JP2009093059A - 液晶表示装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶層34を挟持する一対の基板と、液晶層34と一対の基板のうちの一方の基板との間に設けられたカラーフィルタ層32と、一方の基板と液晶層34との間に設けられたバリア層26と、バリア層26とカラーフィルタ層32との間に設けられ、バリア層26とカラーフィルタ層32との間隔を一定に保持する樹脂層28と、樹脂層28の液晶層34側に液晶層34の周囲を囲むように設けられたシール材24と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
樹脂層が鉛筆硬度でHよりも柔らかいとすると、樹脂層が変形することにより、樹脂層上に形成しているシール材が樹脂層に沈み込みセルギャップが変化してしまうことが考えられる。また、樹脂層の変形により、バリア層とカラーフィルタ層との離間距離が表示領域内で均一とはならないことが起こりうる。このいずれも、表示される画像の品質に影響を与えるため、均一な厚みに形成する必要がある。また、樹脂層は、樹脂層を形成した後に離間距離の調整と表面の平坦化のため、必要に応じて研磨加工を行う場合があるが、樹脂層が柔らかすぎると均一な研磨を施すことが困難であり、研磨が不調に終わるおそれがある、
この構成によれば、樹脂層を形成する材料を架橋することで架橋密度を高め、樹脂材料の弾性率を上げることができるので、容易に所望の硬度の樹脂層を形成することができる。
この構成によれば、樹脂層を形成する材料に樹脂層を構成する材料よりも相対的に硬質な材料を混合することで、全体としての樹脂層の硬度を容易に調整することが可能である。
この構成によれば、硬質層上にシール材が形成されるため、たとえ柔らかい樹脂材料にて樹脂層が形成されていたとしても、シール材が硬質層に埋没しセルギャップが変化することが無い。そのため、セルギャップ管理が容易となる。
この構成によれば、硬質層がいくつもの部分に分かれておらず一体となって形成されるため、より強固な層を形成することができる。また、硬質層の形成においてパターニングが不要であるため硬質層の形成工程が簡素化できる。更に、樹脂層全体が硬質層に覆われることからセルギャップ管理と離間距離管理が容易となり、容易に信頼性の高い硬質層を備えた液晶表示装置を提供することができる。
無機材料は樹脂材料と比べて極めて硬質であるため、硬質層として必要な硬度を十分に確保し、優れた硬質層を形成することができる。
液晶表示装置の構成では、導電性材料により被覆されたスペーサ(導電接続材料)を基板間に配置し、この導電接続材料を介して基板同士を電気的に導通させることが多い。本構成によれば、導電接続材料が形成される樹脂層の上に配置されるため、導電接続材料には液晶層のセルギャップ程度の大きさ(直径)を備えた通常使用される導電接続材料が使用可能であり、バリア層と表示画面との離間距離ほどの大きさを備えた導電接続材料を必要としない。そのため、容易に信頼性の高い液晶表示装置とすることができる。
一般に光硬化性樹脂は硬化時の収縮が少ないため、容易に所望の離間距離を備えた樹脂層を形成することができ優れた表示性能を備える液晶表示装置を提供することができる。
この構成によれば、セルギャップや離間距離を緻密に管理し高品質な画像を表示できる電子機器とすることができる。
以下、図1〜図2を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置について説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。なお、本発明において、「鉛筆硬度」は、JIS−K5600−5−4「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」に準じて測定することにより得られる値である。
図3は、本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置2の説明図である。本実施形態の液晶表示装置2は、第1実施形態の液晶表示装置1と一部共通している。異なるのは、樹脂層28を覆って硬質層を形成することである。したがって、本実施形態において第1実施形態と共通する構成要素については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
この構成によれば、硬質層30がいくつもの部分に分かれておらず一体となって形成されるため、より強固な層を形成することができる。また、硬質層30の形成においてパターニングが不要であるため硬質層30の形成工程が簡素化できる。樹脂層28全体が硬質層30に覆われることによりセルギャップ管理と離間距離管理が容易となり、容易に信頼性の高い硬質層30を備えた液晶表示装置2を提供することができる。
次に、本発明の電気光学装置を備えた電子機器の実施形態について説明する。図7は、本発明にかかる電子機器の一例としてカーナビゲーションシステムを示した概略図である。図7(a)は斜視図を示し、(b)は画像を視認できる仕組みを示す図である。図7(a)に示すように、カーナビゲーションシステム700は画像表示部701を備えている。画像表示部701は、本発明の電気光学装置を備えて構成されている。
Claims (10)
- 液晶層を挟持する一対の基板と、
前記液晶層と前記一対の基板のうちの一方の基板との間に設けられたカラーフィルタ層と、
前記一方の基板と前記カラーフィルタ層との間に設けられたバリア層と、
前記バリア層と前記カラーフィルタ層との間に設けられ、前記バリア層と前記カラーフィルタ層との間隔を一定に保持する樹脂層と、
前記樹脂層の前記液晶層側に前記液晶層の周囲を囲むように設けられたシール材と、を備えていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記樹脂層は、鉛筆硬度としてH以上6H以下の硬度を備えていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記樹脂層は、前記樹脂層を形成する材料に架橋剤を添加して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記樹脂層は、前記樹脂層を形成する材料に前記樹脂層を形成する材料よりも相対的に硬質な材料を混合して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記樹脂層の少なくとも前記樹脂層の前記液晶層と平面的に重なる領域および前記シール材に平面的に重なる領域には、前記樹脂層よりも相対的に硬度が高い硬質層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記硬質層は、前記樹脂層の表面を覆って前記一方の基板の全面に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
- 前記硬質層は、無機材料によって形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の液晶表示装置。
- 前記樹脂層は、光硬化性樹脂を用いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記樹脂層の前記液晶層側の面であって前記液晶層と平面的に重ならない領域に、前記一対の基板同士を電気的に接続する導電接続材料が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007265422A JP2009093059A (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 液晶表示装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009093059A true JP2009093059A (ja) | 2009-04-30 |
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ID=40665083
Family Applications (1)
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JP2007265422A Withdrawn JP2009093059A (ja) | 2007-10-11 | 2007-10-11 | 液晶表示装置および電子機器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014029381A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | 視差バリア構造及びその製造方法 |
JP2015507760A (ja) * | 2012-11-13 | 2015-03-12 | エルジー・ケム・リミテッド | 相変化インク組成物を用いて形成された遮光パターンを含む立体映像表示装置 |
CN110501771A (zh) * | 2014-08-21 | 2019-11-26 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置和电子设备 |
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2007
- 2007-10-11 JP JP2007265422A patent/JP2009093059A/ja not_active Withdrawn
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US9826223B2 (en) | 2012-11-13 | 2017-11-21 | Lg Chem, Ltd. | Stereoscopic image display device including light shielding pattern formed using phase change ink composition |
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