JP2004312578A - 移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム - Google Patents

移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004312578A
JP2004312578A JP2003106012A JP2003106012A JP2004312578A JP 2004312578 A JP2004312578 A JP 2004312578A JP 2003106012 A JP2003106012 A JP 2003106012A JP 2003106012 A JP2003106012 A JP 2003106012A JP 2004312578 A JP2004312578 A JP 2004312578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
district
unit
broadcast signal
identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003106012A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Iwahashi
努 岩橋
Tsutomu Nakajima
務 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2003106012A priority Critical patent/JP2004312578A/ja
Publication of JP2004312578A publication Critical patent/JP2004312578A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】位置情報に対応する情報を提供するシステムを提供する。
【解決手段】地域情報放送システムは、センター装置400と、センター装置が放送する放送信号を中継する準天頂衛星220と、衛星220を介して、センター装置400が放送する放送信号を受信する移動体装置300とを備え、センター装置400は、地域を複数の地区に分割し、地区識別子に対応した地区情報A、地区情報B等の地区情報を周期的に送信し、移動体装置300は、自己の位置情報を測位し、測位した位置情報に基づいて地区識別子を取得し、地区識別子に対応する地区情報を、放送される放送信号から抽出して出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、準天頂衛星などを用いた放送信号の送信に関する。
【0002】
【従来の技術】
位置情報を利用した情報通信サービスについては、カーナビゲーションや、GPSを用いた携帯電話など、その利用が進みつつある。GSPを利用したカーナビゲーションや携帯電話では、自己の自動車の位置や自分自身の位置等により、自分がどこにいるかを地図上などに表示し、目的地までのルートガイダンスなどに利用している。また、最近は携帯電話などで、センター(基地局)に情報アクセスすることにより、自己の自動車の位置や自分自身の位置の周辺の店舗情報などを入手するサービスも始まっている。
【0003】
また、特開2002−298293号公報の要約には、目的地までの経路探査、所要時間を正確に計測表示することを目的として、次のような技術が開示されている。「衛星からの受信情報で経路探索と目的地までの所要時間を計測する車載手段と、路側手段を介して車載手段からの情報を受信し、新たに道路管理基礎情報を生成するエリア毎情報統合手段と、複数のエリア毎情報統合手段から伝送された道路管理基礎情報を所定の順序で前記衛星へ出力する衛星アップリンク手段と備えたものである。」(特開2002−298293号公報、要約)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−298293号公報
【特許文献2】
特開2002−372423号公報
【特許文献3】
特開2002−148057号公報
【特許文献4】
特開2002−183884号公報
【特許文献5】
特開2002−23100号公報
【特許文献6】
特開2002−57609号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話などでセンターに情報アクセスし、位置情報を入手する場合は、通信料金が発生するので、大量データに関しては情報アクセスを控える傾向にある。また、センター側も、頻繁にアクセスされると、通信チャネルの不足、センターサーバ能力の不足等の配信ネックが起こる可能性がある。これらの理由により、位置情報等を提供するサービスは、あまり普及していないのが現状である。
また、提供される位置情報の精度は高いとはいえないため、高精度の位置情報を必要とする場合には充分な適応ができていなかった。
【0006】
そこで、この発明は、精度の高い位置情報と、上記位置情報に対応する情報を提供し、また、提供する情報を選択して受信するシステムを実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る移動体装置は、位置を示す位置情報を受け取り、位置情報により示された位置がいずれの地区に属するかを判定する地区判定部と、
地区識別子を付した地区情報を放送する放送信号を受信する放送信号受信部と、
上記放送信号受信部が受信した放送信号により放送された地区情報に付された地区識別子を参照して、放送信号により放送された地区情報の中から上記地区判定部が判定した地区に関する地区情報を選択する情報選択部と、
上記情報選択部が選択した地区情報を出力する出力部と
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の地域情報放送システム全体のイメージを表した図である。
準天頂衛星220は、センター装置400から送信される放送信号を中継する。
センター装置400は、各地区に対応する地区情報を放送信号として送信する。送信される放送信号は、所定の地域を複数の地区(例えば、地区A、地区B、地区C等)に分割し、分割した地区毎に対応する地区情報を送信する。図1では、一例としてA地区情報、B地区情報、C地区情報を示している。
移動体装置300は、自己が存在する地区(例えば、地区A、地区B、地区Cのいずれか)に関する情報を、放送信号から抽出する。また、準天頂衛星200を利用することにより、移動体装置300は、精度の高い位置情報を取得することが可能となるため、自己が存在する地区に関する木目細かい情報を取得することを可能とする。
【0009】
図2は、実施の形態1の地域情報放送システムの構成の一例を表した図である。
地域情報放送システムは、センター装置400と移動体装置300とGPS(Global Positioning System)衛星210と準天頂衛星220とを備える。さらに、センター装置400は、情報を提供する情報提供端末A240A、情報提供端末B240B、……情報提供端末N240N(以下、特に複数の情報提供端末を区別しない場合、「情報提供端末240」と記す)と、ネットワーク230を介して接続している。
ネットワーク230は、有線・無線を問わない。また、公衆回線、専用回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等、通信網の種類も問わない。
移動体装置300は、GPS衛星210からGPS信号を受信し、自己の位置情報を測位する。また、移動体装置300は、準天頂衛星220を介してセンター装置400から放送信号として送信される地区情報を受信する。
【0010】
ここで、準天頂衛星220に関して説明する。
図3は、今後計画されている準天頂衛星に関する技術を示す図である。
図3において、準天頂衛星220は、一例として、赤道面から約45度の傾斜角になるように地上35800km上空を地球の自転に合わせて1日に1周回している。また、準天頂衛星220は、一例として、昇交点赤経(赤道面との交点)において120度ずつ離れるように3機が配置されている。
図4は、今後計画されている準天頂衛星に関する技術を示す図である。
図4においては、地上を固定して考えた場合に、図3における準天頂衛星220の軌跡を示している。図4に示すように、準天頂衛星220は、日本南方上を交点とする「8の字」を描くように周回している。3機の準天頂衛星220は、軌道面を異にするが8時間ずつ交代するように、切れ目なく日本上空に位置している。また、地域を日本で考えた場合、仰角が70度以上の準天頂衛星220が常に存在することになる。切れ目なく日本上空に位置しているため、仰角が70度以上の準天頂衛星220が常に存在し、受信者が地上で準天頂衛星220から電波を受ける際、ビルの谷間でも電波を遮られることがない。
【0011】
従って、地域情報提供システムは、上記に説明した準天頂衛星220の利点を利用して、各地区に対応する木目細かな情報提供を実現するものである。
また、位置精度の高精度化(cm単位)と、位置計算時間の短縮化(数秒以下)のために、準天頂衛星を利用する。準天頂衛星をGPS衛星の一つとして利用し、地上の電子基準点と組み合わせて高精度測位機能を実現する。
なお、以下の説明では、地区識別子は、所定の地域(例えば、放送信号を受信できる範囲)を複数に分割し、分割した複数の地区それぞれに割り当てられる識別子である。地区識別子によって、所定の地区を特定する。
地区情報は、地区識別子によって特定される地区に関連する情報であり、地区識別子によって検索することが可能である。
【0012】
図5は、移動体装置300の構成の一例を表した図である。
アンテナ311は、移動体装置300の外部に設置され、GPS衛星210から照射されるGPS信号を受信する。
GPS信号受信部312は、アンテナ311が受信したGPS信号を入力する。
位置測位部313は、GPS信号受信部312が受信したGPS信号を用いて、移動体装置300の位置を特定する位置情報を算出する。位置情報の算出については、ここでは詳細な説明は省略する。また、位置情報の算出にあたっては、精度の高い位置情報を取得するために、補正信号を用いるが、この点に関しても説明を省略する。なお、GPS信号及び補正信号を、準天頂衛星220を介して受信することによって、位置情報の精度を向上させることができる。
【0013】
アンテナ321は、移動体装置300の外部に設置され、準天頂衛星220が中継する放送信号を受信する。
放送信号受信部322は、アンテナ321が受信した放送信号を入力する。
情報選択部323は、放送信号受信部322が受信した放送信号を受信し、地区識別子を用いて、情報を選択する。
出力部324は、情報選択部323が選択した情報を表示装置325へ出力する。
表示装置325は、出力部324が出力した情報を表示する装置である。表示装置325の一例として、モニタ、液晶画面等、情報(静止画、動画、テキスト情報、イメージ情報等)を表示できる装置であればよい。
対応関係記憶部326は、地区識別子と所定の場所(地点)を対応づけるテーブルである。
図6は、対応関係記憶部326の一例を表す図である。図6に示した対応関係記憶部326では、地区識別子に対応する緯度の範囲と経度の範囲とを格納する例を示している。所定の地区識別子に関して、緯度の項目の「Y以上」に格納されている数値をY1、「Y未満」に格納されている数値をY2、経度の項目の「Z以上」に格納されている数値をZ1、「Z未満」に格納されている数値をZ2とすると、上記所定の地区識別子は、Y1以上Y2未満の緯度と、Z1以上Z2未満の経度となる地点が、上記地区識別子の地区に区分けされていることを意味する。
【0014】
地区判定部327は、緯度と経度とを含む位置情報を入力し、入力した位置情報に対応する地区識別子を、対応関係記憶部326を用いて判定する。
入力部328は、ユーザが入力装置329を介して入力した情報を取得し、地区判定部327あるいは情報選択部323へ出力する。
入力装置329は、ユーザが情報を入力するための装置であり、例えば、キーボード、テンキー等のキー、マウス等、ユーザが入力する情報を入力部328へ伝達できる装置であればよい。
【0015】
図7は、センター装置400の構成の一例を表した図である。
アンテナ411は、準天頂衛星220を介して、放送信号を送受信する。
放送信号受信部412は、アンテナ411が受信した放送信号を入力し、送信管理部420へ出力する。
通信部413は、ネットワーク230を介して、情報提供端末240と情報を送受信する。通信部413が情報提供端末240から受信した情報は、情報収集部414へ出力される。
【0016】
情報収集部414は、通信部413が受信した情報を入力し、収集情報メモリ415へ格納する。情報収集部414は、入力した情報の属性を示す属性情報を生成し、生成した属性情報を上記情報へ付加して収集情報メモリ415へ格納する。
属性情報としては、情報を送信した情報提供端末240(情報の送信元)の識別子、情報を受信した日時、情報のサイズ、等が含まれる。
収集情報メモリ415は、情報提供端末240から送信される情報を格納する。格納された情報は、上記属性情報によって検索することが可能である。
収集情報メモリ415は、一例としてリング式のファイルを用いて実現することができる。ヘッダ情報として二つのポインタ(書込みポインタと読込みポインタ)を有する。収集情報メモリ415は、書き込み時に、書込みポインタのアドレスから収集した情報を書き込み、書込みポインタを次に書きこむアドレスに更新する。後述する情報編集部416は、読み込み時に、読込みポインタから情報を読み出し、読込みポインタを次に読み出しを開始するアドレスへ更新する。このような仕組みによって実現する。
【0017】
情報編集部416は、収集情報メモリ415に格納された情報を用いて区分け情報を編集する。情報編集部416は、情報収集部414から新着情報通知を受け取った場合、あるいは、定期的に区分け情報を編集する。
区分け情報は、情報収集部414が収集した情報がいずれの地区に関する情報であるかに区分けして、地区ごとの情報へ編集した情報をさす。情報編集部416は、属性情報を用いて、収集情報メモリ415に格納された情報がいずれの地区に属する情報であるかを区分けする。
情報編集部416が区分けをする手段としては次の方法が考えられる。
(1)情報提供端末240が情報を送信するときに、区分けに関連する情報(例えば、位置情報)を情報に含めて送信している場合。この場合は、情報編集部416は、区分けに関連する情報を用いて区分けを行う。
(2)情報提供端末240の識別子によって、区分けが可能な場合。情報提供端末240が所定の地区の情報を送信することが予め定められている場合が相当する。
上記(1)、(2)は、一例であり、これらに限られるわけではない。
【0018】
情報生成部417は、情報編集部416が編集した区分け情報を入力し、区分け情報へ地区識別子を付して地区情報を生成する。地区識別子は、対応関係記憶部326の地区識別子と同じものである。地区識別子を付した地区情報は、地区情報メモリ418へ格納する。
地区情報メモリ418は、情報生成部417が生成した地区情報を格納する。地区情報メモリ418の構成については、後述する。
放送信号送信部419は、地区情報を放送信号として送信する。また、放送信号送信部419は、複数の地区情報を同一の周波数で繰り返し周期的に放送する。
送信管理部420は、センター装置400から送信する情報を管理する。また、送信する情報を管理するための情報を、放送信号受信部412から受信した場合は、送信管理部420は、受信した情報を入力する。さらに、情報編集部416と情報を交換し、送信する情報を管理する。送信管理部420は、実施の形態1で説明する動作では必要としない。実施の形態2以降において具体的に説明する。
【0019】
図8は、センター装置400から送信される放送信号の一例を示した図である。
図8において、(A)は、放送信号のフレームを示し、(B)は、一つのフレームのデータ領域120Aの構成の一例を示し、(C)は、複数の地区情報を一サイクルとして、複数のサイクルの情報が放送信号として送信される場合を示している。
放送信号100は、一つのヘッダ領域の先頭からから次のヘッダ領域の先頭の前までを一つのフレームとする。一つのフレームは、ヘッダ領域110Aとデータ領域120Aから構成される。図8(A)では、複数のフレームを示し、アルファベット(A,B,C・・・…X)を符号につけて複数のフレームそれぞれを区別している。しかしながら、特に区別する必要がない場合、ヘッダ領域110、データ領域120として記す。また、図8(B)で用いる符号も同様にアルファベットを省略することがある。
【0020】
ヘッダ領域110は、フレームの管理情報等(例えば、データ領域120のサイズを含む)を設定する。データ領域120は、送信するデータの内容を設定する。データ領域120Aは、地区識別子121Aと区分け情報122Aとからなる。区分け情報122Aは、地区識別子121Aに対応する地区の情報が設定されている。
放送信号は、複数の地区それぞれの地区情報を順番に並べて一つのサイクルを作成し、一つのサイクルを繰り返し放送する形式をしている。図8(C)に地区A、地区B、地区C、・・・、地区Xからなる一つのサイクルを示し、一つのサイクルが放送信号の中で繰り返されている様子を示している。
【0021】
ここで、図9を用いて、準天頂衛星220が中継する放送信号について説明する。図9は、複数に分割された地域ごとに異なるビームの放送信号を中継する例を示した図である。準天頂衛星220は、ビーム数に対応するアンテナを備える。準天頂衛星220は、各地域に対応するアンテナを用いて、センター装置400から送信される放送信号を受信し、各地域毎の放送信号を照射する。このようにして、準天頂衛星220は、センター装置400から送信される放送信号を中継する。
図9では、日本国の地域をN個の地域に分割し、各地域に対応するビームの放送信号を中継する例を示している。各地域では、地域に対応するビームの放送信号を受信することが可能となる。
【0022】
次に、動作について説明する。
まず、移動体装置300の動作を、図5と図10とを用いて説明する。
図10は、移動体装置300の動作の一例を示すフローチャート図である。
移動体装置300は、電源(図5には示していない)がONになると、放送信号受信部322は、準天頂衛星220から照射される放送信号を受信することを開始する(図10には示していない)。また、自己の位置の測位を開始する。すなわち、GPS信号受信部312は、アンテナ311を介してGPS衛星210からGPS信号を受信する(S11)。位置測位部313は、GPS信号受信部312が受信したGPS信号を用いて測位し、自己の位置情報を取得する(S12)。ここでは、測位の詳細な説明は省略する。
位置測位部313は、取得した位置情報を地区判定部327へ出力する。
【0023】
次に、入力装置329を用いて、ユーザが位置情報を入力した場合(S14でYes)、入力部は、上記入力装置329からユーザが入力した位置情報を入力し、入力した位置情報を上記地区判定部へ出力する(S15)。
なお、図10のフローチャートでは便宜上、位置情報を取得した後、ユーザが位置情報を入力したかを判断していることを示しているが、入力部238は、ユーザからの位置情報の入力を確認した場合には、ユーザが入力した位置情報を上記地区判定部327へ出力する。また、S11からS13までの工程は、周期的(定期的)に実施し、最新の位置情報を上記地区判定部327へ出力することによって、移動体装置300の位置を、木目細かく把握することができる。ユーザが希望する場合に、入力部328がユーザからの指示を入力装置329を介して受け、入力部328が位置測位部313へ指示することによって、位置情報を最新に更新することも可能である(図5には、入力部328と位置測位部313との間の矢印(データの流れ)は示していない)。
また、S11からS16までの工程を、地区識別子選択工程ともいう。
【0024】
地区判定部327は、位置測位部313と入力部328とのいずれかが出力した位置情報を用いて、地区識別子を認識する(S17)。位置測位部313と入力部328との両方から位置情報が入力されている場合は、予め決められた規則に基づいて、いずれか一方の位置情報を用いて地区識別子を認識する。
予め決められた規則としては、(1)入力部328が出力した位置情報を優先する、(2)位置測位部313が出力した位置情報を優先する、(3)時間帯によってどちらかの位置情報を選択する、等が一例としてあげられる。地区判定部327は、対応関係記憶部326を用いて、位置情報に対応する地区識別子を検索する。検索した結果、地区識別子を取得し、取得した地区識別子を情報選択部323へ出力する。
【0025】
次に、情報選択部323は、上記地区判定部327から地区識別子を入力し、入力した地区識別子を用いて、放送信号受信部322が受信する放送信号から上記地区識別子に対応する地区情報を抽出する(S18)。具体的には、情報選択部323は、例えば、図8(A)(あるいは(C))に示す放送信号から、フレームに含まれるデータ領域の地区識別子の部分(図8(B))を検出し、検出した地区識別子の部分と、上記地区判定部327から入力した地区識別子とが一致するデータ領域を抽出する。抽出したデータ領域から地区情報を抽出し、抽出した地区情報を出力部へ出力する。
出力部324は、情報選択部323から地区情報を入力し、入力した地区情報を表示装置325へ表示する(S19)。
表示するデータについては、後述する。
【0026】
次に、センター装置400の動作について、図7と図11とを用いて説明する。
図11は、センター装置400の動作の一例を示すフローチャート図である。
図11(A)は、地区情報を地区情報メモリ418へ格納する地区情報格納処理の動作を示し、図11(B)は、地区情報メモリ418へ格納された地区情報を送信する地区情報送信処理の動作を示している。なお、地区情報格納処理と地区情報送信処理とは、センター装置400内で並行して実施される。地区情報格納処理は、定期的に、あるいは、情報提供端末240から情報が入力された場合に、地区情報メモリ418へ最新の情報を格納する。地区情報送信処理は、所定のタイミングで、地区情報を放送信号によって送信する。地区情報送信処理は、地区情報格納処理によって更新された情報を用いて地区情報を送信することより、地区情報の更新が反映される(図11の点線で示した部分)。また、ここでは、説明を容易にするため、各地区毎の情報は、一つの情報提供端末240から送信されることを前提として説明する。
【0027】
まず、情報収集部414は、地区情報格納処理では、情報提供端末240から情報が送信されることを待つ(S21)。情報提供端末240は、所定の周期で(定期的に)、センター装置400へ情報を、ネットワーク230を介して送信する。情報提供端末240から送信された情報は、通信部413を介して情報収集部414へ入力される(S22)。
情報収集部414は、入力した情報に対応する属性情報を生成し、入力した情報へ、上記属性情報を付して収集情報メモリ415へ格納する(S23)。情報収集部414は、情報を格納するアドレスを、書込みポインタ(前述)を読み出して取得し、書込みポインタを更新する。また、情報収集部414は、情報を収集情報メモリ415へ格納した後、情報編集部416を起動する。
【0028】
情報編集部416は、情報収集部414から起動されると、収集情報メモリ415に格納された情報を区分け情報へ編集する(S24)。
情報編集部416は、読込みポインタ(前述)を読み出し、読込みポインタが示すアドレスから情報を読み出す。情報編集部416は、読み出した情報に付されている属性情報を取りだし、属性情報を用いて、区分け情報を作成する。作成した区分け情報を情報生成部417へ出力する。
情報生成部417は、情報編集部416が編集した区分け情報を入力し、区分け情報へ地区識別子を付与して地区情報を作成する(S25)。地区識別子以外にも必要な情報、例えば、情報の種類を特定する特定識別子や、情報の緊急度を示す優先度識別子等の識別子を付与する。
【0029】
次に情報生成部417は、生成した地区情報を地区情報メモリ418へ格納する(S26)。図12は、地区情報メモリ418の一例を示した図である。地区情報メモリ418は、管理情報と送信情報とから構成される。管理情報は、アドレスを特定するポインタと、放送信号として送信する地区識別子の順番を指定する送信順序情報とから構成される。ポインタは、次に読み出す地区情報のアドレスを示す。ポインタの初期値は、送信情報の先頭のアドレスが設定される。送信情報は、地区識別子と区分け情報とからなる複数の地区情報から構成される。地区情報は送信順序情報に指定される順序に従って、順番に格納される。情報生成部417は、送信順序情報に指定された順序で地区情報を格納する。図12は一例であり、図12に示した構成に限られるわけではない。
以上が地区情報格納工程の動作である。
【0030】
次に、地区情報送信工程の動作を説明する。
放送信号送信部419は、起動時に、地区情報生成部417のポインタを読み出し、読み出したポインタを地区情報が格納されているアドレスを取得する(S27)。
放送信号送信部419は、読出アドレスが示すアドレスに格納された地区情報を地区情報メモリ418から読み出す(S28)。放送信号送信部419は、読み出した地区情報へヘッダ情報を付加し、放送信号として送信する(S29)。また、放送信号送信部419は、読出アドレスを次に読み出す地区情報の先頭アドレスへ更新する。以下、同様の動作(S27〜S29)を繰り返す。放送信号送信部419は、読出アドレスが地区情報メモリ418の最後の地区情報を示す場合は、先頭の地区情報を読み出すように、読出アドレスを設定する。最後の地区情報を送信することは、一つのサイクルが終わった場合に相当する。このようにして、一つのサイクルを繰り返し送信する。以上が地区情報送信工程である。
【0031】
図13は、放送信号として送信される地区情報の一例を示した図である。地区情報は、放送信号のデータ領域120と一致する。地区情報メモリ418は、放送信号のデータ領域120に設定する情報の形式で地区情報を格納している。
図13の(A)は、地区Aの地区情報の一例を示し、(B)は、地区B、(C)は、地区Xの場合の一例を示した図である。それぞれの地区で、提供する情報の種類が異なる例を示している。例えば、地区Aでは、地図情報、店舗情報、交通情報、気象情報という複数種類の情報を区分け情報として有し、上記区分け情報を有する地区情報を提供する場合を示している。同様に、地区B、地区Xも複数の種類に情報を提供する場合を示しているが、一種類の情報を提供する場合であってもよい。
また、地区情報の送り方は、移動体装置300に複数周波数を受信する放送信号受信部322を設ければ提供する情報の種類毎に周波数分割で送ってもよい。例えば、複数の地区の交通情報を時分割で提供する場合、他の地区情報を提供する周波数と異なる周波数を用いることができる。
【0032】
また、上記の説明では、一つの情報提供端末240から一つの地区の情報が提供されることを前提とした。従って、上記複数種類の情報は、情報提供端末それぞれから提供され、情報収集部414が収集情報メモリ415へ格納する例を説明した。
しかしながら、複数の情報提供端末から一つの地区の情報が提供される場合であってもよい。この場合、複数種類の情報は、異なるタイミングで情報提供端末240から提供される場合であってもよい。複数の情報提供端末240から一つの地区の情報が提供される場合は、情報収集部414と情報編集部416のいずれかが、一つの地区の区分け情報を提供できるようにする。例えば、地区情報メモリ418に格納されている区分け情報のうち、一部の種類の情報を最新の情報に更新するようにしてもよい。また、区分け情報は、情報生成部417が更新(生成)してもかまわない。複数種類の情報の先頭には、それぞれの種類を特定する識別子及び情報のサイズ等をつけておくことによって、複数種類の情報を個別に書き込み、読み出し等の操作をすることが可能になる。また、表示においても、それぞれ個別の情報を抽出し、表示することが可能になる。ここでは、詳細な説明は省略する。
【0033】
次に、移動体装置300への表示について説明する。
図14は、地区情報が表示装置325に表示された例を示した図である。図14(A)は、店舗案内、図14(B)は、地図・交通情報、図14(C)は、気象情報の一例を示している。また、図13に示したように、地区情報(区分け情報)が複数種類の情報を含んでいる場合、表示装置325は、複数種類の情報を所定の時間間隔で切換えて表示するようにしてもよい。また、ユーザが切換えの指示を出すまで、同じ情報を表示していてもかまわない。
また、移動体装置300は、地区識別子に対応する情報を選択受信することにより、店舗位置、催し物案内など、地区に密着した情報を入手できる。
【0034】
図15は、環境ロードプライシング(ロードプライシング)の情報を提供する例を示した図である。環境ロードプライシングは、同じ目的地に到達する場合に、複数の道路を通過して到達可能な場合に利用される。複数の道路のうち、どの道路を選択するかによって異なる料金が設定され、分岐地点にたどり着く前に、このような情報を提供することによって、利用者の便宜を図ることができる。また、準天頂衛星220を用いることによって、移動体装置300の正確な位置が把握できることより、図15に示した地図に自己の現在位置を表示、及び、道路情報を表示等することによって、道路を選択することが容易になり得る。
道路管理者から道路の混雑度や環境保護目的で流される環境ロードプライシング情報(ルートや料金など)の入手により、運転者がルート変更することが可能となる。
【0035】
また、道路・交通情報は、道路の上り車線下り車線ごとの情報、車線別の情報、道路の高架低架情報等を含む。この地域情報放送システムは、準天頂衛星220を用いることにより、移動体装置300は、精度の高い位置情報を取得することが可能となる。従って、きめの細かい道路・交通情報を提供した場合に、自己の位置情報が正確になることより、移動体装置300において有効に利用することが可能となる。
さらに、進入禁止道路への進入、あるいは、所定の地域(危険地域等)への進入に際し、警告を出すようにしてもよい。移動体装置300は、高精度の位置情報を測位可能なことより、自己の移動体装置300が所定の領域へ進入したことを検知し、警告を出すことが可能である。また、表示装置に、所定の領域に進入したことを通知するメッセージを表示してもよい。
【0036】
また、表示装置325に表示される情報は、移動体装置300の位置情報に基づいて表示している場合は、GPS信号によって測位した位置情報に基づいて地区情報を提供するため、地区が変わった場合には、自動的に提供される地区情報も変更される。また、測位に必要なGPS信号を、準天頂衛星220からも受信することによって、移動体装置300は、より正確な位置情報を取得することが可能になり、木目細かく、より正確に、滞在する地区の地区情報の提供を受けることが可能になる。
さらに、ユーザが地区を指定することも可能なため、ユーザが必要とする地区情報を、他の地区にいる場合においても、放送信号に含まれている地区情報であれば(すなわち、同じ地域内であれば)、放送信号から抽出して表示することが可能となる。
【0037】
このように、実施の形態1の地域情報放送システムによれば、地域に即した情報を木目細かく提供することが可能である。センター装置400は、例えば、数km範囲の地区情報を全国あるいは複数の地区から収集し、収集した情報を地区識別子と付した地区情報として準天頂衛星経由で周期的に放送形式で配信する。このように、センター装置側から放送信号を用いてデータを配信することによって、仕組みが単純で、センター装置への負荷が図りやすいシステムが構築できる。また、ユーザ側は、精度の高い位置情報を用いて、対応する地区情報を取得することによって、自己の位置に対応した地区情報を容易に入手することができる。
【0038】
また、自己の位置情報を測位して地区情報を選択することによって、移動体装置300は、移動中において地区が変更になった場合も、適切な地区情報を選択することが可能となる。また、高精度の位置情報を用いることにより、ルートガイダンスが確実で容易になる。
【0039】
さらに、ユーザがどの地区の地区情報を希望するかを選択できることにより、移動体装置300が進行する地区の情報を事前に取得することが可能となる。
【0040】
また、同一周波で送信される放送信号から、地区に適応した地区情報を取得することが可能となるため、ユーザは、周波数を変更する手間をかけることなく、複数の地区の地区情報を取得することが可能となる。また、複数の地区情報を繰り返し送信することにより、一度受信できなかった場合、例えば、放送信号が受信できない場所(トンネル内)にいた場合でも、次の送信されるタイミングで、希望する地区情報を受信することが可能となる。
【0041】
また、対応関係記憶部によって、位置情報と地区識別子を対応づけることにより、位置情報を用いて、希望する地区情報を取得することが可能となる。
【0042】
実施の形態2.
実施の形態1では、地区毎の情報を提供する例を説明したが、実施の形態2では、提供する情報に優先順位をつける場合を説明する。
地域情報放送システムの構成は、実施の形態1と同様の構成を用いてい説明する。しかしながら、実施の形態1の構成に限られるわけではない。
図16は、データ領域120へ優先情報を設定する場合のデータ構成の一例を示した図である。図16(A)は、地区識別子121と優先識別子123とを識別子として備え、優先情報124を設定する例である。図16(B)は、優先識別子123を識別子として備え、優先情報124を設定する例である。優先情報は、ユーザへ早急に通知したい情報であり、緊急を要する情報、例えば、事故の情報や、自然災害の発生を通知する情報、災害に伴う災害状況や避難場所等が挙げられる。また、事故の発生や工事により進入禁止区域が発生した場合の進入禁止情報も含まれる。
なお、図16(A)は、優先情報に限定されることなく、優先情報のかわりに地区識別子121に対応する区分け情報を設定し、実施の形態1の地区情報と同様に取り扱うことができる。
【0043】
ここで、優先情報を地区情報メモリ418へ格納する動作について説明する。
優先識別子123の設定は、センター装置400の情報生成部417が行う。
優先情報は、情報提供端末240あるいは放送信号受信部412が受信する放送信号からセンター装置400へ入力される。
情報提供端末240が送信した優先情報は、情報収集部414によって、属性情報に優先情報であることを含めて収集情報メモリ418へ格納される。
情報編集部416は、属性情報に基づいて、優先情報として情報生成部417へ情報を出力する。情報生成部417は、入力された優先情報へ優先識別子を設定して、地区情報メモリ418へ格納する。
また、放送信号として、優先情報が送信された場合は、放送信号受信部412が受信した放送信号は、送信管理部420へ入力される。送信管理部420は、入植した放送信号が優先情報であることを検出し、検出した優先情報を情報編集部416へ出力する。その後の動作は、情報提供端末240から情報が送信された場合と同様であるため、説明を省略する。
【0044】
なお、優先識別子は、複数の値を有し、優先度によって、優先識別子の値が異なるようにしてユーザへ提供し、ユーザ側で優先度によって、優先情報を表示するか否かを選択できるようにしてもよい。また、優先識別子の値によって、優先情報の種類が判るようにしてもよい。例えば、交通事故情報、鉄道事故情報、災害情報等の種類を示すようにしてもよい。
【0045】
図17は、移動体装置300の動作の一例を表した図である。
図17(A)は、全体の動作を示し、図17(B)は、情報抽出工程の動作を示している。
移動体装置300は、まず、識別子を選択する(S31)。実施の形態2では、識別子として、地区識別子と優先識別子とを用いる場合を説明する。
地区識別子は、地区判定部327で判定され、情報選択部323へ通知される。具体的な動作は、実施の形態1と同様のため(図10のS11〜S17)、説明を省略する。
情報選択部323は、予め、優先識別子を記憶する。なお、優先識別子は、ユーザから入力装置329を介して入力部328へ入力される場合であってもよいし、放送信号を用いて、放送信号受信部322で受信され、情報選択部323へ通知される場合であってもよい。また、その他の手順で通知される場合であってもよい。
このようにして、情報選択部323は、地区識別子と優先識別子を記憶することになる。また、情報選択部323は、予め、地区識別子と優先識別子とが設定されているデータ領域120の位置を取得する。
【0046】
次に、情報選択部323は、記憶した地区識別子と優先識別子を用いて、放送信号から表示する情報を選択する(S32)。
図17(B)に、優先識別子をまず判断し、次に地区識別子を判断する動作の例を示している。まず、情報選択部323は、優先識別子の指定があるかを判断し(S34)、指定がある場合は(S34でYes)、S36へ進む。指定がない場合は(S34でNo)、地区識別子の値が所定の地域の範囲であるかを判断する(S35)。地区識別子が所定の範囲、すなわち、情報選択部323が記憶する地区識別子と一致する場合は(S35でYes)、S36へ進む。S36では、情報選択部323は、放送信号から優先情報を抽出する。
次に、出力部324は、情報選択部323が抽出した優先情報を入力し、表示装置325へ表示する(S33)。
【0047】
図17(B)の動作は、図16(A)の構成を有するデータ領域120を採用した場合であり、優先情報あるいは区分け情報のいずれかが、優先情報124の領域に設定されている場合の動作の例である。
図16(B)の構成を有するデータ領域120の場合、優先識別子のみを判断し(S34)、優先情報124を抽出するかを判断すれば足りる。
図16、図17に示した動作は一例であり、これらに限られるわけではない。
【0048】
このように、優先識別子を設定することによって、優先して通知したい情報を放送信号に設定し、ユーザへ通知することが可能である。
また、センター装置400は、優先情報を受信した場合、優先識別子を付した情報をデータ領域120に設定することによって、情報へ優先順位をつけてユーザへ提供することが可能となる。
【0049】
実施の形態3.
実施の形態3では、識別子として、情報の種類を特定する特定識別子を用いる場合の一例を説明する。
図18は、特定識別子を設定したデータ領域120の一例を示す図である。
図18(A)は、複数種類の情報の先頭それぞれに特定識別子を設定した例である。
図18(B)は、一つの種類の特定情報の場合の例を示した。
図18(C)は、識別子として、地区識別子121、優先識別子123、特定識別子125とを設定した場合の例を示した。
図18(D)は、識別子として、地区識別子121、特定識別子125とを設定した場合の例を示した。
図18に示した例に限られず、識別子によって、地区、情報の種類、緊急度(優先順位)等、情報の属性を移動体装置300側へ通知することが可能となる。
【0050】
センター装置400は、上記特定識別子を設定するが、動作は、実施の形態2で説明した、優先識別子を設定する動作と同様であるため説明を省略する。
【0051】
次に、移動体装置300の表示の動作について説明する。
移動体装置300の動作全体は、図17(A)と同様である。
まず、識別子を選択する(図17(A)S31)。移動体装置300の入力部328は、入力装置329を介してユーザから特定識別子の指定を受け付ける。入力部328は、受けつけた特定識別子を情報選択部323へ通知する。また、その他の識別子に関して入力があった場合は、情報選択部323へ通知する。
情報選択部323は、通知された識別子(地区識別子、特定識別子を含む)を記憶する。記憶する地区識別子、特定識別子は、それぞれ複数であってもよい。
また、地区識別子の通知については、実施の形態1と同様のため説明を省略する。
【0052】
次に、情報の抽出について説明する(図17(A)S32)。
図19は、移動体装置300の情報抽出の動作の一例を表した図である。図18(A)のデータ領域120の構成である場合を一例として用いる。情報選択部323は、まず、放送信号を検索して地区識別子を検出し、検出した地区識別子が、所定の範囲内であるかをチェックする(S41)。ここで、複数の地区識別子を選択できるようにした場合は、S41では、複数の地区識別子を所定の範囲内に含めることによって、複数の地区情報を抽出することが可能となる。
次に、地区識別子が所定の範囲内である場合(S41でYes)、特定識別子が一致する情報を検索する。情報選択部323は、データ領域120に設定された特定識別子を検出し、検出した特定識別子が、上記記憶した特定識別子と一致する場合を検索する(S42)。位置地する特定識別子を検索した場合、特定情報を抽出する(S43)。情報選択部323は、また、記憶している特定識別子がある場合、S42からの処理を繰り返す(S44でYes)。
抽出した情報の表示は、実施の形態2と同様である(図17(A)S33)。
【0053】
このようにして、情報選択部323は、複数種類の情報が含まれている地区情報から、特定の情報を抽出して表示することが可能である。
また、予め、ユーザによって入力された特定識別子を情報選択部323へ記憶することによって、ユーザが通常必要とする情報を表示するように、設定することも可能である。
【0054】
実施の形態4.
実施の形態4では、センター装置400が放送信号として送信する一サイクルの情報について説明する。
図20は、放送信号で送信する情報の順序について説明した図である。
図20(A)は、放送信号に設定する地区の順番の一例を示した図であり、図20(B)は、地区情報(図中では、地区で示している)と優先情報とを混合して送信する場合の一例を表した図である。
実施の形態1では、複数の地区の情報を順番に並べて一サイクルとする例を説明したが、例えば、図20(A)に示すように、地区Aの地区情報を送信する頻度を高くしてもよい。都市部と山間部とが混在する地域において、都市部の地区情報は、山間部の地区情報に比べ、利用頻度が高いことが予想される。このような場合に、一つのサイクルの地区情報の順番、回数を変更して、利用頻度の高い情報を頻繁に送信することによって、ユーザに最新の情報を提供するとともに、ユーザが情報を受信できなかった場合、次に受信するまでの間隔を短くすることが可能となる。
【0055】
さらに、一つ一つの地区情報のサイズも、地区によって情報量が異なることが考えられる。例えば、図20(A)に示すように、地区Aの地区情報(区分け情報)のサイズを他の地区の地区情報に比べ大きくすることが可能である。これにより、ユーザが必要とする情報を柔軟に、木目細かく提供することが可能となる。
従って、センター装置400は、地区情報メモリ418の地区情報のサイズを可変長フォーマットを用いることによって、可変長の区分け情報を格納する。
【0056】
また、図20(B)に示すように、優先情報が発生した場合、地区情報の間に、優先情報を挿入してユーザに提供することができる。優先情報のように、緊急を要する情報の場合、頻繁に優先情報を送信することによって、早期に情報の受信することを促すことができる。
【0057】
さらに、地域を分割した地区のサイズを異ならせることも可能である。地域には、情報が多い地区と情報が少ない地区とが発生する。従って、情報が多い地区を小さいサイズ(エリア)とし、情報が少ない地区を大きいサイズ(エリア)とすることによって、地区情報のサイズを平均化することが可能となる。
また、放送信号を受信する移動体装置300の移動の遅速に合わせて、情報を区分けする地区のサイズを異ならせた地区情報を生成することも可能である。たとえば、道路が混雑する地区では、移動体装置300の移動速度は遅くなる。一方、道路がすいている地区では、移動体装置300の移動速度は早くなる。このような移動体装置300の移動速度にあわせて、移動が遅い地区では、多くの情報を提供するなどの調整をしてもよい。
【0058】
地区情報、あるいは、優先情報、特定情報等、データ領域120に設定する情報の順番は、センター装置400が備える地区情報メモリ418によって設定することが可能である。
地区情報メモリ418の送信順序情報に送信する順番を変更することによって、送信する地区情報の順番を変更すること、優先情報を挿入することが可能である。
情報生成部417は、地区情報メモリ418の送信順序情報に定義された順番に従って、地区情報、優先情報を送信する。情報生成部417の動作については、実施の形態1で説明した動作と同様であるため、説明を省略する。
【0059】
このように、ユーザの利用状況に対応して放送信号を放送することによって、ユーザの利便性が向上する。
また、センター装置400側においても、地区情報メモリ418へ格納する情報のサイズを調整できるため、地区情報メモリ418の管理も効率よく実施することが可能となる。
【0060】
実施の形態5.
図21は、地域情報放送システムを進入者を検知するシステムに適用する場合を示した図である。
また、図22は、図21の場合の移動体装置の構成の一例を示した図である。
図22中、図5と同じ符号をつけた構成要素は、図5と同様であるため説明を省略する。
図21は、農場にセンサー装置910(モニタ装置ともいう)を設置する。センサー装置910は、センサーを出力しており、通過するものを検知するとセンター装置400へ通過するものがあったことを通知する。ここでは、通過するものとなる対象は、進入する自動車(進入装置920)であり、センサー装置910は、進入装置920を検知できるようにセンサーを出力する。
センサー装置910は、進入装置920を検知した場合、センター装置400へ、進入情報を通知する。センター装置400は、進入情報を受信し、送信管理部420は、受信した結果を解析して、移動体装置301へ送信する情報を緊急情報として作成する。作成した緊急情報を情報編集部416へ出力し、放送信号として送信する。緊急情報は、実施の形態2で説明した優先情報と同様にして送信される。緊急情報には、位置情報が含まれる。
【0061】
移動体装置301は、上記緊急情報を受信し、情報選択部323が緊急情報であることを検知して、上記緊急情報を情報解析部330へ出力する。情報解析部330は、緊急情報の内容を解析し、自己の移動体装置301がセンサー装置910を通過したか否かを判断する。判断する場合に、測位した自己の位置情報と、緊急情報に含まれる位置情報とを用いて判断する。
次に、自己の移動体装置301がセンサー装置910を通過した場合は、応答信号生成部331は、自己の移動体装置301を識別する移動体識別子とともに、通過したことを通知するメッセージを作成し、放送信号送信部332を介してセンター装置400へ通知する。一方通過していない場合は、応答信号生成部331は、自己の移動体装置301を識別する移動体識別子とともに、通過していないことを通知するメッセージを作成し、放送信号送信部332を介してセンター装置400へ通知する。
【0062】
センター装置400は、予め、進入装置920が進入した場合に連絡する連絡先を所定のメモリに登録しておき、上記メッセージに基づいて、上記連絡先へ連絡する手段をとる。
また、移動体装置301自身も、自己の移動体装置301がセンサー装置910を通過していない場合は、センサー装置910が設置してある場所に、進入装置920が進入したことが判明するので、現場(農場)管理する管理者に連絡する、あるいは、自己が現場へ直行する等の対策をとることができる。
【0063】
このようにして、農場の農作物が窃盗被害にあることを防止することができる。
また、不法投棄場所につながる道路にセンサー装置(モニタ機器)を設置することによって、不法投棄車(あるいは不法投棄者)を検知することが可能となる。
センサー装置910を設置することによって、犯罪を防止することが可能となる。
また、移動体装置301は、準天頂衛星200を用いて、放送信号を受信するため、緊急情報を受信する精度が高くなり、緊急情報の受信漏れを防止することができる。従って、進入装置920の検知の精度も向上する。
【0064】
以上の実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。これらのプログラムは、例えば、C言語により作成することができる。
また、実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、ROM(Read Only Memory)に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、上記各実施の形態を実施させるプログラムは、記録媒体に記録される。記録媒体は、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いても構わない。
上記プログラムは、コンピュータにロードされ、プロセッサの制御に基づいて実行される。
また、地区情報を送る手段として準天頂衛星を用いた場合について説明したが、本発明では、放送手段として地上波ディジタル放送、あるいは、静止衛星など、他の手段であってもよい。
【0065】
【発明の効果】
この発明に係る地域情報放送システムによれば、センター装置は、地域に密着した地区情報を適切に提供できるとともに、移動体装置は、地区情報を自己の位置にあった地区情報を取得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の地域情報放送システム全体のイメージを表した図。
【図2】実施の形態1の地域情報放送システムの構成の一例を表した図。
【図3】今後計画されている準天頂衛星に関する技術を示す図。
【図4】今後計画されている準天頂衛星に関する技術を示す図。
【図5】移動体装置300の構成の一例を表した図。
【図6】対応関係記憶部326の一例を表す図。
【図7】センター装置400の構成の一例を表した図。
【図8】センター装置400から送信される放送信号の一例を示した図。
【図9】複数に分割された地域ごとに異なるビームの放送信号を中継する例を示した図。
【図10】移動体装置300の動作の一例を示すフローチャート図。
【図11】センター装置400の動作の一例を示すフローチャート図。
【図12】地区情報メモリ418の一例を示した図。
【図13】放送信号として送信される地区情報の一例を示した図。
【図14】地区情報が表示装置325に表示された例を示した図。
【図15】環境ロードプライシング(ロードプライシング)の情報を提供する例を示した図。
【図16】データ領域120へ優先情報を設定する場合のデータ構成の一例を示した図。
【図17】移動体装置300の動作の一例を表した図。
【図18】特定識別子を設定したデータ領域120の一例を示す図。
【図19】移動体装置300の情報抽出の動作の一例を表した図。
【図20】放送信号で送信する情報の順序について説明した図。
【図21】地域情報放送システムを進入者を検知するシステムに適用する場合を示した図。
【図22】図21の場合の移動体装置の構成の一例を示した図。
【符号の説明】
100 放送信号、110 ヘッダ領域、110A ヘッダ領域、120 データ領域、120A データ領域、121 地区識別子、121A 地区識別子、122 区分け情報、122A 区分け情報、123 優先識別子、124 優先情報、125 特定識別子、125A 特定識別子、125B 特定識別子、125C 特定識別子、126 特定情報、126A 特定情報、126B 特定情報、126C 特定情報、210 GPS衛星、220 準天頂衛星、230 ネットワーク、240 情報提供端末、240A 情報提供端末A、240B 情報提供端末B、240N 情報提供端末N、300 移動体装置、301 移動体装置、311 アンテナ、312 GPS信号受信部、313 位置測位部、321 アンテナ、322 放送信号受信部、323 情報選択部、324 出力部、325 表示装置、326 対応関係記憶部、327 地区判定部、328 入力部、329 入力装置、330 情報解析部、331 応答信号生成部、332 放送信号送信部、400 センター装置、411 アンテナ、412 放送信号受信部、413 通信部、414 情報収集部、415 収集情報メモリ、416 情報編集部、417 情報生成部、418 地区情報メモリ、419 放送信号送信部、420 送信管理部、910 センサー装置、920 進入装置。

Claims (19)

  1. 位置を示す位置情報を受け取り、位置情報により示された位置がいずれの地区に属するかを判定する地区判定部と、
    地区識別子を付した地区情報を放送する放送信号を受信する放送信号受信部と、
    上記放送信号受信部が受信した放送信号により放送された地区情報に付された地区識別子を参照して、放送信号により放送された地区情報の中から上記地区判定部が判定した地区に関する地区情報を選択する情報選択部と、
    上記情報選択部が選択した地区情報を出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする移動体装置。
  2. 移動体装置は、さらに、自己の位置を測位して位置情報として出力する位置測位部を備え、
    上記地区判定部は、上記位置測位部が出力した位置情報を受け取り地区を判定することを特徴とする請求項1記載の移動体装置。
  3. 移動体装置は、さらに、ユーザから一つ以上の位置を示す位置情報を入力する入力部を備え、
    上記地区判定部は、上記入力部が入力した位置情報を受け取りユーザにより入力された位置が属する地区を判定することを特徴とする請求項1記載の移動体装置。
  4. 上記放送信号受信部は、複数の地区情報が同一の周波数で繰り返し周期的に放送された放送信号を受信することを特徴とする請求項1記載の移動体装置。
  5. 移動体装置は、さらに、位置情報が示す位置と地区識別子との対応関係を記憶する対応関係記憶部を備え、
    上記地区判定部は、対応関係記憶部に記憶された対応関係を参照して位置情報により示された位置に対応する地区識別子を認識し、
    上記地区情報選択部は、地区判定部が認識した地区識別子と同一の地区識別子が付された地区情報を選択して出力部に出力することを特徴とする請求項1記載の移動体装置。
  6. 上記放送信号受信部は、優先度が高いことを示す優先識別子を付した優先情報が含まれた放送信号を受信し、
    上記情報選択部は、放送信号に含まれた優先情報に付された優先識別子を識別することにより放送信号に含まれた優先情報を優先的に選択して出力部に出力することを特徴とする請求項1記載の移動体装置。
  7. 移動体装置は、さらに、放送信号により放送された地区情報の中から特定情報の検索要求を入力する入力部を備え、
    上記放送信号受信部は、特定識別子が付された複数種類の特定情報を受信し、
    上記情報選択部は、放送信号受信部が受信した複数種類の特定情報に付された特定識別子を参照して、放送信号受信部が受信した複数種類の特定情報の中から、入力部が入力した検索要求に合致する特定情報を選択して出力部に出力することを特徴とする請求項1記載の移動体装置。
  8. 情報を収集する情報収集部と、
    上記情報収集部が収集した情報がいずれの地区に関する情報であるかを区分けして地区ごとの区分け情報を編集する情報編集部と、
    情報編集部が編集した区分け情報に地区識別子を付して地区情報を生成する情報生成部と、
    情報生成部が生成した地区情報を放送信号として放送する放送信号送信部と
    を備えたことを特徴とするセンター装置。
  9. 上記放送信号送信部は、複数の地区情報を同一の周波数で繰り返し周期的に放送することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  10. 上記放送信号送信部は、優先度が高いことを示す優先識別子を付した優先情報が含まれた放送信号を送信することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  11. 上記情報生成部は、送信頻度を高くした高頻度情報と送信頻度を低くした低頻度情報とを生成し、
    放送信号送信部は、高頻度情報を低頻度情報よりも高頻度で繰り返し送信することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  12. 上記情報編集部は、データ収集部が収集する情報の多寡にあわせて情報を区分けする地区のサイズを異ならせた地区情報を生成することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  13. 上記情報編集部は、放送信号を受信する移動体の移動の遅速にあわせて情報を区分けする地区のサイズを異ならせた地区情報を生成することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  14. 上記情報編集部は、可変長フォーマットを用いて区分け情報を編集することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  15. 上記情報編集部は、情報収集部が収集した情報を複数種類の情報に区分けし、
    情報生成部は、情報編集部が区分けした情報にその情報の種類を識別する特定識別子を付して特定情報を生成することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  16. 上記情報収集部は、店舗案内、交通情報、気象情報、ロードプライシング情報、災害情報、進入禁止情報の内少なくともいずれかを、地区に関する情報として収集することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  17. 上記情報収集部は、道路の上り車線下り車線ごとの情報、車線別の情報、道路の高架低架情報の内少なくともいずれかを、地区に関する情報として収集することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  18. 上記放送信号送信部は、マルチビームを形成する衛星の少なくともいずれかのビームに対応する放送信号を送信し、
    上記情報収集部は、当該ビームが照射される地域の情報を収集し、
    上記情報編集部は、当該ビームが照射される地域を複数の地区に分割し、収集部が収集した情報が複数の地区のどの地区に関する情報であるかを区分けして地区ごとの区分け情報を編集することを特徴とする請求項8記載のセンター装置。
  19. 情報を放送信号として放送するセンター装置と、
    上記センター装置が放送する放送信号を中継する衛星と、
    上記衛星を介して、上記センター装置が放送する放送信号を受信する移動体装置と
    を備え、
    上記センター装置は、
    情報を収集する情報収集部と、
    上記情報収集部が収集した情報がいずれの地区に関する情報であるかを区分けして地区ごとの区分け情報を編集する情報編集部と、
    情報編集部が編集した区分け情報に地区識別子を付して地区情報を生成する情報生成部と、
    情報生成部が生成した地区情報を放送信号として放送する放送信号送信部と
    を備え、
    上記移動体装置は、
    位置を示す位置情報を受け取り、位置情報により示された位置がいずれの地区に属するかを判定する地区判定部と、
    地区識別子を付した地区情報を放送する放送信号を受信する放送信号受信部と、
    上記放送信号受信部が受信した放送信号により放送された地区情報に付された地区識別子を参照して、放送信号により放送された地区情報の中から上記地区判定部が判定した地区に関する地区情報を選択する情報選択部と、
    上記情報選択部が選択した地区情報を出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする地域情報放送システム。
JP2003106012A 2003-04-10 2003-04-10 移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム Pending JP2004312578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003106012A JP2004312578A (ja) 2003-04-10 2003-04-10 移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003106012A JP2004312578A (ja) 2003-04-10 2003-04-10 移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004312578A true JP2004312578A (ja) 2004-11-04

Family

ID=33468317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003106012A Pending JP2004312578A (ja) 2003-04-10 2003-04-10 移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004312578A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184030A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Onepass:Kk ナビゲーション装置
JP2006301969A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Sharp Corp 携帯端末、災害対策報知システム、サーバ、災害対策報知方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2008537822A (ja) * 2005-03-31 2008-09-25 クゥアルコム・インコーポレイテッド ロケーションベースの緊急通報
WO2009125813A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 同報情報通知方法、移動局及び認証機関システム
JPWO2008059589A1 (ja) * 2006-11-17 2010-02-25 パイオニア株式会社 走行支援装置、走行支援方法、走行支援プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
KR101066911B1 (ko) 2008-04-08 2011-09-27 가부시키가이샤 엔티티 도코모 동보정보 통지방법 및 네트워크 노드
JP2012216240A (ja) * 2008-03-25 2012-11-08 Mitsubishi Electric Corp 運転支援システム
JP2014167410A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Honda Motor Co Ltd ナビゲーションシステム、情報提供方法、移動通信端末及び放送システム
JP2020519122A (ja) * 2017-05-04 2020-06-25 ブラックベリー リミテッドBlackBerry Limited 公衆警報システムメッセージの提供

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184030A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Onepass:Kk ナビゲーション装置
JP2008537822A (ja) * 2005-03-31 2008-09-25 クゥアルコム・インコーポレイテッド ロケーションベースの緊急通報
JP2006301969A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Sharp Corp 携帯端末、災害対策報知システム、サーバ、災害対策報知方法、制御プログラム、および記録媒体
JPWO2008059589A1 (ja) * 2006-11-17 2010-02-25 パイオニア株式会社 走行支援装置、走行支援方法、走行支援プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2012216240A (ja) * 2008-03-25 2012-11-08 Mitsubishi Electric Corp 運転支援システム
KR101066911B1 (ko) 2008-04-08 2011-09-27 가부시키가이샤 엔티티 도코모 동보정보 통지방법 및 네트워크 노드
WO2009125813A1 (ja) * 2008-04-09 2009-10-15 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 同報情報通知方法、移動局及び認証機関システム
JP2009253868A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Ntt Docomo Inc 同報情報通知方法、移動局及び認証機関システム
US8577282B2 (en) 2008-04-09 2013-11-05 Ntt Docomo, Inc. Method for reporting multi-address information, mobile station and authentication organization system
JP2014167410A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Honda Motor Co Ltd ナビゲーションシステム、情報提供方法、移動通信端末及び放送システム
JP2020519122A (ja) * 2017-05-04 2020-06-25 ブラックベリー リミテッドBlackBerry Limited 公衆警報システムメッセージの提供
US11272345B2 (en) 2017-05-04 2022-03-08 Blackberry Limited Providing a public warning system message
JP7055149B2 (ja) 2017-05-04 2022-04-15 ブラックベリー リミテッド 公衆警報システムメッセージの提供

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1544574B1 (en) Information distribution system and information distribution method
EP2062244B1 (en) Traffic information distributing apparatus and traffic information distributing method
CN101523459B (zh) 交通信息分配装置
JP3994365B2 (ja) ナビゲーション装置及び記憶媒体
JP3937939B2 (ja) ナビゲーションシステム及び経路案内データ記録方法のプログラム
US8571792B2 (en) Navigation device and display method
US20060106531A1 (en) Information gathering systems, methods, and programs
EP1801764B1 (en) Navigation apparatus
US8825349B2 (en) On-vehicle information terminal and information distribution system
JP2004312578A (ja) 移動体装置及びセンター装置及び地域情報放送システム
JP2007256148A (ja) ナビゲーションシステム
JPWO2006080492A1 (ja) 番組録画装置、番組録画方法、番組録画プログラム、およびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2006138742A (ja) 情報収集システム及び情報収集方法のプログラム
JP2005006064A (ja) センター装置及び移動体装置及び情報収集システム
JP3336490B2 (ja) 車両用経路誘導装置
JP2004093285A (ja) ナビゲーションシステム及び地図表示方法のプログラム
JP3982427B2 (ja) データ収集・再生システム及びデータ収集・再生方法のプログラム
EP1548681A1 (en) Information distribution system and information distribution method
JP4241214B2 (ja) ナビゲーションシステム及びプログラム
JP4228790B2 (ja) ナビゲーションシステム及びプログラム
JP2014044051A (ja) 車載器、情報配信システム、制御方法、及びプログラム
JP5104184B2 (ja) ナビゲーション装置及び表示方法
JP2010054275A (ja) 配信システム、センター装置及び車載器
JPH1038590A (ja) 車両用交通情報表示装置
JP2004333353A (ja) ナビ試験システム及びナビ試験方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080708