JP2009098724A - 発注検収管理装置及び発注検収管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】納品書の作成と、検収作業とが納入単位ごとに行え、併せて納品書の二重発行を防止し得る、発注検収管理装置等を提供することを目的とする
【解決手段】本発明の発注検収管理装置は、発注企業と、受注企業と、納入企業のそれぞれからアクセス可能であって、品名コード、納期及び受注企業の組み合わせに関連付けて、少なくとも発注数量、納入企業及び検収進捗状況に関する情報を記憶したレコードの集合である発注に関する情報と、納入企業が1回の納入行為にて納入することを選択した1又は複数の前記レコードを一意に特定する識別子を、前記レコードに対して付加して記憶したレコードの集合である納品に関する情報と、を記憶する記憶部を有し、納入企業が1回の納入行為にかかる、発注に関する情報内の前記レコードを選択した際、前記識別子を付与した上で、納入に関する情報として記憶部に記憶させ、当該識別子に基づいて検収を行う制御部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発注検収管理装置及び発注検収管理方法に関する。
発注企業と受注企業との間で、ネットワークに接続されたコンピュータを利用して発注及び検収に関する情報のやり取りをする方法が開示されている。このような発明についての文献には、例えば、特許文献1がある。
特開2002−183544号公報(段落0010〜0012、図1)
しかしながら、受注企業が受注商品を自ら製造せずに、下請企業に製造させ、下請企業から商品を直接発注企業に納入させる場合も多く生じる。このような場合、下請企業では、直接の契約関係にない発注企業のシステムに対しアクセスし、発注企業から情報を得ることができず、その結果、同一納期の取引をまとめ、納入単位ごとの納品書を作成することは困難となる。従って、同じ納期の商品を別々の納品書によって納入してしまう、下請業者及び受注企業の両者が重複して発注業者に対して納品書を発行してしまう等の間違いが生じがちであった。
そこで、本発明においては、納品書の作成と、検収作業とが納入単位ごとに行え、併せて納品書の二重発行を防止し得る、発注検収管理装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の発注検収管理装置は、物品を発注する発注企業と、発注を受ける受注企業と、発注の一部又は全部を下請けし、発注企業に直接納入する納入企業のそれぞれからアクセス可能であって、発注検収管理装置の記憶部は、品名コード、納期及び受注企業の組み合わせに関連付けて、少なくとも発注数量、納入企業及び検収進捗状況に関する情報を記憶した第1のレコードの集合である発注に関する情報と、納入企業又は受注企業が1回の納入行為にて納入することを選択した1又は複数の第1のレコードを一意に特定する第2の識別子を、第1のレコードのそれぞれを一意に特定する第1の識別子に対して付加して記憶した第2のレコードの集合である納入に関する情報と、を記憶し、発注検収管理装置の制御部は、納入企業又は受注企業が1回の納入行為にかかる、発注に関する情報内の第1のレコードを選択した際、当該選択された第1のレコードに対して第2の識別子を付与し、第1の識別子と前記第2の識別子とを含む情報を、納入に関する情報の前記第2のレコードとして記憶部に記憶させ、当該第2の識別子を付した納品書を納入企業に対し発行し、納入の際、納品書から読取った第2の識別子に基づいて、発注に関する情報および納入に関する情報に対して検収の進捗に関する情報を付加し、記憶部に記憶させることを特徴とする。
本発明によれば、納品書の作成と、検収作業とが納入単位ごとに行え、併せて納品書の二重発行を防止し得ることにより、納品書作成業務及び検収業務を効率化することができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下「本実施形態」という)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の全体構成図である。
発注企業1は、受注企業2に対して商品を発注する者であり、典型的には組立品メーカである。受注企業2は、発注企業からの商品の発注を受注する者であり、典型的には部品商社である。
納入企業3は、受注企業2が受注に係る商品を自ら製造しない場合、受注企業2からの指示により当該商品を製造し、直接発注企業1に対し納入する者(下請企業)であり、典型的には部品メーカである。
発注企業1の発注検収管理装置11、受注企業2の受注企業端末装置21及び納入企業3の納入企業端末装置31は、ネットワーク4を介して接続されている。
なお、発注・受注・納入は、商品だけでなく、役務に対しても行われる。
(ハードウエア構成等)
発注検収管理装置11は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置(制御部)13、補助記憶装置(記憶部)14、入力装置15、出力装置16、ネットワーク接続インタフェース(IF)17、主記憶装置(記憶部)18を有している。これらはバスを介して相互に接続されている。発注企業1においては、発注検収管理装置11に接続された検収用端末装置12も存在する。
発注検収管理装置11には、各種プログラム及び各種データが記憶されている。これらは、通常は、補助記憶装置14内に格納されているが、必要に応じ、中央制御装置13によって、補助記憶装置14から読み出され、主記憶装置18にロードされる。
発注処理部121、納入企業情報処理部122、受注企業納品書作成処理部123、納入企業納品書作成処理部124及び一括検収処理部125はプログラムである。以下において「○○○○部は」と主体を記した場合には、中央制御装置13によって各プログラムが補助記憶装置14から読み出され主記憶装置18にロードされたうえで後記する各機能を実行するものとする。
発注情報データベース(発注に関する情報)131、納品書情報データベース(納入に関する情報)132、品名別納入企業データベース(納入実績に関する情報)133は、発注、納入等の業務遂行に伴い、前記プログラムによって作成、照会、更新、記憶される情報である。取引先情報134、ユーザ情報135は、受注企業2や納入企業3のID、パスワード、その他の認証情報等を格納する参照用の情報である。
受注企業端末装置21及び納入企業端末装置31は、Webサーバにアクセス可能な端末で、ネットワーク4を介して発注検収管理装置11にアクセス可能である。
(発注情報データベース131)
図2(a)は、本実施形態に係る発注情報データベース131の一例を示す図である。発注情報データベース131は、発注企業1が発注した発注情報(品名、発注数量、単価、納入企業、納期など取引内容に関する情報)を記憶したデータベースであり、前記の通り「発注に関する情報」に相当する。
データ処理No欄201に記憶されたデータ処理Noに関連付けて、注文番号欄202には注文番号が、注文数量欄203には注文数量が、納期欄204には納期が、納品書発行数量欄205には納品書発行数量が、注文残数量欄206には注文残数量が、受注企業コード欄207には受注企業コードが、納入企業コード欄208には納入企業コードが、登録完了フラグ欄209には納入企業コードの登録が完了したか否かを示す文字(フラグ)が、ステータス欄210には商品の納入段階を示す文字が、品名コード欄211には品名コードが、品名欄212には発注に係る品名が、単価欄213には商品の単価が、その他注文情報欄214にはその他の注文情報がそれぞれ記憶されている。
データ処理Noは、当該データベースにて管理されるべきレコード(個々の行に相当)ごとに、発注検収管理装置11が自動採番する番号であり、管理されるべきレコード(品名コード、納期、受注企業コードの組み合わせに対し1つのレコードを作成する)を一意に特定する識別子である。
ここで、この発注情報データベース131におけるレコードは、「第1のレコード」に相当し、データ処理Noは、「第1の識別子」に相当する。
注文番号は、発注企業1から受注企業2への注文を特定する番号である。1つの注文番号が複数のレコードに対応することもある(納入場所が別の場合、注文数量、納期の変更があった場合等)。
注文数量は、発注する商品の数量である。
納期は、発注する商品を納入すべき期限である。
納品書発行数量は、注文数量のうち、納品書がすでに発行されている数量である(納品書情報データベース132の納入数量の累積値である)。
注文残数量は、注文数量のうち、納入が終了していない数量である(注文数量から納品書情報データベース132の検収数量の累積値(詳細後記)を控除した数量である)。
受注企業コードは、受注企業2を特定するコードである。
納入企業コードは、納入企業3を特定するコードである。
登録完了フラグは、納入企業コードの登録(後記ステップS436)が終了しているか否かを示す文字である。初期状態として、“OFF”が設定され、登録が終了すれば“ON”に変更される。
ステータスは、納入・検収段階を示す文字である。初期状態として、納品書未発行である旨の“納品書発行待”が設定される。注文数量の一部につき納品書が発行されれば “納品書発行中”、注文数量の全部につき納品書が発行されれば “納品書発行済”、注文数量の全部につき検収が終了すれば“検収済”に更新される。
品名コードは、発注する商品を特定するコードである。
品名は、発注する商品の名称である。
単価は、発注する商品の単位数量あたりの価格である(納入企業3は閲覧不可)。
その他の注文情報は、発注の管理上有用な前記以外の情報である。
発注情報データベース131の各欄のうち、注文番号欄202、注文数量欄203、納期欄204、受注企業コード欄207、品名コード欄211、品名欄212、単価欄213及びその他注文情報欄214の情報は、発注企業1の別システム(発注システム)あるいは別処理で作成したものを発注検収管理装置11に対して入力することとする。
ちなみに、図2(a)発注情報データベース131において、データ処理Noが“0001”である1行目のレコードは、以下のことがらを示している。すなわち、発注企業1が、受注企業コード“T001”の受注企業2に対して、注文番号“A100”の注文によって、注文数量“100”の品名“ネジ”(品名コード“S001−01”、単価“10”)を、納期“2007/10/01”までに納入すべく発注したこと、当該品名の商品を納入するのは、納入企業コードが“S001”である納入企業3であり、納入企業3を当該企業とすることにつき登録が終了している(受注企業2が承諾のうえ登録している)こと、注文数量“100”のうち、既に“50”だけは納入企業3により納品書が発行されているためステータスは“納品書発行中”であるが、“100”全部が注文残数量として残っている(実際に検収された数量は0である)こと、である。
(納品書情報データベース132)
図2(b)は、本実施形態に係る納品書情報データベース132の一例を示す図である。納品書情報データベース132は、納入に関する情報(発注企業1から見れば検収に関する情報)を記憶するデータベースであり、前記の通り「納入に関する情報」に相当する。当該データベースは、納入企業3又は受注企業2が納品書22、32を作成する際に、発注情報データベース131に基づいて作成される。
データ処理No欄221に記憶されたデータ処理Noに関連付けて、納入数量欄に222には納入数量が、一括検収番号欄223には一括検収番号が、納入日欄224には納入日が、検収ステータス欄225には商品の検収段階を示す文字が、作成企業コード欄226には作成企業コードが、検収数量欄227には検収数量が、その他情報欄228には、その他情報がそれぞれ記憶されている。
データ処理Noは、図2(a)のデータ処理Noと同じであり、「第1の識別子」に相当する。
納入数量は、納入する商品の数量である(納入企業3又は受注企業2が納品書22、32を作成する際に入力された数量であり、実際に発注企業1が検収した数量とは異なる場合もある)。
一括検収番号は、受注企業2又は納入企業3が納品書22、32を作成する際に、発注検収管理装置11が自動採番する番号であり、発行される納品書22、32及びその納品書に基づく検収を特定する番号(識別子)である。この一括検収番号は、「第2の識別子」に相当する。
納入日は、商品の納入が行われた日である。
検収ステータスは、検収が終了しているか否かを示す文字であり、初期状態として、検収が終了していない旨の“検収待ち”が自動設定される。検収が終了した際“検収済”に自動的に更新される。
作成企業コードは、納品書22、32を作成する企業を特定するコードであり、図2(a)の納入企業コードと同じである。
検収数量は、検収された商品の数量である。前記のように、必ずしも納入数量と一致しない。詳細は後記する。
その他情報は、前記のほか管理上必要な情報である。
前記したように、納入企業3又は受注企業2が納品書22、32を作成する際に納品書情報データベース132のレコード(第2のレコード)が作成される。したがって、納品書情報データベース132に記憶されているレコードは、発注情報データベース131のレコードのうち、ステータス欄210の値が、納品書が発行されていることを示している(“納品書発行中”、“納品書発行済”又は“検収済”)レコード全てに対応している。
また、同一のデータ処理Noに対して、レコードが複数作成されることもありうる。すなわち、分納(1の注文番号、1の品名コードに対して、受注企業2の都合で複数回に分けて納入すること)の場合である。この場合、データ処理Noは同一でも、納入日、納入数量、一括検収番号等は異なることになる。
ちなみに、図2(b)の納品書情報データベース132において、データ処理Noが“0002”である1行目のレコードは以下のことがらを示している。すなわち、発注情報データベース131のデータ処理Noが“0002”であるレコードに係る発注(品名“ビス”に係る発注)については、納入日が“2007/10/03”であること、作成企業コードが“S002”である納品書作成企業が納品書22、32を作成した際に、一括検収番号“10001”が採番されていること、検収が終了していること、納入数量が“200”であるのに対し、実際に検収した検収数量も“200”であることである。
データ処理Noが“0001”である2行目のレコードと、データ処理Noが“0003”である3行目のレコードには、一括検収番後欄223に同一の“10002”が記憶されている。これら2つのレコードに対応する発注情報データベース131の2つのレコードには、それぞれ別個の注文番号が記憶されている(A100、A300)が、納期は共通(2007/10/01)である。このように、別注文であっても、1回の納入行為で納入できる場合は、複数レコード(複数選択された第1のレコード)に対して1の一括検収番号が付加される。
また、データ処理Noが“0001”である2行目のレコードについては(注文数量の一部である“50”を納入数量として有するので)、今後、同一のデータ処理Noを有する別レコード(分納分)が作成されることはあり得る。
(品名別納入企業情報データベース133)
図2(c)は、本実施形態に係る品名別納入企業情報データベース133の一例を示す図である。
品名別納入企業情報データベース133は、発注企業1が、納入企業3の候補を選択する際の判断材料とするために、過去に納入された品名コードと受注企業コードとの組み合わせ毎に納入企業コード等を記憶したデータベースであり、前記の通り「納入実績に関する情報」に相当する。
品名コード欄231に記憶された品名コードに関連付けて、品名欄に232には品名が、受注企業コード欄233には受注企業コードが、納入企業コード欄234には、納入企業コードが、前回納入日欄235には前回納入日が、その他情報欄236には、その他情報が、それぞれ記憶されている。
この、品名別納入企業情報データベース133におけるレコードは「第3のレコード」に相当する。
品名コードは、図2(a)の品名コードと同じである。
品名は、図2(a)の品名と同じである。
受注企業コードは、図2(a)の受注企業コードと同じである。
納入企業コードは、図2(a)の納入企業コードと同じである。
その他情報は、前記のほか管理上必要な情報である。
前回納入日は、特定の品名コードごと、特定の受注企業コードごとになされた納入のうち直近の納入の日付である(詳細については後記する)。
ちなみに、品名別納入企業情報データベース133の1行目のレコードは、以下のことがらを示している。すなわち、受注企業コードが“T001”である受注企業2の指示により、品名コードが“S001−01”であって品名が“ネジ”である商品が、過去に1回あるいは複数回納入されたが、そのうち、最も直近の納入日(前回納入日)は“2007/08/01”であり、その際の納入企業3は納入企業コードが“S001”である企業であったことである。
(全体的な処理手順)
本実施形態の、発注から検収までの全体的な流れについて説明する。
図3は、本実施形態の全体的な処理手順を説明するフローチャートである。以下のステップS41〜ステップS47はあくまでも全体感把握のために、後記する詳細処理手順の内容の全部または一部を要約し、もしくは言い換えたものであって、実際の処理手順は後記する各詳細処理手順(ステップS411以降)によるものとする。
ステップS41以前の前提として、発注システムあるいは別処理で、発注情報(発注情報データベース131の一部、すなわち、注文番号欄202、注文数量欄203、納期欄204、受注企業コード欄207、品名コード欄211、品名欄212、単価欄213及びその他注文情報欄214に設定される情報)が完成(決定)しているものとする。
ステップS41において、発注企業1の発注検収管理装置11は、発注処理を行う。ここでは、過去の納入実績の情報を参照して、納入企業3が納入を行っているときは、仮の納入企業3(下請企業)を指定した上で、発注情報が登録される(詳細は図4を参照して後記する)。
ステップS42において、受注企業1の発注検収管理装置11は、受注企業端末装置21に対して、発注情報を送信する。
ステップS43において、発注企業1の発注検収管理装置11と受注企業2の受注企業端末装置21とは、共同して、受注処理を行う。ここでは、商品は、受注企業2が納入するのか、受注企業2の下請けとなる納入企業3が納入するのかなど、実際の納入者が最終決定される(詳細は図5を参照して後記する)。
ステップS44において、受注企業2の受注企業端末装置21は、下請企業ありか否かを判別する。下請の納入企業3がありの場合(ステップS44“あり”)は、納入企業3の納入企業端末装置31に対して、下請企業に指名した旨の通知を行う。
ステップS44で、下請けの納入企業3がなしの場合(ステップS44“なし”)は、ステップS45において、発注企業1の発注検収管理装置11と受注企業2の受注企業端末装置21とは、共同して、納品書出力を行う。その後、受注企業2は、当該納品書を用いて発注企業1に対して納入を行う。ここでは、1回の納入行為によって納入される商品が決定され、当該1回の納入行為を一意に特定し、かつ納品書にも記載される「一括検収番号」が採番され登録される(詳細は図6を参照して後記する)。
ステップS46において、発注企業1の発注検収管理装置11と納入企業3の納入企業端末装置31とは、共同して、納品書出力を行う。その後、納入企業3は、当該納品書を用いて発注企業1に対して納入を行う。ステップS45と同様に、ここでは、1回の納入行為によって納入される商品が決定され、当該1回の納入行為を一意に特定し、かつ納品書にも記載される「一括検収番号」が採番され登録される(詳細は図6を参照して後記する)。
ステップS47において、発注企業1の発注検収管理装置11は、前記納品書を用いて検収を行う。ここでは、検収が終了した旨の情報及び、納入実績を登録する(詳細は図7を参照して後記する)。
これにて全体的な処理手順は終了する。
以下詳細処理手順を説明する。詳細処理手順は、「発注時の処理手順」、「受注企業による納入企業情報入力処理手順」、「受注企業又は納入企業による納品書作成処理手順」及び「一括検収処理手順」の4つである。
(発注時の処理手順)
図4は、本実施形態に係る発注時の処理手順の詳細を示すフローチャートである。図3の全体的な処理手順を説明するフローチャートのステップS41に相当する。
ステップS411において、発注企業1の発注検収管理装置11の発注処理部121は、発注情報(発注情報データベース131の一部、すなわち、注文番号欄202、注文数量欄203、納期欄204、受注企業コード欄207、品名コード欄211、品名欄212、単価欄213及びその他注文情報欄214に設定される情報)を読み出す。発注情報は、別途発注システムあるいは別処理により作成された上で補助記憶装置14に記憶されているものとする。
ステップS412において、発注処理部121は、納入企業コードを取得する。具体的には、発注システムから入力を受けた発注情報の、受注企業コード及び品名コードの組み合わせを検索キーとして、品名別納入企業情報データベース133を検索する。該当したレコードの納入企業コード欄234の納入企業コードを、納入予定企業として取得する。ここで、納入企業コードの取得に関して、(1)受注企業2自らが納入していた場合、(2)受注企業2が受注を下請けの納入企業3に発注し、納入企業3が商品を発注企業1に納入していた場合など、納入実績によって納入企業コードの取得状況が変わってくる。例えば、前記(1)の場合は、本実施形態においては、品名別納入企業情報データベース133には該当するデータが存在しないので、納入企業コードを取得することができない。この場合は、納入企業コードとして受注企業コードが取得される(後記するステップS415)。一方、前記(2)の場合は、品名別納入企業情報データベース133の納入企業コード欄234から、同一の品名コードの商品を納入していた納入企業3の納入企業コードが取得される。
なお、前記(2)の場合において、同一の品名コードの商品につき、同一の受注企業2の下請けとして複数の納入企業3が納入実績を有するときは、当該品名コードの商品を直近に納入した納入企業3の納入企業コードが取得される。
ステップS413において、発注処理部121は、納入企業コードを取得できたか否かを確認する。具体的には、ステップS412において納入実績のある納入企業3の納入企業コードが取得できない場合(ステップS413“いいえ”)は、ステップS415に進む。納入実績のある納入企業3の納入企業コードが取得できた場合(ステップS413“はい”)は、ステップS414に進む。
ステップS414において、発注処理部121は、発注情報に対し、納入予定企業として取得した納入企業コードを付加する。
一方、ステップS415において、発注処理部121は、発注情報に対し、納入予定企業として、受注企業コードを付加する。すなわち、受注企業2自らが商品を納入すると仮定して先のステップに進む。
ステップS416において、発注処理部121は発注情報に対して、データ処理Noを付加して、発注情報データベース131に登録する。
これにより、発注時の処理手順を終了する。
(受注企業による納入企業情報入力処理手順)
図5は、本実施形態に係る受注企業2による納入企業情報入力処理手順の詳細を示すフローチャートである。図3の全体的な処理手順を説明するフローチャートのステップS43に相当する。
ステップS431において、受注企業2の受注企業端末装置21は、選択画面を出力装置(図示せず)に表示する。具体的には、Webブラウザによりネットワーク4を介して発注検収管理装置11にアクセスすると、発注検収管理装置11の納入企業情報処理部122が起動し、選択画面(図示せず)を受注企業端末装置21の出力装置(図示せず)に表示させる。その後、受注企業2の操作者は選択画面から、納入企業情報入力画面480(図8)を要求すると、納入企業情報処理部122は、受注企業端末装置21に対して納入企業情報入力画面480を送信する。
ステップS432において、受注企業端末装置21は、納入企業情報入力画面(図8)を出力装置(図示せず)に表示する。
図8は、本実施形態に係る納入企業情報入力画面480の一例を示す図である。
納入企業コード欄241に記載された納入企業コードに関連付けて、注文番号欄242には注文番号が、品名コード欄243には品名コードが、品名欄244には品名が、注文数量欄245には注文数量が、単位欄246には単位が、注文残数量欄247には注文残数量が、納期欄248には納期が、単価欄249には単価が、それぞれ表示されている。
これらの各欄には、発注情報データベース131における同名の各欄の値が転記されて表示される(単位欄を除く)。そして、当該画面に転記されて表示される発注情報データベース131のレコードは、アクセスした受注企業2の受注企業コードを有するレコードに限定される。
ステップS433において、受注企業端末装置21は、納入企業コード変更の要否の判断結果の入力に応じて処理を振り分ける。具体的には、図8の納入企業情報入力画面480の納入企業コード欄241に表示されている納入企業コード(前回実績に基づいて発注検収管理装置11が設定した、納入予定企業としての、納入企業コード)を確認した操作者より、納入企業コードを変更する旨の入力を受けた場合(ステップS433“要”)は、ステップS434へ進む。それ以外の場合(ステップS433“否”)は、ステップS435へ進む。
ステップS434において、受注企業端末装置21は、納入企業コード変更入力を受ける。具体的には、操作者より、表示画面における該当レコードの納入企業コード欄241に変更後の納入企業コードの手入力(プルダウン方式で、他のコードの中から選択することとしてもよい)を受ける。
ステップS435において、受注企業端末装置21は、発注検収管理装置11に対して、発注情報データ(発注情報データベースのレコードに相当)を送信する。具体的には、操作者から、画面上の登録ボタン250の押下を受ける。
ステップS436において、納入企業情報処理部122は、発注情報データベース131を登録する。具体的には、納入企業情報入力画面(図8)の内容に基づいて、発注情報データベース131を更新する。このとき、登録完了フラグ欄209に“ON”を設定し、納入企業コードにつき、受注企業2の確認が終了していることを明らかにする。
これにより、受注企業2による納入企業情報入力処理手順を終了する。
(受注企業又は納入企業による納品書作成処理手順)
図6は、本実施形態に係る受注企業2又は納入企業3による納品書作成処理手順の詳細を示すフローチャートである。図3の全体的な処理手順を説明するフローチャートのステップS45、S46に相当する。
ステップS45とステップS46の違いは、受注企業2が自ら商品を納入するか(S45)、納入企業3が下請企業として商品を納入するか(S46)の違いである。以下に記す当該処理手順の内容は、いずれの場合においても同一である。したがって、当該処理手順に関する限り、「納入企業2」とあるのは「受注企業2又は納入企業3」と、「納入企業端末装置31」とあるのは、「受注企業端末装置21又は納入企業端末装置31」と、「納入企業納品書作成処理部124」とあるのは「受注企業納品書作成処理部123又は納入企業納品書作成処理部124」と、それぞれ読み替え可能なものとする。
ステップS451において、納入企業3の納入企業端末装置31は、選択画面を出力装置(図示せず)に表示する。具体的には、Webブラウザによりネットワーク4を介して発注検収管理装置11にアクセスすると、発注検収管理装置11の納入企業納品書作成処理部124が起動し、選択画面(図示せず)を納入企業端末装置31の出力装置(図示せず)に表示させる。その後、納入企業3の操作者は選択画面から、納品書作成画面490(図9)を要求すると、納入企業納品書作成処理部124は、納入企業端末装置31に対して納品書作成画面490を送信する。
ステップS452において、納入企業端末装置31は、納品書作成画面(図9)を出力装置(図示せず)に表示する。
図9は、本実施形態に係る納品書作成画面490の一例を示す図である。
注文番号欄262に記載された注文番号に関連付けて、品名コード欄263には品名コードが、品名欄264には品名が、注文数量欄265には注文数量が、単位欄266には単位が、注文残数量欄267には注文残数量が、納期欄268には納期が、納入数量欄269には納入数量が、それぞれ表示されている。そして、各レコード(行)の左端には選択チェックボックス261がある。
これらの各欄(単位欄及び納入数量欄を除く)には、発注情報データベース131における同名の各欄の値が転記されて表示される。
そして、当該画面に転記されて表示される発注情報データベース131のレコードは、アクセスした納入企業3の納入企業コードを有し、ステータスが納品書発行待あるいは納品書発行中のレコードに限定される。
ステップS453において、納入企業端末装置31は、納入商品の選択結果を送信する。
具体的には、まず、操作者が、図9の納品書作成画面490において選択チェックボックス261をチェックすることにより、1回の納入行為により納入する商品の選択を受ける。通常は、納期欄268に同一の値があるレコードの、すべてまたは一部の1つ又は複数個につき選択を受ける。このとき、納入数量欄269に納入数量の手入力を受ける。入力を受ける納入数量は、1以上で注文残数量以下の数量である。その後、操作者より、作成ボタン270の押下を受け、納入商品の選択結果を、発注検収管理装置11に送信する。
ステップS454において、納入企業納品書作成処理部124は、選択結果を登録する。具体的には、図9の納品書作成画面490において選択されたレコードに対し、自動採番された一括検収番号及び、図9の納入数量欄269に入力された納入数量を付加し、納品書情報データベース132に登録する。
ステップS455において、納入企業納品書作成処理部124は、納品書を出力する。具体的には、納入企業納品書作成処理部124は、納品書32を作成し、納入企業端末装置31の出力装置(図示せず)を介して、納品書32を印刷出力する。納入企業3は当該納品書32を用いて商品を納入することになる。
図10は、本実施形態に係る納品書32の一例を示す図である。
納品書32には、注文番号欄281に記載された注文番号に関連付けて、品名コード欄282には品名コードが、品名欄283には品名が、注文数量欄284には注文数量が、単位欄285には単位が、納入数量欄286には納入数量が、納期欄287には納期が、それぞれ記載されている。納品書32には、バーコード化された一括検収番号288が記載されている。
これらの各欄(単位欄を除く)及び一括検収番号には、発注情報データベース131又は納品書情報データベース132における同名の各欄の値が転記されて記載される。
そして、当該納品書32に転記されて記載される発注情報データベース131又は納品書情報データベース132の情報は、アクセスした納入企業3の納入(作成)企業コードを有し、かつステップS453において選択されたレコードに係る情報に限定される。
印刷出力が終了したところで、納入企業3による納品書作成処理手順を終了する。
以上ステップS451〜S455の処理手順によれば、納入企業3が同時に納入することを選択した複数の取引(同一の注文番号を共有していなくてもよい)に跨って1つの「一括検収番号」を採番し、当該1つの「一括検収番号」に関連付けて「納品書」が発行され、かつ、検収も行われる(詳細後記)ことから、納品書発行業務・検収業務の効率化が可能となる。
また、納品書32を作成するべく、納品書作成画面(図9)を閲覧できるのは、受注情報データベース131の納入企業コード欄208に排他的に登録された納入企業3に限られることから、受注企業2が当該画面を閲覧して、納品書を二重発行することも防止できる。
(一括検収処理手順)
図7は、本実施形態に係る発注企業1による一括検収処理手順の詳細を示すフローチャートである。図3の全体的な処理手順を説明するフローチャートのステップS47に相当する。
ステップS471において、発注企業1の検収用端末装置12は、一括検収画面500(図11)の選択入力を受ける。具体的には、検収用端末装置12から発注検収管理装置11にアクセスすると、一括検収処理部125が起動し、検収用端末装置12の画面上に選択画面(図示せず)を表示させる。そして、検収用端末装置12は、発注企業1の操作者(検収担当者)による、選択画面からの一括検収画面500(図11)の選択入力を受ける。
ステップS472において、一括検収処理部125は、一括検収画面500を検収用端末装置12の画面上に表示させる。
図11は本実施形態における一括検収画面500の一例を示す図である。ただし、この段階では、一括検収画面500には具体的な情報は表示されていない。
ステップS473において、一括検収処理部125は、一括検収番号を読み取る。納入された商品には、納品書22、32が付されている。検収用端末装置12の入力装置(バーコードリーダ、図示せず)を介して、納品書22、32の一括検収番号288を読み取る。
ステップS474において、一括検収処理部125は、一括検収画面500に発注情報を表示させる。具体的には、ステップS473にて読み取った一括検収番号288を検索キーとして、納品書情報データベース132を検索する。さらに、該当したレコードのデータ処理Noを検索キーとして、発注情報データベース131を検索する。そして、該当したレコードの以下の項目(欄)を一括検収画面500として検収用端末装置12に表示させる。
図11の一括検収画面500には、注文番号欄292に記載された注文番号に関連付けて、品名コード欄293には品名コードが、品名欄294には品名が、注文数量欄295には注文数量が、単位欄296には単位が、注文残数量欄297には注文残数量が、納期欄298には納期が、検収数量欄299には検収数量が、それぞれ表示されている。そして、各レコード(行)の左端には選択チェックボックス291が配置されている。
なお、検収数量欄299の値は、納品書情報データベース132の納入数量欄222の値が転記されて初期表示されている。また、一括検収画面500には、ステップS473にて読取った一括検収番号301も表示されている。
ステップS475において、発注企業1の検収用端末装置12は、検収すべき商品の選択入力を受ける。
具体的には、一括検収画面500に表示された商品のレコードのうち、検収する商品のレコードの選択チェックボックス291をクリックし、さらに、検収ボタン300を押下する選択入力を受けることにより、検収を行う。なお、実際の検収数量が、検収数量欄299の値と相違する場合は、操作者により、当該クリックの前に、実際の検収数量を、当該欄に手動で上書きする入力を受けるものとする。
ステップS476において、一括検収処理部125は、納品書情報データベース132の検収ステータスを検収済に変更する。具体的には、ステップS473で読取った一括検収番号288を有するレコードを納品書情報データベース132内で検索し、該当するレコードの検収ステータス欄225の値を“検収済”に変更する。
ステップS477において、一括検収処理部125は、検収数量が注文数量に達したか否かを確認する。
具体的には、第一に、ステップS475において、検収数量を手動で上書きした場合は当該上書きした納入数量を、当該レコードの検収数量欄227に転記する。
第二に、当該レコードのデータ処理Noを検索キーにして、発注情報データベース131を検索し、該当したレコードを取得する。
第三に、「第二」で該当したレコードの注文残数量欄206の値から、対応する納品情報データベース132のレコードの検収数量欄の値を控除し、その結果を「第二」で該当したレコードの注文残数量欄206の値として更新する。
第四に、当該更新後の注文残数量の値が0以下の場合(ステップS477“はい”)はステップS478に進む。それ以外の場合(ステップS477“いいえ”)は、ステップS479に進む。
ステップS478において、一括検収処理部125は、発注情報データベース131のステータスを検収済に変更する。具体的には、ステップS473で読取った一括検収番号288を有するレコードを発注情報データベース131内で検索し、該当するレコードのステータス欄210の値を“検収済”に変更する。
ステップS479において、一括検収処理部125は、注文番号単位で、1回目の納入か否かを確認する。
具体的には、第一に、ステップS473で読取った一括検収番号288を有するレコードを納品書情報データベース132内で検索し、該当するレコードのデータ処理Noを取得する。第二に、当該取得したデータ処理Noを有するレコードの中に検収ステータスが“検収済”であるレコードが存在しない場合(ステップS479“はい”)はステップS480に進む。それ以外の場合(ステップS479“いいえ”)は一括検収処理手順を終了する。
ステップS480において、一括検収処理部125は、品名別納入企業情報データベース133へ納入企業コード等を登録する。具体的には、ステップS473で読取った一括検収番号288を有するレコードを納品書情報データベース132内で検索し、該当するレコードのデータ処理Noを有するレコードを、さらに発注情報データベース131内で検索する。次に、該当したレコードの品名コード及び受注企業コードを検索キーとして、品名別納入企業情報データベース133内を検索する。
該当レコードがある場合、当該該当レコードの納入企業コード欄234に、ステップS473で読取った一括検収番号288を有するレコードの作成企業コードを上書きし、前回納入日欄235にステップS473で読取った時点の日付を上書きして記憶する。
該当レコードがない場合、検索キーとした品名コード及び受注企業コードをそれぞれ品名コード及び受注企業コードに有し、ステップS473で読取った一括検収番号288を有するレコードの作成企業コードを納入企業コードに有し、ステップS473で読取った時点の日付を前回納入日に有する新たなレコードを作成して記憶する。
当該処理により、品名コードごと、受注企業ごとに、最新の納入企業コードが維持され、発注時の処理(ステップS412)に活かされることになる。
これにより、一括検収処理手順を終了する。
本実施形態の全体構成図である。 (a)は、本実施形態に係る発注情報データベースの一例を示す図である。(b)は、本実施形態に係る納品書情報データベースの一例を示す図である。(c)は、本実施形態に係る品名別納入企業情報データベースの一例を示す図である。 本実施形態の全体的な処理手順を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る発注時の処理手順の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係る受注企業による納入企業情報入力処理手順の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係る受注企業又は納入企業による納品書作成処理手順の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係る発注企業による一括検収処理手順の詳細を示すフローチャートである。 本実施形態に係る納入企業情報入力画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る納品書作成画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る納品書の一例を示す図である。 本実施形態における一括検収画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 発注企業
2 受注企業
3 納入企業
4 ネットワーク
11 発注検収管理装置
12 検収用端末装置
13 中央制御装置
14 補助記憶装置
15 入力装置
16 出力装置
18 主記憶装置
21 受注企業端末装置
22 納品書
31 納入企業端末装置
32 納品書
121 発注処理部
122 納入企業情報処理部
123 受注企業納品書作成処理部
124 納入企業納品書作成処理部
125 一括検収処理部
131 発注情報データベース
132 納品書情報データベース
133 品名別納入企業情報データベース
223 一括検収番号
288 一括検収番号
480 納入企業情報入力画面
490 納品書作成画面
500 一括検収画面

Claims (6)

  1. 物品を発注する発注企業と、発注を受ける受注企業と、発注の一部又は全部を下請けし、発注企業に直接納入する納入企業のそれぞれがアクセス可能な発注検収管理装置であって、
    前記発注検収管理装置の記憶部は、
    品名コード、納期及び受注企業の組み合わせに関連付けて、少なくとも発注数量、納入企業及び検収進捗状況に関する情報を記憶した第1のレコードの集合である発注に関する情報と、
    前記納入企業又は受注企業が1回の納入行為にて納入することを選択した1又は複数の前記第1のレコードを一意に特定する第2の識別子を、前記第1のレコードのそれぞれを一意に特定する第1の識別子に対して付加して記憶した第2のレコードの集合である納入に関する情報と、を記憶し、
    前記発注検収管理装置の制御部は、
    前記納入企業又は受注企業が1回の納入行為にかかる、前記発注に関する情報内の前記第1のレコードを選択した際、当該選択された第1のレコードに対して前記第2の識別子を付与し、前記第1の識別子と前記第2の識別子とを含む情報を、前記納入に関する情報の前記第2のレコードとして前記記憶部に記憶させ、当該第2の識別子を付した前記納品書を納入企業に対し発行し、
    納入の際、前記納品書から読取った前記第2の識別子に基づいて、前記発注に関する情報および前記納入に関する情報に対して検収の進捗に関する情報を付加し、前記記憶部に記憶させること、
    を特徴とする発注検収管理装置。
  2. 前記発注に関する情報内の、前記納入企業に関する情報には、1の納入企業を特定する1の情報のみが排他的に設定され、当該納入企業による納入に対してのみ、前記第2の識別子が付加されること、
    を特徴とする請求項1に記載の発注検収管理装置。
  3. 前記記憶部は、
    品名コードと受注企業コードとの組み合わせに関連付けて、少なくとも納入企業に関する情報と前回納入日に関する情報を記憶した第3のレコードの集合である納入実績に関する情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記発注の際、前記第1のレコードに対して、前記第3のレコードに基づき納入企業に関する情報を付加したうえで、当該第1のレコードを、前記発注に関する情報として前記記憶部に記憶させ、
    前記納入の際、前記納品書から読取った前記第2の識別子に基づいて、前記納入実績に関する情報に対して、新たな第3のレコードを作成し、又は、既存の第3のレコードの前回納入日に関する情報を更新し、当該作成又は更新した第3のレコードを前記記憶部に記憶させること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発注検収管理装置。
  4. 物品を発注する発注企業と、発注を受ける受注企業と、発注の一部又は全部を下請けし、発注企業に直接納入する納入企業のそれぞれがアクセス可能なコンピュータを使用する発注検収管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    品名コード、納期及び受注企業の組み合わせに関連付けて、少なくとも発注数量、納入企業及び検収進捗状況に関する情報を記憶した第1のレコードの集合である発注に関する情報と、
    前記納入企業又は受注企業が1回の納入行為にて納入することを選択した1又は複数の前記第1のレコードを一意に特定する第2の識別子を、前記選択された第1のレコードのそれぞれを一意に特定する第1の識別子に対して付加して記憶した第2のレコードの集合である納入に関する情報と、を記憶部に記憶させ、
    前記納入企業又は受注企業が1回の納入行為にかかる、前記発注に関する情報内の前記第1のレコードを選択した際、当該選択された第2のレコードに対して前記第2の識別子を付与し、前記第1の識別子と前記第2の識別子とを含む情報を、前記納入に関する情報の前記第2のレコードとして前記記憶部に記憶させ、当該第2の識別子を付した納品書を前記納入企業に対し発行し、
    納入の際、前記納品書から読取った前記第2の識別子に基づいて、前記発注に関する情報および前記納入に関する情報に対して検収の進捗に関する情報を付加し、前記記憶部に記憶させること、
    を特徴とするコンピュータの発注検収管理方法。
  5. 前記発注に関する情報内の、前記納入企業に関する情報には、1の納入企業を特定する1の情報のみが排他的に設定され、当該納入企業による納入に対してのみ、前記第2の識別子が付加されること、
    を特徴とする請求項4に記載のコンピュータの発注検収管理方法。
  6. 前記コンピュータは、
    品名コードと受注企業コードとの組み合わせに関連付けて、少なくとも納入企業に関する情報と前回納入日に関する情報を記憶した第3のレコードの集合である納入実績に関する情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記発注の際、前記第1のレコードに対して、前記第3のレコードに基づき納入企業に関する情報を付加したうえで、当該第1のレコードを、前記発注に関する情報として前記記憶部に記憶させ、
    前記納入の際、前記納品書から読取った前記第2の識別子に基づいて、前記納入実績に関する情報に対して、新たな第3のレコードを作成し、又は、既存の第3のレコードの前回納入日に関する情報を更新し、当該作成又は更新した第3のレコードを前記記憶部に記憶させること、
    を特徴とする請求項4又は請求項5に記載のコンピュータの発注検収管理方法。
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