JP2009100297A - 立体画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 立体画像に関する撮影性能の向上を図る。
【解決手段】 人体の頭部100に装着される頭部装着部5と人体の耳介101、101に装着される耳介装着部6、6とを有し頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部7a、7aが設けられた装着体4と、耳介装着部に取り付けられたマイクロフォン12、12と、耳介装着部に取り付けられたスピーカー13、13と、一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラ11、11を有する一対の撮影部10、10と、一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも水平方向へ動作させる一対の駆動機構18、18とを設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は立体画像撮影装置についての技術分野に関する。詳しくは、一対の撮影カメラの撮影向きの変更を可能として立体画像に関する撮影性能の向上を図る技術分野に関する。
撮影装置には、三次元画像である立体画像の撮影を可能とした立体画像撮影装置があり、このような立体画像撮影装置には、例えば、装置本体を頭部や顔部に装着し、装置本体に組み込まれた左右一対の撮影カメラによって画像を撮影するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
撮影した画像は、例えば、画像データーとしてデーター記録部に記録され、使用者はデーター記録部に記録された画像データーを読み出して視認することが可能とされる。このような立体画像撮影装置によって撮影された立体画像は、人間が見る被写体の三次元形状を表現するため、リアルな画像として認識される。
特許文献1に記載された立体画像撮影装置にあっては、装置本体の内部に撮影機構として一対の小型カメラや各種のレンズ等の光学系要素が配置されている。
この立体画像撮影装置を頭部や顔部に装着して電源を投入すると、小型カメラによって被写体が撮影され、撮影された画像(映像)が画像データーとしてデーター記録部に記録される。
立体画像撮影装置においては、例えば、一方の小型カメラによって撮影した画像を1フィールド画像として表示し、他方の小型カメラによって撮影した画像を2フィールド画像として表示し、これらの1フィールド画像と2フィールド画像を交互に表示することにより合成したフレーム画像を表示して立体画像を生成するようにしている。
特開平7−95620号公報
ところが、特許文献1に記載された立体画像撮影装置にあっては、使用者が顔を向けた方向に存在する被写体が一対の小型カメラによって撮影されるが、一対の小型カメラが固定された状態で配置されているため、撮影時において、使用者と被写体の距離が変化したり被写体の使用者に対する位置が変化したりする場合には、被写体を一対の小型カメラが正確に捉えるのが難しくなり、撮影性能が低いと言う問題がある。
そこで、本発明立体画像撮影装置は、上記した問題点を克服し、立体画像に関する撮影性能の向上を図ることを課題とする。
立体画像撮影装置は、上記した課題を解決するために、人体の頭部に装着される頭部装着部と上記人体の耳介に装着される耳介装着部とを有し上記頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部が設けられた装着体と、上記耳介装着部に取り付けられたマイクロフォンと、上記耳介装着部に取り付けられたスピーカーと、上記一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラを有する一対の撮影部と、上記一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも上記水平方向へ動作させる一対の駆動機構とを設けたものである。
従って、立体画像撮影装置にあっては、使用者が向いた方向に存在する被写体の使用者に対する相対的な位置の変化に応じて撮影カメラの撮影向きの変更が可能とされる。
立体画像装置において、上記一対の撮影カメラによって撮影した立体画像を画像データーとして記録するデーター記録部と、該データー記録部によって記録した立体画像を再生する画像再生ユニットとを設け、上記頭部装着部に対して上記画像再生ユニットを着脱可能とすることが可能である。
また、立体画像撮影装置において、上記一対の撮影カメラを被写体の動きに追従するように動作させるようにすることも可能である。
立体画像撮影装置においては、上記一対の撮影カメラの撮影向きの変更を手動で行うためのマニュアル操作部を設けることが可能である。
また、被写体の位置を検出して上記一対の撮影カメラを被写体の動きに追従するように動作させるために、上記被写体の位置を検出するための検出光を出射する光源と、該光源から出射され上記被写体で反射された上記検出光を戻り光として受光して上記被写体の位置を検出する位置検出センサーとを設けることが望ましい。
さらに、上記光源から出射された光を受光する上記位置検出センサーを用いて、上記位置検出センサーで受光される上記検出光の上記位置検出センサーに対する受光角度に基づいて上記被写体の位置を検出し、検出した上記被写体の位置に基づいて上記一対の撮影カメラを動作させるようにすることが可能となる。
さらにまた、上記一対の撮影部にそれぞれ上記光源と上記位置検出センサーを設け、左側に位置する上記光源から出射される上記検出光の波長と右側に位置する上記光源から出射された上記検出光の波長とを異なる波長とし、左側に位置する上記光源から出射された上記検出光を右側に位置する上記位置検出センサーによって受光し、右側に位置する上記光源から出射された上記検出光を左側に位置する上記位置検出センサーによって受光するようにすることが望ましい。
別の立体画像撮影装置は、上記した課題を解決するために、人体の頭部に装着される頭部装着部を有し該頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部が設けられた装着体と、上記一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラを有する一対の撮影部と、上記一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも上記水平方向へ動作させる一対の駆動機構とを設けたものである。
従って、立体画像撮影装置にあっては、使用者が向いた方向に存在する被写体の使用者に対する相対的な位置の変化に応じて撮影カメラの撮影向きの変更が可能とされる。
本発明立体画像撮影装置は、人体の頭部に装着される頭部装着部と上記人体の耳介に装着される耳介装着部とを有し上記頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部が設けられた装着体と、上記耳介装着部に取り付けられたマイクロフォンと、上記耳介装着部に取り付けられたスピーカーと、上記一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラを有する一対の撮影部と、上記一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも上記水平方向へ動作させる一対の駆動機構とを備えたことを特徴とする。
従って、一対の撮影カメラが一対の駆動機構によって少なくとも水平方向へ動作可能であるため、撮影時において、使用者と被写体の距離が変化したり被写体の使用者に対する位置が変化したりする場合においても、撮影カメラを動作させることにより被写体を撮影カメラによって捕捉し易くなり、立体画像に関する撮影性能の向上を図ることができる。
また、耳介装着部に取り付けられたマイクロフォンと耳介装着部に取り付けられたスピーカーを有しているため、使用者においては、恰も、音声が出力された現場に居合わせたかのような音の臨場感を得ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記一対の撮影カメラによって撮影した立体画像を画像データーとして記録するデーター記録部と、該データー記録部によって記録した立体画像を再生する画像再生ユニットとを設け、上記頭部装着部に対して上記画像再生ユニットを着脱可能としたので、撮影カメラによる撮影を画像再生ユニットを装着体から取り外した状態で行うことができ、頭部に付与される重量による負荷が小さくて済み、使用者において撮影時の良好な装着感を確保することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記一対の撮影カメラを被写体の動きに追従するように動作させるようにしたので、動画撮影を高い精度で行うことができ、撮影性能の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、上記一対の撮影カメラの撮影向きの変更を手動で行うためのマニュアル操作部を設けたので、使用者が撮影カメラによって撮影したい被写体を自由に選択することができ、立体画像の撮影に関する撮影範囲が広がり、立体画像撮影装置の使い勝手の向上を図ることができる。
請求項5に記載した発明にあっては、上記被写体の位置を検出するための検出光を出射する光源と、該光源から出射され上記被写体で反射された上記検出光を戻り光として受光して上記被写体の位置を検出する位置検出センサーとを設けたので、被写体の位置を正確に検出して動きのある被写体に撮影カメラを高い精度で追従させることができる。
請求項6に記載した発明にあっては、上記位置検出センサーで受光される上記検出光の上記位置検出センサーに対する受光角度に基づいて上記被写体の位置を検出し、検出した上記被写体の位置に基づいて上記一対の撮影カメラを動作させるようにしたので、位置検出の精度が高く、被写体に対する撮影カメラによる追従の精度の向上を図ることができる。
請求項7に記載した発明にあっては、上記一対の撮影部にそれぞれ上記光源と上記位置検出センサーを設け、左側に位置する上記光源から出射される上記検出光の波長と右側に位置する上記光源から出射された上記検出光の波長とを異なる波長とし、左側に位置する上記光源から出射された上記検出光を右側に位置する上記位置検出センサーによって受光し、右側に位置する上記光源から出射された上記検出光を左側に位置する上記位置検出センサーによって受光するようにしたので、被写体の位置検出精度の向上を図ることができる。
別の本発明立体画像撮影装置は、人体の頭部に装着される頭部装着部を有し該頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部が設けられた装着体と、上記一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラを有する一対の撮影部と、上記一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも上記水平方向へ動作させる一対の駆動機構とを備えたことを特徴とする。
従って、一対の撮影カメラが一対の駆動機構によって少なくとも水平方向へ動作可能であるため、撮影時において、使用者と被写体の距離が変化したり被写体の使用者に対する位置が変化したりする場合においても、撮影カメラを動作させることにより被写体を撮影カメラによって捕捉し易くなり、立体画像に関する撮影性能の向上を図ることができる。
請求項9に記載した発明にあっては、上記一対の撮影カメラによって撮影した立体画像を画像データーとして記録するデーター記録部と、該データー記録部によって記録した立体画像を再生する画像再生ユニットとを設け、上記頭部装着部に対して上記画像再生ユニットを着脱可能としたので、撮影カメラによる撮影を画像再生ユニットを装着体から取り外した状態で行うことができ、頭部に付与される重量による負荷が小さくて済み、使用者において撮影時の良好な装着感を確保することができる。
請求項10に記載した発明にあっては、上記一対の撮影カメラを被写体の動きに追従するように動作させるようにしたので、動画撮影を高い精度で行うことができ、撮影性能の向上を図ることができる。
請求項11に記載した発明にあっては、上記一対の撮影カメラの撮影向きの変更を手動で行うためのマニュアル操作部を設けたので、使用者が撮影カメラによって撮影したい被写体を自由に選択することができ、立体画像の撮影に関する撮影範囲が広がり、立体画像撮影装置の使い勝手の向上を図ることができる。
請求項12に記載した発明にあっては、上記被写体の位置を検出するための検出光を出射する光源と、該光源から出射され上記被写体で反射された上記検出光を戻り光として受光して上記被写体の位置を検出する位置検出センサーとを設けたので、被写体の位置を正確に検出して動きのある被写体に撮影カメラを高い精度で追従させることができる。
請求項13に記載した発明にあっては、上記位置検出センサーで受光される上記検出光の上記位置検出センサーに対する受光角度に基づいて上記被写体の位置を検出し、検出した上記被写体の位置に基づいて上記一対の撮影カメラを動作させるようにしたので、位置検出の精度が高く、被写体に対する撮影カメラによる追従の精度の向上を図ることができる。
請求項14に記載した発明にあっては、上記一対の撮影部にそれぞれ上記光源と上記位置検出センサーを設け、左側に位置する上記光源から出射される上記検出光の波長と右側に位置する上記光源から出射された上記検出光の波長とを異なる波長とし、左側に位置する上記光源から出射された上記検出光を右側に位置する上記位置検出センサーによって受光し、右側に位置する上記光源から出射された上記検出光を左側に位置する上記位置検出センサーによって受光するようにしたので、被写体の位置検出精度の向上を図ることができる。
以下に、本発明立体画像撮影装置を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下の説明にあっては、立体画像撮影装置の撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となり、撮影者側(使用者側)が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
立体画像撮影装置1は、図1及び図2に示すように、装置本体2と該装置本体2に対して着脱可能とされた画像再生ユニット3とを備えている。
装置本体2は装着体4に所要の各部が取り付けられて成る。
装着体4は頭部装着部5と耳介装着部6、6によって構成され、例えば、棒状を為す樹脂材料が所定の形状に形成されて成る。
頭部装着部5は前後に長い側部7、7と該側部7、7の各後端部を連結し略円弧状に形成された後部8とによって構成されている。側部7、7は左右に離隔して設けられている。側部7、7の前端部はそれぞれカメラ装着部7a、7aとして設けられ、該カメラ装着部7a、7aの内部にはそれぞれ図示しないコネクター部が設けられている。
側部7、7の互いに対向する面にはそれぞれ滑り防止部9、9が設けられている。滑り防止部9、9は、例えば、摩擦係数が大きい不織布等によって形成され、側部7、7に貼り付けられることにより構成されている。
尚、滑り防止部9は不織布に限られることはなく、頭部装着部5を人体の頭部100に装着したとき(図3参照)に該頭部100に対して滑り難い材料によって形成されていれば任意の材料を用いることが可能である。また、滑り防止部9は頭部装着部5の頭部100に対する良好な装着感を確保するために、クッション性を有する柔軟な材料で形成することが望ましい。
このように頭部装着部5に滑り防止部9を設けることにより、立体画像撮影装置1の頭部100からの脱落を防止することができる。
耳介装着部6、6は頭部装着部5の中間部に設けられ、略円弧状に形成され下方に開口されている(図1及び図2参照)。
頭部装着部5のカメラ装着部7a、7aにはそれぞれ撮影部10、10が取り付けられている。撮影部10、10はそれぞれ外筐10a、10aの内部に配置された撮影カメラ11、11を有し、該撮影カメラ11、11は少なくとも水平方向へ動作(回転動作)可能とされている。
耳介装着部6、6にはそれぞれマイクロフォン12、12とスピーカー13、13が取り付けられている。マイクロフォン12、12は、例えば、耳介装着部6、6の上端部に取り付けられ、スピーカー13、13は、例えば、耳介装着部6、6の内側に配置されるように取り付けられている。
以上のように構成された装置本体2は、図3に示すように、人体の頭部100に頭部装着部5が装着され、耳介装着部6、6が人体の耳介101、101にそれぞれ装着される。このとき頭部装着部5は側部7、7が頭部100の左右両側部100a、100aに外方から押し付けられるようにして装着され、撮影部10、10がそれぞれ両眼102、102の近傍において外側に位置される。
耳介装着部6、6が耳介101、101に装着された状態においては、マイクロフォン12、12がそれぞれ耳介101、101の近傍に位置され、スピーカー13、13がそれぞれ耳介101、101に外側から宛われた状態とされる。
撮影カメラ11、11は互いに稍斜め内側を向く状態とされ、図4に示すように、初期状態、即ち、水平方向への動作に関して基準となる位置にある状態において、撮影向きに延びる軸線A、Aが頭部100の中央を通り前後方向に延びる基準線Bに対して約6°(図4に示すθ)を為す向きとされている。従って、初期状態における撮影カメラ11、11に関する輻輳角2θは約12°とされている。
装着体4にはケーブル14を介して制御記録ユニット15が接続される(図1及び図2参照)。制御記録ユニット15は装置本体2及び画像再生ユニット3に対する各種の制御を行う他、装置本体2及び画像再生ユニット3に対する電源の供給等を行うユニットとして機能する。また、制御記録ユニット15にはハードディスク等の記録媒体が内蔵され、撮影カメラ11、11によって撮影された画像が画像データーとして記録媒体に記録される。
画像再生ユニット3は本体16と該本体16の左右両端部から後方へ突出された接続部17、17とから成る。
画像再生ユニット3は装置本体2に対して着脱可能とされ、接続部17、17がそれぞれ装着体4のカメラ装着部7a、7aに設けられたコネクター部に接続されることにより装置本体2に連結される。
本体16の内部には一対の液晶パネル等の図示しない表示部や各種のレンズが配置されている。画像再生ユニット3が上記のように装置本体2に接続された状態(図5参照)において、表示部に撮影カメラ11、11によって撮影され記録媒体に記録された画像データーが出力されることにより使用者が撮影された画像を視認することが可能とされている。
以上のように構成された立体画像撮影装置1において、立体画像の撮影は、使用者が画像再生ユニット3を装置本体2から取り外して該装置本体2の装着体4を頭部100等に装着した状態で行う(図3参照)。このときマイクロフォン12、12及びスピーカー13、13がそれぞれ耳介101、101の近傍に存在しているため、マイクロフォン12、12には耳介101、101に入力される音声と同様の音声が入力され、スピーカー13、13からはこのようにして入力された音声が耳介101、101に対して出力される。
従って、立体画像撮影装置1を用いた使用者においては、恰も、音声が出力された現場に居合わせたかのような音の臨場感を得ることができる。
一方、撮影した立体画像の再生は、上記したように、使用者が画像再生ユニット3を装置本体2に連結し該装置本体2の装着体4を頭部100等に装着した状態で行う(図5参照)。このときも上記した撮影時と同様に、立体画像撮影装置1を用いた使用者においては、恰も、音声が出力された現場に居合わせたかのような音の臨場感を得ることができる。
以下に、立体画像撮影装置1の制御に関する全体構成を図6に示すブロック図を参照して説明する。
立体画像撮影装置1は、上記したように、装置本体2、画像再生ユニット3及び制御記録ユニット15を備えている。
装置本体2は撮像部10、10、マイクロフォン12、12及びスピーカー13、13を有し、撮像部10、10はそれぞれ上記した撮影カメラ11、11の他、それぞれ駆動機構18、18、位置検出手段19、19及び移動角度検出手段20、20を有している。
駆動機構18、18、位置検出手段19、19及び移動角度検出手段20、20の具体的な構成は後述するが、駆動機構18、18は撮影カメラ11、11を回転動作させる機構として機能し、位置検出手段19、19は撮影カメラ11、11の撮影対象となる被写体1000の位置を検出する手段として機能し、移動角度検出手段20、20は位置検出手段19、19による検出結果に基づいて動作された撮影カメラ11、11の移動角度を検出する手段として機能する。
制御記録ユニット15は、上記したように、装置本体2及び画像再生ユニット3に対する各種の制御等を行うユニットとして機能する他、ハードディスク等の記録媒体が内蔵されたデーター記録ユニットとしても機能する。
制御記録ユニット15は、各種の制御や管理を行うメイン制御部21、信号制御部22、ファイル管理部23、第1の画像信号処理部24、第2の画像信号処理部25、第1の音声信号処理部26及び第2の音声信号処理部27を有し、これに加え、画像データーや音声データーを記録するデーター記録部28を有している。
メイン制御部21は各種の演算処理を行うマイクロコンピューター21aを有している。メイン制御部21は位置検出手段19、19によって検出された被写体1000の位置情報に基づいて駆動機構18、18に駆動信号を送出する。送出された駆動信号に基づいて動作された撮影カメラ11、11の移動角度(回転角度)が移動角度検出手段20、20によって検出されると、この検出結果が移動情報としてメイン制御部21に送出される。メイン制御部21は移動角度検出手段20、20から送出された移動情報に基づいて駆動機構18、18を制御する。
メイン制御部21は上記した駆動機構18、18に対する制御の他、画像データーや音声データーに関する各処理作業に関して信号制御部22、ファイル管理部23、第1の画像信号処理部24、第2の画像信号処理部25、第1の音声信号処理部26及び第2の音声信号処理部27に対する指令信号を送出する。
撮像部10、10の撮影カメラ11、11によって撮影された画像は画像データーとして第1の画像信号処理部24に入力される。第1の画像信号処理部24に入力された画像データーはデジタル変換やコントラスト処理等が行われて信号制御部22に出力される。信号制御部22においては、入力された画像データーが所定の圧縮方式によって圧縮処理されて符号化される。信号制御部22において圧縮処理されて符号化された画像データーは、データー記録部28に出力されて記録される。
同時に、マイクロフォン12、12から入力された音声データーは第1の音声信号処理部26に入力される。第1の音声信号処理部26に入力された音声データーはデジタル変換等が行われて信号制御部22に出力される。信号制御部22においては、入力された音声データーが符号化されて上記した画像データーとともにデーター記録部28に出力されて記録される。
一方、データー記録部28に記録された画像データーは、信号制御部22において解凍処理及びデコード処理が行われ第2の画像信号処理部25に出力される。第2の画像信号処理部25に入力された画像データーはアナログ変換され画像再生ユニット3の一対の表示部にそれぞれ左右の画像データーとして振り分けられ、立体画像として視認可能な信号処理が行われて出力される。
同時に、データー記録部28に記録された音声データーは、信号制御部22においてデコード処理等が行われ第2の音声信号処理部27に出力される。第2の音声信号処理部27に入力された音声データーはアナログ変換され、ハウリング防止のための高域周波数の反転位相化又は高域の減衰化が行われてスピーカー13、13に出力される。
以下に、撮像部10の構成について詳細に説明する(図7乃至図13参照)。
撮像部10は、図7及び図8に示すように、外筐10aの内部に撮影カメラ11と該撮影カメラ11を保持する保持体29と該保持体29に取り付けられた摺動体30と該摺動体30を摺動自在に支持する支持体31とが設けられている。
保持体29は、例えば、横長のブロック状に形成されたカメラ保持部29aと該カメラ保持部29aの四隅からそれぞれ略後方へ突出された被支持突部29b、29b、・・・とから成る。被支持突部29b、29b、・・・は弾性体によって形成されている。
摺動体30は、図9に示すように、透明材料によって略半球状に形成され、円形状に形成された面が保持体29の保持部29aにおける後面に取り付けられている。摺動体30の内部には検出素子として受発光素子であるフォトインタラプタ32、32が配置されている。フォトインタラプタ32、32は、一方が撮影カメラ11の水平方向への移動角度を検出し、他方が撮影カメラ11の垂直方向への移動角度を検出する。
支持体31は内面31aが球面とされた椀状に形成され、摺動体30の後側に配置されている。支持体31の内面には同心円状に検出パターン31a、31a、・・・が形成されている(図9及び図10参照)。
支持体31には摺動体30が摺動自在に支持され、該摺動体30は支持体31に対して少なくとも水平方向(図9に示すH方向)に回転可能とされている。摺動体30が支持体31に対して回転されるときには、保持体29及び撮影カメラ11が一体となって回転される(図11参照)。
支持体31には保持体29が支持されている。保持体29は弾性体である被支持突部29b、29b、・・・の各先端部が支持体31に外側から取り付けられることにより該支持体31に支持されている。保持体29は被支持突部29b、29b、・・・が弾性体として設けられているため、撮影カメラ11が保持体20及び支持体31と一体となって回転されたときに、その回転動作に応じて被支持突部29b、29b、・・・が弾性変形される。
尚、撮影カメラ11の回転による変位量は微少とされており、この変位量は被支持突部29b、29b、・・・の弾性変形可能な範囲とされている。
撮影部10にはマグネット33と複数の電磁コイル34、34、・・・とが設けられ(図8、図9及び図12参照)、これらのマグネット33と電磁コイル34、34、・・・によって撮影カメラ11を動作させる上記した駆動機構18が構成される。
マグネット33は円環状に形成され、例えば、保持体29の保持部29aにおける後端部に取り付けられている。
電磁コイル34、34、・・・は、例えば、四つ設けられ、支持体31の外面に沿う位置に、マグネット33の中心を基準として周方向に等間隔に離隔した状態で配置されている。
電磁コイル34、34、・・・に駆動電流が供給されると、電磁コイル34、34、・・・のマグネット33側の端部に形成される極とこの端部に対応するマグネット33の部分の極との関係により、マグネット33が電磁コイル34、34、・・・に対して吸引又は反発されマグネット33が取り付けられた保持体29が摺動体30及び撮影カメラ11と一体となって回転される(図11参照)。このとき電磁コイル34、34、・・・に対する駆動電流の値の大きさに応じて保持体29、摺動体30及び撮影カメラ11の回転角度が変化される。
支持体31の、例えば、下端部には、位置検出ユニット35が取り付けられている(図7参照)。位置検出ユニット35はケース36と該ケース36の内部に配置された検出部37とによって構成されている。
位置検出ユニット35は、撮影カメラ11の撮影対象となる被写体1000の位置を検出する位置検出手段19として機能する。
検出部37は、図13に示すように、基板38と該基板38上に搭載された光源39と基板38上に搭載された位置検出センサー40と光源39から出射された光を一定の範囲内で拡散する拡散レンズ41と光源39から出射された光を集光して位置検出センサー40に導く集光レンズ42とを有している。
光源39としては、例えば、赤外光を出射する発光ダイオード( LED:Light Emitting Diode)が用いられている。光源39の光軸は撮影カメラ11の向きと同じ向きになるようにされ、内側に、例えば、輻輳角2θの2分の1であるθ=6°傾けられている。
位置検出センサー40としては、例えば、半導体位置検出素子(PSD:Position Sensitive Detector)が用いられ、半導体位置検出素子によってスポット状の光の位置を検出することができる。
半導体位置検出素子においては、光を受光したときに発生した電荷が両端に形成された電極に到達したときに、到達した電荷の量が受光位置から電極までの距離に反比例することに基づいて受光位置が検出される。
立体画像撮影装置1においては、撮影部10、10の駆動時に、撮影カメラ11、11によって被写体1000が撮影される(図4参照)。撮影カメラ11、11は、上記したように、初期状態において輻輳角2θが約12°とされており、初期状態においては輻輳角2θが約12°の位置に存在する被写体1000が撮影される。
撮影部10、10の駆動時には、光源39、39から拡散レンズ41、41を介して被写体1000に向けて検出光(赤外光)が出射され、検出光が被写体1000で反射されて戻り光としてそれぞれ集光レンズ42、42によって集光されて位置検出センサー40、40にスポット状の光が入射されて受光される。
このとき左側の位置検出ユニット35に設けられた光源39から出射された検出光は被写体1000で反射されて右側の位置検出ユニット35に設けられた位置検出センサー40で受光され、右側の位置検出ユニット35に設けられた光源39から出射された検出光は被写体1000で反射されて左側の位置検出ユニット35に設けられた位置検出センサー40で受光される。
左側の光源39から出射された検出光と右側の光源39から出射された検出光とは異なる波長を有しており、右側の位置検出センサー40で受光される検出光の波長領域が左側の光源39から出射される検出光の波長に対応した領域とされており、左側の位置検出センサー40で受光される検出光の波長領域が右側の光源39から出射される検出光の波長に対応した領域とされている。従って、左側の光源39から出射された検出光は右側の位置検出センサー40でのみ受光され、右側の光源39から出射された検出光は左側の位置検出センサー40でのみ受光される。
位置検出センサー40で検出光が受光されると、上記したように、検出光の位置検出センサー40に対する受光位置が検出される。初期状態においては、受光角度が約6°(図13に示すθ′)とされ検出光の位置検出センサー40に対する受光位置が該位置検出センサー40の中央Mとなるように設定されている。位置検出センサー40と集光レンズ42の中心との距離をLとし、位置検出センサー40の内側の一端から受光位置までの距離をXとすると、Tanθ=X/Lが成立する。
位置検出センサー40によって検出された受光位置に関する検出信号は、メイン制御部21に送出され、マイクロコンピューター21aによって演算処理されて受光角度θの値が算出される。
受光角度θの値が算出されると、算出された受光角度θの値と初期状態におけるθの値との差に基づいて撮影カメラ11の移動すべき角度ψがマイクロコンピューター21aによって算出され、この算出された移動角度ψに応じて撮影カメラ11が保持体29及び摺動体30とともに支持体31に対して回転される。撮影カメラ11の回転は、上記したように、電磁コイル34、34、・・・に駆動電流が供給されることにより行われる。
立体画像撮影装置1にあっては、撮影部10、10の駆動時に受光角度θの検出及び受光角度θの検出結果に基づく撮影カメラ11、11の移動角度ψの算出が常時繰り返し行われており、繰り返し算出される移動角度ψに応じて撮影カメラ11、11が被写体1000の動きに追従して回転され、撮影カメラ11、11によって、移動される被写体1000が捕捉されて撮影される。
このように、立体画像撮影装置1にあっては、一対の撮影カメラ11、11を被写体1000の動きに追従するように動作させることができるため、動画撮影を高い精度で行うことができ、撮影性能の向上を図ることができる。
また、立体画像撮影装置1にあっては、位置検出センサー40、40で受光される検出光の位置検出センサー40、40に対する受光角度θに基づいて被写体1000の位置を検出し、検出した被写体1000の位置に基づいて一対の撮影カメラ11、11を動作させるようにしているため、位置検出の精度が高く、被写体1000に対する撮影カメラ11、11による追従の精度の向上を図ることができる。
撮影カメラ11、11の被写体1000に対する追従は、例えば、予め設定されている撮影カメラ11、11の最大移動角度を超える移動角度ψがマイクロコンピューター21aによって算出されたときに終了する。
撮影カメラ11が保持体29及び摺動体30とともに回転されるときには、フォトインタラプタ32、32から光が出射され、出射された光が支持体31の内面に形成された検出パターン31a、31aで反射されてフォトインタラプタ32、32で受光される。フォトインタラプタ32、32で光が受光されると、受光された光の量に関する信号がメイン制御部21に送出され、マイクロコンピューター21aによって入力された光の量に関する信号に基づいて撮影カメラ11、11の初期状態に対して回転すべき回転角度φが算出される。撮影カメラ11、11の回転角度φが算出されることにより、上記のように算出された移動角度ψに基づいて回転された撮影カメラ11、11の現在位置に対する回転すべき角度が決定され、決定された角度に応じて撮影カメラ11、11が回転される。
従って、フォトインタラプタ32、32と支持体31の内面に形成された検出パターン31a、31aは、位置検出ユニット35、35による検出結果に基づいて動作された撮影カメラ11、11の移動角度を検出する上記した移動角度検出手段20、20として機能する。
以上に記載した通り、立体画像撮影装置1にあっては、人体の頭部100に装着される頭部装着部5と人体の耳介101、101に装着される耳介装着部6、6とを有する装着体4と、少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた一対の撮影カメラ11、11と、該一対の撮影カメラ11、11を少なくとも水平方向へ動作させる一対の駆動機構18、18とを備えている。
従って、一対の撮影カメラ11、11が一対の駆動機構18、18によって動作可能であるため、撮影時において、使用者と被写体1000の距離が変化したり被写体の使用者1000に対する位置が変化したりする場合においても、撮影カメラ11、11を動作させることにより被写体1000を撮影カメラ11、11によって捕捉し易くなり、立体画像に関する撮影性能の向上を図ることができる。
また、一対の撮影カメラ11、11によって撮影した立体画像に関するデーターを記録するデーター記録部28と該データー記録部28によって記録した立体画像を再生する画像再生ユニット3とを設け、装着体4の頭部装着部5に対して画像再生ユニット3を着脱可能としているため、撮影カメラ11、11による撮影を画像再生ユニット3を装着体4から取り外した状態で行うことができ、頭部100に付与される重量による負荷が小さくて済み、使用者において撮影時の良好な装着感を確保することができる。
さらに、被写体1000の位置を検出するための検出光を出射する光源39、39と、該光源39、39から出射された検出光を戻り光として受光して被写体1000の位置を検出する位置検出センサー40、40とを設けているため、被写体1000の位置を正確に検出して動きのある被写体1000に撮影カメラ11、11を高い精度で追従させることができる。
加えて、立体画像撮影装置1にあっては、左側の光源39から出射された検出光と右側の光源39から出射された検出光とを異なる波長とし、右側の位置検出センサー40で受光される検出光の波長領域を左側の光源39から出射される検出光の波長に対応した領域とし、左側の位置検出センサー40で受光される検出光の波長領域を右側の光源39から出射される検出光の波長に対応した領域としているため、左側の光源39から出射された検出光が右側の位置検出センサー40でのみ受光され、右側の光源39から出射された検出光が左側の位置検出センサー40でのみ受光される。
従って、被写体1000の位置検出に必要とされる検出光のみがそれぞれ位置検出センサー40、40で受光され、被写体1000の位置検出精度の向上を図ることができる。
尚、上記には、初期状態において、輻輳角2θが約6°に設定された例を示したが、例えば、図14に示すように、輻輳角2θを手動で変更することが可能なマニュアル操作部43を設けて、立体画像の撮影が可能な範囲で輻輳角2θを変更するようにしてもよい。
マニュアル操作部43は、例えば、ケーブル14によって装置本体2に接続され、マニュアル操作部43によって操作された信号がメイン制御部21に送出され、輻輳角2θを変更することができる。マニュアル操作部43による輻輳角2θの可変範囲は立体画像の撮影が可能な範囲で任意に設定することが可能であり、例えば、0°、3°、6°の3段階で変更可能としてもよく、また、例えば、立体画像の撮影が可能な範囲で1°刻みに設定してもよい。マニュアル操作部43に対する操作においては、使用者が遠距離に存在する被写体1000を撮影したいときには輻輳角2θを小さくするように操作し、近距離に存在する被写体1000を撮影したいときには輻輳角2θを大きくするように操作すればよい。
マニュアル操作部43を設けることにより、使用者が撮影カメラ11、11によって撮影したい被写体1000を自由に選択することができ、立体画像の撮影に関する撮影範囲が広がり、立体画像撮影装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
尚、上記には、撮影カメラ11、11を少なくとも水平方向へ動作させる例を示したが、撮影カメラ11、11の動作方向は水平方向に限定されることはなく、撮影カメラ11、11を水平方向のみならず垂直方向を含む任意の方向へ動作させるようにすることも可能である。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図14と共に本発明立体画像撮影装置の最良の形態を示すものであり、本図は、立体画像撮影装置の斜視図である。 立体画像撮影装置を装置本体と画像再生ユニットを分離した状態で示す斜視図である。 撮影時における使用状態を示す斜視図である。 撮影時における使用状態を示す平面図である。 画像の再生時における使用状態を示す斜視図である。 立体画像撮影装置の制御に関する全体構成を示すブロック図である。 撮影部の拡大正面図である。 撮影部の拡大平面図である。 撮影部を一部を断面にして示す拡大平面図である。 撮影部の支持体を示す拡大正面図である。 撮影カメラが回転した状態を一部を断面にして示す拡大平面図である。 撮影部の拡大背面図である。 位置検出センサーで受光される光の受光角度を説明するための概念図である。 マニュアル操作部が設けられた立体画像撮影装置の使用状態を示す側面図である。
符号の説明
1…立体画像撮影装置、3…画像再生ユニット、4…装着体、5…頭部装着部、6…耳介装着部、7a…カメラ装着部、10…撮影部、11…撮影カメラ、12…マイクロフォン、13…スピーカー、18…駆動機構、28…データー記録部、39…光源、40…位置検出センサー、43…マニュアル操作部、100…頭部、101…耳介、1000…被写体

Claims (14)

  1. 人体の頭部に装着される頭部装着部と上記人体の耳介に装着される耳介装着部とを有し上記頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部が設けられた装着体と、
    上記耳介装着部に取り付けられたマイクロフォンと、
    上記耳介装着部に取り付けられたスピーカーと、
    上記一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラを有する一対の撮影部と、
    上記一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも上記水平方向へ動作させる一対の駆動機構とを備えた
    ことを特徴とする立体画像撮影装置。
  2. 上記一対の撮影カメラによって撮影した立体画像を画像データーとして記録するデーター記録部と、
    該データー記録部によって記録した立体画像を再生する画像再生ユニットとを設け、
    上記頭部装着部に対して上記画像再生ユニットを着脱可能とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体画像撮影装置。
  3. 上記一対の撮影カメラを被写体の動きに追従するように動作させるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体画像撮影装置。
  4. 上記一対の撮影カメラの撮影向きの変更を手動で行うためのマニュアル操作部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の立体画像撮影装置。
  5. 上記被写体の位置を検出するための検出光を出射する光源と、
    該光源から出射され上記被写体で反射された上記検出光を戻り光として受光して上記被写体の位置を検出する位置検出センサーとを設けた
    ことを特徴とする請求項3に記載の立体画像撮影装置。
  6. 上記位置検出センサーで受光される上記検出光の上記位置検出センサーに対する受光角度に基づいて上記被写体の位置を検出し、
    検出した上記被写体の位置に基づいて上記一対の撮影カメラを動作させるようにした
    ことを特徴とする請求項5に記載の立体画像撮影装置。
  7. 上記一対の撮影部にそれぞれ上記光源と上記位置検出センサーを設け、
    左側に位置する上記光源から出射される上記検出光の波長と右側に位置する上記光源から出射された上記検出光の波長とを異なる波長とし、
    左側に位置する上記光源から出射された上記検出光を右側に位置する上記位置検出センサーによって受光し、
    右側に位置する上記光源から出射された上記検出光を左側に位置する上記位置検出センサーによって受光するようにした
    ことを特徴とする請求項5に記載の立体画像撮影装置。
  8. 人体の頭部に装着される頭部装着部を有し該頭部装着部の前端部に左右に離隔して一対のカメラ装着部が設けられた装着体と、
    上記一対のカメラ装着部にそれぞれ取り付けられると共に少なくとも水平方向へ動作され撮影向きの変更が可能とされた立体画像を撮影する一対の撮影カメラを有する一対の撮影部と、
    上記一対の撮影カメラをそれぞれ少なくとも上記水平方向へ動作させる一対の駆動機構とを備えた
    ことを特徴とする立体画像撮影装置。
  9. 上記一対の撮影カメラによって撮影した立体画像を画像データーとして記録するデーター記録部と、
    該データー記録部によって記録した立体画像を再生する画像再生ユニットとを設け、
    上記頭部装着部に対して上記画像再生ユニットを着脱可能とした
    ことを特徴とする請求項8に記載の立体画像撮影装置。
  10. 上記一対の撮影カメラを被写体の動きに追従するように動作させるようにした
    ことを特徴とする請求項8に記載の立体画像撮影装置。
  11. 上記一対の撮影カメラの撮影向きの変更を手動で行うためのマニュアル操作部を設けた
    ことを特徴とする請求項8に記載の立体画像撮影装置。
  12. 上記被写体の位置を検出するための検出光を出射する光源と、
    該光源から出射され上記被写体で反射された上記検出光を戻り光として受光して上記被写体の位置を検出する位置検出センサーとを設けた
    ことを特徴とする請求項10に記載の立体画像撮影装置。
  13. 上記位置検出センサーで受光される上記検出光の上記位置検出センサーに対する受光角度に基づいて上記被写体の位置を検出し、
    検出した上記被写体の位置に基づいて上記一対の撮影カメラを動作させるようにした
    ことを特徴とする請求項12に記載の立体画像撮影装置。
  14. 上記一対の撮影部にそれぞれ上記光源と上記位置検出センサーを設け、
    左側に位置する上記光源から出射される上記検出光の波長と右側に位置する上記光源から出射された上記検出光の波長とを異なる波長とし、
    左側に位置する上記光源から出射された上記検出光を右側に位置する上記位置検出センサーによって受光し、
    右側に位置する上記光源から出射された上記検出光を左側に位置する上記位置検出センサーによって受光するようにした
    ことを特徴とする請求項12に記載の立体画像撮影装置。
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