JP2009095220A - 配管構造 - Google Patents

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Yoshinori Shimozaki
良典 下崎
Hidetoshi Yoshida
英敏 吉田
Hiroyuki Sawada
浩幸 沢田
Toru Kurita
亨 栗田
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Abstract

【課題】固定部材を容易にダクトスリーブ内に挿入することができると共に、確実に嵌着することができる配管構造を提供すること。
【解決手段】ダクトスリーブ14内にさや管ダクトスリーブ15を固定するための固定部材20は、さや管ダクトスリーブ15が嵌着する嵌着穴25とダクトスリーブ14の内周面(内側)14cに対向する環状部材23の外周面(対向面)23aとを有する本体部21と、外周面23aに基部22aが固定されると共に先端部22bが本体部21から離間するように付勢された弾発部22とを有し、本体部21は、ダクトスリーブ14の内周面14cと外周面23aとの間に間隙が生じる程度の大きさに形成され、弾発部22は、圧縮されて外周面23aにほぼ密着すると先端部22bとダクトスリーブ14の内周面14cとの間に間隙が生じ、この圧縮が開放されると先端部22bとダクトスリーブ14の内周面14cとが圧着する程度の大きさに形成された。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブルが挿入されたさや管を収容した本管が、ダクトスリーブを介して作業穴に連通されると共に、このダクトスリーブ内にさや管が挿入されたさや管ダクトスリーブを固定する固定部材が嵌着された配管構造に関するものである。
従来から、例えば光通信用のケーブルが挿入されたさや管を本管内に収容し、この本管を埋設することでケーブルを地中に埋設する配管構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような配管構造では、さや管に収納されたケーブルと他のケーブルとを接続等するために、所定の間隔ごとに設けられたハンドホール等の作業穴に本管及びさや管を連通している。
ここで、本管は、作業穴の周壁部に形成された貫通孔に一端が連通されたダクトスリーブの他端に接続され、また、さや管は、このダクトスリーブ内に収容されたさや管ダクトスリーブに摺動可能に挿入されている。
このとき、さや管ダクトスリーブは、ダクトスリーブ内に嵌着された固定部材に保持されることにより、このダクトスリーブに対して固定されている。
特開2006−300188号公報
ところで、上述の配管構造では、固定部材をダクトスリーブ内に嵌着する際に、寸法誤差やダクトスリーブ及び固定部材の熱伸縮等の影響により、容易に挿入できなかったり、確実に嵌着できなかったりするおそれがあった。
特に、固定部材を作業穴側からダクトスリーブ内に嵌着する際に、作業穴の周壁部がコンクリートで形成されていると、この周壁部が固化する際に発する固化熱の影響でダクトスリーブが収縮し、固定部材が挿入しにくくなるという問題が生じていた。
そこで、この発明は、固定部材を容易にダクトスリーブ内に挿入することができると共に、確実に嵌着することができる配管構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1に記載の発明は、ケーブルが挿入されるさや管と、該さや管を収容する本管と、地中に設けられた作業穴に一端が連通し、他端に前記本管が接続されたダクトスリーブと、該ダクトスリーブ内に収容されると共に、一端に前記さや管が摺動可能に挿入されたさや管ダクトスリーブと、該さや管ダクトスリーブを保持すると共に、前記ダクトスリーブ内に嵌着される固定部材とを備えた配管構造であって、前記固定部材は、前記さや管ダクトスリーブが嵌着する嵌着穴と前記ダクトスリーブの内側に対向する対向面とを有する本体部と、前記対向面に基部が固定されると共に先端部が前記本体部から離間するように付勢された弾発部とを有し、前記本体部は、前記ダクトスリーブの内側と前記対向面との間に間隙が生じる程度の大きさに形成され、前記弾発部は、圧縮されて前記対向面にほぼ密着すると前記先端部と前記ダクトスリーブの内側との間に間隙が生じ、この圧縮が開放されると前記先端部と前記ダクトスリーブの内側とが圧着する程度の大きさに形成されたことを特徴とする。
また、本願請求項2の発明は、請求項1に記載の配管構造において、前記ダクトスリーブは両端が開放した中空円筒形状を呈し、前記対向面は円環状に形成され、前記弾発部は前記ダクトスリーブの軸線回りに沿って延びることを特徴としている。
また、本願請求項3の発明は、請求項2に記載の配管構造において、前記弾発部は複数設けられ、各弾発部は、基部同士が隣接すると共に、先端部同士が隣接するように配置されたことを特徴としている。
また、本願請求項4の発明は、請求項2に記載の配管構造において、前記弾発部は複数設けられ、各弾発部は、基部と先端部とが交互に位置するように配置されたことを特徴としている。
また、本願請求項5の発明は、請求項1に記載の配管構造において、前記ダクトスリーブは両端が開放した中空円筒形状を呈し、前記対向面は円環状に形成され、前記弾発部は前記ダクトスリーブの軸線に沿って延びると共に、基部が前記ダクトスリーブ内への挿入側に位置していることを特徴としている。
また、本願請求項6の発明は、ケーブルが挿入されるさや管と、該さや管を収容する本管と、地中に設けられた作業穴に一端が連通し、他端に前記本管が接続されたダクトスリーブと、該ダクトスリーブ内に収容されると共に、一端に前記さや管が摺動可能に挿入されたさや管ダクトスリーブと、該さや管ダクトスリーブを保持すると共に、前記ダクトスリーブ内に嵌着される固定部材とを備えた配管構造であって、前記固定部材は、前記さや管ダクトスリーブが嵌着する嵌着穴を有する板状の本体部と、該本体部の周縁部から次第に拡径するように延びると共に前記ダクトスリーブへの挿入方向に沿う切り込み部を有する傾斜部とを有し、前記本体部は、外径が前記ダクトスリーブの内径よりも小さくされ、前記傾斜部は、最大外径が前記ダクトスリーブの内径よりも僅かに大きくされ、前記ダクトスリーブの内に挿入された際に、外周面と前記ダクトスリーブの内側とが圧着することを特徴としている。
また、本願請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の配管構造において、前記ダクトスリーブは、中間部に内径が小さくされた絞り部が形成され、前記固定部材は、前記ダクトスリーブ内において前記作業穴側の端部と前記絞り部との間に嵌着されることを特徴としている。
請求項1の発明では、弾発部を圧縮させた状態では、この弾発部の先端部とダクトスリーブの内側との間に間隙が生じるので、固定部材をダクトスリーブ内に容易に挿入することができる。
また、弾発部への圧縮が開放された状態では、弾発部の先端部がダクトスリーブの内側に圧着するので、固定部材をダクトスリーブ内に挿入してから弾発部への圧縮を開放すれば、固定部材とダクトスリーブの内側とがほぼ密着して確実に固定部材をダクトスリーブ内に嵌着することができる。
これにより、ダクトスリーブと固定部材との間に寸法誤差や熱伸縮等が生じても、大きさのずれを吸収し、固定部材を容易に挿入すると共に、確実に嵌着することが可能となる。
請求項2の発明では、弾発部がダクトスリーブの軸線回りに沿って延びているので、固定部材を容易に形成することができ、特に、射出成形によって固定部材を形成することが容易になる。
請求項3の発明では、複数の弾発部の基部同士、先端部同士が互いに隣接するので、ダクトスリーブの内側に強く当接する位置が近接しあうことができ、固定部材の嵌着力を向上させることができる。
請求項4の発明では、複数の弾発部の基部と先端部とが交互に位置するので、ダクトスリーブの内側に強く当接する位置が分散し、固定部材の中心をダクトスリーブの中心に対してずれにくくすることができる。
請求項5の発明では、弾発部がダクトスリーブの軸線に沿って延びると共に、基部が固定部材の挿入側に位置しているので、固定部材をダクトスリーブ内に挿入する際に、弾発部がダクトスリーブの内側に引っかかりにくくなり、挿入しやすくすることができる。
請求項6の発明では、ダクトスリーブの内径よりも小さい外径の本体部は、このダクトスリーブ内に容易に挿入することができる。また、切り込み部を有する傾斜部は、この切り込み部により内側に向かって撓むことができ、ダクトスリーブ内へ円滑に挿入可能である。
さらに、この傾斜部は、ダクトスリーブ内に挿入した際に、外周面がダクトスリーブの内側に圧着するので、固定部材とダクトスリーブの内側とがほぼ密着して確実に固定部材をダクトスリーブ内に嵌着することができる。
請求項7の発明では、固定部材がダクトスリーブの作業側の端部と絞り部との間に嵌着されるので、この固定部材を作業穴から挿入することができると共に、ダクトスリーブの中間部に確実に位置させることが可能となる。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の配管構造を説明する。
この配管構造10は、図1に示すように、複数のケーブル2,…(図2参照)がそれぞれ挿入される複数のさや管11,…と、これらのさや管11,…を収容する本管12と、地中に設けられた作業穴13に一端である固定口14aが連通し、他端である取付口14bに本管12が接続されたダクトスリーブ14と、このダクトスリーブ14内に収容されると共に一端である挿入口15bに複数のさや管11,…がそれぞれ挿入された複数のさや管ダクトスリーブ(以下、さや管DSという)15,…と、これらのさや管DS15,…を保持すると共にダクトスリーブ14内に嵌着される固定部材20とを備えている。
なお、図1ではさや管11及びさや管DS15は一つずつ示すと共に、ケーブル2は省略している。
さや管11及び本管12は、それぞれ両端が開放した中空円筒形状を呈した管部材からなり、例えばポリ塩化ビニルのように熱伸縮性を有する合成樹脂材料によって形成されている。
図2に示すように、複数のさや管11,…の内径は、それぞれケーブル2が挿入可能な大きさに形成されており、ここでは比較的小径のものと、比較的大径のものとの2種類ある。
一方、本管12の内径は、複数のさや管11,…を所定の間隔をあけて全て収容可能な大きさに形成されている。また、この本管12は、複数のさや管11,…を収容した状態で地中Gに埋設され、さや管11,…及び各さや管11,…内に挿入されたケーブル2,…を保護している。
ここで、ケーブル2は、例えば光通信用のケーブルであり、電話局間を結ぶ複数の幹線用ケーブルと、各幹線用ケーブルから分岐して図示しない住宅や店舗等の建物に引き込まれる複数の引込用ケーブル等とがある。各ケーブル2は、作業穴13を通って地上へと伸びている。
作業穴13は、地中Gに埋設されたハンドホールやマンホール等により地中G内に形成される空間であり、各ケーブル2,…の点検作業、分岐作業及び他のケーブル(図示せず)との接続作業等を行うために所定間隔ごとに設けられている。
この作業穴13は、コンクリート等によって形成される壁体13aによって区画され、この壁体13aには貫通孔16が形成されている。
ダクトスリーブ14は、両端が開放した中空円筒形状を呈した管部材からなり、例えばポリ塩化ビニルのように熱伸縮性を有する合成樹脂によって形成されている。このダクトスリーブ14の軸線に沿った長さ寸法は、本管12が加熱又は冷却されたときに生じるこの本管12の軸線に沿った伸縮を許容し、且つ地震発生時に本管12に与えられた振動による軸線方向の移動を許容する長さに設定されている。
そして、このダクトスリーブ14は、固定口14aが壁体13aの貫通孔16内に嵌合固定され、取付口14bが作業穴13の側方に向かって突出している。また、固定口14a内には固定部材20が嵌着され、取付口14b内には軸線方向に沿って摺動移動可能に本管12の端部12aが挿入されている。
本管12が挿入された取付口14bにおける内周面14cには、この内周面14cと本管12の端部12aとの間を気密的に封止するための環状のシール部材17が設けられている。なお、このシール部材17は、取付口14b近傍に形成された環状突溝17a内に配置されている。
一方、貫通孔16内に嵌合固定された固定口14aの先端には、ダクトスリーブ14の内径を作業穴13に向かうにつれて漸増させる拡径部18が形成されている。
さらに、このダクトスリーブ14の中間部には、このダクトスリーブ14内に突出して内径が小さくなっている絞り部19が形成されている。
なお、この絞り部19の内径は、本管12及び固定部材20のそれぞれの外径よりも十分に小さくなる大きさとなっている。これにより、この絞り部19には、ダクトスリーブ14の取付口14bから挿入された本管12の端部12aの端面12bが当接可能となると共に、ダクトスリーブ14の固定口14aから挿入された固定部材20が当接可能となっている。
さや管DS15は、両端が開放した中空円筒形状を呈した管部材からなり、例えばポリ塩化ビニルのように熱伸縮性を有する合成樹脂によって形成されている。このさや管DS15の軸線に沿った長さ寸法は、さや管11が加熱又は冷却されたときに生じるこのさや管11の軸線に沿った伸縮を許容し、且つ地震発生時にさや管11に与えられた振動による軸線方向の移動を許容する長さに設定されている。
そして、このさや管DS15は、他端である嵌着口15aが固定部材20の後述する嵌着穴25内に嵌着固定され、挿入口15bがダクトスリーブ14の取付口14bから突出している。また、この挿入口15b内には、軸線方向に沿って摺動移動可能にさや管11の端部11aが挿入されている。
また、このさや管DS15には、さや管11内から伸びるケーブル2が挿入されるようになっている(図3参照)。
固定部材20は、図3及び図4に示すように、複数のさや管DS15,…を保持する本体部21と、この本体部21に形成された複数の弾発部22,…とを有している。
本体部21は、ダクトスリーブ14の固定口14a内に嵌合する環状部材23と、この環状部材23内に嵌合固定される固定板部材24とを有している。
環状部材23は、両端が開放した中空円筒形状を呈した管部材からなり、この環状部材23の内径は、複数のさや管DS15,…が所定間隔をあけて全て挿入可能な大きさに形成されている。
そして、この環状部材23の外周面23aは、ダクトスリーブ14の内側である内周面14cに対向する対向面となっている。
また、この環状部材23の外径は、ダクトスリーブ14内に位置した場合に、対向面である外周面23aとダクトスリーブ14の内周面14cとの間に間隙が生じる程度の大きさに形成されている。すなわち、環状部材23の外径R1は、ダクトスリーブ14の内径Rよりも小さくなっている。
固定板部材24は、環状部材23の内周面23bに嵌着可能な大きさの外径を有する円板形状を呈しており、この固定板部材24を貫通すると共に、複数のさや管DS15,…の嵌着口15aが嵌着される複数の嵌着穴25,…が形成されている。
また、ここでは、環状部材23の軸線に沿った長さ寸法よりも、固定板部材24の厚みの方が小さくなっており、この固定板部材24は、図1に示すように、環状部材23の一方の端面に沿って位置している。
なお、この固定板部材24の外周面24a及び環状部材23の内周面23bには、それぞれ図示しない接着剤が塗布され、この接着剤により固定板部材24が環状部材23に固定されている。
嵌着穴25の内径は、さや管DS15の外径よりもわずかに小さく形成され、さや管DS15を容易に挿入可能となっている。また、さや管DS15の嵌着口15aの外周面及び嵌着穴25の内周面には、それぞれ図示しない接着剤が塗布され、この接着剤によりさや管DS15が嵌着穴25に固定されている。なお、ここでは、さや管DS15の嵌着口15aの先端が嵌着穴25から突出しないようになっている(図1参照)。
弾発部22は、基部22aが環状部材23の外周面23aに固定され、ダクトスリーブ14の軸線回りに沿って延びると共に、先端部22bが環状部材23から離間するように付勢されている。
また、この弾発部22は、図5に示すように環状部材23の中心に向かって圧縮されて環状部材23の外周面23aにほぼ密着すると、この弾発部22の先端部22bとダクトスリーブ14の内周面14cとの間に間隙が生じ、図3に示すようにこの圧縮が開放されて外周面23aから離間すると、先端部22bとダクトスリーブ14とが圧着する程度の大きさに形成されている。
すなわち、弾発部22が圧縮されて環状部材23の外周面23aにほぼ密着した状態における固定部材20の外径R2(図5参照)は、ダクトスリーブ14の内径Rよりも小さくなっている。また、弾発部22が圧縮されず環状部材23の外周面23aから離間した状態における固定部材20の外径R3(図3参照)は、ダクトスリーブ14の内径Rよりも大きくなっている。
また、この弾発部22の環状部材23の軸線に沿った幅は、環状部材23の軸線に沿った長さ寸法と同じ大きさに形成されている。さらに、ここでは、複数の弾発部22,…のそれぞれは、基部22a同士が隣接すると共に、先端部22b同士が隣接している。
そして、弾発部22の外側面22c及びダクトスリーブ14の内周面14cには、それぞれ図示しない接着剤が塗布されており、この接着剤により固定部材20がダクトスリーブ14に固定される。
次に、この発明の配管構造10の作用について説明する。
この配管構造10では、まず、あらかじめ地中に形成された作業穴13を区画する壁体13aの貫通孔16に、この作業穴13側からダクトスリーブ14を挿入する。このとき、ダクトスリーブ14は、取付口14b側の端部から貫通孔16内に挿入され、固定口14aが貫通孔16に嵌合固定される。
ここで、固定口14aの先端には、ダクトスリーブ14の内径を作業穴13に向かうにつれて漸増させる拡径部18が形成されている。そのため、この拡径部18が貫通孔16の周縁部に係合し、ダクトスリーブ14を確実に固定することができる。
そして、固定口14aが貫通孔16に嵌合固定されると、このダクトスリーブ14の取付口14bが作業穴13の側方に突出することとなる。
次に、このダクトスリーブ14の取付口14b内に、本管12の一端12aを挿入する。このとき、あらかじめダクトスリーブ14の環状突溝17a内にシール部材17を配置しておく。
そして、ダクトスリーブ14に本管12を挿入することにより、このダクトスリーブ14を介して作業穴13と本管12とが連通することとなる。
続いて、あらかじめ複数のさや管DS15,…が取り付けられた固定部材20を、この作業穴13側からダクトスリーブ14内に挿入する。なお、このとき、固定部材20は、さや管DS15の挿入口15b側からダクトスリーブ14内に挿入され、固定口14aと絞り部19との間に嵌着される。
ここで、この固定部材20は、環状部材23内に固定板部材24を嵌着固定して一体化することにより形成される。また、環状部材23に固定された固定板部材24の嵌着穴25内にさや管DS15の嵌着口15aを嵌着固定することで、さや管DS15が固定部材20に取り付けられる。
そして、この固定部材20をダクトスリーブ14内に挿入するには、まず、固定部材20の環状部材23の端面をダクトスリーブ14の拡径部18に押し当て、その状態でダクトスリーブ14内に押し込む。
このとき、拡径部18の内径は、作業穴13に向かうにつれて漸増しているため、この拡径部18の内側から環状部材23に外周面23aに設けられた複数の弾発部22,…に作用する反力の大きさは、ダクトスリーブ14の内部に向かうにつれて漸増することとなる。
これにより、固定部材20を拡径部18からダクトスリーブ14内に挿入することにより、各弾発部22が環状部材23の中心に向かって圧縮され、各弾発部22は環状部材23の外周面23aに近接し、先端部22bもまた外周面23aに近接することとなる。
なお、固定部材20をダクトスリーブ14内に押し込む際に、挿入者(作業者)自身によって弾発部22を圧縮させて、環状部材23の外周面23aに弾発部22の先端部22bを密着させてもよい。
ここで、環状部材23の外径R1は、外周面23aとダクトスリーブ14の内周面14cとの間に間隙が生じる程度の大きさであり、弾発部22の先端部22bは、圧縮された際にダクトスリーブ14の内周面14cとの間に間隙が生じる程度の大きさである。
すなわち、ダクトスリーブ14の内径Rは、環状部材23の外径R1及び、この環状部材23に弾発部22をほぼ密着させたときの外径R2よりも大きくなっている。
そのため、ダクトスリーブ14と固定部材20との間に、多少の寸法誤差や熱による伸縮等が生じても、弾発部22を圧縮させることで固定部材20をダクトスリーブ14内に容易に挿入することができる。
そして、図6及び図7に示すように、ダクトスリーブ14内に固定部材20が入り込むと、弾発部22の環状部材23の外周面23aから離間する方向に向かう付勢力、つまり先端部22bが広がろうとする付勢力によって、弾発部22はダクトスリーブ14の内周面14cに圧着する。
このとき、弾発部22の先端部22bは、圧縮が開放された際にダクトスリーブ14の内周面14cに圧着する程度の大きさであり、すなわち、弾発部22が圧縮されず環状部材23の外周面23aから離間した状態における固定部材20の外径R3ダクトスリーブ14の内径Rよりも大きくなっている。そのため、弾発部22の外側面22cはダクトスリーブ14の内周面14cに押し付けられる。
これにより、ダクトスリーブ14の内径Rが多少大きくなっていても、固定部材20をダクトスリーブ14内に確実に嵌着することができる。
また、上述の実施の形態では、ダクトスリーブ14は両端が開放した中空円筒形状であり、固定部材20の対向面である環状部材23の外周面23aは円筒形状のダクトスリーブ14に嵌合する円環状に形成されている。さらに、各弾発部22は、ダクトスリーブ14の軸線回りに沿って延びている。
これにより、固定部材20の環状部材23を容易に形成することができ、特に、射出成形によって環状部材23を形成することが容易になる。
さらに、上述の実施の形態では、環状部材23の外周面23aに形成された複数の弾発部22,…は、それぞれ基部22a同士が隣接すると共に、先端部22b同士が隣接している。
これにより、弾発部22のうちダクトスリーブ14の内周面14cに強く当接する位置、つまり先端部22bが近接しあうことができ、固定部材20の嵌着力を向上させることが可能となる。
特に、ここでは、同形状の4個の弾発部22,…が等間隔に配置されているので、弾発部22がダクトスリーブ14に強く当接する位置が環状部材23の中心を挟んで対向する。そのため、この環状部材23の中心がダクトスリーブ14の中心からずれにくくなる。
さらに、上述の実施の形態では、ダクトスリーブ14の中間部に、内径が小さくされた絞り部19が形成され、ダクトスリーブ14の取付口14bから挿入された本管12の端部12aが当接可能となると共に、ダクトスリーブ14の固定口14aから挿入された固定部材20が当接可能となっている。
そのため、固定部材20は、ダクトスリーブ14内において作業穴13側の端部である固定口14aと絞り部19との間に嵌着される。
これにより、この固定部材20を作業穴13から容易に挿入することができると共に、ダクトスリーブ14の中間部に確実に位置させることが可能となる。
また、本管12がダクトスリーブ14の固定口14aから飛び出してしまうことも確実に防止できる。
以上、この発明にかかる最良の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、図8(a),(b)に示す固定部材30のように、複数の弾発部22の基部22aと先端部22bとが交互に位置するように配置されていてもよい。
これにより、ダクトスリーブ14の内周面14cに強く当接する位置である弾発部22の先端部22bの位置が分散し、固定部材30の中心をダクトスリーブ14の中心に対してずれにくくすることができる。
また、この固定部材30の本体部21´は、固定板部材の外周面に複数の弾発部22,…が形成され、環状部材と固定板部材とが一体化された構成となっている、そのため、環状部材と固定板部材とを接合する手間がなくて固定部材30を容易に形成することができると共に、この環状部材と固定板部材とがずれたり外れたりすることがなくなり、より強固にさや管DS15を固定することが可能となる。
さらに、例えば、図9(a),(b)に示す固定部材40のように、複数の弾発部42,…がダクトフレーム14の軸線に沿って延びると共に、基部42aがダクトフレーム14内への挿入側に位置していてもよい。
これにより、固定部材40は、ここでは図示しないダクトフレーム14に挿入する際に、弾発部42の基部42aが位置する側から挿入される。そして、固定部材40が挿入されることで次第に弾発部42は圧縮されて、先端部42bが環状部材23´に近接する。
そのため、弾発部42がダクトスリーブ14の内周面14cに引っかかりにくくなり、挿入しやすくすることができる。
さらに、固定部材20の環状部材23と固定板部材24とを異なる材質によって形成してもよい。これにより、弾発部22の有する付勢力を所望の強さに調整しやすくなり、より確実に嵌着することが可能となる。
以下、図10〜図11用いて、上記実施の形態とは別の実施例1の配管構造100について説明する。なお、上記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施例1の配管構造100は、図10に示すように、複数のさや管11,…と、これらのさや管11,…を収容する本管12と、地中に設けられた作業穴13に一端である固定口14aが連通し、他端である取付口14bに本管12が接続されたダクトスリーブ14と、このダクトスリーブ14内に収容されると共に一端である挿入口15bに複数のさや管11,…がそれぞれ挿入された複数のさや管ダクトスリーブ(以下、さや管DSという)15,…と、これらのさや管DS15,…を保持すると共にダクトスリーブ14内に嵌着される固定部材101とを備えている。
なお、図10では、さや管11及びさや管DS15は一つずつ示している。また、複数のさや管11,…には、それぞれケーブル(図示せず)が挿入されるようになっている。
そして、固定部材101は、図11に示すように、複数のさや管DS15,…を保持する本体部102と、この本体部102に設けられた傾斜部103とを有している。
本体部102は、この本体部102を貫通すると共に、複数のさや管DS15,…の嵌着口15a(図10参照)がそれぞれ嵌着される複数の嵌着穴104,…が形成された円板形状を呈している。また、この本体部102の外径R4(図12(b)参照)は、ダクトスリーブ14の内径R(図4参照)よりも小さくされている。
嵌着穴104は、内径がさや管DS15の外径よりも僅かに大きく形成され、さや管DSを容易に挿入可能となっている。また、さや管DS15の嵌着口15aの外周面及び嵌着穴104の内周面には、それぞれ図示しない接着剤が塗布され、この接着剤によりさや管DS15が嵌着穴104に固定される。なお、ここでは、さや管DS15の嵌着口15aの先端が嵌着穴104から突出するようになっている(図10参照)。
傾斜部103は、両端が開放した中空円筒形状を呈した管部材からなり、一方の端部(小径端部という)103aから他方の端部(大径端部という)103bに向けて次第に拡径するように延びている。さらに、この傾斜部103は、ダクトスリーブ14への挿入方向である軸方向に沿う複数の切り込み部105,…を有している。
また、この傾斜部103は、最小外径である小径端部103aの外径R5(図12(b)参照)が本体部102の外径R4と同じ大きさに形成され、最大外径である大径端部103bの外径R6(図12(b)参照)がダクトスリーブ14の内径Rよりも僅かに大きくされている。
そして、小径端部103aの端面と本体部102の一方の端面(以下、傾斜部端面という)106(図12(b)参照)の外縁部とには、それぞれ図示しない接着剤が塗布され、この接着剤により傾斜部103の小径端部103aが本体部102に固定される。
切り込み部105は、ここでは、図12(a)に示すように、円筒形状の傾斜部103の下半分の範囲に、等間隔をおいて5箇所形成されている。また、各切り込み部105は傾斜部103の全長に渡って形成されており(図12(b)参照)、傾斜部103はこの切り込み部105により、軸方向に沿って切断された状態となっている。
次に、この実施例1にかかる配管構造100の作用について説明する。
この配管構造100において、固定部材101をダクトスリーブ14内に挿入するには、まず本体部102の傾斜部端面106の外縁部と傾斜部103の小径端部103aの端面とを図示しない接着剤を介して一体的に固定し、固定部材101を形成する。
次に、本体部102に形成された複数の嵌着穴104,…のそれぞれにさや管DS15,…を取り付ける。このとき、各さや管DS15の嵌着口15aは、傾斜部103が固定されてない方の端面(以下、挿入側端面という)107(図12(b)参照)から嵌着穴104に挿入されると共に、この嵌着穴104から先端が所定量突出した状態で固定される。
なお、本体部102の傾斜部端面106に傾斜部103が固定されているので、嵌着穴104から突出したさや管DS15の先端は、傾斜部103の内側に位置することとなる。
そして、複数のさや管DS15,…が取り付けられた固定部材101を、作業穴13側からダクトスリーブ14内に挿入する。
このとき、ダクトスリーブ14内へは、さや管DS15の挿入口15b(図10参照)から挿入されるので、固定部材101は、本体部102の挿入側端面107からこのダクトスリーブ14内に挿入されることとなる。
一方、傾斜部103は、小径端部103a側からダクトスリーブ14内に侵入することとなり、このダクトスリーブ14の内部に向かうにつれて、傾斜部103の拡径した外周面に作用する反力は次第に漸増する。
ここで、傾斜部103には、ダクトスリーブ14への挿入方向である軸方向に沿う複数の切り込み部105,…が形成されているので、傾斜部103は内側に向けて撓みながら挿入される。
そして、固定部材101の本体部102の外径R4及びこの外径R4と同じ大きさの傾斜部103の小径端部103aの外径R5は、それぞれダクトスリーブ14の内径Rよりも小さくされている。
そのため、ダクトスリーブ14と本体部102との間に、多少の寸法誤差や熱による伸縮等が生じても、本体部102及び傾斜部103の小径端部103aをダクトスリーブ14内に容易に挿入することができる。
また、傾斜部103は、本体部102に固定された小径端部103aから大径端部103bに向けて次第に拡径し、この大径端部103bの外径R6はダクトスリーブ14の内径Rよりも僅かに大きくされている。
なお、傾斜部103は複数の切り込み部105,…により内側に向けて撓みながら挿入されるので、傾斜部103が拡径していても円滑に挿入することが可能となる。
そして、大径端部103bでは、ダクトスリーブ14の内径Rよりも僅かに大きくされた外径R6が縮径させられた状態となっているので、この大径端部103bには広がろうとする付勢力が作用する。そのため、大径端部103bの外周面がダクトスリーブ14の内周面に圧着することとなる。
これにより、ダクトスリーブ14の内径Rの寸法が多少大きくなっていても、大径端部103bが圧着し、固定部材101をダクトスリーブ14内に確実に嵌着することが可能となる。
さらに、上述の実施例1では、傾斜部103がダクトスリーブ14内に挿入可能な円筒形状を呈しているので、本管12に使用する管材と同じものを利用して形成することが可能となる。すなわち、本管12に使用する管材を所定長さ切り出した後、周面を次第に拡径する加工を行うことにより、傾斜部103を容易、且つ廉価に形成することができる。
以上、この発明にかかる実施例1を図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施例1に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、上述の実施例1では、複数の切り込み部105,…を円筒形状の傾斜部103の下半分の範囲に形成したが、図13(a)に示す固定部材110のように、傾斜部1111の全周にわたって切り込み部105等間隔に形成してもよい。
この場合では、傾斜部111をダクトスリーブ14内に挿入した際にさらに撓みやすくなり、より円滑に挿入することができる。
また、傾斜部103は全周にわたって均一に拡径しなくてもよく、例えば、図13(b),(c)に示す固定部材112のように、円筒形状の傾斜部113の下半分だけを拡径させ、上半分は軸方向に沿って延びていてもよい。
この場合、傾斜部113をダクトスリーブ14内に挿入した際に、傾斜部113の上半分、つまり拡径していない部分には強い反力が作用し難いので、傾斜部113とダクトスリーブ14との摩擦力が低減し、円滑に挿入することができる。
さらに、図14に示す固定部材114のように、本体部115の外周面115aが傾斜部103に向けて広がるように拡径していてもよい。
この場合、本体部115が先細り形状となり、ダクトスリーブ14内に挿入しやすくすることができる。
本発明に係る配管構造を概略的に示す縦断面図である。 本発明に係る配管構造において、さや管が本管内に収納された状態を概略的に示す横断面図である。 本発明に係る配管構造における固定部材を示す正面図である。 本発明に係る配管構造において、固定部材とさや管DSとの位置関係を示す分解斜視図である。 図3に示す固定部材を圧縮した状態の正面図である。 図3に示す固定部材がダクトスリーブ内に嵌合した状態の正面図である。 図6における状態での一部を破断した斜視図である。 (a)は本発明に係る配管構造における固定部材の他の例の圧縮されていない状態の正面図であり、(b)は図8(a)の固定部材の圧縮された状態の正面図である。 (a)は本発明に係る配管構造における固定部材のさらに他の例の圧縮されていない状態の正面図であり、(b)は図9(a)におけるA−A断面図である。 本発明の実施例1に係る配管構造を概略的に示す縦断面図である。 本発明の実施例1において、固定部材がダクトスリーブ内に嵌合した状態での一部を破断した斜視図である。 (a)は本実施例1における固定部材を示す正面図であり、(b)は図12(a)におけるB−B断面図である。 (a)は本実施例1における固定部材の第1の例を示す正面図であり、(b)は本実施例1における固定部材の第2の例を示す正面図であり、(c)は図13(b)におけるC−C断面図である。 本実施例1における固定部材の第3の例を示す正面図である。
符号の説明
10 配管構造
14 ダクトスリーブ
14c 内周面(内側)
15 さや管ダクトスリーブ
20 固定部材
21 本体部
22 弾発部
22a 基部
22b 先端部
23 環状部材
23a 外周面(対向面)
24 固定板部材
25 嵌着穴

Claims (7)

  1. ケーブルが挿入されるさや管と、該さや管を収容する本管と、地中に設けられた作業穴に一端が連通し、他端に前記本管が接続されたダクトスリーブと、該ダクトスリーブ内に収容されると共に、一端に前記さや管が摺動可能に挿入されたさや管ダクトスリーブと、該さや管ダクトスリーブを保持すると共に、前記ダクトスリーブ内に嵌着される固定部材とを備えた配管構造であって、
    前記固定部材は、前記さや管ダクトスリーブが嵌着する嵌着穴と前記ダクトスリーブの内側に対向する対向面とを有する本体部と、前記対向面に基部が固定されると共に先端部が前記本体部から離間するように付勢された弾発部とを有し、
    前記本体部は、前記ダクトスリーブの内側と前記対向面との間に間隙が生じる程度の大きさに形成され、
    前記弾発部は、圧縮されて前記対向面にほぼ密着すると前記先端部と前記ダクトスリーブの内側との間に間隙が生じ、この圧縮が開放されると前記先端部と前記ダクトスリーブの内側とが圧着する程度の大きさに形成されたことを特徴とする配管構造。
  2. 前記ダクトスリーブは両端が開放した中空円筒形状を呈し、前記対向面は円環状に形成され、前記弾発部は前記ダクトスリーブの軸線回りに沿って延びることを特徴とする請求項1に記載の配管構造。
  3. 前記弾発部は複数設けられ、各弾発部は、基部同士が隣接すると共に、先端部同士が隣接するように配置されたことを特徴とする請求項2に記載の配管構造。
  4. 前記弾発部は複数設けられ、各弾発部は、基部と先端部とが交互に位置するように配置されたことを特徴とする請求項2に記載の配管構造。
  5. 前記ダクトスリーブは両端が開放した中空円筒形状を呈し、前記対向面は円環状に形成され、前記弾発部は前記ダクトスリーブの軸線に沿って延びると共に、基部が前記ダクトスリーブ内への挿入側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の配管構造。
  6. ケーブルが挿入されるさや管と、該さや管を収容する本管と、地中に設けられた作業穴に一端が連通し、他端に前記本管が接続されたダクトスリーブと、該ダクトスリーブ内に収容されると共に、一端に前記さや管が摺動可能に挿入されたさや管ダクトスリーブと、該さや管ダクトスリーブを保持すると共に、前記ダクトスリーブ内に嵌着される固定部材とを備えた配管構造であって、
    前記固定部材は、前記さや管ダクトスリーブが嵌着する嵌着穴を有する板状の本体部と、該本体部の周縁部から次第に拡径するように延びると共に前記ダクトスリーブへの挿入方向に沿う切り込み部を有する傾斜部とを有し、
    前記本体部は、外径が前記ダクトスリーブの内径よりも小さくされ、
    前記傾斜部は、最大外径が前記ダクトスリーブの内径よりも僅かに大きくされ、前記ダクトスリーブの内に挿入された際に、外周面と前記ダクトスリーブの内側とが圧着することを特徴とする配管構造。
  7. 前記ダクトスリーブは、中間部に内径が小さくされた絞り部が形成され、
    前記固定部材は、前記ダクトスリーブ内において前記作業穴側の端部と前記絞り部との間に嵌着されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の配管構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158004A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Sekisui Chem Co Ltd 建物の配管構造及び建物の配管構築方法

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