前記スリーブは、
小径部と大径部とを有する段付の円筒部材であり、
前記貫通孔から送出される作動液を前記隙間へと導出するための経路が前記大径部に形成されており、
段部には周方向の全周溝が設けられており、
前記連通路は、前記貫通孔、前記経路、前記全周溝、前記隙間を含んで構成されていることを特徴とする請求項10に記載の電磁弁。 - 前記開閉手段が移動可能に前記弁室と前記背面室との間を封止する封止手段を更に備え、
前記封止手段は、
弁室側に配設された第1のシール部材と、
背面室側に配設され、前記第1のシール部材より硬度が高くつぶし率の低い第2のシール部材と、
を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の電磁弁。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0512967A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | Matsushita Refrig Co Ltd | 圧力スイツチ |
JPH0989146A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-03-31 | Teruo Kobayashi | 電磁弁機構 |
JPH10281310A (ja) * | 1997-04-04 | 1998-10-23 | Siemens Elema Ab | 弁 |
JPH11344181A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Honda Motor Co Ltd | クイックコネクタ |
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2007
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