JP2009090737A - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロアブラケットの車体取付位置とアッパブラケットの車体取付位置との間の相対距離の変化を防止あるいは抑止可能なステアリングコラム装置を提供すること。
【解決手段】 EAプレート42は、その前端部がロアブラケット20に連結されているとともに、扱きピン33を介してアッパブラケット30にも連結している。このため各ブラケットの動きがEAプレート42により規制され、両ブラケットの車体取付位置の相対距離の変化を防止あるいは抑制することができる。その結果、ステアリングコラム装置1の車体への組み付け性を向上させることができる。また、衝撃吸収手段として必要なEAプレート42でロアブラケット20とアッパブラケット30とを連結しているので、両ブラケットを連結するために新たな部品を追加する必要がない。よって、部品点数を増加させることなくステアリングコラム装置1の車体への組み付け性を向上させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 EAプレート42は、その前端部がロアブラケット20に連結されているとともに、扱きピン33を介してアッパブラケット30にも連結している。このため各ブラケットの動きがEAプレート42により規制され、両ブラケットの車体取付位置の相対距離の変化を防止あるいは抑制することができる。その結果、ステアリングコラム装置1の車体への組み付け性を向上させることができる。また、衝撃吸収手段として必要なEAプレート42でロアブラケット20とアッパブラケット30とを連結しているので、両ブラケットを連結するために新たな部品を追加する必要がない。よって、部品点数を増加させることなくステアリングコラム装置1の車体への組み付け性を向上させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ステアリングコラム装置、特に、操舵ハンドルを操舵操作可能に支持するステアリングコラム本体と、このステアリングコラム本体を車体前方側および車体後方側にて車体に取付けるロアブラケットおよびアッパブラケットと、上記ステアリングコラム本体が車体後方側からの衝撃力により移動したときに衝撃力を吸収する衝撃吸収手段とを有するステアリングコラム装置に関する。
ステアリングコラム装置は一般的に、ステアリングメインシャフトおよびコラムチューブを含んで構成されるステアリングコラム本体と、このステアリングコラム本体を支持するロアブラケットと、ステアリングコラム本体を上記ロアブラケットによる取付位置よりも車体後方側にて支持するアッパブラケットとを有する。特許文献1には上記構成を有するステアリングコラム装置が記載されている。
特開2002−002503号公報
特許文献1に記載のステアリングコラム装置はチルト作動可能に構成されている。したがって、ロアブラケットはステアリングコラム本体をチルト可能すなわち車体に対して上下方向に傾動可能に支持している。また、チルト作動に伴うステアリングコラム本体の前後動を許容するために、ロアブラケットはステアリングコラム本体をコラム軸方向に移動可能にも支持している。すなわち、ロアブラケットはステアリングコラム本体に可動的に取付けられている。また、アッパブラケットも、ステアリングコラム本体の傾動を許容するように傾動軸(ボルト9)を中心に回動可能にステアリングコラム本体を支持している。すなわちアッパブラケットもステアリングコラム本体に可動的に取付けられている。また、テレスコピック作動可能なステアリングコラム装置、あるいは車体後方側から作用する二次衝突荷重を吸収する構造を有するステアリングコラム装置においては、テレスコピック作動により、あるいは二次衝突荷重の作用によりステアリングコラム本体が軸方向にスライドすることができるように、ブラケットとステアリングコラム本体との間に適当な隙間が設けられているか、あるいは適当な荷重が付与されている。したがって、上記隙間の存在により、あるいは上記荷重よりも大きい力が各ブラケットに作用することにより、各ブラケットはコラム本体に対して上下方向軸回りに回転する。
上述のようにロアブラケットおよびアッパブラケットが可動的すなわち動けるようにステアリングコラム本体に取付けられている場合、搬送中の衝撃、あるいは組み付け時に周辺部品との干渉を避けるため各ブラケットを回転あるいは移動させることなどによって、ロアブラケットの車体取付位置とアッパブラケットの車体取付位置との間の相対距離が変化することがある。この変化によって上記相対距離が設計値から外れた場合は、ステアリングコラム装置を車体に取付ける際の組み付け性が悪化するといった問題が発生する。また、二次衝突荷重を吸収する衝撃吸収手段が設けられたステアリングコラム装置において、上記相対距離が設計値から外れたまま車体に組み付けられている場合は、衝撃吸収手段による衝撃吸収荷重が目標荷重からずれるおそれがある。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、ロアブラケットの車体取付位置とアッパブラケットの車体取付位置との間の相対距離の変化を防止あるいは抑止することのできるステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
本発明に係るステアリングコラム装置は、ステアリングコラム本体と、ロアブラケットと、アッパブラケットとを備える。ステアリングコラム本体は、操舵ハンドルに連結し操舵ハンドルを操舵操作可能に支持するものであり、一般には操舵ハンドルに連結したステアリングメインシャフトと、このステアリングメインシャフトを回転可能且つ軸方向移動不能に支持するコラムチューブとを含んで構成される。ロアブラケットは、車体に連結されているとともにステアリングコラム本体を支持するブラケットである。アッパブラケットは車体に離脱可能に、例えば所定の大きさ以上の衝撃力がステアリングコラム本体に作用したときに車体から離脱することができるように、車体に連結されている。また、アッパブラケットは、ステアリングコラム本体を上記ロアブラケットによる支持位置よりも車体後方側にて支持する。
また、本発明に係るステアリングコラム装置は、ステアリングコラム本体に加えられる衝撃力を吸収する衝撃吸収手段を備える。この衝撃吸収手段は板状部材と押圧手段とを有し、上記衝撃力が作用したときに押圧手段が板状部材を押圧し、これにより板状部材が曲げ変形される(扱かれる)ことにより衝撃力が吸収される。板状部材は車体に固定され、押圧手段はアッパブラケットに固定される。そして、板状部材はロアブラケットとアッパブラケットに連結している。
本発明のステアリングコラム装置は、衝撃吸収手段としての板状部材によりロアブラケットとアッパブラケットとが連結される。このため板状部材によりロアブラケットとアッパブラケットが拘束されて、これらの動きが規制される。よって、搬送中の衝撃が加えられてもそれによりロアブラケットやアッパブラケットが動くことはない。また、組み付け中に周辺部品との干渉を避けるためにロアブラケットまたはアッパブラケットを動かしたとしても、板状部材の弾性によって元の姿勢に戻る。本発明はこのようにしてアッパブラケットおよびロアブラケットの動きを規制するので、両ブラケットの車体取付位置の相対距離の変化を防止あるいは抑制することができる。その結果、ステアリングコラム装置の車体への組み付け時における組み付け性を向上させることができるとともに、上記相対距離が設計値から外れたまま組み付けられることによって衝撃吸収荷重が悪影響を受けることを回避することができる。また、衝撃吸収手段として必要な部品である板状部材を利用してロアブラケットとアッパブラケットとを連結しているので、両ブラケットを連結して動きを拘束するために新たな部品を追加する必要がない。よって、部品点数を増加させることなく組み付け性を向上させ、且つ適正な衝撃吸収荷重を得ることができる。
上記板状部材は、その一端側(例えば車体に対して前方端側)がロアブラケットに連結固定され、他端側(例えば車体に対して後方端側)が車体側の部材に連結固定されているとよい。これによれば、二次衝突荷重などの衝撃力が加えられたときに、アッパブラケットが車体から離脱してアッパブラケットに取付けられた押圧手段が車体側の部材に固定された板状部材を効果的に扱き、適正な衝撃吸収荷重が得られる。この場合、板状部材に湾曲部を設け、湾曲部に押圧手段を係合しておくとよい。これによれば、二次衝突時などに上記湾曲部と押圧手段との係合部分にて板状部材が扱かれることにより、適正な衝撃吸収荷重が発生する。さらに、この係合部分にて、板状部材が押圧手段を介してアッパブラケットに連結するので、新たに別の連結部分を設けることなく板状部材とアッパブラケットとを連結することができる。
また、衝撃力がステアリングコラムに作用したときにステアリングコラム本体がロアブラケットからも離脱し、車体からステアリングコラム本体の全体が離脱する構造のステアリングコラム装置に上記発明を適用した場合には、両端が車体側の部材に固定された板状部材にステアリングコラム本体が支えられることにより、ステアリングコラム本体の移動が板状部材にガイドされる。これによりステアリングコラム本体の移動軌跡の安定化を図ることができ、ステアリングコラム本体の移動時における周辺部品との干渉を避けることができるという効果も奏する。なお、この場合には、板状部材はステアリングコラム本体のコラム軸方向に沿って両側方に配置されるのがよい。これによれば、ステアリングコラム本体が車体から離脱したときにアッパブラケットがステアリングコラム本体の左右に配された板状部材に支えられるので、安定した姿勢でステアリングコラム本体の移動が板状部材にガイドされる。
また、上記板状部材は締結手段によって上記アッパブラケットとともに車体に締結されるものであるとよい。これによれば、一つの締結手段によって板状部材とアッパブラケットとを車体に連結することができる。この場合、板状部材は車体に固定されるが、アッパブラケットは所定の離脱荷重を超えた荷重の付与により車体から離脱可能となるように、締結手段により両者を締結するとよい。
上記板状部材は、押圧手段により押圧されて曲げ変形するものであればどのようなものでもよい。一般にはエネルギー吸収プレートと呼ばれる板状のものが使用されるが、これに限定されることもなく、衝撃吸収荷重を発生し、且つロアブラケットとアッパブラケットとの動きを規制し得るものであれば、例えばワイヤ状に形成されたものであっても本発明の板状部材に該当するものとする。また、上記押圧手段は、板状部材を押圧して曲げ変形する(扱く)ことができるものであればどのようなものでもよい。一般には扱きピンなどのピン部材が用いられるが、これに限定されるものではない。また、アッパブラケットおよびロアブラケットはステアリングコラム本体に対して回転や移動が可能なように、つまり可動的にコラム本体に取付けられているものであるとよい。
以下、本発明の実施形態に係るステアリングコラム装置について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るステアリングコラム装置1を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図に示す通り、ステアリングコラム装置1は、ステアリングコラム本体(以下、コラム本体)10と、ロアブラケット20と、アッパブラケット30とを有する。
コラム本体10は、図示を省略する操舵ハンドルを操舵操作可能に支持するものであり、ステアリングメインシャフト11とコラムチューブ12とを備える。ステアリングメインシャフト11は後方端にて図示省略の操舵ハンドルに連結され、前方端にてジョイント13により中間軸(図示省略)に連結される。なお、本実施形態では、ステアリングメインシャフト11は操舵ハンドルに連結するアッパシャフトとジョイント13に連結するロアシャフトとにより構成され、これらのシャフトがスプライン嵌合などにより一体回転可能且つ軸方向相対移動可能に連結している。運転者が行う操舵ハンドルの回動操作によって発生する回転力は、ステアリングメインシャフト11からジョイント13を介して図示しない中間軸に伝達される。中間軸に伝達された回転力は図示しない転舵軸の軸方向移動力に変換される。この軸方向移動力により転舵軸の両端に連結する転舵輪が転舵される。
コラムチューブ12は筒状に形成されており、内部にステアリングメインシャフト11が挿通され、ベアリングなどの軸受けを介してステアリングメインシャフト11を回転可能且つ軸方向移動不能に支持する。このコラムチューブ12は図1(a)に示すように、その前方側が二股状に分かれていて、双方のアーム状の部位の側方面には、図1(b)に示すようにコラム軸方向(図において前後方向)に長く延びたスリット孔12aが形成されている。
ロアブラケット20は、コラム本体10の前方側に配置している。ロアブラケット20は、コラム本体10の上方にてコラム軸方向と直交する左右方向に長く延びて形成された上方取付部21と、この上方取付部21の両端側からコラムチューブ12を挟むように垂下した一対の支持部22とを備えている。上方取付部21には取付孔21aが形成されており、この取付孔21aにてボルトなどで車体側の部材に締結されることにより、ロアブラケット20が車体側に固定される。また支持部22にはチルトセンタピン23が回転可能に取り付けられている。チルトセンタピン23の先端は、スリット孔12aを通過してステアリングメインシャフト11(ロアシャフト)にベアリングなどの軸受けを介して連結している。したがって、ロアブラケット20はチルトセンタピン23を介して回転可能且つ軸方向移動不能にステアリングメインシャフト11(ロアシャフト)を支持する。また、チルトセンタピン23がロアブラケット20に対して軸回りに回転することにより、ステアリングメインシャフト11およびコラムチューブ12を含むコラム本体10はチルトセンタピン23を中心に上下方向に傾動する。このようにして、ロアブラケット20はコラム本体10を車体に対して上下方向に傾動可能に支持する構造となっている。
アッパブラケット30はコラム本体10をロアブラケット20よりも車体後方側にて支持するものである。このアッパブラケット30は、テレスコピック作動時にはコラム本体10の軸方向移動を許容し、またチルト作動時にはチルトセンタピン23を中心とするコラム本体10の上下方向への傾動を許容するように、コラム本体10を支持するものである。アッパブラケット30とコラム本体10(コラムチューブ12)との組み付け構造については周知のチルト機構付きのステアリングコラム装置の構造とすることができるので、その具体的説明は省略する。
また、本実施形態に示すステアリングコラム装置1には、図示を省略するチルト機構およびテレスコピック機構が取付けられている。これらの機構は電動式でもよく、または手動式でもよい。電動式の場合は、電動モータなどの電動アクチュエータと、この電動アクチュエータの作動によりコラム本体10をコラム軸方向(図示前後方向)に移動(テレスコピックの場合)またはコラム本体10をチルトセンタピン23を中心に上下方向に傾動(チルトの場合)させるための動力伝達機構(チルトスクリュ、テレスコスクリュ、および調整ナット)とを備えてチルト機構またはテレスコピック機構が構成される。手動式の場合は、コラム本体10(コラムチューブ12)とアッパブラケット30とを締結する締結手段と、運転者が操作する操作レバーを含みこの操作レバーの操作に応じて上記締結手段による締結力を調整する調整手段とを備えてチルト機構またはテレスコピック機構が構成される。テレスコピック作動時にはコラム本体10(コラムチューブ12およびアッパシャフト)が軸方向に移動する。このときチルトセンタピン23はコラムチューブ12に形成されたスリット孔12a内を移動する。またチルト作動時にはコラム本体10がチルトセンタピン23を中心にして上下方向に傾動する。
アッパブラケット30は、コラム本体10の上方側に配置されて左右方向に延び、その両端側にて車体に取付けられる部位を有する上板部31と、上板部31の両端側から下方に垂下した一対の側壁部32とを有している。側壁部32には、図1(b)に示すようにチルト長孔32aが形成されている。このチルト長孔32a内にはコラム本体10に連結したピン部材10aが挿通されており、チルト作動時にはこのピン部材10aがチルト長孔32a内をその軸方向に移動する。
アッパブラケット30の上板部31には、後方側に開口して前後方向に長く延びた一対のスリット31a,31aが左右端近傍にて形成されている。このスリット31a,31aの上部をそれぞれ覆うように一対のカプセル41,41がアッパブラケット30に取付けられている。図2は、アッパブラケット30付近の拡大図である。図1および図2に示すように、カプセル41にはその略中央に円孔41aが形成されている。カプセル41はこの円孔41aがスリット31aと上下方向に重なるように、アッパブラケット30の上部に配置し、図示を省略する樹脂ピンなどの結合部材によってアッパブラケット30に結合している。この結合部材は、所定のせん断力により破断される。
円孔41aとスリット31aとの重なった部分には締結ボルト34が挿通される。締結ボルト34はその先端にて車体側の部材に螺合している。これにより、アッパブラケット30はスリット31aにてカプセル41とともに車体側に取り付けられる。ここで、上述のようにスリット31aは後方側にて開口している。したがって、アッパブラケット30は前方へ移動することによって締結ボルト34による車体との結合が解除される。すなわちアッパブラケット30は、締結ボルト34によって離脱可能に車体に取り付けられていることになる。
また、締結ボルト34はその外周に金属カラー35が嵌め込まれている。この金属カラー35と締結ボルト34の頭部との間には、エネルギー吸収プレート(以下、EAプレート)42が組み付けられている。EAプレート42は二次衝突時などに発生する衝撃力を吸収するプレート部材であり、図1(a)に示すようにコラム本体10の左右両側に設けられ、コラム軸方向に沿って延びて形成され、アッパブラケット30の上板部31の下方を通っている。また、EAプレート42は図2に示すようにその後方端側に円形の後方取付孔42aが形成されている。この後方取付孔42aに締結ボルト34が挿通されている。締結ボルト34は、金属カラー35との間にEAプレート42を挟んだ状態で円孔41aとスリット31aとの重なった部分に挿通されており、その先端部分にて車体側の部分と螺合されている。これにより、EAプレート42は締結ボルト34によりアッパブラケット30とともに車体側に締結される。
また、図2に示すように、アッパブラケット30の上板部31の両端側は下方に折れ曲がっている部分31bが形成されており、この部分31bには一対の扱きピン33の一端がそれぞれ取付けられている。扱きピン33は図1の左右方向に延びてアッパブラケット30に固定されている。
EAプレート42には、図2に示すように締結ボルト34による締結部分から車体前方側に向けてアッパブラケット30の上板部31の下方を通るように延びているとともに、その先の部分にて湾曲形成された湾曲部42bが設けられている。この湾曲部42bは、扱きピン33の上方側を向いた側周を囲っている。EAプレート42はこの湾曲部42bにて扱きピン33と係合するように配置している。扱きピン33はアッパブラケット30に取付けられているので、EAプレート42は湾曲部42bにて扱きピン33を介してアッパブラケット30に連結していることになる。EAプレート42および扱きピン33により、本発明の衝撃吸収手段を構成する。また、EAプレート42は湾曲部42bからさらに車体前方側に延びており、図1に示すようにその前方端がロアブラケット20に連結されている。
図3は、ロアブラケット20付近の構成を示す図であり、(a)が拡大側面図、(b)がロアブラケット20とEAプレート42との連結部分を示す斜視図である。図に示すように、EAプレート42はロアブラケット20の配設位置まで延びている。また、EAプレート42の前方端には前方取付孔42cが形成されている。一方、ロアブラケット20の上方取付部21の後端側からは左右に一対の突起部21bが設けられている。この突起部21bは図3(b)によく示すように下方に折れ曲がって形成されており、折れ曲がった先の部分が前方取付孔42cに嵌め込まれ、圧入などによりEAプレート42に固定されている。これによりEAプレート42の前方端がロアブラケット20に連結される。
図4は、ロアブラケット20とEAプレート42の前端部との取り付け構造の別例を示す図であり、(a)は該当部分を平面から見た部分平面図、(b)は側面図である。図4に示すように、ロアブラケット20の上方取付部21にプレート取付孔21cを形成し、EAプレート42の前方端を図4(b)に示すように上方に折り曲げてプレート取付孔21cに挿通し、圧入などによってロアブラケット20とEAプレート42の前端部を連結してもよい。
このような構成のステアリングコラム装置1において、二次衝突などにより車体後方側からコラム本体10に衝撃力が作用した場合、この衝撃力はコラム本体10からアッパブラケット30に伝達される。アッパブラケット30に伝達された力のうちコラム軸方向に作用する衝撃力がアッパブラケット30とカプセル41との間の結合荷重(離脱荷重)を上回った場合に、カプセル41とアッパブラケット30とを連結している樹脂ピンなどの結合部材が破断する。結合部材が破断すると、締結ボルト34による締結力に抗してアッパブラケット30が移動する。これによりアッパブラケット30が車体から離脱し、コラム本体10がアッパブラケット30とともに車体前方側に移動する。このときカプセル41、金属カラー35、EAプレート42は締結ボルト34により車体側に固定されているために前方移動しない。この状態を図5((a)が平面図、(b)が側面図)に示す。
上記衝撃力により車体から離脱したアッパブラケット30はコラム本体10とともに衝撃力の作用方向である車体前方側へ移動する。このときアッパブラケット30に取付けられた扱きピン33も同時に前方へ移動することにより、車体側に固定されるEAプレート42の湾曲部42bを押圧し、これによりEAプレート42が順次曲げ変形される(扱かれる)。このときに発生する押圧力により衝撃力が吸収される。
本実施形態のステアリングコラム装置1は上記構成であり、特に図1によく示すように左右一対のEAプレート42の前端部がロアブラケット20に連結固定されている。また、EAプレート42は湾曲部42bにて扱きピン33を介してアッパブラケット30に連結している。すなわち、EAプレート42は、ロアブラケット20とアッパブラケット30との双方に連結している構造となっている。さらに、EAプレート42の後端部は締結ボルト34を介してカプセル41とともに車体に固定されている。この締結ボルト34は、アッパブラケット30を車体に離脱可能に締結(連結)している。
ところで、上記のようにロアブラケット20は、コラム本体10のチルト作動を許容するため、図1(b)の矢印Aに示すようにコラム本体10に対して傾動軸回りに回動可能とされている。また、ロアブラケット20は、コラム本体10(コラムチューブ12およびアッパシャフト)のテレスコピック作動やチルト作動に伴う軸方向移動を許容するため、図1(b)の矢印Bに示すようにコラム本体10(コラムチューブ12およびアッパシャフト)に対して軸方向に移動可能とされている。また、アッパブラケット30は、チルト作動により傾動状態が変化するコラム本体10を支持するために、図1(b)の矢印Cに示すようにコラム本体10に対して傾動軸に平行な軸回りに傾動(回動)可能とされている。また、本実施形態のステアリング装置1は、テレスコピック作動の際あるいは衝撃荷重を吸収する際に、各ブラケット20,30に対してコラム本体10が軸方向に移動することができるように、各ブラケット20,30とコラム本体10との間に微小の隙間を設けたり、あるいは所定の荷重を負荷してコラム本体10を各ブラケット20,30に押し付けている。このため、上記隙間分だけ、あるいは上記荷重を超えた荷重の負荷により、ロアブラケット20およびアッパブラケット30は図1(a)の矢印Dおよび矢印Eに示すように、上下方向を軸として微小量だけ回動可能とされる。
このようにロアブラケット20やアッパブラケット30はコラム本体10に対して回転や移動が可能に組み付けられているので、これらが固定されていない場合においては、ステアリングコラム装置1の搬送中の衝撃などによってロアブラケット20またはアッパブラケット30が回転または移動することがある。また、ステアリングコラム装置1を車体に取り付ける際に、他の周辺部品との干渉を避けるために作業者がこれらのブラケットを回転または移動させることもある。このような回転または移動によって、ロアブラケット20の車体取付位置(具体的には上方取付部21の取付孔21aの位置)と、アッパブラケット30の車体取付位置(具体的には上板部31のスリット31aに挿通される締結ボルト34によるアッパブラケット30の締結位置)との間の相対距離が変化することもある。この相対距離が変化すると、車体側の取付位置と、ステアリングコラム装置1側(ブラケット側)の取付位置との位置ずれが生じてステアリングコラム装置1を車体に組み付けることができなくなる。
また、ステアリングコラム装置1を車体に組み付けるまでに搬送中の衝撃などによりロアブラケット20もしくはアッパブラケット30が上下方向の軸回りに微小角度だけ回転してしまった場合において、このままステアリングコラム装置1を車体に取付けると、ロアブラケット20およびアッパブラケット30の車体への取付方向とコラム本体10の向きとの間にずれが生じる場合が起こり得る。このような場合にあっては、テレスコピック作動を行うときの摺動荷重が大きくなったり、また、衝突時にコラム本体10が軸方向に移動するために要する衝撃吸収荷重の増加が起こり得る。
これに対して本実施形態に係るステアリングコラム装置1においては、EAプレート42がロアブラケット20とアッパブラケット30に連結している。具体的には、EAプレート42の前端部に形成された前方取付孔42cにロアブラケット20の突起部21bが圧入固定されることによりEAプレート42はその前端部にてロアブラケット20に連結している。また、EAプレート42は図2に示すように湾曲部42bにて扱きピン33に係合しており、この扱きピン33はアッパブラケット30に取付けられている。したがって、この部分においてEAプレート42は扱きピン33を介してアッパブラケット30に連結していることになる。さらに、EAプレート42の後端部に形成された後方取付孔42aには締結ボルト34が挿通されており、この締結ボルト34はアッパブラケット30に形成されたスリット孔31aにも挿通している。したがって、EAプレート42はその後端部にて締結ボルト34を介してアッパブラケット30にも連結していることになる。
このためロアブラケット20およびアッパブラケット30はEAプレート42によりそれぞれの動きが拘束されて、それぞれ独立した自由な動きが制限される。よって、ステアリングコラム装置1の運搬中に衝撃などが加えられても、ロアブラケット20やアッパブラケット30が回転または移動することはない。また、ステアリングコラム装置1の車体への組み付け作業時に、他の周辺部品との干渉を避けるためにロアブラケット20やアッパブラケット30を回転または移動させてその姿勢を変化させた場合でも、作業後はEAプレート42の弾性力により上記姿勢が元に戻る。すなわち、本実施形態に示したステアリングコラム装置1の構成によれば、ロアブラケット20やアッパブラケット30に外力が加えられても、EAプレート42によってロアブラケット20およびアッパブラケット30の回転、移動などの動作が規制される。このため当初の姿勢を維持することができ、ロアブラケット20の車体取付位置とアッパブラケット30の車体取付位置との間の相対距離の変化を防止あるいは抑止することができる。よって、ステアリングコラム装置1の車体への組み付け性の悪化や、組み付けた際の衝撃吸収荷重の増加などの不具合が起こることを防止することができる。
図6は、図1に示すステアリングコラム装置とは異なった構造のステアリング装置を示し、(a)は通常時、(b)はアッパブラケットの離脱時におけるステアリングコラム装置の側面図である。図1に示すステアリングコラム装置1はコラムチューブ12が一体に形成されているタイプのステアリングコラム装置であるが、図6に示すステアリングコラム装置2はコラムチューブがアッパチューブ121とロアチューブ122との二つに分割されているタイプである。図6に示すステアリングコラム装置2においては、アッパブラケット30はアッパチューブ121を傾動可能且つテレスコピック作動時に軸方向移動可能に支持する。そして、テレスコピック作動はアッパチューブ121(およびアッパシャフト)がロアチューブ122(およびロアシャフト)に対して軸方向移動することにより行われる。その他の構成は図1および図2に示すステアリングコラム装置1と同一であるので、同一部分について同一符号で示す。
ステアリングコラム装置2が図6(a)に示す通常の状態である場合において、二次衝突荷重などの衝撃力が車体後方側から作用すると、アッパブラケット30がカプセル41(車体側)から離脱し、図6(b)に示すようにアッパブラケット30およびアッパチューブ121が前方側に移動する。このときEAプレート42がアッパブラケット30に取り付けられた扱きピン33により扱かれることにより上記衝撃力が吸収される。
ステアリングコラム装置2においても、EAプレート42はその一端(前方端)がロアブラケット20に連結され、且つ湾曲部42bにて扱きピン33を介して、あるいは他端(後方端)にて締結ボルト34を介してアッパブラケット30に連結されている。したがって、両ブラケットの自由な動きが制限され、ステアリングコラム装置2の運搬中に衝撃などが加えられても、ロアブラケット20やアッパブラケット30が回転または移動することはない。このためロアブラケット20の車体取付位置とアッパブラケット30の車体取付位置との間の相対距離の変化を防止あるいは抑止することができる。
図7は、上述のステアリングコラム装置とは異なったさらに別の構造のステアリング装置を示し、(a)は通常時、(b)はアッパブラケットの離脱時におけるステアリングコラム装置の側面図である。このステアリングコラム装置3は、ロアブラケット20の支持部22に前後方向に延びて前方側に開口した切り欠き部22bが形成されており、この切り欠き部22bにはステアリングメインシャフト11にベアリングなどを介して固定されたチルトセンタピン23が挿通している。このステアリングコラム装置3は、チルト作動のみが可能であって、テレスコピック作動ができないように構成しているものであってもよい。この場合、コラムチューブ12に形成されたスリット孔12aは、コラム本体10のチルト作動に伴うチルトセンタピン23の軸方向移動を許容することのみに用いられる。その他の構成は、図1に示したステアリングコラム装置1と同様であるので、同一部分については同一符号で示す。
図7に示すステアリングコラム装置3においても、EAプレート42はその一端(前方端)がロアブラケット20に連結され、且つ湾曲部42bにて扱きピン33を介して、あるいは他端(後方端)にて締結ボルト34を介してアッパブラケット30に連結されている。したがって、両ブラケットの自由な動きが制限され、ステアリングコラム装置3の運搬中に衝撃などが加えられても、これらのブラケットが回転または移動することはない。このためロアブラケット20の車体取付位置とアッパブラケット30の車体取付位置との間の相対距離の変化を防止あるいは抑止することができる。
ステアリングコラム装置3が図7(a)に示す通常の状態である場合において、二次衝突荷重などの衝撃力が車体後方側から作用すると、アッパブラケット30がカプセル41から離脱し、図7(b)に示すようにアッパブラケット30およびコラム本体10が前方側に移動する。このときEAプレート42がアッパブラケット30に取り付けられた扱きピン33により扱かれることにより上記衝撃力が吸収される。
また、コラム本体10の前方移動により、ステアリングメインシャフト11に固定されたチルトセンタピン23も前方移動する。そして、チルトセンタピン23はロアブラケット20の支持部22に形成された切り欠き部22bの前方端の開口縁から抜け出す。このようにしてチルトセンタピン23とロアブラケット20との係合が解けた場合、コラム本体10はロアブラケット20から離脱する。また、アッパブラケット30は車体から離脱している。したがって、図7(b)に示す状態は、コラム本体10が車体から離脱した状態である。
このような状態においては、コラム本体10を支持するものが無いと、衝撃力によりコラム本体10が移動する方向を制御することができない。しかし、図7(b)に示すステアリングコラム装置3においてはEAプレート42の湾曲部42bにおいて扱きピン33を介してアッパブラケット30がEAプレート42に連結されている構成であり、且つEAプレート42はコラム本体10の左右に配設されている。このためコラム本体10が車体から離脱しても、コラム本体10はアッパブラケット30を介してEAプレート42により支えられる。そして、衝撃力により扱きピン33がEAプレート42を扱いていくことにより衝撃力が吸収される。また、EAプレート42の先端がロアブラケット20に連結されており、EAプレート42が扱きピンに対してガイドレールのように前後方向に延びているので、コラム本体10の移動方向がEAプレート42によりガイドされる。このようにEAプレート42によりコラム本体10の移動軌跡がコントロールされるために、コラム本体10の移動時にはコラム本体10と周辺部品との干渉を避けることができるとともに、EAプレート42による衝撃吸収荷重の安定化を図ることができる。
以上、説明したように、本実施形態に係るステアリングコラム装置1,2,3によれば、板状部材としてのEAプレート42がロアブラケット20およびアッパブラケット30に連結している。このため各ブラケットがEAプレート42により拘束され、動きが規制される。したがって、搬送中に衝撃が加えられてもそれによりロアブラケット20やアッパブラケット30が動くことはなく、また、組み付け中に周辺部品との干渉を避けるためにロアブラケット20またはアッパブラケット30を動かしたとしても、EAプレート42の弾性変形によって元の姿勢に戻る。このため両ブラケットの車体取付位置の相対距離の変化が防止あるいは抑制され、その結果、ステアリングコラム装置の車体への組み付け時における組み付け性の悪化や衝撃吸収荷重に悪影響を及ぼすことを防止することができる。また、衝撃吸収手段として必要な部品であるEAプレート42を利用してロアブラケット20とアッパブラケット30とを連結しているので、両ブラケットを連結するために新たな部品を追加する必要がない。よって、部品点数を増加させることなく上記の効果を奏することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるべきものではない。例えば、上記実施形態においては、EAプレート42の後端が車体に固定され、前端がロアブラケット20に固定された例を示したが、端部に限らず中間部分がそれぞれ固定されている態様でもよい。また、上記実施形態においてはチルト作動もしくはテレスコピック作動が可能なステアリングコラム装置について本発明を適用する例について示したが、ロアブラケット20およびアッパブラケット30がコラム本体10に対して可動であれば、上記作動が行われないものにおいても本発明を適用することができる。
1,2,3…ステアリングコラム装置、10…コラム本体(ステアリングコラム本体)、11…ステアリングメインシャフト、12…コラムチューブ、12a…スリット孔、20…ロアブラケット、21…上方取付部、21a…取付孔、21b…突起部、21c…プレート取付孔、22…支持部、22b…切り欠き部、23…チルトセンタピン、30…アッパブラケット、31…上板部、31a…スリット、32…側壁部、33…扱きピン(押圧手段、衝撃吸収手段)、34…締結ボルト、41…カプセル、41a…円孔、42…EAプレート(板状部材、衝撃吸収手段)、42a…後方取付孔、42b…湾曲部、42c…前方取付孔
Claims (2)
- 操舵ハンドルに連結し操舵ハンドルを操舵操作可能に支持するステアリングコラム本体と、車体に連結されているとともに前記ステアリングコラム本体を支持するロアブラケットと、車体に離脱可能に連結されているとともに前記ロアブラケットによる前記ステアリングコラム本体の支持位置よりも車体後方側にて前記ステアリングコラム本体を支持するアッパブラケットと、を備えるステアリングコラム装置において、
車体に固定された板状部材と、前記アッパブラケットに取付けられた押圧手段とを有し、前記ステアリングコラム本体に加えられる衝撃力により前記アッパブラケットが車体から離脱して前記ステアリングコラム本体が前記アッパブラケットとともに前記衝撃力の作用方向に移動したときに前記板状部材が前記押圧手段によって曲げ変形されることにより前記衝撃力を吸収する衝撃吸収手段を備え、
前記板状部材が前記ロアブラケットおよび前記アッパブラケットに連結していることを特徴とする、ステアリングコラム装置。 - 請求項1に記載のステアリングコラム装置において、
前記板状部材は、締結手段によって前記アッパブラケットとともに車体に締結されていることを特徴とする、ステアリングコラム装置。
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