JP6508817B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
分離角を一定としたい場合、画素ピッチが細かくなると、このギャップを小さくする必要がある。具体的には、TFT素子基板やUV硬化樹脂の厚み薄くする必要がある。
本実施形態では、左右の方向へ異なる2種の画像を表示できるデュアルビューディスプレイであって、ハイビジョン(5760Pixel×2160Pixel)の映像の表示に対応した液晶表示装置の例を挙げて説明する。
液晶表示装置1は、図1に示すように、表示領域Aの左右方向(x方向)に多数配置された複数の画素28を有する液晶パネル2を備えている。一つの画素28は、表示領域Aの左右方向に順に配置された赤色のサブ画素2R、緑色のサブ画素2G、青色のサブ画素2Bによって構成されている。
液晶表示装置1は、デュアルビュー表示に対応した液晶パネル2とバックライト8とを備えている。液晶パネル2は、第1の偏光板3と、第1位相差フィルム4と、液晶セル5と、第2位相差フィルム6と、第2の偏光板7と、を備えている。図2では、液晶セル5を模式的に図示しているが、その詳細な構造については後述する。
ここでは、アクティブマトリクス方式の透過型液晶パネルを一例に挙げて説明する。但し、本実施形態に適用可能な液晶パネル2はアクティブマトリクス方式の透過型液晶パネルに限るものではない。本実施形態に適用可能な液晶パネル2は、例えば半透過型(透過・反射兼用型)液晶パネルであっても良い。さらには、各画素がスイッチング用薄膜トランジスタを備えていない単純マトリクス方式の液晶パネルであっても良い。以下、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)をTFTと略記する。
図3に示すように、液晶パネル2を構成する液晶セル5は、TFT素子基板10と、カラーフィルター基板12と、液晶層11と、を有している。TFT素子基板10は、スイッチング素子基板として機能する。カラーフィルター基板12は、TFT素子基板10に対向して配置されている。液晶層11は、TFT素子基板10とカラーフィルター基板12との間に挟持されている。
本実施形態のTFT19は、各画素に設けられるスイッチング素子として機能する。
ゲート絶縁膜20の材料としては、例えばシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、もしくはこれらの積層膜等が用いられる。
第1層間絶縁膜21とゲート絶縁膜20とには、コンタクトホール22及びコンタクトホール23が、第1層間絶縁膜21とゲート絶縁膜20とを貫通して形成されている。
画素電極25の材料としては、例えばITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)、IZO(Indium Zinc Oxide:インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電性材料が用いられる。
バックライト8は、図4に示すように、光源36と、導光体37と、プリズムシート90と、を備えている。光源36は、導光体37の端面37aに配置されている。光源36としては、例えば、発光ダイオード、冷陰極管等が用いられる。導光体37は、例えば、アクリル樹脂等により形成されている。
本実施形態のバックライト8は、エッジライト型のバックライトである。
図5は、液晶パネルにおけるバリア層40の構成を中心に示す図である。
バリア層40は、透明基板14の表面14a上にパターン形成されたバリアパターン45を有する。バリアパターン45は、図1に示したように、表示領域Aの上下方向(y方向)に亘って延在するとともに左右方向(x方向)に所定のピッチでストライプ状に配置された複数のバリア部41を有する。配列方向におけるバリア部41の幅BWは、表示領域Aの左右方向(x方向)の画素ピッチよりも広くなっている。バリアパターン45の形成材料には、光吸収性(遮光性)の高いブラックマトリクス材料が用いられる。
液晶パネル2の画素数:5760Pixel×2160Pixel
画素ピッチP:16.9μm×50.7μm
本実施形態では、バリアパターン45におけるバリアピッチBPは画素ピッチの2倍とされており、下記式(1)より得られる。
図6(A)〜(D)は、第1実施形態における液晶表示装置の製造工程を示す断面図である。
次に、図6(B)に示すように、透明基板14の表面14a上にバリアパターン45を覆うようにして中間層44を形成する。
この後、液晶セル5の表裏に位相差フィルムや偏光板を設けることで本実施形態の液晶表示装置1が完成する。
従来の液晶表示装置300では、図13(A)に示すように液晶セル305を製造した後、図13(B)に示すようにTFT基板310側の透明基板314に対してエッチング処理を施す。透明基板314を薄くした後、その外面上に別途形成しておいたバリア基板340を貼り合わせる(図13(C))。
次に、本発明の第2実施形態について図9を用いて説明する。
図9は、第2実施形態の液晶表示装置の全体構成を示す平面図である。
以下に示す本実施形態の液晶表示装置50の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、バリア層51の構成において異なる。よって、以下の説明では、バリア層51の構成について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1〜図5と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
中間層44は、第1のバリアパターン54及び第2のバリアパターン53を覆う所定の膜厚で透明基板14上に形成されている。
図10(A)〜(D)は、第1実施形態における液晶表示装置の製造工程を示す断面図である。
図11に示すように、本実施形態の液晶表示装置50では、バックライト8から射出された光のうち、第1のバリアパターン54及び第2のバリアパターン53を通過した光が視認側へと射出される。一方、バックライト8からの射出光のうち第1のバリアパターン54に入射した光は、当該第1のバリアパターン54において吸収されることなくバックライト側へと反射される。反射光はバックライト8内に戻り、再び液晶パネル56側へと射出される。このような再帰光のうち、第1のバリアパターン54を通過した光の分だけ光の再利用が可能となり、高輝度化へ寄与することになる。
また、第2のバリアパターン53により視認者側からの外光の反射も抑制することができるので、高品位なデュアルビュー表示を達成することが可能である。
Claims (6)
- 第1基板と、
前記第1基板と対向配置される第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置される液晶層と、
前記第1基板の前記液晶層と対向する一面側に形成されるバリア層と、
前記バリア層の表面に形成されるTFT素子層と、
前記TFT素子層上に積層される画素電極と、
前記第2基板の前記液晶層と対向する一面側に配置されるカラーフィルターと、
前記カラーフィルターと前記液晶層との間に配置される対向電極と、を備え、
前記バリア層が、前記第1基板の前記液晶層と対向する一面に形成される左右の方向へ2種の画像を表示させるバリアパターンと、前記バリアパターンを覆う中間層と、を含み、
前記第1基板と前記第2基板との間における前記カラーフィルターと前記バリアパターンとの間の距離が80μm未満である、
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 前記カラーフィルターと前記バリアパターンとの間の距離が80μm未満、20μm以上である
請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記バリアパターンは、所定のピッチで配列された複数のバリア部を有しており、
配列方向における前記バリア部の幅は画素ピッチよりも広い
請求項1あるいは2に記載の液晶表示装置。 - 前記複数のバリア部のバリアピッチが前記画素ピッチの略2倍である
請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記バリアパターンが光吸収性あるいは光反射性を有している
請求項1から4のいずれか一項に記載の液晶表示装置。 - 光反射性を有した第1のバリアパターンと、
前記第1のバリアパターンよりも低い光反射性を有する第2のバリアパターンと、を有し、
前記第1基板上に前記第1のバリアパターンと前記第2のバリアパターンとがこの順で積層されている
請求項5に記載の液晶表示装置。
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