JP2018537875A - 携帯型オーディオ−ビデオ記録機器 - Google Patents
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Abstract
ユーザの頭部に装着するように設計された構造物を有するオーディオ−ビデオ記録機器。この構造物が、2つのビデオカメラから構成されるビデオレコーダ、および2つのマイクロホンから構成されるバイノーラル・オーディオ・レコーダを含む。ユーザが自分の頭部に構造物を装着するとき、マイクロホンが、それぞれユーザの右耳の開口部および左耳の開口部に位置決めされる。好ましくは、この機器はまた、少なくとも1つのオーディオイヤホン、および前記オーディオイヤホンを通して記録機器に関する情報を伝達するように構成されたコントローラを含む。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
第1の様態によれば、本発明は、バイノーラルオーディオを有する携帯型オーディオ−ビデオ記録機器に関する。第2の様態によれば、本発明は、携帯型オーディオ−ビデオ記録機器を使用する方法に関する。
マネキンの頭部の両耳に立体モードで位置決めされた2つのカメラと、このマネキンの頭部の両耳に位置決めされたマイクロホンから構成されるバイノーラルオーディオ記録システムから構成される、類似の記録機器が存在する。したがって、このカメラは、「古典的」カメラのように使用され、手で運ばれる。このシステムの例が、特開平07−264632号公報および米国特許第1944182号明細書という特許に示されている。これらのシステムに伴う問題が、一方では、これらのシステムが、人の視点に類似する視点を提供しないことであり、他方では、マネキンの頭部が、人間の頭部の真の複製ではなく、このことが、バイノーラルオーディオ記録の質に影響を及ぼすことである。さらに、これらのシステムは、扱いにくく、ユーザにより行われる行動またはスポーツのシーケンスを記録するような、ある種の状況で使用するのにあまり適さない。
この問題に対する部分的解決策が、特許出願である国際公開第2014/162228号で提案され、この特許出願は、ユーザの頭部に位置決めされた支持物(ヘッドギア)から構成される没入型記録システムを含む。この支持物が、(1つが垂直の、1つが水平の)レール上に搭載された、2つの可動式カメラを有する。この支持物はまた、バイノーラル記録のための、(2つが右に、2つが左にある)4つのマイクロホンを含む。これらのマイクロホンが、ユーザの両耳の上方にあるヘッドギア上に位置する。
このシステムは、特開平07−264632号公報および米国特許第1944182号明細書という特許に記載された状況に改良を加えるが、問題が実際にいくつかある。まず第一に、マイクロホンが、ユーザの両方の耳道間に位置決めされないので、オーディオ記録が、厳密に言えばバイノーラル記録ではない。次に、ユーザが、自分の頭部に機器が位置決めされたとき、機器を動作させる効果的方法がない。実際には、ユーザは、機器が記録しているかどうか、または電池が十分に充電されているかどうか、または何か他に問題があるかどうかを調べることができない。
本発明の目的の1つが、高品質なバイノーラルオーディオ記録を達成することであり、記録がまず行われ、さらに、ユーザの体験が現在の機器よりも高い忠実度で置き換えられるように、オーディオ記録をビデオ記録と同期させるべきである。本発明の別の目的が、機器とユーザの間で通信する方法を提供することである。
本発明は、独立クレームによって規定される。従属クレームが、本発明の好ましい動作方法を規定する。
本発明の目的の1つが、ビデオ記録システムおよびバイノーラルオーディオ記録システムから構成される、ユーザの頭部に位置決めすることができる携帯型オーディオ−ビジュアル記録機器の問題を、少なくとも部分的に解決することである。詳細には、本発明の1つの目的が、立体的ビデオ記録と結合した高品質なバイノーラル録音を達成することができる機器を提供することである。
第1の様態によれば、本発明は、ユーザの頭部に装着されるように設計された構造物を有するオーディオ−ビデオ記録機器に関する。この構造物が、ビデオレコーダおよびバイノーラル・オーディオ・レコーダを含む。ビデオレコーダが、それぞれがビデオ信号を生成することができる2つのビデオカメラ、およびビデオ信号を記録するための機器から構成される。バイノーラル・オーディオ・レコーダが、それぞれオーディオ信号を生成することができる2つのマイクロホン、およびオーディオ信号を記録するための機器から構成される。この機器は、ユーザ(120)が自分の頭部に機器を装着したとき、2つのマイクロホンの各々が、一方を前記ユーザの右耳(120)の開口部に位置決めすることができ、かつ他方を前記ユーザの左耳(120)の開口部に位置決めすることができるように、前記構造物に接続されるという点で特徴づけられる。機器のビデオレコーダが、立体的ビデオレコーダであり、2つのビデオカメラを含み、2つのビデオカメラが、それぞれビデオ信号を生成することができ、2つのビデオカメラそれぞれの視野が少なくとも部分的に互いに重なるように構造物に取り付けられる。好ましくは、機器内のカメラの光軸が、互いに平行であり、両方のカメラの視野が、少なくとも部分的に重なり、その結果、ビデオストリームの立体的録画が可能になる。ユーザが頭部に機器を装着しているとき、本発明の機器の構造物により、ユーザの右耳および左耳の開口部にそれぞれマイクロホンを配置することができるようになり、その一方で、2つのビデオカメラが存在することにより、ユーザの立体視を再現することができるようになるので。本発明の目的が達成される。
本発明による機器の、別の好ましいバージョンでは、前記機器はまた、少なくとも1つのオーディオイヤホン、および(少なくとも1つの)前記オーディオイヤホンを通して記録機器に関する情報をユーザに伝達するように構成されたコントローラを含む。好ましくは、このイヤホンが、バイノーラル・オーディオ・レコーダとの干渉を低減することができ、かつユーザの耳道を開いたままにすることができるようにする骨伝導イヤホンである。好ましくは、機器が、2つの骨伝導オーディオイヤホンを含む。
これにより、イヤホンを通して機器に関する情報を伝送することによって、機器とユーザの間で通信するための手段を提供し、その結果、ユーザが、機器が依然として作動しているかどうかを調べるために、ユーザの頭部から機器を取り除く必要がないようにすることができるという、本発明の目的のうち、別の目的を達成することができるようになる。
好ましくは、機器が、2つのマイクロホンの各々から発生するオーディオ信号の周波数帯域をフィルタ処理する帯域消去フィルタを含む。
本発明の理想的バージョンでは、両方のカメラが、構造物上に、移動できるように搭載され、機器が、前記カメラの光軸を互いに向かって、または互いに離して動かすように構成された動力設備を有する。
別の理想的バージョンでは、前記機器が、2つのカメラの共有視野内にある要素と機器上の基準点との間の距離を計測するための機構を含む。さらに、コントローラが、前記距離に応じて、カメラの光軸を互いに向かって、または互いに離して動かすために、動力設備を制御するように構成される。好ましくは、この偏りは、両方のカメラの共有視野内にある要素と機器上の基準とする点との間の距離が増大するとき、増大し、前記距離が低減するとき、低減する。
好ましくは、両方のカメラの共有視野内にある要素と機器上の基準とする点との間の距離を計測するための機構が、レーザの光線が両方のカメラの共有視野の方向を指すように、構造物上に搭載されたレーザを含む。好ましくは、レーザが、両方のカメラの光軸間で、構造物上に搭載される。さらにより理想的状況では、レーザが、両方のカメラ間の中間で、構造物上に搭載される。
上述の特性により、両方のカメラの光軸間距離を調節することができるようになり、それにより、立体感が改善される。
好ましくは、機器が、少なくとも2つの電池を含み、コントローラが、少なくとも2つの電池を取り扱うように構成される。2つの電池が存在することにより、機器を停止することなく2つの電池の一方を取り替える選択肢を提供することにより、滞りなく記録ができるようになる。
第2の様態によれば、本発明は、上述のようなオーディオ−ビデオ記録機器を使用する方法に関する。この方法は:
a)上述のようなオーディオ−ビデオ記録機器を提供するステップ;
b)構造物をユーザの頭部に配置し、カメラがユーザの頭蓋の前方部上にあることを確実にするステップ;
c)一方のマイクロホンが、ユーザの右耳の耳介の内側に少なくとも部分的に存在し、かつ他方のマイクロホンが、ユーザの左耳の耳介内に少なくとも部分的に位置決めされるように、両方のマイクロホンを位置決めするステップ
を含む。
a)上述のようなオーディオ−ビデオ記録機器を提供するステップ;
b)構造物をユーザの頭部に配置し、カメラがユーザの頭蓋の前方部上にあることを確実にするステップ;
c)一方のマイクロホンが、ユーザの右耳の耳介の内側に少なくとも部分的に存在し、かつ他方のマイクロホンが、ユーザの左耳の耳介内に少なくとも部分的に位置決めされるように、両方のマイクロホンを位置決めするステップ
を含む。
好ましくは、マイクロホンの一方が、ユーザの右耳珠と右対珠の間に位置決めされ、他方が、ユーザの左耳珠と左対珠の間に位置決めされる。
機器が、少なくとも1つの骨伝導イヤホンを含有する場合、方法はまた、骨伝導イヤホンを、ユーザの右こめかみおよび/または左こめかみ上に位置決めするステップを含んでもよい。
第3の様態によれば、本発明は、ユーザの頭部に装着されるように設計された構造物を有するビデオ記録機器に関する。この構造物が:
a)立体的ビデオレコーダであって:
a.共有視野が少なくとも部分的に重なり、かつ両方ともビデオ信号を生成することができる、構造物上に、移動できるように搭載された2つのビデオカメラ;
b.ビデオ信号記録機器;
を含む立体的ビデオレコーダ;
b)前記カメラの光軸を、互いに向かって、および/または互いに離して動かすように構成された動力設備
を含み、
この機器が、2つのカメラの共有視野内にある要素と機器上の基準点との間の距離を計測するための機構を含むという点、およびこの距離を計測するように構成されたコントローラを含むという点で、特徴づけられる。
a)立体的ビデオレコーダであって:
a.共有視野が少なくとも部分的に重なり、かつ両方ともビデオ信号を生成することができる、構造物上に、移動できるように搭載された2つのビデオカメラ;
b.ビデオ信号記録機器;
を含む立体的ビデオレコーダ;
b)前記カメラの光軸を、互いに向かって、および/または互いに離して動かすように構成された動力設備
を含み、
この機器が、2つのカメラの共有視野内にある要素と機器上の基準点との間の距離を計測するための機構を含むという点、およびこの距離を計測するように構成されたコントローラを含むという点で、特徴づけられる。
好ましくは、コントローラが、前記距離に応じて、カメラの光軸を互いに向かって、または互いに離して動かすために、動力設備を制御するように構成される。好ましくは、距離が増大するとき、カメラの光軸が互いにより遠くに動かされ、距離が低減するときに、カメラの光軸が互いにより近くに動く。
好ましくは、両方のカメラの共有視野内にある要素と機器上の基準とする点との間の距離を計測するための機構が、レーザの光線が両方のカメラの共有視野の方向を指すように、構造物上に搭載されたレーザを含む。好ましくは、レーザが、両方のカメラの光軸間で、構造物上に搭載される。さらにより理想的状況では、両方のカメラ間の中間で、構造物上に搭載される。
好ましくは、機器内のカメラの光軸が、互いに平行である。
上述の特性により、両方のカメラの光軸間距離を自動的に調節することができるようになり、それにより、立体感が改善される。
第3の様態によれば、本発明は、上述の機器の1つで、カメラの光軸間距離を調節する方法に関する。この方法が:
a)コントローラが、レーザのスイッチを入れるステップ;
b)レーザが、2つのカメラの共有視野内に位置する要素を照らすステップ;
c)コントローラが、レーザにより照らされた要素と機器上の基準とする点との間の距離を測定し、この測定が:
a.要素上のレーザ点の画像および両方のカメラのそれぞれのセンサについて、それぞれの位置を決定するステップ、または換言すれば、両方のカメラ(131、132)のビデオセンサ(431、432)により、標的とされる要素(420)上で反射するレーザ点(170)の画像のそれぞれの位置を決定するステップ;
b.要素上のレーザ点画像からのビームと、カメラの光軸との間の角度を計算するステップ;
c.右側のカメラセンサ上にある基準とする点と左側のカメラセンサ上にある基準とする点との間の距離に応じて、距離を計算するステップ
として行われるステップ;
d)コントローラが、所定の較正に基づき、カメラ間の距離を計算し:
a.距離が、所定のしきい値を超える場合、光軸を互いに離して動かし;
b.距離が、第2の所定のしきい値以下になる場合、カメラを互いにより近くに動かす
ために動力設備を制御するステップ
を含む。
a)コントローラが、レーザのスイッチを入れるステップ;
b)レーザが、2つのカメラの共有視野内に位置する要素を照らすステップ;
c)コントローラが、レーザにより照らされた要素と機器上の基準とする点との間の距離を測定し、この測定が:
a.要素上のレーザ点の画像および両方のカメラのそれぞれのセンサについて、それぞれの位置を決定するステップ、または換言すれば、両方のカメラ(131、132)のビデオセンサ(431、432)により、標的とされる要素(420)上で反射するレーザ点(170)の画像のそれぞれの位置を決定するステップ;
b.要素上のレーザ点画像からのビームと、カメラの光軸との間の角度を計算するステップ;
c.右側のカメラセンサ上にある基準とする点と左側のカメラセンサ上にある基準とする点との間の距離に応じて、距離を計算するステップ
として行われるステップ;
d)コントローラが、所定の較正に基づき、カメラ間の距離を計算し:
a.距離が、所定のしきい値を超える場合、光軸を互いに離して動かし;
b.距離が、第2の所定のしきい値以下になる場合、カメラを互いにより近くに動かす
ために動力設備を制御するステップ
を含む。
これらの様態について、本発明の他の様態と共に、図面を参照して、本発明の特別な動作方法についての詳細な説明で明らかになるであろう。
図面は、縮尺どおりではない。一般に、図では、類似の要素が、類似の参照記号を使用して示される。特許請求の範囲に数字が含まれるときを含み、図面に参照番号が存在するにより限定的であると考えることができない。
図1は、本発明による機器100の正面図の一例を示す。機器100が、ユーザの頭部120に装着されるように設計された構造物110を含む。この構造物は、たとえば、調節できる、および/もしくは弾性のあるバンド、または任意の他のタイプのヘッドギア、すなわち、ヘッドセット、キャップ、帽子、または任意の均等の、もしくは類似の製品である。
構造物110が、機器100の他の構成要素を支えて、ビデオレコーダ130、バイノーラル・オーディオ・レコーダ140、およびコントローラ150を含む。好ましくは、構造物110はまた、以下の要素、すなわち、イヤホン161、電池210(図2)、記録媒体220(図2)、レンズ間距離調節システム、レーザ170、および機器100内の電子回路のうち少なくともいくつかを含む。たとえば、これらの要素が、締結器具、たとえば、バンドを収容する切り欠き、自己把持ストリップ、クリップ、ストラップ、ゴムひも、接着剤付ストリップ、ボタン、押しボタン、リベット、ネジ、ボルト、ナット、縫い目、溶接、接着剤、ピボット、フック、面ファスナ(ベルクロ(Velcro)(登録商標))、スライディングシステム、磁石、または任意の均等の機構などを使用して、構造物110に取り付けられる。
理想的には、記録媒体220が、ハードディスク、RAMメモリ、または「フラッシュ」メモリである。好ましくは、この媒体220が、「フラッシュ」メモリ媒体である。
ビデオレコーダ130が、2つのカメラ、すなわち、右側のカメラ131および左側のカメラ132を含む立体的ビデオレコーダである。好ましくは、ユーザ120が自分の頭部に機器100を装着するとき、ビデオレコーダ130が、構造物110の前部上に、すなわち、ユーザの顔120に近い部分に搭載される。好ましくは、カメラ131、132が、当業者に公知の「魚眼」レンズを有する。これらの魚眼レンズは、それらの画角が170°にまで、または180°にさえ及ぶ超広画角であるという特殊な特徴を有する。好ましくは、カメラ131、132の焦点距離が、無限遠である。この焦点距離はまた、画像内のぼやけたゾーンを削除するという利点を提供することが、一般に公知である。好ましくは、カメラ131、132が、CMOSセンサを装備する。あるいは、CCDまたはFoveonのような、任意の他のタイプのビデオレコーダを使用してもよい。好ましくは、カメラ131、132の解像度が、30フレーム/秒(30FPS)のフレームレートで720pである。さらにより理想的状況では、解像度が、60フレーム/秒(60FPS)のフレームレートで1080pである。あるいは、24、60、100フレーム/秒(24、60、100FPS)のフレームレートで、任意の他の標準(240p、360p、480p、2160p、4320p)を使用することができる。たとえば、カメラ131、132が、アンバレラ(Ambarella)社製A7LS−高性能1080p60スポーツカメラSoCのタイプであってもよい。
バイノーラル・オーディオ・レコーダ140が、右マイクロホン141および左マイクロホン142を含む。好ましくは、マイクロホン141、142が、当業者に公知の小型マイクロホンである。これらのマイクロホンは、高い音圧レベルに対する応答が良好であり、低い音圧で良好な感度レベルを保持することが公知である。たとえば、マイクロホン141、142は、電圧が1V〜60Vの間であってもよいファントム給電無指向性小型コンデンサマイクロホンである。ファントム電源が、当業者に公知であり、電流を必要とするマイクロホンに通常のケーブルを接続することができるようにする。好ましくは、電圧が、5V〜48Vの間である。マイクロホン141、142が、耐汗性および耐湿性であってもよい。好ましくは、マイクロホン141,142のサイズが、2mm〜20mmの間である。さらにより理想的状況では、マイクロホン141、142のサイズが、4mm〜10mmの間である。マイクロホン141、142が、たとえば、DPA 4061、DPA 4060、カントリーマン(Countryman)B3、またはゼンハイザー(Sennheiser)Mke1マイクロホンであってもよい。好ましくは、マイクロホン141、142が、DPA 4061マイクロホンである。
最後に、構造物110が、好ましくは機器100の構造物110の前部上に位置決めされたコントローラ150を含む。コントローラ150が、ビデオレコーダ130を管理し、かつオーディオレコーダ140を管理するように構成される。
コントローラはまた、好ましくは、マイクロホン141、142のファントム電源、およびカメラ131、132用電源を制御および管理するように構成される。好ましくは、コントローラが、電池210の充電レベルを管理するように構成されてもよい。
コントローラが、画像およびカメラオプションを処理するためのアンバレラ社製A7LSチップを含んでもよい、または当業者に公知の、任意の他の均等のチップが、使用されてもよい。コントローラはまた、ARMプロセッサ、または当業者に公知の均等のプロセッサを含んでもよい。また、ビデオ符号化チップ(たとえば、h264、h265、vp8、またはvp9のフォーマット)を追加してもよい。
本発明による機器の好ましいバージョンでは、構造物110はまた、少なくとも1つのイヤホン161を含む。好ましくは、構造物110が、本発明のさらにより好ましいバージョンでは骨伝導イヤホンである、2つのイヤホン161、162を含む。このタイプのイヤホンが、従来のオーディオイヤホンと同様に機能する。そうは言っても、従来のオーディオイヤホンでは、可動コイルが、薄い膜に接続され、薄い膜が、機械的動きを音響信号に変換する。骨伝導イヤホンの場合、この膜が剛性のある材料に、たとえば、鋼鉄の部材に置換される。したがって、この剛性のある部分が、空中で知覚できる音場を作り出すのに十分な強度で振動を伝播させるのではなく、好ましくは、ユーザのこめかみに対して一度所定の位置に配置されると、ユーザの頭蓋内の骨に機械的振動を伝播させる。内耳が、これらの振動を知覚し、これらの振動を蝸牛に伝達する。このタイプのイヤホンが、当業者に公知である。
これらの骨伝導イヤホンの利点が、イヤホンが密閉ケースの中に封入されてもよいので、骨伝導イヤホンに耐水性があること、およびこれらの骨伝導イヤホンが耳道をふさがないので、ユーザの正常な聴力を妨害しないという事実である。
さらに、マイクロホン141、142の近くで従来のイヤホンを使用すると、骨伝導イヤホンを使用する場合に発生しない、ラーセン(Larsen)効果を引き起こす危険がある。さらに、従来のイヤホンを使用すると、オーディオ損失を補うために、記録したオーディオ信号を聞き手にリアルタイムで送り返す必要がある。信号を変換する間の遅延が、ユーザにとって問題の原因となる可能性がある。
あるいは、イヤホン161、162が、ユーザ120により取り込まれたデジタル・オーディオ・トラックを再生することができる。
構造物が、同じく少なくとも1つのイヤホン161を含む、本発明による機器の好ましいバージョンでは、コントローラが、同じく好ましくは、イヤホンの電源を制御および管理するように構成される。コントローラはまた、少なくとも1つのイヤホン161を介して記録機器に関する情報を生成し、その情報をユーザ120に伝達するように構成される。好ましくは、コントローラが、イヤホン161、162を介して情報を伝達する。この情報は、たとえば、カメラ131、132が記録しているかどうか、少なくとも1つの電池210の電池レベルなどの、機器100の状態に関係する、または機器100のための動作方法を提供しさえする。
この情報はまた、記録媒体220の状態、残りの記録時間、カメラ131、132間の距離の調節、または機器100を使用するために有用な、任意の他の情報に関係してもよい。
好ましくは、コントローラが、オーディオ信号および/またはデジタル音声を生成してもよい。好ましくは、これらのオーディオ信号および/または音声が、500Hzよりも狭い帯域幅の、狭い周波数帯域で伝送される。好ましくは、帯域幅が、100Hzよりも狭い。理想的には、帯域幅が、20Hzよりも狭い。理想的な場合では、たとえ人間に聞こえる、任意の他の中心周波数を使用する場合があっても、オーディオ信号および音声が、モノラル周波数であり、1000Hzで伝送される。オーディオ信号という用語は、「ビープ音」のような、非常に短い、人工的に生成された音を意味する。
これらのオーディオ信号および/またはデジタル音声が、マイクロホン141、142により取り込まれる場合があり、その結果、問題を引き起こす場合がある。したがって、これらのオーディオ信号および/またはデジタル音声をフィルタ処理することが有用な場合がある。好ましくは、コントローラが、伝送される音の帯域幅に対応する帯域幅の帯域消去フィルタを使用して、記録中にオーディオ信号および/またはデジタル音声をフィルタ処理するように構成される。好ましくは、このフィルタ処理を、イヤホン161、162を通してオーディオ情報が伝送されるときに、リアルタイムで行う。
図2は、本発明の動作方法による、機器100の左側面図を示す。構造物110が、マイクロホン141、142を位置決めするための手段230を含み、ユーザ120が、自分の頭部に機器を装着するとき、一方の手段230が前記ユーザ120の右耳の開口部に位置決めされ、他方の手段230が、前記ユーザ120の左耳の開口部に位置決めされる。好ましくは、ユーザ120が自分の頭部に機器を装着するとき、マイクロホン141、142は、一方が、ユーザ120の右の耳珠と対珠の間にあり、他方が、ユーザ120の左の耳珠と対珠の間にあるように位置決めされる。
マイクロホン141、142が、そのように位置決めされたとき、ユーザの耳道120を遮断せず、その結果、聴力を妨害しない。さらにその結果、マイクロホン141、142が、記録を再生するときに使用するイヤホンまたはヘッドセットと同じ場所に位置決めされ、その結果、記録が、品質に関しては、バイノーラル記録になる。
図3は、ビデオレコーダ130の詳細図を示す。一般的動作方法によれば、ビデオレコーダが、2つのカメラ131、132を含む。好ましくは、カメラ131、132の光軸が、互いに平行である。
好ましくは、カメラ131、132が、構造物上に、両矢印310で示す方向に移動できるように搭載される。好ましくは、カメラ131、132が、レール320上に搭載される。機器100はまた、カメラ131、132の光軸が、互いに離れる、または互いに向かうことができることを確実にするための、電動機構を有する。これらの機構が、たとえば、サーボモータ341、および二条逆ピッチネジ(double threaded reverse pitch screw)またはロッド342を含む動力設備340である。あるいは、動力設備340が、2つのネジおよび2つのサーボモータを含んでもよい。あるいは、モータが、リニア電気モータ、同期電気モータ、または非同期電気モータであってもよい。動力設備340が、プーリおよびケーブルからなるシステム、バネ、または直線変位を可能にする任意の手段を含んでもよい。
好ましくは、カメラ131、132が、カメラ131、132の光軸により形成される平面上にある軸を中心に、この軸が前記光軸に垂直であるので、一緒に旋回する。好ましくは、この軸が、カメラ131、132のセンサの中心点を通過する。カメラ131、132の角度が、たとえば、レール320の右端または左端に位置するローラにより調節される。この調節により、ユーザ120が頭部に機器100を装着しているとき、頭部を傾ける必要なしに、ハイ・アングル・ショットまたはロー・アングル・ショットで撮影することができるようになる。
好ましくは、機器100はまた、2つのカメラ131、132の共有視野内にある要素と機器100上の基準点との間の距離を計測するための機構を含む。好ましくは、基準点330が、カメラ131、132間の中間に位置する。
本発明の好ましいバージョンでは、両方のカメラ131、132の共有視野内にある要素と機器100上にある基準とする点330との間の距離を計測するための機構が、レーザ170の光線が両方のカメラ131、132の共有視野の方向を指すように、構造物110上に搭載されたレーザ170を含む。好ましくは、レーザ170が、両方のカメラ131、132の光軸間の中間で、構造物110上に搭載される。さらにより理想的状況では、レーザ170が、両方のカメラ131、132の光軸間の中間で、構造物110上に搭載される。
図4は、2つのカメラ131、132の共有視野内にある要素と機器100の基準点との間の距離410の計測を例示する。レーザ170のスイッチを入れて、カメラ131、132の共有視野の要素420にレーザ170の焦点を合わせる。要素420上のレーザの反射が、視野内で最も明るい点を構成する。コントローラ150が、カメラ131、132により取り込まれた各画像内で最も明るい画素を決定するように構成される。これらの画素が、カメラ131、132のセンサ431、432上の物理点に対応する。カメラ131、132の焦点距離(f)が分かっているので、カメラ131、132のそれぞれの光軸441、442と最も明るい画素(Px1およびPx2)に対応する物理点との間の距離(dc1およびdc2)、角度α、および角度βを、次式で計算する。
次いで、カメラ間の距離(B)が分かっており、さまざまな角度の関係を考慮すると、距離410(D)を次式で計算することができる。
距離410が計測されると、コントローラ150が、カメラ131、132をレール320に沿って方向310に、長さ方向に動かすことにより、カメラ131、132間の距離を調節するコマンドを動力設備340に送信するように構成される。好ましくは、カメラ間のこの距離が、距離410に依存する、すなわち、この距離が増大するとき、動力設備340が、カメラ131、132を離して動かし、この距離が低減するとき、動力設備340が、カメラ131、132をより近くに動かす。あるいは、ビデオカメラ131、132のレンズが、たとえば、ビデオカメラ131、132の光軸の動きに類似する手法で動力設備340により動かされる、移動可能なプリズムを使用して、移動可能であってもよい。
カメラ131、132間の距離をこのように調節することにより、撮影されている対象の被写界深度に従って撮影を変更することができるようになる。カメラ131、132間の距離を調節することにより、3Dカメラを使用しているときに頻繁に遭遇する2つの問題を、すなわち:第一に、カメラ131、132間の距離がカメラと物体の距離に対してあまりにも小さい場合、遠く離れた物体が深度レンダリングを失うという問題;第二に、対象物がレンズに近すぎる場合、およびカメラ131、132間の距離がカメラ131、132と対象物の間の距離と同じである場合、2つのレンズのうち、一方の視野角から対象が失われ、その結果、立体視が失われるという問題を解決することができるようになる。
カメラ131、132の光軸間の距離を調節することと、距離410を調節することの間の関連を、以下の方法に従って決定してもよい:
a)最小の快適な距離:
・カメラ131、132の光軸間の距離を、値E0に設定する;
・カメラ131、132の電源を入れて、記録する;
・対象物を、1メートルを超える距離に、好ましくは、4メートルを超える距離に配置する;
・対象物を、両方のカメラ131、132の視野が重なり始める最小距離に到達するまで、より近くに動かす;
・少なくとも1人が、記録した立体的シーケンスを閲覧する;
・少なくとも1人が、眼精疲労を感じ始める最小距離を規定する;
・E0と異なる値E1に設定した、カメラ131、132の光軸間の距離について、手順を繰り返す。
b)最大の快適な距離:
・カメラ131、132の光軸間の距離を、値E0に設定する;
・カメラ131、132の電源を入れて、記録する;
・第1の対象物を、2メートルを超える距離に、好ましくは、4メートル以上の距離に配置する;
・第1の対象物と同一の第2の対象物を、両方のカメラ131、132の視野が重なり始める最小距離から始まり第1の物体まで、より近くに動かす;
・少なくとも1人が、記録した立体的シーケンスを閲覧する;
・少なくとも1人が、2つの対象物のどちらがカメラ131、132に、より近いかをもはや決定することができない最大距離を規定する;
E0と異なる値E1に設定した、カメラ131、132の光軸間の距離について、手順を繰り返す。
a)最小の快適な距離:
・カメラ131、132の光軸間の距離を、値E0に設定する;
・カメラ131、132の電源を入れて、記録する;
・対象物を、1メートルを超える距離に、好ましくは、4メートルを超える距離に配置する;
・対象物を、両方のカメラ131、132の視野が重なり始める最小距離に到達するまで、より近くに動かす;
・少なくとも1人が、記録した立体的シーケンスを閲覧する;
・少なくとも1人が、眼精疲労を感じ始める最小距離を規定する;
・E0と異なる値E1に設定した、カメラ131、132の光軸間の距離について、手順を繰り返す。
b)最大の快適な距離:
・カメラ131、132の光軸間の距離を、値E0に設定する;
・カメラ131、132の電源を入れて、記録する;
・第1の対象物を、2メートルを超える距離に、好ましくは、4メートル以上の距離に配置する;
・第1の対象物と同一の第2の対象物を、両方のカメラ131、132の視野が重なり始める最小距離から始まり第1の物体まで、より近くに動かす;
・少なくとも1人が、記録した立体的シーケンスを閲覧する;
・少なくとも1人が、2つの対象物のどちらがカメラ131、132に、より近いかをもはや決定することができない最大距離を規定する;
E0と異なる値E1に設定した、カメラ131、132の光軸間の距離について、手順を繰り返す。
これらの測定により、カメラ131、132の光軸間の所与の距離に対して、本発明による機器の使用間隔が与えられる。好ましくは、これらの間隔の平均距離に基づき補間した曲線が、較正曲線の役割を果たし、距離410に従ってカメラ131、132の光軸間の距離を調節するために使用される。
たとえば、カメラ131、132間の距離を調節するシーケンスが、以下のステップから構成される:
・コントローラ150が、レーザ170を点灯する;
・コントローラ150が、カメラ131、132の共有視野内の要素420上でレーザが反射した点を、カメラ131、132のそれぞれのセンサ431、432上で検出する;
・コントローラが、カメラ131、132のそれぞれの光軸441、442に対する、カメラ131、132のそれぞれのセンサ上にある点の物理的位置を測定する;
・コントローラが、カメラ131、132の公知の焦点距離fに応じて、かつ式1に従って、角度αおよびβを計算する;
・コントローラが、式2に従って距離410を計算する;
・コントローラが、カメラ131、132間の距離を設定するコマンドを動力設備340に送信する。
・コントローラ150が、レーザ170を点灯する;
・コントローラ150が、カメラ131、132の共有視野内の要素420上でレーザが反射した点を、カメラ131、132のそれぞれのセンサ431、432上で検出する;
・コントローラが、カメラ131、132のそれぞれの光軸441、442に対する、カメラ131、132のそれぞれのセンサ上にある点の物理的位置を測定する;
・コントローラが、カメラ131、132の公知の焦点距離fに応じて、かつ式1に従って、角度αおよびβを計算する;
・コントローラが、式2に従って距離410を計算する;
・コントローラが、カメラ131、132間の距離を設定するコマンドを動力設備340に送信する。
図5は、イヤホン161(または162)およびマイクロホン141(または142)の詳細図を示す。本発明による機器の好ましいバージョンでは、イヤホン161および/または162が、骨伝導イヤホンである。好ましくは、イヤホン161、162が、構造物110上に、移動できるように搭載される。たとえば、イヤホンが、構造物110の両側面上に位置決めされる、すなわち、ユーザ120が頭部(構造物110の背面)に機器100を装着しているとき、構造物110の、上記で規定したような前面と、ユーザの頭部120の背後に位置する構造物110の部分との間にある構造物110の部分に位置決めされる。好ましくは、イヤホン161、162が、構造物110の510内に置かれる。好ましくは、このモジュール510が、構造物110に接続するモジュール510の点を中心にして旋回することができる。好ましくは、モジュール510はまた、ユーザ120が頭部に機器100を装着している間、イヤホン161、162を、それぞれユーザ120の右こめかみおよび左こめかみ上に位置決めすることができるように、方向521、522のいずれにも動くことができる。たとえば、モジュール510が、方向521および522にスライドするように、構造物110の一部分が通過してもよいスロットを有する。
好ましくは、モジュール510が、硬く、剛性のあるプラスチックから作られる。さらに、ユーザ120の皮膚と接触する部分が、ユーザ120にとってより快適であることを確実にするために、柔らかな材料で覆われてもよい。
好ましくは、モジュール510が、ボタン530を含む。これらのボタン530が、たとえば、押しボタンである。ボタン530により、記録を開始する、もしくは停止する命令、機器100の電源を入れる、もしくはスイッチを切る命令、またはさらにはコントローラ150により送信され、かつイヤホン161、162を通して伝送されるオーディオ情報の音量を調節する命令のような命令を、コントローラ150に送信することができるようになる。
図6は、右側のマイクロホン141を示す。好ましくは、マイクロホン141、142の最適な位置決めを容易にして、高品質なバイノーラル記録を確実にするために、マイクロホン141、142を、構造物110に、すなわち、それぞれユーザ120の右耳610および左耳の開口部に、または好ましくは、それぞれユーザ120の右および左の、耳珠と対珠の間に接続する。好ましくは、イヤホンを、モジュール510を通して構造物110に接続して、モジュール510と接続する点を中心に旋回するアーム540の遠位端上に搭載する。好ましくは、このアーム540が、可撓性があり、たとえば、操作により生じる雑音および衝撃を弱めることができる。
好ましくは、本発明による機器100が、無線送信機、または送信機/受信機を含んでもよい。
好ましいバージョンでは、本発明による機器が、たとえばカメラ131、132の背後に位置する、少なくとも1つの電池210を含む。あるいは、電池210を、構造物110の背後に配置してもよい。好ましくは、機器が、2つの電池を含み、そのうち一方が、右側のカメラ131の背後に位置し、他方が、左側のカメラ132の背後に位置する。あるいは、1つまたは複数の電池210が、構造物110の背後に位置してもよい、または構造物110上の任意の位置にあってもよい。
好ましくは、コントローラ150が、1つまたは複数の電池の充電レベルを管理するように構成される。たとえば、コントローラが、2つの電池の一方を使用してもよく、この場合、充電レベルが低いとき、このことについて、イヤホン161、162を介してユーザ120に通知してもよい。次いで、コントローラが、もう一方の電池を使用し始めるコマンドを送信することができる。ユーザ120はまた、第1の放電した電池を取り替えてもよい。その結果、中断することなく記録を続けることができる。
図7は、機器100の背面図を示す。機器100の構造物110を、好ましくは、バンドに取り付ける。
好ましくは、バンドの背面が、2つのストリップ711、712に分割され、ユーザ120の頭部でより良好な把持を確実にする。好ましくは、ストリップ711、712により形成される角度が、10°〜90°の間である。さらにより理想的状況では、角度が、30°〜60°の間である。
好ましくは、バンドが、織物の、理想的には弾性のある材料から作られる。あるいは、バンドが、ユーザ120の頭部に合わせて調節することができるように、長さが調節できる部分720から構成される。好ましくは、この部分720が、ユーザ120の後部に位置し、それにより、調節過程がより容易になる。たとえば、この部分720の長さを、面ファスナ(自己把持ストリップ、ベルクロ(登録商品)としても知られる)、ストラップ、または当業者に公知の任意の他の機構を使用して変更してもよい。好ましくは、この部分は、弾性がある。好ましくは、使用する織物材料が、ネオプレンである。
図8は、本発明による機器800の代替バージョンを示す。この機器800が、ユーザの頭部120に装着されるように設計された構造物110を含む。この構造物は、たとえば、調節できる、および/もしくは弾性のあるバンド、または任意の他のタイプのヘッドギア、すなわち、ヘッドセット、キャップ、帽子、または任意の均等の、もしくは類似の製品である。
構造物110が、機器800のその他の構成要素を支え、立体的ビデオレコーダ130およびコントローラ150を含む。好ましくは、構造物110はまた、以下の要素、すなわち、バイノーラル・オーディオ・レコーダ140(図1)、イヤホン161(図1)、電池210(図2)、記録媒体220(図2)、レンズ間距離調節システム、レーザ170、および機器800内の電子回路のうち少なくともいくつかを含む。
たとえば、これらの要素を、締結器具を使用して、たとえば、ストリップを収容する切り欠き、自己把持ストリップ、クリップ、ストラップ、ゴムひも、接着剤付ストリップ、ボタン、押しボタン、リベット、ネジ、ボルト、ナット、縫い目、溶接、接着剤、ピボット、フック、面ファスナ(ベルクロ(登録商標))、スライディングシステム、磁石、または任意の均等の機構などを使用して、構造物110に取り付ける。
立体的ビデオレコーダが、2つのカメラを、すなわち、右側のカメラ131および左側のカメラ132を含む。好ましくは、ユーザ120が自分の頭部に機器100を装着するとき、ビデオレコーダ130を、構造物110の前部に、すなわち、ユーザの顔120に近い部分に搭載する。好ましくは、カメラ131、132が、当業者に公知の「魚眼」レンズを有する。これらのレンズは、それらの画角が、170°にまで、または180°にさえ及ぶ超広画角であるという特殊な特徴を有する。好ましくは、カメラ131、132の焦点距離が、無限遠である。この焦点距離はまた、画像内のぼやけたゾーンを削除するという利点を提供することが、一般に公知である。好ましくは、カメラ131、132が、CMOSセンサを装備する。あるいは、CCDまたはFoveonのような、任意の他のタイプのビデオレコーダを使用してもよい。好ましくは、カメラ131、132の解像度が、30フレーム/秒(30FPS)のフレームレートで720pである。さらにより理想的状況では、解像度が、60フレーム/秒(60FPS)のフレームレートで1080pである。あるいは、24、60、100フレーム/秒(24、60、100FPS)のフレームレートで、任意の他の標準(240p、360p、480p、2160p、4320p)を使用することができる。たとえば、カメラ131、132が、アンバレラ社製A7LS−高性能1080p60スポーツカメラSoCのタイプであってもよい。
最後に、構造物110が、好ましくは機器100の構造物110の前部上に位置決めされたコントローラ150を含む。コントローラ150が、ビデオレコーダ130を管理して、かつカメラ131、132の電源を管理するように構成される。ビデオレコーダ130、およびカメラ131、132の電源の管理の定義に関する前記の段落を参照されたい。
コントローラが、画像およびカメラオプションを処理するためのアンバレラ社製A7LSチップを含んでもよい、または当業者に公知の、任意の他の均等のチップが使用されてもよい。コントローラはまた、ARMプロセッサ、または当業者に公知の均等のプロセッサを含んでもよい。また、ビデオ符号化チップ(たとえば、h264、h265、vp8、またはvp9のフォーマット)を追加してもよい。
好ましくは、ビデオレコーダが、段落
〜
に記載した特性を含む。
要約すると、本発明はまた、ユーザの頭部に装着するように設計された構造物を有するオーディオ−ビデオ記録機器として説明されてもよい。この構造物が、2つのビデオカメラから構成される立体的ビデオレコーダ、および2つのマイクロホンから構成されるバイノーラル・オーディオ・レコーダを含む。この機器は、マイクロホンが、それぞれユーザの右耳の開口部および左耳の開口部に位置決めされるという点で特徴づけられる。この機器はまた、2つのオーディオイヤホンを含んでもよく、この場合、コントローラが、これらのオーディオイヤホンを介して記録機器に関する情報をユーザに伝達するように構成される。
Claims (15)
- ユーザの頭部(120)に装着されるように設計された構造物(110)を含む、オーディオ−ビデオ記録用機器(100)であって、前記構造物(110)が、
a)前記構造物(110)上に搭載されるビデオレコーダ(130)であって、
a.それぞれビデオ信号を生成することができ、それぞれの視野が、少なくとも部分的に互いに重なるように前記構造物(110)上に搭載された2つのビデオカメラ(131および132)、
b.前記ビデオ信号のための記録機器
を含むビデオレコーダ(130)と、
b)前記構造物(110)上に搭載されるバイノーラル・オーディオ・レコーダ(140)であって、
a.それぞれオーディオ信号を生成することができる2つのマイクロホン(141、142)
b.前記オーディオ信号のための記録機器
を含むバイノーラル・オーディオ・レコーダ(140)と
から構成される機器(100)であって、
前記ユーザ(120)が自分の頭部に前記構造物(110)を装着したとき、前記2つのマイクロホン(141、142)の各々が、一方を、前記ユーザの右耳(120)の開口部に位置決めする、または位置決めすることができ、かつ他方を、前記ユーザの左耳(120)に位置決めする、または位置決めすることができるように、前記構造物(110)に接続されることを特徴とする機器(100)。 - 少なくとも1つのオーディオイヤホン(161および/または162)と、(少なくとも1つの)前記オーディオイヤホン(161および/または162)を通して前記記録機器(100)に関する情報を前記ユーザ(120)に伝達するように構成されたコントローラ(150)とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の機器。
- 前記2つのマイクロホン(141、142)の各々から発生する前記オーディオ信号の周波数帯域をフィルタ処理する帯域消去フィルタを含むことを特徴とする、請求項2に記載の機器。
- 少なくとも1つのオーディオイヤホン(161および/または162)が、骨伝導イヤホンであることを特徴とする、請求項2または3に記載の機器。
- 前記2つのカメラ(131、132)の光軸(441、442)が、互いに平行であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機器。
- 両方のカメラ(131、132)が、前記構造物(110)の上に、移動できるように搭載され、前記機器(100)が、前記カメラ(131、132)の前記光軸(441、442)、または前記カメラ(131、132)のレンズを、互いに向かって、または互いに離して動かすように構成された動力設備(340)を有することを特徴とする、請求項5に記載の機器。
- 前記機器(100)が、前記2つのカメラ(131、132)の共有視野内にある要素と前記機器(100)の基準点(330)との間の距離(410)を計測するための機構を含むこと、および前記コントローラ(150)が、前記距離(410)が増大したとき、前記2つのカメラ(131、132)の前記光軸を互いに離して動かし、かつ前記距離(410)が低減したとき、前記2つのカメラ(131、132)の前記光軸を互いに向けて動かすコマンドを、前記動力設備(340)に送信するように構成されることを特徴とする、請求項6に記載の機器。
- 両方のカメラ(131、132)の前記共有視野内にある要素と前記機器(100)上の基準とする点(330)との間の距離(410)を計測するための前記機構が、レーザ(170)の光線が両方のカメラ(131、132)の前記共有視野の方向を指すように、前記構造物(110)上に搭載された前記レーザ(170)を含むことを特徴とする、請求項7に記載の機器。
- 前記レーザ(170)が、両方のカメラ(131、132)の前記光軸の間の中間で、前記構造物(110)上に搭載されることを特徴とする、請求項8に記載の機器。
- 前記ビデオカメラ(131、132)の各々が、ビデオレコーダ(431、432)からさらに構成されることを特徴とする、請求項8または9に記載の機器。
- 前記機器が、少なくとも2つの電池(210)を含むこと、および前記コントローラ(150)が、(少なくとも2つの)これらの電池(210)の電源を制御するように構成されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の機器。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の機器(100)を使用する方法であって、
a)請求項1〜11のいずれか一項に記載の機器(100)を得るステップと、
b)前記構造物(110)を前記ユーザの頭部(120)に配置し、前記カメラ(131、132)が、前記ユーザの頭蓋(120)の前方部上にあることを確実にするステップと、
c)一方のマイクロホン(141)が、前記ユーザの右耳(120)の前記開口部近くに少なくとも部分的に位置決めされ、かつ他方のマイクロホン(142)が、前記ユーザの左耳(120)の前記開口部近くに少なくとも部分的に位置決めされるように、両方のマイクロホン(141、142)を位置決めするステップと
を含む方法。 - 好ましくは、前記ユーザ120が、自分の頭部に前記機器を装着するとき、前記マイクロホン141、142を、一方が、前記ユーザ120の右の耳珠と対珠の間にあり、かつ他方が、前記ユーザ120の左の耳珠と対珠の間にあるように位置決めする、請求項12に記載の方法。
- ステップa)が、骨伝導イヤホン(161または162)を含む機器(100)を得るステップであり、前記方法が、前記ユーザ(120)の右こめかみおよび左こめかみ上に前記骨伝導イヤホン(161または162)を位置決めするステップから構成される、請求項12または13に記載の方法。
- 請求項10に記載の前記機器(100、800)の両方のカメラ(131、132)の前記光軸間の前記距離を調節する方法であって、
a)前記コントローラ(150)が、前記レーザ(170)のスイッチを入れるステップと、
b)前記レーザ(170)が、前記2つのカメラ(131、132)の前記共有視野内に位置する要素(420)を照らすステップと、
c)前記コントローラ(150)が、前記レーザ(170)により照らされた前記要素(420)と前記機器(100、800)上の基準とする点(330)との間の距離(410)を測定するステップであって、この測定が、
a.両方のカメラ(131、132)の前記ビデオセンサ(431、432)により、前記対象となる要素(420)上で反射するレーザ点(170)の画像のそれぞれの位置を決定するステップ、
b.前記要素(420)上の前記レーザ点画像(170)からの光線と前記カメラ(131、132)の前記それぞれの光軸(441、442)との間の、それぞれの角度を計算するステップ、
c.前記右側のカメラ(131)センサ(431)上の基準とする点と前記左側のカメラ(132)センサ(432)上の基準とする点との間の距離に応じて、距離を計算するステップ
として行われるステップと、
d)前記コントローラが、所定の較正に基づき、前記カメラ(131、132)間の距離を計算し、
a.前記距離が、所定のしきい値を超える場合、光軸を互いに離して動かし、
b.前記距離が、第2の所定のしきい値以下になる場合、前記カメラを互いにより近くに動かす
ために前記動力設備を制御するステップと
を含む方法。
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