JP2009098873A - 印刷制御装置および印刷制御方法 - Google Patents

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伸享 田中
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Abstract

【課題】各設定アイテムの設定状況を容易に把握可能とする。
【解決手段】第1表示エリアE1において、各設定項目ごとにカラム位置を定め、すべての設定アイテムが一覧化されたカラムを各カラム位置に設ける。各カラムに表示された設定アイテムのうち第1設定セットを構成する設定アイテムについては網掛けを行う。そして、予め登録された第2設定セットを構成する各設定アイテムを第2表示エリアE2に表示させる。その際に、第1表示エリアE1に表示された設定アイテムと、第2表示エリアE1に表示された設定アイテムとが各設定項目について同一のカラム位置となるようにレイアウトする。
【選択図】図9

Description

本発明は、印刷制御装置および印刷制御方法に関し、特に一群の設定項目のそれぞれに関して択一的に選択された一群の設定アイテムによって構成される設定セットを印刷装置に設定する印刷制御装置および印刷制御方法に関する。
プリンタ等に印刷を行わせる際には、少なくとも印刷用紙に関する設定や画像処理に関する設定等を行わなければならず、数多くの設定項目についての設定が必要となる。そのため、印刷の設定を全体的に把握するのが困難であるという問題があった。例えば、特許文献1の図2においては、印刷方式に関する設定を行う設定画面と印刷品質に関する設定を行う設定画面とをタブ方式によって切り替えるとともに、設定画面において各設定アイテムをプルダウンメニュー方式やラジオボタン方式によって選択するものが開示されている。
特開2006−48296号公報
特許文献1の図2のようなプルダウン方式においては、現在選択されている設定アイテムしか視認することができず、選択されている設定アイテム以外にどのような選択肢があるのかを把握することが困難であるという問題があった。また、複数の設定項目の設定アイテム同士が互いに矛盾するような関係とならないように禁則条件を設ける場合がある。このように禁則条件を設ける場合、ユーザーがある設定アイテムを選択したことによって他の設定項目の設定アイテムの選択幅が狭められることとなる。しかしながら、現在選択されている設定アイテムしか表示できないプルダウンメニュー方式においては、他の設定項目の設定アイテムの選択幅が狭めらことをユーザーが認識することが難しく、禁則条件を把握することができないという問題があった。さらに、複数の設定画面をタブ方式によって切り替える場合には、一旦設定した設定アイテムもタブの切り替えによって視認することができなくなるため、複数の設定項目に関する設定アイテムの全体把握が困難であるという問題があった。さらに、過去の印刷に使用したプリセット設定を呼び出し、そのプリセット設定の一部を変更して印刷を行わせるにあたっても、ユーザーの使い勝手が悪いという問題があった。すなわち、現在選択されている設定アイテムしか表示できないプルダウンメニュー方式では、プリセット設定と変更後の設定との違いを把握することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、各設定アイテムの設定状況を容易に把握可能とする印刷制御装置および印刷制御方法を提供しようとするものである。
本発明の印刷制御装置では、一群の設定項目のそれぞれに関して択一的に選択された一群の設定アイテムによって構成される設定セットを印刷装置に設定する。第1取得手段は、上記印刷装置に設定しようとする上記設定セットである第1設定セットを取得する。すなわち、上記第1設定セットとして最終的に設定されたものが上記印刷装置に設定される。第1表示手段は、各設定アイテムの一覧を各設定項目ごとに定められたカラム位置にて一列に並べて表示する。これにより、各設定項目ごとに各設定アイテムを一覧することができ、選択可能な各設定アイテムの全体的な把握を容易にすることができる。なお、上記カラム位置とは表示画面における所定方向に関する位置を意味する。例えば、表示画面の幅方向に関する位置や、高さ方向に関する位置が、カラム位置の代表的なものに該当する。さらに、上記第1表示手段は、並べて表示された上記設定アイテムの一覧のうち上記第1取得手段が取得した上記第1設定セットを構成する各設定アイテムについては、強調表示する。これにより、全体の選択肢のなかでユーザーがどの設定アイテムを選択しているかを容易に把握することができる。
第2取得手段は、予め登録された上記設定セットである第2設定セットを取得する。そして、第2表示手段は、上記第2取得手段が取得した上記第2設定セットを構成する各設定アイテムを上記カラム位置のそれぞれにおいて表示する。すなわち、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムと上記第2設定セットを構成する各設定アイテムとが同一の各カラム位置において表示されるため、これらを容易に対比することができる。従って、どの設定項目に関して上記第1設定セットと上記第2設定セットが相違しているかを容易に把握することができる。
また、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムと上記第2設定セットを構成する各設定アイテムとを同一の各カラム位置において表示するための具体的手法として、上記第2設定セットを構成する各設定アイテムが上記第1表示手段が並べて表示する各設定アイテムの一覧に並列するように表示するようにしてもよい。このようにすれば、上記第1表示手段が並べて表示する各設定アイテムの一覧の延長線上に上記第2設定セットを構成する各設定アイテムを視認することができ、容易に対比することができる。
さらに、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムと上記第2設定セットを構成する各設定アイテムとを同一の各カラム位置において表示するための他の具体的手法として、上記第1表示手段が上記カラム位置のそれぞれにおいて並べて表示する各設定アイテムの一覧のうち、上記第2設定セットを構成する各設定アイテムについて強調表示を行うようにしてもよい。すなわち、上記第1表示手段が上記カラム位置のそれぞれにおいて並べて表示する各設定アイテムの一覧のうち、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムと上記第2設定セットを構成する各設定アイテムとを双方とも強調表示する。このようにすれば、上記第2設定セットを構成する各設定アイテムを表示するためのスペースを設けなくても済む。
さらに、予め登録された上記設定セットが複数存在する場合に好適な手法の一例として、予め登録された上記設定セットのうち、上記第1設定セットとの類似性に基づいて検索されたものを上記第2取得手段が上記第2設定セットとして取得するようにしてもよい。これにより、上記第1設定セットとの類似しているものを上記第2取得手段が上記第2設定セットとして取得し、上記第2表示手段が表示させることが可能となる。
また、上記第2取得手段が取得した上記第2設定セットを、上記第1取得手段に上記第1設定セットとして取得させる入替手段を備えるようにしてもよい。このようにすれば、上記第2取得手段が取得した上記第2設定セットを気に入った場合に、当該第2設定セットをそのまま上記第1設定セットとして上記印刷装置に設定することができる。むろん、上記第1取得手段が上記第2設定セットを上記第1設定セットとして取得すれば、当該第2設定セットを構成していた各設定アイテムが上記第1表示手段によって上記第1設定セットと同じ態様で表示されることとなる。
さらに、他の上記設定項目について選択された上記設定アイテムと矛盾する上記設定アイテムについては、上記カラム位置のそれぞれにおいて並べて表示した各設定アイテムの一覧において表示態様を変化させるようにしてもよい。これにより、選択が不適切な上記設定アイテムをユーザーが容易に把握することができる。むろん、表示態様を変化させるのみならず、選択を不可能にするようにしてもよい。
また、各設定アイテムの一覧において、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムまたは上記第2設定セットを構成する上記設定アイテムについて強調表示させる際の好適な手法として、強調表示する上記設定アイテム同士を連結する線を表示するようにしてもよい。これにより、強調表示された上記第1設定セットまたは上記第2設定セットの設定内容を線のつながりで把握することができる。各設定セットの全体的な把握を感覚的に行うことができる。
さらに本発明の技術的思想は、印刷制御装置において行われる印刷制御方法においても具現化されることはいうまでもない。また、当該印刷制御方法を実現するための印刷制御プログラムをコンピュータに読み込ませ、所定の機能を実行させることにより、コンピュータを用いて実現することも可能である。さらに、上述した印刷制御装置や印刷制御方法や印刷制御プログラムを一部に有する他の装置や方法やプログラムにおいても、本発明の技術的思想を具現化することができる。例えば、上述した印刷制御装置の各手段を含む印刷装置においても本発明の効果を得ることができる。また、上述した印刷制御装置や印刷制御方法や印刷制御プログラムが有する手段や工程や機能が複数の装置において分担されて実現されるものであってもよい。例えば、複数の機能がネットワークを介して接続された複数のコンピュータによって実現されてもよい。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)印刷制御装置および印刷装置の構成:
(2)印刷処理:
(3)変形例:
(1)印刷制御装置および印刷装置の構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷制御装置としてのコンピュータの構成を示している。同図において、コンピュータ10はCPUとRAMとROMとからなる制御部11とハードディスクドライブ(HDD)12とUSBインターフェース(I/F)13と入力インターフェース(I/F)14とビデオインターフェース(I/F)15とバス16とから構成されている。バス16によって、制御部11とHDD12とUSBI/F13と入力I/F14とビデオI/F15との間でデータが送受信可能となっている。USBI/F13にはプリンタ20が接続され、入力I/F14にはキーボード30aとマウス30bが接続されている。ビデオI/F15には、ディスプレイ40が接続されている。HDD12にはオペレーティングシステムOSやプリンタドライバPDやアプリケーションAPLを実行するためのプログラムデータ12aが記憶されており、制御部11のCPUがプログラムデータ12aを読み出してRAM上に展開しつつオペレーティングシステムOSやプリンタドライバPDやアプリケーションAPLに相当する演算を実行する。HDD12には、設定履歴データベース(DB)12bと禁則データベース(DB)12cとが記憶されている。
制御部11においてはオペレーティングシステムOSが実行されており、オペレーティングシステムOS上でプリンタドライバPDやアプリケーションAPLが実行されている。オペレーティングシステムOSは、各プログラムが共通して使用可能なAPIを有しており、そのひとつとしてプリントシステムOS1を有している。プリントシステムOS1は、アプリケーションAPLとプリンタドライバPDとの仲介をなし、アプリケーションAPLからの要求に応じてプリンタドライバPDの各機能を呼び出す処理を行う。プリンタドライバPDは、第1取得部(第1取得手段)PD1と第1表示部(第1表示手段)PD2と第2取得部(第2取得手段)PD3と第2表示部(第2表示手段)PD4と設定部PD5と入替部(入替手段)PD6とUI部PD7と印刷データ生成部PD8とから構成されている。UI部PD7は、第1表示部PD2と第2表示部PD4の求めに応じてビデオI/F15に出力するための表示データを生成する処理を行うとともに、入力I/F14から入力されるキーボード30aとマウス30bからの操作信号を第1取得部PD1と第2取得部PD3と設定部PD5と入替部PD6に送出する処理を実行する。
第1取得部PD1は、各設定項目について設定アイテムを選択する操作信号を監視するとともに、当該操作信号に基づいて各設定項目について選択された各設定アイテムによって構成される第1設定セットを取得する。第1表示部PD2は、第1取得部PD1が取得した第1設定セットを表示させるための指令をUI部PD7に対して送出する。また、第1表示部PD2は禁則判定部PD2aを有しており、当該禁則判定部PD2aが禁則DB12cを参照して上記第1設定セットについての禁則判定を行い、その判定結果を表示するための指令をUI部PD7に対して送出する。第2取得部PD3は、検索部PD3aを備えている。検索部PD3aは、第1設定セットとHDD12に記憶された設定履歴DB12bを取得するとともに、当該設定履歴DB12bに記憶された複数の設定セットのなかから第1設定セットと類似するものを検索する。なお、設定履歴DB12bには過去に登録された設定セットが複数格納されている。そして、第2取得部PD3は、検索された設定セットを第2設定セットとして取得する。第2表示部PD4は、第2取得部PD3が取得した第2設定セットを表示させるための指令をUI部PD7に対して送出する。
設定部PD5は、設定を確定するための操作信号を監視し、設定が決定された時点の第1設定セットを取得し、印刷データ生成部PD8に出力する。印刷データ生成部PD8は、第1設定セットに基づいてレンダリング処理と画質調整処理と色変換処理とハーフトーン処理とマイクロウィーブ処理を順次実行することによりプリンタ20に出力するための印刷データを生成する。また、印刷データ生成部PD8は、第1設定セットに基づいてプリンタ20を制御するための制御データを生成し、上記印刷データに添付する。そして、制御データと印刷データに基づいてプリンタ20が印刷を実行させる。入替部PD6は、第2設定セットを第1設定セットに移行するための操作信号を監視し、当該操作信号が入力された場合には、第2設定セットを第1設定セットとして第1取得部PD1に取得させる。
図2は、印刷装置としてのプリンタ20の内部構成を概念的に示した説明図である。プリンタ20には、上述した制御データと印刷データに基づいて全体の動作を制御する制御回路21と、印刷用紙上に画像を印刷するための印刷キャリッジ22と、印刷キャリッジ22を主走査方向に移動させる機構と、印刷媒体の紙送りを行うための機構などが搭載されている。印刷キャリッジ22は、Kインクを収納するインクカートリッジ22a1と、Cインク、Mインク、Yインクの各種インクを収納するインクカートリッジ22a2と、底面側に設けられた印字ヘッド22bなどから構成されており、印字ヘッド22bには、インク滴を吐出するインク吐出ヘッド22b1〜22b4がインク毎に設けられている。印刷キャリッジ12にインクカートリッジ22a1,22a2を装着すると、カートリッジ内の各インクは図示しない導入管を通じて、各色のインク吐出ヘッド22b1〜22b4に供給される。
印刷キャリッジ22を主走査方向に移動させる機構は、印刷キャリッジ22を駆動するためのキャリッジベルト23aと、キャリッジベルト23aに動力を供給するキャリッジモータ23bと、キャリッジベルト23aに絶えず適度な張力を付与しておくための張力プーリ23cと、印刷キャリッジ22の動きをガイドするキャリッジガイド23dと、印刷キャリッジ22の原点位置を検出する原点位置センサ23eなどから構成されている。後述する制御回路21の制御の下でキャリッジモータ23bを回転させると、回転角度に応じた距離だけ印刷キャリッジ22を主走査方向に移動させることが可能である。また、キャリッジモータ23bを逆回転させれば、印刷キャリッジ22を逆方向に移動させることも可能となっている。印刷用紙の紙送りを行うための機構は、印刷用紙を裏面側から支えるプラテン24aと、プラテン24aを回転させて紙送りを行う紙送りモータ24bなどから構成されている。後述する制御回路21の制御の下で紙送りモータ24bを回転させることで、回転角度に応じた距離だけ印刷用紙を副走査方向に紙送りすることが可能となっている。
制御回路21は、CPUを中心として、ROMや、RAM、デジタルデータをアナログ信号に変換するD/A変換器、さらには、周辺機器との間でデータのやり取りを行うための周辺機器インターフェースPIFなどから構成されている。制御回路21は、キャリッジモータ23bおよび紙送りモータ24bを駆動して印刷キャリッジ22の主走査および副走査を行いながら、各色のインク吐出ヘッド22b1〜22b4に駆動信号を供給してインク滴を吐出させる制御も行っている。インク吐出ヘッド22b1〜22b4に供給する駆動信号は、コンピュータ10によって生成された印刷データに基づいて生成する。制御回路21の制御の下で、印刷キャリッジ22を主走査および副走査(紙送り方向。図2を参照のこと)させながら、インク吐出ヘッド22b1〜22b4からインク滴を吐出して印刷用紙上に各色のインクドットを形成することによって、印刷用紙上にカラー画像を印刷することが可能となっている。
(2)印刷処理
図3は、上述したコンピュータ10のプリンタドライバPDが実行する印刷処理の流れを示している。ステップS100においては、アプリケーションAPLによる印刷要求を受け付ける。その際に、アプリケーションAPLは、印刷要求を行う段階で、印刷対象の写真画像データや文書等の印刷ソースをプリントシステムOS1やプリンタドライバPDに出力する。ステップS110においては、すべての設定項目について何ら設定アイテムを選択されていない状態に第1設定セットをリセットする。第1設定セットは、各設定項目についてそれぞれ各設定アイテムを選択することにより形成される設定アイテムの一群であり、RAM上に記憶されている。
ステップS110においては後述する表示処理によって、プリントシステムOS1およびプリンタドライバPDが印刷条件を設定するためのUI画面をディスプレイ40に表示させる。なお、上記UI画面において基本的な設定を行う領域についてはオペレーティングシステムのOSのプリントシステムOS1が表示を担当し、UI画面においてプリンタ20固有の設定等を行う領域についてはプリンタドライバPDの第1表示部PD2と第2表示部PD4とUI部PD7が表示を担当する。
図4は上記UI画面の初期状態を示し、図5はステップS120にてUI画面を表示するための表示処理の流れを示している。図5のステップS121においては、第1表示部PD2が禁則DB12cを読み出し、同禁則DB12cに登録されたすべての設定アイテムを取得してRAMに記憶させる。図4に示すUI画面においては、第1表示エリアE1において幅方向に配列したカラムが設けられており、各カラム位置(幅方向の位置)の最上段において、各設定項目を示すラベルが表示されている。本実施形態においては、各設定項目のラベルとして、左から順に、『用紙サイズ』と『用紙種類』と『画質調整』と『フチ設定』が表示されている。
各カラムにおいては、それぞれの設定項目を具体的に設定するための設定アイテムをすべて一列に並べた一覧が表示されている。『用紙サイズ』のラベルが付されたカラムにおいては、設定アイテムとしての『A4用紙』と『B5用紙』と『ハガキ用紙』と『L版用紙』と『CD/DVD』とからなる一覧が表示されている。『用紙種類』のラベルが付されたカラムにおいては、設定アイテムとしての『スーパーファイン用紙』と『写真用紙(光沢)』と『写真用紙(マット)』と『普通紙』と『CD/DVDレーベル面』とからなる一覧が表示されている。『画質調整』のラベルが付されたカラムにおいては、設定アイテムとしての『そのまま』と『おまかせ』と『あざやか』と『くっきり』とからなる一覧が表示されている。さらに、『フチ設定』のラベルが付されたカラムにおいては、設定アイテムとしての『フチあり』と『フチなし』とからなる一覧が表示されている。
図6は、禁則DB12cを示している。同図に示すように、禁則DB12cにおいては各設定項目ごとに設定され得るすべての設定アイテムが登録されている。このような禁則DB12cを読み出すことにより、上述した各カラムの表示に必要な情報を得ることができる。このようにして得たすべての設定アイテムは、ステップS121にてRAMに記憶される。また、禁則DB12cにて各設定アイテムについて矛盾する相手の設定アイテムが登録されている。例えば、設定項目『用紙サイズ』に属する設定アイテム『CD/DVD』について、矛盾する設定アイテムとして、設定項目『用紙種類』に属する設定アイテム『スーパーファイン用紙』と『写真用紙(光沢)』と『写真用紙(マット)』と『普通紙』と、設定項目『フチ設定』に属する設定アイテム『フチなし』が登録されている。CDやDVDのレーベル面には、独特の表面コーティングがなされており、当該レーベル面が『スーパーファイン用紙』と『写真用紙(光沢)』と『写真用紙(マット)』と『普通紙』の紙質を有することは考えられないからである。また、印刷時にCDやDVDをセットするトレーの仕様上の理由により、フチなし印刷は不可能となっている。このような禁則情報を記憶しておくことにより、後述する禁則判定処理において、設定項目『用紙サイズ』に属する設定アイテム『CD/DVD』と、設定項目『用紙種類』に属する設定アイテム『スーパーファイン用紙』等が同時に選択されないように制限することができる。
ステップS122においては、第1取得部PD1が第1設定セットをRAMから取得する。上述したように初期の段階では、ステップ110にて第1設定セットがリセットされているため、下記のようにいずれの設定項目おいても何ら設定アイテムが選択されていない状態の第1設定セットが取得される。
★第1設定セット
設定項目 設定アイテム
『用紙サイズ』−−−−−−『なし』
『用紙種類』−−−−−−−『なし』
『画質調整』−−−−−−−『なし』
『フチ設定』−−−−−−−『なし』
ステップS123においては、禁則判定部PD2aが上述した禁則DB12cを参照して、上記第1設定セットについての禁則判定を行う。ここでは、上記第1設定セットにおいて選択されている各設定アイテムについて矛盾するものであるとして禁則DB12cに登録されている他の設定項目の設定アイテムを判定する。例えば、上記第1設定セットにて設定項目『用紙サイズ』について設定アイテム『CD/DVD』が選択されている場合、設定項目『用紙種類』に属する設定アイテム『スーパーファイン用紙』と『写真用紙(光沢)』と『写真用紙(マット)』と『普通紙』と、設定項目『フチ設定』に属する設定アイテム『フチなし』が矛盾する設定アイテムであると判定されることとなる。ただし、初期の段階では、上記第1設定セットにていずれの設定項目についても設定アイテムが選択されていないため、矛盾する設定アイテムが存在しないと判定されることとなる。ステップS123では、得られた禁則判定の結果をRAMに記憶させる。
ステップS124においては、第2取得部PD3の検索部PD3aが上記第1設定セットとHDD12に記憶された設定履歴DB12bを取得するとともに、当該設定履歴DB12bに記憶された複数の設定セットのなかから第1設定セットと最も類似するものを検索する。ここでは、上記第1設定セットにて各設定項目について選択された設定アイテムと同一の設定アイテムを有する設定セットを設定履歴DB12bから検索する。
図7は、設定履歴DB12bの一例を示している。同図においては、過去に登録された複数の設定セットが記憶されている。上述した第1設定セットと同様に、設定履歴DB12bに記憶される各設定セットは各設定項目について選択された一群の設定アイテムから構成されている。また、各設定セットについて、登録日時と、最後に印刷に使用された日時と、設定セットの名称が対応付けて記憶されている。ステップS124においては、以上のような設定履歴DB12bを取得し、設定履歴DB12bに登録された各設定セットのうち最も上記第1設定セットと類似するものを検索する。本実施形態においては、4個の設定項目が設けられているため、4個の設定項目のすべてについて同一の設定アイテムを有する設定セットが最も類似する(同一である)ものとして検索される。
4個の設定項目のいずれついても同一の設定アイテムを有する設定セットが設定履歴DB12bに存在しない場合には、4個の設定項目のうち3個の設定項目について同一の設定アイテムを有する設定セットが最も類似するものとして検索される。この場合、2以上の設定セットが最も類似するものとして検索されることが考えられる。2以上の設定セットが検索された場合には、検索された設定セットのうち最も登録日時または最後に印刷に使用された日時が新しいものが、最も類似するものであると判断する。同様に4,3個の設定項目について同一の設定アイテムを有するものが設定履歴DB12bに存在しない場合には、4個の設定項目のうち2個の設定項目について同一の設定アイテムを有する設定セットが最も類似するものとして検索される。さらに、同様に4,3,2個の設定項目について同一の設定アイテムを有するものが設定履歴DB12bに存在しない場合には、4個の設定項目のうちいずれか1個の設定項目について同一の設定アイテムを有する設定セットが最も類似するものとして検索される。これらの場合においても、2以上の設定セットが検索され得るため、検索された設定セットのうち最も登録日時または最後に印刷に使用された日時が新しいものが、最も類似するものであると判断する。
一方、4個の設定項目のすべてが設定項目について同一の設定アイテムを有する設定セットが存在しない場合には、すべての設定セットのうち最も登録日時または最後に印刷に使用された日時が新しいものが最も類似するものであると判断する。なお、最初の段階において第1設定セットは、いずれの設定項目おいても何ら設定アイテムが選択されていない状態であるため、設定履歴DB12bに記憶されたいずれの設定セットのいずれの設定項目についても同一となる設定アイテムが存在しないこととなる。従って、最も登録日時または最後に印刷に使用された日時が新しいものが最も類似するものであると判断されることなる。図6の設定履歴DB12bでは、登録設定セット#3が最後に印刷に使用されているため、最初の段階では登録設定セット#3が最も類似するとして検索されることとなる。ステップS124で検索された登録設定セット#3は、設定履歴DB12bから取得されるとともに、第2設定セットとして下記のようにRAMに記憶される。
★第2設定セット
設定項目 設定アイテム
『用紙サイズ』−−−−−−『A4用紙』
『用紙種類』−−−−−−−『写真用紙(光沢)』
『画質調整』−−−−−−−『そのまま』
『フチ設定』−−−−−−−『フチなし』
以上のようにステップS121〜S124を実行することにより、すべての設定アイテムと、第1設定セットと、禁則判定の結果と、第2設定セットをそれぞれRAMに記憶させることができる。これにより、図4に示すUI画面を表示するために必要なデータがRAM上に揃ったこととなる。すなわち、ステップS121〜S124においては、そして、ステップS125においては、RAMに記憶された以上の情報に基づいて、図4に示すUI画面を表示させるための画像データを生成する。まず、第1表示部PD1が、RAMからすべての設定アイテムを取得し、当該設定アイテムを各設定項目ごとに一列に並べて配置することによりカラム(一覧)を形成するとともに、第1表示エリアE1において各カラムを各設定項目ごとに定められた各カラム位置に配置する。次に、第1表示部PD1が、RAMから第1設定セットを取得し、各カラムを構成する設定アイテムのうち、第1設定セットを構成する設定アイテムと同一のものを網掛けにして強調表示する。そして、第1設定セットを構成する各設定アイテムに付された網掛け同士を連結する連結線を描画する。最初の段階では、第1設定セットにおいていずれの設定アイテムも選択されていないため、図4のようにいずれの設定アイテムも網掛けとならず、連結線も描画されない。
次に、第1表示部PD1が、禁則判定の結果をRAM取得し、各カラムを構成する設定アイテムのうち矛盾する設定アイテムを消去する。最初の段階では、第1設定セットにおいていずれの設定アイテムも選択されておらず、いずれの設定アイテムも第1設定セットに対して矛盾しないため、図4のようにいずれの設定アイテムも消去されない。次に、第2表示部PD4が第2設定セットをRAMから取得し、第2設定セットを構成する各設定アイテムを第1表示エリアE1の下方に設けられた第2表示エリアE2に表示するための画像が作成される。ステップS124においては、図7の設定履歴DB12bの登録設定セット#3が最も類似するとして検索され、当該登録設定セット#3が第2設定セットとして記憶されているため、登録設定セット#3を構成する設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『そのまま』『フチなし』が表示されることとなる。第2表示部PD4が第2設定セットを構成する設定アイテムを表示するにあたっては、第1表示部PD1が各設定項目ごと表示する各カラムと同一のカラム位置において、第2設定セットを構成する設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『そのまま』『フチなし』を各設定項目ごとに表示する。また、第2設定セットを構成する設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『そのまま』『フチなし』は、同一の設定項目についての各カラムのすぐ下方に並列するようにレイアウトされる。これにより、図4に示すように第2設定セットを構成する設定アイテムと、選択され得るすべての設定アイテムとを、各設定項目ごとに対比することができる。以上により、UI画面を表示するための表示処理が完了し、メインの印刷処理にリターンする。
図3に示す印刷処理のステップS130においては、UI部P7が周期的にキーボード30aとマウス30bからの操作信号を監視する。そして、操作信号が入力された場合には、ステップS140において入力された操作信号が各カラムを構成する設定アイテムがクリックされたものであるか否かを判定する。各カラムを構成する設定アイテムがクリックされたか否かは、UI部P7が表示させているUI画面における座標から判断することができる。各カラムを構成するいずれかの設定アイテムがクリックされたと判定された場合には、クリックされた設定アイテムによって上記第1設定セットを更新する(ステップS145)。例えば、設定項目『用紙サイズ』のカラムにおける設定アイテム『CD/DVD』がクリックされた場合には、すべての設定項目について未選択であった第1設定セットをRAMにおいて下記のように更新する。
★第1設定セット
設定項目 設定アイテム
『用紙サイズ』−−−−−−『CD/DVD』
『用紙種類』−−−−−−−『なし』
『画質調整』−−−−−−−『なし』
『フチ設定』−−−−−−−『なし』
以上のように第1設定セットが更新されると、ステップS120に戻り、再度、表示処理(図5)を実行させる。ここでの処理は、上述した処理と同様であるが、第1設定セットの内容がステップS145にて更新されているため、処理結果として表示されるUI画面が異なったものとなる。
図8は、上記のように第1設定セットが更新された場合のUI画面の状態を示している。同図において、設定項目『用紙サイズ』のカラムを構成する設定アイテム『CD/DVD』について網掛けが付されている。ステップS122において第1取得部PD1が第1設定セットをRAMから取得し、ステップS125において第1表示部P2が第1設定セットを構成する設定アイテムについて網掛けを行うからである。また、図4の初期状態では表示されていた設定項目『用紙種類』に属する設定アイテム『スーパーファイン用紙』と『写真用紙(光沢)』と『写真用紙(マット)』と『普通紙』と設定項目『フチ設定』に属する設定アイテム『フチなし』が、各カラムから消去されている。ステップS123において禁則判定部PD2aが第1設定セットについての禁則判定を行うことにより第1設定セットを構成する設定アイテム『CD/DVD』と矛盾する設定アイテム『スーパーファイン用紙』『写真用紙(光沢)』『写真用紙(マット)』『フチなし』を取得し、ステップS125では第1表示部P2がこれらの表示を消去するからである。このようにすることにより、設定項目『用紙サイズ』について設定アイテム『CD/DVD』を選択した場合には、設定項目『用紙種類』については設定アイテム『CD/DVDレーベル面』のみが選択可能となり、設定項目『フチ設定』については設定アイテム『フチあり』のみが選択可能なるように禁則されるのが容易に把握できる。
さらに、各カラムの下方の表示エリアE2において、登録設定セット#4を構成する設定アイテム『CD/DVD』『CD/DVDレーベル面』『そのまま』『フチあり』がそれぞれの各設定項目が対応するカラム位置において表示されている。ステップS124において検索部PD3aが第1設定セットと最も類似するものとして設定項目『用紙サイズ』について設定アイテム『CD/DVD』が選択された登録設定セット#4を検索するとともに、第2表示部PD4が当該検索された登録設定セット#4を第2設定セットとして表示するからである。このようにすることにより、過去の印刷において適用した類似する設定セットを現在の設定セットと対比することができる。ステップS120の表示処理が完了すると、再度、印刷処理のステップS130を実行し、次の操作信号を監視する。ここで、再度、各カラムを構成するいずれかの設定アイテムがクリックされた場合には、再度、第1設定セットを更新(ステップS145)した上でステップS120の表示処理を実行させる。
図9は、ユーザーが設定アイテムの選択をさらに何度か行った場合のUI画面の状態を示している。同図に示すように、第1設定セットを構成する設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『くっきり』『フチなし』がすでに選択された状態となっている。これらの各設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『くっきり』『フチなし』は、ステップS125において網掛けされているとともに、各網掛け同士が縦方向の連結線によって連結されている。このようにすることにより、ユーザーが設定した一群の設定アイテムで構成される第1設定セットを、線のつながりで把握することができ、感覚的に全体の設定を把握することができる。なお、第1設定セットを構成する各設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『くっきり』『フチなし』については、禁則DB12cにおいて矛盾する設定アイテムが登録されておらず、すべての設定アイテムがカラム表示されている。また、第2表示エリアE2においては、第2表示セットとしての登録設定セット#3を構成する設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『そのまま』『フチなし』が表示されることとなる。このように、本実施形態の印刷処理においては、第1設定セットを更新する操作が受け付けられるごとにステップS120の表示処理を実行するため、各設定アイテムのカラム表示が第1設定セットの選択状況と禁則条件に基づいて更新することができるとともに、カラム表示の下方に表示される第2設定セットを第1設定セットに類似するものに更新することができる。
一方、印刷処理(図3)のステップS140において、各カラムを構成するいずれの設定アイテムもクリックされていないと判定された場合には、ステップS150において操作信号が『この設定を適用』ボタンがクリックされたものであるか否かを判定する。上記UI画面において、『この設定を適用』ボタンは第2表示エリアE2に表示されている。ここで、『この設定を適用』ボタンがクリックされたものである場合には、ステップS160において入替部PD6がRAMから現状の第2設定セットを取得し、当該第2設定セットによってRAM上の第1設定セットを上書きする。すなわち、第1設定セットの内容を第2設定セットのものに入れ替える処理を行う。そして、ステップS120に戻り、上述した表示処理を実行させる。これにより、禁則判定や、類似する第2設定セットの検索が、もともと第2設定セットであったものを対象として行われることとなる。このようにすることにより、ある程度ユーザーが設定アイテムの選択を行うことにより第2表示エリアE2にユーザーの意図に類似する第2設定セットが表示させることができ、さらに第2設定セットをそのまま第1設定セットとして適用することができる。すなわち、ユーザーがすべての設定項目について設定セットを選択しなくても、過去の設定を利用してすべての設定項目についての選択を一括して行うことができる。この場合も、再度、ステップS130に戻って操作信号の監視が行われるため、もとの第2設定セットのうちユーザーが気に入らない設定アイテムを一部変更することも可能である。
一方、ステップS150において操作信号が『この設定を適用』ボタンがクリックされたものでないと判定された場合、ステップS170にて、操作信号が『この設定を登録』ボタンがクリックされたものであるか否かを判定する。上記UI画面において、『この設定を登録』ボタンは第1表示エリアE1に表示されている。『この設定を登録』ボタンがクリックされた場合には、ステップS175において、設定部PD5が現状の第1設定セットをRAMから取得し、当該第1設定セットを設定履歴DB12bに登録日時とともに追加登録する。これにより、ユーザーが満足する設定ができた段階で、第1表示エリアE1の各カラムにおいて各設定アイテムが網掛けされた第1設定セットを登録しておくことができる。ここで登録された設定セットは、ステップS175において第1設定セットとして使用させることが可能となる。
一方、ステップS180において操作信号が『この設定で印刷』ボタンがクリックされたものでないと判定された場合、ステップS190にて、操作信号が『この設定で印刷』ボタンがクリックされたものであるか否かを判定する。上記UI画面において、『この設定で印刷』ボタンは第1表示エリアE1に表示されている。『この設定で印刷』ボタンがクリックされた場合には、ステップS190において、設定部PD5が現状の第1設定セットをRAMから取得し、当該第1設定セットを印刷データ生成部PD8に出力する。すると、印刷データ生成部PD8はステップS200において、印刷対象の印刷ソースに対してレンダリング処理と画質調整処理と色変換処理とハーフトーン処理とマイクロウィーブ処理を順次実行することによりプリンタ20に出力するための印刷データを生成する。このとき、第1設定セットを構成する各設定アイテムが処理のパラメータとして使用される。例えば、設定項目『用紙サイズ』『フチなし設定』の設定アイテムに応じてレンダリング処理で生成するビットマップのサイズを変動させたり、設定項目『用紙種類』や『画質調整』の設定アイテムに設定に応じて色変換に使用するルックアップテーブルを変更したりする。また、第1設定セットを構成する各設定アイテムのうち直接プリンタ20に指定する必要があるものは、制御データとして上記印刷データに添付される。ステップS210においては、上記印刷データをプリンタ20の制御回路21が取得し、印刷を実行させる。ステップS220においては、印刷に適用した第1設定セットを設定履歴DB12bに登録する。このときすでに同じ内容の設定セットが登録されている場合には、印刷日時を更新する。
(4)変形例
以上においては、各設定項目ごとにカラム位置を定め、第1設定セットを構成する設定アイテムと第2設定セットを構成する設定アイテムのうち同一の設定項目に属するものは、同一のカラム位置において並列させて表示するようにした。これにより、各設定項目ごとに第1設定セットの設定アイテムと第2設定セットの設定アイテムとを対比することができる。このように、第1設定セットと第2設定セットとを並列させて個別に表示させるようにしてもよいが、第2設定セットを構成する各設定アイテムも、第1設定セットを構成する設定アイテムが表示されたカラム内にて表示するようにしてもよい。
図10は、変形例にかかるUI画面を示している。同図においては、図9と同様の第1設定セットが設定される場合の状態を示している。同図において、図9と同様の態様で第1設定セットを構成する設定アイテムが網掛けされている。一方、第2設定セットを単独で表示するための第2表示エリアE2は設けられていない。その代わりに第2設定セットを構成する設定アイテム『A4用紙』『写真用紙(光沢)』『そのまま』『フチなし』は、各カラムにおいて第2設定セットを構成する設定アイテムとは異なる網掛けによって表示されている。また、第1設定セットを構成する設定アイテムの網掛け同士は連結線によって連結されるとともに、第2設定セットを構成する設定アイテムの網掛け同士も連結線によって連結される。これらの連結線が重なる部分については、双方の網掛けが重畳されている。例えば、第1設定セットと第2設定セットについての網掛けを異なる色で表現した場合、これらの色を混色した色で重畳部分を表現することができる。このようにすることにより、UI画面をコンパクトにすることができる。
図11は、変形例にかかるUI画面を示している。同図においては、ほぼ図3と同様のUI画面が表示されているが、第2表示エリアE2において『この設定を適用』ボタンとともに『この設定で印刷』ボタンが設けられている。『この設定で印刷』ボタンがクリックされた場合には、図3のステップS160とステップS200以降を順次実行する。このようにすることにより、第2表示エリアE2に表示された第2設定セットが気に入ったものであれば即座に印刷に使用させることができる。
コンピュータのブロック構成図である。 プリンタのブロック構成図である。 印刷処理のフローチャートである。 初期状態のUI画面を示す図である。 表示処理のフローチャートである。 禁則DBを示す図である。 設定履歴DBを示す図である。 処理が進んだ状態のUI画面を示す図である。 処理が進んだ状態のUI画面を示す図である。 変形例にかかるUI画面を示す図である。 変形例にかかるUI画面を示す図である。
符号の説明
10…コンピュータ,11…制御部,12…HDD,12b…用紙DB,12c…禁則DB,13…USBI/F,14…入力I/F,15…ビデオI/F,16…バス,OS…オペレーティングシステム,PS…プリントシステム,PD…プリンタドライバ,PD1…第1取得部(第1取得手段),PD2…第1表示部(第1表示手段),PD3…第2取得部(第2取得手段),PD4…第2表示部(第2表示手段),PD5…設定部,PD6…入替部(入替手段),PD7…UI部,PD8…印刷データ生成部,APL…アプリケーション,20…プリンタ,21…制御回路,22…印刷キャリッジ,22a1,22a2…インクカートリッジ,22b1〜22b4…インク吐出ヘッド,23a…キャリッジベルト,23b…キャリッジモータ,23c…張力プーリ,23d…キャリッジガイド,23e…原点位置センサ,24a…プラテン,24b…紙送りモータ

Claims (8)

  1. 一群の設定項目のそれぞれに関して択一的に選択された一群の設定アイテムによって構成される設定セットを印刷装置に設定する印刷制御装置において、
    上記印刷装置に設定しようとする上記設定セットである第1設定セットを取得する第1取得手段と、
    選択され得る各設定アイテムの一覧を各設定項目ごとに定められたカラム位置にて一列に並べて表示するとともに、当該並べて表示された上記設定アイテムの一覧のうち上記第1取得手段が取得した上記第1設定セットを構成する各設定アイテムを強調表示する第1表示手段と、
    予め登録された上記設定セットである第2設定セットを取得する第2取得手段と、
    上記第2取得手段が取得した上記第2設定セットを構成する各設定アイテムを上記カラム位置のそれぞれにおいて表示することにより、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムと上記第2設定セットを構成する各設定アイテムとを各設定項目ごとに対比可能に表示する第2表示手段とを具備することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 上記第2表示手段は、
    上記カラム位置のそれぞれにおいて、上記第2設定セットを構成する各設定アイテムと、上記第1表示手段が並べて表示する各設定アイテムの一覧とを並列させることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 上記第2表示手段は、
    上記第1表示手段が上記カラム位置のそれぞれにおいて並べて表示する各設定アイテムの一覧のうち、上記第2設定セットを構成する各設定アイテムについて強調表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  4. 上記第2取得手段は、予め登録された上記設定セットのうち、上記第1設定セットとの類似性に基づいて検索されたものを上記第2設定セットとして取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  5. 上記第2取得手段が取得した上記第2設定セットを、上記第1取得手段に上記第1設定セットとして取得させる入替手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  6. 上記第1表示手段は、
    上記カラム位置のそれぞれにおいて並べて表示した各設定アイテムの一覧のうち、他の上記設定項目について選択された上記設定アイテムと矛盾するものについては表示態様を変化させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  7. 上記第1表示手段または上記第2表示手段は、
    上記カラム位置のそれぞれにおいて並べて表示した各設定アイテムの一覧において強調表示する上記設定アイテム同士を連結する線を表示することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  8. 一群の設定項目のそれぞれに関して択一的に選択された一群の設定アイテムによって構成される設定セットを印刷装置に設定する印刷制御方法において、
    上記印刷装置に設定しようとする上記設定セットである第1設定セットを取得し、
    選択され得る各設定アイテムを各設定項目ごとに定められたカラム位置にて一列に並べて表示するとともに、当該並べて表示された上記設定アイテムの一覧のうち上記第1設定セットを構成する各設定アイテムを強調表示し、
    予め登録された上記設定セットである第2設定セットを取得し、
    上記第2設定セットを構成する各設定アイテムを上記カラム位置のそれぞれにおいて表示することにより、上記第1設定セットを構成する各設定アイテムと上記第2設定セットを構成する各設定アイテムとを各設定項目ごとに対比可能に表示することを特徴とする印刷制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011158994A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kyocera Mita Corp 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2013140600A (ja) * 2013-02-05 2013-07-18 Kyocera Document Solutions Inc 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置

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