JP2009092611A - ナビゲーション装置及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナビゲーション装置において、自車位置周辺で提供されるコンテンツ情報の存在をユーザが認識できるようにする。
【解決手段】本発明に係るナビゲーション装置2によれば、ナビゲーション装置2によれば、路側無線装置11〜1nから受信された事象発生位置を示す情報及び情報提供位置を示す情報を含む蓄積型情報をコンテンツ情報記憶部251に記憶し、事象発生位置が誘導経路から所定範囲内にある蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に記憶されている場合に、その事象発生位置を示すアイコンを地図画面上に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置及び表示方法に関する。
従来、車載用のナビゲーション装置においては、サーバ等の情報提供装置と接続し、その情報提供装置からコンテンツ情報等を取得するものが知られている。例えば、特許文献1には、DSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)の基地局を介して情報提供装置と接続し、道路交通情報を受信するナビゲーションシステムが記載されている。
特開2007−132747号公報
ところで、情報提供装置から受信されるコンテンツ情報には、受信した後1秒以内にナビゲーション装置側で提供する即時型情報と、情報提供位置の位置情報を含み、車両が情報提供位置に到達した際に提供する蓄積型情報と、が存在する。
しかしながら、従来、蓄積型情報は、車両が情報提供位置に到達した際に提供されるだけであった。そのため、ユーザは、情報提供位置に到達するまでは、誘導経路周辺において提供される蓄積型情報が存在するのか否か、また、提供される蓄積型情報によって報知される事象が発生している地点が存在するのか否か等を知ることができなかった。
本発明の課題は、ナビゲーション装置において、誘導経路周辺で提供されるコンテンツ情報の存在をユーザが認識できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置において、
情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する受信手段と、
前記受信されたコンテンツ情報を記憶する記憶手段と、
前記事象発生位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の事象発生位置を示す画像情報を表示させる制御手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御手段は、更に、前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の事象発生位置を示す画像情報を表示させる。
請求項3に記載の発明は、
自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置において、
情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する受信手段と、
前記受信されたコンテンツ情報を記憶する記憶手段と、
前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の情報提供位置を示す画像情報を表示させる制御手段と、
を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記制御手段は、前記地図画面上に前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報の前記事象発生位置を示す画像情報を表示させる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、
前記制御手段は、更に、前記事象発生位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の情報提供位置を示す画像情報を表示させる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段は、前記受信された各コンテンツ情報に優先度を設定し、前記受信手段において新たにコンテンツ情報を受信した際に、前記記憶手段に前記受信されたコンテンツ情報を記憶可能な空き領域が存在するか否かを判断し、存在しない場合に、前記受信されたコンテンツ情報及び前記記憶手段に既に記憶されているコンテンツ情報の優先度に基づいて、前記受信されたコンテンツ情報を破棄するか又は前記記憶手段に記憶されている何れかのコンテンツ情報を削除する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、
前記優先度は、前記コンテンツ情報の事象発生位置及び情報提供位置の前記誘導経路からの距離に基づいて設定される。
請求項8に記載の発明は、
自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置における表示方法であって、
情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する工程と、
前記受信されたコンテンツ情報を記憶手段に記憶する工程と、
前記事象発生位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の事象発生位置を示す画像情報を表示させる工程と、
を含む。
請求項9に記載の発明は、
自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置における表示方法であって、
情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する工程と、
前記受信されたコンテンツ情報を記憶手段に記憶する工程と、
前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の情報提供位置を示す画像情報を表示させる工程と、
を含む。
本発明によれば、ナビゲーション装置において、自車位置周辺で提供されるコンテンツ情報の存在をユーザが認識することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1に、DSRCシステム100及びナビゲーション装置2の概要を示す。
ここで、DSRCシステムとは、ITS(Information & Communication System:道路交通情報通信システム)の一環として導入されたシステムであり、数メートル〜数十メートル程度の限定された通信エリア内で路側無線装置とDSRC機能を有する車載器(例えば、ナビゲーション装置等)との間で情報の送受を可能とした通信システムである。
図1に示すように、DSRCシステム100は、n台の路側無線装置11〜1nと、この路側無線装置11〜1nと通信ネットワークNを介して接続されたサーバ3とを含む。路側無線装置11〜1nは、それぞれDSRCアンテナ11a〜1naを有する。
路側無線装置11〜1nは、それぞれ道路脇、道路上方、道の駅、駐車場等に設置され、DSRCアンテナ11a〜1naから到達距離が極めて限定されたDSRCの電波を放射して、所定の通信エリア内に停車又は通行する車両に搭載されたDSRC機能を有するナビゲーション装置2との間で双方向狭域無線通信を行う。路側無線装置11〜1nは、DSRC専用のIP網等の通信ネットワークNを介してサーバ3とデータ送受信可能に接続されている。路側無線装置11〜1nは、ナビゲーション装置2との通信が確立すると、接続された旨をサーバ3に通知し、サーバ3からコンテンツ情報を受信してナビゲーション装置2に送信する。
サーバ3は、サービス事業者が管理するサーバであり、情報提供者(道路交通機関、各種施設を運営する企業等)から配信を依頼されたコンテンツ情報(道路交通情報、広告等)を大容量の記憶装置に蓄積しておき、必要に応じて路側無線装置11〜1nと通信接続されたナビゲーション装置2に対して配信する装置である。サーバ3は、ナビゲーション装置2と通信が確立した路側無線装置11〜1nのそれぞれが存在するエリアによって、エリアに応じたコンテンツ情報を配信することができる。
ナビゲーション装置2は、路側無線装置11〜1nとDSRCに基づく通信を行うためのDSRC機能と、ナビゲーション2が搭載された車両(自車)の現在位置や目的地までの経路案内を表示するナビゲーション機能を備えた装置である。
図2に、ナビゲーション装置2の機能構成例を示す。
図2に示すように、ナビゲーション装置2は、制御部20、操作入力部21、表示部22、音声出力部23、ハードディスク装置24、受信情報記憶部25、GPS(Global Positioning System)モジュール26、自律航法ユニット27、VICS(Vehicle Information and Communication System)モジュール28、DSRC送受信部29等を備えて構成されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部20のCPUは、ROMに記憶されているシステムプログラムを読み出して実行し、ナビゲーション装置2の各部を駆動制御する。また、CPUは、操作入力部21、GPSモジュール26、VICSモジュール28、DSRC送受信部29等を介して入力される情報に基づいて、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って各種処理を実行する。
例えば、制御部20は、操作入力部21を介して目的地が設定され、経路探索が指示されると、経路探索処理を実行し、ハードディスク装置24に記憶されている地図情報から、ノード(交差点、分岐点、屈曲点といった節点の座標情報)情報とリンク(2つの節点を結ぶ直線経路)情報を含む道路情報を読み出し、読み出した道路情報に基づいて、各種条件に応じた自車の現在位置(自車位置)から目的地までの経路(例えば、標準経路、最短距離の経路、最低料金の経路、最短時間の経路等)を探索する。経路探索処理が終了すると、制御部20は、探索された経路のうち、経路案内に利用する誘導経路をユーザが選択するための選択画面を表示部22に表示させ、操作入力部21からの選択入力に応じて、探索された経路のうち一の経路を経路案内に利用する誘導経路として設定し、経路探索結果としてRAMに記憶する。
また、制御部20は、操作入力部21を介して経路案内が指示されると、経路案内処理を実行し、GPSモジュール26等から出力される自車位置及び経路探索処理の探索結果に基づいて、ハードディスク装置24から経路案内に必要なデータ(自車位置付近に関する地図情報、施設情報、案内図データ等)を読み出してRAMに格納し、表示部22に経路案内を表示したり、経路案内の音声を音声出力部23から出力したりする。
また、制御部20は、後述する蓄積型情報アイコン表示処理を実行し、表示部22に表示されている地図画面上において、DSRC送受信部29により受信され、受信情報記憶部25に記憶されているコンテンツ情報の事象発生位置や情報提供位置にアイコンを表示する。なお、本実施の形態においては、コンテンツ情報の事象発生位置や情報提供位置にアイコンを表示する場合を例にとり説明するが、吹き出し、アノテーション(Annotation)、記号、文字等の画像情報を表示することとしてもよい。
ここで、サーバ3から送信されるコンテンツ情報には、即時型情報と蓄積型情報とが存在する。
即時型情報は、受信した後1秒以内にナビゲーション装置2で提供される(再生される)コンテンツ情報である。制御部20は、DSRC送受信部29により即時型情報が受信されると、受信された情報をRAMに一時記憶するとともに、直ちに受信された即時型情報のコンテンツを表示部22及び/又は音声出力部23により再生する。再生後、即時型情報をRAMから削除する。
一方、蓄積型情報は、ナビゲーション装置2を搭載した車両、即ち自車が予め定められた情報提供位置に到達した際に、画像及び/又は音声により提供されるコンテンツ情報であり、事象発生位置を示す座標情報、コンテンツの提供を行うべき情報提供位置を示す情報を含む。
事象発生位置とは、コンテンツによって報知される事象が発生した地点の位置を指す。例えば、蓄積型情報のコンテンツが或るレストランのランチサービスに関するコンテンツであった場合、事象発生位置は、そのレストランの存在する位置のことを指す。また、蓄積型情報のコンテンツが落石事故に関するコンテンツであった場合、事象発生位置は、落石事故の現場の位置を指す。
情報提供位置は、地点として定められていてもよいし、エリアとして定められていてもよい。本実施の形態においては、蓄積型情報を提供する位置を情報提供エリアとして定めていることとする。
図3に、事象発生位置及び情報提供エリアの関係を示す。図3のP1は、地図上における事象発生位置を示す。図3のA1〜A4は、事象発生位置P1に関するコンテンツ情報の情報提供エリアを示す。図3に示すように、情報提供エリアA1〜A4は、例えば、事象発生位置P1に向かう道路上に予め設定されている。これらの情報提供エリアA1〜A4は、中心座標O1〜O4の情報(緯度経度)、半径R1〜R4の情報、車両の進行方向の情報からなる情報提供位置情報で特定される。
制御部20は、DSRC送受信部29により蓄積型情報が受信されると、受信された蓄積型情報を受信日時と対応付けてコンテンツ情報記憶部251に記憶し、自車が情報提供位置情報により定められた情報提供エリア内に定められた方向から進入したことがGPSモジュール26や自律航法ユニット27により検出された際に、受信された蓄積型情報のコンテンツを表示部22及び/又は音声出力部23により再生する。図4に、情報提供エリア内で表示部22により再生されるコンテンツの一例を示す。図4に示すように、情報提供エリア内においては、例えば、コンテンツ222が表示部22に表示された地図画面上にポップアップ表示される。このポップアップ表示と併せて「本日午前10時より午後4時まで電気工事のため区役所前が片道相互通行になります」等の音声を再生してもよい。また、制御部20は、図示しないRTC(Real Time Clock)等の計時回路に接続されており、コンテンツ再生時に計時回路から出力される日時情報を取得して、コンテンツ再生日時を再生した蓄積型情報に対応付けてコンテンツ情報記憶部251に記憶する。コンテンツ再生日時は、コンテンツが再生される度に更新される。
操作入力部21は、方向(上、右上、右、右下、下、左下、左、左上)を指示するための矢印キー、この矢印キーの中央部に配置されたセットキー、数字キー、その他ナビゲーション利用等の各種機能に対応付けられた各種キーを備え、操作されたキーに対する操作信号を制御部20に出力する。また、操作入力部21は、表示部22の画面を覆うように設けられたタッチパネルを備え、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を位置信号として制御部20に出力する。あるいは、操作入力部21は、リモコン、マイク等を備える構成としてもよい。
表示部22は、カラー液晶ディスプレイ等により構成され、制御部20からの指示に従って表示画面上に地図画面やアイコン、案内図等のナビゲーション用の表示情報を表示する。
音声出力部23は、テキストデータから音声再生可能な音声データを生成する音声合成部、D/A変換器、増幅器、スピーカ等を備えて構成され、制御部20からの指示に従って、音声データをアナログ信号に変換して音声出力する。
ハードディスク装置24は、地図DB(Data Base)241、案内図DB242、案内音声DB243、施設情報DB244等を有し、ナビゲーション装置2における経路の探索及び経路案内に必要なデータを記憶する。なお、地図DB(Data Base)241、案内図DB242、案内音声DB243、施設情報DB244等の記憶装置としては、ハードディスク装置に限らず、CD−ROM、DVD等の記録媒体とこれらの記録媒体から情報を読み出すドライブ等としてもよい。
地図DB241は、道路情報を含む地図情報を格納するデータベースである。道路情報としては、ノード、リンク、各道路の名称、道路の種類を示す種別(高速道路、国道、県道、一般道、幹線道、有料道路等)、道幅、IC(インターチェンジ)の名称及び地図上の座標情報(緯度経度)、SA(サービスエリア)の名称及び地図上の座標情報等の情報が含まれる。
案内図DB242は、経路案内のポイントで案内画像を表示するための案内図データ(例えば、交差点拡大図、方面看板、進行方向矢印等の画像データ)を格納するデータベースである。
案内音声DB243は、経路案内に必要なメッセージの音声データを格納するデータベースである。
施設情報DB244は、各種施設の種別情報、施設個別名称、施設アイコン情報(施設の地図上の座標情報、アイコン画像情報を含む)を格納するデータベースである。
受信情報記憶部25は、半導体メモリ等により構成され、DSRC送受信部29により路側無線装置11〜1nから受信された蓄積型情報を記憶する。
図5に、本実施の形態において路側無線装置11〜1nから受信される蓄積型情報のデータフォーマットの一例を示す。図5に示すように、蓄積型情報には、コンテンツを画像又は音声により再生するためのコンテンツ実データの他、コンテンツに関する情報が含まれる。コンテンツに関する情報としては、例えば、事業者情報、情報提供者情報、事象発生位置情報、情報提供エリア情報等が挙げられる。
事業者情報は、コンテンツを配信するサービス事業者に関する事業者情報であり、例えば、コンテンツを提供するサービス事業者の事業者コード、事業者名表示用テキスト等が含まれる。
情報提供者情報は、配信される情報(即ち、コンテンツ)を提供する情報提供者に関する情報であり、例えば、情報提供者コード、情報提供者名表示用テキスト、配信される情報の種別を示す情報コード、情報タイトル表示用テキスト、情報の有効期限等が含まれる。
事象発生位置情報は、配信される情報の事象発生位置に関する情報であり、事象発生位置の座標情報(緯度経度)、営業時間を示す営業時間情報(事象発生位置が施設である場合に利用される)、事象発生位置にアイコンを表示するための画像情報であるアイコン画像情報等が含まれる。
情報提供エリア情報は、コンテンツを提供すべき情報提供エリアの位置を示す情報提供位置情報(情報提供エリアの中心座標、中心座標からの半径、進行方向)等が含まれる。なお、情報提供位置情報は複数であってもよい。
GPSモジュール26は、図示しないGPSアンテナ等を備えて構成される。このGPSアンテナは、地球低軌道に打ち上げられた複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する。GPSアンテナは、少なくとも3個のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて車両の絶対的な現在位置(緯度、経度)を検出して、制御部20に出力する。
自律航法ユニット27は、角度センサ、距離センサ等を備えて構成される。角度センサは、車の角速度(単位時間あたりの水平方向への回転角度)を検出して、移動方位の変化量を算出する。距離センサは、車輪の回転に応じて出力されるパルス信号を検出して、車両の移動量を算出する。自律航法ユニット27は、これら角速度信号および車速パルス信号により、車両の相対的な位置変化を算出して制御部20に出力する。
VICSモジュール28は、FM多重放送局等からの放送を、図示しないアンテナを介して受信することによって道路渋滞情報を受信し制御部20に出力する。または、VICSモジュール28は、道路上に設置された機器からの光・無線電波を用いたビーコン発信機から放送された道路渋滞情報を受信する構成としてもよい。
DSRC送受信部29は、DSRCアンテナ29aを備え、路側無線装置11〜1nとDSRCに基づく双方向狭域無線通信を行い、路側無線装置11〜1nから配信されるコンテンツ情報を始めとする各種通信情報を受信する。
例えば、DSRC送受信部29は、路側無線装置11の通信エリア内に到達すると、路側無線装置11から放射されるDSRCの電波を受信して、路側無線装置11とDSRCに基づく通信接続処理を行う。路側無線装置11との通信が確立し、路側無線装置11からコンテンツ情報を始めとする通信情報が受信されると、受信された通信情報を制御部20に出力する。路側無線装置12〜1nの通信エリア内に到達した際もDSRC送受信部29は同様の処理をする。
なお、DSRC送受信部29の内部にメモリを有する構成とし、このメモリにナビゲーション装置2における表示部22の画面解像度、地図情報の測地系、受信情報記憶部25の情報格納可能容量等の情報を記憶しておき、路側無線装置11〜1nとの通信開始時にこれらの情報をDSRC送受信部29が路側無線装置11〜1nに通知することで、ナビゲーション装置2に応じたデータを路側無線装置11〜1nから受信することができる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図6に、制御部20により実行される蓄積型情報アイコン表示処理を示す。
まず、操作入力部21の操作に応じて経路探索処理が実行される(ステップS1)。次いで、GPSモジュール26等から出力される自車位置及び経路探索処理の探索結果である誘導経路(走行ルート)に基づいて経路案内処理が開始される(ステップS2)。
次いで、コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報のデータについて、データ確認処理が実行される(ステップS3)。
図7に、ステップS3において制御部20により実行されるデータ確認処理を示す。
まず、コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報のデータから処理対象となる蓄積型情報のデータが選択される(ステップS101)。次いで、処理対象の蓄積型情報に情報提供位置情報が含まれているか否かが判断され、情報提供位置情報が含まれていると判断されると(ステップS102;YES)、その情報提供位置情報が参照され、走行ルートが情報提供エリア内に重なるか否かが判断される。走行ルートが情報提供エリア内に重ならないと判断されると(ステップS103;NO)、処理はステップS105に移行する。走行ルートが情報提供エリア内に重なると判断されると(ステップS103;YES)、処理対象の蓄積型情報に提供位置表示フラグ1が設定され(ステップS104)、処理はステップS107に移行する。
ステップS105においては、処理対象の蓄積型情報の情報提供位置情報が参照され、情報提供エリアと走行ルートとの距離が予め定められた規定距離L0以内の箇所が存在するか否かが判断される。情報提供エリアと走行ルートとの距離が規定距離L0以内の箇所が存在しないと判断されると(ステップS105;NO)、処理はステップS107に移行する。
一方、情報提供エリアと走行ルートとの距離が規定距離L0以内の箇所が存在すると判断されると(ステップS105;YES)、処理対象の蓄積型情報に提供位置表示フラグ2が設定され(ステップS107)、処理はステップS107に移行する。
ステップS107においては、処理対象の蓄積型情報の事象発生位置の座標情報が参照され、事象発生位置から予め定められた規定距離L1の範囲に走行ルートが存在するか否かが判断される。規定距離L1は、事象発生位置が走行ルート上又は走行ルートに非常に近い(例えば、ルートから数mの)距離である。事象発生位置から規定距離L1の範囲に走行ルートが存在しないと判断されると(ステップS107;NO)、処理はステップS109に移行する。一方、事象発生位置から規定距離L1の範囲に走行ルートが存在すると判断されると(ステップS107;YES)、処理対象の蓄積型情報に発生位置表示フラグ1が設定され(ステップS108)、処理はステップS111に移行する。
ステップS109においては、処理対象の蓄積型情報の事象発生位置の座標情報が参照され、事象発生位置から予め定められた規定距離L2(L1<L2)の範囲に走行ルートが存在するか否かが判断される。事象発生位置から規定距離L2の範囲に走行ルートが存在しないと判断されると(ステップS109;NO)、処理はステップS111に移行する。一方、事象発生位置から規定距離L2の範囲に走行ルートが存在すると判断されると(ステップS109;YES)、処理対象の蓄積型情報に発生位置表示フラグ2が設定され(ステップS110)、処理はステップS111に移行する。
ステップS111においては、設定されたフラグに基づいて処理対象の蓄積型情報に優先度が設定され、処理は図6のステップS4に移行する。具体的には、発生位置表示フラグの方が提供位置表示フラグより高い優先度が設定され、フラグは1の方が2よりも高い優先度が設定される。例えば、発生位置表示フラグ1が設定されている蓄積型情報には優先度1が設定され、発生位置表示フラグ2が設定されている蓄積型情報には優先度2が設定され、発生位置表示フラグが設定されておらず提供位置表示フラグ1が設定されている蓄積型情報には優先度3が設定され、発生位置表示フラグが設定されておらず提供位置表示フラグ2が設定されている蓄積型情報には優先度4が設定される。
図6のステップS4においては、コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報の全データについて、データ確認処理が完了したか否かが判断され、終了していないと判断されると(ステップS4;NO)、処理はステップS3に戻る。コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報の全データについて、データ確認処理が完了したと判断されると(ステップS4;YES)、処理はステップS5に移行する。
ステップS5においては、表示部22における地図画面の更新が行われたか否かが判断され、地図画面の更新が行われていないと判断されると(ステップS5;NO)、処理はステップS7に移行する。地図画面の更新が行われたと判断されると(ステップS5;YES)、アイコン描画処理が実行される(ステップS6)。
図8、図9に、図6のステップS6において制御部20により実行されるアイコン描画処理を示す。
まず、コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報のデータから処理対象となる蓄積型情報のデータが選択される(ステップS201)。次いで、処理対象の蓄積型情報に発生位置表示フラグ1又は2が設定されているか否かが判断され、設定されていると判断されると(ステップS202;YES)、処理はステップS204に移行し、設定されていないと判断されると(ステップS202;NO)、処理はステップS203に移行する。
ステップS203においては、処理対象の蓄積型情報に提供位置表示フラグ1又は2が設定されているか否かが判断され、設定されていると判断されると(ステップS203;YES)、処理はステップS204に移行し、設定されていないと判断されると(ステップS203;NO)、処理はステップS217に移行する。
ステップS204においては、処理対象の蓄積型情報の事象発生位置の座標情報が参照され、事象発生位置が表示部22に現在表示されている地図画面の表示範囲内であるか否かが判断される。事象発生位置が表示部22に現在表示されている地図画面の表示範囲内でないと判断されると(ステップS204;NO)、処理はステップS211に移行する。事象発生位置が表示部22に現在表示されている地図画面の表示範囲内であると判断されると(ステップS204;YES)、当該蓄積型情報の情報提供エリアの位置を示すアイコンが表示部22の地図画面上に表示されているか否かが判断され、表示されていると判断されると(ステップS205;YES)、アイコン関連付けデータが取得され(ステップS206)、処理はステップS208に移行する。当該蓄積型情報の情報提供エリアの位置を示すアイコンが表示されていないと判断されると(ステップS205;NO)、アイコン関連付けデータが作成され(ステップS207)、処理はステップS208に移行する。
ここで、アイコン関連付けデータとは、事象発生位置を示すアイコンと、情報提供エリアの位置を示すアイコンとを関連付けて表示するためのデータであり、例えば、アイコンの表示形状、表示色等を規定するデータである。作成されたアイコン関連付けデータは、蓄積型情報に関連付けてRAMに記憶される。
ステップS208においては、処理対象の蓄積型情報にアイコン画像情報が含まれているか否かが判断され、アイコン画像情報が含まれていると判断されると(ステップS208;YES)、表示部22に表示されている地図画面上の事象発生位置の座標に対応する位置に、当該アイコン画像情報に基づいてアイコンが描画され(ステップS209)、処理はステップS211に移行する。処理対象の蓄積型情報にアイコン画像情報が含まれていないと判断されると(ステップS208;NO)、地図画面上の事象発生位置の座標に対応する位置に、アイコン関連付けデータに基づいて、事象発生位置を示すアイコンが描画され(ステップS210)、処理はステップS211に移行する。
ステップS211においては、処理対象の蓄積型情報の情報提供位置情報が参照され、情報提供エリアの位置が表示部22に現在表示されている地図画面の表示範囲内であるか否かが判断される。情報提供エリアの位置が表示部22に現在表示されている地図画面の表示範囲内でないと判断されると(ステップS211;NO)、処理はステップS217に移行する。処理対象の蓄積型情報における情報提供エリアの位置が表示部22に現在表示されている地図画面の表示範囲内であると判断されると(ステップS211;YES)、処理はステップS212に移行する。
ステップS212においては、当該蓄積型情報の事象発生位置を示すアイコンが表示部22の地図画面上に現在表示中であるか否かが判断され、表示中であると判断されると(ステップS212;YES)、アイコン関連付けデータが取得され(ステップS214)、処理はステップS216に移行する。当該蓄積型情報の事象発生位置を示すアイコンが表示部22の地図画面上に現在表示中ではないと判断されると(ステップS212;NO)、当該蓄積型情報の情報提供エリアの少なくとも一つを示すアイコンが現在表示部22の地図画面上に表示中であるか否かが判断され、表示中であると判断されると(ステップS213;YES)、アイコン関連付けデータが取得され(ステップS214)、処理はステップS216に移行する。当該蓄積型情報の情報提供エリアを示すアイコンが何れも現在表示部22の地図画面上に表示中ではないと判断されると(ステップS213;NO)、アイコン関連付けデータが作成され(ステップS215)、処理はステップS216に移行する。
ステップS216においては、アイコン関連付けデータに基づいて、地図画面上の情報提供エリアに対応する位置(例えば、情報提供エリアの中心座標に対応する位置)に情報提供エリアを示すアイコンが描画され、処理はステップS217に移行する。なお、処理対象の蓄積型情報に情報提供エリアの位置を示す複数の情報提供位置情報が含まれており、地図画面の表示範囲内に複数の情報提供エリアの中心座標が含まれる場合は、複数のアイコンが表示される。
ステップS217においては、コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報の全データについて、アイコン描画処理が完了したか否かが判断され、完了していないと判断されると(ステップS217;NO)、処理はステップS201に戻る。コンテンツ情報記憶部251に記憶されている蓄積型情報の全データについて、アイコン描画処理が完了したと判断されると(ステップS217;YES)、処理は図6のステップS7に移行する。
図6のステップS7においては、DSRC送受信部29により路側無線装置11〜1nから新たな蓄積型情報が受信されたか否かが判断され、受信されていないと判断されると(ステップS7;NO)、処理はステップS12に移行する。DSRC送受信部29により路側無線装置11〜1nから新たな蓄積型情報が受信されたと判断されると(ステップS7;YES)、受信された蓄積型情報についてデータ確認処理が実行される(ステップS8)。データ確認処理は、図7に示した処理と同様である。
次いで、コンテンツ情報記憶部251に新規に受信された蓄積型情報を記憶可能な空き領域があるか否かが判断され、空き領域があると判断されると(ステップS9;YES)、新規に受信された蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に保存(記憶)され(ステップS10)、処理はステップS12に移行する。新規に受信された蓄積型情報を記憶可能な空き領域がないと判断されると(ステップS9;NO)、データ入れ替え処理が実行される(ステップS11)。
図10に、図6のステップS11において制御部20により実行されるデータ入れ替え処理を示す。
データ入れ替え処理においては、まず、コンテンツ情報記憶部251に今回新規に受信した蓄積型情報より優先度が低い蓄積型情報が存在するか否かが判断される。ここでいう蓄積型情報の優先度は、図7のステップS111で設定された優先度である。コンテンツ情報記憶部251に今回受信した蓄積型情報より優先度が低い蓄積型情報が存在しないと判断されると(ステップS301;NO)、新規に受信された蓄積型情報が破棄され(ステップS302)、処理は図6のステップS12に移行する。
一方、コンテンツ情報記憶部251に新規に受信した蓄積型情報より優先度が低い蓄積型情報が存在すると判断されると(ステップS301;YES)、該当する蓄積型情報の有効期限がチェックされ(ステップS303)、最短で有効期限が切れる蓄積型情報がピックアップされる(ステップS304)。
ステップS304において、一つの蓄積型情報がピックアップされた場合(ステップS305;NO)、ピックアップされた蓄積型情報のデータがコンテンツ情報記憶部251から削除され(ステップS311)、処理はステップS312に移行する。
ステップS304において、複数の蓄積型情報がピックアップされた場合(ステップS305;YES)、ピックアップされた蓄積型情報のコンテンツ再生日時がチェックされ(ステップS306)、コンテンツ再生日時が最も古い蓄積型情報がピックアップされる(ステップS307)。
ステップS307において、一つの蓄積型情報がピックアップされた場合(ステップS308;NO)、ピックアップされた蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251から削除され(ステップS311)、処理はステップS312に移行する。
ステップS307において、複数の蓄積型情報がピックアップされた場合(ステップS308;YES)、ピックアップされた蓄積型情報の受信日時がチェックされ(ステップS309)、受信日時が最も古い蓄積型情報がピックアップされる(ステップS310)。そして、ピックアップされた蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251から削除され(ステップS311)、処理はステップS312に移行する。
ステップS312においては、コンテンツ情報記憶部251に新規に受信された蓄積型情報を記憶する容量が確保できたか否かが判断され、確保できていないと判断されると(ステップS312;NO)、処理はステップS301に戻る。コンテンツ情報記憶部251に新規に受信された蓄積型情報を記憶する容量が確保できたと判断されると(ステップS312;YES)、今回新規に受信された蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に保存(記憶)され(ステップS313)、処理は図6のステップS12に移行する。
図6のステップS12においては、GPSモジュール26等からの出力に基づいて、目的地に到着したか否かが判断され、目的地に到着していないと判断されると(ステップS12;NO)、処理はステップS5に戻る。目的地に到着したと判断されると(ステップS12;YES)、操作入力部21により経路再探索の指示が入力されたか否かが判断され、経路再探索が指示されたと判断されると(ステップS13;YES)、処理はステップS1に戻る。操作入力部21により経路再探索の指示が入力されていないと判断されると(ステップS13;NO)、本処理は終了する。
以上説明したように、ナビゲーション装置2によれば、路側無線装置11〜1nから受信された事象発生位置を示す情報及び情報提供位置を示す情報を含む蓄積型情報をコンテンツ情報記憶部251に記憶し、事象発生位置が誘導経路から所定範囲内にある蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に記憶されている場合に、その事象発生位置を示すアイコンを地図画面上に表示する。
従って、ユーザは、誘導経路の周辺に、提供されるコンテンツ情報の事象発生位置が存在することを認識することが可能となる。
また、ナビゲーション装置2によれば、路側無線装置11〜1nから受信された事象発生位置を示す情報及び情報提供位置を示す情報を含む蓄積型情報をコンテンツ情報記憶部251に記憶し、情報提供位置が誘導経路から所定範囲内にある蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に記憶されている場合に、その事象発生位置を示すアイコンを地図画面上に表示する。
従って、ユーザは、誘導経路の周辺に情報提供位置が存在するコンテンツ情報の事象発生位置を地図画面上で認識することが可能となる。
また、ナビゲーション装置2によれば、情報提供位置が誘導経路から所定範囲内にある蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に記憶されている場合に、その情報提供位置を示すアイコンを地図画面上に表示する。
従って、ユーザは、誘導経路の周辺に、コンテンツ情報を提供する情報提供位置が存在することを地図画面上で認識することが可能となる。
また、ナビゲーション装置2によれば、事象発生位置が誘導経路から所定範囲内にある蓄積型情報がコンテンツ情報記憶部251に記憶されている場合に、その情報提供位置を示すアイコンを地図画面上に表示する。
従って、ユーザは、誘導経路の周辺に事象発生位置が存在するコンテンツ情報の情報提供位置を地図画面上で認識することが可能となる。
また、ナビゲーション装置2によれば、受信された各コンテンツ情報に事象発生位置及び情報提供位置の誘導経路からの距離に基づいて優先度を設定しておき、新たにコンテンツ情報を受信した際に、コンテンツ情報記憶部251に受信された新たなコンテンツ情報を記憶可能な空き領域が存在するか否かを判断し、存在しない場合に、受信されたコンテンツ情報及びコンテンツ情報記憶部251に既に記憶されているコンテンツ情報の優先度に基づいて、受信されたコンテンツ情報を破棄するか又はコンテンツ情報記憶部251に記憶されている何れかのコンテンツ情報を削除する。
従って、コンテンツ情報記憶部251の記憶容量が不足しても、蓄積型情報の事象発生位置及び情報提供位置の誘導経路からの距離に基づいて設定された優先度の高い蓄積型情報を残しておき、ユーザに提供することが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係るナビゲーション装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、DSRCに基づく通信により蓄積型情報を受信することとして説明したが、これに限定されず、例えば、無線LAN(Local Area Network)、パケット通信等により受信する構成としてもよい。
その他、上記実施の形態におけるナビゲーション装置2の細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る実施の形態のDSRCシステム及びナビゲーション装置の概要を示す図である。 図1のナビゲーション装置の機能的構成を示すブロック図である。 コンテンツ情報の事象発生位置及び情報提供エリアを説明するための図である。 情報提供エリア内で表示部により再生されるコンテンツの一例を示す図である。 図1のサーバから配信されるコンテンツ情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 図2の制御部により実行される蓄積型情報アイコン表示処理を示すフローチャートである。 図2の制御部により実行されるデータ確認処理を示すフローチャートである。 図2の制御部により実行されるアイコン描画処理を示すフローチャートである。 図2の制御部により実行されるアイコン描画処理を示すフローチャートである。 図2の制御部により実行される蓄積型情報入れ替え処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 DSRCシステム
11〜1n 路側無線装置
2 ナビゲーション装置
3 サーバ
20 制御部
21 操作入力部
22 表示部
23 音声出力部
24 ハードディスク装置
241 地図DB
242 案内図DB
243 案内音声DB
244 施設情報DB
25 受信情報記憶部
251 コンテンツ情報記憶部
26 GPSモジュール
27 自律航法ユニット
28 VICSモジュール
29 DSRC送受信部

Claims (9)

  1. 自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置において、
    情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する受信手段と、
    前記受信されたコンテンツ情報を記憶する記憶手段と、
    前記事象発生位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の事象発生位置を示す画像情報を表示させる制御手段と、
    を備えるナビゲーション装置。
  2. 前記制御手段は、更に、前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の事象発生位置を示す画像情報を表示させる請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置において、
    情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する受信手段と、
    前記受信されたコンテンツ情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の情報提供位置を示す画像情報を表示させる制御手段と、
    を備えるナビゲーション装置。
  4. 前記制御手段は、前記地図画面上に前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報の前記事象発生位置を示す画像情報を表示させる請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記制御手段は、更に、前記事象発生位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の情報提供位置を示す画像情報を表示させる請求項3又は4に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記制御手段は、前記受信された各コンテンツ情報に優先度を設定し、前記受信手段において新たにコンテンツ情報を受信した際に、前記記憶手段に前記受信されたコンテンツ情報を記憶可能な空き領域が存在するか否かを判断し、存在しない場合に、前記受信されたコンテンツ情報及び前記記憶手段に既に記憶されているコンテンツ情報の優先度に基づいて、前記受信されたコンテンツ情報を破棄するか又は前記記憶手段に記憶されている何れかのコンテンツ情報を削除する請求項1〜5の何れか一項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記優先度は、前記コンテンツ情報の事象発生位置及び情報提供位置の前記誘導経路からの距離に基づいて設定される請求項6に記載のナビゲーション装置。
  8. 自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置における表示方法であって、
    情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する工程と、
    前記受信されたコンテンツ情報を記憶手段に記憶する工程と、
    前記事象発生位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の事象発生位置を示す画像情報を表示させる工程と、
    を含む表示方法。
  9. 自車位置から目的地までの誘導経路を探索する経路探索手段と、自車位置周辺の地図画面を表示手段に表示するとともに、前記探索された誘導経路を前記地図画面上に表示して経路案内を行う経路案内手段と、を備えたナビゲーション装置における表示方法であって、
    情報提供位置を示す情報及び事象発生位置を示す情報を含むコンテンツ情報を受信する工程と、
    前記受信されたコンテンツ情報を記憶手段に記憶する工程と、
    前記情報提供位置が前記誘導経路から所定範囲内にあるコンテンツ情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地図画面上に当該コンテンツ情報の情報提供位置を示す画像情報を表示させる工程と、
    を含む表示方法。
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