JP2009096338A - 制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数の制御装置間のアース電位差による誤作動を防止することができる、制御システムの提供を目的とする。
【解決手段】センサ10と、センサ10からの入力電圧を検出する電圧検出回路11と、電圧検出回路11の検出電圧を用いた制御処理を行う異常判定回路12と、電圧検出回路11の検出電圧を通信データとして送信する通信回路13とを有する制御装置1と、制御装置1と同様の構成の制御装置2とを備え、センサ10,20は検出対象が同一の冗長なセンサとする、制御システムであって、制御装置1の異常判定回路12は、センサ10からの入力電圧を電圧検出回路11によって検出された第1の検出電圧と、通信回路23から送信された通信データに含まれる第2の検出電圧と、センサ20からの入力電圧を電圧検出回路11によって検出された第3の検出電圧とを、前記制御処理に用いることを特徴とする、制御システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、検出対象が同一の複数の冗長なセンサの検出電圧を用いた制御処理を実行する、制御システムに関する。
従来技術として、第1の制御ユニットと、第2の制御ユニットと、車両の運転変量を検出する少なくとも1つの測定装置とを有し、前記測定装置が少なくとも2つの互いに冗長なセンサを有する車両の駆動出力を制御する装置であって、第1の制御ユニットに測定装置の一方のセンサの出力信号が供給され、第2の制御ユニットに測定装置の他方のセンサの出力信号が供給されることを特徴とする、車両の駆動出力を制御する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、第1の制御ユニットにおいて、一方のセンサの測定値が読み込まれ、第1の制御ユニットと第2の制御ユニットとの間のバス線を介して第2の制御ユニットが検出した他方のセンサの測定値が読み込まれ、一方のセンサと他方のセンサ間の妥当性の比較が行なわれ所定の許容誤差範囲にあるかが調べられるものである。そして、一方のセンサと他方のセンサの測定値間で非妥当性が検出された場合には、故障フラグがセットされる。
特開平5−202793号公報
ところで、冗長に設けられた複数のセンサの検出値を用いて所定の制御を実行する複数の制御装置を備えるシステムにおいて、互いに異なる制御装置のアース電位の間に電位差が発生しても、正常なセンサを異常と誤判断するなど、システムが誤作動しないようにする必要がある。
この点、上述の特許文献1には、一方のセンサの出力信号が他方の制御ユニットに供給されると記載されているものの、第1の制御ユニットのアース電位と第2の制御ユニットのアース電位との間の電位差が発生すると、「第1の制御ユニットが読み込んだ一方のセンサの測定値」と「第1の制御ユニットがバス線を介して読み込んだ第2の制御ユニットが検出した他方のセンサの測定値」の基準電位が異なるため、それらの測定値を比較する場合、センサは正常であるにもかかわらず、故障フラグが誤ってセットされるおそれがある。
そこで、本発明は、複数の制御装置間のアース電位差による誤作動を防止することができる、制御システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る制御システムは、
センサと、
前記センサからの入力電圧を検出する電圧検出部と、
前記電圧検出部の検出電圧を用いた制御処理を行う制御部と、
前記電圧検出部の検出電圧を通信データとして送信する送信部とを有する制御装置を複数備え、
前記複数のセンサは検出対象が同一の冗長なセンサとする、制御システムであって、
一の制御装置の制御部は、その一の制御装置のセンサからの入力電圧を前記一の制御装置の電圧検出部によって検出された第1の検出電圧と、他の制御装置の送信部から送信された通信データに含まれる第2の検出電圧と、前記他の制御装置のセンサからの入力電圧を前記一の制御装置の電圧検出部によって検出された第3の検出電圧とを、前記制御処理に用いることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る制御システムであって、
前記一の制御装置の制御部は、前記第2の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果を前記制御処理に用いることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係る制御システムであって、
前記一の制御装置の制御部は、前記第1の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果と、前記第2の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果とに基づいて、前記センサの異常を判定することを特徴とする。
第4の発明は、第2の発明に係る制御システムであって、
前記一の制御装置の制御部は、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧との比較結果と、前記第2の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果とに基づいて、前記センサの異常を判定することを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明に係る制御システムであって、
前記一の制御装置の制御部は、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧との比較結果と、前記第1の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果とに基づいて、前記センサの異常を判定することを特徴とする。
本発明によれば、複数の制御装置間のアース電位差による誤作動を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。図1は、本発明に係る制御システムの実施形態である異常判定システム100の概略構成図である。異常判定システム100は、第1の電子制御装置1(以下、「ECU1」という)と、第2の電子制御装置2(以下、「ECU2」という)と、同一の検出対象を冗長的に検出できるように設けられた複数のセンサ(センサ10,20)を備え、各センサの検出値を各ECUで相互に利用することによって、センサの異常を判定する(ダイアグ判定)。センサの異常判定には、センサ自体の異常判定に限らず、センサとECUとの間を結ぶハーネスの断線等の異常判定が含まれてよい。
例えば、V12気筒エンジンシステムにおいて、ECU1を左バンク用エンジンECUとし、ECU2を右バンク用エンジンECUとし、センサ10,20をアクセルセンサとした場合、ECU1,2はそれぞれアクセルセンサに関する異常判定を行う。これにより、アクセルセンサに異常が発生しても、フェール処理等のエンジン制御の誤作動を防ぐ所定の制御処理の実行が可能となる。
ECU1とECU2は、互いに異なる場所にアースされている。ECU1は、センサ10からの入力電圧を検出する電圧検出回路11と、センサの異常を判定する異常判定回路12と、他のECU(ECU2)と通信可能にする通信回路13とを備え、グランドE1を基準電位として動作する。すなわち、電圧検出回路11、異常判定回路12及び通信回路13は、グランドE1基準で動作する。同様に、ECU2は、センサ20からの入力電圧を検出する電圧検出回路21と、センサの異常を判定する異常判定回路22と、他のECU(ECU1)と通信可能にする通信回路23とを備え、グランドE2を基準電位として動作する。すなわち、電圧検出回路21、異常判定回路22及び通信回路23は、グランドE2基準で動作する。
センサ10とセンサ20は、同一の検出対象を検出するものであって、位置、圧力、回転数、温度、電圧、電流、時間等の同一の物理量を検出するものである。同一の検出対象を複数のセンサで冗長的に検出することによって、一のセンサに異常が生じても、それ以外の他のセンサを使って制御を継続することができる。また、このような2重系のセンサの検出値の整合性を所定の判断基準に基づき判断することによって、どのセンサ系統に異常が発生しているのかを特定することができる。例えば、ドライバーのアクセル操作量を2つのアクセルセンサで冗長的に検出する場合、一方のアクセルセンサによって検出されたアクセル操作量に対応する電圧値と他方のアクセルセンサによって検出されたアクセル操作量に対応する電圧値との差が所定値(例えば、0.4V以上)を超える場合、2つのアクセルセンサのいずれかに異常があると判定することができる。また、センサ10とセンサ20のセンサ特性を互いに同一にすることによって、両センサの検出値の比較が容易になる。
電圧検出回路11は、センサ10からECU1への入力電圧をグランドE1基準で検出する一方で、センサ20からECU2への入力電圧をグランドE1基準で検出する。同様に、電圧検出回路21は、センサ20からECU2への入力電圧をグランドE2基準で検出する一方で、センサ10からECU1への入力電圧をグランドE2基準で検出する。
通信回路13は、電圧検出回路11によって検出されたセンサ10からの入力電圧の電圧情報が含まれる通信データをECU2に送信する一方で、電圧検出回路21によって検出されたセンサ20からの入力電圧の電圧情報が含まれる通信データをECU2から受信する。同様に、通信回路23は、電圧検出回路21によって検出されたセンサ20からの入力電圧の電圧情報が含まれる通信データをECU1に送信する一方で、電圧検出回路11によって検出されたセンサ10からの入力電圧の電圧情報が含まれる通信データをECU1から受信する。
異常判定回路12は、例えば、「電圧検出回路11によって検出されたセンサ10からの入力電圧」と「電圧検出回路11によって検出されたセンサ20からの入力電圧」とを比較するとともに、「電圧検出回路11によって検出されたセンサ10からの入力電圧」と「通信回路13によって受信されたECU2からの通信データに入力電圧情報として含まれたセンサ20からの入力電圧」とを比較することによって、センサ10とセンサ20に関する異常の判定処理を実行する。同様に、異常判定回路22は、例えば、「電圧検出回路21によって検出されたセンサ20からの入力電圧」と「電圧検出回路21によって検出されたセンサ10からの入力電圧」とを比較するとともに、「電圧検出回路21によって検出されたセンサ20からの入力電圧」と「通信回路23によって受信されたECU1からの通信データに入力電圧情報として含まれたセンサ10からの入力電圧」とを比較することによって、センサ10とセンサ20に関する異常の判定処理を実行する。
図2は、異常判定システム100の第1の詳細回路構成例である。ECU1は、演算や制御を行うCPU(中央演算処理装置)、データの記憶を行うメモリ、外部との入出力を行うI/O部などを備えるマイコン12aと、ECU2と通信するための通信インターフェイスである通信用IC13aとを備える。また、ECU1には、電圧検出手段として、ボルテージフォロア11a及びマイコン12aに内蔵のA/Dコンバータに接続されるADポート11b,11cが備えられている。同様に、ECU2は、CPU、メモリ、I/O部などを備えるマイコン22aと、ECU1と通信するための通信インターフェイスである通信用IC23aとを備える。また、ECU2には、電圧検出手段として、ボルテージフォロア21a及びマイコン22aに内蔵のA/Dコンバータに接続されるADポート21b,21cが備えられている。なお、通信用IC13a,23aは、例えば、CANトランシーバ(CANドライバ)である。
センサ10の電源端子はECU1の内部電源VCC1と同電位のアナログ電源端子16aに接続され、センサ10のグランド端子はECU1のグランドE1と同電位のアナロググランド端子16cに接続され、センサ10のセンサ出力端子はECU1のアナログ入力端子16bに接続される。センサ10は、センサ10の検出対象を検出するためのホールIC10aを備え、ホールIC10aの出力信号がアナログ入力端子16bに入力される。なお、センサ10のセンサ出力端子とECU1のアナログ入力端子16bとの間で断線が生じても、アナログ入力端子16bとグランドE1との間に抵抗素子15を設けることによって、ボルテージフォロア11aへの入力電圧レベルを確定させることができる。
ボルテージフォロア11aは、センサ10からの入力電圧v1をそのまま出力する。ボルテージフォロア11aの出力電圧v1は、マイコン12aのADポート11bに入力されるとともに、ECU1の端子16dとECU2の端子26dとを結ぶハーネス7を介してECU2のマイコン22aのADポート21cに入力される。マイコン12aのA/Dコンバータは、ADポート11bに入力された電圧v1をグランドE1基準で検出する。一方、マイコン22aのA/Dコンバータは、ADポート21cに入力された電圧を電圧v12としてグランドE2基準で検出する。
また、マイコン12aのA/Dコンバータは、ADポート11bの入力電圧v1をデジタル値com1に変換する。デジタル値com1は、通信用IC13aと通信線5を介して、CAN等の所定の通信方式でECU2に送信される。ECU2のマイコン22aは、通信用IC23aを介して、デジタル値com1を含むECU1からの通信データを取得する。
同様に、センサ20の電源端子はECU2の内部電源VCC2と同電位のアナログ電源端子26aに接続され、センサ20のグランド端子はECU2のグランドE2と同電位のアナロググランド端子26cに接続され、センサ20のセンサ出力端子はECU2のアナログ入力端子26bに接続される。センサ20は、センサ10と同一の検出対象を検出するためのホールIC20aを備え、ホールIC20aの出力信号がアナログ入力端子26bに入力される。なお、ECU1の場合と同様に、センサ20のセンサ出力端子とECU2のアナログ入力端子26bとの間で断線が生じても、アナログ入力端子26bとグランドE2との間に抵抗素子25を設けることによって、ボルテージフォロア21aへの入力電圧レベルを確定させることができる。
ボルテージフォロア21aは、センサ20からの入力電圧v2をそのまま出力する。ボルテージフォロア21aの出力電圧v2は、マイコン22aのADポート21bに入力されるとともに、ECU1の端子16eとECU2の端子26eとを結ぶハーネス6を介してECU1のマイコン12aのADポート11cに入力される。マイコン22aのA/Dコンバータは、ADポート21bに入力された電圧v2をグランドE2基準で検出する。一方、マイコン12aのA/Dコンバータは、ADポート11cに入力された電圧を電圧v21としてグランドE1基準で検出する。
同様に、マイコン22aのADコンバータは、ADポート21bの入力電圧v2をデジタル値com2に変換する。デジタル値com2は、通信用IC23aと通信線5を介して、CAN等の所定の通信方式でECU1に送信される。ECU1のマイコン12aは、通信用IC13aを介して、デジタル値com2を含むECU2からの通信データを取得する。
したがって、マイコン12aは、センサ10に関する検出電圧v1とセンサ20に関する検出電圧com2とセンサ20に関する検出電圧v21の少なくとも一つを用いる所定の制御処理(例えば、左バンク用エンジン制御処理)を実行することができる。同様に、マイコン22aは、例えば、センサ20に関する検出電圧v2とセンサ10に関する検出電圧com1とセンサ10に関する検出電圧v12の少なくとも一つを用いる所定の制御処理(例えば、右バンク用エンジン制御処理)を実行することができる。これにより、正常時には略同一となる最大3つの検出電圧を制御処理に冗長的に用いることができるので、各センサの検出値の信頼性が増し、システム100の誤作動を防止することができる。
また、センサ10とセンサ20の検出値は正常時には略同一となるため、例えば、センサ10又は20の異常を判定するための異常判定閾値Thを0,4とした場合、マイコン12aはダイアグ判定条件Aに基づき、マイコン22aはダイアグ判定条件Bに基づき、センサ10又は20についての異常を判定することができる。ダイアグ判定条件が成立した場合に、センサ10又は20が異常と判定される。
ダイアグ判定条件A:『|v1−v21|>0.4 且つ |v1−com2|>0.4』
ダイアグ判定条件B:『|v2−v12|>0.4 且つ |v2−com1|>0.4』
すなわち、マイコン12aは、センサ10に関するグランドE1基準の検出電圧v1を、センサ20に関するグランドE1基準の検出電圧v21とセンサ20に関するグランドE2基準の検出電圧com2のそれぞれと比較することによって、グランドE1とE2間に異常判定閾値Th(例:0.4)以上の電位差が発生しても、正常なセンサ10又は20を誤って異常と判定することを防ぐことができる。マイコン22aについても、同様である。
また、マイコン12aはダイアグ判定条件C又はDに基づき、マイコン22aはダイアグ判定条件E又はFに基づき、センサ10又は20についての異常を判定することもできる。
ダイアグ判定条件C:『|v1−v21|>0.4 且つ |v21−com2|<0.4』
ダイアグ判定条件D:『|v1−com2|>0.4 且つ |v21−com2|<0.4』
ダイアグ判定条件E:『|v2−v12|>0.4 且つ |v12−com1|<0.4』
ダイアグ判定条件F:『|v2−com1|>0.4 且つ |v12−com1|<0.4』
すなわち、グランドE1とE2間に異常判定閾値Th(例:0.4)以上の電位差が発生することにより、グランドE1基準の検出電圧v1とグランドE1基準の検出電圧v21との絶対値の差が異常判定閾値Thを超えたとしても、又は、グランドE1基準の検出電圧v1とグランドE2基準の検出電圧com2との絶対値の差が異常判定閾値Thを超えたとしても、マイコン12aは、グランドE1基準の検出電圧v21とグランドE2基準の検出電圧com2との絶対値の差が異常判定閾値Th以上にならなければ、正常なセンサ10又は20を誤って異常と判定することはない。マイコン22aについても、同様である。
また、「v21−com2」あるいは「v12−com1」は、E1とE2の電位差とみなすことができるため、この電位差を用いて、マイコン12a,22aは、検出電圧の補正を行うことができる。この補正値を制御処理に適用することによって、より正確な制御の実現が可能となる。
図3は、異常判定システム100の第2の詳細回路構成例である。第1の詳細回路構成例と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図3のセンサ10,20は、検出素子である可変抵抗分10b,20bを備え、例えばサーミスタタイプのセンサである。可変抵抗分10bは、電源VCC1にプルアップされて、アナログ入力端子16bに接続される。センサ10内の可変抵抗分10bとグランドE1へのプルダウン抵抗15との分圧値v1が、マイコン12aのADポート11bに入力されるとともに、ハーネス7とグランドE2基準のボルテージフォロア21dとを介してECU2のマイコン22aのADポート21cに入力される。同様に、可変抵抗分20bは、電源VCC2にプルアップされて、アナログ入力端子26bに接続される。センサ20内の可変抵抗分20bとグランドE2へのプルダウン抵抗25との分圧値v2が、マイコン22aのADポート21bに入力されるとともに、ハーネス6とグランドE1基準のボルテージフォロア11dとを介してECU1のマイコン12aのADポート11cに入力される。
したがって、図3の場合でも、図2の場合と同様に、正常時には略同一となる最大3つの検出電圧を制御処理に冗長的に用いることができるので、各センサの検出値の信頼性が増し、システム100の誤作動を防止することができる。また、同様に、各マイコンは、上記のダイアグ判定条件に基づき、センサ10又は20についての異常を判定することによって、グランドE1とE2間に異常判定閾値Th以上の電位差が発生しても、正常なセンサ10又は20を誤って異常と判定することを防ぐことができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図2の場合、10a,20aをホールICとして説明したが、その両端が電源VCC1(VCC2)とグランドE1(E2)に接続された可変抵抗素子(検出素子)の分圧値がアナログ入力端子16b(26b)に入力される構成でもよい。
また、図3の場合、可変抵抗分10bは、電源VCC1にプルアップされていたが、グランドE1にプルダウンされる構成でもよい。この場合、センサ10内の可変抵抗分10bと内部電願VCC1へのプルアップ抵抗との分圧値v1が、マイコン12aのADポート11bに入力されるとともに、ハーネス7とグランドE2基準のボルテージフォロア21dとを介してECU2のマイコン22aのADポート21cに入力される。可変抵抗分20b等も同様の構成である。
本発明に係る制御システムの実施形態である異常判定システム100の概略構成図である。 異常判定システム100の第1の詳細回路構成例である。 異常判定システム100の第2の詳細回路構成例である。
符号の説明
1,2 ECU
10,20 センサ
11,21 電圧検出回路
12,22 異常判定回路
13,23 通信回路
E1,E2 グランド

Claims (5)

  1. センサと、
    前記センサからの入力電圧を検出する電圧検出部と、
    前記電圧検出部の検出電圧を用いた制御処理を行う制御部と、
    前記電圧検出部の検出電圧を通信データとして送信する送信部とを有する制御装置を複数備え、
    前記複数のセンサは検出対象が同一の冗長なセンサとする、制御システムであって、
    一の制御装置の制御部は、その一の制御装置のセンサからの入力電圧を前記一の制御装置の電圧検出部によって検出された第1の検出電圧と、他の制御装置の送信部から送信された通信データに含まれる第2の検出電圧と、前記他の制御装置のセンサからの入力電圧を前記一の制御装置の電圧検出部によって検出された第3の検出電圧とを、前記制御処理に用いることを特徴とする、制御システム。
  2. 前記一の制御装置の制御部は、前記第2の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果を前記制御処理に用いる、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記一の制御装置の制御部は、前記第1の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果と、前記第2の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果とに基づいて、前記センサの異常を判定する、請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記一の制御装置の制御部は、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧との比較結果と、前記第2の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果とに基づいて、前記センサの異常を判定する、請求項2に記載の制御システム。
  5. 前記一の制御装置の制御部は、前記第1の検出電圧と前記第2の検出電圧との比較結果と、前記第1の検出電圧と前記第3の検出電圧との比較結果とに基づいて、前記センサの異常を判定する、請求項1に記載の制御システム。
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