JP2009096560A - 集電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、占有スペースを比較的に少なくしてコンパクトな構成とし得る集電装置を提供する。
【解決手段】この集電装置10は、スリップリングディスク11に、相対回転する軸CL方向を向く面上に、複数のスリップリング13相互が同心に且つ相対回転の径方向に離間して設けられている。そして、このスリップリングディスク11は、互いに隣接するスリップリング13同士の間に、円環状の絶縁部13zを有しており、互いに隣接するスリップリング13と絶縁部13zとは、相互に軸CL方向での段差を有する。
【選択図】図7
【解決手段】この集電装置10は、スリップリングディスク11に、相対回転する軸CL方向を向く面上に、複数のスリップリング13相互が同心に且つ相対回転の径方向に離間して設けられている。そして、このスリップリングディスク11は、互いに隣接するスリップリング13同士の間に、円環状の絶縁部13zを有しており、互いに隣接するスリップリング13と絶縁部13zとは、相互に軸CL方向での段差を有する。
【選択図】図7
Description
本発明は、相対回転する固定部および回転部相互間に装備されて、固定部および回転部相互間を電気的に接続する集電装置に係り、特に、車両に架装されるクレーンの相対回転する固定部および回転部相互間に装備する上で好適な集電装置に関する。
クレーン等のように、上部に旋回体を備えた作業機械においては、相対回転する固定部および回転部相互間に、相互間を電気的に接続するための集電装置を備えている。
ところで、トラック等の車両に架装される車両搭載型クレーンは、架装した車両に対してその旋回体の旋回領域によって性能が変化してしまう。例えば一般的なキャブバック架装の場合、車両の後方領域が最も安定性が高く、逆に側方領域は極端に安定性が低下する箇所が見られる。そこで、旋回体の旋回領域を検出して、安全にクレーン操作を行うための技術が種々提案されている。
ところで、トラック等の車両に架装される車両搭載型クレーンは、架装した車両に対してその旋回体の旋回領域によって性能が変化してしまう。例えば一般的なキャブバック架装の場合、車両の後方領域が最も安定性が高く、逆に側方領域は極端に安定性が低下する箇所が見られる。そこで、旋回体の旋回領域を検出して、安全にクレーン操作を行うための技術が種々提案されている。
例えば特許文献1には、クレーンの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置を用いて特定方向の方向検出を行う技術が開示されている。
同文献に開示される技術では、スリップリングを相対回転する軸方向に積み重ねる積層型の集電装置に対し、特定の方向にリミットスイッチを設け、そのリミットスイッチのアクチュエータを、積層しているスリップリング側の外周面に形成したカムに当接させ、これにより、電気的に特定の方向を検出している。同文献に記載の技術によれば、積層型の集電装置を用いているので、方向検出用のカムも集電装置のスリップリング上に積み重ねて設ければ、容易に特定方向の方向検出を行うことができる。
実開昭51−78575号公報
特開平7−277675号公報
同文献に開示される技術では、スリップリングを相対回転する軸方向に積み重ねる積層型の集電装置に対し、特定の方向にリミットスイッチを設け、そのリミットスイッチのアクチュエータを、積層しているスリップリング側の外周面に形成したカムに当接させ、これにより、電気的に特定の方向を検出している。同文献に記載の技術によれば、積層型の集電装置を用いているので、方向検出用のカムも集電装置のスリップリング上に積み重ねて設ければ、容易に特定方向の方向検出を行うことができる。
しかしながら、特許文献1に開示されるような、スリップリングを積み重ねる積層型の集電装置は、積み重ねるスリップリングの数に比して相対回転の軸方向でのスペースをより必要とする。そのため、より多くの制御配線や電力供給用の配線を必要とする場合、他の部品との寸法の取り合いによっては装着が困難になったり、装置全体が大型化してコストや質量が増してしまう要因になる。
特に、上述のようなリミットスイッチやこれを検出するカムを集電装置に設けることは、更なるスペースを必要とするため、既存の集電装置に対して後から装備を追加・改造するような場合、実際には容易に装備できるものではない。
ここで、例えば特許文献2には、集電装置を介して授受する信号を、シリアル信号とすることによって、より多くの制御配線を設けずとも、多くの信号のやりとりを可能とする技術が開示されている。しかし、同文献に記載の技術を採用するには、コントローラ等に所定のプログラムを構築する必要があり、また、そのシステムが高価なものとなる。
ここで、例えば特許文献2には、集電装置を介して授受する信号を、シリアル信号とすることによって、より多くの制御配線を設けずとも、多くの信号のやりとりを可能とする技術が開示されている。しかし、同文献に記載の技術を採用するには、コントローラ等に所定のプログラムを構築する必要があり、また、そのシステムが高価なものとなる。
そこで、本発明の第一の目的は、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、占有スペースを比較的に少なくしてコンパクトな構成とし得る集電装置を提供することを目的とする。
また、本発明の第二の目的は、車両に架装されるクレーンでの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置において、集電装置のスペースを従来同様の占有スペースに維持しつつも、旋回体の特定方向の方向検出が可能な集電装置を提供することを目的とする。
また、本発明の第二の目的は、車両に架装されるクレーンでの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置において、集電装置のスペースを従来同様の占有スペースに維持しつつも、旋回体の特定方向の方向検出が可能な集電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のうち第一の発明は、相対回転する固定部および回転部のいずれか一方に配設される円環状の複数のスリップリングと、いずれか他方に配設されて前記複数のスリップリングのそれぞれに対して摺動しつつ押接される複数のブラシとを備え、前記固定部および回転部相互間を電気的に接続する集電装置であって、前記複数のスリップリングを、前記相対回転の軸方向を向く面上に配設してなるスリップリングディスクを有し、当該スリップリングディスクには、前記軸方向を向く面上に、前記複数のスリップリング相互が同心に且つ前記相対回転の径方向に離間して設けられていることを特徴としている。
第一の発明に係る集電装置によれば、スリップリングディスクを有し、このスリップリングディスクの軸方向を向く面上に、複数のスリップリング相互が同心に且つ相対回転の径方向に離間して設けられるので、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、上述の積層型の集電装置に比べて、軸方向での占有スペースが比較的に少なく、コンパクトな構成とすることができる。
ところで、上述の第一の発明に係る集電装置において、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合、従前の占有スペースを維持したまま、スリップリングの数を更に多くするためには、例えば各スリップリングの幅を狭くし、また、例えば隣接するスリップリング同士の隙間をできるだけ狭くすることが考えられるものの、単にこのような構成とすると、固定部および回転部相互の中心が互いに同軸上に位置しないときには、ブラシが相対回転するとスリップリング上からブラシが脱落し、回路の不通が生じる可能性が高くなるという問題がある。
そこで、第一の発明に係る集電装置において、前記スリップリングディスクは、互いに隣接するスリップリング同士の間に、円環状の絶縁部を有し、互いに隣接するスリップリングと絶縁部とは、相互に前記軸方向での段差を有することが好ましい。このような構成であれば、互いに隣接するスリップリングと絶縁部とは、相互に軸方向の段差を有するので、仮にスリップリングの幅を狭くし、また、仮に隣接するスリップリング同士の隙間をできるだけ狭くした場合であっても、この軸方向の段差によって、ブラシの径方向への移動が規制されるため、スリップリング上からのブラシの脱落を防止または抑制することができる。
ここで、前記絶縁部は、前記軸方向を向く面よりも前記ブラシ側に凸に設けられていることが好ましい。このような構成であれば、スリップリングに隣接する絶縁部がブラシ側に凸に設けられるので、ブラシの径方向への移動を規制し、スリップリング上からのブラシの脱落を防止または抑制する上で好適である。
また、前記円環状の絶縁部は、前記径方向で隣接するスリップリング側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面を有することが好ましい。このような構成であれば、絶縁部に形成された、スリップリング側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面によって、スリップリング側に向けてブラシの径方向への移動が規制されるので、スリップリング上からのブラシの脱落を防止または抑制する上で好適である。
また、前記円環状の絶縁部は、前記径方向で隣接するスリップリング側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面を有することが好ましい。このような構成であれば、絶縁部に形成された、スリップリング側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面によって、スリップリング側に向けてブラシの径方向への移動が規制されるので、スリップリング上からのブラシの脱落を防止または抑制する上で好適である。
さらに、上述の第一の発明に係る集電装置において、前記スリップリングまたは前記絶縁部は、前記ブラシ側を向く面に、前記ブラシの摺動を案内するように前記相対回転の周方向に沿って形成された案内溝を有することが好ましい。このような構成であれば、案内溝が、ブラシの摺動を案内するように相対回転の周方向に沿って形成されているので、スリップリング上からのブラシの脱落を防止または抑制する上でより好適である。
また、より一層の制御配線や電力供給用の配線が必要な場合に、上述の第一の発明に係る集電装置において、前記スリップリングディスクは、前記軸方向に複数設けられていることが好ましい。このような構成であれば、軸方向での占有スペースは増えるものの、第一の発明に係る集電装置のスリップリングディスクが軸方向に複数設けられているので、より一層の制御配線や電力供給用の配線が必要な場合に、例えば上述の特許文献1に開示されるような、スリップリングを積み重ねる積層型の集電装置に比べて、占有スペースを比較的に少なくしてコンパクトな構成とする上で好適である。つまり、隣接するスリップリング同士間の隙間を少なくしても、更に多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合、集電装置自体のスペースの点からも、一つのスリップリングディスクのみでは、増やせるスリップリングの数に限度があるが、このような構成であれば、更なる増設が可能である。
また、第一の発明に係る集電装置のスリップリングディスクを軸方向に複数設ける場合において、前記スリップリングディスクは、前記軸方向に二層に設けられており、一方の層が前記軸方向においてその複数のスリップリングの配設された面を前記回転部側に向けて配設された回転部側ディスクと、他方の層が軸方向においてその複数のスリップリングの配設された面を前記固定部側に向けて配設された固定部側ディスクと、を有して構成されていることが好ましい。このような構成であれば、軸方向での上下の面それぞれを、上記複数のスリップリングを配設する面とする上で好適であり、コンパクトな配置とする上でも望ましい。
さらに、スリップリングディスクを軸方向に二層に積層する場合において、前記ブラシが配設されるとともに前記スリップリングディスクを覆うように装着されるブラケットを有し、当該ブラケットに配設される前記ブラシは、前記回転部側ディスクに対しては、当該回転部側ディスクに前記軸方向で対向する前記ブラケット上面の内側に装着され、前記固定部側ディスクに対しては、前記径方向側から対向する前記ブラケット周面の内側に装着されていることが好ましい。このような構成であれば、二層に積層されたスリップリングディスクの各スリップリングに対して、複数のブラシを配置する構成として好適である。
また、本発明のうち第二の発明は、車両に架装されるクレーンに用いられて、前記クレーンでの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置であって、当該集電装置は、上述の第一の発明に係る集電装置であり、そのスリップリングディスクは、前記複数のスリップリングの少なくとも一つが、導通部および非導通部を有して構成されており、該非導通部が、前記クレーンの向きが車両前方の所定範囲に対応する部分に設けられていることを特徴としている。
第二の発明に係る集電装置によれば、クレーンでの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置が、上述の第一の発明に係る集電装置なので、車両に架装されるクレーンにおいて、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、上述の特許文献1に開示されるような、積層型の集電装置に比べて、軸方向での占有スペースを比較的に少なくし、コンパクトな構成とすることができる。そして、そのスリップリングディスクは、複数のスリップリングの少なくとも一つが、導通部および非導通部を有して構成されており、該非導通部が、クレーンの向きが車両前方の所定範囲に対応する部分に設けられているので、集電装置のスペースを従来同様の占有スペースに維持しつつも、旋回体の特定方向の方向検出をすることができる。
上述のように、本発明によれば、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、占有スペースを比較的に少なくしてコンパクトな構成とし得る集電装置を提供することができる。また、車両に架装されるクレーンでの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置において、集電装置のスペースを従来同様の占有スペースに維持しつつも、旋回体の特定方向の方向検出が可能な集電装置を提供することができる。
以下、本発明に係る集電装置を、車両に架装される移動式クレーンに搭載した一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、その移動式クレーンを説明する図であり、同図では、平面方向から見た概略図を示している。なお、この移動式クレーンは、以下説明する本発明に係る集電装置を搭載する点を除き、公知の移動式クレーンと同様のものであるので、その説明については適宜省略する。
図1は、その移動式クレーンを説明する図であり、同図では、平面方向から見た概略図を示している。なお、この移動式クレーンは、以下説明する本発明に係る集電装置を搭載する点を除き、公知の移動式クレーンと同様のものであるので、その説明については適宜省略する。
同図に示すように、この移動式のクレーン1は、固定部となるベース2と、そのベース2上に、鉛直方向を向く軸周りに旋回可能な旋回体であり回転部であるターンテーブル3を介して立設したコラム9と、を備える作業機械である。そして、コラム9の上部には、長手方向に伸縮可能なブーム4が取付けられている。ブーム4はコラム9に対して俯仰可能に構成され、その先端部にロープで吊り荷を吊り下げ可能になっている。
ここで、移動式クレーンは、車両に対するブーム4の旋回方向において、同じ作業半径であってもクレーンの吊上能力が変化してしまうが、このクレーン1では、相対回転するベース2およびターンテーブル3相互間には、旋回方向検出部を有する集電装置(同図では不図示)が装備されている。以下、この集電装置について図2〜図5を適宜参照しつつ詳しく説明する。
図3に示すように、この集電装置10は、ベース2側に固定されるスリップリングディスク11と、ターンテーブル3側に固定されるブラケット21とを有する。
スリップリングディスク11は、絶縁材料を使用して成形されたディスク本体12を有している。このディスク本体12は、略短円柱状の軸部12aと、その軸部12aの下側の面から軸方向下方に凸設されたボス部12cと、軸部12aの下側の端部に左右に張り出すとともに平底面をもつ鍔部12bと、を有して構成されている。この鍔部12bには、取り付け用の孔が相対回転の軸CLに沿って穿設されている。そして、このディスク本体12の軸部12a上面が、ブラシ22が摺動しつつ当接する摺接面12mとなっている。
スリップリングディスク11は、絶縁材料を使用して成形されたディスク本体12を有している。このディスク本体12は、略短円柱状の軸部12aと、その軸部12aの下側の面から軸方向下方に凸設されたボス部12cと、軸部12aの下側の端部に左右に張り出すとともに平底面をもつ鍔部12bと、を有して構成されている。この鍔部12bには、取り付け用の孔が相対回転の軸CLに沿って穿設されている。そして、このディスク本体12の軸部12a上面が、ブラシ22が摺動しつつ当接する摺接面12mとなっている。
この摺接面12mは、相対回転の軸方向を向く面として配設されており、図3ないし図4に示すように、この摺接面12mに円環状の溝が同心に設けられ、その溝に、円環状の複数のスリップリング13が、相互が同心に且つ相対回転の径方向に離間して嵌め込まれるとともに接着固定されている。
そして、ディスク本体12の、互いに隣接するスリップリング13同士の間の部分が、円環状の絶縁部13zになっており、また、スリップリング13相互は、絶縁材料を使用してなるディスク本体12で絶縁されている。そして、ベース2側に必要なリード線14は、図3に示すように、ディスク本体12の軸部12aにあけられた穴に挿通されることで軸部12aに内装されており、その末端は各スリップリング13に接続されており、他端が軸部12aを通って外部に引き出されている。なお、本実施形態の例では、摺接面12m上における絶縁部13z上面とスリップリング13上面とは、ほぼ面一になっている。
そして、ディスク本体12の、互いに隣接するスリップリング13同士の間の部分が、円環状の絶縁部13zになっており、また、スリップリング13相互は、絶縁材料を使用してなるディスク本体12で絶縁されている。そして、ベース2側に必要なリード線14は、図3に示すように、ディスク本体12の軸部12aにあけられた穴に挿通されることで軸部12aに内装されており、その末端は各スリップリング13に接続されており、他端が軸部12aを通って外部に引き出されている。なお、本実施形態の例では、摺接面12m上における絶縁部13z上面とスリップリング13上面とは、ほぼ面一になっている。
ここで、本実施形態は、スリップリング13およびブラシ22の組みが、図4に示すように、5組設けられている例である。本実施形態の例では、中央に位置するスリップリング13のみ円形状をなし、この円形状のスリップリング13を中心に、他の円環状のスリップリング13が同心に配設されている。そして、5組設けられているスリップリング13およびブラシ22の組みのうち、径方向内側の4組のスリップリング13は、全体が導通部材(例えば銅製の板)によって形成されている。これに対し、径方向で最も外周側に設けられているスリップリング13は、導通部13dおよび非導通部13hを有して構成されている。そして、この非導通部13hが、図1に示す、クレーン1のブーム4向きが車両前方の所定範囲Sに対応する部分に設けられている。換言すれば、最も外輪側のスリップリング13に、ブーム4の方向を検出したい向きと角度に対応する分だけそのリングの一部を切断して取り除き、その取り除いた部分に絶縁部材からなる略「C字状」の絶縁環を埋め込んで方向検出部としている。この絶縁環は、セラミックス等の陶製のもの、または絶縁プラスチック等の絶縁部材から形成される。
一方、ブラケット21は、図3に示すように、上記スリップリングディスク11の上部に、スリップリングディスク11を覆うようにして対向方向に所定の隙間をもって配設されている。このブラケット21も絶縁材料を使用して成形されており、図2に示すように、ブラケット21には、その周方向に等配された4箇所の位置に、ターンテーブル3側に固定するための取り付け部21dを有している。
そして、このブラケット21には、スリップリングディスク11との対向方向の所定の隙間の部分に、且つ、各スリップリング13に対向する位置に複数のブラシ22が配設されている。詳しくは、各ブラシ22は、図5に示すように、相互が干渉しないように適宜離間した位置に配置されるとともに、図3に示すように、スリップリングディスク11の摺接面12mに対し、軸方向で対向するブラケット21上面の内側に装着されている。各ブラシ22は、摺接面12m側に向けて斜めに張り出すばね鋼製の腕部22aをそれぞれ有し、図5に示すように、このばねをもつ腕部22aの先端にカーボン接点22bが取り付けられている。また、各ブラシ22は、腕部22aの基端部に幅の広い装着部22hを有することで、全体が略「T字状」をなしており、装着部22hの両端が回り止めとなる装着ピン22pによってブラケット21側に固定され、さらに、腕部22aの装着部22h中央がブラケット21に、端子23を接続したねじ22sによって固定されている(図3および図5参照)。
これにより、各ブラシ22は、ベース2側に固定されるスリップリングディスク11の各スリップリング13と摺動しつつ当接するようになっているため、ベース2側の各リード線14とターンテーブル3側の各端子間とがそれぞれ電気的に独立して接続されている。
これにより、各ブラシ22は、ベース2側に固定されるスリップリングディスク11の各スリップリング13と摺動しつつ当接するようになっているため、ベース2側の各リード線14とターンテーブル3側の各端子間とがそれぞれ電気的に独立して接続されている。
次に、この集電装置10の作用・効果について説明する。
この集電装置10は、車両に架装される移動式クレーン1のベース2側に複数のスリップリング13が配設され、その複数のスリップリング13のそれぞれに対して摺動しつつ押接される複数のブラシ22がターンテーブル3側に配設されているので、相互間を電気的に接続することができる。そして、この集電装置10は、スリップリングディスク11を有し、このスリップリングディスク11は、相対回転の軸CLの軸方向を向く摺接面12m上に、複数のスリップリング13相互が同心に且つ相対回転の径方向に離間して設けられるので、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、上述の積層型の集電装置に比べて、軸方向での占有スペースが比較的に少なく、コンパクトな構成とすることができる。
この集電装置10は、車両に架装される移動式クレーン1のベース2側に複数のスリップリング13が配設され、その複数のスリップリング13のそれぞれに対して摺動しつつ押接される複数のブラシ22がターンテーブル3側に配設されているので、相互間を電気的に接続することができる。そして、この集電装置10は、スリップリングディスク11を有し、このスリップリングディスク11は、相対回転の軸CLの軸方向を向く摺接面12m上に、複数のスリップリング13相互が同心に且つ相対回転の径方向に離間して設けられるので、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合であっても、上述の積層型の集電装置に比べて、軸方向での占有スペースが比較的に少なく、コンパクトな構成とすることができる。
そして、この集電装置10によれば、そのスリップリングディスク11は、複数のスリップリング13の一つが、導通部13dおよび非導通部13hを有して構成されており、この非導通部13hが、クレーン1の向きが車両前方の所定範囲Sに対応する部分に設けられているので、集電装置10のスペースを従来同様の占有スペースに維持しつつも、旋回体であるブーム4の特定方向の方向検出を行うことができる。特に、このような構成であれば、後から方向検出装置としての機能を集電装置10に盛り込む追加の改造を容易に行うことができる。
なお、本発明に係る集電装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、摺接面12m上における絶縁部13z上面とスリップリング13上面とは、ほぼ面一になっている例で説明したが、これに限定されず、互いに隣接するスリップリング13と絶縁部13zとは、相互に相対回転の軸CLの軸方向での段差を有するように構成してもよい。以下、図6〜図9に具体的な変形例を示す。
例えば、上記実施形態では、摺接面12m上における絶縁部13z上面とスリップリング13上面とは、ほぼ面一になっている例で説明したが、これに限定されず、互いに隣接するスリップリング13と絶縁部13zとは、相互に相対回転の軸CLの軸方向での段差を有するように構成してもよい。以下、図6〜図9に具体的な変形例を示す。
図6に第一の変形例を示す。
この第一の変形例では、上記実施形態に対し、絶縁部13zが、スリップリング13の接触面13sよりもブラシ22側に凸に設けられている点が異なっており、更に、この第一の変形例では、絶縁部13zは、相対回転の軸CLに対し、その径方向で隣接するスリップリング13側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面13nを有している(同図(b)参照)。この例では、絶縁部13zの両側に円環状の斜面13nが設けられており、これら両側の斜面13nは、互いに絶縁部13zの中央まで形成されることで、絶縁部13zの横断面が尖頭状をなしている。
この第一の変形例では、上記実施形態に対し、絶縁部13zが、スリップリング13の接触面13sよりもブラシ22側に凸に設けられている点が異なっており、更に、この第一の変形例では、絶縁部13zは、相対回転の軸CLに対し、その径方向で隣接するスリップリング13側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面13nを有している(同図(b)参照)。この例では、絶縁部13zの両側に円環状の斜面13nが設けられており、これら両側の斜面13nは、互いに絶縁部13zの中央まで形成されることで、絶縁部13zの横断面が尖頭状をなしている。
また、図7に第二の変形例を示す。この第二の変形例では、上記第一の変形例に対し、円環状の斜面13nの大きさが異なり、第一の変形例よりも小さい面取り状になっており、これにより、絶縁部13zの横断面が略台形形状をなしている。
上述の第一ないし第二の変形例のような構成であれば、互いに隣接するスリップリング13と絶縁部13zとは、相互に軸方向の段差を有するので、仮にスリップリング13の幅を狭くし、また、仮に隣接するスリップリング13同士の隙間をできるだけ狭くした場合であっても、この軸方向の段差によって径方向に山部と谷部とを交互につくり、これにより、ブラシ22の径方向への移動が規制される。そのため、スリップリング13上からのブラシ22の脱落を防止または抑制することができる。
上述の第一ないし第二の変形例のような構成であれば、互いに隣接するスリップリング13と絶縁部13zとは、相互に軸方向の段差を有するので、仮にスリップリング13の幅を狭くし、また、仮に隣接するスリップリング13同士の隙間をできるだけ狭くした場合であっても、この軸方向の段差によって径方向に山部と谷部とを交互につくり、これにより、ブラシ22の径方向への移動が規制される。そのため、スリップリング13上からのブラシ22の脱落を防止または抑制することができる。
そして、この絶縁部13zは、相対回転の軸CLに対し、その軸方向を向くスリップリング13面よりもブラシ22側に凸に設けられているので、ブラシ22の径方向への移動を規制し、スリップリング13上からのブラシ22の脱落を防止または抑制する上で好適である。したがって、必要な導通状態をより確実に保持する上で好適である。また、このような構成とすれば、ブラケット21とスリップリングディスク11との中心同士が合致する、同心度が低い場合であっても、ブラシ22がスリップリング13上から脱落することを防止または抑制することができる。
また、図8に第三の変形例を示す。
この第三の変形例では、上記第一の変形例に対し、スリップリング13は、その接触面13sに、ブラシ22の摺動を案内するように相対回転の周方向に沿って形成された案内溝13mを更に有する(同図(b)参照)。このような構成であれば、この案内溝13mが、ブラシ22の摺動を案内するように相対回転の周方向に沿って形成されているので、スリップリング13上からのブラシ22の脱落を防止または抑制する上でより好適である。
この第三の変形例では、上記第一の変形例に対し、スリップリング13は、その接触面13sに、ブラシ22の摺動を案内するように相対回転の周方向に沿って形成された案内溝13mを更に有する(同図(b)参照)。このような構成であれば、この案内溝13mが、ブラシ22の摺動を案内するように相対回転の周方向に沿って形成されているので、スリップリング13上からのブラシ22の脱落を防止または抑制する上でより好適である。
また、図9に第四の変形例を示す。この第四の変形例では、スリップリング13および絶縁部13zには、その接触面に、ブラシ22の摺動を案内するように相対回転の周方向に沿って、スリップリング13および絶縁部13z(絶縁部13zの斜面13n)によって案内溝13mを設けている。このような構成であっても、スリップリング13上からのブラシ22の脱落を防止または抑制することができる。
また、例えば上記実施形態では、一つのスリップリングディスク11を有する集電装置10の例で説明したが、これに限定されず、スリップリングディスク11を、相対回転の軸方向に複数設けることができる。
また、例えば上記実施形態では、一つのスリップリングディスク11を有する集電装置10の例で説明したが、これに限定されず、スリップリングディスク11を、相対回転の軸方向に複数設けることができる。
図10および図11に具体例を第五の変形例として示す。
図10に示すように、この第五の変形例では、上記実施形態に対し、スリップリングディスク11は、相対回転の軸CLの軸方向に二層に設けられており、一方の層(この例では上側)が前記軸方向においてその複数のスリップリング13が配設された面を回転部側となるターンテーブル3側に向けて配設される回転部側ディスク13tと、他方の層(この例では下側)が軸方向においてその複数のスリップリング13が配設された面を固定部側となるベース2側に向けて配設される固定部側ディスク13kと、を有して構成されている点が異なっている。
図10に示すように、この第五の変形例では、上記実施形態に対し、スリップリングディスク11は、相対回転の軸CLの軸方向に二層に設けられており、一方の層(この例では上側)が前記軸方向においてその複数のスリップリング13が配設された面を回転部側となるターンテーブル3側に向けて配設される回転部側ディスク13tと、他方の層(この例では下側)が軸方向においてその複数のスリップリング13が配設された面を固定部側となるベース2側に向けて配設される固定部側ディスク13kと、を有して構成されている点が異なっている。
より詳しくは、上部の回転部側ディスク13tと下部の固定部側ディスク13kとは、図11に概略斜視図を示すように、回転部側ディスク13tの下面には、円筒状のボス13bが設けられ(図10参照)、一方、固定部側ディスク13kの上面にはボス13b側に突出するシャフト部13gが形成されている。シャフト部13gは、円筒状のボス13bの内径に嵌合可能な外径を有し、また、シャフト部13g中心には、雌ねじ13wが形成されている。
そして、回転部側ディスク13tと固定部側ディスク13kとは、図10に示すように、ボス13bにシャフト部13gが嵌挿されるとともに、上部の中心接点且つ取り付けボルトを兼ねたブラシ13jによって相互に固定されている。ボス13bとシャフト部13gとには、配線用の孔13r、13uが軸直方向に複数箇所穿設されており、嵌挿時には、ボス13bとシャフト部13gとの孔13r、13uを、図10に示すように相互に一致させ、その孔13r、13uを通じて内部にリード線14を通すことができるようになっている。
このような構成であれば、スリップリングディスク13が軸方向に複数(この例では二層)設けられているので、軸方向での占有スペースは増えるものの、より多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合に、例えば上述の特許文献1に開示されるような、スリップリングを積み重ねる積層型の集電装置に比べて、占有スペースを比較的に少なくしてコンパクトな構成とする上で好適である。
つまり、隣接するスリップリング13同士間の隙間を少なくしても、更に多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合、集電装置10自体のスペースの点からも、一つのスリップリングディスク11のみでは、増やせるスリップリング13の数に限度があるが、このような構成であれば、更なる増設が可能である。
つまり、隣接するスリップリング13同士間の隙間を少なくしても、更に多くの制御配線や電力供給用の配線が必要な場合、集電装置10自体のスペースの点からも、一つのスリップリングディスク11のみでは、増やせるスリップリング13の数に限度があるが、このような構成であれば、更なる増設が可能である。
そして、この第五の変形例では、スリップリングディスク11は、軸方向に二層に設けられており、回転部側ディスク13tは、その複数のスリップリング13の配設された面をターンテーブル3側に向けて配設され、固定部側ディスク13kは、その複数のスリップリング13の配設された面をベース2側に向けて配設されているので、軸方向での上下の面それぞれを、複数のスリップリング13を配設する面とする上で好適であり、これにより、コンパクトな配置とすることができる。具体的には、この例の場合、下側の固定部側ディスク13kを裏返した構成としており、これにより、ブラシ22の取り付けをブラケット21の側面に装着することを容易としている。このため、コンパクトで薄型の集電装置を構成する上で好適である。
なおまた、例えば上記実施形態では、固定部であるベース2、および回転部であるターンテーブル3に対し、ベース2側にスリップリングディスク11が固定され、ターンテーブル3側にブラケット21が固定されている例で説明したが、集電装置は、相対回転する固定部および回転部相互間に装備されるものであるため、相対回転する固定部および回転部のいずれか一方側にスリップリングディスクを配設し、いずれか他方側にブラケットを配設する構成とすることができる。
また、例えば上記実施形態では、スリップリングディスク11は、複数のスリップリング13の一つが、導通部13dおよび非導通部13hを有して構成されており、この非導通部13hが、クレーン1の向きが車両前方の所定範囲Sに対応する部分に設けられ、これにより、集電装置10のスペースを従来同様の占有スペースに維持しつつも、旋回体であるブーム4の特定方向の方向検出を行うことができる例で説明したが、これに限定されず、特定方向の方向検出機能については、他の機構によって担保することで集電装置10に同機能を有しない構成としてもよい。
しかし、占有スペースを比較的に少なくしてコンパクトな構成とし、且つ、リミットスイッチやこれを検出するカムを追加することを不要としつつも、特定方向の方向検出機能を集電装置10に備える構成とする上では、上記実施形態のように、複数のスリップリング13の少なくとも一つを、導通部13dおよび非導通部13hを有して構成することは好ましい。
なお、スリップリング13を、導通部13dおよび非導通部13hを有する構成とするに際し、上記実施形態では、リングの一部を切断して取り除き、その部分に絶縁部材からなる絶縁環を埋め込んで方向検出部とした例で説明したが、これに限定されず、例えば方向を検出したい向きと角度だけ、そのスリップリング13の一部をリング上から絶縁体で覆う、もしくは絶縁塗料を塗布することによっても、回路をその部分で遮断して方向検出部とすることができる。
また、例えば上記実施形態では、本発明に係る集電装置を、クレーンの相対回転する固定部および回転部相互間に装備した例で説明したが、これに限定されず、本発明に係る集電装置は、相対回転する固定部および回転部相互間を電気的に接続する用途において、種々の機械に対して装備可能なことは勿論である。しかし、クレーン等のように、上部に旋回体を備えた作業機械に好適であり、特に、旋回体の特定方向の方向検出を行う上で好適である。
1 クレーン
2 ベース(固定部)
3 ターンテーブル(回転部)
4 ブーム
9 コラム
10 集電装置
11 スリップリングディスク
12 ディスク本体
13 スリップリング
14 リード線
21 ブラケット
22 ブラシ
23 端子
CL 相対回転の軸
S 車両前方の所定範囲
2 ベース(固定部)
3 ターンテーブル(回転部)
4 ブーム
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10 集電装置
11 スリップリングディスク
12 ディスク本体
13 スリップリング
14 リード線
21 ブラケット
22 ブラシ
23 端子
CL 相対回転の軸
S 車両前方の所定範囲
Claims (9)
- 相対回転する固定部および回転部のいずれか一方に配設される円環状の複数のスリップリングと、いずれか他方に配設されて前記複数のスリップリングのそれぞれに対して摺動しつつ押接される複数のブラシとを備え、前記固定部および回転部相互間を電気的に接続する集電装置であって、
前記複数のスリップリングを、前記相対回転の軸方向を向く面上に配設してなるスリップリングディスクを有し、当該スリップリングディスクには、前記軸方向を向く面上に、前記複数のスリップリング相互が同心に且つ前記相対回転の径方向に離間して設けられていることを特徴とする集電装置。 - 前記スリップリングディスクは、互いに隣接するスリップリング同士の間に、円環状の絶縁部を有し、互いに隣接するスリップリングと絶縁部とは、相互に前記軸方向での段差を有することを特徴とする請求項1に記載の集電装置。
- 前記絶縁部は、前記軸方向を向く面よりも前記ブラシ側に凸に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の集電装置。
- 前記絶縁部は、前記径方向で隣接するスリップリング側に向けて下り勾配をなす円環状の斜面を有することを特徴とする請求項3に記載の集電装置。
- 前記スリップリングまたは前記絶縁部は、前記ブラシ側を向く面に、前記ブラシの摺動を案内するように前記相対回転の周方向に沿って形成された案内溝を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の集電装置。
- 前記スリップリングディスクは、前記軸方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の集電装置。
- 前記スリップリングディスクは、前記軸方向に二層設けられており、一方の層が前記軸方向においてその複数のスリップリングが配設された面を前記回転部側に向けて配設される回転部側ディスクと、他方の層が軸方向においてその複数のスリップリングが配設された面を前記固定部側に向けて配設される固定部側ディスクと、を有して構成されていることを特徴とする請求項6に記載の集電装置。
- 前記ブラシが配設されるとともに前記スリップリングディスクを覆うように装着されるブラケットを有し、当該ブラケットに配設される前記ブラシは、前記回転部側ディスクに対しては、当該回転部側ディスクに前記軸方向で対向する前記ブラケット上面の内側に装着され、前記固定部側ディスクに対しては、前記径方向側から対向する前記ブラケット周面の内側に装着されていることを特徴とする請求項7に記載の集電装置。
- 車両に架装されるクレーンに用いられて、該クレーンでの相対回転する固定部および回転部相互間に装備される集電装置であって、
当該集電装置は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の集電装置であり、そのスリップリングディスクは、前記複数のスリップリングの少なくとも一つが、導通部および非導通部を有して構成されており、該非導通部が、前記クレーンの向きが車両前方の所定範囲に対応する部分に設けられていることを特徴とする集電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007266471A JP2009096560A (ja) | 2007-10-12 | 2007-10-12 | 集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007266471A JP2009096560A (ja) | 2007-10-12 | 2007-10-12 | 集電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009096560A true JP2009096560A (ja) | 2009-05-07 |
Family
ID=40699926
Family Applications (1)
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JP2007266471A Pending JP2009096560A (ja) | 2007-10-12 | 2007-10-12 | 集電装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009096560A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015082461A (ja) * | 2013-10-24 | 2015-04-27 | モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated | 接続装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55137871U (ja) * | 1979-03-23 | 1980-10-01 | ||
JPS565067U (ja) * | 1979-06-26 | 1981-01-17 | ||
JPH06132058A (ja) * | 1992-10-19 | 1994-05-13 | Shinko Electric Co Ltd | 建設機械用スリップリング |
-
2007
- 2007-10-12 JP JP2007266471A patent/JP2009096560A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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