JP2009096617A - エレベータの動作モード管理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】登録された利用者のみがエレベータを利用することができるというセキュリティを保持しつつ、利用者の性質又はエレベータの利用状況等に適したエレベータの動作形態を選択し、選択した動作形態にてエレベータを動作させる。
【解決手段】エレベータ乗場に設置された認証装置1又は2に利用者がICカードをかざした回数により、動作モード管理装置11が、エレベータが通常動作を行う動作モード(例えば、通常の開閉速度でドアを開閉し、ドア開放時間が通常であるモード)か、エレベータが特別な動作を行う動作モード(例えば、通常よりも遅い開閉速度でドアを開閉し、ドア開放時間が通常よりも長いモード)を選択し、選択した動作モードでエレベータを動作させる。
【選択図】図2
【解決手段】エレベータ乗場に設置された認証装置1又は2に利用者がICカードをかざした回数により、動作モード管理装置11が、エレベータが通常動作を行う動作モード(例えば、通常の開閉速度でドアを開閉し、ドア開放時間が通常であるモード)か、エレベータが特別な動作を行う動作モード(例えば、通常よりも遅い開閉速度でドアを開閉し、ドア開放時間が通常よりも長いモード)を選択し、選択した動作モードでエレベータを動作させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、エレベータの動作モードを管理する技術に関する。
特許文献1には、エレベータの呼び登録装置が、建物の玄関ドアを通行しようとしている者が特定人(登録された居住者)であることを識別して玄関ドアのロックを解除し、玄関階のエレベータの乗場呼びを登録し、エレベータが玄関階に到着すると、前記特定人の居住階床のかご呼びを登録するようにした技術が記載されている。
特公平7−115804号公報
近年、居住者にIC(Integrated Circuit)カードを所持させてセキュリティ強化を図っている建物が増加しており、上記技術のように、ICカードを識別して乗場呼びを登録するものがある。
一方、少子高齢化により社会的に高齢者が増加し、高齢者、身障者の付き添いを要する場合が増えている。このような高齢者、身障者の付き添いの際、または荷物を運搬する際には、エレベータのゆっくりとした運転(ドア開閉速度が遅く、ドアの開放時間が長い)が求められ、非高齢者や健常者が通常に移動する場合(荷物を運搬せずに移動する場合)には、エレベータのきびきびとした運転(通常のドア開閉速度、通常のドアの開放時間)が望まれる。
また、オフィスビル等では、通常時は呼び登録のあった階のすべてに停止する各階停止運転が求められるが、例えば企業の重役又は上得意がエレベータを利用する場合には、途中の階に停止することなく行先階に直行する直通運転が望まれる。
一方、少子高齢化により社会的に高齢者が増加し、高齢者、身障者の付き添いを要する場合が増えている。このような高齢者、身障者の付き添いの際、または荷物を運搬する際には、エレベータのゆっくりとした運転(ドア開閉速度が遅く、ドアの開放時間が長い)が求められ、非高齢者や健常者が通常に移動する場合(荷物を運搬せずに移動する場合)には、エレベータのきびきびとした運転(通常のドア開閉速度、通常のドアの開放時間)が望まれる。
また、オフィスビル等では、通常時は呼び登録のあった階のすべてに停止する各階停止運転が求められるが、例えば企業の重役又は上得意がエレベータを利用する場合には、途中の階に停止することなく行先階に直行する直通運転が望まれる。
このように、利用者の性質やエレベータの利用状況によってエレベータに要求される動作形態は変化するが、上記技術では、登録されたエレベータ利用者のみがエレベータを利用することができるというセキュリティは確保されているものの、利用者の性質又はエレベータの利用状況等によってエレベータの動作形態を変えることができないという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的の一つとしており、登録されたエレベータ利用者のみがエレベータを利用することができるというセキュリティを保持しつつ、利用者の性質又はエレベータの利用状況等に適したエレベータの動作形態を選択し、選択した動作形態にてエレベータを動作させることを主な目的とする。
本発明に係るエレベータの動作モード管理装置は、
通常動作が行われる通常動作モード及び通常動作以外の特別動作が行われる特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理するエレベータの動作モード管理装置であって、
登録されている登録エレベータ利用者の識別情報を入力する入力部と、
所定時間内に前記登録エレベータ利用者の識別情報が前記入力部により入力された回数を計数し、前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記通常動作モード及び前記特別動作モードのいずれかを選択する動作モード選択部とを有することを特徴とする。
通常動作が行われる通常動作モード及び通常動作以外の特別動作が行われる特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理するエレベータの動作モード管理装置であって、
登録されている登録エレベータ利用者の識別情報を入力する入力部と、
所定時間内に前記登録エレベータ利用者の識別情報が前記入力部により入力された回数を計数し、前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記通常動作モード及び前記特別動作モードのいずれかを選択する動作モード選択部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、登録利用者の識別情報の計数回数により、エレベータの動作モードが選択されるので、登録利用者のみがエレベータを利用することができるというセキュリティを保持しつつ、認証時の簡単な操作で、利用者の性質又はエレベータの利用状況等に適したエレベータの動作モードを選択し、選択した動作モードにてエレベータを動作させることができる。
実施の形態1.
図1及び図2は、本実施の形態に係るエレベータシステムの構成例を示す。
本実施の形態に係るエレベータシステムは、エレベータの動作モード管理装置11(以下、単に動作モード管理装置11ともいう)及びエレベータの動作モード管理装置11とデータの入出力を行う周辺装置1〜9、12〜15から構成される。
図1は、本実施の形態に係る動作モード管理装置11のハードウェア構成例を示している。
また、図2は、本実施の形態に係る動作モード管理装置11のソフトウェア構成例を示している。
図1及び図2は、本実施の形態に係るエレベータシステムの構成例を示す。
本実施の形態に係るエレベータシステムは、エレベータの動作モード管理装置11(以下、単に動作モード管理装置11ともいう)及びエレベータの動作モード管理装置11とデータの入出力を行う周辺装置1〜9、12〜15から構成される。
図1は、本実施の形態に係る動作モード管理装置11のハードウェア構成例を示している。
また、図2は、本実施の形態に係る動作モード管理装置11のソフトウェア構成例を示している。
動作モード管理装置11は、通常動作が行われる通常動作モード及び通常動作以外の特別動作が行われる特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理する。
本実施の形態では、通常動作モードの例として、エレベータのドアの開閉動作が通常の速度で行われ、エレベータのドアの開放時間が通常の時間であるドア開閉通常動作モード(以下、通常モードという)を説明し、特別動作モードの例として、エレベータのドアの開閉動作が通常の速度と異なる(遅い)速度で行われ、エレベータのドアの開放時間が通常の時間と異なる(開放時間が長い)ドア開閉特別動作モード(以下、スロー開閉モードという)を説明する。
また、動作モード管理装置11は、エレベータのかごに搭載されていてもよいし、エレベータかご以外の場所(エレベータが配置されている建物内等)に配置されていてもよい。
本実施の形態では、通常動作モードの例として、エレベータのドアの開閉動作が通常の速度で行われ、エレベータのドアの開放時間が通常の時間であるドア開閉通常動作モード(以下、通常モードという)を説明し、特別動作モードの例として、エレベータのドアの開閉動作が通常の速度と異なる(遅い)速度で行われ、エレベータのドアの開放時間が通常の時間と異なる(開放時間が長い)ドア開閉特別動作モード(以下、スロー開閉モードという)を説明する。
また、動作モード管理装置11は、エレベータのかごに搭載されていてもよいし、エレベータかご以外の場所(エレベータが配置されている建物内等)に配置されていてもよい。
乗場アップ個人認証装置1及び乗場ダウン個人認証装置2は、エレベータ乗場に設けられ個人(登録エレベータ利用者)が携帯するICカードや指紋検出器などから発せられる信号を受信する。乗場アップ個人認証装置1は、登録利用者がエレベータにより上昇する場合に利用する認証装置であり、乗場ダウン個人認証装置2は登録利用者がエレベータにより降下する場合に利用する認証装置である。
なお、乗場アップ個人認証装置1及び乗場ダウン個人認証装置2を統合して、アップ・ダウン兼用の一つの乗場個人認証装置としてもよい。
登録されているエレベータ利用者である登録エレベータ利用者(以下、登録利用者ともいう)は、自身の識別情報が記憶されているICカードを携帯してエレベータ乗場において乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2にICカードをかざすことで、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2に自身の識別情報を読み取らせる。
また、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2に指紋検出器が接続されている場合は、登録利用者は指紋検出器に自身の指を触れて指紋検出器に指紋を検出させる。
乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2は、ICカードから読み取った識別情報が登録利用者の登録されている識別情報と一致するか否かの照合を行って、登録利用者の認証を行う。そして、登録利用者が認証されると、認証された登録利用者の識別情報を動作モード管理装置11に出力する。
また、指紋認証の場合は、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2は、指紋検出器から読み取られた指紋が登録利用者の登録されている指紋と一致するか否かの照合を行って、登録利用者の認証を行う。そして、登録利用者が認証されると、認証された登録利用者の識別情報を動作モード管理装置11に出力する。
なお、乗場アップ個人認証装置1及び乗場ダウン個人認証装置2を統合して、アップ・ダウン兼用の一つの乗場個人認証装置としてもよい。
登録されているエレベータ利用者である登録エレベータ利用者(以下、登録利用者ともいう)は、自身の識別情報が記憶されているICカードを携帯してエレベータ乗場において乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2にICカードをかざすことで、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2に自身の識別情報を読み取らせる。
また、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2に指紋検出器が接続されている場合は、登録利用者は指紋検出器に自身の指を触れて指紋検出器に指紋を検出させる。
乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2は、ICカードから読み取った識別情報が登録利用者の登録されている識別情報と一致するか否かの照合を行って、登録利用者の認証を行う。そして、登録利用者が認証されると、認証された登録利用者の識別情報を動作モード管理装置11に出力する。
また、指紋認証の場合は、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2は、指紋検出器から読み取られた指紋が登録利用者の登録されている指紋と一致するか否かの照合を行って、登録利用者の認証を行う。そして、登録利用者が認証されると、認証された登録利用者の識別情報を動作モード管理装置11に出力する。
かご内個人認証装置3は、エレベータのかご内に設けられ個人(登録エレベータ利用者)が携帯するICカードや指紋検出器などから発せられる信号を受信する。
かご内個人認証装置3は、後述のかご内行先釦4に登録利用者が行先階を指示(登録)する前又は後に登録利用者の認証を行う。
かご内個人認証装置3は、設置場所が異なるだけで、処理としては、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2と同様の処理を行う。
かご内個人認証装置3は、後述のかご内行先釦4に登録利用者が行先階を指示(登録)する前又は後に登録利用者の認証を行う。
かご内個人認証装置3は、設置場所が異なるだけで、処理としては、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2と同様の処理を行う。
かご内行先釦4は、エレベータかご内に設けられエレベータの行先呼びを登録する。
そして、かご内行先釦4は、登録利用者に指示された行先階を動作モード管理装置11に出力する。
そして、かご内行先釦4は、登録利用者に指示された行先階を動作モード管理装置11に出力する。
乗場アップ登録表示器5及び乗場ダウン登録表示器6は、エレベータ乗場に設置され、乗場アップ呼び又は乗場ダウン呼びが登録されると、エレベータの動作モードが通常モードかスロー開閉モードであるかを表示する。
乗場アップ登録表示器5及び乗場ダウン登録表示器6は、統合してアップ・ダウン兼用の一つの乗場表示器としてもよい。
乗場アップ登録表示器5及び乗場ダウン登録表示器6は、統合してアップ・ダウン兼用の一つの乗場表示器としてもよい。
かご内行先釦灯7は、エレベータかご内のかご内行先釦4に組み込まれ、かご内行先呼びが登録されると点灯して行先階を通知する。
乗場アナウンス装置8は、エレベータ乗場に設けられた音声出力装置であり、乗場アップ呼び又は乗場ダウン呼びが登録されると、エレベータの動作モードが通常モードかスロー開閉モードであるかを音声にて案内する。
かご内アナウンス装置9は、かご内に設けられた音声出力装置であり、エレベータの動作モードが通常モードかスロー開閉モードであるかを音声にて案内する。
ドア開閉制御装置12は、エレベータかごに設置され、ドア開閉機構13を制御する装置である。
ドア開閉制御装置12は、通常モードでドアを開閉する場合は、通常のドア開閉速度となるトルク値(ドア開閉用モータのトルク値)等をドア開閉機構13に指示し、また、通常のドア開放時間となるようにドアの閉動作の開始タイミングをドア開閉機構13に指示する。
また、同様に、ドア開閉制御装置12は、スロー開閉モードでドアを開閉する場合は、所定のスロー開閉速度となるトルク値(ドア開閉用モータのトルク値)等をドア開閉機構13に指示し、また、所定の長いドア開放時間となるようにドアの閉動作の開始タイミングをドア開閉機構13に指示する。
また、ドア開閉制御装置12は、エレベータ動作制御装置の例である。
ドア開閉制御装置12は、通常モードでドアを開閉する場合は、通常のドア開閉速度となるトルク値(ドア開閉用モータのトルク値)等をドア開閉機構13に指示し、また、通常のドア開放時間となるようにドアの閉動作の開始タイミングをドア開閉機構13に指示する。
また、同様に、ドア開閉制御装置12は、スロー開閉モードでドアを開閉する場合は、所定のスロー開閉速度となるトルク値(ドア開閉用モータのトルク値)等をドア開閉機構13に指示し、また、所定の長いドア開放時間となるようにドアの閉動作の開始タイミングをドア開閉機構13に指示する。
また、ドア開閉制御装置12は、エレベータ動作制御装置の例である。
ドア開閉機構13は、エレベータのドア及び乗場側のドアを開閉するための機構である。ドア開閉機構13は、例えば、ドア開閉用モータ、ドア開閉用モータの動力をベルト、レールに伝えるプーリ、プーリから伝えられた動力を用いてドアの開閉を行うベルト、レール等が含まれ、ドアの開閉のために実際に動作する機構である。
かご運行制御装置14は、エレベータかごに設置され、かご運行機構15を制御する。
かご運行制御装置14は、エレベータかごの運行・停止を制御し、直通運転、各階停止運転を実現する。
また、かご運行制御装置14は、エレベータ動作制御装置の例である。
かご運行制御装置14は、エレベータかごの運行・停止を制御し、直通運転、各階停止運転を実現する。
また、かご運行制御装置14は、エレベータ動作制御装置の例である。
かご運行機構15は、エレベータかごを上昇・下降・停止させるための機構である。
例えば、かご運行機構15は、運行用モータ、ブレーキ、巻上機等が含まれ、エレベータかごの運行、停止のために実際に動作する機構である。
例えば、かご運行機構15は、運行用モータ、ブレーキ、巻上機等が含まれ、エレベータかごの運行、停止のために実際に動作する機構である。
次に、動作モード管理装置11のハードウェア構成例について説明する。
動作モード管理装置11は、例えば、入力回路11a、CPU(Central Processing Unit)11b、メモリ11c及び出力回路11dから構成される。
動作モード管理装置11は、例えば、入力回路11a、CPU(Central Processing Unit)11b、メモリ11c及び出力回路11dから構成される。
入力回路11aは、周辺装置1〜4、14から各種データを入力する際のインタフェースとなる。
また、必要であれば、周辺装置1〜4、14から入力したデータを復調してCPU11bが処理可能なデータとする。
また、必要であれば、周辺装置1〜4、14から入力したデータを復調してCPU11bが処理可能なデータとする。
CPU11bは、様々な命令(プログラム)を実行する。
具体的には、図2に示す各機能を実現するプログラムを実行し、エレベータの動作モードを管理する。
具体的には、図2に示す各機能を実現するプログラムを実行し、エレベータの動作モードを管理する。
メモリ11cは、CPUが実行するプログラムやCPUが参照するデータ等を格納する記憶装置である。
また、メモリ11cは、CPUがプログラムを実行する際のワークメモリとしても機能する。
メモリ11cには、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク装置、フラッシュメモリ、キャッシュメモリ等が含まれる。
また、メモリ11cは、CPUがプログラムを実行する際のワークメモリとしても機能する。
メモリ11cには、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク装置、フラッシュメモリ、キャッシュメモリ等が含まれる。
出力回路11dは、周辺装置5〜12、14に各種データを出力する際のインタフェースとなる。
また、必要であれば、CPU11bが処理したデータを変調して周辺装置5〜12、14に出力する。
また、必要であれば、CPU11bが処理したデータを変調して周辺装置5〜12、14に出力する。
メモリ11cのROMには、BIOS(Basic Input Output System)プログラムが格納され、磁気ディスク装置にはブートプログラムが格納されている。
動作モード管理装置11の起動時には、ROMのBIOSプログラム及び磁気ディスク装置のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムの実行後に各種プログラムが実行可能となる。
動作モード管理装置11の起動時には、ROMのBIOSプログラム及び磁気ディスク装置のブートプログラムが実行され、BIOSプログラム及びブートプログラムの実行後に各種プログラムが実行可能となる。
また、メモリ11cの磁気ディスク等には、実施の形態1、2の説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の計算」、「〜の比較」、「〜の設定」、「〜の更新」、「〜の照合」、「〜の登録」、「〜の選択」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶される。
磁気ディスク等に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU11bによりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1、2で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM、磁気ディスク装置、フラッシュメモリ、その他の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バスや信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
磁気ディスク等に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU11bによりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。
抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1、2で説明しているフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM、磁気ディスク装置、フラッシュメモリ、その他の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バスや信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
このように、実施の形態1、2に示す動作モード管理装置11は、処理装置たるCPU11b、記憶装置たるメモリ11c、入力装置たる入力回路11a、出力装置たる出力回路11dを備えるコンピュータであり、図2の「〜部」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る動作モード管理装置11のソフトウェア構成例について説明する。
図2に示す各部は、CPU11bにより読み出され実行される。
図2に示す各部は、CPU11bにより読み出され実行される。
図2において、入力部111は、入力回路11aからデータを入力する。
具体的には、入力部111は、例えば、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2から出力された、登録エレベータ利用者の識別情報や登録利用者がエレベータの呼び寄せを行ったエレベータ呼び寄せ階の情報を入力する。
また、かご内個人認証装置3から出力された登録利用者の識別情報やかご内行先釦4から出力されたエレベータの行先階の情報を入力する。
具体的には、入力部111は、例えば、乗場アップ個人認証装置1又は乗場ダウン個人認証装置2から出力された、登録エレベータ利用者の識別情報や登録利用者がエレベータの呼び寄せを行ったエレベータ呼び寄せ階の情報を入力する。
また、かご内個人認証装置3から出力された登録利用者の識別情報やかご内行先釦4から出力されたエレベータの行先階の情報を入力する。
動作モード選択部112は、所定時間内に登録エレベータ利用者の識別情報が入力部111により入力された回数を計数し、登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じてエレベータの動作モードとして通常モード及びスロー開閉モードのいずれかを選択する。
具体的には、本実施の形態では、動作モード選択部112は、登録利用者がエレベータの呼び寄せを行った呼び寄せ階にエレベータかごが到着するまでに登録利用者の識別情報の計数回数が1回であれば通常モードを選択し、2回であればスロー開閉モードを選択する。
具体的には、本実施の形態では、動作モード選択部112は、登録利用者がエレベータの呼び寄せを行った呼び寄せ階にエレベータかごが到着するまでに登録利用者の識別情報の計数回数が1回であれば通常モードを選択し、2回であればスロー開閉モードを選択する。
呼び寄せ階判定部113は、入力部111により入力された呼び寄せ階の情報から呼び寄せ階を特定する。
行先階判定部114は、登録利用者の行先階を特定する。
メモリ11cには登録利用者の識別情報ごとに登録利用者の行先階(登録されている居住階等)が記憶されており、行先階判定部114は入力部111により入力された登録利用者の識別情報からメモリ11cに記憶されている登録利用者の行先階を検索し、登録利用者の行先階を判定する。
メモリ11cには登録利用者の識別情報ごとに登録利用者の行先階(登録されている居住階等)が記憶されており、行先階判定部114は入力部111により入力された登録利用者の識別情報からメモリ11cに記憶されている登録利用者の行先階を検索し、登録利用者の行先階を判定する。
指示生成部115は、動作モード選択部112によりスロー開閉モードが選択された場合に、エレベータ呼び寄せ階におけるドア開閉時にスロー開閉モードにてエレベータを動作させるようドア開閉制御装置12に指示するスロー開閉モード指示(特別動作モード動作指示)を生成する。
また、指示生成部115は、動作モード選択部112によりスロー開閉モードが選択された場合に、行先階におけるドア開閉時にスロー開閉モードにてエレベータを動作させるようドア開閉制御装置12に指示するスロー開閉モード指示(特別動作モード動作指示)を生成する。
なお、行先階は、行先階判定部114により登録利用者の識別情報により判定された登録階又は登録利用者がエレベータかご内のかご内行先釦4を押すことにより指定した釦指定階である。
また、指示生成部115は、乗場アップ登録表示器5又は乗場ダウン登録表示器6に動作モード選択部112により選択された動作モードを表示するように指示し、また、乗場アナウンス装置8又はかご内アナウンス装置9に動作モード選択部112により選択された動作モードをアナウンスするように指示する。
また、指示生成部115は、動作モード選択部112によりスロー開閉モードが選択された場合に、行先階におけるドア開閉時にスロー開閉モードにてエレベータを動作させるようドア開閉制御装置12に指示するスロー開閉モード指示(特別動作モード動作指示)を生成する。
なお、行先階は、行先階判定部114により登録利用者の識別情報により判定された登録階又は登録利用者がエレベータかご内のかご内行先釦4を押すことにより指定した釦指定階である。
また、指示生成部115は、乗場アップ登録表示器5又は乗場ダウン登録表示器6に動作モード選択部112により選択された動作モードを表示するように指示し、また、乗場アナウンス装置8又はかご内アナウンス装置9に動作モード選択部112により選択された動作モードをアナウンスするように指示する。
出力部116は、指示生成部115により生成された指示をドア開閉制御装置12、乗場アップ登録表示器5、乗場ダウン登録表示器6、乗場アナウンス装置8、かご内アナウンス装置9等に出力する。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るエレベータシステムの動作例を説明する。
なお、以下では、登録利用者が建物の1階に設置されている乗場アップ個人認証装置1にICカードをかさず又は乗場アップ個人認証装置1の指紋検出器に指を接触させた場合を例にして説明する。
なお、以下では、登録利用者が建物の1階に設置されている乗場アップ個人認証装置1にICカードをかさず又は乗場アップ個人認証装置1の指紋検出器に指を接触させた場合を例にして説明する。
今、1階の乗場アップ個人認証装置1が登録利用者を認識したとすると(S1でYES)、ステップS1からステップS2に進み、動作モード管理装置11が1階乗場アップ呼びを登録して通常モードでの運転(非高齢者、健常者用の運転でドア開閉速度は通常、ドア開放時間は5秒)を設定し、通常モードでの運転であることを1階の乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8により報知する。そして、かごを1階に向かって運転させる(S2)。
ステップS2では具体的には次のような処理が行われる。
1階の乗場アップ個人認証装置1から登録利用者の識別情報と呼び寄せ階が1階であるとの情報が動作モード管理装置11に出力され、動作モード管理装置11では入力部111が登録利用者の識別情報と呼び寄せ階の情報を入力する。
動作モード管理装置11では、呼び寄せ階判定部113が呼び寄せ階は1階であると判定し、また、行先階判定部114が入力部111により入力された登録利用者の識別情報からメモリ11cに記憶されている登録利用者の行先階を検索し、登録利用者の行先階を判定する。
更に、動作モード選択部112が登録利用者の識別情報の計数回数が1回であると判断し、通常モードを選択する。具体的には、動作モード選択部112は、入力部111から登録利用者の識別情報が入力される度に、メモリ11c又はCPU11b内のレジスタ等に登録利用者ごとに識別情報の入力履歴を記憶させるとともに、記憶されている識別情報の入力履歴を参照して識別情報の入力回数を計数する。
この場合は、動作モード選択部112は当該登録利用者の識別情報が過去に入力されていないことを確認して、識別情報の計数回数を1回とする。
1階の乗場アップ個人認証装置1から登録利用者の識別情報と呼び寄せ階が1階であるとの情報が動作モード管理装置11に出力され、動作モード管理装置11では入力部111が登録利用者の識別情報と呼び寄せ階の情報を入力する。
動作モード管理装置11では、呼び寄せ階判定部113が呼び寄せ階は1階であると判定し、また、行先階判定部114が入力部111により入力された登録利用者の識別情報からメモリ11cに記憶されている登録利用者の行先階を検索し、登録利用者の行先階を判定する。
更に、動作モード選択部112が登録利用者の識別情報の計数回数が1回であると判断し、通常モードを選択する。具体的には、動作モード選択部112は、入力部111から登録利用者の識別情報が入力される度に、メモリ11c又はCPU11b内のレジスタ等に登録利用者ごとに識別情報の入力履歴を記憶させるとともに、記憶されている識別情報の入力履歴を参照して識別情報の入力回数を計数する。
この場合は、動作モード選択部112は当該登録利用者の識別情報が過去に入力されていないことを確認して、識別情報の計数回数を1回とする。
また、ステップS2において、指示生成部115が、動作モード選択部112による通常モードの選択を受けて、乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8に通常モードでの運転を報知するよう指示する通常モード報知指示を生成し、出力部116が乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8に通常モード報知指示を出力し、乗場アップ登録表示器5及び乗場アナウンス装置8はそれぞれ通常モードでの運転を表示及びアナウンスにより登録利用者に報知する。
更に、指示生成部115は、かご運行制御装置14に1階へエレベータかごを移動させるように指示するかご移動指示を生成し、出力部116がかご運行制御装置14にかご移動指示を出力し、かご運行制御装置14はかご運行機構15を制御してエレベータかごを1階に移動させる。
更に、指示生成部115は、かご運行制御装置14に1階へエレベータかごを移動させるように指示するかご移動指示を生成し、出力部116がかご運行制御装置14にかご移動指示を出力し、かご運行制御装置14はかご運行機構15を制御してエレベータかごを1階に移動させる。
次に、1階の乗場アップ個人認証装置1が登録利用者を再度認識しないと(S3でNO)、ステップS3からステップS4に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れることをしないと、処理がステップS4に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れることをしないと、処理がステップS4に進む。
エレベータかごが1階に到着すると(S4でYES)、ステップS4からステップS5に進み、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112は通常モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112は通常モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
一方で、エレベータかごが1階に到着する前に1階の乗場アップ個人認証装置1が再度同じ登録利用者を認識した場合(S3でYES)は、ステップS3からステップS6に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れると、1階の乗場アップ個人認証装置1から登録利用者の識別情報が動作モード管理装置11に出力され、動作モード管理装置11では入力部111が登録利用者の識別情報を入力する。
ステップS6では、動作モード管理装置11は1階乗場スロー開閉アップ呼びを登録し、スロー開閉モードでの運転(高齢者、身障者用、荷物運搬用の運転でドア開閉速度は遅く、ドア開放時間は10秒)を設定し、スロー開閉モードでの運転であることを1階の乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8により報知する(S6)。
なお、スロー開閉モードであっても、高齢者、身障者、荷物運搬者以外の利用者もエレベータに乗ることができる。
なお、スロー開閉モードであっても、高齢者、身障者、荷物運搬者以外の利用者もエレベータに乗ることができる。
ステップS6では具体的には次のような処理が行われる。
動作モード管理装置11において、動作モード選択部112は、かご運行制御装置14からエレベータかごが1階に到着したとの通知を受けていないことを確認するとともに、登録利用者の識別情報の計数回数が2回であると判断し、スロー開閉モードを選択する。このとき、動作モード選択部112は当該登録利用者に対して行先階及びスロー開閉モードが選択されていることをメモリ11c又はCPU11bのレジスタに登録する。
動作モード管理装置11において、動作モード選択部112は、かご運行制御装置14からエレベータかごが1階に到着したとの通知を受けていないことを確認するとともに、登録利用者の識別情報の計数回数が2回であると判断し、スロー開閉モードを選択する。このとき、動作モード選択部112は当該登録利用者に対して行先階及びスロー開閉モードが選択されていることをメモリ11c又はCPU11bのレジスタに登録する。
また、ステップS6では、指示生成部115が、動作モード選択部112によるスロー開閉モードの選択を受けて、乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8にスロー開閉モードでの運転を報知するよう指示するスロー開閉モード報知指示を生成し、出力部116が乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8にスロー開閉モード報知指示を出力し、乗場アップ登録表示器5及び乗場アナウンス装置8はそれぞれスロー開閉モードでの運転を表示及びアナウンスにより登録利用者に報知する。
また、指示生成部115は、動作モード選択部112によるスロー開閉モードの選択を受けて、ドア開閉制御装置12にエレベータかごが1階に到着した際のドア開閉をスロー開閉モードで行うよう指示するスロー開閉モード指示を生成し、出力部116がドア開閉制御装置12にスロー開閉モード指示を出力する。
また、指示生成部115は、動作モード選択部112によるスロー開閉モードの選択を受けて、ドア開閉制御装置12にエレベータかごが1階に到着した際のドア開閉をスロー開閉モードで行うよう指示するスロー開閉モード指示を生成し、出力部116がドア開閉制御装置12にスロー開閉モード指示を出力する。
エレベータかごが1階に到着すると(S7でYES)、ステップS7からステップS8に進み、遅い速度で戸開閉を行い、10秒間戸を開放する(S8)。
つまり、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドアを開放する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112はスロー開閉モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112はスロー開閉モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
次に、エレベータかごが1階に到着し、ドアが閉まった後の動作例を図4及び図5を用いて説明する。
エレベータかごのドアが閉まった後、つまり乗場アップ個人認証装置1により認証された登録利用者がエレベータかご内に入った後、行先階判定部114が、当該登録利用者の登録階と異なる行先階の釦(かご内行先釦4)が当該登録利用者により押されるか否か(ステップS6においてメモリ11c又はレジスタに登録された登録階(居住階等)と異なる階に登録利用者が行こうとしているか否か)を監視し、一定時間の間他の階の行先釦が押されない場合(S31でNO)は、指示生成部115が出力部116を通じてかご運行制御装置14に対してかごを登録階に運転するように指示し、かご運行制御装置14がかご運行機構15を制御してエレベータかごを登録階に移動させる(S32)。
なお、エレベータかごが行先階に到着するまで(S33でNO)は、行先階判定部114は、他の階(登録階以外の階)の行先釦が押されないか否かを監視し、エレベータかごが行先階に到着する前に他の階の行先釦が押された場合(S32でYES)はステップS37以降の処理が行われる。ステップS37以降の処理は図5を参照して後述する。
なお、エレベータかごが行先階に到着するまで(S33でNO)は、行先階判定部114は、他の階(登録階以外の階)の行先釦が押されないか否かを監視し、エレベータかごが行先階に到着する前に他の階の行先釦が押された場合(S32でYES)はステップS37以降の処理が行われる。ステップS37以降の処理は図5を参照して後述する。
エレベータかごが行先階に到着した場合(S33でYES)は、指示生成部115が現在の動作モードがスロー開閉モードであるか及び到着階がドアの開閉を遅くする対象の階であるか否かを判断する(S34)。この判断は、ステップS6での登録があるか否か、すなわち、メモリ11c又はレジスタを参照して、ある登録利用者に対してスロー開閉モードでの運転が登録されているか否か、到着階が当該登録利用者の登録階であるか否かを確認して行う。
現在の動作モードがスロー開閉モードでない場合又は到着階がスロー開閉モードの対象階でない場合(S34でNO)は、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する(S35)。
一方、現在の動作モードがスロー開閉モードであり、到着階がスロー開閉モードの対象階である場合(S34でYES)は、指示生成部115が、ドア開閉制御装置12にドア開閉をスロー開閉モードで行うよう指示するスロー開閉モード指示を生成し、出力部116がドア開閉制御装置12にスロー開閉モード指示を出力し、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドア開放する(S36)。
現在の動作モードがスロー開閉モードでない場合又は到着階がスロー開閉モードの対象階でない場合(S34でNO)は、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する(S35)。
一方、現在の動作モードがスロー開閉モードであり、到着階がスロー開閉モードの対象階である場合(S34でYES)は、指示生成部115が、ドア開閉制御装置12にドア開閉をスロー開閉モードで行うよう指示するスロー開閉モード指示を生成し、出力部116がドア開閉制御装置12にスロー開閉モード指示を出力し、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドア開放する(S36)。
また、エレベータかごが行先階(登録階)に到着する前に他の階の行先釦が押された場合(S32でYES)は、動作モード選択部112が現在スロー開閉モードで動作しているか否かを判断する(S37)。この判断は、ステップS6でスロー開閉モードでの運転がメモリ11c又はレジスタに登録されているか否かを確認して行う。
現在の動作モードがスロー開閉モードである場合(S37でYES)は、さらに、動作モード選択部112は、スロー開閉モードを要求した登録利用者と同じ者が他の階の行先釦を押したか否かを判断する(S38)。
本実施の形態では、利用者は、かご内行先釦4へ行先階を登録する前又は登録をした後に、かご内個人認証装置3へICカードをかざす又はかご内個人認証装置3に備え付けられている指紋検出器に指を接触させてかご内個人認証装置3による認証を受ける必要があるものとする。
このため、動作モード選択部112は、かご内個人認証装置3から、かご内行先釦4へ行先階の登録を行おうとする者又は登録を行った者の識別情報を取得することができ、ステップS6においてメモリ11c又はレジスタに登録している登録利用者の識別情報と一致するかどうかを判断して、同じ登録利用者によって他の行先階が指定されたかを判断することができる。
本実施の形態では、利用者は、かご内行先釦4へ行先階を登録する前又は登録をした後に、かご内個人認証装置3へICカードをかざす又はかご内個人認証装置3に備え付けられている指紋検出器に指を接触させてかご内個人認証装置3による認証を受ける必要があるものとする。
このため、動作モード選択部112は、かご内個人認証装置3から、かご内行先釦4へ行先階の登録を行おうとする者又は登録を行った者の識別情報を取得することができ、ステップS6においてメモリ11c又はレジスタに登録している登録利用者の識別情報と一致するかどうかを判断して、同じ登録利用者によって他の行先階が指定されたかを判断することができる。
ステップS38において同じ登録利用者により他の行先階の指定が行われている判断された場合(S38でYES)、動作モード選択部112は、かご内行先釦4により新たに指定された釦指定階をスロー開閉動作の対象となる階とし、ステップS6において登録された行先階を釦指定階に更新する(S39)。
次に、指示生成部115が出力部116を通じてかご運行制御装置14に対してかごを釦指定階に運転するように指示し、かご運行制御装置14がかご運行機構15を制御してエレベータかごを釦指定階に移動させる(S40)。
次に、指示生成部115が出力部116を通じてかご運行制御装置14に対してかごを釦指定階に運転するように指示し、かご運行制御装置14がかご運行機構15を制御してエレベータかごを釦指定階に移動させる(S40)。
また、ステップS37において現在スロー開閉モードでの運転がされていないと判断された場合(S37でNO)又はステップS38において他の行先階の指定が同じ登録利用者により行われたものではないと判断された場合(S38でNO)は、動作モード選択部112は、釦入力に際してかご内個人認証装置3による認証が成功しているか否かを判断し(S41)、認証が成功している場合は有効な行先階の指定とみなし、指示生成部115が出力部116を通じてかご運行制御装置14に対してかごを釦指定階に運転するように指示し、かご運行制御装置14がかご運行機構15を制御してエレベータかごを釦指定階に移動させる(S40)。
他方、認証が成功していない場合(S41でNO)は、部外者による行先階の指定であるとして、当該行先階の指定を受け付けず、処理をS31に戻す。
なお、この場合は、例えば、かご内アナウンス装置9から警告をアナウンスするようにしてもよいし、建物の管理者(管理会社等)に部外者がエレベータに乗っていることを通知するようにしてもよい。
他方、認証が成功していない場合(S41でNO)は、部外者による行先階の指定であるとして、当該行先階の指定を受け付けず、処理をS31に戻す。
なお、この場合は、例えば、かご内アナウンス装置9から警告をアナウンスするようにしてもよいし、建物の管理者(管理会社等)に部外者がエレベータに乗っていることを通知するようにしてもよい。
ステップS40の後は、S33以降の動作が行われる。
つまり、エレベータが行先階に到着した際に、指示生成部115が現在の動作モードがスロー開閉モードであるか及び到着階がドアの開閉を遅くする対象の階であるか否かを判断する(S34)。
この判断は、ステップS6又はステップS39での登録があるか否か、すなわち、メモリ11c又はレジスタを参照して、ある登録利用者に対してスロー開閉モードでの運転が登録されているか否か、到着階が当該登録利用者の登録階(又は釦指定階)であるか否かを確認して行う。
現在の動作モードがスロー開閉モードでない場合又は到着階がスロー開閉モードの対象階でない場合(S34でNO)は、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する(S35)。
一方、現在の動作モードがスロー開閉モードであり、到着階がスロー開閉モードの対象階である場合(S34でYES)は、指示生成部115が、ドア開閉制御装置12にドア開閉をスロー開閉モードで行うよう指示するスロー開閉モード指示を生成し、出力部116がドア開閉制御装置12にスロー開閉モード指示を出力し、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドア開放する(S36)。
つまり、エレベータが行先階に到着した際に、指示生成部115が現在の動作モードがスロー開閉モードであるか及び到着階がドアの開閉を遅くする対象の階であるか否かを判断する(S34)。
この判断は、ステップS6又はステップS39での登録があるか否か、すなわち、メモリ11c又はレジスタを参照して、ある登録利用者に対してスロー開閉モードでの運転が登録されているか否か、到着階が当該登録利用者の登録階(又は釦指定階)であるか否かを確認して行う。
現在の動作モードがスロー開閉モードでない場合又は到着階がスロー開閉モードの対象階でない場合(S34でNO)は、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する(S35)。
一方、現在の動作モードがスロー開閉モードであり、到着階がスロー開閉モードの対象階である場合(S34でYES)は、指示生成部115が、ドア開閉制御装置12にドア開閉をスロー開閉モードで行うよう指示するスロー開閉モード指示を生成し、出力部116がドア開閉制御装置12にスロー開閉モード指示を出力し、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドア開放する(S36)。
なお、登録利用者がある階のエレベータ乗場で呼び寄せたエレベータかごに他の登録利用者が乗っており、呼び寄せられた階に向けて上昇又は降下している場合は、図3及び図4と図5のフローチャートに示される処理が並行して行われる。
また、以上の説明では、エレベータ呼び寄せ階(図3の例では1階)にエレベータかごが到着するまでにICカードをかざす又は指紋検出器に指を置ければ、スロー開閉モードが選択される例を説明したが、例えば、1回目のICカードの操作又は指紋検出器への指の配置があってから所定時間(例えば5秒)以内に2回目のICカードの操作又は指紋検出器への指の配置があった場合にスロー開閉モードが選択されるようにしてもよい。
また、以上の説明では、通常動作モードの例として、エレベータのドアの開閉動作が通常の速度で行われ、エレベータのドアの開放時間が通常の時間である動作モードを説明し、特別動作モードの例として、エレベータのドアの開閉動作が通常の速度と異なる(遅い)速度で行われ、エレベータのドアの開放時間が通常の時間と異なる(開放時間が長い)動作モードを説明した。
これとは逆に、例えば高齢者や身障者が多く居住している建物の場合、エレベータのドアの開閉動作が高齢者、身障者に適した速度(非高齢者、健常者には遅いと感じられる速度)で行われ、エレベータのドアの開放時間が高齢者、身障者に適した時間(非高齢者、健常者には長いと感じられる時間)となる動作モードを通常動作モードとし、エレベータのドアの開閉動作が非高齢者、健常者に適した速度(非高齢者、健常者には通常と感じられる速度)で行われ、エレベータのドアの開放時間が非高齢者、健常者に適した時間(非高齢者、健常者には通常と感じられる時間)となる動作モードを特別動作モードとしてもよい。
この場合は、例えば、ICカードを1回かざせば、通常動作モード(高齢者、身障者に適したドアの開閉)が選択され、ICカードを2回かざせば、特別動作モード(非高齢者、健常者に適したドアの開閉)が選択される。
これとは逆に、例えば高齢者や身障者が多く居住している建物の場合、エレベータのドアの開閉動作が高齢者、身障者に適した速度(非高齢者、健常者には遅いと感じられる速度)で行われ、エレベータのドアの開放時間が高齢者、身障者に適した時間(非高齢者、健常者には長いと感じられる時間)となる動作モードを通常動作モードとし、エレベータのドアの開閉動作が非高齢者、健常者に適した速度(非高齢者、健常者には通常と感じられる速度)で行われ、エレベータのドアの開放時間が非高齢者、健常者に適した時間(非高齢者、健常者には通常と感じられる時間)となる動作モードを特別動作モードとしてもよい。
この場合は、例えば、ICカードを1回かざせば、通常動作モード(高齢者、身障者に適したドアの開閉)が選択され、ICカードを2回かざせば、特別動作モード(非高齢者、健常者に適したドアの開閉)が選択される。
また、ドアの開閉動作に関わらず、エレベータ乗場でエレベータの呼び寄せを指示する呼び指令及びエレベータのかご内で行先階を指示する行先指令のいずれにもエレベータが応答する各階停止運転モード(指令応答通常動作モード)を通常動作モードとし、エレベータが呼び指令には応答せず行先指令のみに応答する直通運転モード(指令応答特別動作モード)を特別動作モードとするようにしてもよい。
この場合は、ICカードを1回かざせば(指紋検出器に1回指を置けば)、通常動作モード(各階停止運転モード)が選択され、ICカードを2回かざせば(指紋検出器に2回指を置けば)、特別動作モード(直通運転モード)が選択される。
そして、特別動作モード(直通運転モード)が選択された場合は、動作モード管理装置11の指示生成部115は、出力部116を通じてかご運行制御装置14に対して呼び指令には応答せず行先指令のみに応答する旨を指示し、かご運行制御装置14はかご運行機構15を制御して直通運転を行う。
この場合は、ICカードを1回かざせば(指紋検出器に1回指を置けば)、通常動作モード(各階停止運転モード)が選択され、ICカードを2回かざせば(指紋検出器に2回指を置けば)、特別動作モード(直通運転モード)が選択される。
そして、特別動作モード(直通運転モード)が選択された場合は、動作モード管理装置11の指示生成部115は、出力部116を通じてかご運行制御装置14に対して呼び指令には応答せず行先指令のみに応答する旨を指示し、かご運行制御装置14はかご運行機構15を制御して直通運転を行う。
また、ドア開閉の動作モードとエレベータかご運行の動作モードを組み合わせてもよい。
例えば、ICカードを1回かざせば(指紋検出器に1回指を置けば)、各階停止かつドア開閉が通常である動作モードが選択され、ICカードを2回かざせば(指紋検出器に2回指を置けば)、各階停止かつドア開閉がスローである動作モードが選択され、ICカードを3回かざせば(指紋検出器に3回指を置けば)、直通かつドア開閉が通常である動作モードが選択され、ICカードを4回かざせば(指紋検出器に4回指を置けば)、直通かつドア開閉がスローである動作モードが選択されるようにしてもよい。
例えば、ICカードを1回かざせば(指紋検出器に1回指を置けば)、各階停止かつドア開閉が通常である動作モードが選択され、ICカードを2回かざせば(指紋検出器に2回指を置けば)、各階停止かつドア開閉がスローである動作モードが選択され、ICカードを3回かざせば(指紋検出器に3回指を置けば)、直通かつドア開閉が通常である動作モードが選択され、ICカードを4回かざせば(指紋検出器に4回指を置けば)、直通かつドア開閉がスローである動作モードが選択されるようにしてもよい。
また、以上の説明では、ICカード又は指紋による認証を行うことしたが、これに限らずパスワード入力や他の生体認証の手法(静脈、虹彩、網膜、声紋等)を用いてもよい。
本実施の形態に係る動作モード管理装置11は、認証方法に関わらず、認証装置から得られる登録利用者の識別情報の回数により動作モードを選択する。
本実施の形態に係る動作モード管理装置11は、認証方法に関わらず、認証装置から得られる登録利用者の識別情報の回数により動作モードを選択する。
このように本実施の形態によれば、利用者がICカードを認証装置にかざした回数や指紋検出器に指を置いた回数等により、エレベータの動作モードが指定されるので、登録された利用者のみがエレベータを利用することができるというセキュリティを保持しつつ、簡単な操作で、利用者の性質又はエレベータの利用状況等に適したエレベータの動作モードを選択し、選択した動作モードにてエレベータを動作させることができる。
また、利用者がICカードを認証装置にかざした回数や指紋検出器に指を置いた回数等により、エレベータの動作モードが指定されるので、既存の認証装置をそのまま利用することができ、利用者がエレベータの動作モードを指定するための特別装置を別途追加する必要がない。
以上、本実施の形態では、乗客が保有する個人のデータを識別する個人認識装置と、個人認識の回数を記憶する個人認識回数記憶手段と、上記個人認識回数記憶手段の出力に基づいてエレベータの運転動作を変更するエレベータ運転動作変更手段とを備えたエレベータシステムについて説明した。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係るエレベータの動作モード管理装置11について説明する。
図6は、実施の形態2に係るエレベータの動作モード管理装置11の構成例を示す図であり、実施の形態1の図2に対応する図である。
図6において、111〜116の要素は図2に示したものと同様である。
図6では、利用者別モード情報記憶部117が追加されている。
利用者別モード情報記憶部117は、利用者別モード情報を記憶している。
利用者別モード情報記憶部117は、具体的には、メモリ11cにより構成される。
次に、実施の形態2に係るエレベータの動作モード管理装置11について説明する。
図6は、実施の形態2に係るエレベータの動作モード管理装置11の構成例を示す図であり、実施の形態1の図2に対応する図である。
図6において、111〜116の要素は図2に示したものと同様である。
図6では、利用者別モード情報記憶部117が追加されている。
利用者別モード情報記憶部117は、利用者別モード情報を記憶している。
利用者別モード情報記憶部117は、具体的には、メモリ11cにより構成される。
利用者別モード情報は、複数の登録エレベータ利用者に対して設けられ、登録エレベータ利用者ごとに、識別情報の計数回数に応じて選択すべき動作モードを選択対象動作モードとして定義する情報である。
そして、動作モード選択部112は、識別情報の入力のあった登録エレベータ利用者の利用者別モード情報を参照し、通常動作モード及び特別動作モードのうち、当該登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に対する選択対象動作モードとして定義されている動作モードを選択する。
そして、動作モード選択部112は、識別情報の入力のあった登録エレベータ利用者の利用者別モード情報を参照し、通常動作モード及び特別動作モードのうち、当該登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に対する選択対象動作モードとして定義されている動作モードを選択する。
利用者別モード情報は、例えば、図8に示す情報である。
図8では、各利用者ID(識別情報)に対して、計数回数ごとに選択対象動作モードが示されている。例えば、利用者ID:001の利用者では、識別情報の計数回数(ICカードの操作回数等)が1回の場合は、ドアの開閉について、通常モードが選択対象動作モードとなり、2回の場合はスロー開閉モードが選択対象動作モードとなる。
また、利用者ID:002の利用者では、識別情報の計数回数(ICカードの操作回数等)が1回の場合は、ドアの開閉について、スロー開閉モードが選択対象動作モードとなり、2回の場合は通常モードが選択対象動作モードとなる。
このように、利用者別モード情報では、登録利用者ごとに計数回数に応じて個々の選択対象動作モードが設定されており、動作モード選択部112は、識別情報の計数回数に対応させて、利用者別モード情報に選択対象動作モードとして定義されている動作モードを選択する。
図8では、各利用者ID(識別情報)に対して、計数回数ごとに選択対象動作モードが示されている。例えば、利用者ID:001の利用者では、識別情報の計数回数(ICカードの操作回数等)が1回の場合は、ドアの開閉について、通常モードが選択対象動作モードとなり、2回の場合はスロー開閉モードが選択対象動作モードとなる。
また、利用者ID:002の利用者では、識別情報の計数回数(ICカードの操作回数等)が1回の場合は、ドアの開閉について、スロー開閉モードが選択対象動作モードとなり、2回の場合は通常モードが選択対象動作モードとなる。
このように、利用者別モード情報では、登録利用者ごとに計数回数に応じて個々の選択対象動作モードが設定されており、動作モード選択部112は、識別情報の計数回数に対応させて、利用者別モード情報に選択対象動作モードとして定義されている動作モードを選択する。
また、例えば、図9に示すように、利用者別モード情報を3種類の動作モードに対応させてもよい。
図9において、スロー開閉モード1は、例えば、ドア開閉速度が遅く、ドア開放時間が10秒の動作モードであり、スロー開閉モード2は、例えば、ドア開閉速度が非常に遅く、ドア開放時間20秒の動作モードである。
図9において、スロー開閉モード1は、例えば、ドア開閉速度が遅く、ドア開放時間が10秒の動作モードであり、スロー開閉モード2は、例えば、ドア開閉速度が非常に遅く、ドア開放時間20秒の動作モードである。
また、例えば、図10に示すように、利用者ごとに適用する動作モードを変化させてもよい。
図10において、スロー開閉モード3は、例えば、ドア開閉速度は通常で、ドア開放時間が30秒の動作モードであり、スロー開閉モード4は、例えば、ドア開閉速度は通常で、ドア開放時間が60秒の動作モードである。
図10の例では、利用者ID:001の利用者では、通常モード(1回)、スロー開閉モード1(2回)、スロー開閉モード2(3回)が選択対象動作モードであり、利用者ID:002の利用者では、スロー開閉モード3(1回)、スロー開閉モード4(2回)、通常モード(3回)が選択対象動作モードであり、利用者ごとに選択対象動作モードが異なっている。
図10において、スロー開閉モード3は、例えば、ドア開閉速度は通常で、ドア開放時間が30秒の動作モードであり、スロー開閉モード4は、例えば、ドア開閉速度は通常で、ドア開放時間が60秒の動作モードである。
図10の例では、利用者ID:001の利用者では、通常モード(1回)、スロー開閉モード1(2回)、スロー開閉モード2(3回)が選択対象動作モードであり、利用者ID:002の利用者では、スロー開閉モード3(1回)、スロー開閉モード4(2回)、通常モード(3回)が選択対象動作モードであり、利用者ごとに選択対象動作モードが異なっている。
また、例えば、図11に示すように、ドア開閉の動作モードと、各階停止運転/直通運転の動作モードとを組み合わせてもよい。
図11の例では、どちらの利用者も、識別情報が3回計数された場合は、スロー開閉モード1と直通運転モードが組み合わせれた動作モードが選択対象動作モードとして指定されている。
図11の例では、どちらの利用者も、識別情報が3回計数された場合は、スロー開閉モード1と直通運転モードが組み合わせれた動作モードが選択対象動作モードとして指定されている。
次に、図7を参照して本実施の形態に係るエレベータシステムの動作例を説明する。
なお、図7では、実施の形態1と同様に、登録利用者が建物の1階に設置されている乗場アップ個人認証装置1にICカードをかさず又は乗場アップ個人認証装置1の指紋検出器に指を接触させた場合を例にして説明する。
また、図7では、図8に示す利用者別モード情報を用いる場合を説明する。
なお、図7では、実施の形態1と同様に、登録利用者が建物の1階に設置されている乗場アップ個人認証装置1にICカードをかさず又は乗場アップ個人認証装置1の指紋検出器に指を接触させた場合を例にして説明する。
また、図7では、図8に示す利用者別モード情報を用いる場合を説明する。
今、1階の乗場アップ個人認証装置1が登録利用者を認識したとすると(S11でYES)、ステップS11からステップS12に進み、動作モード管理装置11が当該登録利用者が特別登録者であるか否かを判断する(S12)。
ここで、特別登録者とは、利用者別モード情報において、識別情報の計数回数が1回の場合の選択対象動作モードが通常モードとなっていない登録利用者であり、図8の例だと、利用者ID:002の利用者である。
ここで、特別登録者とは、利用者別モード情報において、識別情報の計数回数が1回の場合の選択対象動作モードが通常モードとなっていない登録利用者であり、図8の例だと、利用者ID:002の利用者である。
特別登録者でない場合(S12でNO)は、ステップS13において、動作モード管理装置11は、1階乗場アップ呼びを登録して通常モードでの運転(非高齢者、健常者用の運転でドア開閉速度は通常、ドア開放時間は5秒)を設定し、通常モードでの運転であることを1階の乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8により報知する。そして、かごを1階に向かって運転させる(S13)。
ステップS13での処理の詳細は図3のステップS2について述べた内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
次に、1階の乗場アップ個人認証装置1が登録利用者を再度認識しないと(S14でNO)、ステップS14からステップS15に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れることをしないと、処理がステップS15に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れることをしないと、処理がステップS15に進む。
エレベータかごが1階に到着すると(S15でYES)、ステップS15からステップS16に進み、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する(S16)。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112は通常モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112は通常モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
一方で、エレベータかごが1階に到着する前に1階の乗場アップ個人認証装置1が再度同じ登録利用者を認識した場合(S14でYES)は、ステップS14からステップS17に進む。
ステップS17では、動作モード管理装置11は1階乗場スロー開閉アップ呼びを登録し、スロー開閉モードでの運転(高齢者、身障者用、荷物運搬用の運転でドア開閉速度は遅く、ドア開放時間は10秒)を設定し、スロー開閉モードでの運転であることを1階の乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8により報知する(S17)。
ステップS17での処理の詳細は図3のステップS6について述べた内容と同様であるので、詳細な説明は省略する。
エレベータかごが1階に到着すると(S18でYES)、ステップS18からステップS19に進み、遅い速度で戸開閉を行い、10秒間戸を開放する(S19)。
つまり、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドアを開放する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112はスロー開閉モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112はスロー開閉モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
一方、ステップS12において登録利用者が特別登録者である場合(S12でYES)は、ステップS20に進み、動作モード管理装置11は1階乗場スロー開閉アップ呼びを登録し、スロー開閉モードでの運転(高齢者、身障者用、荷物運搬用の運転でドア開閉速度は遅く、ドア開放時間は10秒)を設定し、スロー開閉モードでの運転であることを1階の乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8により報知する(S20)。
次に、1階の乗場アップ個人認証装置1が登録利用者を再度認識しないと(S21でNO)、ステップS21からステップS22に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れることをしないと、処理がステップS22に進む。
つまり、登録利用者が1階の乗場アップ個人認証装置1に再度ICカードをかざす又は指紋検出器に再度指を触れることをしないと、処理がステップS22に進む。
エレベータかごが1階に到着すると(S22でYES)、ステップS22からステップS23に進み、遅い速度で戸開閉を行い、10秒間戸を開放する(S23)。
つまり、ドア開閉制御装置12がスロー開閉モード指示に従ってドア開閉機構13を制御し、遅い速度でドアの開閉を行い、10秒間ドアを開放する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112はスロー開閉モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112はスロー開閉モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
一方で、エレベータかごが1階に到着する前に1階の乗場アップ個人認証装置1が再度同じ登録利用者を認識した場合(S21でYES)は、ステップS21からステップS24に進む。
ステップS24では、動作モード管理装置11は、1階乗場アップ呼びを登録して通常モードでの運転(非高齢者、健常者用の運転でドア開閉速度は通常、ドア開放時間は5秒)を設定し、通常モードでの運転であることを1階の乗場アップ登録表示器5と乗場アナウンス装置8により報知する(S24)。
エレベータかごが1階に到着すると(S25でYES)、ステップS25からステップS26に進み、ドア開閉制御装置12が通常動作通りにドア開閉機構13を制御し、通常速度でドアの開閉を行い、5秒間ドアを開放する(S26)。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112は通常モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
また、エレベータかごが1階に到着した時点で、かご運行制御装置14から動作モード管理装置11にエレベータかごが1階に到着したとの通知がなされ、これにより動作モード選択部112は通常モードで動作が行われることが確定した旨を認識する。
なお、エレベータかごが1階に到着し、ドアが閉まった後の動作例は、図4及び図5に示したものと同様である。
このように、本実施の形態では、登録利用者ごとに識別情報の計数回数に応じて選択すべき動作モードを定義しているので、登録利用者の性質に応じてきめ細かく動作モードを選択することができ、また、登録利用者は少ない操作で(例えばICカードを1回かざすだけで)当該登録利用者に最も適した動作モードを選択することができ、利用者の利便性を増進させることができる。
以上、本実施の形態では、個人認識回数記憶手段の出力に基づいてエレベータの運転動作を変更するエレベータ運転動作の変更を個人毎に設定する個人別エレベータ運転動作変更手段を備えたエレベータシステムについて説明した。
1 乗場アップ個人認証装置、2 乗場ダウン個人認証装置、3 かご内個人認証装置、4 かご内行先釦、5 乗場アップ登録表示器、6 乗場ダウン登録表示器、7 かご内行先釦灯、8 乗場アナウンス装置、9 かご内アナウンス装置、11 エレベータの動作モード管理装置、11a 入力回路、11b CPU、11c メモリ、11d 出力回路、12 ドア開閉制御装置、13 ドア開閉機構、14 かご運行制御装置、15 かご運行機構、111 入力部、112 動作モード選択部、113 呼び寄せ階判定部、114 行先階判定部、115 指示生成部、116 出力部、117 利用者別モード情報記憶部。
Claims (10)
- 通常動作が行われる通常動作モード及び通常動作以外の特別動作が行われる特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理するエレベータの動作モード管理装置であって、
登録されている登録エレベータ利用者の識別情報を入力する入力部と、
所定時間内に前記登録エレベータ利用者の識別情報が前記入力部により入力された回数を計数し、前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記通常動作モード及び前記特別動作モードのいずれかを選択する動作モード選択部とを有することを特徴とするエレベータの動作モード管理装置。 - 前記エレベータの動作モード管理装置は、更に、
前記動作モード選択部により前記特別動作モードが選択された場合に、前記エレベータの動作を制御するエレベータ動作制御装置に前記特別動作モードにて前記エレベータを動作させるよう指示する特別動作モード動作指示を生成する指示生成部と、
前記指示生成部により生成された前記特別動作モード動作指示を前記エレベータ動作制御装置に出力する出力部を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記エレベータの動作モード管理装置は、
前記通常動作モード及び前記特別動作モードとして、前記エレベータのドアの開閉動作が通常の速度で行われるドア開閉通常動作モード及び前記エレベータのドアの開閉動作が通常の速度と異なる速度で行われるドア開閉特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理し、
前記動作モード選択部は、
前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記ドア開閉通常動作モード及び前記ドア開閉特別動作モードのいずれかを選択し、
前記指示生成部は、
前記動作モード選択部により前記ドア開閉特別動作モードが選択された場合に、前記エレベータ動作制御装置に前記ドア開閉特別動作モードにて前記エレベータを動作させるよう指示する特別動作モード動作指示を生成することを特徴とする請求項2に記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記エレベータの動作モード管理装置は、
前記通常動作モード及び前記特別動作モードとして、前記エレベータのドアの開放時間が通常の時間であるドア開閉通常動作モード及び前記エレベータのドアの開放時間が通常の時間と異なるドア開閉特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理し、
前記動作モード選択部は、
前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記ドア開閉通常動作モード及び前記ドア開閉特別動作モードのいずれかを選択し、
前記指示生成部は、
前記動作モード選択部により前記ドア開閉特別動作モードが選択された場合に、前記エレベータ動作制御装置に前記ドア開閉特別動作モードにて前記エレベータを動作させるよう指示する特別動作モード動作指示を生成することを特徴とする請求項2又は3に記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記エレベータの動作モード管理装置は、
前記通常動作モード及び前記特別動作モードとして、エレベータの呼び寄せを指示する呼び指令及び前記エレベータの行先階を指示する行先指令のいずれにも前記エレベータが応答する指令応答通常動作モード及び前記エレベータが前記呼び指令には応答せず前記行先指令のみに応答する指令応答特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理し、
前記動作モード選択部は、
前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記指令応答通常動作モード及び前記指令応答特別動作モードのいずれかを選択し、
前記指示生成部は、
前記動作モード選択部により前記指令応答特別動作モードが選択された場合に、前記エレベータ動作制御装置に前記指令応答特別動作モードにて前記エレベータを動作させるよう指示する特別動作モード動作指示を生成することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記エレベータの動作モード管理装置は、更に、
複数の登録エレベータ利用者の登録エレベータ利用者ごとに、識別情報の計数回数に応じて選択すべき動作モードを選択対象動作モードとして定義する利用者別モード情報を記憶する利用者別モード情報記憶部を有し、
前記動作モード選択部は、
識別情報の入力のあった登録エレベータ利用者の利用者別モード情報を参照し、前記通常動作モード及び前記特別動作モードのうち、当該登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に対する選択対象動作モードとして定義されている動作モードを選択することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記エレベータの動作モード管理装置は、
複数種類の特別動作モードのうちのいずれの種類の特別動作モードにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理し、
前記エレベータの動作モード管理装置は、更に、
複数の登録エレベータ利用者の登録エレベータ利用者ごとに、選択可能な特別動作モードを一つ以上定義するとともに識別情報の計数回数に応じて選択すべき動作モードを選択対象動作モードとして定義する利用者別モード情報を記憶する利用者別モード情報記憶部を有し、
前記動作モード選択部は、
識別情報の入力のあった登録エレベータ利用者の利用者別モード情報を参照し、前記通常動作モード及び前記複数種類の特別動作モードのうち、当該登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に対する選択対象動作モードとして定義されている動作モードを選択することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記入力部は、
前記登録エレベータ利用者の識別情報とともに、前記登録エレベータ利用者が前記エレベータの呼び寄せを行ったエレベータ呼び寄せ階の情報を入力し、
前記指示生成部は、
前記動作モード選択部により前記ドア開閉特別動作モードが選択された場合に、前記エレベータ呼び寄せ階におけるドア開閉時に前記ドア開閉特別動作モードにて前記エレベータを動作させるよう前記エレベータ動作制御装置に指示する特別動作モード動作指示を生成することを特徴とする請求項3又は4に記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 前記入力部は、
前記登録エレベータ利用者の識別情報とともに、前記登録エレベータ利用者の行先階の情報を入力し、
前記指示生成部は、
前記動作モード選択部により前記ドア開閉特別動作モードが選択された場合に、前記行先階におけるドア開閉時に前記ドア開閉特別動作モードにて前記エレベータを動作させるよう前記エレベータ動作制御装置に指示する特別動作モード動作指示を生成することを特徴とする請求項3、4及び8のいずれかに記載のエレベータの動作モード管理装置。 - 通常動作が行われる通常動作モード及び通常動作以外の特別動作が行われる特別動作モードのいずれにおいても動作可能なエレベータの動作モードを管理するコンピュータであるエレベータの動作モード管理装置に、
登録されている登録エレベータ利用者の識別情報を入力する入力処理と、
所定時間内に前記登録エレベータ利用者の識別情報が前記入力処理により入力された回数を計数し、前記登録エレベータ利用者の識別情報の計数回数に応じて前記エレベータの動作モードとして前記通常動作モード及び前記特別動作モードのいずれかを選択する動作モード選択処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007271747A JP2009096617A (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | エレベータの動作モード管理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2007271747A Pending JP2009096617A (ja) | 2007-10-18 | 2007-10-18 | エレベータの動作モード管理装置及びプログラム |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-10-18 JP JP2007271747A patent/JP2009096617A/ja active Pending
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