JP2009093510A - クライアント端末監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
クライアント端末の操作を監視するクライアント端末監視システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
各クライアント端末における操作情報を受け取り、受け取った一部または全部の操作情報を所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、所定の表示装置で表示した各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を用いて、各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、判定した監視レベルを各クライアント端末に送信することで、監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有するクライアント端末監視システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアント端末の操作を監視するクライアント端末監視システムに関する。更に詳細には、クライアント端末の操作監視を行う際に、そのウィンドウがほかのウィンドウで隠れてしまう場合に、所定の制御を行うことで、操作監視に漏れが生じにくいように操作監視の支援を行うクライアント端末監視システムに関する。
企業などの組織においては多数のクライアント端末が使用されている。しかしそのクライアント端末において、過失により不適切な操作が行われたり、あるいは悪意のユーザが故意に不適切な操作を行うことによって、情報漏洩などの危険性が生じる。また業務時間中に、業務とは関係のない操作を行うことで、業務効率の低下を招く場合もある。
そこで近年では各クライアント端末においてどのような操作を行っているのか、を所定の管理者が監視している。このようなクライアント端末を監視するシステムの一例を下記特許文献1乃至特許文献5に示す。
これらの各特許文献に記載の発明では、クライアント端末の表示装置で表示している画面情報を記録し、それを管理者が確認することによって確認を行っている。例えば管理者のコンピュータ端末(管理者端末)において、15台のクライアント端末の表示装置で表示している画面を表示する。そしてその中から更に一つのクライアント端末を選択することによって、管理者はその画面を拡大して確認することもできる。
これらのシステムを用いることによって各クライアント端末で行われている操作状況の監視を実現することはできるが、管理者は、一般的には監視業務だけを行っているのではなく、ほかの日常業務などと並行して監視業務を行っている場合が殆どである。
従って一つの表示装置でクライアント端末の操作画面の一覧のウィンドウと、日常業務に用いるアプリケーションソフトウェアのウィンドウとを同時に表示する場合もある。しかし日常業務を行う場合にはそちらのウィンドウ(日常業務に用いるアプリケーションソフトウェアのウィンドウ)が大きくなり、監視用の操作画面の一覧のウィンドウは、その全体を表示することが難しくなり、一部が日常業務を行うウィンドウに隠れてしまう場合がある。
そのため隠れた部分について監視を行うことができなくなってしまう。このようなことを防止するために、コンピュータ端末や表示装置を複数台揃えることも考えられるが、コスト的な観点から難しい。
そこで下記特許文献6、特許文献7にはマルチウィンドウ方式の画面に対して、ウィンドウが重畳しないような表示を行うシステムが存在する。また特許文献8乃至特許文献11には、ウィンドウが重なった場合に所定の制御を行うシステムが存在する。
特開2006−146311号公報 特開2005−204183号公報 特開2005−149267号公報 特開2004−5233号公報 特開2003−44320号公報 特開平8−190422号公報 特開平11−242580号公報 特開2000−330684号公報 特開平6−59850号公報 特開平6−266523号公報 特開平8−320777号公報 特開平8−272576号公報 特開2002−23843号公報
上述のような特許文献6乃至特許文献11のシステムを用いた場合、ウィンドウ自体が縮小したり、消えたりするので、操作画面の一覧のウィンドウ自体の大きさが縮小したり、消えることとなり、クライアント端末の操作画面の監視を十分に行えなくなってしまう。また重ならないような制御を行う場合であっても、一つあたりのウィンドウが小さくなり、これも見にくくなり、監視と日常業務の双方に支障を来す。
そこで重畳していて見えない領域の文字を表示する特許文献12のシステムを用いれば、隠れたウィンドウの大きさの変更等の制御がないので、ウィンドウの大きさに関する支障は来さないが、日常業務のアプリケーションソフトウェアのウィンドウの文字と重畳して表示されてしまうことから、却って見にくくなり、十分な監視を行うのは難しい問題点がある。
また隠れたウィンドウのうち、重畳していて見えない領域で変化があった場合に、何らかの通知を行う特許文献13のシステムも存在しているが、クライアント端末の監視の場合には、クライアント端末における操作が頻繁に行われることも多く、操作画面の切り替わりや操作ログの切り替わりなどは頻繁に発生する。そのため通知も頻繁に行われることとなり、管理者にとってその通知が煩わしく、日常業務に支障を来してしまう。
そこでクライアント端末の監視時における、上記課題を解決するシステムが望まれている。
本発明者は、上記課題に鑑み、表示装置に表示するウィンドウの重なりについて、クライアント端末の監視時における特有の課題を解決するクライアント端末監視システムを発明した。
請求項1の発明は、各クライアント端末における操作情報を、所定の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、前記所定の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウの、前記表示装置における表示状況を示す表示状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、を有するクライアント端末監視システムである。
本発明のように構成することで、クライアント端末の操作画面情報の一部または全部が監視することができない場合に、表示されている操作画面情報の程度に応じて、各クライアント端末の監視レベルを判定することが可能となる。これにより、クライアント端末の監視時における、ウィンドウの一部または全部が表示されていない場合における独特の従来の課題を解決することが可能となる。
請求項2の発明は、各クライアント端末における操作情報を、所定の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、前記所定の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、前記判定した監視レベルを前記各クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有するクライアント端末監視システムである。
本発明のように構成することで、クライアント端末の操作画面情報の一部または全部がほかのウィンドウによって隠されて監視することができない場合に、表示されている操作画面情報の割合に応じて、各クライアント端末の監視レベルを変更し、それに基づく監視制御を実行させることが可能となる。これにより、クライアント端末の監視時における、ウィンドウの重畳時の独特の従来の課題を解決することが可能となる。
請求項3の発明は、各クライアント端末における操作情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記管理者端末に送信することにより、その操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作情報受取部と、前記管理者端末の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を、前記管理者端末から受け取る重畳状況情報受取部と、前記受け取った重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有するクライアント端末監視システムである。
請求項2の発明は本発明のように構成することもできる。
請求項4の発明において、前記操作情報は、クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報であって、前記操作情報受取部は、各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、その操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させ、前記重畳状況情報受取部は、前記管理者端末の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作画面情報の重畳状況を示す重畳状況情報を、前記管理者端末から受け取る、クライアント端末監視システムである。
上述の各発明における操作情報として、操作画面情報としても良い。操作画面情報の場合、各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を管理者端末の表示装置で表示することができるので、管理者による監視が容易となる利点がある。
請求項5の発明において、前記重畳状況情報は、前記管理者端末の表示装置において、前記各クライアント端末の操作画面情報が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を含む情報であり、前記監視レベル判定部は、前記管理者端末から受け取った前記重畳状況情報における、前記各クライアント端末の操作画面情報の表示割合を用いて前記監視レベルを判定する、クライアント端末監視システムである。
監視レベルの判定方法には様々な方法があるが、本発明のように、操作画面情報の表示割合に基づいて判定することもできる。これによって、管理者端末でその操作画面情報のうちどの程度の割合の部分が、ほかのウィンドウによって隠されていなかったかが分かるからである。
請求項6の発明において、前記重畳状況情報は、前記管理者端末の表示装置において、前記各クライアント端末の操作画面情報が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を含む情報であり、前記監視レベル判定部は、前記管理者端末から受け取った、所定時間内の前記重畳状況情報における前記各クライアント端末の操作画面情報の表示割合を用いて前記監視レベルを判定する、クライアント端末監視システムである。
また、監視レベルの判定としては、所定時間の表示割合としても良い。
請求項7の発明は、各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、前記クライアント端末監視システムは、各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、その操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作画面情報受取部と、前記各クライアント端末の操作画面情報とほかのウィンドウとの重畳状況を示す重畳状況情報を前記管理者端末から受け取る重畳状況情報受取部と、前記管理者端末から受け取った前記重畳状況情報における、前記各クライアント端末の操作画面情報の表示割合を用いて、表示割合と監視レベルとの対応関係を参照することにより、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有しており、前記重畳状況情報には、前記管理者端末の表示装置で表示する前記各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面のウィンドウとほかのウィンドウとが重畳している場合の、前記一覧画面における前記各クライアント端末の操作画面情報が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を含んでおり、前記管理者端末は、前記各クライアント端末の操作画面情報の表示領域の位置情報と、前記ほかのウィンドウの位置情報とを用いて、各表示領域が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を算出し、その算出した表示割合を各表示領域に表示されているクライアント端末の操作画面情報の表示割合として、前記重畳状況情報に含めて前記クライアント端末監視システムに送信し、前記クライアント端末では、前記クライアント端末における所定の操作について、前記受け取った監視レベルに基づいて操作制限、警告通知のいずれか一以上を監視制御として実行する、クライアント端末監視システムである。
上述の各発明は本発明のように構成することもできる。
請求項8の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部、前記所定の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、前記判定した監視レベルを前記各クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
本発明のプログラムをコンピュータ端末に読み込み、実行させることで、請求項2のシステムを実現することができる。
請求項9の発明は、少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を管理者端末に送信することにより、その操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作情報受取部、前記管理者端末の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を、前記管理者端末から受け取る重畳状況情報受取部、前記受け取った重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、として機能させるクライアント端末監視プログラムである。
本発明のプログラムをコンピュータ端末に読み込み、実行させることで、請求項3のシステムを実現することができる。
本発明のクライアント端末監視システムを用いることによって、クライアント端末の操作画面のうち、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウで隠れているクライアント端末については、その監視レベルを変更することで、管理者による監視が行き届かないクライアント端末の操作を制限する。これによって管理者による監視が行き届かない場合には、クライアント端末で可能な操作が制限されるので、不適切な操作をしにくくなり、情報漏洩等を防止することができると共に、管理者の監視の負担にもならないし、また従来と同様に監視する際のウィンドウの大きさなどは変更されないので、見やすさなどにも支障は来さない。また管理者に煩わしさなども発生しない。
本発明の全体の概念図を図1に示す。また本発明のクライアント端末監視システム1のシステム構成の概念図を図2に示す。
本発明のクライアント端末監視システム1は、各クライアント端末4を監視する管理者が利用するコンピュータ端末またはサーバ(以下、「管理サーバ2」という)において、所定のプログラムやモジュールが処理されることにより実現される。管理サーバ2は、複数のクライアント端末4においてどのようなプログラムが実行されているか、どのような画面が表示されているかを記録、監視することが好ましい。そのため、各クライアント端末4には、当該クライアント端末4において実行されているプログラム名、ファイル名などの情報を定期的に、あるいは新たなプログラムやファイルが実行された場合または終了した場合などの所定のタイミングで、クライアント端末4から管理サーバ2にそのプログラム名やファイル名の情報を送信する機能、クライアント端末4の画面をキャプチャして、定期的にまたは不定期に管理サーバ2に送信する機能を備えていることが好適である。プログラム名やファイル名の情報を送信する機能は、クライアント端末4の演算装置20で実行しているプログラム名やファイル名を抽出したり、メモリ内のプログラム名やファイル名を抽出して送信すればよい。つまりいわゆる操作ログ情報をクライアント端末4から管理サーバ2に送信すればよい。また画面をキャプチャするには、例えばVRAMなどの画面に表示する情報を記憶する表示情報記憶装置から画面で表示している画面情報を読み取り、それを画面情報として送信すればよい。
なお操作ログ情報と画面情報とは同一時点で対応づけられていても良いし、対応づけられていなくても良い。また操作ログ情報と画面情報は、同じタイミングでクライアント端末4から管理サーバ2に送信されても良いし、異なるタイミングで送信されても良い。
管理サーバ2、管理者端末3、クライアント端末4は、プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置20と、情報を記憶するRAMやハードディスクなどの記憶装置21と、演算装置20の処理結果や記憶装置21に記憶する情報をインターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置24とを有している。また管理者端末3、クライアント端末4では、更に、ディスプレイ(画面)などの表示装置22を有している。コンピュータ上で実現する各機能(各手段)は、その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置20に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は、記憶装置21に記憶した情報をその処理において使用する場合には、該当する情報を当該記憶装置21から読み出し、読み出した情報を適宜、演算装置20における処理に用いる。当該コンピュータには、キーボードやマウスやテンキーなどの入力装置23を有していても良い。図3に管理サーバ2のハードウェア構成の一例を模式的に示す。また、管理サーバ2は、複数のコンピュータ端末またはサーバに、その機能が分散配置されていても良い。
本発明における各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
管理者端末3は、管理者が使用するコンピュータ端末であって、管理サーバ2で各クライアント端末4から受け取った操作画面情報や操作ログ情報を管理サーバ2から受け取り、管理者端末3の表示装置22で表示する。この表示によって、各クライアント端末4でどのような操作が行われているのかを確認することができる。図5に、管理者端末3の表示装置22で、各クライアント端末4の操作画面情報を表示する画面の一例を示す。また図6に、図5で表示した各クライアント端末4の操作画面情報から一つのクライアント端末4の操作画面情報を選択して表示した場合の画面の一例を示す。
管理者端末3では、各クライアント端末4の操作画面情報を一覧表示する画面のウィンドウと、管理者端末3で実行されているほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとの重畳状況を判定し、それを重畳状況情報として、定期的にまたは不定期に管理サーバ2に送信する機能を備えている。
なお管理者端末3は管理サーバ2とは一体的に設けられていても良いし、別のコンピュータ端末として設けられていても良い。
管理サーバ2は、操作画面情報受取部5と操作画面情報記憶部6と操作ログ情報受取部7と操作ログ情報記憶部8と重畳状況情報受取部9と重畳状況情報記憶部10と監視レベル判定部11と監視レベル送信部12とを有している。
操作画面情報受取部5は、管理サーバ2が監視対象としている各クライアント端末4から、当該各クライアント端末4の表示装置22で表示している操作画面情報を受け取る。例えば図7に示すような操作画面情報を画像形式で受け取る。操作画面情報受取部5は、定期的にまたは所定のタイミングで各クライアント端末4から操作画面情報を受け取ると、それを後述する操作画面情報記憶部6に記憶させる。この際に、クライアント端末4を識別する情報、日時などを対応づけて記憶させる。ここで受け取った操作画面情報が管理者端末3に送信され、管理者端末3の表示装置22でクライアント端末4を識別する情報と共に表示されることとなる。
操作画面情報記憶部6は、操作画面情報受取部5で受け取った、各クライアント端末4からの操作画面情報を、クライアント端末4を識別する情報、日時などと対応づけて記憶している。
操作ログ情報受取部7は、各クライアント端末4から定期的にまたは不定期に、当該クライアント端末4における操作ログ情報を受け取る。受け取った操作ログ情報は、後述する操作ログ情報記憶部8に、その日時、どのクライアント端末4における操作ログ情報であるかを識別する情報と共に、記憶させる。なお操作ログ情報としては、各クライアント端末4における操作内容を示す情報であればよく、例えば「ファイルコピー」、「ファイル選択」、「ドライブ追加」など、当該クライアント端末4の操作者の操作を示す情報が該当する。また、管理サーバ2が各クライアント端末4から操作ログ情報を受け取る際にはネットワークを介して受け取っても良いし、操作ログ情報がクライアント端末4においてDVDなどの記録媒体に記録され、その記録媒体が管理サーバ2に読み取られ、そこから操作ログ情報を読み込むことによって受け取っても良い。
操作ログ情報記憶部8は、操作ログ情報受取部7で各クライアント端末4から受け取った操作ログ情報を記憶する。操作ログ情報には、クライアント端末4を識別する情報、操作内容を示す情報、操作内容の操作対象となったファイルやアプリケーションの名称、当該ファイルやアプリケーションの所在位置を示す情報、日時または日時を数値化した情報などが含まれている。図8に操作ログ情報の一例を示す。なお操作ログ情報は、各クライアント端末4またはそのユーザ(ログイン名など)ごとに記憶することが好ましい。なお操作内容を示す情報を日時などに対応づける場合には、クライアント端末4で行っても良いし、操作ログ情報を管理サーバ2で受け取った際に行っても良いし、或いは操作ログ情報記憶部8で記憶した際に行っても良い。
重畳状況情報受取部9は、管理者端末3から、定期的にまたは不定期に、管理者端末3の表示装置22で表示する各クライアント端末4の操作画面情報の一覧画面(図5、図6など)のウィンドウとほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとの重畳状況を示す情報(本明細書では「重畳状況情報」という)を受け取る。ここで重畳状況情報とは、各クライアント端末4の操作画面情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとが重なっている場合に、重なっていない度合い(あるいは重なり度合い)を示す情報を示す情報であって、より好ましくは、当該一覧画面で表示している各クライアント端末4の操作画面情報が、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウに隠れずに、表示されているのがどの程度の割合なのかを示す情報である。
図9(a)に管理者端末3の表示装置22で、図5の各クライアント端末4の操作画面情報の一覧画面を表示した状態を模式的に示す。図9(a)では当該一覧画面においては、9台のクライアント端末4の操作画面情報を表示している。なお図中の「1」乃至「9」が各クライアント端末4の操作画面情報を表示する領域である。
この状態から管理者端末3で、ほかのアプリケーションソフトウェアが起動された場合、そのウィンドウが図9(b)に示すように、当該一覧画面に重畳して表示される。そうすると、クライアント端末4の操作画面情報のうち、「5」、「6」、「8」、「9」の表示領域に表示されるクライアント端末4の操作画面情報はその一部または全部が、ほかのアプリケーションソフトウェアで隠れてしまう。そのため各クライアント端末4の操作画面情報が、どの程度表示されているのかを、管理者端末3で算出し、その情報を重畳状況情報として、重畳状況情報受取部9は管理者端末3から受け取る。
管理者端末3において重畳状況情報を算出する方法は以下のように行える。
まず管理者端末3の表示装置22で表示している一覧画面では、どのクライアント端末4の操作画面情報をどの表示領域に表示するか、を管理している(重畳状況判定部13)。そのため、各表示領域の位置情報も管理していることとなる。従って、例えば表示領域「1」の位置座標、表示領域「2」の位置座標などを管理者端末3では把握している。また同様に、管理者端末3ではOSなどからアプリケーションソフトウェアのウィンドウの位置座標と、一覧画面のウィンドウとほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウの前後関係の情報を管理しているので、重畳状況判定部13はそれらの情報を取得する。
そして一覧画面のウィンドウの上にほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウが位置している場合、つまり一覧画面のウィンドウの一部または全部が、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウで隠れている場合には、アプリケーションソフトウェアのウィンドウの位置座標と、一覧画面における各クライアント端末4の操作画面情報の表示領域の位置座標とを比較することで、どの表示領域がすべて表示されているのか、どの表示領域が隠れているのか、を判定する。
ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウにより表示領域の一部または全部が隠れていると判定した表示領域については、次に、その表示領域の位置座標とアプリケーションソフトウェアのウィンドウの位置座標とに基づいて、どの程度の割合が表示されているか(換言すれば、どの程度の割合、表示領域がアプリケーションソフトウェアのウィンドウによって隠されているか)を算出する。
そして重畳状況判定部13は、一覧画面の各表示領域において各クライアント端末4の操作画面情報の表示位置を管理しているので、各クライアント端末4の操作画面情報がどの程度の割合、表示されているのか(換言すれば、どの程度の割合、表示領域がアプリケーションソフトウェアのウィンドウによって隠されているか)を、重畳状況情報として管理者端末3から管理サーバ2に送信する。
例えば図9(b)の場合、重畳状況判定部13は、一覧画面のウィンドウとアプリケーションソフトウェアのウィンドウの前後関係を判定する。そうするとアプリケーションソフトウェアのウィンドウが一覧画面のウィンドウよりも前に位置していると判定できる。そして重畳状況判定部13は、一覧画面における各クライアント端末4の表示領域「1」乃至「9」の各位置座標と、アプリケーションソフトウェアのウィンドウの位置座標とを取得し、それらを比較することで、アプリケーションソフトウェアのウィンドウにより表示領域の一部または全部が隠されているか、を判定する。
図9(b)の場合、表示領域「1」乃至「4」、「7」はすべてが表示されており、表示領域「5」、「6」、「8」、「9」は一部または全部が隠れていると判定できる。従って、重畳状況判定部13は、表示領域「5」、「6」、「8」、「9」について、それらの各位置座標と、アプリケーションソフトウェアの位置座標とを比較することで、どの程度の割合が表示されているのかを算出する。例えば表示領域「5」は80%、表示領域「6」は35%、表示領域「8」は70%、表示領域「9」は0%と算出したとする。
また表示領域「1」にはクライアント端末Aの操作画面情報、表示領域「2」にはクライアント端末Bの操作画面情報、表示領域「3」にはクライアント端末Cの操作画面情報、表示領域「4」にはクライアント端末Dの操作画面情報、表示領域「5」にはクライアント端末Eの操作画面情報、表示領域「6」にはクライアント端末Fの操作画面情報、表示領域「7」にはクライアント端末Gの操作画面情報、表示領域「8」にはクライアント端末Hの操作画面情報、表示領域「9」にはクライアント端末Iの操作画面情報を表示していたとする。
そうすると、重畳状況判定部13は、クライアント端末A乃至クライアント端末D、クライアント端末Gの操作画面情報は100%、クライアント端末Eの操作画面情報は80%、クライアント端末Fの操作画面情報は35%、クライアント端末Hの操作画面情報は70%、クライアント端末Iの操作画面情報は0%、を重畳状況情報として、管理者端末3から管理サーバ2に送信することとなる。
なお重畳状況判定部13は、表示領域の位置座標とウィンドウの位置座標とに基づいて、各クライアント端末4の操作画面情報の表示されている割合を算出したが、管理者端末3の表示装置22で表示している画面を画像認識して、上述の割合を算出しても良い。
上述の場合、重畳状況判定部13を管理者端末3に備えた場合を説明したが、管理者端末3の表示装置22における操作画面情報の一覧画面での表示位置の情報や、各ウィンドウの位置情報、前後関係の情報などを管理者端末3から管理サーバ2に送信することによって、重畳状況判定部13を管理サーバ2に備えるように構成することもできる。
重畳状況情報記憶部10は、重畳状況情報受取部9で受け取った重畳状況情報を記憶する。この重畳状況情報は、各クライアント端末4の識別情報に対応づけて記憶していることが好ましい。
監視レベル判定部11は、重畳状況情報受取部9で受け取った重畳状況情報に基づいて、クライアント端末4ごとの監視レベルを判定する。
あるクライアント端末4に対する監視レベルを判定する一例としては、重畳状況情報記憶部10に記憶した、当該クライアント端末4の所定時間内の重畳状況情報を抽出し(これは当該クライアント端末4の識別情報に基づいて抽出できる)、その所定時間において、どの程度の割合の操作画面情報が管理者端末3の表示装置22で表示されていたのか(つまり当該クライアント端末4の操作画面情報の表示領域が、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウで隠されていない割合)、を算出する。なおこの割合は所定時間における平均の割合であっても良いし、通算の割合であっても良い。この算出した割合と、所定の監視レベルの対応関係(図10)とを参照することによって、当該クライアント端末4の監視レベルを判定する。
図10の場合、表示されている割合が少ない方が監視レベルが小さい値となっている。従って監視レベルが小さいほうが、後述するように、様々な制御、例えばアラート通知や機能制限などが行われやすくなる。なお表示されている割合と監視レベルとの対応関係はこれ以外の方法により定義づけられていても良いことはいうまでもない。
なお監視レベルの判定としては、所定時間ではなく、管理者端末3から受け取った重畳状況情報に基づいてそのまま判定しても良い。
監視レベル送信部12は、監視レベル判定部11で判定した、クライアント端末4ごとの監視レベルを、当該クライアント端末4、管理者端末3に送信する。この監視レベルを受け取ったクライアント端末4では、当該監視レベルに基づく監視制御が行われる。従って当該クライアント端末4では、このように受け取った監視レベルに基づいて監視制御を行うモジュールやプログラムを備えている。また管理者端末3においても同様に、監視レベルに基づいて各クライアント端末4ごとの監視制御が行われる。例えば所定の監視レベルのクライアント端末4の操作画面情報を所定の位置(例えば見やすい位置)に表示したりする。
なお監視レベル送信部12が監視レベルを送信して、それに基づいて管理者端末3で監視制御を行うのではなく、監視レベル判定部11で判定した監視レベルに対応した監視制御を、管理サーバ2からクライアント端末4を遠隔操作により実現しても良い。これは例えば、クライアント端末4において記憶媒体への書き込みを禁止する指示を管理サーバ2からクライアント端末4に送信し、クライアント端末4でその操作を行えないようにしたり、印刷操作を実行できないようにするなどがある。また監視レベルに対応した監視制御としては、特定のファイルサーバへ当該クライアント端末4がアクセスできないように、そのアクセス権限の変更の指示を送信する、などのように構成しても良い。
次に本発明のクライアント端末監視システム1の処理プロセスの一例を図4のフローチャート、図2の概念図に基づいて説明する。
各クライアント端末4から管理サーバ2に、当該クライアント端末4の操作ログ情報、当該クライアント端末4の表示装置22で表示している操作画面情報が、定期的にまたは所定のタイミングで送信されている。この情報は、操作画面情報については、操作画面情報受取部5で受け取り(S100)、また操作ログ情報については操作ログ情報受取部7で受け取る(S100)。
操作画面情報受取部5で受け取った操作画面情報は、当該操作画面情報を送信したクライアント端末4を識別する情報、日時や日時を数値化した情報とあわせて、操作画面情報記憶部6に記憶させる。図7が操作画面情報の一例である。
操作ログ情報受取部7で受け取った操作ログ情報は、操作ログ情報記憶部8に記憶させる。操作ログ情報には、当該クライアント端末4を識別する情報、日時の情報などが含まれていることが一般的ではあるが、含まれていない場合には、それらの情報をあわせて受け取ることによって、対応づけて操作ログ情報記憶部8に記憶させる。
このようにして操作画面情報記憶部6に記憶した操作画面情報、操作ログ情報記憶部8に記憶した操作ログ情報については、管理者端末3に送信し、管理者端末3の表示装置22で表示される(S110)。この際の表示の一例が図11である(図5も同様)。
図11の表示例の場合、画面左側領域において、各クライアント端末4の操作画面情報が、当該クライアント端末4を識別する情報と共に表示されている。この領域においては操作画面情報が縮小して表示されているので、例えばこの縮小した操作画面情報を管理者が選択することによって、図12に示すような操作画面情報の通常サイズでの表示が行われる(図6も同様)。また図11の表示例における画面右側領域においては、各クライアント端末4から受け取った操作ログ情報に基づいて、操作内容や操作対象となったファイルやアプリケーション名などが表示されている。これによってどのファイルやアプリケーションが処理対象となっているのかを確認することができる。
このような図11、図12のような画面が管理者端末3の表示装置22で表示され、それを管理者が閲覧することによって、各クライアント端末4における操作などを監視することができる。
また管理者端末3では、当該表示装置22において、各クライアント端末4の操作画面情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとの重畳状況を判定し、各クライアント端末4の操作画面情報がどの程度の割合、表示されていたのか、を重畳状況情報として算出し(S120)、管理サーバ2に送信する。
例えば上述のように、クライアント端末A乃至クライアント端末D、クライアント端末Gの操作画面情報は100%、クライアント端末Eの操作画面情報は80%、クライアント端末Fの操作画面情報は35%、クライアント端末Hの操作画面情報は70%、クライアント端末Iの操作画面情報は0%、を重畳状況情報として、管理者端末3から管理サーバ2に送信する。
管理サーバ2の重畳状況情報受取部9は、管理者端末3から重畳状況情報を受け取ると、それを重畳状況情報記憶部10に記憶させる(S130)。
監視レベル判定部11は、所定のタイミングで、例えば管理者端末3から重畳状況情報を受け取った際に、定期的にまたは不定期に、重畳状況情報に基づいてクライアント端末4ごとの監視レベルを判定する(S140)。
例えば監視レベル判定部11がクライアント端末Fの監視レベルの判定を行う場合には、重畳状況情報記憶部10に記憶した所定時間分、例えば過去10分間、の重畳状況情報を当該クライアント端末4の識別情報(クライアント端末F)に基づいて抽出する。そして抽出した重畳状況情報から、管理者端末3での当該クライアント端末Fの操作画面情報の重畳状況情報の平均値を判定する。例えば1分ごとに重畳状況情報を受け取っている場合には、重畳状況情報における表示割合を総計し、それを10で除する。それによってクライアント端末Fの10分間における表示されている割合の平均値が算出できる。その平均値が例えば38%の場合には、監視レベルを「3」として判定する。
このようにして判定したクライアント端末4の監視レベルを、監視レベル送信部12は当該クライアント端末4、管理者端末3に送信する(S150)。上述の場合、クライアント端末Fの識別情報を有するクライアント端末4、管理者端末3に対して、監視レベル「3」を送信することとなる。
以上のようにして判定した監視レベルをクライアント端末4で受け取ると、クライアント端末4では当該監視レベルに基づいて監視制御を行う(S160)。例えば監視レベルに応じて、クライアント端末4で実行する各機能について、使用制限を行ったり、実行した場合に、そのことが管理サーバ2に通知されるような監視制御が行われる。
これを模式的に示すのが図13である。図13では「使用制限」となっていれば当該機能を実行することはできないことを意味しており、「警告通知」となっていれば当該機能を実行した際に管理サーバ2へ警告が行われることを通知することを意味しており、「OK」となっていれば従来通りそのまま使用できることを意味している。
例えば監視レベル「3」を管理サーバ2から受け取ったクライアント端末4では、何らかのソフトウェアのインストールを実行する場合には、その操作を当該クライアント端末4で検出することによって、当該クライアント端末4から管理サーバ2へインストールが実行されていることの警告通知が行われる。この場合の警告として、操作内容とクライアント端末4の識別情報とがあわせて通知されることが好ましい。
また監視レベル「1」を管理サーバ2から受け取ったクライアント端末4では、何らかのソフトウェアのインストールを実行する場合には、その操作を当該クライアント端末4で検出すると、その操作に対して使用制限がかかっているので、当該操作を不許可とする。すなわち当該インストール操作は実行できない。なおこのような使用制限がかかっている操作をクライアント端末4で検出した場合には、クライアント端末4に、「このクライアント端末4では行えない操作です。管理者にお問い合わせ下さい」といったメッセージを表示させるほか、当該クライアント端末4から管理サーバ2に対して、当該クライアント端末4において使用制限がかかっている操作が行われたことを通知するようにしても良い。
このようにクライアント端末4において、監視レベルに基づく監視制御を行うことによって、当該クライアント端末4の操作画面情報がほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウで隠れてしまっていても、すなわち管理者による監視が行き届いていないクライアント端末4についても、一定の操作制限や警告通知などが行われやすくなる。そのため、管理者による監視が行き届いていなくても監視のサポートを自動的に行うことができる。これによって管理者による監視負担の軽減にもつながる。
また管理サーバ2から各クライアント端末4の監視レベルを受け取った管理者端末3では、例えば監視レベルが所定の基準以下のクライアント端末4について、所定時間以上、強制的にその操作画面情報を、管理者端末3の表示装置22で表示させたり、当該操作画面情報を赤枠で囲う、操作画面情報を所定位置に移動して表示させるなど、目立つように表示するなどの監視制御を実行する。このような管理者端末3における監視制御によって、監視レベルが低いクライアント端末4について、その操作画面情報を自動的に表示させたり、強調表示させることによって、管理者による監視に不足がなくなるような制御を行うことができる。
上述の実施例1では各クライアント端末4の表示装置22で表示している操作画面情報に基づいて処理を行った場合を説明したが、操作ログ情報受取部7で受け取った各クライアント端末4の操作ログ情報などに基づいて処理を行った場合であっても同様に処理が実行できる。つまり各クライアント端末4から操作ログ情報を受け取り、それを管理者端末3の表示装置22で表示させることで、管理者が各クライアント端末4の操作ログ情報を監視することができる。この場合にも上述の本発明を適用することができる。
この場合、管理者端末3の表示装置22で表示する、各クライアント端末4の操作ログ情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとの重畳状況を、実施例1と同様に算出し、操作ログ情報の重畳状況の情報を管理者端末3から管理サーバ2が受け取ることによって、監視レベルを判定するように構成することも可能となる。この場合、各操作ログ情報は、クライアント端末4ごとの表示領域に表示され、その表示領域の位置情報を用いる。なお操作画面情報、操作ログ情報などを総称して「操作情報」と本明細書では称する。この場合、上述の各実施例における操作画面情報は、操作ログ情報あるいは操作情報と読み替えられる。
実施例1及び実施例2では、一覧画面のウィンドウとほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとの重畳状況を判定していたが、一覧画面のウィンドウの一部または全部が管理者端末3の表示装置22で表示されない状態となるのは、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウが重なっている場合に限られない。つまり一覧画面のウィンドウの一部または全部がほかのウィンドウが重なっている場合はその一態様にしか過ぎない。
例えばほかにも、一覧画面のウィンドウの表示位置や大きさにより、一覧画面のウィンドウのすべてが管理者端末3の表示装置22で表示されていない場合(ウィンドウが表示装置22で切れている場合)、スクリーンセーバーが起動されている場合などがある。図14に、一覧画面のウィンドウの表示位置が右側にあるために、その一覧画面の一部が表示装置22で切れている場合を示す。
このような場合には、一覧画面のウィンドウのすべてが管理者端末3の表示装置22で表示されているかを判定する表示状況判定部(図示せず)を設けても良い。すなわち表示状況判定部の一態様が重畳状況判定部13となる。
表示状況判定部は、一覧画面のウィンドウの位置情報などに基づいて、そのウィンドウのすべてが表示装置22で表示されているか、その一覧画面のウィンドウにほかのウィンドウが重畳していないか、あるいはスクリーンセーバーなどが起動していないか、を判定することで、一覧画面のウィンドウのすべてが表示されているかを判定する。そこで判定した表示状況情報に基づいて、各クライアント端末4の操作画面情報が表示装置22でどの程度表示されているかを、表示状況情報として判定する。なお各クライアント端末4の操作画面情報がどの程度の割合、表示されているかは、上述の重畳状況判定部13と同様に算出可能である。
本発明を用いることによって、クライアント端末4の操作画面のうち、ほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウで隠れているクライアント端末4については、その監視レベルを変更することで、管理者による監視が行き届かないクライアント端末4の操作を制限する。これによって管理者による監視が行き届かない場合には、クライアント端末4で可能な操作が制限されるので、不適切な操作をしにくくなり、情報漏洩等を防止することができると共に、管理者の監視の負担にもならないし、また従来と同様に監視する際のウィンドウの大きさなどは変更されないので、見やすさなどにも支障は来さない。また管理者の煩わしさなども発生しない。
本発明の全体の概念を示す模式図である。 本発明のシステム構成の概念図である。 管理サーバのハードウェア構成の概念図である。 本発明の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 管理者端末で表示する各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面の一例である。 管理者端末で表示する各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面において、特定のクライアント端末の操作画面情報を選択した場合に表示される画面の一例である。 操作画面情報の一例である。 操作ログ情報の一例である。 一覧画面のウィンドウとほかのアプリケーションソフトウェアのウィンドウとが重畳する場合を模式的に示す図である。 表示されている割合と監視レベルとの対応関係の一例を模式的に示す図である。 管理者端末で表示する各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面の一例である。 管理者端末で表示する各クライアント端末の操作画面情報において、特定のクライアント端末の操作画面情報を選択した場合に表示される画面の一例である。 監視レベルに応じた監視制御の一例を模式的に示す図である。 一覧画面のウィンドウの一部が表示装置で表示されていない場合を模式的に示す図である。
符号の説明
1:クライアント端末監視システム
2:管理サーバ
3:管理者端末
4:クライアント端末
5:操作画面情報受取部
6:操作画面情報記憶部
7:操作ログ情報受取部
8:操作ログ情報記憶部
9:重畳状況情報受取部
10:重畳状況情報記憶部
11:監視レベル判定部
12:監視レベル送信部
13:重畳状況判定部
20:演算装置
21:記憶装置
22:表示装置
23:入力装置
24:通信装置

Claims (9)

  1. 各クライアント端末における操作情報を、所定の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、
    前記所定の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウの、前記表示装置における表示状況を示す表示状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  2. 各クライアント端末における操作情報を、所定の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部と、
    前記所定の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    前記判定した監視レベルを前記各クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  3. 各クライアント端末における操作情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記管理者端末に送信することにより、その操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作情報受取部と、
    前記管理者端末の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を、前記管理者端末から受け取る重畳状況情報受取部と、
    前記受け取った重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、
    を有することを特徴とするクライアント端末監視システム。
  4. 前記操作情報は、クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報であって、
    前記操作情報受取部は、
    各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、その操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させ、
    前記重畳状況情報受取部は、
    前記管理者端末の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作画面情報の重畳状況を示す重畳状況情報を、前記管理者端末から受け取る、
    ことを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末監視システム。
  5. 前記重畳状況情報は、
    前記管理者端末の表示装置において、前記各クライアント端末の操作画面情報が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を含む情報であり、
    前記監視レベル判定部は、
    前記管理者端末から受け取った前記重畳状況情報における、前記各クライアント端末の操作画面情報の表示割合を用いて前記監視レベルを判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のクライアント端末監視システム。
  6. 前記重畳状況情報は、
    前記管理者端末の表示装置において、前記各クライアント端末の操作画面情報が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を含む情報であり、
    前記監視レベル判定部は、
    前記管理者端末から受け取った、所定時間内の前記重畳状況情報における前記各クライアント端末の操作画面情報の表示割合を用いて前記監視レベルを判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のクライアント端末監視システム。
  7. 各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、管理者が利用する管理者端末の表示装置で表示することにより監視を行うクライアント端末監視システムであって、
    前記クライアント端末監視システムは、
    各クライアント端末の表示装置で表示している操作画面情報を、前記各クライアント端末から受け取り、前記受け取った一部または全部の操作画面情報を前記管理者端末に送信することにより、その操作画面情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作画面情報受取部と、
    前記各クライアント端末の操作画面情報とほかのウィンドウとの重畳状況を示す重畳状況情報を前記管理者端末から受け取る重畳状況情報受取部と、
    前記管理者端末から受け取った前記重畳状況情報における、前記各クライアント端末の操作画面情報の表示割合を用いて、表示割合と監視レベルとの対応関係を参照することにより、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部と、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部と、を有しており、
    前記重畳状況情報には、
    前記管理者端末の表示装置で表示する前記各クライアント端末の操作画面情報の一覧画面のウィンドウとほかのウィンドウとが重畳している場合の、前記一覧画面における前記各クライアント端末の操作画面情報が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を含んでおり、
    前記管理者端末は、
    前記各クライアント端末の操作画面情報の表示領域の位置情報と、前記ほかのウィンドウの位置情報とを用いて、各表示領域が前記ほかのウィンドウによって隠されていない表示割合を算出し、その算出した表示割合を各表示領域に表示されているクライアント端末の操作画面情報の表示割合として、前記重畳状況情報に含めて前記クライアント端末監視システムに送信し、
    前記クライアント端末では、
    前記クライアント端末における所定の操作について、前記受け取った監視レベルに基づいて操作制限、警告通知のいずれか一以上を監視制御として実行する、
    ことを特徴とするクライアント端末監視システム。
  8. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、
    各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を前記所定の表示装置で表示する操作情報受取部、
    前記所定の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、
    前記判定した監視レベルを前記各クライアント端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
  9. 少なくとも一台以上のコンピュータ端末を、
    各クライアント端末における操作情報を受け取り、前記受け取った一部または全部の操作情報を管理者端末に送信することにより、その操作情報を前記管理者端末の表示装置で表示させる操作情報受取部、
    前記管理者端末の表示装置で表示した前記各クライアント端末の操作情報の一覧画面のウィンドウと、ほかのウィンドウとが重畳している場合に、前記一覧画面において各クライアント端末の操作情報の重畳状況を示す重畳状況情報を、前記管理者端末から受け取る重畳状況情報受取部、
    前記受け取った重畳状況情報を用いて、前記各クライアント端末の監視レベルを判定する監視レベル判定部、
    前記判定した監視レベルを前記クライアント端末または前記管理者端末に送信することで、前記監視レベルに応じた監視制御を実行させる監視レベル送信部、
    として機能させることを特徴とするクライアント端末監視プログラム。
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