JP2009093366A - 画像処理装置、ラベル検査装置、及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、ラベル検査装置、及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多種のラベルに対して位置ずれを補正することができ、高精度の位置ずれの補正を行うことのできる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形の少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理装置250であって、対象画像において、文字及び図形は、同一の方向に沿って配置され、直交する第1方向及び第2方向に画素が配置された撮像素子で撮像された教示画像及び対象画像を取得する教示画像取得部400及び対象画像取得部410と、対象画像を分割することで複数の短冊を生成し、複数の短冊のうち少なくとも1つの短冊に対するヒストグラムを用いて、対象画像と教示画像との位置のずれが減少ように、対象画像を補正する位置補正部420とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、ラベル検査装置、及び画像処理方法に関し、特に、予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形のうち少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理装置に関する。
生鮮食品などの食品加工工場では、食品をトレー等に盛り付けたのち、包装が行われる。包装された食品には、商品名、バーコード、原材料、及び賞味期限などが印刷されたラベルが貼付される。これらの作業は、ベルトコンベアなどの搬送部と、当該搬送部により搬送される商品にラベルを貼付する貼付部とで構成されるラベル貼付装置により自動で行われる。
このような商品に貼付されたラベルに対して、従来から、人手による抜き取り検査が行われている。しかしながら、より検査の信頼性を向上させるために、搬送される全ての商品に対してラベルの検査を行うことが好ましい。
例えば、搬送される商品の全てに対して、ラベルが正常に貼付されているか、及び誤ったラベルが貼付されていないかを検査するラベル検査装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1記載の従来のラベル検査装置は、ラベルを撮像し、撮像した対象画像の文字情報を抽出する。従来のラベル検査装置は、抽出した文字情報を検査することで、ラベルの印字状態の良否を判定する。
また、搬送部を搬送される商品を撮像する場合、撮像した画像においてラベルの位置ずれが発生することが想定される。特許文献1記載の従来のラベル検査装置では、ラベルに位置を特定するためのマークを付け、当該マークを検出することで、位置ずれを補正している。
特開2004−265205号公報
しかしながら、特許文献1記載の従来のラベル検査装置では、ラベルにマークを印刷する必要がある。これにより、ラベル検査装置に対応したラベル貼付装置により貼付されたラベルにしか対応できない。
また、商品の湾曲した面に貼付されたラベルでは、ラベルの湾曲により、位置ずれの補正を高精度で行うことが困難である。
そこで、本発明は、多種のラベルに対して位置ずれを補正することができ、高精度の位置ずれの補正を行うことのできる画像処理装置、ラベル検査装置、及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形の少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理装置であって、前記対象画像において、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って配置され、前記画像処理装置は、直交する第1方向及び第2方向に画素が配置された撮像素子で撮像された前記対象画像及び前記教示画像を取得する画像取得部と、前記対象画像を分割することで複数の分割画像を生成する分割部と、前記複数の分割画像のうち少なくとも1つの分割画像に対して、前記第1方向の位置に対する、前記文字及び図形を構成する画素の前記第2方向における数の度数分布であるヒストグラムを生成し、生成したヒストグラムを用いて、前記対象画像の位置ずれを補正する位置補正部とを備える。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像のヒストグラムを用いて、教示画像に対する対象画像の位置を補正するので、多種の種類のラベルにも対応できる。
さらに、本発明に係る画像処理装置は、対象画像を分割した分割画像を用いて、位置のずれを補正するための処理を行う。よって、1回の処理対象の領域が狭くなるので、ラベルが湾曲している場合に生じる収差の影響を低減できる。すなわち、本発明に係る画像処理装置は、ノイズの影響を抑えた高精度の位置ずれの補正を行える。ここで、位置ずれの補正とは、位置ずれを補正した対象画像を出力することと、対象画像の位置ずれを補正するための情報を出力することとを含む。
また、前記分割部は、前記対象画像を分割することで複数の第1分割画像を生成する第1分割部を備え、前記位置補正部は、前記複数の第1分割画像の1以上のそれぞれ、又は前記対象画像を所定の角度毎に回転する回転部を備え、前記回転部が前記対象画像を所定の角度毎に回転する場合、前記第1分割部は、前記回転部により回転された対象画像をそれぞれ分割することで、角度毎の複数の第1分割画像を生成し、前記位置補正部は、さらに、前記回転部により1以上の分割画像が所定の角度毎に回転された複数の第1分割画像のそれぞれ、又は、前記対象画像が前記回転部により所定の角度毎に回転された後、前記第1分割部により分割された角度毎の複数の第1分割画像のうち各角度に対して1以上の第1分割画像を含む複数の第1分割画像のそれぞれに対して、前記第1方向の位置に対するヒストグラムである複数の第1ヒストグラムを生成する第1ヒストグラム生成部と、前記複数の第1ヒストグラムのうち、当該第1分割画像の回転角のずれが最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定し、当該ヒストグラムが前記回転部により回転された角度を選択する第1ヒストグラム判定部と、前記第1ヒストグラム判定部により選択された角度分、前記対象画像を回転させる、又は、前記第1ヒストグラム判定部により選択された角度の情報を出力する第1補正部とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像の第1方向のヒストグラムに基づき対象画像の回転角を正規化する。これにより、本発明に係る画像処理装置は、いかなる種類のラベルにも対応できる。
また、前記回転部は、前記複数の第1分割画像の2以上のそれぞれ、又は前記対象画像を所定の角度毎に回転し、前記第1ヒストグラム生成部は、前記回転部により2以上の分割画像が所定の角度毎に回転された複数の第1分割画像のそれぞれ、又は、前記対象画像が前記回転部により所定の角度毎に回転された後、前記第1分割部により分割された角度毎の複数の第1分割画像のうち各角度に対して2以上の第1分割画像を含む複数の第1分割画像のそれぞれに対して、前記複数の第1ヒストグラムを生成し、前記第1ヒストグラム判定部は、前記2以上の第1分割画像毎に、前記複数の第1ヒストグラムのうち、当該第1分割画像の回転角のずれが最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定し、当該ヒストグラムが前記回転部により回転された角度を選択し、前記位置補正部は、さらに、前記第1ヒストグラム判定部により、回転角のずれが最も少なくなる特徴を示すと判定された前記2以上の第1分割画像のそれぞれに対応するヒストグラムのうち、山の特徴が最も明確なヒストグラムを判定し、当該ヒストグラムが前記回転部により回転された角度を選択する第2ヒストグラム判定部を備え、前記第1補正部は、前記第2ヒストグラム判定部により選択された角度分、前記対象画像を回転させる、又は、前記第2ヒストグラム判定部により選択された角度の情報を出力してもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、山の特徴が最も明確な第1分割画像を用いて回転角の正規化を行う。よって、本発明に係る画像処理装置は、対象画像に対して高精度で回転角の正規化を行える。
また、前記第1ヒストグラム判定部は、ヒストグラムの立ち上がり及び立下りが最も鋭角なヒストグラムを判定することで、回転角の差分が最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定してもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像のヒストグラムが最も鋭角になる回転角で、対象画像を補正する。これにより、本発明に係る画像処理装置は、いかなる種類のラベルにも対応できる。
また、前記第2ヒストグラム判定部は、山の数が最も多いヒストグラムを、山の特徴が最も明確なヒストグラムとして判定してもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、最も山の数多い分割画像、すなわち、最も行の数が多い分割画像を用いて回転角の正規化を行う。よって、本発明に係る画像処理装置は、対象画像に対して高精度で回転角の正規化を行える。
また、前記分割部は、前記対象画像を分割することで複数の第2分割画像を生成する第2分割部を備え、前記位置補正部は、前記複数の第2分割画像の1以上に対して前記第1方向の位置に対するヒストグラムである第2ヒストグラムと、前記教示画像の前記第1方向の位置に対するヒストグラムである第3ヒストグラムとを生成する第2ヒストグラム生成部と、前記第2ヒストグラム及び前記第3ヒストグラムのうち少なくとも一方を前記第1方向にずらし、前記第2ヒストグラムと前記第3ヒストグラムとが最も一致する前記第1方向のずらし量を判定する第3ヒストグラム判定部と、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第1方向にずらす、又は、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量の情報を出力する第2補正部とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像と教示画像とに対する第1方向のヒストグラムのパターンマッチングにより、対象画像と教示画像との第1方向の位置ずれを補正する。これにより、本発明に係る画像処理装置は、いかなる種類のラベルにも対応できる。
また、前記位置補正部は、さらに、前記複数の第2分割画像のうちいずれかを選択する第1選択部と、前記第2ヒストグラムと前記第3ヒストグラムとが最も一致する前記第1方向のずらし量における、前記第2ヒストグラムと前記第3ヒストグラムとの一致度合いを判定する第1一致度合い判定部とを備え、前記第2ヒストグラム生成部は、前記第1選択部により選択された前記第2分割画像に対する前記第2ヒストグラムと、前記教示画像に含まれる当該分割画像に対応する位置の画像に対する第3ヒストグラムとを生成し、前記第1一致度合い判定部により判定された一致度合いが所定の値以上の場合に、前記第2補正部は、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第1方向にずらす、又は、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量の情報を出力し、前記第1一致度合い判定部により判定された一致度合いが前記所定の値より低い場合に、前記第1選択部は、他の前記第2分割画像を選択してもよい。
この構成によれば、ある第2分割画像に対する第1方向の正規化処理において、十分に高い精度が得られなかった場合には、他の第2分割画像に対して第1方向の正規化処理が行われる。これにより、本発明に係る画像処理装置は、第1方向の正規化処理の精度を向上させることができる。
また、前記第1方向は、教示画像において、文字及び図形が並ぶ方向であり、前記第2ヒストグラム生成部は、前記複数の第2分割画像の1以上のそれぞれにおける前記第2方向の位置に対するヒストグラムに含まれる複数の山のそれぞれに対応する前記第2方向の範囲を行として判定する行判定部と、前記複数の第2分割画像の1以上に含まれる前記行のいずれかに対する前記第1方向の位置に対するヒストグラムである前記第2ヒストグラムを生成する第3ヒストグラム生成部と、前記第2ヒストグラムが生成された行に対応する前記教示画像の行に対する前記第1方向の位置に対するヒストグラムを前記第3ヒストグラムとして生成する第4ヒストグラム生成部とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像に含まれる1つの行を用いて、第1方向のヒストグラムのパターンマッチングを行う。これにより、対象画像全体を用いてヒストグラムのパターンマッチングを行う場合に比べて、処理量を低減できる。
また、前記第3ヒストグラム生成部は、前記複数の第2分割画像の1以上に含まれる前記行のそれぞれに対する前記第1方向の位置に対するヒストグラムである複数の第4ヒストグラムを生成する第5ヒストグラム生成部と、前記複数の第4ヒストグラムのうち、山の特徴が最も明確なヒストグラムを判定し前記第2ヒストグラムとして選択する第4ヒストグラム判定部とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像に含まれる複数の行から最も文字数が多い行、又は第2方向に変化の多い図形(例えば、バーコード等)を用いて、第1方向のヒストグラムのパターンマッチングを行う。これにより、ノイズの影響を抑えた高精度のパターンマッチングを行える。
また、前記分割部は、前記対象画像を分割することで複数の第3分割画像を生成する第3分割部を備え、前記位置補正部は、さらに、前記複数の第3分割画像の1以上に対して前記第2方向の位置に対するヒストグラムである第5ヒストグラムと、前記教示画像の前記第2方向の位置に対するヒストグラムである第6ヒストグラムとを生成する第6ヒストグラム生成部と、前記第5ヒストグラム及び前記第6ヒストグラムのうち少なくとも一方を前記第2方向にずらし、前記第5ヒストグラムと前記第6ヒストグラムとが最も一致する前記第2方向のずらし量を判定する第5ヒストグラム判定部と、前記第5ヒストグラム判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第2方向にずらす、又は、前記第5ヒストグラム判定部により判定されたずらし量の情報を出力する第3補正部とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像と教示画像とに対する第2方向のヒストグラムのパターンマッチングにより、対象画像と教示画像との第2方向の位置ずれを補正する。これにより、本発明に係る画像処理装置は、いかなる種類のラベルにも対応できる。
また、前記分割部は、前記対象画像を分割することで複数の第3分割画像を生成する第3分割部を備え、前記位置補正部は、さらに、前記複数の第3分割画像の1以上と前記教示画像とのうち少なくとも一方を前記第2方向にずらし、前記複数の第3分割画像の1以上と前記教示画像とが最も一致する前記第2方向のずらし量を判定する一致判定部と、前記一致判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第2方向にずらす、又は、前記一致判定部により判定されたずらし量の情報を出力する第3補正部とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る画像処理装置は、対象画像と教示画像とのパターンマッチングにより、対象画像と教示画像との第2方向の位置ずれを補正する。これにより、本発明に係る画像処理装置は、いかなる種類のラベルにも対応できる。さらに、ヒストグラムを用いる場合に比べ、より精度の高い位置ずれの補正を行える。また、第1方向及び回転角の位置ずれの補正の後、又は、第1方向及び回転角の位置ずれがない対象画像に対して教示画像とのパターンマッチングを行う場合には、ヒストグラムのパターンマッチングを行う場合に対する処理量の増加量は少ない。
また、本発明に係るラベル検査装置は、商品に貼付された、文字及び図形の少なくとも一方が印刷されたラベルを検査するラベル検査装置であって、前記ラベルにおいて、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って印刷され、前記ラベル検査装置は、前記商品に貼付されたラベルを撮像し対象画像を生成する撮像部と、前記対象画像の位置ずれを補正する請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置により位置ずれを補正された対象画像と、前記教示画像との差分が所定の範囲内であるか否かを判定する画像判定部と、前記画像判定部により前記差分が所定の範囲内であると判定された場合に、当該ラベルが正常である旨を出力し、前記画像判定部により前記差分が所定の範囲外であると判定された場合に、当該ラベルが正常でない旨を出力する出力部とを備える。
この構成によれば、本発明に係るラベル検査装置は、対象画像のヒストグラムを用いて、教示画像に対する対象画像の位置を補正するので、多種の種類のラベルにも対応できる。
さらに、本発明に係るラベル検査装置は、対象画像を分割した分割画像を用いて、位置のずれを補正するための処理を行う。よって、1回の処理対象の領域が狭くなるので、ラベルが湾曲している場合に生じる収差の影響を低減できる。すなわち、本発明に係るラベル検査装置は、ノイズの影響を抑えた高精度の位置ずれの補正を行える。
さらに、本発明に係るラベル検査装置は、商品に貼付されたラベルを撮像した対象画像と、教示画像とが一致するか否かに基づき、当該ラベルの検査を行う。よって、操作者は、教示画像をラベル検査装置に入力する作業を行うだけで、多種のラベルに対する設定を行える。よって、本発明に係るラベル検査装置は、ラベルの種類ごとの設定の手間を削減できる。
また、本発明に係るラベル検査方法は、予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形の少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理方法であって、前記対象画像において、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って配置され、前記画像処理方法は、直交する第1方向及び第2方向に画素が配置された撮像素子で撮像された前記対象画像及び前記教示画像を取得する画像取得ステップと、前記対象画像を分割することで複数の分割画像を生成する分割ステップと、前記複数の分割画像のうち少なくとも1つの分割画像に対して、前記第1方向の位置に対する、前記文字及び図形を構成する画素の前記第2方向における数の度数分布であるヒストグラムを生成し、生成したヒストグラムを用いて、前記対象画像の位置ずれを補正する位置補正ステップとを含む。
これによれば、本発明に係る画像処理方法は、対象画像のヒストグラムを用いて、教示画像に対する対象画像の位置を補正するので、多種の種類のラベルにも対応できる。
さらに、本発明に係る画像処理方法は、対象画像を分割した分割画像を用いて、位置のずれを補正するための処理を行う。よって、1回の処理対象の領域が狭くなるので、ラベルが湾曲している場合に生じる収差の影響を低減できる。すなわち、本発明に係る画像処理方法は、ノイズの影響を抑えた高精度の位置ずれの補正を行える。
なお、本発明は、このような画像処理装置及び画像処理方法として実現できるだけでなく、ラベル検査方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体及びインターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
以上より、本発明は、多種のラベルに対して位置ずれを補正することができ、高精度の位置ずれの補正を行うことのできる画像処理装置、ラベル検査装置、及び画像処理方法を提供できる。
以下、本発明に係るラベル検査装置の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係るラベル検査装置は、対象画像のヒストグラムを用いて、教示画像に対する対象画像の位置を補正する。これにより、ラベル検査装置は、多種の種類のラベルに対応できる。また、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置は、対象画像を分割した分割画像を用いて、位置のずれを補正するための処理を行う。これにより、ラベル検査装置は、ラベルが湾曲している場合に生じる収差の影響を低減できるので、高精度の位置ずれの補正を行える。
まず、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置の構成を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置を備えるラベル貼付装置の構成を示す図である。
図1に示すラベル貼付装置100は、商品110にラベルを貼付する。さらに、ラベル貼付装置100は、貼付したラベルの検査を行う。
ラベル貼付装置100は、搬送部120と、貼付部130と、操作部140と、ラベル検査装置200とを備える。
搬送部120は、例えば、ベルトコンベアである。搬送部120は、図1の左方向から搬入された商品110を右方向に搬送する。例えば、搬送部120は、商品110を秒速1mで搬送する。
貼付部130は、搬送部120により搬送される商品にラベルを貼付する。
操作部140は、操作者からのラベルの設定等の操作を受け付ける。
ラベル検査装置200は、貼付部130により商品110に貼付されたラベルを検査する。ラベル検査装置200は、撮像部210と、制御部220と、表示部230とを備える。
撮像部210は、搬送部120により搬送される商品110に貼付されたラベルを撮像する。撮像部210は、撮像したラベルの画像データである対象画像を生成する。
図2は、撮像部210の構成を模式的に示す図である。撮像部210は、カメラ211と、光源212及び213とを備える。
光源212及び213は、搬送部120を搬送される商品110に貼付されたラベル111にストロボ光を照射するストロボライトである。例えば、光源212及び213は、1/40000秒間だけストロボ光を発光する。
カメラ211は、光源212及び213によりストロボ光が照射されている間に、商品110に貼付されたラベル111を撮像する。カメラ211は、例えば、メガピクセルCMOSカメラ(1280×1024ピクセル)であり、直交する2つの方向に画素が配置された撮像素子である。
ここで、カメラ211には、縦及び横方向にそれぞれ1000画素以上のカメラを用いることが好ましい。また、光源212及び213には、1/10000秒以下の間だけストロボ光を発光できる光源を使用することが好ましい。このようにすることで、1m/秒で搬送される商品110に貼付されたラベル111に含まれるバーコードの最も細いバーの幅を識別できる。具体的には、最も細いバーの幅は0.2〜0.3mm程度である。また、撮像部210のブレ量は、0.025mm程度である。
制御部220は、撮像部210により撮像された対象画像と、教示画像とが一致するか否かを判定することで、ラベルの不良を検査する。制御部220は、パーソナルコンピュータ等である。
表示部230は、制御部220による検査結果を操作者に表示する。
なお、操作者によるラベル検査装置200の操作は、制御部220に接続されるキーボード等(図示せず)により行われてもよいし、操作部140から行われてもよい。
図3は、ラベル111の一例を示す図である。
図3に示すように、ラベル111には、複数行にわたって横方向に沿って配置された文字及び図形(バーコード)が印刷されている。つまり、ラベル111において文字及び図形は、横方向に並んで印刷される。また、ラベル111において、文字は横方向に文を形成する。なお、縦方向において文字及び図形は、必ずしも整列されている必要はない。
ラベル111には、名称251と、原材料名252と、保存方法253と、消費期限254(又は賞味期限、品質保持期限等)と、製造者255(住所)と、バーコード256とが印刷される。ここで、ラベル111に印刷される名称251、原材料名252、保存方法253、消費期限254、及び製造者255等は、食品衛生法で表示が義務付けられている項目であり、誤記又は印刷が明瞭でない場合には特に問題となる項目である。
図4は、制御部220の機能構成を示すブロック図である。制御部220は、画像処理装置250と、画像比較部430と、判定結果出力部440とを備える。
画像処理装置250は、教示画像を基準として、撮像部210により撮像された対象画像と、教示画像との位置のずれを補正することで、対象画像を正規化する。画像処理装置250は、教示画像取得部400と、対象画像取得部410と、位置補正部420とを備える。
教示画像取得部400は、予め定められた教示画像を取得する。教示画像は、対象画像の見本となる正常なラベル111の画像データである。具体的には、教示画像は、撮像部210又は専用の撮像部(図示せず)によりラベル111が撮像された画像である。教示画像取得部400は、撮像部210又は専用の撮像部により撮像された教示画像を取得する。なお、教示画像取得部400は、ネットワーク等を介して接続される他のパーソナルコンピュータに保持される教示画像、又は記録媒体に記録される教示画像を取得してもよい。
対象画像取得部410は、撮像部210により撮像された対象画像を取得する。
位置補正部420は、対象画像と教示画像との位置のずれが減少するように、対象画像の位置を補正する。位置補正部420は、画像抽出部421と、回転角正規化部422と、Y方向正規化部423と、X方向正規化部424とを備える。
画像抽出部421は、対象画像取得部により取得された対象画像の所定の領域の画像を抽出する。
回転角正規化部422は、対象画像の回転角のずれを補正するための正規化を行う。
Y方向正規化部423は、対象画像のY方向のずれを補正するための正規化を行う。
X方向正規化部424は、対象画像のX方向のずれを補正するための正規化を行う。
画像比較部430は、位置補正部420により補正された対象画像と、教示画像とを比較し、対象画像と教示画像とが一致するか否かを判定する。
判定結果出力部440は、画像比較部430により対象画像と教示画像とが一致すると判定された場合には、ラベルが正常であり検査をパスした旨を出力する。また、判定結果出力部440は、画像比較部430により対象画像と教示画像とが一致しないと判定された場合には、ラベルが異常であり検査がNGである旨を出力する。判定結果出力部440により出力された判定結果は、表示部230に表示される。
ここで、教示画像取得部400、対象画像取得部410、位置補正部420、画像比較部430、及び判定結果出力部440が実現する機能は、パーソナルコンピュータが備えるCPU等がプログラムを実行することにより実現される。なお、教示画像取得部400、対象画像取得部410、位置補正部420、画像比較部430、及び判定結果出力部440が実現する機能の一部又は全部を専用の回路(ハードウェア)により実現してもよい。
次に、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置200の動作を説明する。
図5は、ラベル検査装置200によるラベル検査処理の流れを示すフローチャートである。
商品110が搬送部120に搬入される前に、教示画像取得部400は、教示画像を取得する(S101)。
次に、商品110が搬送部120に搬入される。貼付部130は、搬送部120により搬送される商品110にラベル111を貼付する。撮像部210は、搬送部120を搬送される商品110に貼付されたラベル111を撮像する(S102)。
対象画像取得部410は、撮像部210により撮像された対象画像を取得する(S103)。例えば、教示画像及び対象画像は、2値(白黒)の画像データである。
次に、位置補正部420は、対象画像の位置を補正するための正規化を行う(S104)。
図6は、ラベル検査装置200による位置補正処理(S104)の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
まず、画像抽出部421は、対象画像から処理範囲となる領域の画像を抽出する(S201)。画像抽出部421は、ラベルのずれを考慮して、対象画像の上下及び左右の領域をカットする。
図7は撮像部210により撮像された対象画像の一例を示す図である。図7に示すように、撮像部210は、ラベル301の全体を含む対象画像300を撮像する。例えば、X方向、Y方向及び回転角の誤差を考慮し、ラベル301のずれが最も大きい場合にもラベル301の全体が対象画像300に含まれるように、撮像部210の撮像範囲を設定すればよい。また、対象画像300と、教示画像とは、例えば、同じ撮像範囲を撮像された画像データである。
また、図7に示す対象画像300は、教示画像におけるラベル303に対して回転角誤差DA、Y方向誤差DY及びX方向誤差DXを有するラベル301が撮像された例である。また、ラベル301及び303のY方向の寸法はLYであり、X方向の寸法はLXである。なお、図7の縦方向をY方向とし、横方向をX方向とする。
画像抽出部421は、教示画像におけるラベル303が位置する範囲より狭い範囲の、対象画像300に含まれる対象領域302の画像を抽出する。
具体的には、ラベル認識余裕寸法をα、βとし、最大貼付誤差をEX、EY、EAとすると、画像抽出部421は、対象画像300から、教示画像のラベル位置に対して下記(式1)及び(式2)で示されるカット幅CY及びCXの画像を削除した対象領域302の画像を抽出する。
CX=(|LX×cos(EA)−LY×sin(EA)|−LX)/2
+EX+α ・・・(式1)
CY=(|LX×sin(EA)+LY×cos(EA)|−LY)/2
+EY+β ・・・(式2)
ここで、カット幅CYは、対象画像のY方向の上下それぞれに対するカット幅であり、カット幅CXは、対象画像のX方向の左右それぞれに対するカット幅である。
また、ラベル認識余裕寸法αは、X方向のずれに対する余裕(マージン)であり、ラベル認識余裕寸法βは、Y方向のずれに対する余裕である。また、最大貼付誤差EX、EY及びEAはそれぞれ、X方向、Y方向及び回転角において想定される最大の誤差(ずれ量)である。
次に、回転角正規化部422は、画像抽出部421により抽出された対象領域302を用いて、対象画像300に対する回転角の正規化を行う(S202)。
図8は、ラベル検査装置200による回転角正規化処理(S202)の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
まず、回転角正規化部422は、画像抽出部421により抽出された対象領域302を複数の領域に分割する(S301)。以降、回転角正規化部422で分割された領域を短冊と呼ぶ。
図9は、回転角正規化部422により分割された対象領域302の一例を示す図である。例えば、図9に示すように回転角正規化部422は、対象領域302をX方向に対して(Y方向を境界線として)3つの短冊310、311及び312に分割する。
次に、回転角正規化部422は、短冊310、311及び312のうちいずれかを選択する(S302)。例えば、回転角正規化部422は、短冊311を選択する。なお、回転角正規化部422は、任意の順序で短冊310、311及び312を選択してもよい。
次に、回転角正規化部422は、選択した短冊311を所定の角度毎に回転させる。具体的には、回転角正規化部422は、選択した短冊311を回転角度間隔TAの間隔で−EAから+EAまで回転させる。例えば、回転角の最大貼付誤差EAは10度であり、回転角度間隔TAは0.5度である。
回転角正規化部422は、回転させた角度毎に、短冊311のY方向に対するヒストグラムを生成する(S303)。ここで、ヒストグラムとは、第1方向(ここではY方向)の位置に対する、文字及びバーコードを構成する画素の第2方向(ここではX方向)に対する数の度数分布である。言い換えると、ヒストグラムとは、所定の方向を示す軸(ここではY軸)上に、文字及び図形を写像した場合の、文字及びバーコードを構成する画素数の度数分布である。具体的には、ヒストグラムは、白及び黒に2値化された短冊に含まれるデータに対する、所定の方向(ここではY方向)に対する黒の分布である。
ここで、X方向及びY方向は、互いに直交する方向であり、撮像部210の2次元状に配置された画素の配置方向である。つまり、教示画像及び対象画像の2次元状に配置された画素の配置方向である。なお、通常は、教示画像において文字方向(横方向)は、X方向と一致しており、Y方向は縦方向と一致している。すなわち、X方向は、教示画像における文字が文を形成する方向である。
図10は、回転角正規化部422により生成されたヒストグラムの一例を示す図である。図10(a)は、短冊311を回転させていない場合のヒストグラムを示す図である。図10(b)は、短冊311を−5度回転させた場合のヒストグラムを示す図である。
次に、回転角正規化部422は、角度毎のヒストグラムのうち、最もシャープなヒストグラムの角度を判定し選択する(S304)。つまり、回転角正規化部422は、ステップS303で生成した複数のヒストグラムのうち、ヒストグラムに含まれる山の立ち上がり及び立下りが最も鋭角なヒストグラムを判定する。回転角正規化部422は、当該ヒストグラムが回転された角度を選択する。例えば、回転角正規化部422は、図10(b)に示すヒストグラム316が回転された角度を選択する。
ここで、ラベルには、文字及びバーコード等が複数行に印刷されている。よって、ラベルの行方向(文字列の方向)がX方向と最も近くなる場合に、各行に対するヒストグラムの山がシャープになる。つまり、最もシャープなヒストグラムの角度は、最も回転角のずれの小さい角度である。
例えば、図10(a)のように、回転角にずれが生じている場合には、各行に対応するヒストグラム315に含まれる山の立ち上がり及び立下りはなだらかになる。一方、図10(b)に示すように、回転角にずれがない場合には、各行に対応するヒストグラム316に含まれる山の立ち上がり及び立下りは鋭角になる。
全ての短冊310、311及び312に対してステップS302〜S304の処理が終了していない場合(S305でNo)、回転角正規化部422は、すでにステップS302〜S304の処理を行った短冊311以外の短冊310又は312を選択する(S302)。回転角正規化部422は、選択した短冊310又は312に対して、上述したステップS303及び304の処理を行う。
つまり、回転角正規化部422は、全ての短冊310、311及び312に対してステップS302〜S304の処理を行う。
全ての短冊310、311及び312に対してステップS302〜S304の処理が終了した場合(S305でYes)、回転角正規化部422は、ステップS304で選択された各短冊に対するヒストグラムのうち、最も山の数が多いヒストグラムを選択する(S306)。つまり、回転角正規化部422は、最も行数の多い短冊のヒストグラムを選択する。例えば、短冊311のヒストグラム316が選択される。
次に、回転角正規化部422は、ステップS306で選択された短冊311のヒストグラム316の角度分、対象画像300を回転させることで、対象画像300の回転角を正規化する(S307)。
以上により、回転角の正規化処理(S202)が完了する。
このように、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置200は、Y方向のヒストグラムが最もシャープになる角度を正規化回転角として、対象画像を正規化する。これにより、ラベルの種別によらず対象画像の回転角のずれを補正できる。
さらに、ラベル検査装置200は、対象領域302を分割した短冊310、311及び312ごとにヒストグラムの判定を行う。これにより、ラベルが湾曲することによる収差の影響を低減できる。すなわち、ラベル検査装置200は、ラベルの湾曲による誤差を低減することで、S/N比を向上させることができる。
さらに、ラベル検査装置200は、最も行数の多い短冊311のヒストグラム316の角度を用いて正規化を行う。これにより、ラベル検査装置200は、高い精度の回転角の正規化を行うことができる。
次に、Y方向正規化部423は、対象画像300のY方向に対する正規化を行う(S203)。
図11は、ラベル検査装置200によるY方向に対する正規化処理(S203)の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
まず、Y方向正規化部423は、回転角正規化部422により正規化された対象画像から、ステップS307で選択された短冊311に対応する位置の短冊を抽出する(S401)。
図12(a)は、ステップS401で抽出された短冊、及び当該短冊のヒストグラムの一例を示す図である。図12(a)に示すように、Y方向正規化部423は、短冊311に対応する位置の短冊320を抽出する。
具体的には、Y方向正規化部423は、回転角正規化部422により正規化された対象画像を短冊310、311及び312と同形状に分割する。つまり、Y方向正規化部423は、回転角正規化部422により正規化された対象画像をX方向に対して3分割する。短冊311は、短冊310、311及び312の配置において真ん中に位置する短冊であるので、Y方向正規化部423は、3分割した短冊のうち、真ん中に位置する短冊320を選択する。
次に、Y方向正規化部423は、教示画像から短冊320に対応する位置の短冊を抽出する(S402)。Y方向正規化部423は、教示画像から短冊320の幅(X方向の長さ)x0と同じ幅、かつ、短冊320の高さ(Y方向の長さ)y0の上下に(Y方向の最大貼付誤差EY+ラベル認識余裕γ)分を加えた領域を短冊として抽出する。ここで、ラベル認識余裕γとは、最大貼付誤差に対する余裕(マージン)である。
図12(b)は、ステップS402で抽出された短冊、及び当該短冊のヒストグラムの一例を示す図である。図12(b)に示すように、Y方向正規化部423は、短冊320に対応する位置であり、かつ上下に(Y方向の最大貼付誤差EY+ラベル認識余裕γ)分を加えた短冊321を抽出する。
次に、Y方向正規化部423は、ステップS401及びステップS402で抽出された短冊320及び321のそれぞれに対してY方向に対するヒストグラムを生成する(S403)。例えば、図12(a)及び図12(b)に示すヒストグラム325及び326が生成される。
次に、Y方向正規化部423は、短冊321のヒストグラム326をY方向に所定の間隔ごとにずらす。具体的には、Y方向正規化部423は、短冊321をY方向移動間隔TYの間隔で−EYから+EYまで移動させる。例えば、Y方向の最大貼付誤差EYは10mmであり、Y方向移動間隔TYは1画素(約0.1mm)である。
Y方向正規化部423は、ヒストグラム325と、ヒストグラム326とが最も一致するY方向のずらし量を判定する。
具体的には、Y方向正規化部423は、短冊320のヒストグラム325と、移動させた短冊321それぞれのヒストグラム326との一致度を算出する。ここで一致度とは、2つのヒストグラム325及び326のパターンの類似(一致)の度合いを示す値である。
Y方向正規化部423は、移動させた短冊321のそれぞれに対する一致度のうち、最も高い一致度を選択し、選択した最も高い一致度を有するヒストグラム326のY方向のずらし量(Y位置)を判定する(S404)。
次に、Y方向正規化部423は、ステップS404で選択された最も高い一致度が所定の値以上であるか否かを判定する(S405)。
一致度が所定の値以上の場合(S405でYes)、Y方向正規化部423は、ステップS404で選択されたずらし量分、回転角正規化部422により正規化された対象画像をY方向にずらすことで、対象画像300のY方向における位置を正規化する(S406)。
一方、一致度が所定の値以下の場合(S405でNo)、Y方向正規化部423は、すでにステップS401〜S404の処理が行われた短冊320以外の短冊に対して、ステップS401以降の処理を行う。
以上により、Y方向の正規化処理(S203)が完了する。
このように、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置200は、Y方向のヒストグラムのパターンが一致するY位置に対象画像を正規化する。これにより、ラベル検査装置200は、ラベルの種別によらず対象画像のY方向のずれを補正できる。
さらに、ラベル検査装置200は、行数の多い短冊を用いてY位置の正規化を行う。これにより、対象画像全体を用いる場合に比べて処理量を低減できる。さらに、行数の多い短冊を用いることで、精度の高いY方向に対する正規化を行える。
さらに、ラベル検査装置200は、所定の短冊において、相関値が所定の値より低い場合には、他の短冊を用いてY方向の正規化を行う。これにより、ラベル検査装置200は、所定の短冊において十分な精度のY方向の正規化が行えない場合でも、他の短冊を用いて精度の高い正規化を行える。
なお、上記説明において、ステップS403でY方向正規化部423は、短冊321のヒストグラム326をY方向に移動させるとしたが、短冊320のヒストグラム325をY方向に移動させてもよい。
次に、X方向正規化部424は、対象画像300のX方向に対する正規化を行う(S204)。
図13は、ラベル検査装置200によるX方向に対する正規化処理(S204)の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
まず、X方向正規化部424は、短冊320の各行に対してX方向のヒストグラムを生成する(S501)。具体的には、X方向正規化部424は、Y方向の正規化処理(S403)で生成されたヒストグラム325に含まれる複数の山のそれぞれに対応する、短冊320におけるY方向の範囲をそれぞれ行と判別する。X方向正規化部424は、判別した各行に対してX方向のヒストグラムを生成する。
次に、X方向正規化部424は、各行に対するヒストグラムのうち、最も山の数が多いヒストグラムを判別し選択する(S502)。
図14(a)は、ステップS502で選択される対象画像に含まれる行、及び当該行のヒストグラムの一例を示す図である。例えば、図14(a)に示すようにバーコードが印刷された行330のヒストグラム335に含まれる山の数が他の行のヒストグラムに含まれる山の数より多い場合、X方向正規化部424は行330を選択する。
次に、X方向正規化部424は、教示画像に含まれる選択した行330に対応する行を選択する(S503)。
図14(b)は、ステップS503で選択される教示画像に含まれる行及び、当該行のヒストグラムの一例を示す図である。例えば、図14(b)に示すように、X方向正規化部424は、行330に対応するバーコードが印刷された行331を選択する。X方向正規化部424は、教示画像から行330の高さ(Y方向の長さ)y1と同じ高さ、かつ、短冊320の幅(X方向の長さ)x0の左右に(X方向の最大貼付誤差EX+ラベル認識余裕γ)分を加えた行331を抽出する。
次に、X方向正規化部424は、ステップS503で選択された行331に対するX方向に対するヒストグラムを生成する。例えば、X方向正規化部424は、図14(b)に示すヒストグラム336を生成する。
次に、X方向正規化部424は、行331のヒストグラム336をX方向に所定の間隔ごとにずらす。具体的には、X方向正規化部424は、ヒストグラム336をX方向移動間隔TXの間隔で−EXから+EXまで移動させる。例えば、X方向の最大貼付誤差EXは10mmであり、X方向移動間隔TXは1画素(約0.1mm)である。
X方向正規化部424は、ヒストグラム335と、ヒストグラム336とが最も一致するX方向のずらし量を判定する。
具体的には、X方向正規化部424は、行330のヒストグラム335と、移動させたそれぞれのヒストグラム336との一致度と算出する。
X方向正規化部424は、移動させたヒストグラム336のそれぞれに対する一致度のうち、最も高い一致度を選択し、選択した最も高い一致度を有するヒストグラム336のX方向のずらし量(X位置)を判定する(S504)。
次に、X方向正規化部424は、ステップS504で選択された最も高い一致度が所定の値以上であるか否かを判定する(S505)。
一致度が所定の値以上の場合(S505でYes)、X方向正規化部424は、ステップS504で選択されたずらし量分、Y方向正規化部423により正規化された対象画像をX方向にずらすことで、対象画像300のX方向における位置を正規化する(S506)。
一方、一致度が所定の値以下の場合(S505でNo)、X方向正規化部424は、すでにステップS501〜S504の処理が行われた短冊320以外の短冊に、X方向の正規化処理に用いる短冊を変更する(S507)。X方向正規化部424は、変更した短冊に対して、ステップS501以降の処理を行う。
以上により、X方向の正規化処理(S204)が完了する。
このように、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置200は、X方向のヒストグラムのパターンが一致するX位置に対象画像を正規化する。これにより、ラベルの種別によらず対象画像のX方向のずれを補正できる。
さらに、ラベル検査装置200は、対象領域302をX方向に対して分割した短冊320を用いてX方向の正規化を行う。これにより、ラベルが湾曲することによる収差の影響を低減できる。すなわち、ラベル検査装置200は、ラベルの湾曲による誤差を低減することで、S/N比を向上させることができる。
さらに、ラベル検査装置200は、短冊に含まれる行のうち、ヒストグラムの山の数が最も多い行を用いてX位置の正規化を行う。これにより、ラベル検査装置200は、精度の高いX方向の正規化を行える。
さらに、ラベル検査装置200は、所定の短冊において、相関値が所定の値より低い場合には、他の短冊を用いてX方向の正規化を行う。これにより、ラベル検査装置200は、所定の短冊において十分な精度のX方向の正規化が行えない場合でも、他の短冊を用いて精度の高い正規化を行える。
なお、上記説明において、ステップS504でX方向正規化部424は、行331のヒストグラム336をX方向に移動させるとしたが、行330のヒストグラム335をX方向に移動させてもよい。
以上により、位置補正処理(S104)が完了し、位置補正部420は、X方向正規化部424により正規化された対象画像を画像比較部430に出力する。
次に、画像比較部430は、位置補正部420により回転角、Y方向位置及びX方向位置が正規化された対象画像と、教示画像取得部400により取得された教示画像とを比較することで、正規化された対象画像と、教示画像とが一致するか否かを判定する(S105)。具体的には、画像比較部430は、正規化された対象画像及び教示画像に含まれるラベル111に対応する領域の画像データを比較する。なお、ここでの一致とは、正規化された対象画像と、教示画像との差分が所定の範囲内であることを意味する。
具体的には、画像比較部430は、正規化された対象画像及び教示画像をそれぞれ2値化(黒及び白)し、対象画像と教示画像とで論理値(黒及び白)が異なる画素を抽出する。画像比較部430は、抽出した画素の数が所定の数以下の場合に、一致すると判定し、所定の数以上の場合に、一致しないと判定する。なお、画像比較部430は、さらに、抽出した画素の配置パターン等を考慮して、一致又は不一致を判定してもよい。
一致する場合(S106でYes)、判定結果出力部440は、商品110に貼付されたラベル111が正常であり、検査をパスした旨を出力する(S107)。一致しない場合(S106でNo)、判定結果出力部440は、ラベル111が正常でなく、検査がNGである旨を出力する(S108)。
表示部230は、判定結果出力部440により出力される検査がパスした旨、又はNGである旨を表示する。
また、搬送部120には順次商品が搬入され、順次搬入される商品に対して貼付部130によりラベルが貼付される。ラベル検査装置200は、ラベルが貼付された商品に対して、ラベル撮像(S102)以降の処理を順次行う。
以上より、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置200は、商品110に貼付されたラベル111が教示画像と一致するか否かを判定することで、ラベル111を検査する。これにより、ラベル検査装置200は、ラベル111の一部に誤記又は明瞭でない印刷箇所がある場合に、当該ラベルを検出できる。
さらに、ラベル検査装置200では、操作者は、教示画像を読み込む作業を行うだけで、多種のラベルに対する検査を行える。よって、本発明は、ラベルの種類ごとの設定の手間を削減できるラベル検査装置、ラベル貼付装置及びラベル検査方法を提供できる。
さらに、ラベル検査装置200は、対象画像の位置のずれを補正するための正規化を行う。これにより、対象画像が教示画像に対してずれている場合にも、高い精度の検査を行える。
さらに、ラベル検査装置200は、対象画像及び教示画像のヒストグラムを用いて回転角、Y方向及びX方向のずれを補正するための正規化を行う。よって、位置を認識するためのマーク等をラベルに印刷する必要がないので、ラベル検査装置200は、多様なラベルに対応することができる。具体的には、ラベル検査装置200は、ラベルの大きさ、ラベルの形、文字の種類(フォント等)、及び文字の大きさによらず回転角、Y方向及びX方向のずれを補正できる。
さらに、ラベル検査装置200は、対象画像を分割した短冊を用いて、位置のずれを補正するための処理を行う。よって、1回の処理対象の領域が狭くなるので、ラベルが湾曲している場合に生じる収差の影響を低減できる。すなわち、ラベル検査装置は、ノイズの影響を抑えた高精度の位置ずれの補正を行える。具体的には、ラベル検査装置200は、商品の湾曲部分に貼付されたラベル、及び商品の平面部分に貼付されているが貼付時に一部分が湾曲したラベルであっても、対象画像の位置のずれを補正できる。また、ラベル検査装置200は、ラベルに印刷された文字及び図形の一部に、欠落、歪み、及び掠れ等があり印刷品質が悪い場合、及びラベルの一部が損傷している場合であっても、対象画像の位置のずれを補正できる。
また、搬送部120上を搬送される全ての商品110に貼付されたラベル111に対して順次自動で検査を行う場合、高速で搬送される商品110に対して撮像部210により対象画像の撮像が行われる。よって、人手により商品を抜き取り撮像する抜き取り検査の場合に比べ、教示画像と対象画像との位置ずれが発生しやすい。つまり、本発明は、特に、搬送部120上を搬送される全数の商品110に貼付されたラベル111に対して自動で検査を行う場合に好適である。
以上、本発明の実施の形態に係るラベル検査装置について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記説明では、撮像部210は、1台のカメラ211を備えるが、複数台のカメラを備えてもよい。これにより、ラベル検査装置200は、商品の異なる位置に貼付された複数のラベルを同時に撮像し、複数のラベルを同時に検査できる。
また、上記説明では、撮像部210は、2台の光源212及び213を備えるとしたが、光源の数は1又は3以上であってもよい。
また、上記説明では、回転角正規化処理(S202)において、Y方向のヒストグラムを生成(S303)しているがX方向のヒストグラムを生成してもよい。
また、上記説明では、Y方向を正規化した後にX方向を正規化しているが、X方向を正規化した後に、Y方向を正規化してもよい。
また、上記説明では、対象領域302を3つの短冊310、311及び312に分割しているが、2又は4以上の短冊に分割してもよい。
さらに、対象領域302を、Y方向を境界として縦長の短冊に分割しているが、X方向を境界として横長の短冊に分割してもよいし、格子状に分割してもよい。なお、上述したように、短冊を用いることにより、収差の影響を低減する効果がある。すなわち、商品110のラベル111が貼付される部分が所定の方向にのみ湾曲している場合には、所定の方向の長さが短くなるように対象領域302を分割すればよい。例えば、ラベル111がX方向にのみ湾曲している場合には、Y方向を境界として縦長の短冊に分割すればよい。
また、上記説明では、回転角の正規化(S202)、Y方向の正規化(S203)及びX方向の正規化(S204)において、それぞれ同形状の短冊を用いているが、異なる形状の短冊を用いてもよい。
また、上記説明では、Y方向の正規化(S203)において、Y方向正規化部423は、用いた短冊の一致度が所定の値より低い場合(S405でNo)に、他の短冊に対して処理を行うとしたが、Y方向正規化部423は、全ての短冊に対してステップS401〜S404の処理を行い最も一致度の高いY位置に正規化を行ってもよい。さらに、Y方向正規化部423は、各短冊に対するY位置の平均値を算出し、当該平均値で正規化を行ってもよい。さらに、Y方向正規化部423は、一致度等に基づき、各短冊に対するY位置に重み付けを行ってもよい。さらに、Y方向正規化部423は、2以上の短冊に対して、平均値又は重み付けを行ってもよい。
また、上記説明では、X方向の正規化(S204)において、X方向正規化部424は、用いた短冊の一致度が所定の値より低い場合(S505でNo)に、他の短冊に対して処理を行うとしたが、X方向正規化部424は、全ての短冊に対してステップS501〜S504の処理を行い最も一致度の高いX位置に正規化を行ってもよい。さらに、X方向正規化部424は、各短冊に対するX位置の平均値を算出し、当該平均値で正規化を行ってもよい。さらに、X方向正規化部424は、一致度等に基づき、各短冊に対するX位置に重み付けを行ってもよい。さらに、X方向正規化部424は、2以上の短冊に対して、平均値又は重み付けを行ってもよい。
また、用いた短冊の一致度が所定の値より低い場合(S505でNo)に、X方向正規化部424は、同じ短冊の他の行に対してステップS502〜504の処理を行ってもよい。
また、上記説明では、ラベル検査装置200は、回転角、Y方向及びX方向の正規化を全て行っているが、いずれか1以上を行ってもよい。例えば、撮像するラベルに回転角のずれが発生しない状況では、ラベル検査装置200は、Y方向及びX方向の正規化のみを行えばよい。
また、上記説明では、回転角正規化部422は、回転角の正規化(S202)のステップS304において、最もヒストグラムの立ち上がり及び立ち下がりが鋭角なヒストグラムの角度を選択するとしたが、回転角正規化部422は、短冊の回転角のずれ(Y方向又はX方向を基準とした回転角のずれ)が最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定すればよい。例えば、回転角正規化部422は、ヒストグラムに含まれる谷(黒が存在しない領域)の範囲が最も広いヒストグラムの角度を選択してもよい。
また、上記説明では、回転角正規化部422は、回転角の正規化(S202)において、全ての短冊に対してステップS302〜S304の処理を行うとしたが、1以上の短冊に対してステップS302〜S304の処理を行ってもよい。さらに、回転角正規化部422は、ステップS306において最も山の数が多いヒストグラムを選択するとしたが、各短冊に対する角度の平均値を算出し、当該平均値で正規化を行ってもよい。さらに、各短冊に対する角度に重み付けを行ってもよい。
また、上記説明では、回転角正規化部422は、回転角の正規化(S202)のステップS306において、最も山の数が多い短冊を選択するとしたが、回転角正規化部422は、山の特徴が最も明確な短冊を判定し、判定した短冊を選択してもよい。例えば、回転角正規化部422は、最も山の面積(黒の量)が多い短冊を選択してもよい。
また、上記説明では、X方向正規化部424は、X方向の正規化(S204)のステップS502において、X方向のヒストグラムにおいて最も山の数が多い行を選択するとしたが、X方向正規化部424は、山の特徴が最も明確な行を判定し、判定した行を選択してもよい。例えば、X方向正規化部424は、Y方向のヒストグラム325の山のうち、最も幅が広い山、又は面積(黒の量)が多い山に対応する行を選択してもよい。
また、上記説明では、回転角正規化部422は、回転角の正規化(S202)において、所定の短冊を選択した後に、当該短冊を所定の角度毎に回転させるとしたが、対象画像を所定の角度毎に回転させた後に、回転させた各対象画像を分割することで、角度毎の複数の短冊を生成してもよい。
また、上記説明では、回転角正規化部422、Y方向正規化部423及びX方向正規化部424がそれぞれ、対象画像の回転角のずれ、Y方向のずれ及びX方向のずれを補正し、補正した対象画像を画像比較部430に出力するとした。つまり、画像処理装置250が、対象画像の回転角のずれ、Y方向のずれ及びX方向のずれを補正した対象画像を画像比較部430に出力するとしたが、画像処理装置250は、回転角、Y方向及びX方向のずれの情報を画像比較部430に出力してもよい。この場合、画像処理装置250により出力された回転角、Y方向及びX方向のずれを示す情報を用いて、対象画像を補正し、補正した対象画像と教示画像とを比較する。
さらに、回転角正規化部422、Y方向正規化部423及びX方向正規化部424は、ずれを示す情報のみを画像比較部430に出力してもよいし、ずれを示す情報と補正前の対象画像とを画像比較部430に出力してもよい。また、ずれを示す情報とは、回転角正規化部422、Y方向正規化部423及びX方向正規化部424により選択された角度、Y方向のずらし量及びX方向のずらし量であってもよいし、当該角度、Y方向のずらし量及びX方向のずらし量に基づき変換された対象画像の座標データであってもよい。
また、上記説明では、X方向の正規化(S204)において、対象画像と教示画像とのX方向のヒストグラムのパターンマッチングにより、X方向のずれ量を判定しているが、対象画像と教示画像と画像データのパターンマッチングにより、X方向のずれ量を判定してもよい。すなわち、X方向正規化部424は、短冊をX方向にずらし、対象画像と教示画像とが最も一致するX方向のずらし量を判定し、当該ずらし量分、対象画像をX方向にずらしてもよい。具体的には、X方向正規化部424は、ずらした対象画像及び教示画像をそれぞれ2値化(黒及び白)し、対象画像と教示画像とで論理値(黒及び白)が異なる画素を抽出する。X方向正規化部424は、抽出した画素の数が最も少ないずらし量を判定する。
これにより、ヒストグラムを用いたパターンマッチングを行う場合に比べ、より高い精度のX方向の補正を行うことができる。さらに、X方向の正規化(S204)においては、対象画像の回転角及びY方向の位置ずれが補正されているので、画像データのパターンマッチングを行うことによる処理量の増加は少ない。
さらに、X方向正規化部424は、対象画像と教示画像との所定の短冊に対して画像データのパターンマッチングを行ってもよいし、所定の行に対応する画像データのパターンマッチングを行ってもよい。
また、上記説明では、ラベル111に横方向に文字が印刷されている例について述べたが、ラベル111に縦方向に文字が印刷されている場合にも本発明を適用できる。この場合、上述した説明におけるX方向をY方向と置き換え、Y方向をX方向と置き換えることが好ましい。
また、上記説明では、ラベル111に文字及び図形(バーコード)が印刷されている例について述べたが、文字及び図形の少なくとも一方が印刷されていればよい。
また、上記説明では、画像比較部430は、正規化された対象画像及び教示画像に含まれるラベル111に対応する領域の画像データを比較するとしたが、ラベル111に対応する領域のうち一部の画像データを比較してもよい。例えば、画像比較部430は、特に検査が必要な情報(例えば、名称251、原材料名252、保存方法253、消費期限254、及び製造者255等)を含む領域の画像データのみを比較してもよい。
また、上記説明では、教示画像及び対象画像は、2値(白黒)の画像データであるとしたが、多値(カラー)の画像データであってもよい。
さらに、本発明の主旨を逸脱しない限り、本実施の形態に対して当業者が思いつく範囲内の変更を施した各種変形例も本発明に含まれる。
本発明は、画像処理装置、ラベル検査装置及びラベル貼付装置に適用でき、特に、撮像したラベルの位置ずれを正規化する画像処理装置を備えるラベル検査装置に適用できる。
本発明の実施の形態に係るラベル検査装置を備えるラベル貼付装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る撮像部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置によるラベル検査処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置による位置補正処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る対象画像の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置による回転角正規化処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る対象領域及び短冊の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置による回転角正規化処理における短冊及びヒストグラムの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置によるY方向正規化処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置によるY方向正規化処理における短冊及びヒストグラムの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置によるX方向正規化処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るラベル検査装置によるX方向正規化処理における短冊、行及びヒストグラムの一例を示す図である。
符号の説明
100 ラベル貼付装置
110 商品
111 ラベル
120 搬送部
130 貼付部
140 操作部
200 ラベル検査装置
210 撮像部
211 カメラ
212、213 光源
220 制御部
230 表示部
250 画像処理装置
251 名称
252 原材料名
253 保存方法
254 消費期限
255 製造者
256 バーコード
300 対象画像
301、303 ラベル
302 対象領域
310、311、312、320、321 短冊
315、316、325、326、335、336 ヒストグラム
330、331 行
400 教示画像取得部
410 対象画像取得部
420 位置補正部
421 画像抽出部
422 回転角正規化部
423 Y方向正規化部
424 X方向正規化部
430 画像比較部
440 判定結果出力部

Claims (14)

  1. 予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形の少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理装置であって、
    前記対象画像において、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って配置され、
    前記画像処理装置は、
    直交する第1方向及び第2方向に画素が配置された撮像素子で撮像された前記対象画像及び前記教示画像を取得する画像取得部と、
    前記対象画像を分割することで複数の分割画像を生成する分割部と、
    前記複数の分割画像のうち少なくとも1つの分割画像に対して、前記第1方向の位置に対する、前記文字及び図形を構成する画素の前記第2方向における数の度数分布であるヒストグラムを生成し、生成したヒストグラムを用いて、前記対象画像の位置ずれを補正する位置補正部とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記分割部は、
    前記対象画像を分割することで複数の第1分割画像を生成する第1分割部を備え、
    前記位置補正部は、
    前記複数の第1分割画像の1以上のそれぞれ、又は前記対象画像を所定の角度毎に回転する回転部を備え、
    前記回転部が前記対象画像を所定の角度毎に回転する場合、前記第1分割部は、前記回転部により回転された対象画像をそれぞれ分割することで、角度毎の複数の第1分割画像を生成し、
    前記位置補正部は、さらに、
    前記回転部により1以上の分割画像が所定の角度毎に回転された複数の第1分割画像のそれぞれ、又は、前記対象画像が前記回転部により所定の角度毎に回転された後、前記第1分割部により分割された角度毎の複数の第1分割画像のうち各角度に対して1以上の第1分割画像を含む複数の第1分割画像のそれぞれに対して、前記第1方向の位置に対するヒストグラムである複数の第1ヒストグラムを生成する第1ヒストグラム生成部と、
    前記複数の第1ヒストグラムのうち、当該第1分割画像の回転角のずれが最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定し、当該ヒストグラムが前記回転部により回転された角度を選択する第1ヒストグラム判定部と、
    前記第1ヒストグラム判定部により選択された角度分、前記対象画像を回転させる、又は、前記第1ヒストグラム判定部により選択された角度の情報を出力する第1補正部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記回転部は、前記複数の第1分割画像の2以上のそれぞれ、又は前記対象画像を所定の角度毎に回転し、
    前記第1ヒストグラム生成部は、前記回転部により2以上の分割画像が所定の角度毎に回転された複数の第1分割画像のそれぞれ、又は、前記対象画像が前記回転部により所定の角度毎に回転された後、前記第1分割部により分割された角度毎の複数の第1分割画像のうち各角度に対して2以上の第1分割画像を含む複数の第1分割画像のそれぞれに対して、前記複数の第1ヒストグラムを生成し、
    前記第1ヒストグラム判定部は、前記2以上の第1分割画像毎に、前記複数の第1ヒストグラムのうち、当該第1分割画像の回転角のずれが最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定し、当該ヒストグラムが前記回転部により回転された角度を選択し、
    前記位置補正部は、さらに、
    前記第1ヒストグラム判定部により、回転角のずれが最も少なくなる特徴を示すと判定された前記2以上の第1分割画像のそれぞれに対応するヒストグラムのうち、山の特徴が最も明確なヒストグラムを判定し、当該ヒストグラムが前記回転部により回転された角度を選択する第2ヒストグラム判定部を備え、
    前記第1補正部は、前記第2ヒストグラム判定部により選択された角度分、前記対象画像を回転させる、又は、前記第2ヒストグラム判定部により選択された角度の情報を出力する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1ヒストグラム判定部は、ヒストグラムの立ち上がり及び立下りが最も鋭角なヒストグラムを判定することで、回転角の差分が最も少なくなる特徴を示すヒストグラムを判定する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の画像処理装置。
  5. 前記第2ヒストグラム判定部は、山の数が最も多いヒストグラムを、山の特徴が最も明確なヒストグラムとして判定する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記分割部は、
    前記対象画像を分割することで複数の第2分割画像を生成する第2分割部を備え、
    前記位置補正部は、
    前記複数の第2分割画像の1以上に対して前記第1方向の位置に対するヒストグラムである第2ヒストグラムと、前記教示画像の前記第1方向の位置に対するヒストグラムである第3ヒストグラムとを生成する第2ヒストグラム生成部と、
    前記第2ヒストグラム及び前記第3ヒストグラムのうち少なくとも一方を前記第1方向にずらし、前記第2ヒストグラムと前記第3ヒストグラムとが最も一致する前記第1方向のずらし量を判定する第3ヒストグラム判定部と、
    前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第1方向にずらす、又は、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量の情報を出力する第2補正部とを備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記位置補正部は、さらに、
    前記複数の第2分割画像のうちいずれかを選択する第1選択部と、
    前記第2ヒストグラムと前記第3ヒストグラムとが最も一致する前記第1方向のずらし量における、前記第2ヒストグラムと前記第3ヒストグラムとの一致度合いを判定する第1一致度合い判定部とを備え、
    前記第2ヒストグラム生成部は、前記第1選択部により選択された前記第2分割画像に対する前記第2ヒストグラムと、前記教示画像に含まれる当該分割画像に対応する位置の画像に対する第3ヒストグラムとを生成し、
    前記第1一致度合い判定部により判定された一致度合いが所定の値以上の場合に、前記第2補正部は、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第1方向にずらす、又は、前記第3ヒストグラム判定部により判定されたずらし量の情報を出力し、
    前記第1一致度合い判定部により判定された一致度合いが前記所定の値より低い場合に、前記第1選択部は、他の前記第2分割画像を選択する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記第1方向は、教示画像において、文字及び図形が並ぶ方向であり、
    前記第2ヒストグラム生成部は、
    前記複数の第2分割画像の1以上のそれぞれにおける前記第2方向の位置に対するヒストグラムに含まれる複数の山のそれぞれに対応する前記第2方向の範囲を行として判定する行判定部と、
    前記複数の第2分割画像の1以上に含まれる前記行のいずれかに対する前記第1方向の位置に対するヒストグラムである前記第2ヒストグラムを生成する第3ヒストグラム生成部と、
    前記第2ヒストグラムが生成された行に対応する前記教示画像の行に対する前記第1方向の位置に対するヒストグラムを前記第3ヒストグラムとして生成する第4ヒストグラム生成部とを備える
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の画像処理装置。
  9. 前記第3ヒストグラム生成部は、
    前記複数の第2分割画像の1以上に含まれる前記行のそれぞれに対する前記第1方向の位置に対するヒストグラムである複数の第4ヒストグラムを生成する第5ヒストグラム生成部と、
    前記複数の第4ヒストグラムのうち、山の特徴が最も明確なヒストグラムを判定し前記第2ヒストグラムとして選択する第4ヒストグラム判定部とを備える
    ことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記分割部は、
    前記対象画像を分割することで複数の第3分割画像を生成する第3分割部を備え、
    前記位置補正部は、さらに、
    前記複数の第3分割画像の1以上に対して前記第2方向の位置に対するヒストグラムである第5ヒストグラムと、前記教示画像の前記第2方向の位置に対するヒストグラムである第6ヒストグラムとを生成する第6ヒストグラム生成部と、
    前記第5ヒストグラム及び前記第6ヒストグラムのうち少なくとも一方を前記第2方向にずらし、前記第5ヒストグラムと前記第6ヒストグラムとが最も一致する前記第2方向のずらし量を判定する第5ヒストグラム判定部と、
    前記第5ヒストグラム判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第2方向にずらす、又は、前記第5ヒストグラム判定部により判定されたずらし量の情報を出力する第3補正部とを備える
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記分割部は、
    前記対象画像を分割することで複数の第3分割画像を生成する第3分割部を備え、
    前記位置補正部は、さらに、
    前記複数の第3分割画像の1以上と前記教示画像とのうち少なくとも一方を前記第2方向にずらし、前記複数の第3分割画像の1以上と前記教示画像とが最も一致する前記第2方向のずらし量を判定する一致判定部と、
    前記一致判定部により判定されたずらし量分、前記対象画像を前記第2方向にずらす、又は、前記一致判定部により判定されたずらし量の情報を出力する第3補正部とを備える
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 商品に貼付された、文字及び図形の少なくとも一方が印刷されたラベルを検査するラベル検査装置であって、
    前記ラベルにおいて、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って印刷され、
    前記ラベル検査装置は、
    前記商品に貼付されたラベルを撮像し対象画像を生成する撮像部と、
    前記対象画像の位置ずれを補正する請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置により位置ずれを補正された対象画像と、前記教示画像との相違が所定の範囲内であるか否かを判定する画像判定部と、
    前記画像判定部により前記相違が所定の範囲内であると判定された場合に、当該ラベルが正常である旨を出力し、前記画像判定部により前記相違が所定の範囲外であると判定された場合に、当該ラベルが正常でない旨を出力する出力部とを備える
    ことを特徴とするラベル検査装置。
  13. 予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形の少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理方法であって、
    前記対象画像において、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って配置され、
    前記画像処理方法は、
    直交する第1方向及び第2方向に画素が配置された撮像素子で撮像された前記対象画像及び前記教示画像を取得する画像取得ステップと、
    前記対象画像を分割することで複数の分割画像を生成する分割ステップと、
    前記複数の分割画像のうち少なくとも1つの分割画像に対して、前記第1方向の位置に対する、前記文字及び図形を構成する画素の前記第2方向における数の度数分布であるヒストグラムを生成し、生成したヒストグラムを用いて、前記対象画像の位置ずれを補正する位置補正ステップとを含む
    ことを特徴とする画像処理方法。
  14. 予め定められた教示画像を基準として、文字及び図形の少なくとも一方が撮像された画像データである対象画像の位置ずれを補正する画像処理方法のプログラムであって、
    前記対象画像において、前記文字及び図形は、同一の方向に沿って配置され、
    前記プログラムは、
    直交する第1方向及び第2方向に画素が配置された撮像素子で撮像された前記対象画像及び前記教示画像を取得する画像取得ステップと、
    前記対象画像を分割することで複数の分割画像を生成する分割ステップと、
    前記複数の分割画像のうち少なくとも1つの分割画像に対して、前記第1方向の位置に対する、前記文字及び図形を構成する画素の前記第2方向における数の度数分布であるヒストグラムを生成し、生成したヒストグラムを用いて、前記対象画像の位置ずれを補正する位置補正ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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