JP2009100308A - デジタル放送受信システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】受信モードが頻繁に切り換わるのを防止することができ、操作者に違和感を与えることがないようにする。
【解決手段】現在地検出部と、第1の類型のデジタル放送を第1の受信モードで受信し、第2の類型のデジタル放送を第2の受信モードで受信する受信部と、受信モードを選択して設定する受信モード選択処理手段と、受信モードの切換地点を記録する切換地点記録処理手段と、切換地点に基づいて受信モードの切換えの頻度を算出する受信モード切換頻度判定処理手段と、算出された受信モードの切換えの頻度が閾(しきい)値より高い場合、第2の受信モードを固定して設定する受信モード固定設定処理手段とを有する。算出された受信モードの切換えの頻度が閾値より高い場合、第2の受信モードが固定されて設定されるので、受信モードが頻繁に切り換わるのを防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】現在地検出部と、第1の類型のデジタル放送を第1の受信モードで受信し、第2の類型のデジタル放送を第2の受信モードで受信する受信部と、受信モードを選択して設定する受信モード選択処理手段と、受信モードの切換地点を記録する切換地点記録処理手段と、切換地点に基づいて受信モードの切換えの頻度を算出する受信モード切換頻度判定処理手段と、算出された受信モードの切換えの頻度が閾(しきい)値より高い場合、第2の受信モードを固定して設定する受信モード固定設定処理手段とを有する。算出された受信モードの切換えの頻度が閾値より高い場合、第2の受信モードが固定されて設定されるので、受信モードが頻繁に切り換わるのを防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送受信システム及びプログラムに関するものである。
従来、地上波デジタル放送において、放送局は、デジタルデータを、チャンネルごとに割り当てられた周波数で変調することによって電波を発生させ、該電波を受信機に送信するようになっている。ところが、デジタルデータにおいては、放送局から送信された電波を受信機で受信するときの感度、すなわち、受信レベル(受信感度)が高い場合、高画質の画像を再生することができるが、受信レベルが低い場合、デジタルデータの一部が欠けてしまうと、画像を再生することができない。
そこで、一つのチャンネルの周波数が13個のセグメントに分割され、家庭用のテレビ、パソコン等においては、受信環境を良好に維持することができるので、12個のセグメントが割り当てられ、解像度の高い高画質の映像が再生されるのに対して、携帯電話、PDA、車両に搭載されたナビゲーション装置等においては、受信環境を良好に維持することができないので、1個のセグメントが割り当てられ、解像度の低い低画質の映像が再生される。
ところで、例えば、車両を走行させながら、地上波デジタル放送の電波を受信する場合、走行に伴って、フェージングが発生したり、電波の強度を表す電界強度の低い環境の地域を通過したりすることがあるので、1個のセグメントを利用した移動端末向けのデジタル放送を受信するのが好ましいが、走行速度、環境等によっては、12個のセグメントを利用した固定端末向けのデジタル放送を受信することもできる。
そこで、デジタル放送受信装置に、固定端末向けのデジタル放送を受信するための固定端末向け受信部、及び移動端末向けのデジタル放送を受信するための移動端末向け受信部の各受信部を配設し、実際の受信レベルを監視し、受信レベルに応じて受信モードを切り換え、受信強度が高い場合に、固定端末向け受信部によって固定端末向けのデジタル放送を受信し、受信強度が低い場合に、移動端末向け受信部によって移動端末向けのデジタル放送を受信することができるようにしたデジタル放送受信装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
図2は従来のデジタル放送送受信システムを示す概念図である。
図において、11は所定のチャンネルが割り当てられた放送局、12は図示されないナビゲーション装置及びデジタル放送受信装置が搭載された車両である。なお、ナビゲーション装置及びデジタル放送受信装置によってデジタル放送受信装置が構成され、該デジタル放送受信装置及び放送局11によってデジタル放送送受信システムが構成される。
特開2007−36816号公報
しかしながら、前記従来のデジタル放送受信装置においては、車両12の置かれた位置とは関係なく、受信レベルに応じて受信モードが切り換えられるようになっているので、電界強度の低い環境の地域を走行している場合においては、受信モードが頻繁に切り換わってしまう。
そして、受信モードの切換えが行われるのに伴って映像の画質、音声の音質等も切り換わるので、操作者としての運転者に違和感を与えてしまう。
本発明は、前記従来のデジタル放送受信装置の問題点を解決して、受信モードが頻繁に切り換わるのを防止することができ、操作者に違和感を与えることがないデジタル放送受信システム及びプログラムを提供することを目的とする。
そのために、本発明のデジタル放送受信システムにおいては、車両の現在地を自車位置として検出する現在地検出部と、第1の類型のデジタル放送を第1の受信モードで受信し、第2の類型のデジタル放送を第2の受信モードで受信する受信部と、前記第1、第2の受信モードを選択して設定する受信モード選択処理手段と、前記第1、第2の受信モードの選択に伴う受信モードの切換地点を記録する切換地点記録処理手段と、前記切換地点に基づいて受信モードの切換えの頻度を算出する受信モード切換頻度判定処理手段と、算出された受信モードの切換えの頻度が閾(しきい)値より高い場合、前記第2の受信モードを固定して設定する受信モード固定設定処理手段とを有する。
本発明によれば、第1、第2の受信モードの選択に伴う受信モードの切換地点が記録され、該切換地点に基づいて受信モードの切換えの頻度が算出され、算出された受信モードの切換えの頻度が閾値より高い場合、前記第2の受信モードが固定されて設定されるので、車両が切換地点が多い地域を走行している場合において、受信モードが頻繁に切り換わるのを防止することができ、操作者に違和感を与えることがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信システムを示す図である。
図において、14は移動端末としての、かつ、車両12(図2参照)に搭載された装置である車載装置としてのナビゲーション装置、51はナビゲーション装置14に接続されたデジタル放送受信装置であり、前記ナビゲーション装置14、デジタル放送受信装置51等によってデジタル放送受信システム50が構成される。
前記ナビゲーション装置14は、車両12の現在地を自車位置として検出する現在地検出部としてのGPSセンサ15、車両12の方位を自車方位として検出する方位センサ18、図示されない地図データのほかに各種の情報が記録された情報記録部としてのデータ記録部16、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、操作者である運転者が操作することによって所定の入力を行うための第1の入力部としての操作部34、図示されない画面に表示された画像によって各種の表示を行い、運転者に通知するための第1の出力部としての表示部35、運転者が音声によって所定の入力を行うための第2の入力部としての音声入力部36、音声出力を行い、各種の情報を運転者に通知するための第2の出力部としての音声出力部37、及び通信端末として機能する送受信部としての通信部38を備え、前記ナビゲーション処理部17に、GPSセンサ15、方位センサ18、データ記録部16、操作部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。また、前記ナビゲーション処理部17には車速を検出する車速検出部としての車速センサ44等が接続される。そして、前記GPSセンサ15は、時刻検出部としても機能し、自車位置のほかに時刻を検出する。なお、方位センサ18を配設することなく、GPSセンサ15によって自車方位を検出することもできる。
前記データ記録部16は、地図データファイルから成る地図データベースを備え、該地図データベースに地図データが記録される。該地図データには、交差点(分岐点)に関する交差点データ、ノードに関するノードデータ、道路リンクに関する道路データ、探索用に加工された探索データ、施設に関する施設データ等が含まれるほか、道路上の地物に関する地物データが含まれる。
また、前記データ記録部16における所定のデータベース、本実施の形態においては、地図データベースに、放送局データファイルから成る放送局データベースが配設され、該放送局データベースに、アナログ放送及びデジタル放送について、各放送局11の名称、放送局11の位置(座標)、放送局11に割り当てられたチャンネル、周波数、出力、電界強度等の放送局情報が記録される。なお、前記電界強度は、任意の受信地点における発信地点(放送局11の位置)からの距離と、受信地点における電界強度とを対応させて、電界強度マップとして記録される。該電界強度マップは、時間帯ごとに、本実施の形態においては、昼間及び夜間について形成され、記録される。
そして、前記データ記録部16は、前記各種のデータを記録するために、ハードディスク、CD、DVD、光ディスク等の図示されないディスクを備えるほかに、各種のデータを読み出したり、書き込んだりするための読出・書込ヘッド等の図示されないヘッドを備える。また、前記データ記録部16にメモリカード等を使用することができる。なお、前記各ディスク、メモリカード等によって第1の記憶装置としての外部記憶装置が構成される。
本実施の形態においては、前記データ記録部16に、前記地図データベース等が形成されるようになっているが、図示されないネットワークを介して接続された図示されない情報センタにおいて、前記地図データベース等を形成することもできる。
そして、前記ナビゲーション処理部17は、ナビゲーション装置14の全体の制御を行うとともに、デジタル放送受信装置51から出力された出力データ、すなわち、映像・音声信号に基づいて表示部35に映像を出力し、音声出力部37に音声を出力するための制御を行う制御装置としての、かつ、演算装置としてのCPU31、該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM32、制御用のプログラムのほか、目的地までの経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録されたROM33、各種のデータ、プログラム等を記録するために使用される図示されないフラッシュメモリ等を備える。なお、前記RAM32、ROM33、フラッシュメモリ等によって、第2の記憶装置としての内部記憶装置が構成される。
前記操作部34として、表示部35とは独立して配設された図示されないキーボード、マウス等を使用することができる。また、前記操作部34として、前記表示部35に形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の画像操作部をタッチすることによって、所定の入力操作を行うことができるようにしたタッチパネルを使用することができる。
前記表示部35としてディスプレイが使用され、表示部35に形成された各種の画面に、自車位置及び自車方位を表示したり、地図、探索経路、該探索経路に沿った案内情報、交通情報等を表示したり、探索経路における次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向を表示したり、デジタル放送の映像を再生したりすることができる。
また、音声入力部36は、図示されないマイクロホン等によって構成され、音声によって必要な情報を入力することができる。さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報、交通情報等を、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力したり、デジタル放送の音声を再生したりする。
前記通信部38は、道路交通情報センタから送信された現況の交通情報、一般情報等の各種の情報を受信するための図示されないビーコンレシーバ、前記各種の情報をFM放送局を介してFM多重放送として受信するための図示されないFM受信機等を備える。そして、通信部38は、前記情報センタから、前記地図データ等のデータのほか、交通情報、一般情報等の各種の情報をネットワークを介して受信することができる。
次に、前記デジタル放送受信装置51について説明する。
ところで、デジタル放送の放送局11においては、映像及び音声を表すデジタルデータ(映像データ及び音声データ)を、チャンネルごとに割り当てられた周波数で変調することによって電波を発生させて送信するようになっている。
ところが、デジタルデータにおいては、放送局11から送信された電波をデジタル放送受信装置51で受信するときの、デジタル放送受信装置51の受信レベル(受信感度)が高い場合、高画質の画像を表示部35及び音声出力部37で再生することができるが、受信レベルが低い場合、デジタルデータの一部が欠けてしまうと、画像を再生することができない。
そこで、放送局11は、各チャンネルの周波数の帯域幅、すなわち、チャンネル帯域幅を、家庭用のテレビ、パソコン等の固定端末向けのチャンネル帯域幅、及び携帯電話、PDA、ナビゲーション装置14等の移動端末向けのチャンネル帯域幅に分けて電波を送信するようになっている。
すなわち、一つのチャンネル帯域幅が13個のセグメントに分割され、家庭用のテレビ、パソコン等において映像及び音声を再生する場合、固定端末向け受信部が固定された箇所に置かれ、受信環境を良好に維持することができるので、固定端末向けのチャンネル帯域幅に12個のセグメントが割り当てられ、解像度の高い高画質の映像が再生されるようになっている。また、携帯電話、PDA、ナビゲーション装置14等において映像及び音声を再生する場合、移動端末向け受信部が移動し、受信環境を良好に維持することができないので、移動端末向けのチャンネル帯域幅に1個のセグメントが割り当てられ、解像度の低い低画質の映像が再生されるようになっている。
このように、12個のセグメントは第1の類型である固定端末向けのデジタル放送に利用され、1個のセグメントは第2の類型である移動端末向けのデジタル放送に利用される。
ところで、例えば、車両12を走行させながら、デジタル放送の電波を受信する場合、走行に伴って、フェージングが発生したり、電界強度の低い環境の地域を通過したりすることがあるので、移動端末向けのデジタル放送を受信するのが好ましいが、走行速度、環境等によっては、固定端末向けのデジタル放送を受信することもできる。
そこで、前記デジタル放送受信装置51において、受信モードを、第1の受信モードとしてのフルセグモードと、第2の受信モードとしてのワンセグモードとに切り換えて設定することができるようになっていて、フルセグモードが設定されると、固定端末向けのデジタル放送が受信され、ワンセグモードが設定されると、移動端末向けのデジタル放送が受信される。なお、固定端末向けのデジタル放送及び移動端末向けのデジタル放送は、一つのチャンネルで、同じ番組内容を有するサイマル放送として送信される。
前記デジタル放送受信装置51は、デジタル放送受信装置51の全体の制御を行う制御部53、固定端末向けのデジタル放送を受信するために配設され、フルセグモードが選択されたときに、フルセグモードのデジタルデータを受信し、映像・音声信号を発生させる第1の受信部としてのフルセグモード用受信部62、移動端末向けのデジタル放送を受信するために配設され、ワンセグモードが選択されたときに、ワンセグモードのデジタルデータを受信し、映像・音声データを発生させる第2の受信部としてのワンセグモード用受信部63、受信モードの切換えに伴って映像・音声信号を切り換えてナビゲーション装置14に対して出力する出力切換部64等を備える。
前記フルセグモード用受信部62及びワンセグモード用受信部63は、共通の図示されないアンテナに接続され、該アンテナを介して受信した電波は、図示されない分配器によって分離されてフルセグモード用受信部62及びワンセグモード用受信部63に送られる。なお、本実施の形態において、フルセグモード用受信部62及びワンセグモード用受信部63は共通のアンテナに接続されるようになっているが、フルセグモード用受信部62及びワンセグモード用受信部63にそれぞれアンテナを接続することができる。また、本実施の形態においては、フルセグモード用受信部62及びワンセグモード用受信部63が独立させて配設されるようになっているが、一つの受信部によって、固定端末向けのデジタル放送及び移動端末向けのデジタル放送を選択して受信することもできる。
前記制御部53は、制御装置としての、かつ、演算装置としてのCPU54、RAM55、ROM56等を備える。
また、前記フルセグモード用受信部62及びワンセグモード用受信部63は、いずれも図示されない同調処理手段としての同調部、復調処理手段としての復調部、分離処理手段としての分離部、復合処理手段としてのデコーダ等を備える。前記同調部は、同調処理を行い、制御部53から送られた選局信号に基づいて所定のチャンネルの周波数に同調し、放送局11から送られた電波を取り込む。このとき、同調部は、受信レベル検出部としても機能し、受信された電波の強さに基づいて受信レベルを検出する。この場合、該受信レベルによって受信情報が構成される。なお、本実施の形態においては、前記同調部によって受信レベル検出部が構成されるようになっているが、前記同調部とは独立させて受信レベルを検出する受信レベル検出部を配設することができる。
また、復調部は、復調処理を行い、電波から放送信号を復調し、トランスポートストリーム(TS)形式で復号化して伝送多重制御信号とする。そして、分離部は、分離処理を行い、伝送多重制御信号を分離し、デコーダは、復合処理を行い、伝送多重制御信号を復号化し、映像・音声信号に変換する。
なお、前記デジタル放送受信システム50、ナビゲーション処理部17、CPU31、54、制御部53等は、単独で、又は二つ以上組み合わせることによってコンピュータとして機能し、各種のプログラム、データ等に基づいて演算処理を行う。また、前記データ記録部16、RAM32、55、ROM33、56、フラッシュメモリ等によって記録媒体が構成される。そして、演算装置として、CPU31、54に代えてMPU等を使用することもできる。
次に、前記構成のナビゲーション装置14の基本動作について説明する。
まず、運転者によって操作部34が操作され、ナビゲーション装置14が起動されると、CPU31の図示されない現在地読込処理手段は、現在地読込処理を行い、GPSセンサ15によって検出された自車位置、及び方位センサ18によって検出された自車方位を読み込む。次に、前記CPU31の図示されないマッチング処理手段は、マッチング処理を行い、読み込まれた自車位置の軌跡、及び自車位置の周辺の道路を構成する各道路リンクの形状、配列等に基づいて、車両12がいずれの道路リンク上に位置するかの判定を行うことによって、自車位置を特定する。
続いて、CPU31の図示されない基本情報取得処理手段は、基本情報取得処理を行い、前記地図データを、データ記録部16から読み出して取得するか、又はネットワーク及び通信部38を介して情報センタ等から受信して取得する。
そして、前記CPU31の図示されない表示処理手段は、表示処理を行い、前記表示部35に各種の画面を形成する。例えば、表示処理手段の地図表示処理手段は、地図表示処理を行い、表示部35に地図画面を形成し、該地図画面に周囲の地図を表示するとともに、自車位置及び自車方位を表示する。
したがって、運転者は、前記地図、自車位置及び自車方位に従って車両12を走行させることができる。
また、運転者が操作部34を操作して目的地を入力すると、CPU31の図示されない目的地設定処理手段は、目的地設定処理を行い、目的地を設定する。なお、必要に応じて出発地を入力し、設定することもできる。また、あらかじめ所定の地点を登録しておき、登録された地点を目的地として設定することができる。続いて、運転者が操作部34を操作して探索条件を入力すると、CPU31の図示されない探索条件設定処理手段は、探索条件設定処理を行い、探索条件を設定する。
このようにして目的地及び探索条件が設定されると、CPU31の図示されない経路探索処理手段は、経路探索処理を行い、前記自車位置、自車方位、目的地、探索条件等を読み込むとともに、データ記録部16から探索データ等を読み出し、自車位置、自車方位、目的地、探索データ等に基づいて、自車位置で表される出発地から目的地までの経路を前記探索条件で探索し、探索経路を表す経路データを出力する。このとき、経路探索処理においては、各道路リンクごとに付与されたリンクコストの合計が最も小さい経路が探索経路とされる。なお、出発地を、自車位置に代えて、運転者が設定した所定の地点とし、所定の地点から目的地までの経路を探索することもできる。
続いて、前記CPU31の図示されない案内処理手段は、案内処理を行い、経路案内を行う。そのために、前記案内処理手段の案内表示処理手段は、案内表示処理を行い、前記経路データを読み込み、該経路データに基づいて前記地図画面に探索経路を表示する。
なお、例えば、経路案内の対象となる地点である交差点で車両12を右左折させる必要がある場合、前記交差点が、車両12を進行させる方向の案内を行う対象となる案内交差点として設定され、該案内交差点に車両12が到達する前に、音声を出力することによって経路案内が行われるようになっている。
次に、前記構成のデジタル放送受信システム50の動作について説明する。
まず、運転者がデジタル放送受信システム50を起動し、操作部34を操作して所定のチャンネルを選択すると、CPU54の図示されない初期化処理手段は、初期化処理を行い、前記放送局データベースを参照し、選択されたチャンネルに対応する放送局11を読み出す。この場合、一つのチャンネルに対して複数の放送局11が存在する場合、自車位置に最も近い放送局11を読み出す。
続いて、前記初期化処理手段は、初期状態としていずれか一方の受信モードを選択する。
例えば、フルセグモードが選択されると、CPU54の図示されない受信モード設定処理手段は、受信モード設定処理を行い、選択されたチャンネルのデジタル放送をフルセグモードで受信するために、受信指示としての選局信号をフルセグモード用受信部62に送るとともに、出力指示としての出力選択信号を出力切換部64に送る。
これに伴って、フルセグモード用受信部62は、受信処理を行い、選択されたチャンネルのデジタル放送をフルセグモードで受信する。そのために、フルセグモード用受信部62において、前記同調部は、選局信号に基づいてチャンネルの周波数に同調し、放送局11から送られた電波を取り込むとともに、受信レベルを検出し、制御部53に送る。続いて、フルセグモード用受信部62において、復調部は、電波から放送信号を復調し、トランスポートストリーム形式で復号化して伝送多重制御信号とし、分離部は、伝送多重制御信号を分離し、デコーダは、伝送多重制御信号を復号化し、映像・音声信号に変換するとともに、映像・音声信号を出力切換部64に送る。
そして、該出力切換部64は、制御部53から出力選択信号を受けて、フルセグモード用受信部62から送られた映像・音声信号をナビゲーション装置14に送る。
一方、ワンセグモードが選択されると、前記受信モード設定処理手段は、選択されたチャンネルのデジタル放送をワンセグモードで受信するために、受信指示として選局信号をワンセグモード用受信部63に送るとともに、出力指示として出力選択信号を出力切換部64に送る。
これに伴って、ワンセグモード用受信部63は、フルセグモード用受信部62と同様に、受信処理を行い、選択されたチャンネルのデジタル放送をワンセグモードで受信する。そのために、ワンセグモード用受信部63において、前記同調部は、前記選局信号に基づいて所定のチャンネルの周波数に同調し、放送局11から送られた電波を取り込むとともに、受信レベルを検出し、制御部53に送る。続いて、ワンセグモード用受信部63において、復調部は、電波から放送信号を復調し、トランスポートストリーム形式で復号化して伝送多重制御信号とし、分離部は、伝送多重制御信号を分離し、デコーダは、伝送多重制御信号を復号化し、映像・音声信号に変換するとともに、映像・音声信号を出力切換部64に送る。
そして、該出力切換部64は、制御部53から出力選択信号を受けて、ワンセグモード用受信部63から送られた映像・音声信号をナビゲーション装置14に送る。
このようにして、各受信モードにおいて、デジタル放送が受信され、映像・音声信号がナビゲーション装置14に送られると、ナビゲーション装置14において、CPU31の図示されない再生処理手段は、再生処理を行い、前記映像・音声信号を読み込み、該映像・音声信号に基づいて、表示部35において映像を、音声出力部37において音声を再生する。
ところで、車両12の置かれた位置における電界強度とは関係なく、受信レベルに応じて受信モードを切り換えると、車両12が電界強度が低い環境の領域を走行している場合においては、フルセグモードからワンセグモードに、ワンセグモードからフルセグモードに切り換わりやすく、受信モードが頻繁に切り換わってしまう。そして、受信モードの切換えに伴って、映像の画質、音声の音質等も切り換わるので、運転者に違和感を与えてしまう。
この場合、受信レベルは、デジタル放送の受信地点における電界強度によって決まる。そこで、本実施の形態においては、電界強度及び受信レベルに基づいて受信モードが選択され、設定されるようになっている。そして、受信モードの切換えが学習され、学習結果に基づいて、受信モードが選択され、設定される。
そのために、前記受信モード設定処理手段は、受信モード設定処理を行う。
図3は本発明の実施の形態における受信モード設定処理手段の動作を示すメインフローチャートである。
まず、受信モード設定処理手段の受信モード切換頻度判定処理手段としての学習結果判定処理手段は、受信モード切換頻度判定処理としての学習結果判定処理を行う。ところで、受信モードの切換えは、電界強度又は受信レベルの変動に伴って起こるので、受信モードが切り換えられた地点、すなわち、切換地点において電界強度又は受信レベルが不安定であると推定される。
そこで、本実施の形態においては、切換地点をRAM55(図1)に記録することによって受信モードの切換えを学習し、学習結果、本実施の形態においては、切換えの頻度に基づいて受信モードを設定するようになっている。なお、切換地点は座標でRAM55に記録される。
そのために、前記学習結果判定処理手段は、走行中の道路上で、かつ、車両の前方の所定の範囲(例えば、車両の前方のX〔m〕以内の範囲)における受信モードの切換えの頻度が閾値より高いかどうか、本実施の形態においては、所定の範囲内の切換地点の数が閾値以上あるかどうかを判断する。
そして、切換地点の数が閾値以上ある場合、前記受信モード設定処理手段の受信モード固定設定処理手段は、受信モード固定設定処理を行い、車両が前記所定の範囲を走行する間、電界強度及び受信レベルに関係なく、ワンセグモードを固定して設定する。
また、切換地点の数が閾値より少ない場合、前記受信モード設定処理手段の受信モード可変設定処理手段は、受信モード可変設定処理を行い、電界強度及び受信レベルに応じて受信モードを設定する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 前方のX〔m〕以内に切換地点の数が閾値以上あるかどうかを判断する。前方のX〔m〕以内に切換地点の数が閾値以上ある場合はステップS2に、閾値以上ない場合はステップS3に進む。
ステップS2 ワンセグモードを設定し、リターンする。
ステップS3 受信モード可変設定処理を行い、リターンする。
ステップS1 前方のX〔m〕以内に切換地点の数が閾値以上あるかどうかを判断する。前方のX〔m〕以内に切換地点の数が閾値以上ある場合はステップS2に、閾値以上ない場合はステップS3に進む。
ステップS2 ワンセグモードを設定し、リターンする。
ステップS3 受信モード可変設定処理を行い、リターンする。
次に、図3のステップS3における受信モード可変設定処理のサブルーチンについて説明する。
図4は本発明の実施の形態における受信モード可変設定処理のサブルーチンを示す第1の図、図5は本発明の実施の形態における受信モード可変設定処理のサブルーチンを示す第2の図、図6は本発明の実施の形態における電界エリアの説明図、図7は本発明の実施の形態における切換調整値を示す図である。
本実施の形態においては、前記初期化処理手段によって、初期状態として、ワンセグモードが選択され、受信モードを切り換えるための、受信レベルの閾値を表す切換調整値が、L1〜L3
L1<L2<L3
のうちのL2にされる。なお、L2は標準の値であり、L1は標準の値L2より低い値であり、L3は標準の値L2より高い値L3である。
L1<L2<L3
のうちのL2にされる。なお、L2は標準の値であり、L1は標準の値L2より低い値であり、L3は標準の値L2より高い値L3である。
まず、受信モード可変設定処理手段のモード判定処理手段は、モード判定処理を行い、ワンセグモードが設定されているかどうかを判断する。そして、ワンセグモードが設定されるている場合、受信モード可変設定処理手段の受信環境判定処理手段は、受信環境判定処理を行い、自車位置における受信環境を判定する。本実施の形態において、受信環境は、電界強度によって設定される電界エリアであり、前記受信環境判定処理手段は、電界エリアに基づいて受信環境を判定する。
図6において、11はデジタル放送の所定のチャンネルが割り当てられた放送局(基地局)、12はデジタル放送受信システム50(図1)が搭載された車両である。
この場合、受信地点における電界強度をeとしたとき、電波が届く領域が、電界強度eに応じて複数の、本実施の形態においては二つの電界エリアに分けられる。すなわち、電界強度eが第1の閾値eth1以上である領域は、第1の電界エリアとしての強電界エリア(放送局エリア)AR1とされ、該強電界エリアAR1より径方向外方において、電界強度eが第1の閾値eth1未満、かつ、第2の閾値eth2以上である領域は、第2の電界エリアとしての弱/中電界エリアAR2とされる。なお、AR3は電界エリア外の領域であり、該領域AR3において、デジタル放送を受信することはできない。
ところで、前記電界強度eは、放送局11の出力及び受信地点における放送局11からの距離、並びに時間帯によって決まる。そこで、前述されたように、前記電界強度マップは、受信地点における放送局11からの距離と電界強度eとが対応させて記録される。なお、前記電界強度マップは、昼間用及び夜間用の二つが形成される。
また、電界強度マップを、電界エリア内のあらかじめ設定された特定の受信地点の座標と、該特定の地点における電界強度eとを対応させて記録することもできる。この場合、各特定の地点間に存在する受信地点における電界強度eは、特定の受信地点における電界強度eを、座標に基づいて補間することによって算出することができる。
そして、前記受信環境判定処理手段の対象放送局選択処理手段は、対象放送局選択処理を行い、自車位置を読み込むとともに、運転者によって選択されたチャンネルを読み込み、前記放送局データベースを参照し、自車位置の周辺の所定の範囲内における前記チャンネルに対応する放送局11を選択し、自車位置と各放送局11との間の距離を算出し、距離が最も短い放送局11を、電界強度eの判定の対象となる放送局11、すなわち、判定対象放送局として選択する。次に、前記受信環境判定処理手段の放送局情報取得処理手段は、放送局情報取得処理を行い、前記判定対象放送局の情報を読み出すことによって取得する。
続いて、前記受信環境判定処理手段の電界強度算出処理手段は、電界強度算出処理を行い、自車位置における電界強度eを判定する。そのために、前記電界強度算出処理手段は、データ記録部16の電界強度マップを参照し、判定対象放送局と自車位置との間の距離を読み込み、該距離に対応する電界強度eを読み出すことによって算出する。このとき、前記電界強度算出処理手段は、時刻に基づいて昼間用の電界強度マップ、又は夜間用の電界強度マップを選択する。
なお、本実施の形態においては、電界強度マップを参照することによって電界強度eを算出するようになっているが、判定対象放送局の出力、及び判定対象放送局と自車位置との間の距離に基づいて算出することができる。
そして、前記受信環境判定処理手段の電界エリア判定処理手段は、電界エリア判定処理を行い、あらかじめ設定され、ROM56に記録された前記第1、第2の閾値eth1、eth2を読み出し、算出された電界強度eと第1、第2の閾値eth1、eth2とを比較し、比較結果に基づいて、自車位置がどの電界エリア内にあるか、すなわち、強電界エリアAR1内にあるかどうか、又は弱/中電界エリアAR2内にあるかどうかを判定する。
すなわち、電界エリア判定処理手段は、電界強度eが第1の閾値eth1以上である場合、自車位置は強電界エリアAR1内にあると判定し、電界強度eが第1の閾値eth1未満、かつ、第2の閾値eth2以上である場合、自車位置は弱/中電界エリアAR2内にあると判定される。
なお、本実施の形態においては、電界強度eを算出し、算出された電界強度eに基づいて電界エリアの判定を行うようになっているが、判定対象放送局と自車位置との間の距離に基づいて電界エリアの判定を行うことができる。その場合、前記放送局データベースの電界強度マップに、放送局11と受信地点との間の距離と、電界エリアとが対応させて記録される。そして、前記電界エリア判定処理手段は、放送局11と受信地点との間の距離を読み込み、電界強度マップを参照し、放送局11と受信地点との間の距離に対応する電界エリアを読み出すことによって、電界エリアの判定を行う。
このようにして、自車位置が強電界エリアAR1内にあるか、弱/中電界エリアAR2内にあるかが判定されると、前記受信モード可変設定処理手段の切換調整値設定処理手段は、切換調整値設定処理を行い、切換調整値を設定する。すなわち、自車位置が強電界エリアAR1内にある場合、切換調整値設定処理手段は、切換調整値を変更せず、L2のままにし、自車位置が強電界エリアAR1内になく、弱/中電界エリアAR2内にある場合、切換調整値を高くし、L2からL3に変更する。
続いて、前記受信モード可変設定処理手段の受信レベル判定処理手段は、受信レベル判定処理を行い、ワンセグモード用受信部63において検出された受信レベルを読み込み、該受信レベルとその時点で設定されている切換調整値とを比較することによって受信レベルを判定する。この場合、受信レベル判定処理手段は、受信レベルと切換調整値L2、L3とを比較し、受信レベルが切換調整値L2、L3以上であるかどうかを判断する。
次に、前記受信モード可変設定処理手段の受信モード選択処理手段は、受信モード選択処理を行い、受信レベルと切換調整値との比較結果に基づいて受信モードを選択する。すなわち、受信モード選択処理手段は、前記受信レベルが切換調整値L2、L3以上である場合、フルセグモードを選択し、受信モードをワンセグモードからフルセグモードに切り換える。
続いて、前記受信モード可変設定処理手段の切換地点記録処理手段は、切換地点記録処理を行い、受信モードが切り換えられた時点の自車位置を座標で読み込み、RAM55に切換地点を記録する。このようにして、切換えの学習が行われる。
また、前記受信レベルが切換調整値L2、L3未満である場合、受信モード選択処理手段はワンセグモードを選択し、維持する。
一方、前記モード判定処理において、受信モードがフルセグモードであると判断された場合、前記切換調整値設定処理手段は、自車位置が強電界エリアAR1内にあるかどうかに関係なく、切換調整値を低くし、L2、L3からL1にし、続いて、前記受信レベル判定処理手段は、受信レベルが切換調整値L1以下であるかどうかを判断する。
そして、前記受信モード選択処理手段は、前記受信レベルが切換調整値L1以下である場合、ワンセグモードを選択し、受信モードをフルセグモードからワンセグモードに切り換える。
さらに、前記切換地点記録処理手段は、受信モードが切り換えられた時点の自車位置を座標で読み込み、RAM55に切換地点を記録する。このようにして、切換えの学習が行われる。
また、前記受信レベルが切換調整値L1より高い場合、受信モード選択処理手段は、フルセグモードを選択し、維持する。
このように、自車位置が強電界エリアAR1内にある場合、受信レベルが高く、安定していて、受信モードが切り換わる可能性が低くなると考えられるので、ワンセグモードからフルセグモードに切り換わるときの切換調整値が標準の値であるL2にされ、受信モードの切換えのヒステリシスが小さくされ、切換調整値L1、L2間に形成される。
また、自車位置が弱/中電界エリアAR2内又は領域AR3(電界エリア外)にある場合、受信レベルが低く、安定しておらず、受信モードが切り換わる可能性が高くなると考えられるので、ワンセグモードからフルセグモードに切り換わるときの切換調整値が標準の値より高い値であるL3にされ、前記ヒステリシスが大きくされ、切換調整値L1、L3間に形成される。
したがって、車両12が電界強度eの低い環境の地域を走行している場合においても、受信モードが頻繁に切り換わるのを防止することができ、運転者に違和感を与えることがなくなる。
また、受信モードが切り換えられるたびに切換地点が記録され、車両12が切換地点が多い地域を走行している場合、ワンセグモードが選択され、受信モードが切り換わるのを防止することができるので、運転者に違和感を与えるのを一層防止することができる。
なお、自車位置が弱/中電界エリアAR2内又は領域AR3にある場合で、かつ、同じチャンネルのデジタル放送を送信する近隣の他の放送局11の強電界エリア内にある場合、受信モード可変設定処理手段は、他の放送局11の電界強度e及び受信レベルに基づいて、受信モードを設定する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS3−1 ワンセグモードが設定されているかどうかを判断する。ワンセグモードが設定されている場合はステップS3−2に、設定されていない場合はステップS3−8に進む。
ステップS3−2 強電界エリアAR1内にあるかどうかを判断する。強電界エリアAR1内にある場合はステップS3−4に、強電界エリアAR1内にない場合はステップS3−3に進む。
ステップS3−3 切換調整値をL3に変更する。
ステップS3−4 受信レベルが切換調整値L2、L3以上であるかどうかを判断する。受信レベルが切換調整値L2、L3以上である場合はステップS3−5に、切換調整値L2、L3以上ない場合はステップS3−7に進む。
ステップS3−5 フルセグモードに切り換える。
ステップS3−6 切換地点を記録し、リターンする。
ステップS3−7 ワンセグモードを維持し、リターンする。
ステップS3−8 受信レベルが切換調整値L1以下であるかどうかを判断する。受信レベルが切換調整値L1以下である場合はステップS3−9に、切換調整値L1以下でない場合はステップS3−11に進む。
ステップS3−9 ワンセグモードに切り換える。
ステップS3−10 切換地点を記録し、リターンする。
ステップS3−11 フルセグモードを維持し、リターンする。
ステップS3−1 ワンセグモードが設定されているかどうかを判断する。ワンセグモードが設定されている場合はステップS3−2に、設定されていない場合はステップS3−8に進む。
ステップS3−2 強電界エリアAR1内にあるかどうかを判断する。強電界エリアAR1内にある場合はステップS3−4に、強電界エリアAR1内にない場合はステップS3−3に進む。
ステップS3−3 切換調整値をL3に変更する。
ステップS3−4 受信レベルが切換調整値L2、L3以上であるかどうかを判断する。受信レベルが切換調整値L2、L3以上である場合はステップS3−5に、切換調整値L2、L3以上ない場合はステップS3−7に進む。
ステップS3−5 フルセグモードに切り換える。
ステップS3−6 切換地点を記録し、リターンする。
ステップS3−7 ワンセグモードを維持し、リターンする。
ステップS3−8 受信レベルが切換調整値L1以下であるかどうかを判断する。受信レベルが切換調整値L1以下である場合はステップS3−9に、切換調整値L1以下でない場合はステップS3−11に進む。
ステップS3−9 ワンセグモードに切り換える。
ステップS3−10 切換地点を記録し、リターンする。
ステップS3−11 フルセグモードを維持し、リターンする。
本実施の形態においては、走行中の道路上で、かつ、車両の前方の所定の範囲内における切換地点の数を読み込むようになっているが、経路探索処理手段によって探索された探索経路上で、車両の前方の所定の範囲内における切換地点の数を読み込むことができる。
また、本実施の形態においては、車両の前方の所定の範囲における切換地点の数によって受信モードの切換えの頻度が表されるようになっているが、前記切換地点間の距離の平均値によって受信モードの切換えの頻度を表すこともできる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
15 GPSセンサ
17 ナビゲーション処理部
31、54 CPU
50 デジタル放送受信システム
53 制御部
62 フルセグモード用受信部
63 ワンセグモード用受信部
17 ナビゲーション処理部
31、54 CPU
50 デジタル放送受信システム
53 制御部
62 フルセグモード用受信部
63 ワンセグモード用受信部
Claims (4)
- 車両の現在地を自車位置として検出する現在地検出部と、第1の類型のデジタル放送を第1の受信モードで受信し、第2の類型のデジタル放送を第2の受信モードで受信する受信部と、前記第1、第2の受信モードを選択して設定する受信モード選択処理手段と、前記第1、第2の受信モードの選択に伴う受信モードの切換地点を記録する切換地点記録処理手段と、前記切換地点に基づいて受信モードの切換えの頻度を算出する受信モード切換頻度判定処理手段と、算出された受信モードの切換えの頻度が閾値より高い場合、前記第2の受信モードを固定して設定する受信モード固定設定処理手段とを有することを特徴とするデジタル放送受信システム。
- 前記受信モードの切換えの頻度は、走行中の道路上で、かつ、車両の前方の所定の範囲内における切換地点の数で表わされる請求項1に記載のデジタル放送受信システム。
- 前記受信モードの切換えの頻度は、探索経路上で、かつ、車両の前方の所定の範囲内における切換地点の数で表わされる請求項1に記載のデジタル放送受信システム。
- 車両の現在地を自車位置として検出する現在地検出部、及び第1の類型のデジタル放送を第1の受信モードで受信し、第2の類型のデジタル放送を第2の受信モードで受信する受信部を有するデジタル放送受信システムのプログラムにおいて、コンピュータを、前記第1、第2の受信モードを選択して設定する受信モード選択処理手段、前記第1、第2の受信モードの選択に伴う受信モードの切換地点を記録する切換地点記録処理手段、前記切換地点に基づいて受信モードの切換えの頻度を算出する受信モード切換頻度判定処理手段、及び算出された受信モードの切換えの頻度が閾値より高い場合、前記第2の受信モードを固定して設定する受信モード固定設定処理手段として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007270572A JP2009100308A (ja) | 2007-10-17 | 2007-10-17 | デジタル放送受信システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007270572A JP2009100308A (ja) | 2007-10-17 | 2007-10-17 | デジタル放送受信システム及びプログラム |
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ID=40702879
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009100308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130588A (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | アルパイン株式会社 | デジタル放送受信機およびその受信モード切替方法 |
JP2016092438A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | クラリオン株式会社 | 移動体デジタル放送受信装置 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JP2005184219A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Toyota Motor Corp | ディジタル・テレビ放送受信装置 |
WO2007135942A1 (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Panasonic Corporation | デジタル放送受信装置 |
-
2007
- 2007-10-17 JP JP2007270572A patent/JP2009100308A/ja active Pending
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