JP2009102918A - 段差付き床スラブ及びその施工法 - Google Patents

段差付き床スラブ及びその施工法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009102918A
JP2009102918A JP2007276976A JP2007276976A JP2009102918A JP 2009102918 A JP2009102918 A JP 2009102918A JP 2007276976 A JP2007276976 A JP 2007276976A JP 2007276976 A JP2007276976 A JP 2007276976A JP 2009102918 A JP2009102918 A JP 2009102918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
precast concrete
concrete plate
plate
thickness
floor slab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007276976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4782760B2 (ja
Inventor
Takehiko Kato
武彦 加藤
Makoto Hamada
真 濱田
Keiji Sakao
恵司 坂尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Fujimori Sangyo Co Ltd
Fatec Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
Fujimori Sangyo Co Ltd
Fatec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd, Fujimori Sangyo Co Ltd, Fatec Co Ltd filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
Priority to JP2007276976A priority Critical patent/JP4782760B2/ja
Publication of JP2009102918A publication Critical patent/JP2009102918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782760B2 publication Critical patent/JP4782760B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

【課題】段差付き床スラブの段差部分においてコンクリート層に配置される鉄筋の数の低減を可能にし、前記段差付き床スラブの効率的な施工を可能にすること。
【解決手段】段差付き床スラブは、互いに平行な第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板であって前記第2プレキャストコンクリート板の一端部が前記第1プレキャストコンクリート板の一端部上に位置する、第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部内に配置された横部分及び前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部から上方へ伸びかつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部を貫通する縦部分からなるL字形鉄筋と、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上のコンクリート層とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、段差付き床スラブ及びその施工法に関する。
建物の床スラブ上に、台所、洗面所、風呂場等の水回りのための配管を収容する空間を確保するため、床スラブとして、上面に段差が設けられた段差付き床スラブが用いられている。
従来、前記段差付き床スラブには、それぞれに厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された、互いに平行な第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板を有するものがある(特許文献1参照)。前記第2プレキャストコンクリート板の前記導入方向における一端部は前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向における一端部から上方へ間隔を置いて配置され、前記第2プレキャストコンクリート板の前記導入方向における他端部は前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向において前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部の外方に位置する。
特開2007−107216号公報
前記段差付き床スラブは、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上に打設されたコンクリートからなるコンクリート層を有する。前記コンクリート層は、前記第1プレキャストコンクリート板上における厚さと前記第2プレキャストコンクリート板上における厚さとがほぼ等しく、前記第1プレキャストコンクリート板上に位置する部分の上面と前記第2プレキャストコンクリート板上に位置する部分の上面との間に段差がある。前記第1プレキャストコンクリート板上に位置する部分の上に前記水回りのための配管が配置される。
ところで、前記第1プレキャストコンクリート板と前記第2プレキャストコンクリート板とは前記コンクリート層を介して結合されており、前記段差付き床スラブが自重、載荷重等の荷重を受けたとき、前記段差が存在する段差部分において前記コンクリート層は前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板と共に前記荷重に抵抗する。このため、前記段差部分において前記コンクリート層にもこれを補強する多数の鉄筋が配置される。このため、前記鉄筋の前記コンクリート層への配置に多くの手間と時間とを要する。
本発明の目的は、段差付き床スラブの段差部分においてコンクリート層の強度を損ねることなく該コンクリート層に配置される鉄筋の数を減らすことを可能にし、該鉄筋の前記コンクリート層への配置に多くの手間や時間を要することなく前記段差付き床スラブを効率的に施工できるようにすることである。
本発明は、段差付き床スラブが、第1プレキャストコンクリート板の一端部内に配置された横部分と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部から上方へ伸びかつ第2プレキャストコンクリート板の一端部を貫通する縦部分とからなるL字形鉄筋を含み、該L字形鉄筋により前記第1プレキャストコンクリート板と前記第2プレキャストコンクリート板とを結合し、これらを一体化させる。これにより、前記段差付き床スラブの段差部分において前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板が荷重に対して十分に抵抗できるようにする。これにより、コンクリート層に配置される鉄筋の数の低減を可能にし、該鉄筋の前記コンクリート層への配置に多くの手間や時間を要することなく前記段差付き床スラブを効率的に施工できるようにする。
本発明に係る段差付き床スラブは、それぞれに厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された、互いに平行な第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板であって前記第2プレキャストコンクリート板の前記導入方向における一端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向における一端部の上にあって該一端部に接しており、前記第2プレキャストコンクリート板の前記導入方向における他端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向において前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部の外方に位置する、第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた複数のL字形鉄筋であってそれぞれが、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部から上方へ前記厚さ方向に伸びかつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部を貫通する縦部分とからなる、複数のL字形鉄筋と、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上に打設されたコンクリートからなり、前記第1プレキャストコンクリート板上における厚さと前記第2プレキャストコンクリート板上における厚さとがほぼ等しいコンクリート層とを含む。
前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部を貫通する前記L字形鉄筋の前記縦部分は、前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部の上方において前記コンクリートに付着して前記コンクリート層に固定されている。前記L字形鉄筋の前記横部分が前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部内に配置され、前記L字形鉄筋の前記縦部分が前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部を貫通し、かつ該一端部の上方において前記コンクリート層に固定されていることから、前記L字形鉄筋により前記第1プレキャストコンクリート板と前記第2プレキャストコンクリート板とを結合することができる。これにより、前記第1プレキャストコンクリート板と前記第2プレキャストコンクリート板とを一体化させることができる。
前記段差付き床スラブは、前記コンクリート層に、各L字形鉄筋の前記縦部分に固定された定着体が配置されているものとすることができ、前記定着体は前記L字形鉄筋の前記縦部分に対して垂直な板材からなるものとすることができる。前記定着体は前記L字形鉄筋の前記縦部分の前記コンクリート層への固定をより強固にする。
前記第2プレキャストコンクリート板は、該第2プレキャストコンクリート板の前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた、それぞれが前記厚さ方向に伸びる複数の貫通孔を前記一端部に有し、各貫通孔は前記L字形鉄筋の前記縦部分を受け入れている。
前記第1プレキャストコンクリート板は、前記一端部の厚さが前記導入方向における中央部及び他端部の厚さより厚いものとすることができる。
前記段差付き床スラブは、前記第1プレキャストコンクリート板に、前記横断方向に間隔を置かれ、それぞれが前記導入方向に伸びる、前記第1プレキャストコンクリート板に前記プレストレスを導入するための複数のPC鋼材が配置されている。前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部において各L字形鉄筋の前記横部分は、互いに隣接する2つのPC鋼材間に位置する。
前記段差付き床スラブは、前記第2プレキャストコンクリート板に、前記横断方向に間隔を置かれ、それぞれが前記導入方向に伸びる、前記第2プレキャストコンクリート板に前記プレストレスを導入するための複数のPC鋼材が配置されている。前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部において各貫通孔は、互いに隣接する2つのPC鋼材間に位置する。
本発明に係る段差付き床スラブの施工法は、厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された第1プレキャストコンクリート板であって前記導入方向における一端部に、前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた複数のL字形鉄筋が設けられ、各L字形鉄筋が、前記一端部内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分と、前記一端部から上方へ前記厚さ方向に突出する縦部分とからなる、第1プレキャストコンクリート板と、厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された第2プレキャストコンクリート板であって前記導入方向における一端部に、前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた、それぞれが前記厚さ方向に伸びる複数の貫通孔を有し、前記L字形鉄筋の前記縦部分の前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部からの突出長さ寸法より小さい厚さ寸法を有する第2プレキャストコンクリート板とを用意すること、前記第2プレキャストコンクリート板の各貫通孔が前記L字形鉄筋の前記縦部分を受け入れ、かつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部に接し、かつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記他端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向において前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部の外方に位置するように、前記第2プレキャストコンクリート板を前記第1プレキャストコンクリート板に対して平行に配置すること、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上にコンクリートを打設して、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上に、前記第1プレキャストコンクリート板上における厚さと前記第2プレキャストコンクリート板上における厚さとがほぼ等しいコンクリート層を形成することを含む。
本発明によれば、段差付き床スラブが、第1プレキャストコンクリート板の一端部内に配置された横部分と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部から上方へ伸びかつ第2プレキャストコンクリート板の一端部を貫通する縦部分とからなるL字形鉄筋を有することから、該L字形鉄筋により前記第1プレキャストコンクリート板と前記第2プレキャストコンクリート板とを結合し、これらを一体化させることができる。このため、前記段差付き床スラブの段差部分において前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板が荷重に対して十分に抵抗することができる。このため、前記段差部分においてコンクリート層に配置される鉄筋の数を減らすことができ、該鉄筋の前記コンクリート層への配置に多くの手間や時間を要することなく前記段差付き床スラブを効率的に施工することができる。
図1に示すように、建物の床スラブとして段差付き床スラブ10が用いられている。段差付き床スラブ10は、互いに平行な第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14を含み、第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14のそれぞれに、厚さ方向(図面上下方向)と直交する導入方向(図面左右方向)にプレストレスが導入されている。第2プレキャストコンクリート板14の厚さ寸法は第1プレキャストコンクリート板12の厚さ寸法と等しい。
第2プレキャストコンクリート板14の前記導入方向における一端部16は、第1プレキャストコンクリート板12の前記導入方向における一端部18の上に位置し、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18に接している。第2プレキャストコンクリート板14の前記導入方向における他端部(図示せず)は第1プレキャストコンクリート板12の前記導入方向において第1プレキャストコンクリート板12の一端部18の外方(図面左方)に位置する。
第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14は、水平方向に間隔を置かれた一対の梁(図示せず)間に配置されている。第1プレキャストコンクリート板12の前記導入方向における他端部(図示せず)は一方の梁に接合され、第2プレキャストコンクリート板14の前記他端部は他方の梁に接合されている。
段差付き床スラブ10は、第1プレキャストコンクリート板12の前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向(図面奥行き方向)に間隔を置かれた複数のL字形鉄筋20を含む。各L字形鉄筋20は、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分22と、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18から上方へ前記厚さ方向に伸びかつ第2プレキャストコンクリート板14の一端部16を貫通する縦部分24とからなる。
第2プレキャストコンクリート板14は、該第2プレキャストコンクリート板の前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向(図面奥行き方向)に間隔を置かれた複数の貫通孔26を一端部16に有する。各貫通孔26は、第2プレキャストコンクリート板の前記厚さ方向に伸び、L字形鉄筋20の縦部分24を受け入れている。
段差付き床スラブ10は、第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14上に打設されたコンクリートからなるコンクリート層28を含む。L字形鉄筋20の縦部分24は、第2プレキャストコンクリート板14の一端部16の上方において、前記コンクリートに付着しており、コンクリート層28に固定されている。
コンクリート層28は、第1プレキャストコンクリート板12上に位置する第1コンクリート層部分30と、第2プレキャストコンクリート板14上に位置する第2コンクリート層部分32とからなり、第1コンクリート層部分30の厚さと第2コンクリート層部分32の厚さとはほぼ等しく、第2コンクリート層部分32の上面34と第1コンクリート層部分30の上面36との間に段差38がある。第1コンクリート層部分30の上面36は第2コンクリート層部分32の上面34の下方に位置し、第1コンクリート層部分30上に、台所、洗面所、風呂場等の水回りのための配管(図示せず)が配置される。
コンクリート層28の第2コンクリート層部分32の上面34と第1コンクリート層部分30の上面36との間の段差寸法38は、例えば80mmないし150mmであり、第2プレキャストコンクリート板14の厚さ寸法及び第1プレキャストコンクリート板12の厚さ寸法とほぼ等しい。
ところで、従来の段差付き床スラブでは、第2プレキャストコンクリート板の一端部が第1プレキャストコンクリート板の一端部から間隔を置かれており、コンクリート層の第1コンクリート層部分の上面と第2コンクリート層部分の上面との間の段差寸法は、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部と前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部との間の間隔に、第2プレキャストコンクリート板の厚さ寸法を加えた長さとほぼ等しい。これに対して、段差付き床スラブ10では、第2プレキャストコンクリート板14の一端部16が第1プレキャストコンクリート板12の一端部18に接しており、段差寸法38は第2プレキャストコンクリート板14の厚さ寸法とほぼ等しい。このため、段差付き床スラブ10の段差寸法38は従来の段差付き床スラブにおける段差寸法に比べて小さい。段差付き床スラブの段差寸法は前記水回りのための配管の断面の大きさに応じて設定されるが、段差付き床スラブ10は、前記配管の断面の大きさが比較的小さく、設定された段差寸法が比較的小さい場合に適している。
コンクリート層28に、各L字形鉄筋20の縦部分24に固定された定着体40が配置されている。定着体40はL字形鉄筋20の縦部分24に対して垂直な板材42からなる。板材42は、該板材を厚さ方向に貫く孔44を中央部に有し、該孔はL字形鉄筋20の縦部分24を受け入れている。L字形鉄筋20の縦部分24にねじ溝(図示せず)が形成されており、板材42の上方に、L字形鉄筋20の縦部分24に螺合されたナット46が配置され、板材42はナット46に溶接により接合されている。定着体40はL字形鉄筋20の縦部分24のコンクリート層28への固定をより強固にする。
定着体40は、板材42からなる図示の例に代え、L字形鉄筋20の縦部分24の先端部を熱で溶かすことにより該先端部に形成されたコブ状体(図示せず)であってもよい。また、コンクリート層28に定着体40が配置されている図示の例に代え、コンクリート層28に定着体40が配置されていなくてもよい。この場合、L字形鉄筋20の縦部分24は、該縦部分の前記コンクリートへの付着のみによってコンクリート層28に固定されている。
第1プレキャストコンクリート板12に、前記横断方向に間隔を置かれた複数のPC鋼材48が配置され、各PC鋼材48は前記導入方向に伸びる。各PC鋼材48にプレテンション方式により張力が加えられており、第1プレキャストコンクリート板12はPC鋼材48により前記プレストレスが導入されている。
第2プレキャストコンクリート板14に、前記横断方向に間隔を置かれた複数のPC鋼材50が配置され、各PC鋼材50は前記導入方向に伸びる。各PC鋼材50にプレテンション方式により張力が加えられており、第2プレキャストコンクリート板14はPC鋼材50により前記プレストレスが導入されている。各PC鋼材50は、第2プレキャストコンクリート板14内に位置する本体部分52と、第2プレキャストコンクリート板14の一端部16から前記導入方向における外方へ突出する突出部分54とからなる。PC鋼材50の突出部分54は、コンクリート層28の前記コンクリートに付着しており、コンクリート層28を補強する。PC鋼材50の突出部分54の長さはPC鋼材50の直径の約40倍の長さである。
コンクリート層28に、第2プレキャストコンクリート板14の一端部16上から第1プレキャストコンクリート板12上へ伸びる補強鉄筋56と、第2プレキャストコンクリート板14上にあって補強鉄筋56から上方へ間隔を置かれた上端筋58と、第1プレキャストコンクリート板12上にあって補強鉄筋56から上方へ間隔を置かれた上端筋60とが配置されている。補強鉄筋56は、第2プレキャストコンクリート板14の一端部16上に位置する第1水平部分62と、
第1プレキャストコンクリート板12上に位置し、第1水平部分62に隣接する傾斜部分64であって第1プレキャストコンクリート板12から補強鉄筋56の軸線までの高さが第2プレキャストコンクリート板14の一端部16から外方に向けて漸減する傾斜部分64と、第1プレキャストコンクリート板12上に位置し、傾斜部分64に隣接する第2水平部分66とからなる。
図2に示すように、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18において各L字形鉄筋20の横部分22は、互いに隣接する2つのPC鋼材48間に位置する。第2プレキャストコンクリート板14の一端部16において各貫通孔26は、互いに隣接する2つのPC鋼材50間に位置する。各貫通孔26の平面形状は、図2に示した例では矩形であるが、これに代え、他の多角形、円形、楕円形等でもよい。
段差付き床スラブ10は、L字形鉄筋20とこれに隣接するPC鋼材48との間に少なくとも1つの他のL字形鉄筋(図示せず)があってもよい。前記他のL字形鉄筋は、L字形鉄筋20と同様に、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分と、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18から上方へ前記厚さ方向に伸びかつ第2プレキャストコンクリート板14の一端部16を貫通する縦部分とからなる。この場合、各貫通孔26の平面形状が前記横断方向に細長く、L字形鉄筋20の縦部分24及び前記他のL字形鉄筋の前記縦部分が1つの貫通孔26に受け入れられていてもよいし、第2プレキャストコンクリート板14が、貫通孔26とこれに隣接するPC鋼材50との間に少なくとも1つの他の貫通孔(図示せず)を有し、前記他のL字形鉄筋の前記縦部分が前記他の貫通孔に受け入れられていてもよい。
段差付き床スラブ10を施工するとき、まず、それぞれに厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14を用意する。第1プレキャストコンクリート板12は、その一端部18に、前記横断方向に間隔を置かれた複数のL字形鉄筋20が予め設けられており、各L字形鉄筋20は、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分20と、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18から上方へ前記厚さ方向に突出する縦部分24とからなる。第2プレキャストコンクリート板14は、その一端部16に、前記横断方向に間隔を置かれた複数の貫通孔26を有し、第2プレキャストコンクリート板14の厚さ寸法はL字形鉄筋20の縦部分24の第1プレキャストコンクリート板12の一端部18からの突出長さ寸法より小さい。
次に、第2プレキャストコンクリート板14を第1プレキャストコンクリート板12に対して平行に配置する。このとき、第2プレキャストコンクリート板14の各貫通孔26がL字形鉄筋20の縦部分24を受け入れ、かつ第2プレキャストコンクリート板14の一端部16が第1プレキャストコンクリート板12の一端部18に接し、かつ第2プレキャストコンクリート板14の前記他端部が第1プレキャストコンクリート板12の前記導入方向において第1プレキャストコンクリート板12の一端部18の外方に位置するようにする。その後、第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14上にコンクリートを打設して、第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14上に、第1プレキャストコンクリート板12上における厚さと第2プレキャストコンクリート板14上における厚さとがほぼ等しいコンクリート層28を形成する。
第2プレキャストコンクリート板14を第1プレキャストコンクリート板12に対して平行に配置することに先立ち、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18の上面を目荒しし、該上面に接着剤を塗布してもよい。前記接着剤は第1プレキャストコンクリート板12の一端部18と第2プレキャストコンクリート板14の一端部16とを互いに結合する。
ところで、従来の段差付き床スラブでは、第2プレキャストコンクリート板を第1プレキャストコンクリート板に対して平行に配置するとき、前記第2プレキャストコンクリート板の一端部が前記第1プレキャストコンクリート板の一端部から間隔を置かれるようにする。このため、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部と前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部との間の間隔を予め決められた間隔に維持するためにスペーサを用いなければならず、該スペーサを用意するために多くの費用や手間を要し、不経済である。これに対して、段差付き床スラブ10では、第2プレキャストコンクリート板14を第1プレキャストコンクリート板12に対して平行に配置するとき、第2プレキャストコンクリート板14の一端部16が第1プレキャストコンクリート板12の一端部18に接するようにする。このため、スペーサを用いることなく第2プレキャストコンクリート板14の一端部16を予め決められた高さに配置することができ、段差付き床スラブをより経済的に施工することができる。
従来の段差付き床スラブでは、段差付き床スラブの施工現場において、第1プレキャストコンクリート板の一端部上に、前記横断方向に間隔を置かれた、コンクリート層を補強するための複数のL字形鉄筋を配置する。このため、前記施工現場における前記L字形鉄筋の配置に多くの手間や時間を要する。これに対して、段差付き床スラブ10では、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18にL字形鉄筋20が予め設けられているため、従来の段差付き床スラブのように施工現場でL字形鉄筋の配置に多くの手間や時間を要することはない。
図3に示す例では、第1プレキャストコンクリート板12は、一端部18から前記他端部にわたって一定の厚さを有する図1に示した例に代え、一端部18の厚さが中央部68及び前記他端部の厚さより厚い。この場合、段差寸法38は、第1プレキャストコンクリート板12の一端部18の厚さ寸法と中央部68及び前記他端部の厚さ寸法との差に、第2プレキャストコンクリート板14の厚さ寸法を加えた長さ70とほぼ等しい。第1プレキャストコンクリート板12の一端部18の厚さ寸法は任意に変更することができ、段差寸法38は、第2プレキャストコンクリート板14の厚さ寸法より大きい範囲において任意に変更することができる。
図示の例によれば、L字形鉄筋20の横部分22が第1プレキャストコンクリート板12の一端部18内に配置され、L字形鉄筋20の縦部分24が第2プレキャストコンクリート板14の一端部16を貫通し、かつ第2プレキャストコンクリート板14の一端部16の上方においてコンクリート層28に固定されているため、第1プレキャストコンクリート板12と第2プレキャストコンクリート板14とはL字形鉄筋20により互いに結合されており、第1プレキャストコンクリート板12と第2プレキャストコンクリート板14とは一体化している。このため、段差付き床スラブ10が自重、載荷重等の荷重を受けたとき、段差付き床スラブ10の段差38が存在する段差部分において、第1プレキャストコンクリート板12及び第2プレキャストコンクリート板14が前記荷重に対して十分に抵抗する。このため、前記段差部分においてコンクリート層28に配置される鉄筋の数を減らすことができ、該鉄筋のコンクリート層28への配置に多くの手間や時間を要することはなく、段差付き床スラブ10を効率的に施工することができる。
本発明に係る段差付き床スラブの段差部分の縦断面図。 図1の線2における段差付き床スラブの水平断面図。 本発明の他の実施例に係る段差付き床スラブの段差部分の縦断面図。
符号の説明
10 段差付き床スラブ
12 第1プレキャストコンクリート板
14 第2プレキャストコンクリート板
16、18 一端部
20 L字形鉄筋
22 横部分
24 縦部分
26 貫通孔
28 コンクリート層
40 定着体
42 板材
48、50 PC鋼材

Claims (8)

  1. それぞれに厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された、互いに平行な第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板であって前記第2プレキャストコンクリート板の前記導入方向における一端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向における一端部の上にあって該一端部に接しており、前記第2プレキャストコンクリート板の前記導入方向における他端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向において前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部の外方に位置する、第1プレキャストコンクリート板及び第2プレキャストコンクリート板と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた複数のL字形鉄筋であってそれぞれが、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分と、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部から上方へ前記厚さ方向に伸びかつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部を貫通する縦部分とからなる、複数のL字形鉄筋と、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上に打設されたコンクリートからなり、前記第1プレキャストコンクリート板上における厚さと前記第2プレキャストコンクリート板上における厚さとがほぼ等しいコンクリート層とを含む、段差付き床スラブ。
  2. 前記コンクリート層に、各L字形鉄筋の前記縦部分に固定された定着体が配置されている、請求項1に記載の段差付き床スラブ。
  3. 前記定着体は前記L字形鉄筋の前記縦部分に対して垂直な板材からなる、請求項2に記載の段差付き床スラブ。
  4. 前記第2プレキャストコンクリート板は、該第2プレキャストコンクリート板の前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた、それぞれが前記厚さ方向に伸びる複数の貫通孔を前記一端部に有し、各貫通孔は前記L字形鉄筋の前記縦部分を受け入れている、請求項1に記載の段差付き床スラブ。
  5. 前記第1プレキャストコンクリート板は、前記一端部の厚さが前記導入方向における中央部及び他端部の厚さより厚い、請求項1に記載の段差付き床スラブ。
  6. 前記第1プレキャストコンクリート板に、前記横断方向に間隔を置かれ、それぞれが前記導入方向に伸びる、前記第1プレキャストコンクリート板に前記プレストレスを導入するための複数のPC鋼材が配置されており、前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部において各L字形鉄筋の前記横部分は互いに隣接する2つのPC鋼材間に位置する、請求項1に記載の段差付き床スラブ。
  7. 前記第2プレキャストコンクリート板に、前記横断方向に間隔を置かれ、それぞれが前記導入方向に伸びる、前記第2プレキャストコンクリート板に前記プレストレスを導入するための複数のPC鋼材が配置されており、前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部において各貫通孔は互いに隣接する2つのPC鋼材間に位置する、請求項4に記載の段差付き床スラブ。
  8. 厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された第1プレキャストコンクリート板であって前記導入方向における一端部に、前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた複数のL字形鉄筋が設けられ、各L字形鉄筋が、前記一端部内に配置されかつ前記導入方向に伸びる横部分と、前記一端部から上方へ前記厚さ方向に突出する縦部分とからなる、第1プレキャストコンクリート板と、厚さ方向と直交する導入方向にプレストレスが導入された第2プレキャストコンクリート板であって前記導入方向における一端部に、前記厚さ方向及び前記導入方向と直交する横断方向に間隔を置かれた、それぞれが前記厚さ方向に伸びる複数の貫通孔を有し、前記L字形鉄筋の前記縦部分の前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部からの突出長さ寸法より小さい厚さ寸法を有する第2プレキャストコンクリート板とを用意すること、
    前記第2プレキャストコンクリート板の各貫通孔が前記L字形鉄筋の前記縦部分を受け入れ、かつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記一端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部に接し、かつ前記第2プレキャストコンクリート板の前記他端部が前記第1プレキャストコンクリート板の前記導入方向において前記第1プレキャストコンクリート板の前記一端部の外方に位置するように、前記第2プレキャストコンクリート板を前記第1プレキャストコンクリート板に対して平行に配置すること、
    前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上にコンクリートを打設して、前記第1プレキャストコンクリート板及び前記第2プレキャストコンクリート板上に、前記第1プレキャストコンクリート板上における厚さと前記第2プレキャストコンクリート板上における厚さとがほぼ等しいコンクリート層を形成することを含む、段差付き床スラブの施工法。
JP2007276976A 2007-10-24 2007-10-24 段差付き床スラブ及びその施工法 Active JP4782760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007276976A JP4782760B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 段差付き床スラブ及びその施工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007276976A JP4782760B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 段差付き床スラブ及びその施工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009102918A true JP2009102918A (ja) 2009-05-14
JP4782760B2 JP4782760B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=40704875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007276976A Active JP4782760B2 (ja) 2007-10-24 2007-10-24 段差付き床スラブ及びその施工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4782760B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11247343A (ja) * 1998-03-05 1999-09-14 Maeda Corp 段差付き床の構造
JP2003239438A (ja) * 2002-02-20 2003-08-27 Fujimori Sangyo Kk 段差付きコンクリートスラブ
JP2004137678A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Miyoujiyou Cement Kk 穴あきコンクリート版を用いた段差床の構築方法及び、これに用いる穴あきコンクリート版
JP2006307435A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Shimizu Corp 段差付きスラブおよびその施工方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11247343A (ja) * 1998-03-05 1999-09-14 Maeda Corp 段差付き床の構造
JP2003239438A (ja) * 2002-02-20 2003-08-27 Fujimori Sangyo Kk 段差付きコンクリートスラブ
JP2004137678A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Miyoujiyou Cement Kk 穴あきコンクリート版を用いた段差床の構築方法及び、これに用いる穴あきコンクリート版
JP2006307435A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Shimizu Corp 段差付きスラブおよびその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4782760B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010203139A (ja) 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法
KR101722977B1 (ko) 기초보강재
KR101355926B1 (ko) 재사용이 가능한 와플형 슬래브 거푸집 어셈블리
KR101750177B1 (ko) 절단 브리지형 펀칭전단 보강재 및 이를 이용한 기초판의 시공방법
KR20100066661A (ko) 중공슬래브용 부력방지장치
US9512610B2 (en) Column shoe
JP2018145674A (ja) 壁梁接合構造
JP4782760B2 (ja) 段差付き床スラブ及びその施工法
KR20120036616A (ko) 파형 굴곡판으로 형성된 보강재를 이용한 합성바닥판 및 그 제작방법
KR101736594B1 (ko) 기둥부재와 보부재의 접합구조
EP2935711B1 (en) Column shoe
KR20170118349A (ko) 지하층 외벽 시공의 벽체 거푸집용 데크
JP2009013682A (ja) 合成床、プレキャストコンクリート製床板および合成床の施工方法
KR20180041787A (ko) 철근 콘크리트 구조의 전단 보강 철근
JP5956893B2 (ja) 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP4111981B2 (ja) 貫通孔形成用筒状スリーブ
JP2010261181A (ja) 既成杭の杭頭補強用冶具
KR20200107209A (ko) 강판 보강 전단벽
JP5586926B2 (ja) 建物の構築方法及びこれに用いる柱部材
KR20130053172A (ko) 콘크리트 충전 강관기둥과 무량판의 접합구조
JP7246971B2 (ja) 柱脚金物及び柱脚構造
JP2012219470A (ja) 排水溝ブロック及び排水溝構造
JP2004124492A (ja) ずれ止め
JP4823842B2 (ja) フラットプレート用プレキャスト部材
JP3152134U (ja) 橋脚土台を構成する横梁鉄筋構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110707

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4782760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250