JPH071206A - ユニバーサルヘッドの回転継手装置 - Google Patents
ユニバーサルヘッドの回転継手装置Info
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- JPH071206A JPH071206A JP5951692A JP5951692A JPH071206A JP H071206 A JPH071206 A JP H071206A JP 5951692 A JP5951692 A JP 5951692A JP 5951692 A JP5951692 A JP 5951692A JP H071206 A JPH071206 A JP H071206A
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- head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に旋回軸の後端若しくは旋回軸受部に設置
したスリップリング式乃至ロータリ・コネクター式の回
転継手装置を提供することを目的とする。 【構成】 ユニバーサルヘッド１０を旋回軸に支持して
垂直姿勢と水平姿勢間を旋回割出しするユニバーサルヘ
ッドにおいて、回転スリップリング２２を前記旋回軸の
尾端部に装備させ、前記回転スリップリング２２に外周
側の固定スリップリング２１を嵌合させ、前記各スリッ
プリングの接合滑面に埋設した複数組の接合面間が滑動
自在に接合させてなるユニバーサルヘッドの回転継手装
置２０としたものである。
したスリップリング式乃至ロータリ・コネクター式の回
転継手装置を提供することを目的とする。 【構成】 ユニバーサルヘッド１０を旋回軸に支持して
垂直姿勢と水平姿勢間を旋回割出しするユニバーサルヘ
ッドにおいて、回転スリップリング２２を前記旋回軸の
尾端部に装備させ、前記回転スリップリング２２に外周
側の固定スリップリング２１を嵌合させ、前記各スリッ
プリングの接合滑面に埋設した複数組の接合面間が滑動
自在に接合させてなるユニバーサルヘッドの回転継手装
置２０としたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニバーサルヘッドの
回転継手装置に関し、特に旋回軸の後端若しくは旋回軸
受部に設置したスリップリング式乃至ロータリ・コネク
ター式の回転継手装置である。
回転継手装置に関し、特に旋回軸の後端若しくは旋回軸
受部に設置したスリップリング式乃至ロータリ・コネク
ター式の回転継手装置である。
【０００２】
【従来技術と問題点】従来の５面加工機に見られるユニ
バーサルヘッドは、旋回軸受部を４５度に傾けて主軸の
方向を水平姿勢と垂直姿勢に旋回割り出しする構成にな
っている。その代表的な公知例として、特開平２ー７６
６０３号が提案されている。この実施例において、ユニ
バーサルヘッド１９内に備える主軸駆動モータ２５に対
するケーブルによる給電方式は、ユニバーサルヘッド１
９の旋回軸受部となる係合軸１２の筒内に電線２９を通
してユニバーサルヘッド１９内の主軸駆動モータ２５に
接続している。上記手段によれば、係合軸１２の筒内に
電線２９を通してユニバーサルヘッド１９内の主軸駆動
モータ２５に接続しているから、外部位置でのケーブル
配線に比べてユニバーサルヘッド１９の旋回時でのケー
ブル捻じれは少ないものの、相変らずケーブル捻じれが
発生していることに変わりない。むしろ、係合軸１２の
筒内に電線２９を通してユニバーサルヘッド１９内の主
軸駆動モータ２５に接続している手段のため、電線２９
の断線事故が発生すると、この配線取替えに手間取るこ
とになり、故障時のメンテナンス性に劣る。
バーサルヘッドは、旋回軸受部を４５度に傾けて主軸の
方向を水平姿勢と垂直姿勢に旋回割り出しする構成にな
っている。その代表的な公知例として、特開平２ー７６
６０３号が提案されている。この実施例において、ユニ
バーサルヘッド１９内に備える主軸駆動モータ２５に対
するケーブルによる給電方式は、ユニバーサルヘッド１
９の旋回軸受部となる係合軸１２の筒内に電線２９を通
してユニバーサルヘッド１９内の主軸駆動モータ２５に
接続している。上記手段によれば、係合軸１２の筒内に
電線２９を通してユニバーサルヘッド１９内の主軸駆動
モータ２５に接続しているから、外部位置でのケーブル
配線に比べてユニバーサルヘッド１９の旋回時でのケー
ブル捻じれは少ないものの、相変らずケーブル捻じれが
発生していることに変わりない。むしろ、係合軸１２の
筒内に電線２９を通してユニバーサルヘッド１９内の主
軸駆動モータ２５に接続している手段のため、電線２９
の断線事故が発生すると、この配線取替えに手間取るこ
とになり、故障時のメンテナンス性に劣る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題と目的】本発明は、前記
従来の問題点に鑑みこれを解消することを課題とし、特
に旋回軸の後端若しくは旋回軸受部に設置したスリップ
リング式乃至ロータリ・コネクター式の回転継手装置を
提供することを目的とする。
従来の問題点に鑑みこれを解消することを課題とし、特
に旋回軸の後端若しくは旋回軸受部に設置したスリップ
リング式乃至ロータリ・コネクター式の回転継手装置を
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユニバーサル
ヘッドを旋回軸に支持して垂直姿勢と水平姿勢間を旋回
割出しするユニバーサルヘッドにおいて、回転スリップ
リングを前記旋回軸の尾端部に装備させ、前記回転スリ
ップリングに外周側の固定スリップリングを嵌合させ、
前記各スリップリングの接合滑面に埋設した複数組のブ
ラシ間が滑動自在に接合させてなる構成としたことを特
徴とするユニバーサルヘッドの回転継手装置としたもの
である。更に、ユニバーサルヘッドを旋回軸に支持して
垂直姿勢と水平姿勢間を旋回割出しするユニバーサルヘ
ッドにおいて、前記旋回軸の軸受部であって、主軸頭の
ヘッド支持部とユニバーサルヘッドの装着部間の対面大
径部にスリップリング式の回転継手装置を内蔵させ、ク
ランプ機構のアンクランプ動作時は両多重リング間の接
合状態が外れ、クランプ機構のクランプ動作により両多
重リング間の接合状態が電気的に維持するよう構成とし
たことを特徴とするユニバーサルヘッドの回転継手装置
としたものである。これにより、例えば、複数組のブラ
シ間が滑動自在に接合し電気的接続関係を維持している
から、ケーブル間に不要な捻りを発生すること無く安定
した電気供給を行え、その寿命も長期間維持できる。
ヘッドを旋回軸に支持して垂直姿勢と水平姿勢間を旋回
割出しするユニバーサルヘッドにおいて、回転スリップ
リングを前記旋回軸の尾端部に装備させ、前記回転スリ
ップリングに外周側の固定スリップリングを嵌合させ、
前記各スリップリングの接合滑面に埋設した複数組のブ
ラシ間が滑動自在に接合させてなる構成としたことを特
徴とするユニバーサルヘッドの回転継手装置としたもの
である。更に、ユニバーサルヘッドを旋回軸に支持して
垂直姿勢と水平姿勢間を旋回割出しするユニバーサルヘ
ッドにおいて、前記旋回軸の軸受部であって、主軸頭の
ヘッド支持部とユニバーサルヘッドの装着部間の対面大
径部にスリップリング式の回転継手装置を内蔵させ、ク
ランプ機構のアンクランプ動作時は両多重リング間の接
合状態が外れ、クランプ機構のクランプ動作により両多
重リング間の接合状態が電気的に維持するよう構成とし
たことを特徴とするユニバーサルヘッドの回転継手装置
としたものである。これにより、例えば、複数組のブラ
シ間が滑動自在に接合し電気的接続関係を維持している
から、ケーブル間に不要な捻りを発生すること無く安定
した電気供給を行え、その寿命も長期間維持できる。
【０００５】
【実施例】以下、図面に示す実施例にて説明する。図１
は本発明のユニバーサルヘッドの一部切欠き断面図であ
り、図２は旋回軸の後端に設置したスリップリング式の
回転継手装置を示す斜視図であり、図３は本発明第二実
施例のユニバーサルヘッドの一部切欠き断面図であり、
図４は旋回軸受部に設置したスリップリング式の回転継
手装置の斜視図であり、図５（ａ），（ｂ）はスリップ
リング式の回転継手装置の作用断面図である。
は本発明のユニバーサルヘッドの一部切欠き断面図であ
り、図２は旋回軸の後端に設置したスリップリング式の
回転継手装置を示す斜視図であり、図３は本発明第二実
施例のユニバーサルヘッドの一部切欠き断面図であり、
図４は旋回軸受部に設置したスリップリング式の回転継
手装置の斜視図であり、図５（ａ），（ｂ）はスリップ
リング式の回転継手装置の作用断面図である。
【０００６】図１はユニバーサルヘッド１０を示し、１
は機体のコラムで、この摺動面２に昇降する主軸頭（主
軸台）３が係合している。上記主軸頭（主軸台）３のヘ
ッド支持部４には、旋回軸５に対する旋回及び摺動可能
な軸受部材６，７と、旋回を拘束する噛み合いリング式
のクランプ機構８とこの駆動源となるクランプシリンダ
Ｃと、モータＭとこの小歯車１２と伝動歯車１３からな
る旋回軸５の旋回駆動機構９とを含んでいる。前記旋回
軸５の先端フランジ５ａには、ユニバーサルヘッド１０
の装着部１１が取付けられ、クランプシリンダＣによっ
て旋回軸５を先端方向へ少量移動させるとクランプ機構
８が解除する。この解除時に４５°の傾斜線Ｌを軸心と
する支持軸５は、旋回駆動機構９によりユニバーサルヘ
ッド１０を実線の垂直姿勢と二点鎖線の水平姿勢に旋回
割り出しする。
は機体のコラムで、この摺動面２に昇降する主軸頭（主
軸台）３が係合している。上記主軸頭（主軸台）３のヘ
ッド支持部４には、旋回軸５に対する旋回及び摺動可能
な軸受部材６，７と、旋回を拘束する噛み合いリング式
のクランプ機構８とこの駆動源となるクランプシリンダ
Ｃと、モータＭとこの小歯車１２と伝動歯車１３からな
る旋回軸５の旋回駆動機構９とを含んでいる。前記旋回
軸５の先端フランジ５ａには、ユニバーサルヘッド１０
の装着部１１が取付けられ、クランプシリンダＣによっ
て旋回軸５を先端方向へ少量移動させるとクランプ機構
８が解除する。この解除時に４５°の傾斜線Ｌを軸心と
する支持軸５は、旋回駆動機構９によりユニバーサルヘ
ッド１０を実線の垂直姿勢と二点鎖線の水平姿勢に旋回
割り出しする。
【０００７】続いて、図１，２で本発明のスリップリン
グ式の回転継手装置２０の詳細を説明する。前記スリッ
プリング式の回転継手装置２０は旋回軸５の尾端部５ｂ
に装備してあり、外周側の固定スリップリング２１に内
周側の回転スリップリング２２が嵌合し、各滑面２１
ａ，２２ａに埋設した複数組のブラシＢ１，Ｂ２，Ｂ３
間が滑動自在に接合している。しかして、外周側の固定
スリップリング２１の外周辺に取付けた端子台２３から
電源部にケーブルＫ１で接続され、内周側の回転スリッ
プリング２２の内孔２２ｂ側で接続したケーブルＫ２が
旋回軸５の内孔５ｃを通ってユニバーサルヘッド１０内
の主軸駆動モータ（図示なし）に接続する。
グ式の回転継手装置２０の詳細を説明する。前記スリッ
プリング式の回転継手装置２０は旋回軸５の尾端部５ｂ
に装備してあり、外周側の固定スリップリング２１に内
周側の回転スリップリング２２が嵌合し、各滑面２１
ａ，２２ａに埋設した複数組のブラシＢ１，Ｂ２，Ｂ３
間が滑動自在に接合している。しかして、外周側の固定
スリップリング２１の外周辺に取付けた端子台２３から
電源部にケーブルＫ１で接続され、内周側の回転スリッ
プリング２２の内孔２２ｂ側で接続したケーブルＫ２が
旋回軸５の内孔５ｃを通ってユニバーサルヘッド１０内
の主軸駆動モータ（図示なし）に接続する。
【０００８】上記構成により、４５°の傾斜線Ｌを軸心
とする旋回軸５が、旋回駆動機構９によりユニバーサル
ヘッド１０を実線の垂直姿勢と二点鎖線の水平姿勢に旋
回割出しするときにおいて、旋回軸５の尾端部５ｂに装
備してある回転スリップリング２２が旋回軸５と一体に
回転する。この回転時も各滑面２１ａ，２２ａに埋設し
た複数組のブラシ（接合面）Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３間が滑動
自在に接合し電気的接続関係を維持しているから、ケー
ブルＫ１，Ｋ２間に不要な捻りを発生すること無く安定
した電気供給を行え、その寿命も長期間維持できる。
尚、上記実施例において、スリップリング式の回転継手
装置２０に替えて、ブラシ（接合面）Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３
間を水銀接点とするロータリ・コネクターに変更しても
良い。この方式は、接点寿命が長いばかりか、、接点ノ
イズも少ない。
とする旋回軸５が、旋回駆動機構９によりユニバーサル
ヘッド１０を実線の垂直姿勢と二点鎖線の水平姿勢に旋
回割出しするときにおいて、旋回軸５の尾端部５ｂに装
備してある回転スリップリング２２が旋回軸５と一体に
回転する。この回転時も各滑面２１ａ，２２ａに埋設し
た複数組のブラシ（接合面）Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３間が滑動
自在に接合し電気的接続関係を維持しているから、ケー
ブルＫ１，Ｋ２間に不要な捻りを発生すること無く安定
した電気供給を行え、その寿命も長期間維持できる。
尚、上記実施例において、スリップリング式の回転継手
装置２０に替えて、ブラシ（接合面）Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３
間を水銀接点とするロータリ・コネクターに変更しても
良い。この方式は、接点寿命が長いばかりか、、接点ノ
イズも少ない。
【０００９】本発明は、上記一実施例に限定されること
なく発明の要旨内での設計変更が可能であること勿論で
ある。図３，４に本発明の第二実施例を示している。図
３に示すユニバーサルヘッド１０の構成は前記実施構成
と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。３０
は旋回軸５の軸受部に設置したスリップリング式の回転
継手装置で、主軸頭（主軸台）３のヘッド支持部４とユ
ニバーサルヘッド１０の装着部１１間の対面大径部に内
蔵されている。即ち、リング式のクランプ機構８の外周
側に備える回転継手装置３０は、各配線回路を絶縁層Ｄ
１，Ｄ２，Ｄ３を介在して形成する多重リング３１，３
２を母体とし、これら多重リング３１，３２を前記ヘッ
ド支持部４とユニバーサルヘッド１０の装着部１１間の
対面部に埋設している。 そして、図５，６に見るよう
主軸頭３のヘッド支持部４側に埋設する多重リング３１
は、クランプ機構８のアンクランプ時に多重リング３２
との滑動接合状態が外れ、クランプ時には多重リング３
２との滑動接合状態が電気的に維持するよう環状上に複
数配置した押圧バネ３３・・により適度の押圧力が付与
されている。尚、前記多重リング３１，３２は、押圧バ
ネ３３との電気的絶縁を作るために絶縁円板３４・・を
介在している。更に、ヘッド支持部４との間やユニバー
サルヘッド１０の装着部１１間にも絶縁筒体３５，３６
を介在させている。
なく発明の要旨内での設計変更が可能であること勿論で
ある。図３，４に本発明の第二実施例を示している。図
３に示すユニバーサルヘッド１０の構成は前記実施構成
と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。３０
は旋回軸５の軸受部に設置したスリップリング式の回転
継手装置で、主軸頭（主軸台）３のヘッド支持部４とユ
ニバーサルヘッド１０の装着部１１間の対面大径部に内
蔵されている。即ち、リング式のクランプ機構８の外周
側に備える回転継手装置３０は、各配線回路を絶縁層Ｄ
１，Ｄ２，Ｄ３を介在して形成する多重リング３１，３
２を母体とし、これら多重リング３１，３２を前記ヘッ
ド支持部４とユニバーサルヘッド１０の装着部１１間の
対面部に埋設している。 そして、図５，６に見るよう
主軸頭３のヘッド支持部４側に埋設する多重リング３１
は、クランプ機構８のアンクランプ時に多重リング３２
との滑動接合状態が外れ、クランプ時には多重リング３
２との滑動接合状態が電気的に維持するよう環状上に複
数配置した押圧バネ３３・・により適度の押圧力が付与
されている。尚、前記多重リング３１，３２は、押圧バ
ネ３３との電気的絶縁を作るために絶縁円板３４・・を
介在している。更に、ヘッド支持部４との間やユニバー
サルヘッド１０の装着部１１間にも絶縁筒体３５，３６
を介在させている。
【００１０】しかして、本発明によると、４５°の傾斜
線Ｌを軸心とする旋回軸５が、旋回駆動機構９によりユ
ニバーサルヘッド１０を実線の垂直姿勢と二点鎖線の水
平姿勢に旋回割出しするときにおいて、ユニバーサルヘ
ッド１０の装着部１１に埋設している多重リング３２が
旋回軸５と一体に回転する。この回転時は多重リング３
１，３２間が図５のようにクランプ機構８のアンクラン
プ動作によりユニバーサルヘッド１０の装着部１１がヘ
ッド支持部４から遠ざかり、両多重リング３１，３２間
の接合状態が外れる。また、クランプ時にはクランプ機
構８のクランプ動作によりユニバーサルヘッド１０の装
着部１１がヘッド支持部４に接近し、両多重リング３
１，３２間が接合する。このとき、図６のように両多重
リング３１，３２の接合状態が電気的に維持するよう環
状上に複数配置した押圧バネ３３・・により適度の押圧
力が付与される。これにより、接合し電気的接続関係を
維持しているから、ケーブルＫ３，Ｋ４間に不要な捻り
を発生すること無くヘッド１０の旋回動が行われ、安定
した電気供給を行え、その寿命も長期間維持できる。
線Ｌを軸心とする旋回軸５が、旋回駆動機構９によりユ
ニバーサルヘッド１０を実線の垂直姿勢と二点鎖線の水
平姿勢に旋回割出しするときにおいて、ユニバーサルヘ
ッド１０の装着部１１に埋設している多重リング３２が
旋回軸５と一体に回転する。この回転時は多重リング３
１，３２間が図５のようにクランプ機構８のアンクラン
プ動作によりユニバーサルヘッド１０の装着部１１がヘ
ッド支持部４から遠ざかり、両多重リング３１，３２間
の接合状態が外れる。また、クランプ時にはクランプ機
構８のクランプ動作によりユニバーサルヘッド１０の装
着部１１がヘッド支持部４に接近し、両多重リング３
１，３２間が接合する。このとき、図６のように両多重
リング３１，３２の接合状態が電気的に維持するよう環
状上に複数配置した押圧バネ３３・・により適度の押圧
力が付与される。これにより、接合し電気的接続関係を
維持しているから、ケーブルＫ３，Ｋ４間に不要な捻り
を発生すること無くヘッド１０の旋回動が行われ、安定
した電気供給を行え、その寿命も長期間維持できる。
【００１１】
【効果】本発明は、上記のように構成したから、ユニバ
ーサルヘッドを垂直姿勢と水平姿勢間で旋回割出しする
ときにおいて、回転スリップリングが旋回軸と一体に回
転し、複数組の接合面間が滑動自在に接合し電気的接続
関係を維持しているから、ケーブルに不要な捻りを発生
すること無く安定した電気供給を行えその寿命も長期間
維持できる。また、クランプ機構のアンクランプ動作に
よりユニバーサルヘッドの装着部がヘッド支持部から遠
ざかり、両多重リング間の接合状態が外れる。そして、
クランプ時にはクランプ機構のクランプ動作によりユニ
バーサルヘッドの装着部がヘッド支持部に接近し、両多
重リング間の接合状態が電気的に維持するよう複数配置
した押圧バネにより適度の押圧力が付与され、電気的接
続関係を維持しているから、ケーブル間に不要な捻りを
発生すること無くヘッドの旋回動が行われ、安定した電
気供給を行え、その寿命も長期間維持できる等、多くの
効果がある。
ーサルヘッドを垂直姿勢と水平姿勢間で旋回割出しする
ときにおいて、回転スリップリングが旋回軸と一体に回
転し、複数組の接合面間が滑動自在に接合し電気的接続
関係を維持しているから、ケーブルに不要な捻りを発生
すること無く安定した電気供給を行えその寿命も長期間
維持できる。また、クランプ機構のアンクランプ動作に
よりユニバーサルヘッドの装着部がヘッド支持部から遠
ざかり、両多重リング間の接合状態が外れる。そして、
クランプ時にはクランプ機構のクランプ動作によりユニ
バーサルヘッドの装着部がヘッド支持部に接近し、両多
重リング間の接合状態が電気的に維持するよう複数配置
した押圧バネにより適度の押圧力が付与され、電気的接
続関係を維持しているから、ケーブル間に不要な捻りを
発生すること無くヘッドの旋回動が行われ、安定した電
気供給を行え、その寿命も長期間維持できる等、多くの
効果がある。
【図１】本発明のユニバーサルヘッドの一部切欠き断面
図である。
図である。
【図２】旋回軸の後端に設置したスリップリング式の回
転継手装置を示す斜視図である。
転継手装置を示す斜視図である。
【図３】本発明第二実施例のユニバーサルヘッドの一部
切欠き断面図である。
切欠き断面図である。
【図４】旋回軸受部に設置したスリップリング式の回転
継手装置の斜視図である。
継手装置の斜視図である。
【図５】スリップリング式の回転継手装置の作用断面図
である。
である。
３ 主軸頭（主軸台） ４ ヘッド支持部 ５ 旋回軸 Ｃ クランプシリンダ ８ クランプ機構 １０ ユニバーサルヘッド １１ 装着部 ２０，３０ スリップリング式の回転継手装置 ２１ 固定スリップリング ２２ 回転スリップリング Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３ ブラシ Ｋ１，Ｋ２ ケーブル Ｄ１，Ｄ２，Ｄ３ 絶縁層 ３１，３２ 多重リング ３３ 押圧バネ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１０月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図６】
【図３】
【図４】
【図５】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月３１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のユニバーサルヘッドの一部切欠き断面
図である。
図である。
【図２】旋回軸の後端に設置したスリップリング式の回
転継手装置を示す斜視図である。
転継手装置を示す斜視図である。
【図３】本発明第二実施例のユニバーサルヘッドの一部
切欠き断面図である。
切欠き断面図である。
【図４】旋回軸受部に設置したスリップリング式の回転
継手装置を示す斜視図である。
継手装置を示す斜視図である。
【図５】スリップリング式の回転継手装置の作用断面図
である。
である。
【図６】スリップリング式の回転継手装置の作用断面図
である。
である。
【符号の説明】 ３ 主軸頭（主軸台） ４ ヘッド支持部 ５ 旋回軸 Ｃ クランプシリンダ ８ クランプ機構 １０ ユニバーサルヘッド １１ 装着部 ２０，３０ スリップリング式の回転継手装置 ２１ 固定スリップリング ２２ 回転スリップリング Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３ ブラシ Ｋ１，Ｋ２ ケーブル Ｄ１，Ｄ２，Ｄ３ 絶縁層 ３１，３２ 多重リング ３３ 押圧バネ
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図５】
【図６】
【図３】
【図４】
Claims (2)
- 【請求項１】 ユニバーサルヘッドを旋回軸に支持して
垂直姿勢と水平姿勢間を旋回割出しするユニバーサルヘ
ッドにおいて、回転スリップリングを前記旋回軸の尾端
部に装備させ、前記回転スリップリングに外周側の固定
スリップリングを嵌合させ、前記各スリップリングの接
合滑面に埋設した複数組の接合面間が滑動自在に接合さ
せてなる構成としたことを特徴とするユニバーサルヘッ
ドの回転継手装置。 - 【請求項２】 ユニバーサルヘッドを旋回軸に支持して
垂直姿勢と水平姿勢間を旋回割出しするユニバーサルヘ
ッドにおいて、前記旋回軸の軸受部であって、主軸頭の
ヘッド支持部とユニバーサルヘッドの装着部間の対面大
径部にスリップリング式の回転継手装置を内蔵させ、ク
ランプ機構のアンクランプ動作時は両多重リング間の接
合状態が外れ、クランプ機構のクランプ動作により両多
重リング間の接合状態が電気的に維持するよう構成とし
たことを特徴とするユニバーサルヘッドの回転継手装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5951692A JPH071206A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ユニバーサルヘッドの回転継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5951692A JPH071206A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ユニバーサルヘッドの回転継手装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071206A true JPH071206A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=13115511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5951692A Pending JPH071206A (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | ユニバーサルヘッドの回転継手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071206A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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