JP2009098272A - ペースト塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮気体供給源から供給される気体の気圧に関わらず、基板上に適切な量のペーストを迅速に塗布することが可能なペースト塗布装置を提供する。
【解決手段】ペースト吐出機構150において、増圧部152は、圧縮気体供給源から供給される圧縮気体を増圧し、電空レギュレータ158は、増圧後の圧縮気体を必要に応じて減圧して塗布ノズル部112−1におけるシリンジ140に送り込む。これにより、シリンジ140内の気圧が増加し、当該シリンジ140内のペーストがノズル142へ押し出され、ガラス基板に向けて吐出される。
【選択図】図4

Description

本発明は、基板にペーストを塗布するペースト塗布装置に関する。
従来から液晶表示パネルの製造に際して、ガラス基板に液晶封止用のペーストを塗布するペースト塗布装置が用いられている。ペーストの塗布に際しては、高い精度が必要となる。例えば、特許文献1に記載されたペースト塗布装置は、ガラス基板の表面の高さを測定する。そして、ペースト塗布装置は、その測定値に基づいて、ペーストを吐出するノズルの先端とガラス基板の表面との距離を一定に維持して塗布精度を向上させるべく、ノズルを上下動させる。
また、塗布精度を向上させるためには、ガラス基板に適切な量のペーストを塗布する必要がある。図5は、従来のペースト塗布装置におけるペースト吐出機構の構成を示す図である。図5に示すペースト吐出機構500は、電空レギュレータ502、電磁弁504、塗布ノズル部510、電磁弁512を有して構成される。これらのうち、電空レギュレータ502は、図示しない圧縮気体供給源から塗布ノズル部510への気体の第1の流路521上に設けられ、電磁弁504は、第1の流路521における電空レギュレータ502の後段に設けられている。また、電磁弁512は、塗布ノズル部510から外部(大気)への気体の第2の流路522上に設けられている。また、塗布ノズル部510は、ペーストを充填するシリンジ506と、当該シリンジ506に充填されたペーストを吐出するノズル508とにより構成される。
電空レギュレータ502には、圧縮気体供給源から圧縮気体が送り込まれる。この圧縮気体供給源は、工場等に設置された圧縮気体供給用の配管設備であり、圧縮気体の気圧は、工場等において一般に用いられる0.7[MPa]程度である。電空レギュレータ502は、送り込まれた圧縮気体の気圧を必要に応じて減少させて送り出す。電磁弁504は、シリンジ506に充填されたペーストをノズル508から吐出させる際に開放する。電磁弁504が開放されると、圧縮気体がシリンジ506内に送り込まれ、当該シリンジ506に充填されたペーストがノズル508からガラス基板に向けて吐出される。電磁弁512は、ペースト塗布の終了時にシリンジ506内の圧縮気体を外部へ排気すべく開放する。このようなペースト吐出機構500によって、ノズル508から吐出されるペーストの量が調整される。
特開2007−152261号公報
近年、ペーストが塗布されるガラス基板の大型化に伴い、ペーストの塗布速度を増加させ、生産効率を向上させることが要求されている。塗布速度は、ガラス基板と、塗布ノズル部510との相対速度を増加させることで実現可能である。しかし、ノズル508からのペーストの吐出量を変えずに、基板ステージと塗布ノズル部510との相対速度を増加させると、ガラス基板上のペーストの塗布量が減少してしまう。
このため、塗布速度に応じて、シリンジ506内の圧縮気体の気圧を変え、更にはノズル508からのペーストの吐出量を変える必要がある。例えば、塗布速度が100[mm/s]、シリンジ506内の気圧が0.4[MPa]でペーストの塗布が行われていた場合、塗布速度が2倍の200[mm/s]になると、ガラス基板上に同一量のペーストを塗布するためには、シリンジ506内の気圧も2倍の0.8[MPa]とする必要がある。しかしながら、圧縮気体供給源から送り込まれる圧縮気体の気圧は、上述したように0.7[MPa]程度であり、シリンジ506内をこれ以上の気圧に増加させることができず、ガラス基板上のペースト量の減少を回避することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、圧縮気体供給源から供給される気体の気圧に関わらず、基板上に適切な量のペーストを迅速に塗布することが可能なペースト塗布装置を提供するものである。
本発明に係る、ペーストを基板に塗布するペースト塗布装置は、前記ペーストを充填するシリンジと、前記シリンジに取り付けられたノズルと、圧縮気体供給源からの気体を増圧する増圧部とを有し、前記増圧部によって増圧された気体を前記シリンジ内に送り込んで前記ノズルからペーストを吐出することを特徴とする。
この構成によれば、圧縮気体供給源からの気体が増圧された上でシリンジ内に送り込まれ、ペーストがノズルから吐出するため、シリンジ内を圧縮気体供給源からの気体よりも大きい気圧とすることができる。従って、塗布速度を増加させた場合にも、基板上に適切な量のペーストを塗布することが可能となる。
また、本発明に係るペースト塗布装置は、前記増圧部が、前記圧縮気体供給源から前記シリンジへの気体の第1の流路に設けられる増圧弁と、前記第1の流路における前記増圧弁の後段に設けられ、気体を蓄積するタンクとを有するようにしてもよい。
この構成によれば、増圧弁の開閉によってタンク内を増圧し、更には、その増圧された気体をシリンジに送り込むことが可能となる。
また、本発明に係るペースト塗布装置は、前記第1の流路における前記タンクの後段に設けられ、前記タンクからの気体の気圧を調整する調整部と、前記ノズルと前記基板との相対速度に応じて、前記調整部を制御する制御部を有するようにしてもよい。
この構成によれば、ノズルと基板との相対速度(塗布速度)に応じて、シリンジ内の気圧を適切なものとして、更には、ノズルから適切な量のペーストを吐出させることが可能となる。
本発明によれば、圧縮気体供給源から供給される気体よりも大きい気圧の気体をシリンジ内に送り込むことができ、基板上に適切な量のペーストを迅速に塗布することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るペースト塗布装置を適用したペースト塗布システムの平面図である。図1に示すペースト塗布システム10は、液晶表示パネルの製造に際して、ガラス基板50に液晶封止用のペーストを環状に塗布するものである。ペースト塗布システム10は、本発明のペースト塗布装置を構成する塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4と、基板受け渡し機構30と、搬送ロボット40とにより構成される。
ペースト塗布の対象となるガラス基板50は、基板受け渡し機構30における上流端32に配置される。搬送ロボット40は、基板受け渡し機構30の延在方向(図1における方向A)に移動可能であり、図1における方向Bに回転可能である。この搬送ロボット40は、基板受け渡し機構30における上流端32に配置されたガラス基板50を搬送し、塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4に随時配置する。
塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4は、配置されたガラス基板50の表面にペーストを塗布する。ペースト塗布は、搬送ロボット40によるガラス基板50の搬送等と比較して時間を要するため、これら塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4が並列的に稼動することにより、時間短縮を図り、生産性を向上させることができる。
ガラス基板50にペーストが塗布された後、搬送ロボット40は、塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4からペースト塗布後のガラス基板50を随時取り出して搬送し、基板受け渡し機構30における下流端34に配置する。このような一連の動作によって、ガラス基板50の表面にペーストが塗布される。
図2(a)は、塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4(以下、これら塗布ユニット20−1、20−2、20−3及び20−4をまとめて、適宜「塗布ユニット20」と称する)の外観斜視図である。また、図2(b)は塗布ユニット20内の各部の移動方向を説明するための座標空間である。
図2(a)に示す塗布ユニット20は、筐体111、塗布ノズル部112−1及び112−2、レーザセンサ113−1及び113−2、カメラ114−1及び114−2、コラム115、基板ステージ116及びXYθ移動装置118により構成される。
筐体111には、コラム115が取り付けられている。塗布ノズル部112−1、レーザセンサ113−1及びカメラ114−1は、一体となってヘッドを構成しており、コラム115に対して図2(b)に示すX方向及びZ方向に移動可能に取り付けられている。同様に、塗布ノズル部112−2、レーザセンサ113−2及びカメラ114−2は、一体となってヘッドを構成しており、コラム115に対して図2(b)に示すX方向及びZ方向に移動可能に取り付けられている。このように複数のヘッドを設けることにより、ガラス基板50を複数の子基板に分けて、それぞれの子基板に対してペーストを塗布する際に、ヘッドを同時並行的に稼動させることで、時間短縮を図り、生産性を向上させることができる。
基板ステージ116は、図2(b)のX方向及びY方向に移動可能であって、且つ、θ方向に微小回転可能なように、下面がXYθ移動装置118の上面に取り付けられている。この基板ステージ116の上面には図示しない吸着穴が形成されている。図1に示す搬送ロボット40によって搬送されてきたガラス基板50は、基板ステージ116の上面に真空吸着される。
XYθ移動装置118は、上面が基板ステージ116の下面と接続されている。また、XYθ移動装置118は、図2(b)のX方向及びY方向に移動可能であって、且つ、θ方向に微小回転可能なように、下面が筐体111の上面に取り付けられている。
ペースト塗布に先立って、カメラ114−1及び114−2は、それぞれガラス基板50の表面を撮影し、当該表面に形成された位置決めのためのマーク(アライメントマーク)を検出する。カメラ114−1及び114−2の撮影によってアライメントマークが検出されると、ガラス基板50の表面においてペーストを塗布すべき位置が、当該アライメントマークからの相対位置によって特定される。その後、各ヘッドは、ガラス基板50における子基板の配列ピッチに応じて、図2(b)に示すX方向にそれぞれ独立して適宜移動する。
ペーストを塗布すべき位置が特定された後、これら塗布ノズル部112−1及び112−2は、直下に配置されたガラス基板50の表面に向けてノズル142の先端からペーストを吐出する。
図3は、塗布ノズル部112−1の構成及び取り付け状態を示す図である。図3に示す塗布ノズル部112−1は、シリンジ140及びノズル142により構成される。なお、塗布ノズル部112−2も同様の構成である。シリンジ140は、ペーストを充填する容器である。シリンジ140内に充填されたペーストは、当該シリンジ140内の気圧が増加すると、ノズル142へ押し出される。ノズル142は、シリンジ140の下端に着脱可能であって、先端の吐出口143が基板ステージ116上のガラス基板50に対向するように配置される。このノズル142は、シリンジ140から押し出されるペーストを先端の吐出口143からガラス基板50に向けて吐出する。
塗布ノズル部112−1は、上端が支持部120に取り付けられて、支持される。更に、支持部120は、ボールネジ121に取り付けられている。このボールネジ121は、サーボモータ122の駆動によって正転及び逆転する。ボールネジ121の正転及び逆転に伴って、塗布ノズル部112−1は、図2(b)のZ方向に上下動する。なお、塗布ノズル部112−2も同様の取り付け態様であり、同様の動作を行う。
ペースト塗布時において、XYθ移動装置118は、図2(b)のX方向及びY方向に適宜移動するとともに、θ方向に適宜微小回転する。これにより、基板ステージ116に吸着されたガラス基板50を塗布すべきペーストの塗布パターンに合わせて移動させる。
レーザセンサ113−1は、ガラス基板50までの距離を測定するものであり、この測定値からノズル142の吐出口143とガラス基板50の表面との間の距離を検出可能とする。同様に、レーザセンサ113−2は、ガラス基板50までの距離を測定するものであり、この測定値からノズル142の吐出口143とガラス基板50の表面との間の距離を検出可能とする。検出値が予め定められた所定範囲内でない場合には、塗布されるペーストの断面積が所望の断面積でなくなる可能性が高い。このため、図3に示すボールネジ122の正転及び逆転によって、塗布ノズル部112−1及び112−2が図2(b)のZ方向に移動することによって、ノズル142の先端とガラス基板50との間の距離が所定範囲内となるように制御される。
図4は、ペースト塗布装置としての塗布ユニット20におけるペースト吐出機構の構成を示す図である。図4に示すペースト吐出機構150は、塗布ノズル部112−1、増圧部152、電空レギュレータ158、電磁弁160、162、及び、制御部164を有して構成される。これらのうち、塗布ノズル部112−1以外は、塗布ユニット20の筐体111内に構成される。また、増圧部152は、増圧弁154及びタンク156により構成される。
圧縮気体供給源としての工場に設置された圧縮気体供給用の配管設備(図示せず)から塗布ノズル部112−1への気体の第1の流路171上には、圧縮気体供給源側(前段)から順に、増圧部152内の増圧弁154、増圧部152内のタンク156、電空レギュレータ158、及び、電磁弁160が設けられている。また、塗布ノズル部112−1から外部(大気)への気体の第2の流路172上には、電磁弁162が設けられている。これらのうち、増圧弁154、電磁弁160及び電磁弁162の開閉と、電空レギュレータ158の動作は、制御部164によって制御される。
圧縮気体供給源から供給される圧縮気体は、汚れや湿気が除去された空気又は窒素であり、工場等において一般に用いられる0.7[MPa]程度の気圧を有する。増圧部152内の増圧弁154は、圧縮気体供給源からの圧縮気体をタンク156に蓄積させる際に開放(作動)し、蓄積が完了すると閉鎖(作動停止)する。増圧部152内のタンク156は、増圧弁154で増圧された圧縮気体を蓄積する。
電空レギュレータ158は、タンク156からの圧縮気体を取り込み、必要に応じて減圧させて送り出す。電磁弁160は、圧縮気体供給源からの圧縮気体をタンク156に蓄積させる際に閉鎖し、電空レギュレータ158によって減圧された圧縮気体を塗布ノズル部112−1におけるシリンジ140へ送り出す際に開放する。電磁弁162は、電磁弁160が閉鎖している際、換言すれば、電空レギュレータ158によって減圧された圧縮気体が塗布ノズル部112−1におけるシリンジ140へ送り出される際に閉鎖し、当該シリンジ140内の圧縮気体を外部(大気)へ排気する際に開放する。
以下、塗布ノズル部112−1によるペースト塗布時の動作を時系列に説明する。まず、制御部164は、電磁弁160及び162を閉鎖させた状態で、増圧部152内の増圧弁154を開放させる制御を行う。増圧弁154は、制御部164の制御によって開放する。
タンク156の前段の増圧弁154が開放することによって、圧縮気体供給源から供給される圧縮気体は、増圧弁154によって増圧されてタンク156に蓄積され、当該タンク156内の気圧は、徐々に増加し、所望の気圧となる。
その後、制御部164は、増圧弁154を閉鎖させ、電空レギュレータ158を駆動させるとともに、電磁弁160を開放させる制御を行う。この際、制御部164は、塗布ノズル部112−1におけるノズル142と、ガラス基板50との相対速度(塗布速度)に基づいて、シリンジ140内の気圧が当該塗布速度に応じた気圧となるように、電空レギュレータ158を駆動させる。ここで、塗布速度に応じた気圧は、実験等によって予め求めることも可能である。すなわち、ある塗布速度で、シリンジ140内にいくつの気圧を加えるとどれだけの塗布量が得られるかという関係を、塗布速度毎に気圧を変えて測定しておき、その結果から関係式あるいは対応表を作成する。また、塗布速度は、ガラス基板50が搭載される基板ステージ116のX方向及びY方向の移動速度に基づいて算出可能である。電空レギュレータ158は、制御部164の制御によって駆動する。そして、電空レギュレータ158には、タンク156から送り込まれる圧縮気体を、所望の気圧に減少させた上で、送り出す。一方、電磁弁160は、制御部164の制御によって開放する。この際、電磁弁162は閉鎖されたままである。
電空レギュレータ158から送り出される圧縮気体は、電磁弁160を介して、塗布ノズル部112−1におけるシリンジ140に取り込まれ、当該シリンジ140内の気圧が所定値まで上昇する。上述したように、制御部164の制御によって、シリンジ140内の気圧は塗布速度に応じた気体となる。例えば、塗布速度が100[mm/s]の場合、シリンジ140内の気圧が0.4[MPa]、塗布速度が2倍の200[mm/s]になると、シリンジ140内の気圧は2倍の0.8[MPa]という具合である。シリンジ140内の気圧の上昇によって、当該シリンジ140内のペーストは、ノズル142に押し出され、当該ノズル142の吐出口143から吐出されて、ガラス基板50に塗布される。なお、このペーストの塗布を行っている間も増圧弁154を開放(作動)させたままとしてもよい。すなわち、増圧弁154を常に作動させたままとし、タンク156内を増圧弁154によって増圧可能な圧力に維持する。また、圧力検出器を用いてタンク156内の圧力を監視し、検出圧力が所望の圧力以上に維持されるように、制御部164が検出圧力に応じて増圧弁154の開放、閉鎖を切り換え制御するようにしてもよい。
そして、ペースト塗布の完了時には、制御部164は、電磁弁160を閉鎖させる制御を行うとともに、電磁弁162を開放させる制御を行う。電磁弁160は、制御部164の制御によって閉鎖し、電磁弁162は、制御部164の制御によって開放する。これにより、シリンジ140内と外部とが通じた状態となり、当該シリンジ140内の圧縮気体が外部排気され、シリンジ140内の気圧は大気圧となって、ノズル142へのペーストの押し出しが終了する。
このように、本実施形態では、ペースト吐出機構150において、増圧部152は、圧縮気体供給源から供給される圧縮気体を増圧し、電空レギュレータ158は、増圧後の圧縮気体を必要に応じて減圧して塗布ノズル部112−1におけるシリンジ140に送り込む。これにより、シリンジ140内の気圧を、圧縮気体供給源から供給される圧縮気体よりも大きくすることができ、塗布速度を増加させた場合にも、ガラス基板50上に適切な量のペーストを塗布することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、電空レギュレータ158が増圧部152によって増圧された圧縮気体を必要に応じて減圧したが、当該電空レギュレータ158を有しない構成であってもよい。
本発明に係るペースト塗布装置は、圧縮気体供給源からの気体の気圧に関わらず、基板上に適切な量のペーストを迅速に塗布することが可能であり、ペースト塗布装置として有用である。
本発明の実施形態に係るペースト塗布装置を適用したペースト塗布システムの平面図である。 塗布ユニットの外観斜視図、及び、塗布ユニット内の各部の移動方向を説明するための座標空間を示す図である。 塗布ノズル部の構成及び取り付け状態を示す図である。 ペースト吐出機構の構成を示す図である。 従来のペースト吐出機構の構成を示す図である。
符号の説明
10 ペースト塗布システム
20−1、20−2、20−3、20−4 塗布ユニット(ペースト塗布装置)
30 基板受け渡し機構
32 上流端
34 下流端
40 搬送ロボット
50 ガラス基板
51、52 アライメントマーク
111 筐体
112−1、112−2 塗布ノズル部
113−1、113−2 レーザセンサ
114−1、114−2 カメラ
115 コラム
116 基板ステージ
118 XYθ移動装置
121 ボールネジ
122 サーボモータ
140 シリンジ
142 ノズル
143 吐出口
150 ペースト吐出機構
152 増圧部
154 増圧弁
158 電空レギュレータ
160、162 電磁弁
164 制御部
171、172 流路

Claims (3)

  1. ペーストを基板に塗布するペースト塗布装置であって、
    前記ペーストを充填するシリンジと、
    前記シリンジに取り付けられたノズルと、
    圧縮気体供給源からの気体を増圧する増圧部とを有し、
    前記増圧部によって増圧された気体を前記シリンジ内に送り込んで前記ノズルからペーストを吐出することを特徴とするペースト塗布装置。
  2. 前記増圧部は、
    前記圧縮気体供給源から前記シリンジへの気体の第1の流路に設けられる増圧弁と、
    前記第1の流路における前記増圧弁の後段に設けられ、気体を蓄積するタンクとを有することを特徴とする請求項1に記載のペースト塗布装置。
  3. 前記第1の流路における前記タンクの後段に設けられ、前記タンクからの気体の気圧を調整する調整部と、
    前記ノズルと前記基板との相対速度に応じて、前記調整部を制御する制御部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のペースト塗布装置。
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