JP2009091354A - 保湿剤、免疫賦活剤、抗老化剤、抗炎症剤、抗酸化剤、美白剤、皮膚外用剤、経口用組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アマニュウ(Angelica edulis)の抽出物を有効成分として含有する保湿剤、抗老化剤、抗炎症剤、抗酸化剤、美白剤、並びに皮膚外用剤、経口用組成物。
【選択図】 なし
Description
また、近年ではシラネアオイ抽出物(特許文献1参照)やハマザクロ科植物抽出物(特許文献2参照)など新しい植物抽出物を用いた保湿剤が開発されており、その需要が高まっている。
アマニュウの葉、新芽、茎をそれぞれ乾燥させて粉砕し、サンプル質量の20倍量の精製水を加え、オートクレーブにより20分間、120℃に加温して抽出した。得られた抽出液から、温度の高い状態を保ちながら吸引濾過により不溶物を取り除いた後、凍結乾燥を行って、アマニュウの葉の熱水抽出物(抽出物1)、アマニュウの新芽の熱水抽出物(抽出物2)、アマニュウの茎の熱水抽出物(抽出物3)をそれぞれ得た。
アマニュウの葉、新芽、茎をそれぞれ乾燥させて粉砕し、サンプル質量の20倍量の50質量%エタノールを加え、室温で撹拌しながら2時間抽出した。得られた抽出液を濾過して不溶物を取り除き、減圧濃縮後、凍結乾燥を行って、アマニュウの葉のエタノール抽出物(抽出物4)、アマニュウの新芽のエタノール抽出物(抽出物5)、アマニュウの茎のエタノール抽出物(抽出物6)をそれぞれ得た。
保湿作用の評価は、表1に示すアマニュウ抽出物を試料とし、健常人前腕部を用いて行った。各試料を前腕部3×4cm2の範囲に24μLずつ塗布し、塗布前、塗布15分後、30分後、60分後、及び120分後の角質水分量を測定した。角質水分量の測定は、SKICON−200(アイ・ビイ・エス株式会社製)を用い、各塗布部位の5点における角質水分量を測定した。塗布部5点の測定値を平均し、塗布前の角質水分量を1とした相対値で表1に示した。また、精製水をネガティブコントロール、一般的な保湿剤であるグリセリン(0.1%水溶液)をポジティブコントロールとして同様に評価を行った。なお、表中の**は、t検定における有意確率P値に対し、有意確率1%未満(P<0.01)のものを示している。
ヒト皮膚角化細胞を1ウェル当たり2.0×104個となるように96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地にはダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)にウシ胎児血清(FBS)を5質量%添加したものを用いた。24時間後1.2mMCaCl2を含む5%FBS添加DMEM培地によって、各濃度に調整した試料を含有するサンプル液に交換しさらに9日間培養した。培地は3日に1回交換した。培養終了後、培養上清を採取し、アルギナーゼ活性促進能の評価を行った。アルギナーゼはアルギニンを加水分解し、オルニチンと尿素を生成する。尿素はウレアーゼによってアンモニアに分解され、アンモニアはペンタシアノニトロシル鉄(III)酸ナトリウム二水和物(ニトロプルシッドナトリウム)存在下でサリチル酸、次亜塩素酸と反応し、インドフェノールが生成する。アルカリ性条件下でインドフェノールの吸収(570nm)を測定し、尿素濃度を求め、アルギナーゼ活性の定量を行った。尿素定量のため、和光純薬社製尿素窒素B−テストワコーを用いて同様の測定を行い、検量線を作成した。また、BCAProteinAssayKitにて、各ウェルのタンパク量を測定し、単位タンパク量あたりのアルギナーゼ活性促進能を求めた。試料を添加しないブランクの値を100とした時の相対値により、アルギナーゼ活性促進能を評価した。なお試料としては、抽出物4(葉、エタノール抽出物)を用いた。
ヒト急性単球白血病細胞株(THP−1)を1ウェル当り5.0×104個となるように96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地には1質量%のFBSを添加したRpswell Park Memorial Institute培地(RPMI)を用いた。24時間後、Phorbol 12−Myristate 13−Acetate(PMA)を20ng/mLとなるように細胞培養液に添加した。さらに24時間後、1質量%FBS添加RPMI培地にて各濃度に調整した試料を含有するサンプル培養液に交換し、48時間培養した。次に生細胞数測定試薬SF(同仁化学研究所)1/10量を添加した1質量%FBS添加RPMI培地を、上清を除いた細胞に添加し、2時間培養した。混合後、450nmの吸光度を測定した。同時に濁度として650nmの吸光度を測定し、両測定値の差を用いて細胞賦活作用を評価した。評価結果を試料無添加のコントロールにおける細胞賦活作用を100とした時の相対値にて表3に示す。なお試料としては、抽出物3(新芽、熱水抽出物)を用いた。
正常ヒト真皮繊維芽細胞を1ウェル当り2.0×104個となるように96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地にはダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)に1質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したものを用いた。24時間後、1質量%FBS添加DMEM培地にて各濃度に調整した試料を含有するサンプル培養液に交換しさらに48時間培養した。次にMTT試薬を400μg/mLとなるように培地にて調整し、上清を除いた細胞に添加し約2時間培養した。最後に2−プロパノールにて生じたフォルマザンを抽出し、マイクロプレートリーダーにて550nmの吸光度を測定した。同時に濁度として650nmの吸光度を測定し、両測定値の差を用いて細胞賦活作用を評価した。評価は試料無添加時のコントロールにおける細胞賦活作用を100とした時の相対値を求めて行い結果を表4に示す。なお試料としては、抽出物4(葉、エタノール抽出物)を用いた。
正常ヒト真皮繊維芽細胞を1ウェル当り2.0×104個となるように96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地にはダルベッコ改変イーグル(DMEM)培地に5質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したものを用いた。24時間後、0.5質量%FBS添加DMEM培地にて各濃度に調整した試料を含有するサンプル培養液に交換しさらに24時間培養した。
培養上清中に分泌されたタイプ1コラーゲン量はELISA法を用い、最後は標識されたペルオキシダーゼに対し2、2’−アジノビス(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸)ジアンモニウム塩(ABTS)及び過酸化水素を添加し反応させた後、マイクロプレートリーダーにて405nmの吸光度を測定した。評価ではサンプル培養液の他にネガティブコントロールとして0.5%FBS添加DMEM培地を用いた。
評価はネガティブコントロールにおける細胞賦活作用を100とした時の相対値を求めて行った。具体的には、PIERCE社製BCA Protein Assay Kitにてタンパク量を測定し単位細胞又は単位タンパク量当りのコラーゲン産生量を求め、ネガティブコントロールの単位当りI型コラーゲン産生量を100とした時の相対値を求めた。なお試料としては、抽出物6(茎、エタノール抽出物)を用いた。
正常ヒト真皮線維芽細胞を1ウェル当たり4.0×104個となるように48穴マイクロプレートに播種した。播種培地にはダルベッコ改変イーグル(DMEM)培地に1質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したものを用いた。24時間培養後、1質量%FBS添加DMEM培地にて各濃度に調整した試料を含有するサンプル培養液に交換しさらに24時間培養した。次いで48穴マイクロプレートから細胞上清を除去し、PBSで洗浄した後、5mM硫酸マグネシウム,100μM EDTA,25mM トリシン緩衝液,pH7.8を添加し、超音波処理にて細胞を破砕し、細胞中のATPを溶出した。作成した細胞溶解液を試験管に分注し、更に0.5mM ルシフェリン,1.25μg/ml ルシフェラーゼ,1mM DTT,5mM 硫酸マグネシウム,100μM EDTA,25mM トリシン緩衝液,pH7.8を添加して、生じた化学発光を発光スペクトル560nm(ヤマト社製コンパクトルミVS501)にて測定した。試料無添加のブランクの値を100とした相対値にてATP産生促進能を評価した。なお試料としては、抽出物5(新芽、エタノール抽出物)を用いた。
評価は、以下の手順で行った。正常ヒト真皮線維芽細胞を1ウェル当たり96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地には、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)に5質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したものを用いた。24時間培養後、0.5質量%FBS添加DMEM培地により書く濃度に調整した試料を含有するサンプル培養液に交換し、さらに5日間培養した。培養上清中に分泌されたヒアルロン酸の定量にはELISA法を用い、最後は標識されたペルオキシダーゼに対し2,2’−アジノビス(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン酸)ジアンモニウム塩(ABTS)および過酸化水素を添加して反応させた後、マイクロプレートリーダーにより405nmの吸光度を測定した。さらにPIERCE社製BCA Protein Assay Kitによりタンパク量を測定し、単位タンパク量当りのヒアルロン酸産生量を求めた。得られた結果は、試料無添加のコントロールにおける単位タンパク量あたりのヒアルロン酸産生量を100としたときの相対値により評価した。なお試料としては、抽出物5(新芽、エタノール抽出物)を用いた。
市販のヒアルロン酸カリウム塩(ヒト臍の緒由来)を0.9mg/mLになるように、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)に溶解し、基質溶液とした。市販のヒアルロニダーゼ(ウシ精巣由来)を5,3000unit/mLとなるように、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)に溶解し、酵素溶液とした。なお酵素溶液は用時調製とした。試験管に、緩衝液で各濃度に調整した試料を含有するサンプル溶液0.1mL、及び酵素溶液0.03mLをとり、37℃で20分間反応させた。次に活性化剤を0.06mL加え、37℃で20分間反応させた。さらに基質溶液を0.15mL加え、37℃で1時間反応させた。0.4規定のNaOHを0.06mL加え反応を停止させた後すぐに氷冷し、ホウ酸緩衝液(pH9.1)を0.06mL添加し、3分間煮沸した後さらに氷冷した。p−ジメチルベンズアルデヒド(p−DABA)溶液溶液を2.0mL添加し、37℃で20分間反応させた後、各試験管から96ウェルマイクロプレートに移しかえ、マイクロプレートリーダーを用いて585nmにおける吸光度を測定した。コントロールには、サンプルを溶かすのに用いた緩衝溶液のみを加えたものを用いた。ヒアルロニダーゼの活性が阻害されると分解産物であるN−アセチルグルコサミンが減少し、p−DABAによる吸光度が低くなる。このことを利用し、阻害活性は次式より求めた。なお試料としては、抽出物4(葉、エタノール抽出物)を用いた。
阻害率(%)=(コントロール吸光度−サンプル吸光度)/コントロール吸光度×100
最終濃度60ng/mLとなるよう調整したホスホリパーゼA2(PLA2)と、各濃度に調整した試料を含有するサンプル、及び10mMとなるように調整したDTNB(5,5−ジチオビス(2−ニトロ安息香酸)を混合し、室温で10分間静置した。さらに基質として1.66mMのジヘプタノイルチオ−PC(Diheptanoyl Thio−PC)を添加し、室温で45分間反応させた後、414nmの吸光度を測定した。また、PLA2溶液にかえてバッファーのみを添加した場合の吸光度を測り、両測定値の差を求めた。サンプル無添加のコントロールの値を(A)、サンプル添加時の値を(B)としたとき、PLA2酵素阻害作用は次式に定義される。なお試料としては、抽出物4(葉、エタノール抽出物)を用いた。
阻害率(%)={1−(B)/(A)}×100
B16マウスメラノーマ細胞を90mmディッシュ1ディッシュ当り1.8×104個となるように播種し、5質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)を用いて培養した。24時間後に5質量%FBS添加DMEM培地に試料を添加して各濃度に調整したサンプル培養液に交換した。さらに5日間培養し、培養終了後にトリプシンにより細胞を剥離して回収した。回収した細胞を遠心し、細胞沈殿物を得た。得られた沈殿物は下記に示した判定基準によりその黒化状況を目視で判定した。評価では、試料を添加せず5質量%FBS添加DMEM培地のみで培養し、ネガティブコントロールとし、試料のかわりに50mM乳酸ナトリウムを添加して培養し、ポジティブコントロールとした。なお試料としては、抽出物6(茎、エタノール抽出物)を用いた。
評価基準
判定1:ポジティブコントロールと同程度(ほぼ白色)
判定2:ポジティブコントロールより僅かに黒い(薄い褐色)
判定3:ポジティブコントロールとネガティブコントロールの中間(褐色)
判定4:ネガティブコントロールより僅かに白い(黒褐色)
判定5:ネガティブコントロールと同程度(ほぼ黒色)
試料を50質量%エタノール水溶液を用いて各濃度に調整し、96ウェルマイクロプレートに100μLずつ添加した。さらに0.2mMの1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPPH)エタノール溶液を100μLずつ添加し、充分に混合後室温、暗所にて24時間静置後、516nmの吸光度を測定した。試料無添加のブランクの吸光度を(A)、試料を添加したときの吸光度を(B)としたとき、次式(2)の値をラジカル消去率とした。なお試料としては、抽出物6(茎、エタノール抽出物)を用いた。
DPPHラジカル消去率(%)={1−(B)/(A)}×100(%) (2)
0.25mM WST−1及び1mMハイポキサンチンを含有するHANK’S(+)溶液75μLに、試料をHANK’S(+)溶液を用いて各濃度に調整したサンプル溶液25μLを添加する。さらに、キサンチンオキシダーゼ25μL(0.0075ユニット)を添加し、37℃で15分間反応させた後、450nmの吸光度を測定した。サンプル溶液に替えてHANK’S(+)溶液のみを添加した場合の吸光度を(A)、サンプル溶液を添加した場合の吸光度を(B)としたとき、スーパーオキサイドアニオン消去率は次式(3)によって求めた。なお試料としては、抽出物1(葉、熱水抽出物)を用いた。
スーパーオキサイドアニオン消去率(%)=[1−(B)/(A)]×100 (3)
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)グリセリン 4.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)精製水 53.85
(11)アルギニン(1質量%水溶液) 20.0
(12)アマニュウ抽出物1 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、(11)と(12)を順次加え、均一に混合する。
(1)エタノール 15.0(質量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 78.38
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)アマニュウ抽出物1 5.0
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。溶解後、(4)〜(8)を順次添加した後、十分に攪拌し、(9)を加え、均一に混合する。
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20質量%水溶液) 15.0
(10)精製水 36.7
(11)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 15.0
(12)アマニュウ抽出物3 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、(11)を加え、冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
(1)精製水 27.45(質量%)
(2)グリセリン 10.0
(3)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(4)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 17.5
(5)アルギン酸ナトリウム(1質量%水溶液) 15.0
(6)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(8)N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル−2−オクチルドデシル) 2.0
(9)硬化パーム油 2.0
(10)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(11)ベヘニルアルコール 0.75
(12)ミツロウ 1.0
(13)ホホバ油 1.0
(14)1,3−ブチレングリコール 10.0
(15)L−アルギニン(10質量%水溶液) 2.0
(16)アマニュウ抽出物1 5.0
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、50℃にて(15)を加える。さらに40℃まで冷却し、(16)を加え、均一に混合する。
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(質量%)
(2)精製水 85.7
(3)水酸化ナトリウム(10質量%水溶液) 0.5
(4)エタノール 10.0
(5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(6)香料 0.1
(7)アマニュウ抽出物3 3.0
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後、(4)に予め溶解した(5)を加える。均一に攪拌した後、予め混合しておいた(6)〜(8)を加え、均一に攪拌混合する。
(1)スクワラン 77.0(質量%)
(2)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 15.0
(3)精製水 3.0
(4)アマニュウ抽出物1 5.0
製法:(1)と(2)を均一に溶解する。これに、(3)と(4)を順次加え、均一に混合する。
(1)ステアリン酸 16.0(質量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 20.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 31.5
(8)アマニュウ抽出物4 6.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合撹拌する。冷却を開始し、40℃にて(8)を加え、均一に混合する。
(1)スクワラン 10.2(質量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 65.4
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)アマニュウ抽出物6 5.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
(1)メチルポリシロキサン 2.0(質量%)
(2)スクワラン 5.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(4)セタノール 1.0
(5)ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 0.7
(7)1,3−ブチレングリコール 8.0
(8)キサンタンガム 0.1
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 53.4
(11)酸化チタン 9.0
(12)タルク 7.4
(13)ベンガラ 0.5
(14)黄酸化鉄 1.1
(15)黒酸化鉄 0.1
(16)香料 0.1
(17)アマニュウ抽出物1 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(11)〜(15)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散する。油相成分を加え、乳化を行う。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(16)と(17)の成分を順次加え、均一に混合する。
(1)流動パラフィン 30.0(質量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)ワセリン 5.0
(4)ジグリセリンオレイン酸エステル 5.0
(5)塩化ナトリウム 1.3
(6)塩化カリウム 0.1
(7)プロピレングリコール 3.0
(8)1、3−ブチレングリコール 5.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)アマニュウ抽出物4 5.0
(11)精製水 43.4
(12)香料 0.1
製法:(5)と(6)を(11)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に撹拌しながら徐々に加える。これを混合した後、70℃にて加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散する。これに(7)〜(10)を(11)の残部に70℃にて加熱溶解したものを撹拌しながら加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
(1)精製水 58.9(質量%)
(2)ポリビニルアルコール 12.0
(3)エタノール 17.0
(4)グリセリン 5.0
(5)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 2.0
(6)アマニュウ抽出物3 5.0
(7)香料 0.1
製法:(2)と(3)を混合し、80℃に加温した後、80℃に加温した(1)に溶解する。均一に溶解した後、(4)と(5)を加え、攪拌しながら冷却を開始する。40℃まで冷却し、(6)と(7)を加え、均一に混合する。
(1)香料 0.3(質量%)
(2)アマニュウ抽出物4 5.0
(3)炭酸水素ナトリウム 46.0
(4)硫酸ナトリウム 48.7
製法:(1)〜(4)を均一に混合する。
(1)アマニュウ抽出物3 2.0(質量%)
(2)エリスリトール 1.0
(3)クエン酸 0.1
(4)ステビア 0.01
(5)精製水 96.89
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
(1)アマニュウ抽出物4 0.30(質量部)
(2)還元麦芽糖水飴 0.53
(3)トウモロコシデンプン 0.15
(4)グリセリン脂肪酸エステル 0.02
製法:(1)〜(3)を篩過して混合し、さらに(4)を添加して混合した。打錠機にて打錠を行い、全量300mgの錠剤を得た。
Claims (8)
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を有効成分とすることを特徴とする保湿剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を有効成分とすることを特徴とする免疫賦活剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を有効成分とすることを特徴とする抗老化剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を有効成分とすることを特徴とする抗炎症剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を有効成分とすることを特徴とする抗酸化剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を有効成分とすることを特徴とする美白剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
- アマニュウ(Angelica edulis)抽出物を含有することを特徴とする経口用組成物。
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JP2008236033A JP5241395B2 (ja) | 2007-09-19 | 2008-09-16 | 保湿剤、免疫賦活剤、抗老化剤、抗炎症剤、抗酸化剤、美白剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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