JP2009095696A - 排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法 - Google Patents

排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】脱硫装置の各処理工程の性状を把握することで、容易に操作できると共に、酸化塔を運転するための封水ポンプ及び酸化用空気圧縮機の動力費が削減する。
【解決手段】吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4で酸素と反応させて硫酸カルシウムを生成することにより排ガス中の硫黄酸化物を除去する際に、この処理する排ガスが、SO濃度等が所定の基準値に達しているときに、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4をバイパスして、その下流の石膏濃縮槽5へ流入させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、火力発電所等から排出される排出ガス中に含まれる硫黄酸化物を除去する技術に係り、特に脱硫処理工程中における酸化塔をバイパスして処理工程を省略する排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法に関するものである。
火力発電所、特に石炭火力発電所の燃焼排ガス中には硫黄酸化物(SO)が含まれている。通常、その設備中に脱硫装置を設け、SO濃度を下げるように処理して煙突から排出している。環境規制値等の観点からは50ppm程度以下までSO濃度を低下させてから大気へ放出していた。
排ガスに含まれる硫黄酸化物を除去する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1の特開平5−57141号公報「排煙脱硫装置」に示すように、ボイラより排出される排ガスをカルシウム系化合物を用いた吸収剤によって脱硫する吸収塔と、該吸収塔に流入する排ガスと吸収塔から流出した排ガスとの間で熱交換をさせるガス再加熱器と、前記吸収塔に接続され、吸収塔内において生成された亜硫酸カルシウムを酸化させて硫酸カルシウムを生成する酸酸塔とを有する排煙脱硫装置において、排ガス流通方向上流側端部がボイラより排出される排ガスをガス再加熱器へ流入させる排ガス流路に、排ガス流通方向下流側端部が前記ガス再加熱器から吸収塔へ排ガスを流入させる排ガス流路に接続され、且つ排ガス流通方向上流側から順にスプレードライヤ及び集塵器を有する排ガスバイパス流路と、前記酸化塔から排出される硫酸カルシウムを含んだ石膏水をスプレードライヤへ供給し得る石膏水供給流路とを設けた排煙脱硫装置が提案されている。
特開平5−57141号公報
一方、脱硫装置における酸化塔は、その入口SO濃度及び抜き出しスラリーのPH値により、この酸化塔をバイパスして直ぐに石膏濃縮処理することができる。しかし、この酸化塔バイパス運転をする際の明確な基準が無く、脱硫装置のオペレータの経験と勘に頼ったものであった。
本発明の発明者は、オペレータは、例えば石炭の炭種により変化するSO濃度、抜き出しスラリーのPH値により酸化塔の要・不要を判断し,所内動力節減を図ることが可能であることに着目した。即ち、酸化塔の運転に際して封水ポンプ及び酸化用空気圧縮機の動力費が削減できることに着目した。しかし、酸化塔をバイパスする要領を定めて運用していたが、その数値にはバラツキがあり統一したものが無く、無駄なコスト増となるという問題を有していた。
また、酸化塔の操業方法に関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献2の特開平10−287422号公報「亜硫酸カルシウムの酸化塔の操業方法」に示すように、亜硫酸カルシウムを酸化して石膏を製造する酸化塔の操業方法において、石膏スラリーの前回測定及び今回測定のpH値、並びに、前記酸化塔の過去の操業データを用い、前記酸化塔に吹き込むべき空気量をマトリックス法に基づき決定し、前記決定された量の空気を前記酸化塔に吹き込むことにより前記石膏スラリーのpHを制御し、前記決定された量の空気の前記酸化塔内への吹込みは、制御機器を介して自動的に行なう亜硫酸カルシウムの酸化塔の操業方法が提案されている。
特開平10−287422号公報
この特許文献2の亜硫酸カルシウムの酸化塔の操業方法は、酸化塔について石膏スラリーのPH値に基づいて処理するときには適しているが、この酸化塔の処理工程を省略して工程の短縮化、運転費用の低減については開示されていない。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、脱硫装置の各処理工程の性状を把握することで、容易に操作できると共に、酸化塔を運転するための封水ポンプ及び酸化用空気圧縮機の動力費が削減することができる排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法を提供することにある。
本発明によれば、火力発電所等のボイラ(1)から排出される排ガスを冷却塔(2)で冷却し、前記冷却塔(2)で冷却した排ガス中に含有する硫黄酸化物を、石灰石スラリーを充填した吸収塔(10)で除去し、前記吸収塔(3)から抜出された未反応石灰石について、反応槽(10)で硫酸を添加し亜硫酸カルシウムにし、前記吸収塔(10)で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔(4)で酸素と反応させて硫酸カルシウムを生成することにより排ガス中の硫黄酸化物を除去する際に、前記排ガス中に含有する硫黄酸化物のSO濃度、前記冷却塔(2)内のPH値、前記反応槽(3)内に通過させる亜硫酸カルシウム濃度、前記酸化塔(4)の温度それぞれが基準値に達しているときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして、その下流の石膏濃縮槽(5)へ流入させる、ことを特徴とする排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法が提供される。
例えば、前記ボイラ(1)から排出される排ガス中のSO濃度が360PPM以下のときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして石膏濃縮槽(5)へ流入させる。
また、前記反応槽(3)の亜硫酸カルシウム濃度が30mmol/L以下のとき、前記冷却塔(2)のPH値が4.5以下のとき、又は前記酸化塔(4)の温度が45℃程度で安定しているときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして石膏濃縮槽(5)へ流入させる。
上記構成の発明では、ボイラ(1)から排出された排ガス又は処理条件が所定の基準値、即ち排ガス中のSO濃度、冷却塔(2)内のPH値、反応槽(3)内の亜硫酸カルシウム濃度、酸化塔(4)の温度が基準値に達しているときに、吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを酸化塔(4)をバイパスして、その下流の石膏濃縮槽(5)へ流入させることにより、酸化塔(4)を運転するための封水ポンプ(24)及び酸化用空気圧縮機(25)の動力費を削減することができる。
また、吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムについて、酸化塔(4)をバイパスしても高い濃度の石膏を回収することができるので、石膏の再利用を確実に図ることができる。
本発明の排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法は、火力発電所等から排出される排出ガス中に含まれる硫黄酸化物を除去する脱硫処理工程中における酸化塔をバイパスして処理工程を省略する運転方法である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の酸化塔のバイパス運転方法を実施する排ガス脱硫装置を示す回路図である。
本発明のバイパス運転方法を実施する排ガス脱硫装置は、火力発電所等におけるボイラ1から排出された排ガスを冷却する冷却塔2と、冷却した排ガス中に含有する硫黄酸化物を除去するために石灰石スラリーを貯留した吸収塔10と、この吸収塔10で生成した亜硫酸カルシウムを酸化する酸化塔4と、生成した石膏を処理する石膏濃縮槽5を備えた設備である。
排ガス脱硫装置では、ボイラ1から排出される排ガスを、排ガス流路6を介して冷却塔2に送る。この排ガス流路6には、ボイラ1の下流に誘引通風機7、脱硫通風機8を備えている。この脱硫通風機8と冷却塔2との間に、排ガスを熱交換するガス再加熱器(GGH)9を備えている。
また、吸収塔10に接続された排ガス流路6とガス再加熱器(GGH)9との間に蒸気を除去するミストエリミネータ11を配置し、熱回収を行った後の排ガスは煙突12から大気へ排出している。
次に、吸収塔10に流入した排ガスは、この吸収塔10において排ガス中の硫黄成分が除去される。吸収塔10には炭酸カルシウム(CaCO)を水に混入したスラリー状の吸収剤を供給するための石灰石供給設備13を備えている。このとき、吸収塔10内では、この石灰石供給設備13により供給され炭酸カルシウムと、排ガス中の二酸化硫黄(SO) との間で化1の化学式のような化学反応が生じ、亜硫酸カルシウム(CaSO・1/2HO)が生成される。
Figure 2009095696
吸収塔10内で生成された亜硫酸カルシウムは、吸収塔循環タンク15と冷却塔循環タンク14とを経て反応槽3に流入される。反応槽3では、吸収塔10から抜出された未反応石灰石に見合った硫酸を添加し、亜硫酸カルシウムが生成される。
更に亜硫酸カルシウムは、酸化塔4に流入し、この酸化塔4内にアトマイザー16により供給されている空気中の酸素と、酸化塔4内に流入した亜硫酸カルシウムとの間で化2の化学式のような化学反応が生じ、硫酸カルシウム、即ち石膏(CaSO・2HO)が生成される。
Figure 2009095696
酸化塔4の下流に石膏濃縮槽5と、石膏スラリー槽17に接続された遠心分離機18、遠心分離機排水槽19を備えている。この遠心分離機18では、石膏と分離排水に分離する。この分離排水は遠心分離機排水槽19に貯留した後、吸収塔循環タンク15へ送られる。
図2は酸化塔の周囲設備を示す回路図である。図3は酸化塔バイパス系統の運転方法を説明する回路図であり、(a)はバイパス系統を運転する状態、(b)は酸化塔を復旧する状態である。
本発明の酸化塔4には、図示するように酸化塔バイパス系統20を設けている。吸収塔10、反応槽3の下流の反応液ポンプ21と酸化塔入口弁22との間と、酸化塔出口弁23と石膏濃縮槽5との間を連絡するように酸化塔バイパス系統20を設けている。
バイパス系統20を運転するときは、図3(a)に示すように、酸化塔バイパス弁27を開け、一方、酸化塔入口弁22を閉じ、更に酸化塔出口弁23を閉じる。次に、酸化塔ブロー弁26を開け、封水ポンプ24を停止する。アトマイザー16を停止し、酸化塔4に酸化用空気を供給している酸化用空気圧縮機25を停止する。
酸化塔4を復旧するときは、図3(b)に示すように、封水ポンプ24を起動し、酸化塔4に酸化用空気を供給するために酸化用空気圧縮機25を起動する。次に、酸化塔ブロー弁26を閉じ、アトマイザー16を起動する。このような状態にした後、酸化塔入口弁22を開け、更に酸化塔出口弁23を開ける。最後に酸化塔バイパス弁27を閉じる。
図4は排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス系統を運転する際の基準値を示す説明図である。
本発明では、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムについて、酸化塔4で排ガス中の硫黄酸化物を除去する際に、この排ガス中に含有する硫黄酸化物のSO濃度、冷却塔2、吸収塔10内のPH値、反応槽3内に通過させる亜硫酸カルシウム濃度、酸化塔4の温度が基準値に達しているときに、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムは、酸化塔4をバイパスして、その下流の石膏濃縮槽5へ流入させる。
本発明の酸化塔のバイパス運転方法は、このように吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4をバイパスして、その下流の石膏濃縮槽5へ流入させることにより、酸化塔4を運転するための封水ポンプ24及び酸化用空気圧縮機25の動力費を削減することができる。
例えば、ボイラ1から排出される排ガス中のSO濃度が360PPM以下のときに、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4をバイパスして石膏濃縮槽5へ流入させる。このSO濃度360PPMは、一応の基準値であり、再利用する石膏の品質に応じてその濃度を可変することができる。
冷却塔2のPH値が4.5以下のときに、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4をバイパスして石膏濃縮槽5へ流入させる。
反応槽3の亜硫酸カルシウム濃度が30mmol/L以下のときに、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4をバイパスして石膏濃縮槽5へ流入させる。この亜硫酸カルシウム濃度30mmol/Lは、一応の基準値であり、再利用する石膏の品質に応じてその濃度を可変することができる。
酸化塔4の温度が45℃程度で安定しているときに、吸収塔10、反応槽3で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔4をバイパスして石膏濃縮槽5へ流入させる。
これらの排ガスのSO濃度、冷却塔2、吸収塔10のPH値、亜硫酸カルシウム濃度、酸化塔4の温度等の基準値は、脱硫装置の入口濃度と出口濃度の比率、即ち脱硫効率が98%の数値を充足するように設定する。
これらの排ガスの基準値、亜硫酸カルシウム濃度は、全てが上記した基準値を充足しなければ、酸化塔バイパス系統20を運転するものではなく、例えば排ガスのSO濃度又は亜硫酸カルシウム濃度が基準値を充足していれば、酸化塔バイパス系統20を運転することができる。
なお、本発明は、脱硫装置の各処理工程の性状を把握することで、容易に操作できると共に、酸化塔4を運転するための封水ポンプ24及び酸化用空気圧縮機25の動力費が削減することができれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法は、火力発電所以外の設備から排出される排ガスに利用することができ、また石炭以外に重油の燃焼排ガスにも利用することができる。
本発明の酸化塔のバイパス運転方法を実施する排ガス脱硫装置を示す回路図である。 酸化塔の周囲設備を示す回路図である。 酸化塔バイパス系統の運転方法を説明する回路図であり、(a)はバイパス系統を運転する状態、(b)は酸化塔を復旧する状態である。 排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス系統を運転する際の基準値を示す説明図である。
符号の説明
1 ボイラ
2 冷却塔
3 反応槽
4 酸化塔
5 石膏濃縮槽
10 吸収塔
20 酸化塔バイパス系統

Claims (5)

  1. 火力発電所等のボイラ(1)から排出される排ガスを冷却塔(2)で冷却し、
    前記冷却塔(2)で冷却した排ガス中に含有する硫黄酸化物を、石灰石スラリーを充填した吸収塔(10)で除去し、
    前記吸収塔(3)から抜出された未反応石灰石について、反応槽(10)で硫酸を添加して亜硫酸カルシウムにし、
    前記吸収塔(10)で生成された亜硫酸カルシウムを、酸化塔(4)で酸素と反応させて硫酸カルシウムを生成することにより排ガス中の硫黄酸化物を除去する際に、
    前記排ガス中に含有する硫黄酸化物のSO濃度、前記冷却塔(2)内のPH値、前記反応槽(3)内に通過させる亜硫酸カルシウム濃度、前記酸化塔(4)の温度それぞれが基準値に達しているときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして、その下流の石膏濃縮槽(5)へ流入させる、ことを特徴とする排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法。
  2. 前記ボイラ(1)から排出される排ガス中のSO濃度が360PPM以下のときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして石膏濃縮槽(5)へ流入させる、ことを特徴とする請求項1の排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法。
  3. 前記反応槽(3)の亜硫酸カルシウム濃度が30mmol/L以下のときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして石膏濃縮槽(5)へ流入させる、ことを特徴とする請求項1の排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法。
  4. 前記冷却塔(2)のPH値が4.5以下のときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして石膏濃縮槽(5)へ流入させる、ことを特徴とする請求項1の排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法。
  5. 前記酸化塔(4)の温度が45℃程度で安定しているときに、前記吸収塔(10)、反応槽(3)で生成された亜硫酸カルシウムを、前記酸化塔(4)をバイパスして石膏濃縮槽(5)へ流入させる、ことを特徴とする請求項1の排ガス脱硫装置酸化塔のバイパス運転方法。
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