JP2009099368A - ケーブルコネクタ - Google Patents

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Koichiro Shimamura
浩一郎 島村
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】外力がかかっても芯線に負荷をかけることがなく、組み立て容易なケーブルコネクタを提供する。
【解決手段】ソケット1を押し当てることにより、フード部材2の爪24a,24bが弾性変形し、ソケット1を受け入れる。ソケット1が所定位置まで完全に押し込まれると、爪24a,24bは自らの復元力によりその形状を戻し、ソケット1は爪24a,24bによって固定される。また、フード部材2の爪24a,24bに隣接する位置にフード部材3の突起34a,34bが収容されるため、爪24a,24bが突起34a,34bにより押さえ込まれ外側に倒れ込むような変形が不可能となる。このため、外力を受けても爪24a,24bがソケット1から外れることがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソケットをフードに取り付けて組み立てられるケーブルコネクタに関する。
ソケットを2つのフード部材で両側から挟むことで、ソケットに接続されるケーブルの芯線を保護する構造のケーブルコネクタが知られている。芯線の先端にはそれぞれ接触ピンが圧着され、ソケットには接触ピンを収容する多数の貫通孔が形成されている。接触ピンをソケットの貫通孔にそれぞれ挿入することで、接触ピンが所定の配列で配置される。
ソケットおよびフード部材には、それぞれが互いに係合する突部および凹部が形成され、ソケットを2つのフード部材で挟み込むと、それらの係合によりソケットが位置決めされ固定される。
特開平9−213420号公報
上記のように、ソケットとフード部材とは、互いにそれぞれの部品の突起と凹部との嵌め合いにより位置決めと固定がされている。しかし、従来のコネクタでは、ソケットまたはフード部材に変形を生じさせる外力が加わると、突起と凹部との嵌め合いが外れ、直接芯線に負荷を与えて芯線の断線につながる。例えば、ケーブルのクランプはフード部材により行っているため、太いケーブルや硬いケーブルを使用する場合、ケーブルの自重やケーブルにかかる外力がフード部材を変形させ、フード部材がソケットから外れて芯線に負荷を与えてしまう。
また、コネクタの組み立て時には、ソケットを2つのフード部材で両側から挟みながら、突起と凹部とを合わせてねじ止めしなければならず、作業性が悪いという問題もある。
本発明の目的は、外力がかかっても芯線に負荷をかけることがなく、組み立て容易なケーブルコネクタを提供することにある。
本発明のケーブルコネクタは、ソケットをフードに取り付けて組み立てられるケーブルコネクタにおいて、ソケットとフードとを互いに係合する係合部材を備え、前記係合部材の弾性変形を利用して、前記ソケットと前記フードとを固定することを特徴とする。
このケーブルコネクタによれば、係合部材の弾性変形を利用してソケットとフードとを固定するので、両者を簡単に係合でき組み立て時の作業性を向上させることができるとともに、係合部材による係合によりソケットとフードとの位置関係を固定することで外力に耐える構造を獲得できる。
組み立て完了時には、前記係合部材の変形を抑制することで前記係合部材による前記ソケットと前記フードとの係合状態を維持する係合維持部材を備えてもよい。
前記フードは第1のフード部材および第2のフード部材を組み合わせて構成され、前記係合部材は前記第1のフード部材に、前記係合維持部材は前記第2のフード部材に、それぞれ設けられ、第1のフード部材および第2のフード部材を組み立てることにより、前記係合維持部材が前記係合部材の弾性変形を抑制する位置に位置づけられてもよい。
本発明のケーブルコネクタによれば、係合部材の弾性変形を利用してソケットとフードとを固定するので、両者を簡単に係合でき組み立て時の作業性を向上させることができるとともに、係合部材による係合によりソケットとフードとの位置関係を固定することで外力に耐える構造を獲得できる。
以下、図1〜図4を参照して、本発明によるケーブルコネクタの一実施形態について説明する。
図1および図2は、本実施形態のケーブルコネクタの構成を示す分解斜視図、図3は本実施形態のケーブルコネクタの一部拡大図、図4は組み立て作業を示す斜視図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態のケーブルコネクタは、ケーブル4内に収容された多数の芯線41が接続される略直方体形状のソケット1と、ソケット1を両側から挟み込むことでフードを構成するフード部材2およびフード部材3と、を備える。
ソケット1には、上記芯線41のそれぞれの先端に圧着される接触ピン(不図示)を収容する多数の貫通孔11,11,・・・と、フード部材3に係合する凹部12a,12b,12c(図1)と、フード部材2に係合する突部13a,13b(図2)と、が形成されている。また、ソケット1の突部13a,13bが形成された面には、凹部12a,12b,12cと対向する位置に、それぞれフード部材2に係合する凹部17a,17b,17c(図1)が形成されている。
フード部材2およびフード部材3は、互いに組み立てた際にそれらの内部にソケット1およびケーブル4を収容可能な形状とされ、フード部材2にはケーブル4を外部に引き出すための切り欠き21(図1)が、フード部材3にはケーブル4を外部に引き出すための切り欠き31(図2)が、それぞれ形成されている。
また、フード部材2には、ソケット1の凹部17a,17b,17cに係合する突部22a,22b,22cと、ソケット1の突部13a,13bに係合する切り欠き23a,23bと、ソケット1の外周面に係合する係合部材としての爪24a,24bと、フード部材3との締結のための雌ねじ部25a,25bと、フード部材3との締結のためのねじ孔26a,26bと、が形成されている。
また、フード部材3には、ソケット1の凹部12a,12b,12cに係合する突部32a,32b,32cと、組み立て後にフード部材2の爪24a,24bの変形を禁止する係合維持部材としての突起34a,34bと、フード部材2との締結のためのねじ孔35a,35bと、フード部材2との締結のためのねじ孔36a,36bと、が形成されている。
次に、本実施形態のケーブルコネクタにおける組み立て時の手順について説明する。ソケット1には、予めケーブル4の芯線41(図3、図4)が接続されている。
組立作業では、最初に、ソケット1とフード部材2とを押し当てることで、ソケット1をフード部材2の所定位置に取り付ける。このとき、ソケット1を押し当てることにより、フード部材2の爪24a,24bが弾性変形し、ソケット1を受け入れる。ソケット1が所定位置まで完全に押し込まれると、爪24a,24bは自らの復元力によりその形状を戻し、ソケット1は爪24a,24bによって固定され、フード部材2から乖離できない状態となる。このため、凹部17a,17b,17cと突部22a,22b,22cとの係合、および突部13a,13bと切り欠き23a,23bとの係合も外れることなく、ソケット1およびフード部材2が一体に維持される。
次に、フード部材3を取り付ける。
図4に示すように、ねじ孔35a,35bを貫通するねじ55a,55bを雌ねじ部25a,25bに締結するとともに、ねじ孔36a,36bおよびねじ孔26a,26bを貫通するビス56a,56bをナット57a,57bに締結することにより、フード部材3をフード部材2に対して取り付ける。これにより、ケーブル4は、スリーブ42(図3、図4)を介してフード部材2の切り欠き21およびフード部材3の切り欠き31の間でクランプされる。
また、ソケット1の凹部12a,12b,12cと、突部32a,32b,32cと、が係合することで、ソケット1が所定位置に固定される。また、フード部材2の爪24a,24bに隣接する位置にフード部材3の突起34a,34bが収容されるため、爪24a,24bが突起34a,34bにより押さえ込まれ外側に倒れ込むような変形が不可能となる。このため、外力を受けても爪24a,24bがソケット1から外れることがなく、ソケット1がフード部材2およびフード部材3の中で所定位置に確実に固定される。したがって、ケーブル4やソケット1に対するあらゆる外力に対しても、芯線41に対する負荷を避けることが可能となる。
また、本実施形態のケーブルコネクタでは、爪24a,24bによってソケット1とフード部材2とをねじ等を使用せずに予め固定することができるため、組み立て時の作業性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明のケーブルコネクタによれば、係合部材の弾性変形を利用してソケットとフードとを固定するので、両者を簡単に係合でき組み立て時の作業性を向上させることができるとともに、係合部材による係合によりソケットとフードとの位置関係を固定することで外力に耐える構造を獲得できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、ソケットをフードに取り付けて組み立てられるケーブルコネクタに対し、広く適用することができる。
一実施形態のケーブルコネクタの構成を示す分解斜視図。 本実施形態のケーブルコネクタの構成を示す分解斜視図。 本実施形態のケーブルコネクタの一部拡大図。 組み立て作業を示す斜視図。
符号の説明
1 ソケット
2 フード部材(フード)
3 フード部材(フード)
24a,24b 爪(係合部材)
34a,34b 突起(係合維持部材)

Claims (3)

  1. ソケットをフードに取り付けて組み立てられるケーブルコネクタにおいて、
    ソケットとフードとを互いに係合する係合部材を備え、前記係合部材の弾性変形を利用して、前記ソケットと前記フードとを固定することを特徴とするケーブルコネクタ。
  2. 組み立て完了時には、前記係合部材の変形を抑制することで前記係合部材による前記ソケットと前記フードとの係合状態を維持する係合維持部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のケーブルコネクタ。
  3. 前記フードは第1のフード部材および第2のフード部材を組み合わせて構成され、
    前記係合部材は前記第1のフード部材に、前記係合維持部材は前記第2のフード部材に、それぞれ設けられ、
    第1のフード部材および第2のフード部材を組み立てることにより、前記係合維持部材が前記係合部材の弾性変形を抑制する位置に位置づけられることを特徴とする請求項1または2に記載のケーブルコネクタ。
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KR101873699B1 (ko) * 2017-11-21 2018-07-02 이기석 모형별 겸용 사용구조를 갖는 커넥터 후드

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