JP2009101273A - 環境リサイクル作業機械の制御装置 - Google Patents

環境リサイクル作業機械の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】環境リサイクル作業機械の制御装置に関し、簡素な構成で、破砕装置へ供給される被破砕物の供給量を正確に制御する。
【解決手段】被破砕物を破砕する破砕装置5と、破砕装置5に隣接して設けられ破砕装置5へ供給される該被破砕物を積載する積載装置4と、破砕装置5及び積載装置4間に介装され積載装置4を破砕装置5に対して傾動自在に支持する駆動装置3と、積載装置4上における該被破砕物の積載位置を検出する積載位置検出手段2a〜2cと、積載位置検出手段2a〜2cで検出された該積載位置に基づき、駆動装置3を制御する制御装置1とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、クラッシャやシュレッダに代表される環境リサイクル作業機械における被破砕物の供給量を制御するための制御装置に関する。
従来、解体された建築物の廃コンクリートを圧砕して再生砕石を生成するクラッシャや、金属,木材,廃プラスチック類等の各種廃棄物を小さく破砕するシュレッダといったさまざまな種類の環境リサイクル作業機械が開発されている。これらの環境リサイクル作業機械では、被破砕物の圧砕,破砕を行う破砕装置の前後に被破砕物用の積載装置,供給装置や搬送コンベア装置が設けられており、スムーズな流れ作業が実現できるようになっている。
例えば、特許文献1には、破砕部へ被破砕物を投入するためのホッパを油圧シリンダで上下回動自在に支持させた自走式破砕機が開示されている。この技術では、被破砕物の投入作業に係るホイルローダに油圧シリンダの操作信号を送信する送信機が設けられており、ホイルローダのオペレータによるリモコン操作でホッパが揺動するようになっている。このような構成により、被破砕物の投入から破砕までの一連の作業における省力化が可能となり、効率的に破砕処理を実施できるようになっている。
また、オペレータによる手動制御ではなく、コントローラ(コンピュータ等の電子制御装置)を用いた自動制御による省力化を目的とした技術も開発されている。例えば、特許文献2には、被破砕物が投入されるホッパとホッパ上の被破砕物に振動を与えて選別しながら破砕装置へと供給する振動フィーダとを備えたジョークラッシャにおいて、破砕装置内部における動歯と受歯との間隙に光電センサを設けたものが記載されている。この技術では、破砕装置内で圧砕されている被破砕物量に応じてホッパ及び振動フィーダを傾動させることにより、安定した被破砕物の自動供給が可能になるとされている。
特開平9−220488号公報 特開2006−110406号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたように破砕装置内にセンサを設けた構成では、ホッパから供給された結果として破砕装置内に満たされた被破砕物の量を検出することになる。つまり、実際に破砕装置へ供給される被破砕物量は、ホッパ上に投入された被破砕物量に依存することとなり、必ずしも被破砕物の供給量を一定に保つことができない。
例えば、特許文献1に記載されたように、通常の破砕作業では、被破砕物がホイルローダや油圧ショベル等の投入機によって手作業でホッパ上へと投入される。そのため、ホッパ内の被破砕物量が投入毎に不揃いになりやすく、たとえホッパを自動的に傾動させたとしても破砕装置内の被破砕物量が過剰になる場合や不足する場合が生じる。
また、実際の被破砕物の投入作業では、投入される被破砕物のホッパ上における位置に関しても不揃いとなりやすい。そのため、例えば、ホッパ上の被破砕物が破砕装置に近い位置に投入された場合と、破砕装置から遠い位置に投入された場合とでは、ホッパの角度を同一に制御したとしても、破砕装置への供給速度が相違してしまい、破砕装置内の被破砕物量が一定にならない。
さらに、破砕装置の構造に依っては、特許文献2に記載されたようなセンサを設けることができない場合もある。
例えば、ジョークラッシャやコーンクラッシャ等の破砕装置では、特許文献2に記載されたように、被破砕物を破砕室に一旦蓄えた状態で被破砕物の全体に圧縮応力を作用させることにより、被破砕物を細かく圧砕するようになっている。つまり、これらの破砕装置では構造的に、被破砕物が破砕装置内にある程度貯留された状態となって初めて破砕作業がなされることになる。
一方、シュレッダの場合には、被破砕物に対して、主に剪断応力を作用させて切断破砕するようになっているため、剪断箇所の詰まりを防止するという観点から被破砕物が破砕装置内に貯留されない構造となっているものが多い。したがって、破砕装置の内部にセンサを設けたとしても、詰まりの発生を事後的に検出することしかできず、作業効率を向上させることはできない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、簡素な構成で、破砕装置へ供給される被破砕物の供給量を正確に制御することができ、作業効率を高めることができる環境リサイクル作業機械の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置は、被破砕物を破砕する破砕装置(例えば、クラッシャやシュレッダ等)と、該破砕装置に隣接して設けられ、該破砕装置へ供給される該被破砕物を積載する積載装置(例えば、ホッパやグリズリフィーダ等)と、該破砕装置及び該積載装置間に介装され、該積載装置を該破砕装置に対して傾動自在に支持する駆動装置(例えば、油圧シリンダや油圧モータ等)と、該積載装置上における該被破砕物の積載位置を検出する積載位置検出手段(例えば、光電センサや超音波センサ,荷重センサ等)と、該積載位置検出手段で検出された該積載位置に基づき、該駆動装置を制御する制御装置とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置は、請求項1記載の構成に加えて、該制御装置が、該被破砕物の該積載位置が該破砕装置から遠いほど該積載装置が高速で傾動上昇するように該駆動装置を制御し、該被破砕物が該破砕装置に近いほど該積載装置が低速で傾動上昇するように該駆動装置を制御することを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置は、請求項1又は2記載の構成に加えて、該制御装置が、該被破砕物の該積載位置が該破砕装置から遠いほど該積載装置の目標傾動角度を増加させるように該駆動装置を制御し、該被破砕物が該破砕装置に近いほど該積載装置の該目標傾動角度を減少させるように該駆動装置を制御することを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載の構成に加えて、該積載装置上における該被破砕物の積載量を検出する積載量検出手段をさらに備え、該制御装置が、該積載位置検出手段で検出された該積載位置及び該積載量検出手段で検出された該積載量に基づき、該駆動装置を制御することを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置は、請求項4記載の構成に加えて、該制御装置が、該積載量検出手段で検出された該積載量が少ないほど該積載装置が高速で傾動上昇するように該駆動装置を制御し、該積載量が多いほど該積載装置が低速で傾動上昇するように該駆動装置を制御することを特徴としている。
また、請求項6記載の本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置は、請求項4又は5記載の構成に加えて、該制御装置が、該積載量検出手段で検出された該積載量が少ないほど該積載装置の傾動角度が大きくなるように該駆動装置を制御し、該積載量が多いほど該積載装置の該傾動角度が小さくなるように該駆動装置を制御することを特徴としている。
本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置(請求項1)によれば、被破砕物の積載位置を検出して駆動装置を駆動することにより、被破砕物が破砕装置へ流れ落ちるのに要する滑落時間を制御することができる。これにより、破砕装置で単位時間当たりに破砕される被破砕物の量を一定にすることが可能となり、作業効率を高めることができる。また、積載装置へ投入された被破砕物への破砕処理を自動化させることができ、作業者の負担を軽減することができる。
また、本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置(請求項2)によれば、被破砕物の積載位置が破砕装置から遠いほど積載装置が高速で傾動上昇するように制御されて滑落速度が増加するため、積載装置上における被破砕物の破砕装置までの距離に関わらず、積載装置から破砕装置への滑落時間を一定に保つことができ、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
また、本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置(請求項3)によれば、被破砕物の積載位置が破砕装置から遠いほど傾動角度が急勾配に制御されて滑落速度が増加するため、積載装置上における被破砕物の破砕装置までの距離に関わらず、積載装置から破砕装置への滑落時間を一定に保つことができ、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
また、本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置(請求項4)によれば、破砕装置へ被破砕物を供給するよりも前に被破砕物の積載量を検出して駆動装置を駆動することにより、単位時間当たりに破砕装置へ投入される被破砕物量を正確に制御することが可能となる。これにより、作業効率をさらに高めることができる。また、破砕装置に作用する作業負荷が均一となり、生産性を高めることができる。
また、本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置(請求項5)によれば、被破砕物の積載量が多いほど積載装置が低速で傾動上昇するように制御されて積載装置から破砕装置への滑落量が減少するため、積載装置上に被破砕物が偏って投入された場合であっても積載装置から破砕装置への滑落量を一定に保つことができる。これにより、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
また、本発明の環境リサイクル作業機械の制御装置(請求項6)によれば、被破砕物の積載量が少ないほど傾動角度が急勾配に制御されて滑落量が増加するため、積載装置上に被破砕物が偏って投入された場合であっても積載装置から破砕装置への滑落量を一定に保つことができる。これにより、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図7は本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置を説明するためのものであり、図1は本制御装置の全体構成を示す模式図、図2は本制御装置による制御内容とセンサ検出情報との対応関係を示す表、図3は本制御装置の制御内容を説明するためのフローチャート、図4は被破砕物の積載位置が破砕装置から遠い場合における本制御装置の制御作用を説明するための模式図、図5は被破砕物の積載位置が破砕装置に近い場合における本制御装置の制御作用を説明するための模式図、図6は被破砕物の積載量が多い場合における本制御装置の制御作用を説明するための模式図、図7は本制御装置が適用された自走式シュレッダ装置の全体構成を示す図であり、(a)はその上面図、(b)はその側面図である。
なお、図8は本発明の変形例に係る環境リサイクル作業機械の制御装置のブロック構成図、図9はその制御装置における制御内容を説明するためのグラフであり、(a),(b)は被破砕物の積載位置に応じた制御内容、(c),(d)は被破砕物の積載量に応じた制御内容に関するものである。
[装置構成]
本制御装置は、図7(a),(b)に示す自走式シュレッダ装置10に適用されている。本自走式シュレッダ装置10は、下部走行体11上に架台フレームを介してシュレッダ(破砕装置)5,ホッパ(積載装置)4及びコンベア6を備えて構成される。
シュレッダ5は、車体の略中央に配置されて架台フレームに固定された油圧駆動の剪断式破砕機である。このシュレッダ5は、箱状の本体内部に、隣接する二個のロータでカッタを回転させる二軸解砕機構を備えており、シュレッダ5の上部から投入された被破砕物を破砕して下部へと排出する。なお、本シュレッダ5は二個のカッタ間に生じる剪断応力を被破砕物に作用させて切断破砕する装置であり、クラッシャとは異なり被破砕物が破砕装置内に貯留されない構造となっている。
コンベア6は、シュレッダ5の下部から車体前方へ向けて延在する搬送装置である。シュレッダ5の内部で破砕された被破砕物は、このコンベア6で車体外部前方へと搬送されるようになっている。
ホッパ4は、シュレッダ5へ供給される被破砕物を荷受けして積載する装置であり、シュレッダ5の車体後方〔図7(a),(b)中における右方向〕に隣接して配置されている。ホッパ4は略皿状に形成されており、油圧ショベルやホイルローダを用いて被破砕物をその上へ投入できるようになっている。また、図7(b)に示すように、ホッパ4の下面には、架台フレームに対して固定されたホッパ受け12とシリンダ(駆動装置)3が取り付けられている。
シリンダ3は、ホッパ4と架台フレームとの間に介装された油圧式のシリンダである。このシリンダ3を伸縮させることでホッパ4を上下に傾動させることができるようになっている。シリンダ3を伸ばしたときのホッパ4の状態を、図7(b)中に破線で示し、シリンダ3を縮めたときのホッパ4の状態を、図7(b)中に実線で示す。また、ホッパ受け12は、上面視においてホッパ4の外形に沿った枠形状をなしており、シリンダ3を縮めてホッパ4を水平状態にしたときにホッパ4の底面と接触して荷重を支持する構造体である。
シュレッダ5よりも車体前方のエンジンルーム13内には、油圧ポンプ7及びこの油圧ポンプ7の駆動源であるエンジンが配置されている。油圧ポンプ7は、シュレッダ5及びシリンダ3をそれぞれ駆動するための油圧回路へと作動油を供給している。また、エンジンルーム13の直後方には、種々の操作装置を集積したコントロールパネル14が配置されている。このコントロールパネル14上には、後述するホッパ自動運転スイッチ9aやシュレッダ運転スイッチ9bをはじめとして、エンジンの始動スイッチ,エンジン出力制御ダイアル,コンベア6の作動スイッチ,緊急停止スイッチ等が配設されている。また、コントロールパネル14の内部には、上記の各種スイッチ操作に応じて各種油圧装置を制御するコントローラ(制御装置)1が収納されている。
図7(a)に示すように、ホッパ4の左右内側面には近接物検知用のセンサ(積載位置検出手段,積載量検出手段)2a〜2cが配置されている。各センサ2a〜2cは、左右に対をなす光電センサであり、一方から投光される赤外線を他方で受光するよう構成されている。これにより、一方のセンサから他方のセンサまでの間に被破砕物がある(オン)か否(オフ)かを把握することができるようになっている。本実施形態では、3対のセンサが設けられている。以下、車体後方側のものから順に、第一センサ2a,第二センサ2b,第三センサ2cと呼ぶ。
第一センサ2aは、ホッパ4の後端部近傍に設けられている。一方、第三センサ2cは、シュレッダ5の内部におけるカッタの上部に設けられている。第二センサ2bは、ホッパ4上において第一センサ2aと第三センサ2cとの略中間に位置している。このような各センサ2a〜2cの配設位置の関係から、ホッパ4上に投入された被破砕物の積載位置が検出されるようになっている。つまり、各センサ2a〜2cは、積載位置検出手段としての機能を有している。
また、例えばホッパ4上の全体に被破砕物が積載されていれば、第一センサ2a及び第二センサ2bの両方で被破砕物の存在が検出されることになり、一方、少量の被破砕物がホッパ4上に偏って積載されていれば、何れか一方のセンサのみで被破砕物の存在が検出されることになる。したがって、各センサ2a〜2cは、ホッパ4上の被破砕物の積載量を検出する積載量検出手段としての機能も有している。
なお、これらの各センサ2a〜2cにおける被破砕物の検出情報は、コントローラ1へ入力されるようになっている。
[制御構成]
続いて、本自走式シュレッダ装置10の油圧回路を説明する。図1に示すように、シリンダ3とシリンダ3へ作動油を供給する油圧ポンプ7との間の油圧回路上には、第一コントロール弁8aが介装されている。この第一コントロール弁8aは、油圧ポンプ7からシリンダ3へ供給される作動油の流量及び流通方向を制御する制御弁である。
また、油圧ポンプ7は、シュレッダ5のロータを駆動する油圧モータ5aへも作動油を供給している。油圧モータ5aと油圧ポンプ7との間の油圧回路上には、第二コントロール弁8bが介装されている。第二コントロール弁8bは、油圧ポンプ7から油圧モータ5aへの作動油の供給又は遮断を制御する制御弁である。これらの第一コントロール弁8a及び第二コントロール弁8bは、コントローラ1によってスプールを制御されている。
コントローラ1とは、各種油圧装置への油圧制御によりそれらの動作を制御するためのコンピュータである。図1に示すように、コントローラ1の入力側には、前述の各センサ2a〜2c,ホッパ自動運転スイッチ9a及びシュレッダ運転スイッチ9bが接続されている。シュレッダ運転スイッチ9bとは、シュレッダ5の電源スイッチである。また、ホッパ自動運転スイッチ9aとは、ホッパ4の傾動を自動的に行わせるか否かを選択するためのスイッチである。これらのスイッチは、操作者によってオン/オフ操作されるようになっている。一方、コントローラ1の出力側には第一コントロール弁8a及び第二コントロール弁8bが接続されている。
本実施形態のコントローラ1は、主に二種類の機能を有している。
第一に、シュレッダ運転スイッチ9bがオン操作されているか否かを判定し、オン操作されている場合には、第二コントロール弁8bを開放して油圧モータ5aを駆動する機能である。なお、オフ操作されている場合には、第二コントロール弁8bを閉鎖して油圧モータ5aを停止させるようになっている。
第二に、ホッパ自動運転スイッチ9aがオン操作されているか否かを判定し、オン操作されている場合には、速度制御部1aでホッパ4の自動傾動制御を実施する機能である。ただし、シュレッダ5の停止時には、ホッパ4の自動傾動制御も停止するようになっている。一方、ホッパ自動運転スイッチ9aがオフ操作されている場合には、ホッパ4の自動傾動制御を実施せず、手動での傾動制御を実施するようになっている。なお、手動での傾動制御については説明を省略する。
[自動傾動制御]
後者の自動傾動制御について詳述する。コントローラ1の内部には、速度制御部1aが備えられている。速度制御部1aは、各センサ2a〜2cにおける検出情報に応じて、図2に示すような対応関係でシリンダ3の駆動速度を設定するものであり、例えばコンピュータプログラムとしてコントローラ1の内部に記録されている。
まず、第一センサ2aのみで被破砕物を検出した場合、又は、第一センサ2a及び第二センサ2bで被破砕物を検出した場合には、速度制御部1aが第一コントロール弁8aを制御してシリンダ3を素早く伸長させ、ホッパ4を高速で上昇させる。すなわち、シリンダ3のヘッド室側へ作動油が大量に供給されるように、第一コントロール弁8aのスプールを駆動する。
つまり、速度制御部1aは、少なくとも第一センサ2aに被破砕物を検出し、かつ、第三センサ2cに被破砕物を検出しなかった場合には、ホッパ4上の被破砕物が車体後方側に偏って投入されたものと判断して、ホッパ4を通常よりも高速で上昇させる制御を行う。
一方、各センサ2a〜2cで何も検出していない場合、又は、第三センサ2cのみで被破砕物を検出した場合には、速度制御部1aが第一コントロール弁8aを制御してシリンダ3を短縮させ、ホッパ4を下降させる。なお、シリンダ3が最も縮んだ状態になると、速度制御部1aはホッパ4が停止状態となるように第一コントロール弁8aのスプールを駆動する。
つまり、速度制御部1aは、第二センサ2bよりも車体後方側に被破砕物を検出しない場合には、破砕作業が概ね終了しているものと判断して、ホッパ4を下降させる制御を行う。
また、上記以外の場合には、速度制御部1aが第一コントロール弁8aを制御してシリンダ3をゆっくりと伸長させ、ホッパ4を低速で上昇させる。すなわち、シリンダ3のヘッド室側へ作動油が適量供給されるように、第一コントロール弁8aのスプールが駆動される。
つまりこの場合、破砕作業がほとんど終了している訳でもなく、ホッパ4上の被破砕物が車体後方側に偏っている訳でもないため、速度制御部1aはホッパ4を通常の速度で上昇させる制御を行う。
例えば、第一センサ2aのみがオンである場合と第二センサ2bのみがオンである場合を比較すると、ホッパ4の上昇速度は前者が高速であり、後者が低速である。また、第一センサ2a及び第二センサ2bの検出情報に関わらず、第三センサ2cがオフからオンに切り替わると、ホッパ4が高速で上昇することがなくなる。このことから、コントローラ1は、被破砕物の積載位置がシュレッダ5から遠いほどホッパ4を高速で上昇させ、被破砕物の積載位置がシュレッダ5に近いほどホッパ4を低速で上昇させているといえる。
[フローチャート]
図3は、コントローラ1の内部で繰り返し実施されている制御のフローチャートである。ます、ステップA10では、ホッパ自動運転スイッチ9a,シュレッダ運転スイッチ9b及び各センサ2a〜2cの検出情報がコントローラ1へ読み込まれる。続くステップA20では、ホッパ自動運転スイッチ9aがオン操作されているか否かが判定される。ここでオン操作されている場合にはステップA30へ進み、オン操作されていない場合にはステップA70へ進む。
ステップA30では、シュレッダ運転スイッチ9bがオン操作されているか否かが判定される。ここでオン操作されている場合にはステップA40へ進む。一方、オン操作されていない場合にはステップA60へ進む。
ステップA40へ進んだ場合には、コントローラ1により第二コントロール弁8bが開放されて油圧モータ5aが駆動され、シュレッダ5が回転駆動される。そして続くステップA50において、各センサ2a〜2bの検出情報に応じてホッパ4の自動傾動制御が実施される。つまり、自動傾動制御は、ホッパ自動運転スイッチ9a及びシュレッダ運転スイッチ9bがともにオン操作されている状態で初めて実施されることになる。
このステップA50で実施される自動傾動制御では、被破砕物の積載位置がシュレッダ5から遠いほどホッパ4が高速で傾動上昇するようにシリンダ3が制御され、被破砕物の積載位置がシュレッダ5に近づくに連れてホッパ4が低速で傾動上昇するようにシリンダ3が制御される。さらに、被破砕物がシュレッダ5に近づき破砕作業の終了間際になるとホッパ4が傾動下降するようにシリンダ3が制御される。
一方、ステップA30からステップA60へ進んだ場合には、コントローラ1により第二コントロール弁8bが閉鎖されて油圧モータ5bの駆動が停止され、シュレッダ5が停止される。また、続くステップA70では、コントローラ1によりホッパ4が停止状態となるように第一コントロール弁8aが制御される。
つまり、シュレッダ5が停止していれば、ホッパ4も停止することになる。また、シュレッダ5が作動していたとしても、ホッパ自動運転スイッチ9aがオフ操作されていれば、自動傾動制御は実施されず、図示しないサブフローにより手動でのホッパ4の傾動制御がなされることになる。
[作用]
図4〜図6を用いて、本制御装置による自動傾動制御時の制御作用を説明する。これらの図4〜図6中では、各センサ2a〜2cのうち被破砕物を検出しているセンサ(検出情報がオンであるもの)を黒く塗りつぶして表示している。
[1.被破砕物が遠くに偏っている場合]
まず、ホッパ4上へ投入された被破砕物がシュレッダ5から遠い位置に偏っている場合、図4(a)に示すように、被破砕物は第一センサ2aでは検出されるが、第二センサ2b及び第三センサ2cでは検出されない。したがって、速度制御部1aの自動傾動制御によりシリンダ3が駆動されてホッパ4が高速で上昇し、ホッパ4の傾斜角度が大きくなるとホッパ4上の被破砕物がシュレッダ5側へ滑り落ちる。
図4(b)に示すように、被破砕物が第二センサ2bで検出される位置まで到達すると、ホッパ4の上昇速度が低速となる。これにより、被破砕物の急激な落下が抑制され、適度な速度で被破砕物がシュレッダ5の中へ供給されることになる。
図4(c)に示すように、シュレッダ5の内部へ被破砕物が供給され始めると、第三センサ2cで被破砕物が検出されるため、ホッパ4が下降を開始する。これにより、被破砕物の供給速度が安定する。
ホッパ4上の被破砕物がすべて破砕されると、図4(d)に示すように、全センサ2a〜2cの検出情報がオフとなり、ホッパ4がホッパ受け12と接触するまで下降して停止する。なおこのとき、速度制御部1aによる自動傾動制御は待機状態であり、続いて被破砕物がホッパ4上へ投入されれば、再びホッパ4が自動的に傾動を開始する。
[2.被破砕物が近くに偏っている場合]
一方、図5(a)に示すように、ホッパ4上へ投入された被破砕物が車体前方側のシュレッダ5に比較的近い位置に偏っている場合、第一センサ2aの検出情報がオフである一方、第二センサ2bの検出情報がオンとなる。したがって、ホッパ4が低速で上昇を開始し、ホッパ4の傾斜角度が大きくなるとホッパ4上の被破砕物がシュレッダ5側へ滑り落ちる。
図5(b)に示すように、被破砕物が第二センサ2bで検出される位置まで到達したあとも、図4(b)の場合と同様に、ホッパ4の上昇速度が低速に制御され、適度な速度で被破砕物がシュレッダ5の中へ供給される。
ここで、上述の被破砕物がシュレッダ5から遠い位置に偏っていた場合と比較すると、ホッパ4上の被破砕物がシュレッダ5に近い分、ホッパ4の上昇速度が低速となるため、ホッパ4が傾動を開始してから破砕物がシュレッダ5へ到達するまでの滑落時間が略同一となる。
図5(c)に示すように、シュレッダ5の内部へ被破砕物が到達すると、第三センサ2cで被破砕物が検出され、ホッパ4が下降を開始する。その後、ホッパ4上の被破砕物がなくなりホッパ4が下降を完了して停止すると、図5(d)に示すように被破砕物の投入待機状態となる。
[3.被破砕物の積載量が多い場合]
ホッパ4上に満遍なく被破砕物が投入された場合、図6(a)に示すように、第一センサ2a及び第二センサ2bの両方の検出情報がオンとなる。したがって、ホッパ4が低速で上昇し、ホッパ4の傾斜角度が大きくなるとホッパ4上の被破砕物がシュレッダ5側へ落下する。
その後、図6(b)に示すように、被破砕物が第二センサ2b及び第三センサ2cで検出される位置まで到達し、順にシュレッダ5の中へ供給される。このとき、ホッパ4の上昇速度は低速のままである。なお、ホッパ4が傾動を開始してから被破砕物がシュレッダ5の内部へ被破砕物が到達するまでの滑落時間は、上述の被破砕物がシュレッダ5の近くに偏っていた場合と略同一となる。
シュレッダ5へ供給される被破砕物が徐々に減少し、第二センサ2bの検出位置よりもシュレッダ5側まで滑り落ちると、図6(c)に示すように第三センサ2cの検出情報のみがオンとなり、ホッパ4が下降を開始する。これにより、被破砕物の急激な滑り落ちが抑制され、供給速度が安定する。
その後、図6(d)に示すように、ホッパ4上の被破砕物が減少するに連れてホッパ4の傾斜角度は小さくなり、被破砕物が適度な落下速度でシュレッダ5内へ供給される。ホッパ4上の被破砕物がなくなりホッパ4が下降を完了して停止すると、図6(e)に示すように被破砕物の投入待機状態となる。
[効果]
このように、本制御装置ではセンサ2a〜2cを用いてホッパ4上の被破砕物の積載位置を検出してシリンダ3を駆動することにより、被破砕物がシュレッダ5の中へ滑り落ちるのに要する滑落時間を制御することができる。特に、被破砕物が多量である場合であっても少量である場合であっても、さらに、積載位置に偏りがある場合であっても、滑落時間を略一定にすることができ、被破砕物の供給速度を安定させることができる。
また、ホッパ4を傾斜させて破砕物を滑落させた場合に破砕物全体がシュレッダ5側へ移動すると、ホッパ4の上昇速度が低減されるため、シュレッダ5の内部へ供給される被破砕物量も略一定となる。つまり、シュレッダ5で単位時間当たりに破砕される被破砕物量を安定させることができ、作業効率を高めることができる。
また、例えば油圧ショベルやホイルローダ等を用いてホッパ4上に被破砕物を投入さえすれば、その後はホッパ4の自動傾動制御が実施されるため、作業者の操作負担を軽減することができる。
[その他]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、三対の光電センサ2a〜2cが用いられているが、被破砕物の積載位置を検出するには少なくとも光電センサが二対あればよい。
また、上述の実施形態では、被破砕物の検出に投受光型の光電センサを用いているが、これの代わりに近接センサや超音波センサ等を用いることも可能である。この場合、ホッパ4の左右内側面の何れか一方にセンサを設ければ十分であり、構成をより簡素にすることができる。なお、センサの種類は、ホッパ4上における被破砕物の積載位置を検出可能なものであれば何でもよい。
なお、上述の実施形態では、被破砕物の供給に係る制御を詳述したが、この制御に加えてシュレッダ5やコンベア6における公知の過負荷制御を組み合わせて実施してもよい。
[具体的な変形例]
また、被破砕物の積載位置だけでなく、積載量をセンシング対象とすることも考えられる。例えば、ホッパ4上の被破砕物の積載量に関わらずホッパ4の傾動角度や上昇速度を同一の制御にすると、一度にシュレッダ5内へ滑り落ちる被破砕物量が一定にならず、積載量が多いほどシュレッダ5の破砕負荷が増大することになる。そこで、ホッパ4の下面に荷重センサを設けておき、被破砕物の総重量が重い場合にはホッパ4の駆動速度をやや緩やかにすることで、シュレッダ5の破砕負荷を安定させることが可能となる。
上記の本発明の変形例としての環境リサイクル作業機械の制御装置について、図8及び図9を用いて詳述する。
図8に示すように、本制御装置は、上述の実施形態のものとは異なるコントローラ21を備えて構成される。コントローラ21の入力側には、ホッパ自動運転スイッチ9aやシュレッダ運転スイッチ9bの他に、積載位置検出センサ(積載位置検出手段)22及び積載量検出センサ(積載量検出手段)23が接続されている。
積載位置検出センサ22は、ホッパ4上における被破砕物の積載位置を検出するセンサであり、本変形例では上述の実施形態における光電センサをホッパ4の左右内側面に複数対配置して、シュレッダ5に対する被破砕物の位置をより細かく検知できるようになっている。また、積載量検出センサ23は、ホッパ4の底面における複数箇所に配置された感圧センサであり、被破砕物の積載量(重量)を検出することができるようになっている。
コントローラ21の内部には、距離算出部21a,速度制御部21b及び角度制御部21cが備えられている。距離算出部21aは、積載位置検出センサ22で検出された被破砕物の位置に基づいて、ホッパ4上における被破砕物からシュレッダ5までの最短距離を算出するものである。
また、速度制御部21bは、距離算出部21aで算出された距離に基づいて、図9(a)に示すような対応関係でホッパ4の駆動速度を設定するものである。つまり、被破砕物の積載位置がシュレッダ5から遠いほどホッパ4が高速で傾動上昇するようにシリンダ3を制御し、被破砕物がシュレッダ5に近いほどホッパ4が低速で傾動上昇するようにシリンダ3を制御する。
また、角度制御部21cは、積載量検出センサ23で検出された積載量に基づいて、図9(d)に示すような対応関係でホッパ4の目標傾動角度を設定するものである。つまり、積載量が少ないほどホッパ4の傾動角度が大きくなるようにシリンダ3を制御し、積載量が多いほどホッパ4の傾動角度が小さくなるようにシリンダ3を制御する。コントローラ21はホッパ4の傾動角度が角度制御部21cで設定された目標傾動角度になるように、速度制御部21bで設定された駆動速度でホッパ4を駆動する自動傾動制御を実施する。
このような構成によれば、被破砕物の積載位置がシュレッダ5から遠いほどホッパ4が高速で傾動上昇するように制御されて滑落速度が増加するため、ホッパ4上における被破砕物のシュレッダ5までの距離に関わらず、ホッパ4からシュレッダ5への滑落時間を一定に保つことができる。したがって、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
また、被破砕物の積載量が少ないほどホッパ4の傾動角度が急勾配に制御されて滑落量が増加するため、ホッパ4上に被破砕物が偏って投入された場合であってもホッパ4から破砕装置への滑落量を一定に保つことができる。また、積載量が多い場合にはホッパ4の傾動角度が緩やかとなるため、被破砕物が一度にまとまって滑落するようなこともない。これにより、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
特に本実施形態のシュレッダ5は、クラッシャとは異なり装置内部に多量の被破砕物が貯留されない構造となっているが、本制御装置によれば被破砕物の安定供給が容易となり、剪断箇所の詰まりを確実に防止することができるという利点もある。
[他の変形例]
なお、速度制御部21bで設定されるホッパ4の駆動速度を積載量に応じた大きさにしてもよい。例えば、図9(c)に示すような対応関係でホッパ4の駆動速度を設定することが考えられる。つまり、被破砕物の積載量が少ないほどホッパ4が高速で傾動上昇するようにシリンダ3を制御し、該積載量が多いほどホッパ4が低速で傾動上昇するようにシリンダ3を制御する。
このような構成によれば、被破砕物の積載量が多いほどホッパ4が低速で傾動上昇するように制御されてホッパ4からシュレッダ5への滑落量が減少するため、ホッパ4上に被破砕物が偏って投入された場合であってもホッパ4からシュレッダ5への滑落量を一定に保つことができる。これにより、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
同様に、角度制御部21cで設定されるホッパ4の目標傾動角度をシュレッダ5に対する被破砕物の距離に応じた大きさにしてもよい。例えば、図9(b)に示すような対応関係でホッパ4の目標傾動角度を設定することが考えられる。つまり、被破砕物の積載位置がシュレッダ5から遠いほどホッパ4の目標傾動角度を増加させるようにシリンダ3を制御し、被破砕物がシュレッダ5に近いほどホッパ4の目標傾動角度を減少させるようにシリンダ3を制御する。
このような構成によれば、被破砕物の積載位置がシュレッダ5から遠いほど傾動角度が急勾配に制御されて滑落速度が増加するため、ホッパ4上における被破砕物のシュレッダ5までの距離に関わらず、ホッパ4からシュレッダ5への滑落時間を一定に保つことができ、被破砕物の供給速度を安定させることができ、作業効率をさらに高めることができる。
なお、上述の実施形態では本制御装置を自走式シュレッダ装置10に適用したものを例示したが、定置式のシュレッダ装置やジョークラッシャ,コーンクラッシャ等の破砕装置にも適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置の全体構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置による制御内容とセンサ検出情報との対応関係を示す表である。 本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置の制御内容を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置の制御作用であって、被破砕物の積載位置が破砕装置から遠い場合を例示した模式図である。 本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置の制御作用であって、被破砕物の積載位置が破砕装置に近い場合を例示した模式図である。 本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置の制御作用であって、被破砕物の積載量が多い場合を例示した模式図である。 本発明の一実施形態に係る環境リサイクル作業機械の制御装置が適用された自走式シュレッダ装置の全体構成を示す図であり、(a)はその上面図、(b)はその側面図である。 本発明の変形例に係る環境リサイクル作業機械の制御装置のブロック構成図である。 本発明の変形例に係る環境リサイクル作業機械の制御装置における制御内容を説明するためのグラフであり、(a),(b)は被破砕物の積載位置に応じた制御内容、(c),(d)は被破砕物の積載量に応じた制御内容に関するものである。
符号の説明
1 コントローラ(制御装置)
2a〜2c センサ(積載位置検出手段,積載量検出手段)
3 シリンダ(駆動装置)
4 ホッパ(積載装置)
5 シュレッダ(破砕装置)
5a 油圧モータ
6 コンベア
7 油圧ポンプ
8a 第一コントロール弁
8b 第二コントロール弁
9a ホッパ自動運転スイッチ
9b シュレッダ運転スイッチ
10 自走式シュレッダ装置
11 下部走行体
12 ホッパ受け
13 エンジンルーム
14 コントロールパネル

Claims (6)

  1. 被破砕物を破砕する破砕装置と、
    該破砕装置に隣接して設けられ、該破砕装置へ供給される該被破砕物を積載する積載装置と、
    該破砕装置及び該積載装置間に介装され、該積載装置を該破砕装置に対して傾動自在に支持する駆動装置と、
    該積載装置上における該被破砕物の積載位置を検出する積載位置検出手段と、
    該積載位置検出手段で検出された該積載位置に基づき、該駆動装置を制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする、環境リサイクル作業機械の制御装置。
  2. 該制御装置が、該被破砕物の該積載位置が該破砕装置から遠いほど該積載装置が高速で傾動上昇するように該駆動装置を制御し、該被破砕物が該破砕装置に近いほど該積載装置が低速で傾動上昇するように該駆動装置を制御する
    ことを特徴とする、請求項1記載の環境リサイクル作業機械の制御装置。
  3. 該制御装置が、該被破砕物の該積載位置が該破砕装置から遠いほど該積載装置の目標傾動角度を増加させるように該駆動装置を制御し、該被破砕物が該破砕装置に近いほど該積載装置の該目標傾動角度を減少させるように該駆動装置を制御する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の環境リサイクル作業装置の制御装置。
  4. 該積載装置上における該被破砕物の積載量を検出する積載量検出手段をさらに備え、
    該制御装置が、該積載位置検出手段で検出された該積載位置及び該積載量検出手段で検出された該積載量に基づき、該駆動装置を制御する
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の環境リサイクル作業機械の制御装置。
  5. 該制御装置が、該積載量検出手段で検出された該積載量が少ないほど該積載装置が高速で傾動上昇するように該駆動装置を制御し、該積載量が多いほど該積載装置が低速で傾動上昇するように該駆動装置を制御する
    ことを特徴とする、請求項4記載の環境リサイクル作業機械の制御装置。
  6. 該制御装置が、該積載量検出手段で検出された該積載量が少ないほど該積載装置の傾動角度が大きくなるように該駆動装置を制御し、該積載量が多いほど該積載装置の該傾動角度が小さくなるように該駆動装置を制御する
    ことを特徴とする、請求項4又は5記載の環境リサイクル作業機械の制御装置。
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