JP2009099032A - 業務管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ある目標の遂行のために、並行して行われる複数の業務を関連づけて提示できる装置が求められている。
【解決手段】目標業務ごとに目標識別情報を発行する。各目標業務について、目標業務の遂行のために行われる複数の業務ごとに、発行された目標識別情報と、各業務工程の進行状況を表す複数の工程管理情報と、を関連づけて保持し、出力の対象として指定された目標識別情報に関連づけられている、複数の業務の工程管理情報の一覧を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務管理装置及びプログラムに関する。
業務の進行状況を表す情報を管理するワークフローシステムがある。このワークフローシステムのうちには、連続して行われる複数の業務を管理するシステムも提案されている(特許文献1)。
特開平9−245092号公報
ある目標の遂行のために、複数の業務が並行して行われることがある。
本発明の目的は、ある目標となる業務(目標業務)の遂行のために、並行して行われる複数の業務に関する情報を関連づけて提示する業務管理装置及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、業務管理装置であって、目標業務ごとに目標識別情報を発行する手段と、各目標業務について、目標業務の遂行のために行われる複数の業務ごとに、前記発行された目標識別情報と、各業務工程の進行状況を表す複数の工程管理情報と、を関連づけて保持する手段と、出力の対象として指定された目標識別情報に関連づけられている、前記複数の業務の工程管理情報の一覧を提供する一覧提供手段と、を含むこととしたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の業務管理装置であって、前記複数の業務の少なくとも一部に係る工程管理情報には、業務に関連する関連情報が含まれ、前記一覧提供手段は、工程管理情報の一覧とともに、当該関連情報の一覧を併せて提供することとしたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の業務管理装置であって、前記複数の業務の少なくとも一部に係る工程管理情報には、業務に関連する関連情報を含み、目標識別情報に関連づけて集計変数を記憶する手段と、共通の目標識別情報に関連づけられ、前記関連情報を含む業務の少なくとも一部について、当該関連情報に基づいて前記共通の目標識別情報に関連づけた集計変数を更新する手段と、をさらに含むこととしたものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の業務管理装置であって、目標識別情報に関連付けて、担当者ごとに、各担当者宛に送信された通信文を記憶する手段をさらに含むこととしたものである。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の業務管理装置であって、目標識別情報に対して、他の目標業務に係る目標識別情報を関連づけて記憶する手段と、指示に応じて、指定された目標識別情報に係る情報を提供する際に、前記他の目標業務に係る目標識別情報に関連づけた情報を提示する手段と、をさらに含むこととしたものである。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の業務管理装置であって、目標業務の遂行のために行われる業務について、さらに当該業務の遂行のために行われる部分業務の工程管理情報を、前記目標業務の目標識別情報に関連づけて保持する手段をさらに含み、前記一覧提供手段は、出力の対象として指定された目標識別情報に関連づけられている、前記複数の業務の工程管理情報の一覧を提供するとともに、当該複数の業務の少なくとも一部に関連づけられた部分業務がある場合に、当該部分業務の工程管理情報の一覧を併せて提供することとしたものである。
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の業務管理装置であって、前記工程管理情報には、各工程の作業に関わる日時の情報が含まれることとしたものである。
請求項8記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを、目標業務ごとに目標識別情報を発行する手段と、各目標業務について、目標業務の遂行のために行われる複数の業務ごとに、前記発行された目標識別情報と、各業務工程の進行状況を表す複数の工程管理情報と、を関連づけて保持する手段と、出力の対象として指定された目標識別情報に関連づけられている、前記複数の業務の工程管理情報の一覧を提供する一覧提供手段と、として機能させることとしたものである。
請求項1,8記載の発明によれば、目標の遂行のために、並行して行われる複数の業務を関連づけて提示できる。
請求項2記載の発明によれば、業務ごとに管理されるべき情報を併せて提示できる。
請求項3記載の発明によれば、業務ごとに管理されるべき情報の集計結果を提示できる。
請求項4記載の発明によれば、目標に関わる担当者間での通信文を共有できる。
請求項5記載の発明によれば、他の目標を関連付けることができる。
請求項6記載の発明によれば、業務をさらに細分した部分業務の単位で管理できる。
請求項7記載の発明によれば、各工程の作業日時が提示されるので、目標業務に関連して行われる各業務の各工程の作業日時の先後関係、タイムラグが視認できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る業務管理装置1は、図1に例示するように、制御部11と、記憶部12と、通信部13とを含んで構成され、クライアント2と、通信可能に接続されている。
業務管理装置1の制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラム制御デバイスであり、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。この制御部11は、業務ごとに、業務の進行状況を表す工程管理情報を記憶部12に格納している。また、この制御部11は、クライアント2から入力される指示に従って、指定された業務の工程管理情報を更新、または提供する。この制御部11の動作について詳しくは、後に説明する。
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)等の記憶デバイスであり、制御部11によって実行されるプログラムを保持している。このプログラムは、例えばDVD−ROMなどのコンピュータ可読な記録媒体に格納されて提供されたものを、複写したものであってもよい。
この記憶部12はまた、業務ごとの工程管理情報を保持している。また、この記憶部12は、目標業務を識別する目標識別情報に対して、当該目標業務の遂行のために行われる複数の業務に係る工程管理情報を関連付けている。
一例として、この記憶部12には、図2に示すように、目標業務を特定する目標識別情報と、それに関連する少なくとも一つの業務を特定する業務特定情報とを関連付けて保持している。
また記憶部12には、業務ごとに、業務特定情報と、当該業務特定情報で特定される業務の工程管理情報とが関連付けて保持されている。ここに工程管理情報には、図3に例示するように、業務の進行状況を表す状況情報(P)と、業務に関連する関連情報(R)とが含まれる。ここで状況情報(P)は、見積依頼→見積作成→見積結果提供という一連の工程が設定されている場合、各工程ごとに、それぞれ「待ち」、「実行中」、「済」といった状況を表す情報と、各工程の作業が行われた日時(例えば状況が変更された日時)を表す情報とを関連づけたものである。また、見積結果である見積額が関連情報として提供されることになる。
さらにこの記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。通信部13は、例えばネットワークインタフェースなどであり、ネットワークなどの通信回線を介してクライアント2との間で情報の送受を行う。
クライアント2は、例えばパーソナルコンピュータなどであり、利用者の指示を受けて、業務管理装置1に対して、業務管理装置1で保持されている業務の工程管理情報の更新や参照要求を送信する。また、このクライアント2は、業務管理装置1から提供される情報を表示出力する。
次に、制御部11の動作例について述べる。本実施の形態では、制御部11が記憶部12に格納されたプログラムを実行することで、図2に示すような機能的構成を実現する。すなわち制御部11は、機能的に、ワークフロー処理部21と、業務状態処理部22と、集計処理部23と、メッセージ管理部24とを含んで構成される。
本実施の形態においては、ある全体的な業務(目標業務)の遂行のために、さらに複数の個別の業務が実行されなければならないことが多いことに鑑み、目標業務ごとに固有の目標識別情報を発行する。そして、目標業務の遂行に必要となる個別の業務のワークフローに対して、目標識別情報を関連付ける。
ワークフロー処理部21は、クライアント2から入力される指示に従って、業務の工程を表す情報などを含む、ワークフローのパターンである定義情報の生成や、ワークフローの起動、生成されたワークフローに従ったメールの送信、ワークフローへのデータ入力等の処理を実行する。
このワークフロー処理部21の処理は、一般的なワークフロー管理ソフトウエアにおけるワークフローの管理の処理と同様のものであるが、あるワークフローの実行によって遂行される目標業務の目標識別情報が当該ワークフローに関連付けられる点が少なくとも異なる。
すなわち本実施の形態では、ワークフロー処理部21は、クライアント2の利用者側から新たなワークフローの生成指示を受けると、その際に目標業務の目標識別情報を生成あるいは利用者の入力を求める。そしてワークフロー処理部21は、新たに生成するワークフローに固有のワークフロー識別子を発行し、このワークフロー識別子と、ワークフローの作成を行った利用者の情報(起案者情報)と、ワークフローに係る業務の各段階の作業を遂行するべき利用者、またはワークフローに係る業務の依頼元の利用者(相手方情報)と、当該新たに生成するワークフローに係る工程を表した工程管理情報と、前記目標識別情報と、生成の日時を表す情報(図示しないカレンダーチップ等から取得する)とを関連付けて(図4に例示)、記憶部12にワークフローの情報として格納する。
業務状態処理部22は、クライアント2からの要求に応じて、ワークフローの一覧や参照のための処理を実行するものである。この業務状態処理部22は、クライアント2からワークフローの一覧の要求を受けると、当該クライアント2の利用者を特定する(予め利用者名とパスワードの入力を求めて認証しておけばよい)。そして特定した利用者が起案者となっているワークフローと、当該特定した利用者が相手方情報に係る利用者(相手方)となっているワークフローとを記憶部12に格納されたワークフローのうちから検索する。
業務状態処理部22は、検索の結果として得られたワークフローのリストを、目標識別情報をキーとして並べ替える。また、共通する目標識別情報に関連付けられたワークフローについては、生成の日時を表す情報の順(より古いものを先頭にする)に並べ替える。そして業務状態処理部22は、この並べ替えた順で、ワークフローのリストの情報を利用者側のクライアント2へ送信して、クライアント2側に表示させる。こうして目標識別情報ごとに、共通の目標識別情報に関連づけられているワークフローの一覧がまとまって表示されることとなる。なお、利用者が起案者となっているワークフローと、利用者が相手方となっているワークフローとをそれぞれ別のリストとして提示してもよい。
集計処理部23は、共通する目標識別情報に関連付けられている複数ワークフローの少なくとも一部に含まれ得る関連情報を、事前に定めた規則に従って集計し、その結果得られる情報を、当該共通する目標識別情報に関連付けて、集計変数として記憶部12に格納する。
例えば、目標業務の遂行担当者は、当該目標業務の目標識別情報に関連付けられるワークフローに含まれる関連情報を集計の基礎として指定し、当該指定した関連情報に基づく集計方法を規定する情報を入力する。一例として、見積に係る業務ワークフローを、見積の請求相手先ごとに複数作成する場合、この見積のワークフローに関連情報として「回答見積額」の情報を含めておく。そして集計方法として、見積に係る業務ワークフローに含まれる関連情報(回答見積額)のうち、最も小さい値を集計変数として目標識別情報に関連付けて記憶するようにすればよい。
メッセージ管理部24は、クライアント2からメッセージの送信要求を受け入れると、当該クライアント2の利用者の情報を、起案者情報または相手先情報に含むワークフローを指定するよう要求する。これはクライアント2で、ワークフロー識別子を入力させ、当該入力されたワークフロー識別子に関連づけられたワークフローに、要求元の利用者が起案者情報または相手先情報として含まれているか否かを調べ、含まれていれば、メッセージの情報(通信文)を受け入れるようにしてもよい。また、起案者情報または相手先情報に含むワークフローの一覧をクライアント2へ送信して表示させ、送信した一覧に含まれるワークフローの一つを特定する情報とともに、メッセージの情報(通信文)を受信することとしてもよい。
メッセージ管理部24は、受信したワークフロー識別子と、このメッセージの情報とを関連付けて、記憶部12に格納する。
またメッセージ管理部24は、クライアント2側から、ワークフローの一つを特定する情報とともに、メッセージを提供するべき旨の要求を受信する。このときメッセージ管理部24は、当該受信した情報で特定されるワークフローに対して、要求元であるクライアント2の利用者の情報が起案者情報または相手先情報として含まれているか否かを判断する。ここで当該特定されたワークフローに利用者の情報が含まれていれば、メッセージ管理部24は、当該特定されたワークフローのワークフロー識別子に関連づけられたメッセージを記憶部12から読み出して、要求元のクライアント2へ送信する。
業務状態処理部22は、ワークフローの一覧を表示する際に、一覧に表示されるワークフローに関連付けられた目標識別情報を取得し、当該取得した目標識別情報に関連付けられた集計変数があれば、一覧とともに当該集計変数を利用者側のクライアント2へ送信して、表示させてもよい。
さらに業務状態処理部22は、ワークフローの一覧を表示する際に、一覧に含まれる各ワークフローのワークフロー識別子に関連づけられたメッセージの数をカウントし、当該カウント値を、一覧上の各ワークフローに関連付けて表示するよう、クライアント2に指示してもよい。
さらにメッセージ管理部24は、クライアント2から目標識別情報を特定する情報とともにメッセージの情報を受信すると、目標識別情報に関連付けて当該受信したメッセージの情報を、記憶部12に格納するようにしてもよい。
この場合において、メッセージ管理部24は、目標識別情報とともに、メッセージを提供するべき旨の要求を受けると、当該要求とともに受信した目標識別情報に関連付けられているワークフローのいずれかにおいて、当該要求元の利用者が起案者情報または相手先情報に含まれているか否かを判断する。そして、当該目標識別情報に関連するいずれかのワークフローに利用者の情報が含まれていれば、当該目標識別情報に関連付けられたメッセージの情報を、要求元の利用者のクライアント2へ送信して表示させることとしてもよい。つまり、この目標識別情報に関連付けられたメッセージの情報は、目標識別情報に係る目標業務の関係者全員宛のメッセージとして扱われる。
本実施の形態の業務管理装置1は以上のような構成を備えており、次のように動作する。以下では、担当者Uが、担当者Tに対して見積依頼から発注までのプロセスを目標とする目標業務を指示するものとする。
担当者Tは、この指示を受けて、クライアント2を操作し、業務管理装置1に対して、起案者をT、相手先情報をUとしたワークフローαを生成させる。このワークフローαでは、
「見積依頼」→「見積確認」→「発注」→…
との業務の流れを表すデータが設定される。また担当者Tは、業務管理装置1が目標識別情報の入力を求めたときに、新たに発行した固有の目標識別情報を入力する。なお、入力を行う代わりに業務管理装置1に対して新たに固有の目標識別情報を発行するよう要求し、業務管理装置1が、新たに固有の目標識別情報を発行してもよい。
業務管理装置1では、このワークフローαに、新たに発行された固有の目標識別情報(以下、Xとする)を関連付けて保持する。
担当者Tは、仕入れ先の複数の候補に対してそれぞれ見積を要求する。このとき、担当者Tは、各仕入れ先の候補についてそれぞれ見積の業務を表すワークフローβA,βB…を生成する。これらのワークフローβにはそれぞれ、
「見積依頼」→「見積」→「結果登録」
といった業務の流れを示すデータが設定され、
「見積依頼」の担当者は、起案者である担当者Tとし、
「見積」の担当者は、相手方情報に含めるべき、各仕入れ先の担当者A,B…とする。
「結果登録」の担当者には、担当者Tまたは仕入れ先の担当者A,B…を設定する。
さらに担当者Tは、このワークフローに対して、先に発行された固有の目標識別情報Xを関連付けるため、生成時にこの目標識別情報Xを入力する。また担当者Tは、この見積業務のワークフローを表す情報に、回答額を表す関連情報を関連付けておく。
担当者Uが、見積依頼の書類をワークフローαに関連付けて、業務管理装置1へ登録すると、業務管理装置1は、通常のワークフロー管理装置と同様の処理により、この書類が登録されたことを、担当者Tに通知する。
担当者Tは、業務管理装置1にアクセスして、担当者Uからの見積依頼の書類を参照する。そして、各仕入れ先A,B…への見積依頼の書類を作成し、各ワークフローβA,βB…に関連付けて登録する。
各仕入れ先A,B…では、見積依頼の書類を受領し、それぞれに見積を作成して返答する。この返答は、各仕入れ先A,B…に対応するワークフローβA,βB…に関連付けて登録されるとともに、その見積額が、各仕入れ先A,B…に対応するワークフローβA,βB…に関連付けられた回答額の値に設定される。
業務管理装置1は、予め定めた規則に従って、各仕入れ先の提示した見積額を集計し、その結果得られる情報を、目標識別情報に関連付けた集計変数として記憶する。例えば、ここでは見積額のうち最も小さい値を集計変数として目標識別情報に関連付けて記憶することとしておく。
ここで、各仕入れ先からの見積の登録は、それぞれの仕入れ先が、本実施の形態の業務管理装置1へアクセスして対応するワークフローへ登録することとしてもよい。この場合において仕入れ先Aから担当者Tに対して質問事項などメッセージがある場合は、当該仕入れ先Aの担当者aは、自己宛の見積依頼を含むワークフローβAのワークフロー識別子とともにメッセージの情報を送出する。業務管理装置1は、このメッセージの情報を、ワークフローβAに関連づけて保持する。
この後、担当者Tがクライアント2を操作して、業務管理装置1に対してワークフローの一覧の要求を送出する。業務管理装置1は、利用者である担当者Tを特定し、当該担当者Tが起案者または相手方となっているワークフローを、記憶部12から検索する。
業務管理装置1は、検索の結果として得られたワークフローのリストを、目標識別情報をキーとして並べ替え、共通する目標識別情報に関連付けられたワークフローについては、生成の日時を表す情報の順(より古いものを先頭にする)に並べ替えて、担当者T側のクライアント2へ送信する。ここで共通する目標識別情報に関連付けられたワークフローのうち、生成の日時が最も古いワークフロー(同じ目標識別情報に関連付けられたワークフローのうち、最初に生成されたワークフロー)を、以下、当該目標識別情報に係るメイン・ワークフローと呼ぶ。
ここで、目標識別情報をキーとして並べ替えが行われているため、担当者Tが複数の目標業務に関係していたとしても、担当者T側のクライアント2には、図5に例示するように、Uから依頼された目標業務に関わるワークフロー(共通の目標識別情報に関わるワークフロー)の一覧がまとまって表示されるようになる。なお、業務管理装置1は、共通する目標識別情報に関連付けられたワークフローごとに、ワークフローの群(一覧)を取り囲む枠線を併せて表示させてもよい。またクライアント2において、共通する目標識別情報に関連付けられたワークフローの群(一覧)を取り囲む枠線を併せて表示してもよい。
また業務管理装置1は、各目標識別情報のメイン・ワークフローのうちで、一覧要求元の利用者が起案者または相手方として設定されているものを特定する。そして当該特定したメイン・ワークフローに関連付けられた目標識別情報を取り出す。
そして業務管理装置1は、取り出した目標識別情報に関連付けられている集計情報を、ワークフローの一覧とともに送信し、クライアント2に表示させる。これにより担当者Tには、各仕入れ先が提示した見積額のうち、最低額の値が提示されることとなる。
また担当者Tが、ワークフローβAに関連付けられたメッセージを要求する操作を行うと、業務管理装置1では、当該ワークフローβAに対して、要求元であるクライアント2の利用者(担当者T)が起案者または相手先となっているか否かを判断する。ここでは、担当者Tが起案者であるので、業務管理装置1は、ワークフローβAのワークフロー識別子に関連づけられたメッセージを記憶部12から読み出して、要求元のクライアント2へ送信する。そして担当者T側のクライアント2には、仕入れ先Aからのメッセージが表示される。
なお、業務管理装置1は、目標識別情報ごとに、関連付けられているワークフローを特定し、当該特定したワークフローに関連付けられているメッセージの情報の数を累算して、目標識別情報で特定される業務においてやり取りされているメッセージの総数を演算して、クライアント2へ提示してもよい。
このような集計情報やメッセージの総数は、例えばメイン・ワークフローに関連する値として表示してもよい(図5のX)。
さらに本実施の形態においては、業務管理装置1は、互いに関連する目標業務が複数ある場合、目標業務同士を関連付けるべき旨の指示を受け入れて、各目標業務の目標識別情報を互いに関連付けて記憶部12に格納してもよい。
例えば、業務管理装置1は、クライアント2から、複数の互いに異なる目標識別情報を特定する情報とともに、当該特定された目標識別情報同士を関連付けるべき旨の指示を受け入れる。業務管理装置1は、受け入れた指示に従って、特定されている複数の互いに異なる目標識別情報を互いに関連付けて、記憶部12に蓄積する。
業務管理装置1は、ワークフローの一覧を提供する際に、当該提供する各ワークフローに関連付けられた目標識別情報を特定する。そして、特定した目標識別情報に関連付けられた他の目標識別情報があれば、当該他の目標識別情報があることを示す表示をクライアント2に行わせる。また業務管理装置1は、当該他の目標識別情報に関連付けられたワークフローが一覧に含まれる場合は、当該他の目標識別情報に関連付けられたワークフローを、強調して表示(表示色を変更するなど)させてもよい。
さらに、業務管理装置1は、他の目標識別情報に関わるワークフローの一覧の要求を受けて、要求された他の目標識別情報に関連付けられたワークフローの一覧をクライアント2へ提供してもよい。
また、ワークフローのうちには、さらに複数の業務(部分業務と呼ぶ)を含む場合がある。この場合、各部分業務のワークフロー(サブ・ワークフローと呼ぶ)を複数まとめて一つのワークフローの情報としてもよい。このように複数のサブ・ワークフローを含むときには、業務管理装置1は、サブ・ワークフローの各々にワークフロー識別子を関連付けるとともに、全体的なワークフローに対しても、ワークフロー識別子を設定しておく。そして全体的なワークフローに対して目標識別情報を関連付けておく。
業務管理装置1は、ワークフローの一覧を提供する際に、当該一覧のうちに、サブ・ワークフローを含むワークフローがあれば、そのサブ・ワークフローの一覧を、全体のワークフローの一覧に併せて表示させる。そして利用者の指示に従って、各サブ・ワークフローに関わる情報を提供してもよい。
さらに、業務管理装置1は、ワークフローの一覧を提供する際に、一覧に含まれる各ワークフローの情報に含まれる、工程管理情報、またはそのうちの状況情報を併せて表示してもよい。この場合、目標業務に関連して行われる各業務における各工程が処理された日時の前後関係や、タイムラグが視認可能に提示される。
本発明の実施の形態に係る業務管理装置の例を表す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る業務管理装置の例を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る業務管理装置が保持する工程管理情報の例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る業務管理装置が保持するワークフローのデータの例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る業務管理装置によって提供されるワークフローの一覧の例を表す説明図である。
符号の説明
1 業務管理装置、2 クライアント、11 制御部、12 記憶部、13 通信部、21 ワークフロー処理部、22 業務状態処理部、23 集計処理部、24 メッセージ管理部。

Claims (8)

  1. 遂行されるべき目標となる目標業務ごとに目標識別情報を発行する手段と、
    前記目標業務の各々について、目標業務の遂行のために行われる複数の業務ごとに、前記発行された目標識別情報と、各業務工程の進行状況を表す複数の工程管理情報と、を関連づけて保持する手段と、
    指定された目標識別情報に関連づけられている、前記複数の業務の工程管理情報を提供する提供手段と、
    を含むことを特徴とする業務管理装置。
  2. 前記複数の業務の少なくとも一部に係る工程管理情報には、業務に関連する関連情報が含まれ、
    前記提供手段は、前記複数の業務の工程管理情報とともに、前記関連情報を併せて提供する
    ことを特徴とする請求項1記載の業務管理装置。
  3. 前記複数の業務の少なくとも一部に係る工程管理情報には、業務に関連する関連情報が含まれ、
    前記目標識別情報に関連づけて、前記関連情報の集計結果である集計変数を記憶する手段と、
    前記関連情報を含む業務の少なくとも一部について、当該関連情報に基づいて、共通の目標識別情報に関連づけた集計変数を更新する手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の業務管理装置。
  4. 前記目標識別情報に関連付けて、担当者ごとに、各担当者宛に送信された通信文を受信する手段と、
    前記受信した通信文を記憶する手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の業務管理装置。
  5. 前記目標識別情報に対して、他の目標業務に係る目標識別情報を関連づけて記憶する手段と、
    指示に応じて、指定された目標識別情報に係る情報を提供する際に、前記他の目標業務に係る目標識別情報に関連づけた情報を提示する手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の業務管理装置。
  6. 目標業務の遂行のために行われる業務について、さらに当該業務の遂行のために行われる部分業務の工程管理情報を、前記目標業務の目標識別情報に関連づけて保持する手段をさらに含み、
    前記一覧提供手段は、出力の対象として指定された目標識別情報に関連づけられている、前記複数の業務の工程管理情報を提供するとともに、当該複数の業務の少なくとも一部に関連づけられた部分業務がある場合に、当該部分業務の工程管理情報を併せて提供することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の業務管理装置。
  7. 前記工程管理情報には、各工程の作業に関わる日時の情報が含まれることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の業務管理装置。
  8. コンピュータを、
    遂行されるべき目標となる目標業務ごとに目標識別情報を発行する手段、
    前記目標業務の各々について、目標業務の遂行のために行われる複数の業務ごとに、前記発行された目標識別情報と、各業務工程の進行状況を表す複数の工程管理情報と、を関連づけて保持する手段、
    指定された目標識別情報に関連づけられている、前記複数の業務の工程管理情報を提供する提供手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021033695A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社日立製作所 計算機システム及び業務の支援方法

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