JP2009090839A - 車両のブレーキ油圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスタシリンダの作動中に自動ブレーキが作動した場合,油圧ポンプ装置の吸入圧力の脈動がマスタシリンダ側に伝達することを極力防ぐ。
【解決手段】リザーバ9a,9bに吸収された作動油を減圧油路7a,7bを通して吸入したり,マスタシリンダ32から作動油をサクション油路15a,15bを通して吸入したりする油圧ポンプ8A,8Bと,サクション油路15a,15bを開閉するサクション弁30とを備えた,車両のブレーキ油圧制御装置において,サクション弁30を,マスタシリンダMの出力油圧を受けると閉弁すると共に,その閉弁状態で油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入圧力を受けると,その吸入圧力を一定に制御するようにサクション油路15a,15bを開閉する常開型に構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は,マスタシリンダに連なる入力油路と,この入力油路を開閉するカット弁と,車輪ブレーキに連なる出力油路と,作動油を吸収し得るリザーバと,入力油路及び出力油路間を連通すると共に該出力油路及びリザーバ間を遮断する増圧状態,入力油路及び出力油路間を遮断すると共に出力油路及びリザーバ間を連通する減圧状態,並びに入力油路及びリザーバと出力油路との各間を共に遮断する油圧保持状態を切換え得るブレーキ油圧制御弁手段と,リザーバに吸収された作動油を減圧油路を通して吸入したり,マスタシリンダから作動油をサクション油路を通して吸入したりする油圧ポンプと,サクション油路を開閉するサクション弁と,カット弁より下流側の入力油路に油圧ポンプの吐出油圧を誘導する昇圧油路と,ブレーキ油圧制御弁手段及びカット弁を制御する電子制御ユニットとを備え,カット弁を閉鎖すると共に,ブレーキ油圧制御弁手段を制御しながら油圧ポンプ装置を作動すれば,その吐出油圧を所望の車輪ブレーキに供給して,トラクション制御や,車両の走行姿勢制御,車両の追突予防制御等の自動ブレーキを行い得るようにした,車両のブレーキ油圧制御装置の改良に関する。
かゝる車両のブレーキ油圧制御装置は,下記特許文献1に開示されるように既に知られている。
特開2003−341499号公報
上記公報記載のものでは,サクション弁が常閉型の電磁開閉弁で構成されており,自動ブレーキ時には,カット弁を閉弁すると共にこのサクション弁を開弁して,油圧ポンプ装置を作動することにより,油圧ポンプ装置がマスタシリンダの作動油をサクション油路を通して吸入し,これを昇圧して所望の車輪ブレーキに供給するのであるが,通常のブレーキ中,即ちマスタシリンダの作動中に自動ブレーキが作動した場合や,自動ブレーキ中にマスタシリンダを作動した場合には,油圧ポンプ装置の吸入圧力の脈動がマスタシリンダを作動するブレーキペダルに振動として伝達して,ドライバのブレーキ操作フィーリングを害することがある。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,マスタシリンダの作動中に自動ブレーキが作動した場合や,自動ブレーキ中にマスタシリンダを作動した場合,油圧ポンプ装置の吸入圧力の脈動がマスタシリンダ側に伝達することを極力防いで,ドライバのブレーキ操作フィーリングを良好にし,しかも通常ブレーキ時には,マスタシリンダの出力油圧を油圧ポンプ装置の吸入側に負担させないようにして,油圧ポンプ装置の耐久性向上を高め得る,車両のブレーキ油圧制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,マスタシリンダに連なる入力油路と,この入力油路を開閉するカット弁と,車輪ブレーキに連なる出力油路と,作動油を吸収し得るリザーバと,入力油路及び出力油路間を連通すると共に該出力油路及びリザーバ間を遮断する増圧状態,入力油路及び出力油路間を遮断すると共に出力油路及びリザーバ間を連通する減圧状態,並びに入力油路及びリザーバと出力油路との各間を共に遮断する油圧保持状態を切換え得るブレーキ油圧制御弁手段と,リザーバに吸収された作動油を減圧油路を通して吸入したり,マスタシリンダから作動油をサクション油路を通して吸入したりする油圧ポンプと,サクション油路を開閉するサクション弁と,カット弁より下流側の入力油路に油圧ポンプの吐出油圧を誘導する昇圧油路と,ブレーキ油圧制御弁手段及びカット弁を制御する電子制御ユニットとを備えた,車両のブレーキ油圧制御装置において,前記サクション弁を,マスタシリンダの出力油圧を受けると閉弁すると共に,その閉弁状態で油圧ポンプ装置の吸入圧力を受けると,その吸入圧力を一定に制御するようにサクション油路を開閉する常開型に構成したことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記サクション弁が,弁ハウジングと,この弁ハウジングに嵌装される,小径ピストン部及び大径ピストン部よりなる段付きの弁ピストンと,前記弁ハウジングに嵌装されて前記大径ピストン部の端面に当接する補助ピストンとを備え,前記弁ハウジングには,小径ピストン部の先端部が臨むと共に,サクション油路の上流側に連なる入口ポートが開口する入口油室と,前記大径ピストン部及び補助ピストンの対向端部が臨むと共に前記入口油室と連通し,且つサクション油路の下流側に連なる出口ポートが開口する出口油室と,前記補助ピストンの外端部が臨むと共に,サクション油路の上流側が接続される補助油室とを形成し,前記小径ピストン部には,弁ピストンが前記入口油室側に移動したとき前記入口ポートを閉鎖する弁部を設ける一方,前記弁ピストンに,これを前記弁部の開き方向に付勢する開弁ばねを接続し,前記弁部が前記入口ポートを閉鎖したとき,この弁部の入口ポートに臨む受圧面積と,前記補助ピストンの前記補助油室に臨む受圧面積とを等しく設定したことを第2の特徴とする。
尚,前記弁ハウジングは,後述する本発明実施例中のモジュレータのボディ3aに対応し,また弁部は弁板42に対応する。
本発明の第1の特徴によれば,サクション弁は常開型であるから,自動ブレーキ時には,油圧ポンプ装置がサクション油路及びサクション弁を通してマスタシリンダの作動油を吸入して昇圧し,これを所望の車輪ブレーキに供給することができる。
また,サクション弁は,マスタシリンダの出力油圧を受けると閉弁するので,マスタシリンダを作動する通常ブレーキ時には,サクション油路を遮断して,マスタシリンダの出力油圧が油圧ポンプ装置の吸入側に作用することを防ぐことができ,油圧ポンプ装置の耐久性向上に寄与し得る。
さらに,サクション弁は,その閉弁状態で油圧ポンプ装置の吸入圧力を受けると,その吸入圧力を一定に制御するようにサクション油路を開閉するので,マスタシリンダの作動中に自動ブレーキが作動した場合や,自動ブレーキ中にマスタシリンダを作動した場合でも,油圧ポンプ装置の吸入作用に伴なうサクション油路の圧力変動を小さく抑えて,その圧力変動により発生するブレーキペダルの振動を効果的に低減させ,ドライバのブレーキ操作フィーリングを良好にすることができる。
本発明の第2の特徴によれば,前記効果を達成し得るサクション弁を機械式に構成することができて,車両のブレーキ油圧制御装置のコスト低減に寄与し得る。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1は本発明のブレーキ油圧制御装置を備えた前輪駆動式自動車用ブレーキ装置の油圧回路図,図2は上記油圧回路中の開弁状態でのサクション弁の拡大縦断面図,図3は同サクション弁の閉弁状態を示す,図2との対応図である。
先ず,図1において,マスタシリンダMは,ブレーキペダルPからピストンに加えられる入力応じてブレーキ油圧を出力する前後一対の第1,第2出力ポート1a,1bを備えるタンデム型に構成されており,これら第1,第2出力ポート1a,1bに個別に接続された第1,第2入力油路2a,2bと,左前輪用車輪ブレーキBa,右後輪用車輪ブレーキBb,右前輪用車輪ブレーキBc及び左後輪用車輪ブレーキBdに個別にされた第1〜第4出力油路12a〜12dとの間にモジュレータ3が介裝される。
モジュレータ3はブレーキ制御弁手段4を備える。ブレーキ制御弁手段4は,左前輪用車輪ブレーキBa,右後輪用車輪ブレーキBb,右前輪用車輪ブレーキBc及び左後輪用車輪ブレーキBdにそれぞれ個別に対応した第1〜第4入口弁5a〜5dと,前記各車輪ブレーキBa〜Bdにそれぞれ個別に対応した第1〜第4出口弁6a〜6dとからなっており,各入口弁5a〜5dは常開型のリニアソレノイド弁で構成され,また各出口弁6a〜6dは常閉型のリニアソレノイド弁で構成される。そして,第1,第2入口弁5a,5bの入口に第1入力油路2aが,第3,第4入口弁5c,5dの入口に第2入力油路2bがそれぞれ接続される。また第1入口弁5aの出口及び第1出口弁6aの入口に第1出力油路12aが,第2入口弁5bの出口及び第2出口弁6bの入口に第2出力油路12bが,第3入口弁5cの出口及び第3出口弁6cの入口に第3出力油路12cが,第4入口弁5dの出口及び第4出口弁6dの入口に第4出力油路12dがそれぞれ接続される。
共通の電動モータ17で駆動される第1及び第2油圧ポンプ装置8A,8Bが設けられ,各油圧ポンプ装置8A,8Bは,互いに吸入及び吐出タイミングを等間隔にずらして連動連結される複数のプランジャポンプ8,8…で構成される。第1及び第2出口弁6a,6bの出口は第1減圧油路7aを介して第1油圧ポンプ装置8Aの各プランジャポンプ8の吸入ポートに接続され,第3,第4出口弁6c,6dの出口は第2減圧油路7bを介して第2油圧ポンプ装置8Bの各プランジャポンプ8の吸入ポートに接続され,第1及び第2減圧油路7a,7bには第1及び第2リザーバ9a,9bがそれぞれ接続される。
第1油圧ポンプ装置8Aの各プランジャポンプ8の吐出ポート62は,第1昇圧油路11aを介して第1入力油路2aに接続され,第2油圧ポンプ装置8Bの各プランジャポンプ8の吐出ポート62は,第2昇圧油路11bを第2入力油路2bに接続される。また第1及び第2昇圧油路11a,11bには,対応する油圧ポンプ装置8A,8Bの吐出圧の脈動を減衰させるオリフィス10及びダンパ13が接続される。
第1,第2入力油路2a,2bには,これに対する第1,第2昇圧油路11a,11bの接続点より上流側にカット弁14が介装される。このカット弁14は,閉弁時,第1,第2昇圧油路11a,11bの油圧が設定値以上になると,その油圧の過剰分を第1,第2入力油路2a,2b側に逃がし得る常開型のリニアソレノイド弁で構成される。
第1油圧ポンプ装置8Aの各プランジャポンプ8の吸入ポートには,カット弁14より上流の第1入力油路2aから分岐した第1サクション油路15aが接続され,また第2油圧ポンプ装置8Bの各プランジャポンプ8の吸入ポートには,カット弁14より上流の第2入力油路2bから分岐した第2サクション油路15bが接続される。
第1入力油路2a又は第2入力油路2bに,マスタシリンダMの出力油圧を検知して,それに応じた信号を出力する油圧センサ21(マスタシリンダ作動状態検知手段)が接続され,その信号は電子制御ユニット20に入力されるようになっている。この電子制御ユニット20は,油圧センサ21の他に,各車輪の回転速度を検知する車輪速センサ22や,操向ハンドルの舵角を検知する舵角センサ23,車両のヨーレートを検知するヨーレートセンサ24,車両前方の障害物までの距離を検出するレーダー25等からの検知信号を入力され,それら信号を演算して,ブレーキ制御弁手段4,4の各部を制御するようになっている。
各サクション油路15a,15bにはマスタシリンダMの出力油圧及び対応する油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入圧力に応じて開閉する常開型のサクション弁30が介装され,またこのサクション弁30より上流側の各サクション油路15a,15bには,サクション弁30側で発生する圧力脈動を減衰させるダンパ26が接続される。
次に,図2及び図3により上記サクション弁30について説明する。
モジュレータ3のボディ3aには,軸方向一端側から第1シリンダボア31,第2シリンダボア32及び第3シリンダボア33が順に連ねて設けられる。それぞれの直径は,中間位置の第2シリンダボア32が最も大きく,次に第1シリンダボア31が大きく,第3シリンダボア33が最も小さい。第1シリンダボア31の内端面には入口ポート34が,また第2シリンダボア32の,第3シリンダボア33寄りの内側面には出口ポート35が,さらに第3シリンダボア33の内端面には補助ポート36がそれぞれ開口し,その入口ポート34及び補助ポート36にサクション油路15a,15bの上流側(マスタシリンダM側)が接続され,出口ポート35にはサクション油路15a,15bの下流側(油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入側)が接続される。
第1及び第2シリンダボア31,32には,段付きの弁ピストン37を構成する小径ピストン部37a及び大径ピストン部37bが第1及び第2シール部材39,40をそれぞれ介して摺動自在に嵌合され,また第3シリンダボア33には第3シール部材41を介して補助ピストン38が摺動自在に嵌合される。
小径ピストン部37aの先端面には,第1シリンダボア31の内端面に着座して入口ポート34を閉鎖し(図3参照)得る弾性材製の弁板42が接合され,第2シリンダボア32には,大径ピストン部37bを弁板42の開き方向に付勢する開弁ばね43が縮設される。その際,弁板42の開き位置は,大径ピストン部37bが補助ピストン38を介して第3シリンダボア33の内端面に当接することで規制される(図2参照)。
第1シール部材39は,第1シリンダボア31に小径ピストン部37aの先端部側を収容する入口油室44を区画し,第1及び第2シール部材39,40は,第1シリンダボア31から第2シリンダボア32にかけて開弁ばね43を収容する大気圧室45を区画し,第2及び第3シール部材40,41は,大径ピストン部37b及び補助ピストン38の当接し合う対向端部を収容する出口油室46を区画し,また第3シール部材41は,第3シリンダボア33に補助ピストン38の外端部を収容する補助油室49を区画する。入口油室44は,弁板42の開き時に入口ポート34と連通し,出口油室46は出口ポート35に常時連通するようになっている。
弁ピストン37には,小径ピストン部37aの外周面から入口油室44に開口する横孔47aと,この横孔47aの中央部から大径ピストン部37bの先端端面まで延びる縦孔47bとからなる油路47が設けられ,大径ピストン部37bの先端面には,補助ピストン38による縦孔47bの閉鎖を防ぐ放射状の油溝48が設けられる。この油路47により入口油室44及び出口油室46間は常時連通される。したがって,弁板42の開き時には,入口ポート34が入口油室44に連通することで,入口ポート34及び出口ポート35間が連通するようになる。
以上において,入口ポート34の第1シリンダボア31への開口面積,即ち入口ポート34の閉鎖時における弁板42の受圧面積Aと,補助ピストン38の,補助油室49に臨む受圧面積Dとは互いに等しく設定される。
このように,サクション弁30は機械式に構成されるので,車両のブレーキ油圧制御装置のコスト低減に寄与し得る。
次に,この実施例の作用について説明する。
[通常ブレーキ]
各車輪がロックを生じる可能性のない通常ブレーキ時には,各カット弁14が消磁状態にあって開弁しており,各入口弁5a〜5dも消磁状態にあって開弁しており,また各出口弁6a〜6dは消磁状態にあって閉弁している。また各油圧ポンプ装置8A,8Bは停止状態にある。いま,ブレーキペダルPを踏み込んでマスタシリンダMを作動すると,第1出力ポート1aからの出力油圧は,第1入力油路2a,カット弁14,第1,第2入口弁5a,5b 及び第1,第2出力油路12a,12bを経て左前輪用車輪ブレーキBa及び右後輪用車輪ブレーキBbに供給され,それらを作動する。また第2出力ポート1bからの出力油圧は,第2入力油路2b,カット弁14,第3,第4入口弁5c,5d及び第3,第4出力油路12c,12dを経て右前輪用車輪ブレーキBc 及び左後輪用車輪ブレーキBdに供給され,それらを作動する。
この場合,第1,第2出力ポート1a,1bの出力油圧は,第1,第2サクション油路15a,15bを経て,サクション弁30の入口ポート34及び補助ポート36にも伝達する。その伝達油圧が所定値以上に上昇すると,小径ピストン部37aの入口油室44に臨む受圧面積Bと,大径ピストン部37bの出口油室46に臨む受圧面積Cとの差に起因して,弁ピストン37に働く入口油室44側への油圧による推力が開弁ばね43の,弁ピストン37を出口油室46側に付勢するセット荷重に打ち勝って,弁ピストン37を入口油室44側に移動させ,図3に示すように,弁板42を第1シリンダボア31の内端面に着座させるので,入口ポート34を閉鎖することになる。入口ポート34が一旦閉鎖されると,その後,マスタシリンダMの出力油圧が上昇しても,その上昇と同時に補助ポート36の圧力も上昇するので,補助ポート36の圧力と出口油室46の圧力との差により補助ピストン38は大径ピストン部37bとの当接位置へと移動する。而して,前述のように,入口ポート34に臨む弁板42の受圧面積Aと,補助油室49に臨む補助ピストン38の受圧面積Dとは等しいので,入口ポート34の油圧による弁板42への押圧力と,補助ポート36の油圧による補助ピストン38への押圧力とはバランスし,その結果,弁板42による入口ポート34の閉鎖状態は維持される。したがって,油圧ポンプ装置8A,8Bを構成する各プランジャポンプ8の吸入側には,マスタシリンダMの出力油圧は殆ど作用しないので,各プランジャ8のシール部材の負担を軽減し,その耐用寿命を延ばすことができる。
次に,各車輪ブレーキBa〜Bdの作動を解除すべく,マスタシリンダMを不作動状態に戻せば,補助ポート36の圧力が出口油室46の圧力より大きく下がるため,補助ピストン38は補助ポート36側に後退して出口油室46の圧力を低下させる。その結果,小径ピストン部37aの入口油室44に臨む受圧面積Bと,大径ピストン部37bの出口油室46に臨む受圧面積Cとの差に起因して,弁ピストン37に働く入口油室44側への油圧による推力が開弁ばね43のセット荷重より減少することになり,弁ピストン37は,開弁ばね43のセット荷重により弁板42を開く当初の位置に復帰することができる。
[アンチロック制御]
上記ブレーキ時,車輪がロック状態に入りそうになると,電子制御ユニット20の作動により,第1〜第4入口弁5a〜5dのうちロック状態になろうとした車輪に対応する入口弁を励磁して閉弁すると共に,第1〜第4出口弁6a〜6dのうち上記車輪に対応する出口弁を励磁して開弁する。すると,上記車輪に対応する車輪ブレーキの油圧の一部が対応する開弁した出口弁及びそれの対応する減圧油路7a,7bを通して第1リザーバ9a又は第2リザーバ9bに吸収されて,その車輪ブレーキの油圧が減圧されることになる。
その車輪ブレーキの油圧を一定に保持する場合には,その車輪ブレーキに対応する入口弁5a〜5dを励磁して閉弁すると共に,出口弁6a〜6dを消磁して閉弁状態にすればよく,ブレーキ油圧を増圧する際には,入口弁5a〜5dを消磁して開弁すると共に,出口弁6a〜6dを消磁して閉弁した状態にすればよい。このように制御することにより車輪をロックさせることなく,効率良く制動することができる。
このようなアンチロック制御中,電子制御ユニット20は電動モータ17に通電して油圧ポンプ装置8A,8Bを駆動し,各プランジャポンプ8のプランジャを往復動させて第1,第2リザーバ9a,9bに吸収されたブレーキ油を第1,第2減圧油路7a,7bを通して吸入し,昇圧油路11a,11bを通して第1,第2入力油路2a,2bに還流させる。この還流によって,リザーバ9a,9bの作動油の吸収によるブレーキペダルPの踏み込み量の増加が抑制される。
この間,各サクション弁30は,各油圧ポンプ装置8A,8Bが第1,第2リザーバ9a,9bから第1,第2入力油路2a,2bに作動油を還流させている間は,通常ブレーキ時と同様にマスタシリンダMの出力油圧により閉弁状態を保ち,サクション油路15a,15bを遮断している。これにより第1,第2リザーバ9a,9bから作動油の汲み出しを効率よく行うことができる。
[ブレーキアシスト]
ブレーキペダルPの踏み込みによるマスタシリンダMの作動時,油圧センサ21がマスタシリンダ出力油圧を検知して,それに応じた信号を電子制御ユニット20に出力すると,電子制御ユニット20では,その信号からマスタシリンダMの出力昇圧速度を演算し,その昇圧速度が規定の閾値を超えたとき,急ブレーキ操作状態と判定して,電動モータ17を作動して,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bを駆動すると共に,カット弁14を励磁して閉弁する。その結果,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bが第1,第2入力油路2a,2b中のマスタシリンダMの油圧を第1,第2サクション油路15a,15b及びサクション弁30を通して吸入し,これを昇圧して昇圧油路11a,11bから開弁状態の入口弁5a〜5dを経て各車輪ブレーキBa〜Bdに圧送するので,それらを強力に作動できて,急ブレーキ操作に対応することができる。
この間のサクション弁30の作用について説明すると,急ブレーキ操作状態と判定される前の通常ブレーキ時には,前述のように,サクション弁30では,弁ピストン37が弁板42を閉じた閉弁状態を保っており,入口ポート34に臨む弁板42の受圧面積Aと,補助油室49に臨む補助ピストン38の受圧面積Dとは等しいことから,入口ポート34の油圧による弁板42への押圧力と,補助ポート36の油圧による補助ピストン38への押圧力とはバランスしている。
そこで,急ブレーキ操作状態と判定されて,カット弁14が閉弁すると共に第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bが作動すると,各油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入圧力が各サクション弁30の出口ポート35に伝達して,出口油室46及び入口油室44を減圧するので,小径ピストン部37aの入口油室44に臨む受圧面積Bと,大径ピストン部37bの出口油室46に臨む受圧面積Cとの差に起因して,弁ピストン37に働く入口油室44側への油圧による推力が開弁ばね43の,弁ピストン37を出口油室46側に付勢するセット荷重よりも小さくなることで,弁ピストン37は開弁ばね43の付勢力方向,即ち出口油室46側に移動して弁板42を開き,入口ポート34から入口油室44にマスタシリンダMの油圧を導入して,入口油室44及び出口油室46の減圧分の圧力を補充する。その補充が行われるや否や,再び弁ピストン37に働く入口油室44側への油圧による推力が開弁ばね43のセット荷重に打ち勝って,弁ピストン37を入口ポート34側移動させて,弁板42により入口ポート34を閉鎖する。
油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入圧力がサクション弁30の出口ポート35に作用する度に,上記の作用が繰り返されることにより,入口及び出口油室44,46の圧力,即ち油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入圧力は,マスタシリンダMの出力油圧の大小に関係なく,小径ピストン部37aの入口油室44に臨む受圧面積B及び大径ピストン部37bの出口油室46に臨む受圧面積Cの差,並びに開弁ばね43のセット荷重によって決定される一定値に制御される。これにより,油圧ポンプ装置8A,8Bの吸入作用に伴なうサクション油路15a,15b及びマスタシリンダMの出力ポート1a,1bの圧力変動を小さく抑えて,その圧力変動により発生するブレーキペダルPの振動を効果的に低減させ,ブレーキペダルPの操作フィーリングを良好にすることができる。
また各油圧ポンプ装置8A,8Bは,互いに吸入及び吐出タイミングを等間隔にずらして連動連結される複数のプランジャポンプ8,8…で構成して,油圧ポンプ装置8A,8Bの総合吐出及び吸入圧力の変動を極力平滑化し,また並びにサクション油路15a,15bにオリフィス10及びダンパ26を接続して,サクション油路15a,15bで発生する圧力変動を減衰させるようにしたので,ブレーキペダルPの振動防止を更に図ることができる。
[自動ブレーキ制御3(車両の走行姿勢制御)]
車両が,例えば左旋回中,舵角センサ23及びヨーレートセンサ24の出力信号が互いに対応せず,それらの信号から電子制御ユニット20が,車両が例えば過剰に左旋回しそうとしていると判定すると,電子制御ユニット20は,その向きを修正すべく,電動モータ17を作動して,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bを駆動すると共に,カット弁14,第1入口弁5a及び第4入口弁5dを励磁して閉弁する。その結果,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bを作動するので,マスタシリンダMの作動油を第1,第2出力ポート1a,1b から第1サクション油路15a及び開弁状態のサクション弁30を通して吸入し,そして昇圧油路11a,11b,第2,第3入口弁5b,5c を通して右前輪用車輪ブレーキBc 及び右後輪用車輪ブレーキBbのみに供給すると共に,その作動油のマスタシリンダM側への流れを閉弁状態のカット弁14により阻止するので,右前輪用車輪ブレーキBc及び右後輪用車輪ブレーキBbが作動して,車両の走行姿勢を舵角に対応させるよう,右側に修正することができる。
また車両の向きを左側に修正するには,上記とは反対に第2入口弁5b及び第3入口弁5cを励磁して閉弁して,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bの吐出油圧を第1,第4入口弁5a,5dを通して左前輪用車輪ブレーキBa及び左後輪用車輪ブレーキBdのみに供給して,それらを作動することになる。
また車両の右旋回中でも直進中でも,上記と同様な作用により車両の走行姿勢は制御される。
[自動ブレーキ制御1(トラクション制御)]
マスタシリンダMの非作動時には,サクション弁30は開弁状態にある。例えば自動車の発進時,駆動輪たる前輪が空転しそうになると,電子制御ユニット20は,各車輪の車輪速センサ22から送られてくる信号から前輪及び後輪の回転差を演算し,その回転差が規定の閾値を超えると空転状態と判定して,カット弁14,第2入口弁5b及び第4入口弁5dを励磁して閉弁すると共に,電動モータ17を作動して第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bを駆動し,マスタシリンダMの作動油を第1,第2出力ポート1a,1bから第1サクション油路15a及び開弁状態のサクション弁30を通して吸入し,そして昇圧油路11a,11b,第1,第3入口弁5a,5cを通して左右の前輪用車輪ブレーキBa,Bcに供給すると共に,その作動油のマスタシリンダM側への流れを閉弁状態のカット弁14により阻止するので,左右の前輪用車輪ブレーキBa,Bcを作動して,前輪の空転を自動的に未然に防ぐことができる。
その際,前輪用車輪ブレーキBa,Bcの油圧を一定に保持する際には,アンチロック制御時と同様に,入口弁5a〜5dを励磁して閉弁すると共に,出口弁6a〜6dを消磁して閉弁状態にすればよく,ブレーキ油圧を増圧する際には,入口弁5a〜5dを消磁して開弁すると共に,出口弁6a〜6dを消磁して閉弁した状態に戻せばよく,こうすることにより前輪の空転を防ぐと共に,その駆動トルクを適正に制御することができる。
[自動ブレーキ制御3(車両の追突予防制御)]
車両の走行中,レーダー25により先行車両に対する相対速度及び距離を検出して,その情報に基づいて電子制御ユニット20が追突の虞があると判断すると,電子制御ユニット20は,電動モータ17を作動して,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bを駆動すると共に,カット弁14を励磁して閉弁する。その結果,第1,第2油圧ポンプ装置8A,8Bの第1,第2ポンプ装置室38,39を作動するが,この場合,特に第2ポンプ装置室39の作動により第1,第2入力油路2a,2b中のマスタシリンダMの油圧を第1,第2サクション油路15a,15b及び開弁状態のサクション弁30を通して吸入し,これを昇圧して昇圧油路11a,11bから開弁状態の入口弁4a〜4dを経て各車輪ブレーキBa〜Bdに圧送するので,それらを自動的に作動させて,追突事故を未然に防ぐことができる。
以上の自動ブレーキ制御1〜3の最中に,ブレーキペダルPを踏み込んでマスタシリンダMを作動すると,その出力油圧を油圧センサ21が受けて検知信号を電子制御ユニット20に入力する。その信号を受けた電子制御ユニット20は,自動ブレーキ制御を禁止すべく,電動モータ17の作動を停止すると共に,カット弁14を通常の開弁状態に,また全ての入口弁5a〜5dを通常の開弁状態に,更に全ての出口弁6a〜6dを通常の閉弁状態に戻す。したがって,前記通常ブレーキ時と同様に,マスタシリンダMの出力油圧は,全ての車輪ブレーキBa〜Bdに供給され,それらを作動することができる。
本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,油圧ポンプ装置は単一のプランジャポンプで構成することもでき,また入口油室44及び出口油室46間を連通する油路47は,モジュレータ3のボディ3aに設けることもできる。また本発明は後輪駆動車にも適用可能である。
本発明のブレーキ油圧制御装置を備えた前輪駆動式自動車用ブレーキ装置の油圧回路図。 上記油圧回路中の開弁状態でのサクション弁の拡大縦断面図。 同サクション弁の閉弁状態を示す,図2との対応図。
符号の説明
Ba〜Bd・・・・車輪ブレーキ
M・・・・マスタシリンダ
2a,2b・・・・入力油路
4・・・・ブレーキ制御弁手段
8A,8B・・・・油圧ポンプ装置
9a,9b・・・・リザーバ
11a,11b・・昇圧油路
12a,12b・・出力油路
14・・・カット弁
15a,15b・・サクション油路
30・・・サクション弁
34・・・入口ポート
35・・・出口ポート
37・・・弁ピストン
37a・・小径ピストン部
37b・・大径ピストン部
42・・・弁部(弁板)
43・・・開弁ばね
44・・・入口油室
45・・・出口油室
45・・・大気圧室
46・・・出口油室
49・・・補助油室

Claims (2)

  1. マスタシリンダ(M)に連なる入力油路(2a,2b)と,この入力油路(2a,2b)を開閉するカット弁(14)と,車輪ブレーキ(Ba〜Bd)に連なる出力油路(12a〜12d)と,作動油を吸収し得るリザーバ(9a,9b)と,入力油路(2a,2b)及び出力油路(12a〜12d)間を連通すると共に該出力油路(12a〜12d)及びリザーバ(9a,9b)間を遮断する増圧状態,入力油路(2a,2b)及び出力油路(12a〜12d)間を遮断すると共に出力油路(12a〜12d)及びリザーバ(9a,9b)間を連通する減圧状態,並びに入力油路(2a,2b)及びリザーバ(9a,9b)と出力油路(12a〜12d)との各間を共に遮断する油圧保持状態を切換え得るブレーキ油圧制御弁手段(4)と,リザーバ(9a,9b)に吸収された作動油を減圧油路(7a,7b)を通して吸入したり,マスタシリンダ(32)から作動油をサクション油路(15a,15b)を通して吸入したりする油圧ポンプ(8A,8B)と,サクション油路(15a,15b)を開閉するサクション弁(30)と,カット弁(14)より下流側の入力油路(2a,2b)に油圧ポンプ(8A,8B)の吐出油圧を誘導する昇圧油路(11a,11b)と,ブレーキ油圧制御弁手段(4)及びカット弁(14)を制御する電子制御ユニット(60)とを備えた,車両のブレーキ油圧制御装置において,
    前記サクション弁(30)を,マスタシリンダ(M)の出力油圧を受けると閉弁すると共に,その閉弁状態で油圧ポンプ装置(8A,8B)の吸入圧力を受けると,その吸入圧力を一定に制御するようにサクション油路(15a,15b)を開閉する常開型に構成したことを特徴とする,車両のブレーキ油圧制御装置。
  2. 請求項1記載の車両のブレーキ油圧制御装置において,
    前記サクション弁(30)が,弁ハウジング(3a)と,この弁ハウジング(3a)に嵌装される,小径ピストン部(37a)及び大径ピストン部(37b)よりなる段付きの弁ピストン(37)と,前記弁ハウジング(3a)に嵌装されて前記大径ピストン部(37b)の端面に当接する補助ピストン(38)とを備え,前記弁ハウジング(3a)には,小径ピストン部(37a)の先端部が臨むと共に,サクション油路(15a,15b)の上流側に連なる入口ポート(34)が開口する入口油室(44)と,前記大径ピストン部(37b)及び補助ピストン(38)の対向端部が臨むと共に前記入口油室(44)と連通し,且つサクション油路(15a,15b)の下流側に連なる出口ポート(35)が開口する出口油室(46)と,前記補助ピストン(38)の外端部が臨むと共に,サクション油路(15a,15b)の上流側が接続される補助油室(49)とを形成し,前記小径ピストン部(37a)には,弁ピストン(37)が前記入口油室(44)側に移動したとき前記入口ポート(34)を閉鎖する弁部(42)を設ける一方,前記弁ピストン(37)に,これを前記弁部(42)の開き方向に付勢する開弁ばね(43)を接続し,前記弁部(42)が前記入口ポート(34)を閉鎖したとき,この弁部(42)の入口ポート(34)に臨む受圧面積(A)と,前記補助ピストン(38)の前記補助油室(49)に臨む受圧面積(D)とを等しく設定したことを特徴とする,車両のブレーキ油圧制御装置。
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