JP2009101950A - 車輌用空調装置 - Google Patents

車輌用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009101950A
JP2009101950A JP2007277417A JP2007277417A JP2009101950A JP 2009101950 A JP2009101950 A JP 2009101950A JP 2007277417 A JP2007277417 A JP 2007277417A JP 2007277417 A JP2007277417 A JP 2007277417A JP 2009101950 A JP2009101950 A JP 2009101950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
switch
signal
air conditioner
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007277417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4984291B2 (ja
Inventor
Eiji Hirao
英司 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP2007277417A priority Critical patent/JP4984291B2/ja
Publication of JP2009101950A publication Critical patent/JP2009101950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4984291B2 publication Critical patent/JP4984291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 マイクロコンピュータに生じるファンスイッチのON/OFFの誤認識を解決する車輌用空調装置を提案する。
【解決手段】 イグニッションスイッチ22の閉成下にバッテリー23に接続する電圧変換回路24と、イグニッションスイッチ22の開放直後に電圧変換回路24の出力電圧を所定時間の間保持する充放電回路とを有する電源回路41と、イグニッションスイッチ22の閉成下にバッテリー23に接続し、ファンスイッチ28のOFFで導通し、ONで非導通となるトランジスタ44を備え、ファンスイッチ28のON/OFF信号をマイクロコンピュータ21に送る切換スイッチ信号回路27と、イグニッションスイッチ22の開放直後の所定時間の間、充放電回路の放電電圧を切換スイッチ信号回路27に供給する信号電源回路46とから構成してある。
【選択図】図3

Description

本発明は、イグニッションスイッチの閉成に伴ってバッテリーから給電され、切換スイッチの操作に応じて空調制御するコントローラを備えた車輌用空調装置に関する。
イグニッションスイッチを閉成してエンジンを運転始動させると、空調制御するコントローラ(マイクロコンピュータ)がイグニッションスイッチを介し給電され、切換スイッチ操作に応じて空調制御する車輌用空調装置が既に知られている。
なお、イグニッションスイッチの操作位置は、OFF位置、ACC位置、ON位置、START位置があるが、本出願の説明では、イグニッションスイッチの閉成とは「ON位置」に操作されたことを言い、イグニッションスイッチの開放とは、「ON位置」以外に操作されたことを言う。
このような車輌用空調装置は、イグニッションスイッチを閉成すると、コントローラの電源回路と車輌搭載のバッテリーとがイグニッションスイッチを介して接続され、コントローラが当該電源回路の出力電圧によって給電され、空調制御が可能になる。
なお、コントローラの電源回路の入力側と出力側には、コンデンサによる充放電回路を設け、イグニッションスイッチのチャタリングなどによる瞬断時に放電電圧作用を利用して電源回路の出力電圧を保持し、コントローラが電源電圧の低下によってリセットすることを防止している。
他方、上記の車輌用空調装置には、イグニッションスイッチの閉成により上記バッテリーに接続されるブロワモータ回路を備え、このブロワモータ回路が切換スイッチであるファンスイッチのON/OFF操作によってブロワモータを始動制御する構成となっている。
また、このブロワモータ回路から出力されるファンスイッチのON/OFF信号を上記のコントローラに送る切換スイッチ信号回路を設け、上記コントローラがファンスイッチのON/OFFを判断し、エアコン出力回路などの空調機構部を制御する。
特開平05−038939号公報
上記したような車輌用空調装置は、イグニッションスイッチが閉成されているときに空調制御が可能になることから、車載バッテリーの電力消費を抑えことができると言う有利さがある。
しかしながら、次のような欠点があり解決すべき問題を持っている。
すなわち、イグニッションスイッチを開放してエンジンを停止させたとき、イグニッションスイッチ開放時から所定の時間の間、コントローラの電源電圧が保持され、コントローラが動作モードとなっているため、コントローラが誤動作する。
具体的には、ファンスイッチをONさせ、そのON信号がコントローラによって認識されているとき、イグニッションスイッチを開放させると、コントローラとブロワモータ回路とが共にバッテリーから切り離されるが、コントローラの電源電圧が所定時間の間保持される。
また、従来の車輌用空調装置では、イグニッションスイッチが閉成されている場合、ファンスイッチのON/OFF信号をコントローラに入力する切換スイッチ信号回路が、ファンスイッチのOFF状態でOFF信号を、ファンスイッチのON状態でON信号をコントローラに入力する。
すなわち、切換スイッチ信号回路にバッテリー電源から所定の電圧がかかっている状態で、ファンスイッチがOFF状態であればコントローラにはOFF信号が入力されるが、この状態で切換スイッチ信号回路にかかるバッテリー電源の電圧を遮断すると、ファンスイッチのON信号がコントローラに入力してしまう構成となっている。
このことから、ファンスイッチのOFF状態でイグニッションスイッチを開放させると、コントローラの電源電圧の保持が続くために、ファンスイッチがOFFにもかかわらず、コントローラが所定時間の間ファンスイッチのONを認識したままとなる。
この結果、イグニッションスイッチを開放させてエンジンを停止した後でも、空調動作状態が所定時間の間継続する場合があり不合理な空調動作となる。
本発明は、上記した実情にかんがみ、イグニッションスイッチを開放してエンジンを停止した後に生じる不合理な空調動作の問題を解決した車輌用空調装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明では第1の発明として、切換スイッチの操作に応じて切り換えられた空調モード信号を入力し、その空調モード信号にしたがって空調機構を制御するコントローラを備えた車輌用空調装置において、イグニッションスイッチの閉成下に車輌搭載のバッテリーに接続し、当該バッテリー電圧を電圧変換する電圧変換回路と、前記イグニッションスイッチの閉成下に当該バッテリーによって充電され、前記イグニッションスイッチの開放直後に前記電圧変換回路の出力電圧を所定の放電時間の間保持する充放電回路とを含む前記コントローラの電源回路と、前記イグニッションスイッチの閉成下に前記バッテリーに接続し、前記切換スイッチの非操作で第1動作、前記切換スイッチの操作で第2動作となるスイッチング部材を含み、第1または第2動作信号を前記コントローラに送る切換スイッチ信号回路と、前記イグニッションスイッチの開放直後の所定の放電時間の間、前記充放電回路の放電電圧を前記切換スイッチ信号回路に供給する信号電源回路とを備えたことを特徴とする車輌用空調装置を提案する。
第2の発明としては、上記第1の発明の車輌用空調装置において、前記充放電回路は、前記電圧変換回路の入力側及び/又は出力側に接続したコンデンサを含むことを特徴とする車輌用空調装置を提案する。
第3の発明としては、上記第1の発明の車輌用空調装置において、前記切換スイッチは、ブロワモータの回転数を制御するファンスイッチであり、非操作のOFF位置では前記切換スイッチ信号回路の一部を開放して前記スイッチング部材を第1動作、操作したON位置ではブロワモータを選択抵抗を介して前記バッテリーに接続する一方、前記切換スイッチ信号回路の一部を閉成して前記スイッチング部材を第2動作させる構成としたことを特徴とする車輌用空調装置を提案する。
上記した本発明の車輌用空調装置は、イグニッションスイッチを閉成してエンジンを始動させると、コントローラとブロワモータ回路が共にバッテリーに接続され、切換スイッチの操作に応じて空調制御が可能になる。
また、切換スイッチの非操作信号(OFF信号)と操作信号(ON信号)が切換スイッチ信号回路を介してコントローラに送られ、コントローラがそれらの信号を認識して空調機構部を制御する。
一方、イグニッションスイッチを開放させてエンジンを停止させると、コントローラとブロワモータ回路とが共にバッテリーから切り離され、バッテリーからの給電が遮断される。
したがって、コントローラの電源回路が充放電回路の放電作用によって動作し、その放電時間にしたがってコントローラを給電することから、イグニッションスイッチの開放時後の所定時間の間コントローラが動作モードとなる。
また、ブロワモータ回路は給電が遮断されるが、上記の充放電回路の放電電圧が信号電源回路を介して切換スイッチ信号回路に印加されるため、この切換スイッチ信号回路の信号伝達状態が所定時間の間維持される。
この結果、切換スイッチの非操作(OFF)状態でイグニッションスイッチを開放させても、コントローラが切換スイッチのOFFを認識ままとなるから、切換スイッチがOFFにもかかわらずコントローラが切換スイッチをONと認識し、エンジンの停止後に所定時間の間空調動作すると言うような不合理な問題がない。
次に、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は車輌用空調装置の操作ノブと操作ボタンを備えた操作パネルの正面図、図2は車輌用空調装置の装置回路を示したブロック図、図3は本発明の要部を示した上記装置回路の部分的な回路図である。
図1に示すように、この車輌用空調装置は、ダイヤル式の操作ノブとした温度調節用の操作ノブ11、風量調節用の操作ノブ12、風向調節用の操作ノブ13を操作パネル10に回動可能に設け、さらに、この操作パネル10には、リアウインドの熱線に通電させるリアデフスイッチ14、エアコンモードを切り換えるエアコンスイッチ15、内気循環と外気導入を切り換える内外気切換スイッチ16がプッシュスイッチとして設けてある。
そして、上記した温度調節用の操作ノブ11と風向調節用の操作ノブ13は、それらの回動操作にしたがってコントロールワイヤを押し出し、また、引き戻して空調装置を機械的に制御する公知の構成としてある。
また、風量調節用の操作ノブ12は、その回動操作によりロータリースイッチ構成のファンスイッチを連動し、図2に示すように、スイッチ信号をマイクロコンピュータ(コントローラ)に入力して電気的に処理し、同様に、リアデフスイッチ14、エアコンスイッチ15、内外気切換スイッチ16のスイッチ信号もマイクロコンピュータに入力して電気的に処理する構成となっている。
図2は、車輌用空調装置の装置回路を示したブロック図である。
図示するように、この装置回路20のマイクロコンピュータ21は、イグニッションスイッチ22の閉成下に車輌搭載のバッテリー23に接続され、バッテリー23により給電される。
すなわち、イグニッションスイッチ22を閉成してエンジンを始動させると、バッテリー電源電圧(例えば、12V)が電圧変換回路24によって電圧変換され、その変換電圧(例えば、5V)がマイクロコンピュータ21に印加される。
また、このとき、充放電回路25のコンデンサがバッテリー23の電源電圧を受けて充電される。
この充放電回路25は、イグニッションスイッチ22のチャタリングなどによって電圧変換回路24の出力電圧が低下し、マイクロコンピュータ21がリセットすることを防止すること、また、イグニッションスイッチ22の開放に伴い信号電源回路26を介して切換スイッチ信号回路27に信号電源電圧を供給する働きをする。
ファンスイッチ28は、上記した如く、操作ノブ12の回動操作でON/OFFし、このON/OFF信号が切換スイッチ信号回路27を介してマイクロコンピュータ21に入力さる。
マイクロコンピュータ21はファンスイッチ28のON/OFFを認識し、ON信号の入力時にはエアコンなどの空調機構部を制御する。
なお、後述するように、ファンスイッチ28のON動作によってブロワモータが始動し、また、このファンスイッチ28を連動する操作ノブ12の回動操作にしたがって選択抵抗が選択され、ブロワモータ47の回転数制御が行われる。
その他、図2において、ブロック29は、リアデフスイッチ14、エアコンスイッチ15、内外気切換スイッチ16をまとめて示したプッシュスイッチで、ブロック30は、それらのスイッチ信号をマイクロコンピュータ21に入力させる信号入力回路であり、ブロック31は、リアデフスイッチ14、エアコンスイッチ15、内外気切換スイッチ16が操作されときに点灯するインジケータLED回路である。
ブロック32、32a、33は、エアコン出力回路と、コンプレッサーを制御するコントロールユニットと、コンプレッサーであり、ブロック34、35は、リアデフ出力回路とリアデフリレーであり、ブロック36、37、38は、内外気アクチュエータ駆動回路と内外気アクチュエータである。
さらに、ブロック39は、マイクロコンピュータ21の電源電圧が所定値以下となったときにマイクロコンピュータ21をリセットさせる電圧低下リセットウォッチドッグタイマーであり、ブロック40は、右ハンドルか左ハンドルかによって変わる回路条件などを設定する仕向け地設定回路である。
図3は上記した装置回路20の一部を具体的に示した回路図である。
図示するように、マイクロコンピュータ21の電源回路41は、電圧変換回路24と、この電圧変換回路24の入力側と出力側に接続したコンデンサ42、43からなる充放電回路から構成してある。
なお、充放電回路のコンデンサ42、43は比較的に大容量のコンデンサとしてあるが、ただ、出力側のコンデンサ43は必ずしも設けなくてもよい。
切換スイッチ信号回路27は、スイッチング動作用のトランジスタ44と、このトランジスタ44のコレクタと上記した電圧変換回路24の出力側との間に接続した電流制限抵抗45とで構成し、トランジスタ44のコレクタ電圧をファンスイッチ28のON/OFF信号としてマイクロコンピュータ21に入力させるようにしてある。
上記した電圧変換回路24の入力側と上記トランジスタ44のベース側との間に接続した電流制限抵抗46は信号電源回路26を形成しおり、ファンスイッチ28がOFF状態となっているときに、イグニッションスイッチ22を開放させると、上記充放電回路のコンデンサ42の放電電圧が切換スイッチ信号回路27の回路電源として加わる。
ファンスイッチ28は、操作ノブ12の可動操作に連動するロータリースイッチとしてあり、可動接片28aが接地してある。
このため、OFF位置では可動接片28aが接地状態となる。
また、ON動作させると、可動接片28aが分割抵抗端子28b、28c、28d、28eに選択的に接続する。
つまり、可動接片28aが操作ノブ12の回動操作にしたがって何れかの分割抵抗端子に接続してブロワモータ47を始動させる。
さらに、このファンスイッチ28は、ON動作時に接触し、OFF位置で非接触となる共通接片28fを設けた構成としてあり、この共通接片28fと上記トランジスタ44のベース側を接続して、ファンスイッチ28のON/OFF信号を切換スイッチ信号回路27に送るようにしてある。
ブロワモータ47は、ファンスイッチ28とブロワリレー48を含むブロワモータ回路によって給電される。
すなわち、イグニッションスイッチ22を閉成させると、リレーコイル48aが付勢され、その接片48bが閉成する。
したがって、ブロワモータ47が、バッテリー23、ブロワリレー48、ブロワモータ47、ファンスイッチ28の経路で給電されて始動する。
その他、図示したダイオード49、50、51はバッテリー23が逆接続されたときなどに生じる逆電流を阻止すものである。
上記のように構成した本実施形態の車輌用空調装置は、イグニッションスイッチ22を閉成してエンジンを始動させると、電圧変換回路24がバッテリー23に接続され、この電圧変換回路24がバッテリー電圧を電圧変換して出力し、その出力電圧をマイクロコンピュータ21の電源端子に供給する。
また、電圧変換回路24がバッテリー23に接続されることによって充放電回路のコンデンサ42、43が充電される。
一方、イグニッションスイッチ22が閉成されたとき、ファンスイッチ28がOFFしている場合は、切換スイッチ信号回路27がマイクロコンピュータ21にOFFを入力する。
すなわち、可動接片28aがオープン(開放)となっているから、切換スイッチ信号回路27の入力側接続部Pが電圧上昇し、トランジスタ44にベース電流が流れ、このトランジスタ44が導通する。
この結果、トランジスタ44のコレクタ接続部Qの電圧が下降するため、L信号(Low信号)がマイクロコンピュータ21の信号入力端子に供給され、マイクロコンピュータ21がファンスイッチ28のOFFを認識する。
他方、イグニッションスイッチ22の閉成によって、リレーコイル48aが付勢され、その接片48bが閉成している。
このことから、ファンスイッチ28をON操作すると、ブロワモータ47がバッテリー23より給電されて始動する。
ファンスイッチ28は、操作ノブ12の回動位置にしたがって分割抵抗端子28b〜28eの何れかを選択し、その端子を可動接片28aを介し接地接続し、ブロワモータ47を給電するように動作する。
このように、ファンスイッチ28をONさせると、切換スイッチ信号回路27がマイクロコンピュータ21の信号入力端子にON信号を送る。
つまり、ファンスイッチ28をONさせると、共通端子28fが可動接片28aを通して接地接続されることから、切換スイッチ信号回路27の入力側接続部Pの電圧が降下する。
したがって、トランジスタ44のベース電圧が下がり、このトランジスタ44が非導通となることから、コレクタ接続部Qが電圧上昇し、マイクロコンピュータ21にはH信号(High信号)を入力させる。
この結果、マイクロコンピュータ21がファンスイッチ28のONを認識し、空調機構部を空調制御する。
続いて、イグニッションスイッチ22を開放してエンジンを停止した場合について説明する。
先ず、イグニッションスイッチ22の開放直後から所定時間の間は、電圧変換回路24が充放電回路の放電作用を受けるため、マイクロコンピュータ21に所定時間の間給電を続ける。
したがって、マイクロコンピュータ21が充放電回路の放電動作にしたがう所定時間後にリセットする。
また、ブロアリレー48がイグニッションスイッチ22の開放により復動し、その接片48bが開放するため、ブロワモータ47がバッテリー23から切り離される。
また、イグニッションスイッチ22を開放したときに、ファンスイッチ28がOFFしていれば、切換スイッチ信号回路27の入力側接続部Pが信号電源回路26を介して充放電回路(コンデンサ42)の放電電圧を受けるため、この接続部Pの電圧がイグニッションスイッチ22の開放直後から所定時間の間にゆるやかに下降する。
これより、トランジスタ44が導通を続け、コレクタ接続部QからL信号がマイクロコンピュータ21に入力したままとなる。
すなわち、充放電回路の放電作用によって決まる所定時間の間、マイクロコンピュータ21と切換スイッチ信号回路27とに給電を続けるので、マイクロコンピュータ21がリセットするまでの間、ファンスイッチ28のOFFを認識する。
このことから、ファンスイッチ28がOFFであるにもかかわらず、マイクロコンピュータ21がONとして認識してしまうような従来装置の問題点が解決される。
さらに、イグニッションスイッチ22を開放したとき、ファンスイッチ28がONしていれば、充放電回路の放電電流が信号電源回路26、ダイオード51,共通接片28f、可動接片28aの経路で流れるため、接続部Pは低電圧を続ける。
したがって、切換スイッチ信号回路27のトランジスタ44の非導通が続き、コレクタ接続部QからのH信号がマイクロコンピュータ21に入力したまままとなり、マイクロコンピュータ21がファンスイッチ28のONを認識した状態でリセットする。
自動車などの車輛に搭載する空調装置として利用することができる。
車輌用空調装置の操作ノブと操作ボタンを備えた操作パネルの正面図である。 車輌用空調装置の装置回路を示したブロック図である。 本発明の要部を示した上記装置回路の部分的な回路図である。
符号の説明
20 装置回路
21 マイクロコンピュータ
22 イグニッションスイッチ
23 バッテリー
24 電圧変換回路
25 充放電回路
26 信号電源回路
27 切換スイッチ信号回路
28 ファンスイッチ
41 電源回路
47 ブロワモータ
48 ブロワリレー

Claims (3)

  1. 切換スイッチの操作に応じて切り換えられた空調モード信号を入力し、その空調モード信号にしたがって空調機構を制御するコントローラを備えた車輌用空調装置において、
    イグニッションスイッチの閉成下に車輌搭載のバッテリーに接続し、当該バッテリー電圧を電圧変換する電圧変換回路と、前記イグニッションスイッチの閉成下に当該バッテリーによって充電され、前記イグニッションスイッチの開放直後に前記電圧変換回路の出力電圧を所定の放電時間の間保持する充放電回路とを含む前記コントローラの電源回路と、
    前記イグニッションスイッチの閉成下に前記バッテリーに接続し、前記切換スイッチの非操作で第1動作、前記切換スイッチの操作で第2動作となるスイッチング部材を含み、第1または第2動作信号を前記コントローラに送る切換スイッチ信号回路と、
    前記イグニッションスイッチの開放直後の所定の放電時間の間、前記充放電回路の放電電圧を前記切換スイッチ信号回路に供給する信号電源回路とを備えたことを特徴とする車輌用空調装置。
  2. 請求項1に記載した車輌用空調装置において、
    前記充放電回路は、前記電圧変換回路の入力側及び/又は出力側に接続したコンデンサを含むことを特徴とする車輌用空調装置。
  3. 請求項1に記載した車輌用空調装置において、
    前記切換スイッチは、ブロワモータの回転数を制御するファンスイッチであり、非操作のOFF位置では前記切換スイッチ信号回路の一部を開放して前記スイッチング部材を第1動作、操作したON位置ではブロワモータを選択抵抗を介して前記バッテリーに接続する一方、前記切換スイッチ信号回路の一部を閉成して前記スイッチング部材を第2動作させる構成としたことを特徴とする車輌用空調装置。
JP2007277417A 2007-10-25 2007-10-25 車輌用空調装置 Expired - Fee Related JP4984291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007277417A JP4984291B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 車輌用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007277417A JP4984291B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 車輌用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009101950A true JP2009101950A (ja) 2009-05-14
JP4984291B2 JP4984291B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=40704168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007277417A Expired - Fee Related JP4984291B2 (ja) 2007-10-25 2007-10-25 車輌用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4984291B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014020832A1 (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 パナソニック株式会社 ブロア装置および車両におけるブロア装置の制御方法
IT201900008463A1 (it) * 2019-06-10 2020-12-10 Johnson Electric Asti S R L Sistema di motore elettrico, gruppo ventilatore per un veicolo e connettore elettrico

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369634U (ja) * 1989-11-10 1991-07-11
JPH0495519A (ja) * 1990-08-10 1992-03-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置
JPH07334201A (ja) * 1994-06-06 1995-12-22 Tokai Rika Co Ltd 制御装置の暴走防止装置
JPH08271021A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Yamatake Honeywell Co Ltd 空調制御装置
JP2000224762A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Denso Corp 車載用電子機器の電源制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369634U (ja) * 1989-11-10 1991-07-11
JPH0495519A (ja) * 1990-08-10 1992-03-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調装置
JPH07334201A (ja) * 1994-06-06 1995-12-22 Tokai Rika Co Ltd 制御装置の暴走防止装置
JPH08271021A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Yamatake Honeywell Co Ltd 空調制御装置
JP2000224762A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Denso Corp 車載用電子機器の電源制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014020832A1 (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 パナソニック株式会社 ブロア装置および車両におけるブロア装置の制御方法
JP5522323B1 (ja) * 2012-07-30 2014-06-18 パナソニック株式会社 ブロア装置および車両におけるブロア装置の制御方法
US9071111B2 (en) 2012-07-30 2015-06-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Blower apparatus and method for controlling blower apparatus in vehicle
IT201900008463A1 (it) * 2019-06-10 2020-12-10 Johnson Electric Asti S R L Sistema di motore elettrico, gruppo ventilatore per un veicolo e connettore elettrico

Also Published As

Publication number Publication date
JP4984291B2 (ja) 2012-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4412244B2 (ja) エンジン始動制御装置
US8710773B2 (en) Vehicle window opening and closing control device
JP6052028B2 (ja) モータ制御装置
JP2008296735A (ja) 車両用自動ドア開閉スイッチの故障検出装置
US20150069945A1 (en) Vehicle power window apparatus
JP4984291B2 (ja) 車輌用空調装置
JPH04312304A (ja) 電気自動車の電源冷却装置
JPWO2021220340A5 (ja)
JP5128250B2 (ja) 仕向け地設定用制御回路
JP2006196251A (ja) インターロック回路
JPH048587B2 (ja)
JP4613101B2 (ja) 電源遮断装置
JPH08142648A (ja) 車両用換気装置
JP4128478B2 (ja) ワイパモータ制御回路
JP3855948B2 (ja) アクチュエータシステム
WO2022194314A1 (en) Vehicle, additional unit for vehicle and method of switching of the vehicle vent control
JPS60259519A (ja) 車両用換気装置
JP3931433B2 (ja) 車両用空調装置
KR101997287B1 (ko) 역기전력 차단 회로를 구비한 와이퍼 장치
JP3220494B2 (ja) 車両用換気制御装置
KR200280623Y1 (ko) 파워윈도우 원격구동장치
JP2540917Y2 (ja) 車両用パワーウインド制御装置
JPH06307316A (ja) 遠隔エンジン始動システム
JPS63489Y2 (ja)
KR20060054770A (ko) 자동차의 와이퍼 구동 회로 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees