JP2009098886A - 電力供給回路、電源装置および磁場発生装置 - Google Patents

電力供給回路、電源装置および磁場発生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】負荷に大電流を安定して流すことができる電源装置等を提供する。
【解決手段】電源装置3は、電源10、電力供給回路50、制御部80およびスイッチ90を備える。電力供給回路50は、電界効果トランジスタ51〜51、電流値検出部52〜52、ゲート電圧制御部53、バッファ部54〜54、加算部55および異常検出部56を含む。電源10と負荷20との間の電力供給経路の一部において、電界効果トランジスタ51および電流値検出部52を1組として、M組が並列的に設けられていて、各電界効果トランジスタ51に流れる電流の値が電流値検出部52により検出される。各電流値検出部52により検出された電流値の和が一定となるようにゲート電圧制御部53により各電界効果トランジスタ51のゲート端子に与えられる電圧値が制御される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給回路、この電力供給回路および電源を含む電源装置、ならびに、この電力供給回路,電源および電磁石を含む磁場発生装置に関するものである。
特許文献1に開示された電源装置が知られている。この文献に開示された電源装置は、電源から負荷に電力を供給されるものであって、負荷に印加される電圧の値を検出して、その検出した電圧値が一定となるように制御を行う。
特開平9−311731号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたものを含めて従来の電源装置は、負荷に大電流を安定して流すには限界がある。負荷としての電磁石と電源装置とを組み合わせて構成される磁場発生装置では、大きな磁場を発生させようとするには電磁石に大電流を流せばよいが、その場合に安定した大きさの磁場を発生させることは困難である。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、負荷に大電流を安定して流すことができる電源装置および電力供給回路、ならびに、このような電源装置を含み磁場の大きさを一定とすることができる磁場発生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る電力供給回路は、電源から負荷に電力を供給する電力供給回路であって、(1)電源と負荷との間の電力供給経路の一部に設けられた複数本の分岐経路と、(2) 複数本の分岐経路それぞれに設けられ、制御端子,第1端子および第2端子を含み、各分岐経路に第1端子および第2端子が接続されて挿入されたトランジスタと、(3)複数本の分岐経路それぞれに設けられ、各分岐経路に流れる電流の値を検出する電流値検出部と、(4) 複数の電流値検出部それぞれにより検出された電流値の和に応じた値を出力する加算部と、(5)加算部の出力値が一定となるように、複数のトランジスタそれぞれの制御端子に与える電圧値を制御する電圧制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電力供給回路は、複数の電流値検出部それぞれにより検出された電流値の異常を検出する異常検出部を更に備えるのが好適であり、また、異常検出部により異常が検出されたときに電源からの電力供給を停止させる制御部を更に備えるのも好適である。
本発明に係る電源装置は、電源と、電源から負荷に電力を供給する上記の本発明に係る電力供給回路と、を備えることを特徴とする。また、本発明に係る磁場発生装置は、電源と、電磁石と、電源から負荷としての電磁石に電力を供給する上記の本発明に係る電力供給回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源から負荷に電力を供給する電力供給回路の一部が複数本の分岐経路とされていて、複数本の分岐経路それぞれにトランジスタおよび電流値検出部が設けられ、各分岐経路に流れる電流の値が電流値検出部により検出される。そして、複数の電流値検出部それぞれにより検出された電流値の和に応じた電圧値が加算部から出力され、この加算部の出力値が一定となるように電圧制御部によりトランジスタの制御端子に与えられる電圧値が制御される。電源と負荷との間の電力供給経路の一部において複数個のトランジスタが並列的に設けられていることにより、より大きな値の電流を負荷に流すことができる。また、負荷が電磁石である場合に、この負荷(電磁石)および電源装置を含んで構成される磁場発生装置では、発生する磁場が大きく、しかも、その磁場の大きさが安定化される。
また、各分岐経路にトランジスタおよび電流値検出部が設けられていて、各トランジスタに流れる電流の大きさが個々に電流値検出部により検出されて、その検出された電流値の異常が異常検出部により検出される。この異常検出部により、トランジスタが破壊される危険があるか否かが判定され、トランジスタを保護するための信号が制御部へ出力される。そして、異常検出部から出力された信号がトランジスタの破壊の危険を示している場合には、制御部による制御により、電源からの電力供給が停止される。これにより、各トランジスタの破壊が回避され得る。
なお、本発明において用いられるトランジスタは、電界効果トランジスタおよびバイポーラトランジスタの何れであってもよい。電界効果トランジスタである場合、制御端子はゲート端子であり、第1端子はドレイン端子であり、第2端子はソース端子である。また、バイポーラトランジスタである場合、制御端子はベース端子であり、第1端子はエミッタ端子であり、第2端子はコレクタ端子である。ただし、電界効果トランジスタは、バイポーラトランジスタと比較して低抵抗であるので、電源から負荷へ電力を高効率に供給する上で好ましい。
本発明に係る電源装置および電力供給回路は、負荷に大電流を安定して流すことができる。また、本発明に係る磁場発生装置は、磁場の大きさを一定とすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る電源装置3および電力供給回路50の構成を示す図である。この図に示される電源装置3は、電源10、電源10から負荷20に電力を供給する電力供給回路50、制御部80およびスイッチ90を備える。また、電力供給回路50は、M個の電界効果トランジスタ51〜51、M個の電流値検出部52〜52、ゲート電圧制御部53、M個のバッファ部54〜54、加算部55および異常検出部56を含む。なお、負荷20が電磁石である場合には、この負荷(電磁石)20および電源装置3を含む構成のものは磁場発生装置となる。ここで、Mは2以上の整数である。また、以下に登場するmは1以上M以下の各整数である。
本実施形態では、電源10と負荷20との間の電力供給経路の一部がM本の分岐経路P〜Pとされていて、各分岐経路Pに電界効果トランジスタ51および電流値検出部52が設けられている。すなわち、電界効果トランジスタ51および電流値検出部52を1組として、M組が電源10と負荷20との間の電力供給経路の一部において並列的に設けられている。
各電界効果トランジスタ51は、ゲート端子,ソース端子およびドレイン端子を含んでおり、共通の特性を有している。各電界効果トランジスタ51は、分岐経路Pにソース端子およびドレイン端子が接続されて挿入されている。各電界効果トランジスタ51は、ゲート電圧に印加される電圧の値に応じて、ソース端子とドレイン端子との間の抵抗値が変化する。
各電流値検出部52は、分岐経路Pに設けられ、この経路に流れる電流の値を検出するものであり、共通の特性を有している。より具体的には、図示のとおり、各電流値検出部52としてシャント抵抗器が用いられ、その抵抗器の一端が接地されていて、その抵抗器の他端が加算部55の入力端に接続されている。したがって、各電流値検出部52から加算部55の入力端に入力される電圧値は、該電流値検出部52に流れる電流(すなわち、分岐経路Pに流れる電流)の値に比例する。
加算部55は、M個の電流値検出部52〜52それぞれにより検出された電流値の和に応じた値をゲート電圧制御部53へ出力する。すなわち、加算部55の出力値は、負荷20に流れる電流の大きさを表す。より具体的には、図2に示されるように、加算部55は、アンプA、抵抗器R51、抵抗器R52、抵抗器R53およびM個の抵抗器R54,1〜R54,Mを含む。アンプAの非反転入力端子は、抵抗器R51を介して接地されている。アンプAの反転入力端子と出力端子との間に抵抗器R52が接続されている。アンプAの反転入力端子は、抵抗器R53および抵抗器R54,mを介して、電界効果トランジスタ51と電流値検出部52との接続点に接続されている。M個の抵抗器R54,1〜R54,Mそれぞれの抵抗値は互いに等しい。このように構成される加算部55は、M個の電流値検出部52〜52それぞれにより検出された電流値の和に応じた電圧値をアンプAの出力端子から出力することができる。
ゲート電圧制御部53は、加算部55の出力値が一定となるように、M個の電界効果トランジスタ51〜51それぞれのゲート端子に与える電圧値を制御する。より具体的には、ゲート電圧制御部53は、アンプA、抵抗器R31、抵抗器R32、抵抗器R33および帰還部Zを含む。
アンプAの反転入力端子は、抵抗器R31を介して基準電位が入力される。アンプAの非反転入力端子は、抵抗器R32を介して加算部55の出力端と接続されていて、加算部55から出力される電圧値が入力される。アンプAの出力端子は、抵抗器R33およびバッファ部54を介して電界効果トランジスタ51のゲート端子に接続されている。また、アンプAの反転入力端子と出力端子との間に帰還部Zが接続されている。帰還部Zは、抵抗器およびコンデンサを含み、複素インピーダンスを有する。
このように構成されるゲート電圧制御部53は、反転入力端子および非反転入力端子それぞれに入力される電圧値の差に応じた電圧値をM個の電界効果トランジスタ51〜51それぞれのゲート端子へ出力することで、加算部55の出力値が一定となるように、M個の電界効果トランジスタ51〜51それぞれのゲート端子に与える電圧値を制御することができる。また、ゲート電圧制御部53は、帰還部Zの複素インピーダンスの値に応じて位相補償を行うことができる。
異常検出部56は、M個の電流値検出部52〜52それぞれにより検出された電流値の異常を検出するものである。異常検出部56は、各電流値検出部52により検出された電流値(すなわち、分岐経路Pに流れる電流の値)に基づいて、電界効果トランジスタ51が破壊される危険があるか否かを判定して、その判定結果を表示し、電界効果トランジスタを保護するための信号を制御部80へ出力する。
より具体的には、図3に示されるように、異常検出部56は、M個の部分検出回路57〜57、抵抗器R60およびフォトカプラPCを備える。M個の部分検出回路57〜57は共通の構成を有する。各部分検出回路57は、発光ダイオードLED、抵抗器R71、抵抗器R72、抵抗器R73、サイリスタTHYおよびコンデンサCを含む。
発光ダイオードLEDのアノード端子は、高電位の電圧値(+15V)が入力される。サイリスタTHYのアノード端子は、抵抗器R71を介して発光ダイオードLEDのカソード端子と接続され、また、ダイオードDのカソード端子とも接続されている。サイリスタTHYのカソード端子は、接地されている。サイリスタTHYのゲート端子は、互いに並列的に接続された抵抗器R72およびコンデンサCを介して接地されている。また、サイリスタTHYのゲート端子は、抵抗器R73を介して、電界効果トランジスタ51と電流値検出部52との接続点に接続されている。
フォトカプラPCは、発光ダイオードおよびフォトトランジスタを含む。フォトカプラPCに含まれる発光ダイオードのアノード端子は、高電位の電圧値(+15V)が入力される。フォトカプラPCに含まれる発光ダイオードのカソード端子は、抵抗器R60を介して、M個の部分検出回路57〜57それぞれのダイオードDのアノード端子と接続されている。フォトカプラPCに含まれる発光ダイオードの発光の有無に応じて、フォトカプラPCに含まれるフォトトランジスタのエミッタ端子とコレクタ端子との間はオープンおよびショートの何れかの状態となる。フォトカプラPCは、このフォトトランジスタのエミッタ端子とコレクタ端子との間の状態を出力信号として制御部80へ出力する。
このように構成される異常検出部56では、分岐回路Pに流れる電流が大きくなって電流値検出部52から出力される電圧値が大きくなると、対応する各部分検出回路57において直列的に接続された抵抗器R72と抵抗器R73との間の電位(すなわち、サイリスタTHYのゲート端子の電位)が高くなる。すると、サイリスタTHYのアノード端子からカソード端子へ流れる電流が大きくなり、発光ダイオードLEDに流れる電流も大きくなって、発光ダイオードLEDが発光する。このように、分岐回路Pに流れる電流が大きくなって電流値検出部52から出力される電圧値が大きくなると、発光ダイオードLEDが発光する。したがって、各部分検出回路57に含まれる発光ダイオードLEDの発光により、対応する分岐回路Pに流れる電流の値の異常が検出され、この分岐回路Pに設けられた電界効果トランジスタ51の破壊の危険の有無が判定され得る。
また、M個の部分検出回路57〜57のうちの何れの部分検出回路において、サイリスタTHYのアノード端子からカソード端子へ流れる電流が大きくなると、ダイオードDのアノード端子の電位が低くなる。これにより、フォトカプラPCに含まれる発光ダイオードに流れる電流が大きくなって、この発光ダイオードが発光し、フォトカプラPCに含まれるフォトトランジスタのエミッタ端子とコレクタ端子との間がショート状態となる。すなわち、このフォトトランジスタのエミッタ端子とコレクタ端子との間がショート状態であることは、M個の電界効果トランジスタ51〜51のうち少なくとも1個の電界効果トランジスタに流れる電流が大きく破壊の危険があることを示している。
制御部80は、異常検出部56から出力された信号(カプラPCに含まれるフォトトランジスタのエミッタ端子とコレクタ端子との間がオープンおよびショートの何れかの状態であるか)を入力して、その信号が電界効果トランジスタの破壊の危険を示している場合には、電力供給経路上に設けられているスイッチ90を開かせて、電源10からの電力供給を停止させる。
本実施形態に係る電力供給回路3および電力供給回路50では、電源10と負荷20との間の電力供給経路の一部において、電界効果トランジスタ51および電流値検出部52を1組として、M組が並列的に設けられていて、各電界効果トランジスタ51に流れる電流の値が電流値検出部52により検出される。そして、M個の電流値検出部52〜52それぞれにより検出された電流値の和に応じた電圧値が加算部55から出力され、この加算部55の出力値が一定となるようにゲート電圧制御部53によりM個の電界効果トランジスタ51〜51それぞれのゲート端子に与えられる電圧値が制御される。したがって、温度変動等があっても負荷20に流れる電流の値は一定とされ得る。また、負荷20が電磁石である場合に、この負荷(電磁石)20および電源装置3を含んで構成される磁場発生装置では、温度変動等があっても磁場の大きさが一定とされ得る。
また、一般に、バイポーラトランジスタにおけるコレクタ端子とエミッタ端子との間の抵抗値と比べて、電界効果トランジスタにおけるソース端子とドレイン端子との間の抵抗値は小さい。すなわち、バイポーラトランジスタにおける電圧降下量と比較して、電界効果トランジスタにおける電圧降下量は小さい。したがって、本実施形態では、負荷20に流れる電流の値を一定に制御するために低抵抗のM個の電界効果トランジスタ51〜51が設けられていることにより、電源10から負荷20へ電力が高効率に供給される。また、M個の電界効果トランジスタ51〜51それぞれにおける発熱量が小さく、また、それ故に水冷等により容易にM個の電界効果トランジスタ51〜51が一定温度に維持され得る。
また、本実施形態でも、電源10と負荷20との間の電力供給経路の一部においてM個の電界効果トランジスタ51〜51が並列的に設けられていることから、より大きな値の電流を負荷20に流すことができる。
また、本実施形態でも、ゲート電圧制御部53から各電界効果トランジスタ51のゲート端子への経路にバッファ部54が設けられていることから、各電界効果トランジスタ51のゲート端子に与えられる電圧値の相互干渉が低減されて各電界効果トランジスタ51の動作が安定し、また、インピーダンスを低くすることができて外来ノイズの影響を受け難い。
また、本実施形態では、各電界効果トランジスタ51に流れる電流の値が電流検出部52により検出されて、その検出された電流値の異常が異常検出部56により検出される。この異常検出部56により、電界効果トランジスタ51が破壊される危険があるか否かが判定されて、その判定結果が表示され、電界効果トランジスタ51を保護するための信号が制御部80へ出力される。そして、異常検出部56から出力された信号が電界効果トランジスタ51の破壊の危険を示している場合には、制御部80による制御によりスイッチ90が開いて、電源10からの電力供給が停止される。これにより、各電界効果トランジスタ51の破壊が回避され得る。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態に係る電源装置4の構成を示す図である。図1に示された第1実施形態に係る電源装置3の構成と比較すると、この図4に示される第2実施形態に係る電源装置4は、電源10から負荷20に電力を供給する電力供給回路としてN個の電力供給回路50〜50を備える点で相違し、これらN個の電力供給回路50〜50それぞれの異常検出部56から出力される信号を制御部80が入力する点で相違する。ここで、Nは2以上の整数である。
第2実施形態におけるN個の電力供給回路50〜50それぞれは、第1実施形態における電力供給回路50と同じ構成を有していて、互いに並列的に設けられている。したがって、M個の電界効果トランジスタが並列的に設けられている第1実施形態と比較して、M×N個の電界効果トランジスタが並列的に設けられている第2実施形態では、更に大きな電流を負荷20に流すことができる。
制御部80は、N個の電力供給回路50〜50それぞれの異常検出部56から出力される信号を入力して、その信号が電界効果トランジスタの破壊の危険を示している場合には、電力供給経路上に設けられているスイッチ90を開かせて、電源10からの電力供給を停止させる。このとき、制御部80は、N個の電力供給回路50〜50のうち1つでも電力供給回路の異常検出部56から出力される信号が電界効果トランジスタの破壊の危険を示している場合に、スイッチ90を開かせて、電源10からの電力供給を停止させてもよい。また、制御部80は、N個の電力供給回路50〜50のうちの所定数以上の電力供給回路の異常検出部56から出力される信号が電界効果トランジスタの破壊の危険を示している場合に、スイッチ90を開かせて、電源10からの電力供給を停止させてもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では電界効果トランジスタが用いられたが、これに替えてバイポーラトランジスタが用いられてもよい。
第1実施形態に係る電源装置3および電力供給回路50の構成を示す図である。 加算部55の回路図である。 異常検出部56の回路図である。 第2実施形態に係る電源装置4の構成を示す図である。
符号の説明
3,4…電源装置、10…電源、20…負荷、50,50〜50…電力供給回路、51〜51…電界効果トランジスタ、52〜52…電流値検出部、53…ゲート電圧制御部、54〜54…バッファ部、55…加算部、56…異常検出部、80…制御部、90…スイッチ。

Claims (5)

  1. 電源から負荷に電力を供給する電力供給回路であって、
    前記電源と前記負荷との間の電力供給経路の一部に設けられた複数本の分岐経路と、
    複数本の前記分岐経路それぞれに設けられ、制御端子,第1端子および第2端子を含み、各分岐経路に前記第1端子および前記第2端子が接続されて挿入されたトランジスタと、
    複数本の前記分岐経路それぞれに設けられ、各分岐経路に流れる電流の値を検出する電流値検出部と、
    複数の前記電流値検出部それぞれにより検出された電流値の和に応じた値を出力する加算部と、
    前記加算部の出力値が一定となるように、複数の前記トランジスタそれぞれの前記制御端子に与える電圧値を制御する電圧制御部と、
    を備えることを特徴とする電力供給回路。
  2. 複数の電流値検出部それぞれにより検出された電流値の異常を検出する異常検出部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電力供給回路。
  3. 前記異常検出部により異常が検出されたときに前記電源からの電力供給を停止させる制御部を更に備えることを特徴とする請求項2記載の電力供給回路。
  4. 電源と、前記電源から負荷に電力を供給する請求項1〜3の何れか1項に記載の電力供給回路と、を備えることを特徴とする電源装置。
  5. 電源と、電磁石と、前記電源から負荷としての前記電磁石に電力を供給する請求項1〜3の何れか1項に記載の電力供給回路と、を備えることを特徴とする磁場発生装置。
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