JP2009092497A - 周波数特性測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】得られた複数の測定結果の比較を容易に行うことができる周波数特性測定装置を提供すること。
【解決手段】スペクトラムアナライザ100は、少なくとも一組の局部発振器22とミキサ20と中間周波フィルタ24とが含まれており、局部発振器22の発振周波数を所定の周波数範囲で変化させることにより、所定の帯域を有する入力信号から抽出する信号成分の周波数を掃引する信号成分抽出手段と、抽出された信号成分に対して特性値を測定する検波部50等を含む測定手段と、複数の表示領域が設定可能な表示画面を有する表示部70と、測定手段によって複数回の測定結果が得られたときに、これら複数回の測定結果のそれぞれを、複数の表示領域のそれぞれに別々に対応させて表示する表示処理部60とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、スペクトラムアナライザ等において入力信号の周波数特性等を測定する周波数特性測定装置に関する。
従来から周波数掃引を行うことにより入力信号の周波数特性を測定するスペクトラムアナライザが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このスペクトラムアナライザでは、周波数掃引によって測定された周波数特性が表示部に表示される。
特開平8−233875号公報(第3−4頁、図1−2)
ところで、特許文献1等に開示された従来のスペクトラムアナライザでは、1回あるいは複数回(特許文献1に開示されたスペクトラムアナライザの場合には周波数掃引の回数は2回)の周波数掃引によって得られた1回の測定に対応する周波数特性を表示しているだけであるため、複数回の測定に対応する周波数特性の比較が難しいという問題があった。例えば、周波数掃引の範囲等を変更して2回の測定を行う場合を考えると、1回目の測定で得られた周波数特性を写真で撮影したり外部のパーソナルコンピュータ等に取り込んだりしてその内容を保持し、2回目の測定で得られた周波数特性と比較していた。このため、複数回の測定結果を比較しながら観察する場合に多大な手間がかかっていた。なお、上述した説明では、周波数掃引によって得られた測定結果が「周波数特性」の場合について説明したが、周波数の代わりに経過時間を用いる場合(例えば、経過時間と信号強度との関係を測定する場合)も同様の問題がある。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、得られた複数の測定結果の比較を容易に行うことができる周波数特性測定装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の周波数特性測定装置は、少なくとも一組の局部発振器とミキサと中間周波フィルタとが含まれており、局部発振器の発振周波数を所定の周波数範囲で変化させることにより、所定の帯域を有する入力信号から抽出する信号成分の周波数を掃引する信号成分抽出手段と、信号成分抽出手段によって抽出された信号成分に対して特性値を測定する測定手段と、複数の表示領域が設定可能な表示画面を有する表示装置と、測定手段によって複数回の測定結果が得られたときに、これら複数回の測定結果のそれぞれを、複数の表示領域のそれぞれに別々に対応させて表示する表示処理手段とを備えている。具体的には、上述した表示処理手段は、複数の表示領域のそれぞれに対応した複数の格納領域を有するビデオメモリを有し、複数回の測定結果のそれぞれを別々の格納領域に書き込むことにより、複数回の測定結果の表示を行うことが望ましい。これにより、同じ表示画面内の複数の表示領域に異なる測定結果を表示させることができるため、複数の測定結果の比較を容易に行うことができる。
また、上述した信号成分抽出手段による周波数掃引の内容と、測定手段による特性値の測定内容とを利用者の操作に応じて指示する操作手段をさらに備えることが望ましい。これにより、それぞれの表示領域に表示する複数の測定結果の内容を個別に設定することが可能になる。
また、上述した複数回の測定結果は、信号成分抽出手段による複数回の周波数掃引に対応して得られることが望ましい。これにより、同じ画面に並行して測定結果が表示される複数回の測定の内容を大きく異ならせることが可能になり、測定の自由度を高めることができる。
また、上述した複数回の測定結果は、信号成分抽出手段による1回の周波数掃引に対応して得られることが望ましい。これにより、1回目の測定と2回目の測定と連続して実施して測定時刻を近づけることができ、より相関の高い2回の測定結果を得ることができる。
また、上述した表示処理手段は、測定手段による1回目の測定が行われたときにその測定結果の表示を複数の表示領域の内の一部の表示領域を用いて行い、この一部の表示領域による表示状態を維持して測定手段による2回目の測定が行われたときにその測定結果の表示を複数の表示領域の内の残りの表示領域を用いて行うことが望ましい。これにより、1回目の測定結果を参照しながら2回目の測定を行うことができる。
また、上述した測定手段による1回目の測定が行われてその測定結果が一部の表示領域に表示されたときに、この一部の表示領域と操作手段とを用いて測定手段による2回目の測定指示が行われることが望ましい。これにより、1回目の測定結果が表示された一部の表示領域と操作手段を組み合わせて2回目の測定指示を行うことにより、1回目の測定指示における操作性を向上させることができる。
また、上述した複数の表示領域の内の残りの表示領域に対応する2回目の測定が行われたときに、同時あるいは前後して1回目の測定と同じ内容で3回目の測定が行われ、3回目の測定の結果が複数の表示領域の内の一部の表示領域に、2回目の測定の結果が複数の表示領域の内の残りの表示領域にそれぞれ表示されることが望ましい。これにより、1回目の測定結果を参照しながら2回目の測定を行うことができ、しかも、連続して測定した2回の測定結果を並行して表示することが可能になる。
以下、本発明を適用した一実施形態の周波数特性測定装置としてのスペクトラムアナライザについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、一実施形態のスペクトラムアナライザの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のスペクトラムアナライザ100は、減衰器(ATT)10、ミキサ20、30、40、局部発振器22、32、42、中間周波フィルタ(IFフィルタ)24、34、ローパスフィルタ(LPF)44、バンドパスフィルタ(BPF)46、検波部50、アナログ−デジタル変換器(A/D)52、メモリ54、イメージ除去処理部56、表示処理部60、表示部70、制御部80、操作部82を含んで構成されている。
本実施形態のスペクトラムアナライザ100は、被測定信号が入力される入力端子INを備え、この入力端子INに入力される被測定信号finの周波数特性を測定し、測定結果としてのスペクトラムを表示する。例えば、入力端子INには、9kHz〜8GHzの周波数帯に含まれる被測定信号finが入力される。
入力端子INから入力される被測定信号finは、減衰器10を通すことにより、所定の信号レベルに調整される。ミキサ20は、減衰器10から出力されるレベル調整後の被測定信号finと、局部発振器22から出力される局部発振信号fOSC1とが入力されており、これらの被測定信号finと局部発振信号fOSC1とを混合した信号を出力する。局部発振器22は、発振周波数が所定範囲で掃引可能な局部発振信号fOSC1を出力する。中間周波フィルタ24は、ミキサ20の出力信号から所定の中間周波数成分(第1の中間周波信号)のみを通過させる帯域通過フィルタである。
ミキサ30は、中間周波フィルタ24から出力される第1の中間周波信号と局部発振器32から出力される局部発振信号fOSC2とを混合した信号を出力する。例えば、第1の中間周波信号と局部発振信号fOSC2との周波数差が421.4MHzに設定されており、ミキサ30からは421.4MHzの第2の中間周波信号が出力される。局部発振器32は、発振周波数が固定の局部発振信号fOSC2を出力する。中間周波フィルタ34は、ミキサ30の出力信号から所定の中間周波数成分(第2の中間周波信号)のみを通過させる帯域通過フィルタである。
ミキサ40は、中間周波フィルタ34から出力される第2の中間周波信号と局部発振器42から出力される局部発振信号fOSC3とを混合した信号を出力する。例えば、第2の中間周波信号と局部発振信号fOSC3との周波数差が21.4MHzに設定されており、ミキサ40からは21.4MHzの第3の中間周波信号が出力される。局部発振器42は、発振周波数が固定の局部発振信号fOSC3を出力する。
ミキサ40から出力される信号には、2つの入力信号の差成分としての21.4HMzの成分の他に和成分も含まれているが、この周波数が高い和成分はローパスフィルタ44によって除去される。バンドパスフィルタ46は、バンド幅が変更可能であって、分解能帯域幅(RBW;Resolution Band Width)を設定するために用いられる。
検波部50は、バンドパスフィルタ46の出力信号を検波し、アナログ−デジタル変換器52はその検波された信号を所定のサンプリング周波数でデジタルデータ変換する。このデジタルデータはメモリ54に格納される。イメージ除去処理部56は、メモリ54に格納されているデジタルデータを読み出してイメージ除去処理を行う。
表示処理部60は、イメージ除去処理後のデジタルデータに基づいて所定の表示形式の周波数スペクトラム等を含む所定の測定結果画像を生成して表示部70に表示する。例えば、横軸に周波数を、縦軸に周波数成分毎の信号レベルを対応させた測定結果の表示が行われる。あるいは、横軸に周波数掃引の経過時間を、縦軸に周波数成分毎の信号レベルを対応させた測定結果の表示が行われる。表示部70は、別々の測定結果を対応させた複数の表示領域が設定可能な表示画面を有しており、表示処理部60によって生成された測定結果画像が表示される。例えば、表示処理部60にはこれら複数の表示領域のそれぞれに対応した複数の格納領域を有するビデオメモリとしてのVRAM62が備わっており、複数回の測定結果のそれぞれを別々の格納領域に格納することにより、表示部70の表示画面に複数回の測定結果を同時に表示する処理が行われている。
制御部80は、スペクトラムアナライザ100を用いた測定動作の全体を制御する。例えば、局部発振器22の周波数掃引動作が制御部80によって制御される。操作部82は、利用者による各種の指示を入力するためのものである。例えば、掃引開始周波数、掃引終了周波数、掃引時間と測定対象となる特性値の種類などの測定内容が、操作部82を操作することで指示される。
上述した減衰器10、ミキサ20、30、40、局部発振器22、32、42、中間周波フィルタ24、34、ローパスフィルタ44、バンドパスフィルタ46が信号成分抽出手段に、検波部50、アナログ−デジタル変換器52、メモリ54、イメージ除去処理部56が測定手段に、表示処理部60が表示処理手段に、表示部70が表示装置に、操作部82が操作手段にそれぞれ対応する。
本実施形態のスペクトラムアナライザ100はこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図2は、本実施形態のスペクトラムアナライザ100の表示例を示す図であり、2回の測定結果を表示画面内に並行して表示した場合が示されている。図2に示すように、表示部70の表示画面70Aには、2つの表示領域70B、70Cが含まれている。一方の表示領域70Bは、1回目の測定結果を表示するためのものであり、図2に示す例では周波数範囲f11〜f12の周波数スペクトラムが1回目の測定で得られる。また、他方の表示領域70Cは、2回目の測定結果を表示するためのものであり、図2に示す例では周波数範囲f21〜f22の周波数スペクトラムが2回目の測定で得られる。
図3は、図2に示す表示例に含まれる周波数スペクトラムに対応する測定内容の具体例を示す図である。図3に示すように、周波数範囲f11〜f12と周波数範囲f21〜f22は互いに重複しておらず、時間t1〜t2で1回目の測定が、時間t3〜t4で2回目の測定が行われる。
図4は、図2に示す表示例に含まれる周波数スペクトラムを測定する動作手順を示す流れ図である。一連の動作手順は、スペクトラムアナライザ100の各構成を用いて制御部80によって実施される。
まず、操作部82を用いて測定内容の入力が行われる(ステップ100)。図3に示す例では、1回目の測定に対応する周波数範囲f11〜f12と測定対象として周波数スペクトラムを選択する旨の指示と、2回目の測定に対応する周波数範囲f21〜f22と測定対象として周波数スペクトラムを選択する旨の指示とが操作部82を用いて入力される。
次に、周波数範囲f11〜f12に対応する1回目の測定が実施され(ステップ101)、その測定結果がメモリ54に格納され、この測定結果に対応する周波数スペクトラムの描画データが表示処理部60のVRAM62内の格納領域DAに格納される(ステップ102)。
本実施形態では、VRAM62の格納領域は表示画面70A全体に対応しており、VRAM62の一部の格納領域DAが表示画面70A内の一方の表示領域70Bに、VRAM62の他の一部の格納領域DBが表示画面70A内の他方の表示領域70Cにそれぞれ対応している。1回目の測定結果としての周波数範囲f11〜f12に対応する周波数スペクトラムの描画データが格納領域DAに格納されると、対応する表示領域70Bには周波数範囲f11〜f12の周波数スペクトラムが表示される(ステップ103)。
次に、周波数範囲f21〜f22に対応する2回目の測定が実施され(ステップ104)、その測定結果がメモリ54に格納され、この測定結果に対応する周波数スペクトラムの描画データが表示処理部60のVRAM62内の格納領域DBに格納され(ステップ105)、対応する表示領域70Cに周波数範囲f21〜f22の周波数スペクトラムが表示される(ステップ106)。なお、図3に示すように、ステップ101における1回目の測定とステップ104における2回目の測定は間を空けずに1回の周波数掃引によって実施され、これらの測定動作と並行して表示に必要なステップ102、103、105、106の各動作が行われる。
このように、本実施形態のスペクトラムアナライザ100では、同じ表示画面70A内の複数の表示領域70B、70Cに異なる測定結果を表示させることができるため、複数の測定結果の比較を容易に行うことができる。
図5は、本実施形態のスペクトラムアナライザ100の他の表示例を示す図であり、1回目の測定結果を確認した後に2回目の測定を行ってその結果を表示する場合が示されている。図5に示す例では、1回目の測定結果が表示領域70Bに表示された後、その一部の波形を拡大(周波数範囲を狭く設定)して2回目の測定を実施し、その測定結果が表示領域70Cに表示されている。
図6は、図5に示す表示例に含まれる周波数スペクトラムを測定する動作手順を示す流れ図である。まず、操作部82を用いて1回目の測定内容の入力が行われる(ステップ200)。図5に示す例では、1回目の測定に対応する周波数範囲f11〜f12と測定対象として周波数スペクトラムを選択する旨の指示が操作部82を用いて入力される。
次に、周波数範囲f11〜f12に対応する1回目の測定が実施され(ステップ201)、その測定結果がメモリ54に格納され、この測定結果に対応する周波数スペクトラムの描画データが表示処理部60のVRAM62内の格納領域DAに格納され(ステップ202)、対応する表示領域70Bに周波数範囲f11〜f12の周波数スペクトラムが表示される(ステップ203)。
次に、操作部82を用いて2回目の測定内容の入力が行われる(ステップ204)。この測定内容の入力は、表示領域70Bにおける1回目の測定結果の表示を維持した状態で、しかも、好ましくはこの表示領域70Bを利用して行われる。例えば、図5に示すように周波数範囲f11〜f12に対応して周波数f13にピークを有する周波数スペクトラムが得られた場合に、周波数f13のピークの左右を指し示すことにより2回目の測定の対象となる周波数範囲f14〜f15が入力される。なお、このピークを含む周波数範囲f14〜f15を数値で入力するようにしてもよい。
次に、周波数範囲f14〜f15に対応する2回目の測定が実施され(ステップ205)、その測定結果がメモリ54に格納され、この測定結果に対応する周波数スペクトラムの描画データが表示処理部60のVRAM62内の格納領域DBに格納され(ステップ206)、対応する表示領域70Cに周波数範囲f14〜f15の周波数スペクトラムが表示される(ステップ207)。
ところで、同じ表示画面70Aの2つの表示領域70B、70Cに含まれる周波数スペクトラムは、並行して表示する場合にはできるだけ測定時刻が近い方が好ましい。すなわち、図4に示す動作手順では1回目の測定と2回目の測定とを連続して行うことにより計測時刻を近づけることができるが、図6に示す動作手順では1回目の測定と2回目の測定の間に2回目の測定内容入力動作(ステップ204)が行われるため、これらの測定時刻が離れてしまう。
図7は、図5に示す動作手順の変形例を示す流れ図である。図7に示す動作手順は、図6に示す動作手順に対してステップ207の動作の次にステップ208〜210を追加したものである。すなわち、2回目の測定結果が表示された後、ステップ201で実施された1回目の測定と同じ内容で3回目の測定が実施され(ステップ208)、その測定結果がメモリ54に格納され、この測定結果に対応する周波数スペクトラムの描画データが表示処理部60のVRAM62内の格納領域DAに上書きされ(ステップ209)、対応する表示領域70Bに周波数範囲f11〜f12の新しい周波数スペクトラムが再表示される(ステップ210)。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、表示部70の表示画面70Aに2つの表示領域70B、70Cを設け、それぞれの表示領域70B、70Cに2回の測定によって得られた2種類の測定結果としての周波数スペクトラムを表示する場合を説明したが、表示領域の数は3以上であってもよい。また、表示内容についても周波数スペクトラムに限定されず、周波数掃引によって測定可能な特性値であれば、周波数スペクトラム(信号レベル)以外の特性値を表示するようにしてもよい。また、横軸を周波数に対応させた表示例を示したが、横軸を周波数掃引の経過時間に対応させて特性値を表示するようにしてもよい。さらに、複数の表示領域のそれぞれに表示する特性値は、操作部82を用いて利用者が適宜指定することができる。
また、周波数掃引の1回目と2回目(3回目以降についても同様)の測定条件は同じである必要はなく、個別に設定するようにしてもよい。例えば、測定条件を指定する際に変更可能なパラメータとしては、分解能帯域幅RBW、検波後のビデオフィルタの帯域幅VBW、減衰器10の設定値、表示のための検波方式(Posi-peak、Maxhold等)などが考えられる。
一実施形態のスペクトラムアナライザの構成を示す図である。 本実施形態のスペクトラムアナライザの表示例を示す図である。 図2に示す表示例に含まれる周波数スペクトラムに対応する測定内容の具体例を示す図である。 図2に示す表示例に含まれる周波数スペクトラムを測定する動作手順を示す流れ図である。 本実施形態のスペクトラムアナライザの他の表示例を示す図である。 図5に示す表示例に含まれる周波数スペクトラムを測定する動作手順を示す流れ図である。 図5に示す動作手順の変形例を示す流れ図である。
符号の説明
10 減衰器(ATT)
20、30、40 ミキサ
22、32、42 局部発振器
24、34 中間周波フィルタ(IFフィルタ)
44 ローパスフィルタ(LPF)
46 バンドパスフィルタ(BPF)
50 検波部
52 アナログ−デジタル変換器(A/D)
54 メモリ
56 イメージ除去処理部
60 表示処理部
70 表示部
80 制御部
82 操作部
100 スペクトラムアナライザ

Claims (8)

  1. 少なくとも一組の局部発振器とミキサと中間周波フィルタとが含まれており、前記局部発振器の発振周波数を所定の周波数範囲で変化させることにより、所定の帯域を有する入力信号から抽出する信号成分の周波数を掃引する信号成分抽出手段と、
    前記信号成分抽出手段によって抽出された信号成分に対して特性値を測定する測定手段と、
    複数の表示領域が設定可能な表示画面を有する表示装置と、
    前記測定手段によって複数回の測定結果が得られたときに、これら複数回の測定結果のそれぞれを、前記複数の表示領域のそれぞれに別々に対応させて表示する表示処理手段と、
    を備えることを特徴とする周波数特性測定装置。
  2. 請求項1において、
    前記表示処理手段は、前記複数の表示領域のそれぞれに対応した複数の格納領域を有するビデオメモリを有し、前記複数回の測定結果のそれぞれを別々の前記格納領域に書き込むことにより、前記複数回の測定結果の表示を行うことを特徴とする周波数特性測定装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記信号成分抽出手段による周波数掃引の内容と、前記測定手段による特性値の測定内容とを利用者の操作に応じて指示する操作手段をさらに備えることを特徴とする周波数特性測定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記複数回の測定結果は、前記信号成分抽出手段による複数回の周波数掃引に対応して得られることを特徴とする周波数特性測定装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記複数回の測定結果は、前記信号成分抽出手段による1回の周波数掃引に対応して得られることを特徴とする周波数特性測定装置。
  6. 請求項3において、
    前記表示処理手段は、前記測定手段による1回目の測定が行われたときにその測定結果の表示を前記複数の表示領域の内の一部の表示領域を用いて行い、この一部の表示領域による表示状態を維持して前記測定手段による2回目の測定が行われたときにその測定結果の表示を前記複数の表示領域の内の残りの表示領域を用いて行うことを特徴とする周波数特性測定装置。
  7. 請求項6において、
    前記測定手段による1回目の測定が行われてその測定結果が前記一部の表示領域に表示されたときに、この一部の表示領域と前記操作手段とを用いて前記測定手段による2回目の測定指示が行われることを特徴とする周波数特性測定装置。
  8. 請求項6または7において、
    前記複数の表示領域の内の残りの表示領域に対応する2回目の測定が行われたときに、同時あるいは前後して1回目の測定と同じ内容で3回目の測定が行われ、3回目の測定の結果が前記複数の表示領域の内の一部の表示領域に、2回目の測定の結果が前記複数の表示領域の内の残りの表示領域にそれぞれ表示されることを特徴とする周波数特性測定装置。
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