JP2009088889A - 電子撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接眼検知において、接眼の検出距離とは異なる第2の検出距離を設けることで、操作性の向上及び省電力を実現する。
【解決手段】 接眼検出距離と第2の検出距離との異なる光量により、交互に発光し検出させる。
(接眼時:EVF表示、少し離れた時:TFT上は撮影画面の表示、もっと離れた時:MENU表示)
【選択図】 図4
【解決手段】 接眼検出距離と第2の検出距離との異なる光量により、交互に発光し検出させる。
(接眼時:EVF表示、少し離れた時:TFT上は撮影画面の表示、もっと離れた時:MENU表示)
【選択図】 図4
Description
本発明は、撮影者の距離検出を用いた電子撮像装置に関する。
一般的に電子撮像装置において、ファインダーへの接眼検出には、赤外発光素子と赤外受光素子が用いられる。赤外発光素子により照射された赤外光が、撮影者の顔の一部で拡散反射され、その反射光の一部を赤外受光素子で光電変換され、撮影者と、ファインダーとの距離を示す予め設定した閾値以上の電荷量であれば、撮影者がファインダー付近に存在すると判定し、オートフォーカス実行や、背面モニターの消灯など撮影者の利便性を図る技術がなされてきた。
また、電子撮像装置のグリップ付近に静電型検出素子を有することで、グリップ握り検出とファインダー接眼検出の2値の状態から、カメラ撮影待機状態の遷移を切り替える技術も公知である。
上記の例として、下記特許文献1をあげることが出来る。
特許第03008524号
しかしグリップ検出機能を有する電子撮像装置では、異なる検出素子を用いるためコストの増加と、機構的スペースを必要とする問題があった。
本発明では、赤外発光素子の発光光量と赤外受光素子の受光感度により、ファインダー検出距離とは異なる、もう一段階の検出距離により、順次検出することで、2段階の検出領域をもち、それぞれに状態遷移を可能とし、操作性の向上や消費電力低減を実現した電子撮像装置を提供する。
上記目的を達成するために本発明の請求項1では、撮影者に対して照射するための距離検出発光手段と、その反射光の光量により撮影者との第1の距離を検出する距離検出受光手段と、前記距離検出発光手段の発光光量を可変させる発光光量可変手段と、前記発光光量可変手段により第1の検出距離の光量とは異なる第2の検出距離の光量と、前記第1の検出距離の光量と、前記第2の距離の光量を交互に発光する2段階距離検出手段を有し、前記第1の検出距離に応じた所定の第1の処理と、前記第2の検出距離に応じた所定の第2の処理の遷移が可能な電子撮像装置であり、
上記目的を達成するために本発明の請求項2では、撮影者に対して照射するための距離検出発光手段と、その反射光の受光光量を量子化する受光量量子化手段と、第1の検出距離の閾値と、前記第1の検出距離とは異なる第2の検出距離の閾値と、前記第1の検出距離の閾値と、前記第2の距離の閾値とを交互に判断する2段階距離検出判定手段を有し、前記第1の検出距離に応じた所定の第1の処理と、前記第2の検出距離に応じた所定の第2の処理の遷移が可能な電子撮像装置である。
上記目的を達成するために本発明の請求項2では、撮影者に対して照射するための距離検出発光手段と、その反射光の受光光量を量子化する受光量量子化手段と、第1の検出距離の閾値と、前記第1の検出距離とは異なる第2の検出距離の閾値と、前記第1の検出距離の閾値と、前記第2の距離の閾値とを交互に判断する2段階距離検出判定手段を有し、前記第1の検出距離に応じた所定の第1の処理と、前記第2の検出距離に応じた所定の第2の処理の遷移が可能な電子撮像装置である。
上記目的を達成するために本発明の請求項3では、第1の検出距離が、第2の検出距離より近い距離にあり、かつ前回の検出距離の結果が第1の検出距離を検出している場合には、第2の検出距離の検出回数を第1の検出回数より少なくすることを特徴とした電子撮像装置である。
本発明の請求項1、又は請求項2によれば、撮影者がファインダーに接眼する距離より少し離れた位置に第2の検出距離を設置することで、ファインダー接眼とは別に撮影者が背面モニターの確認状態を検出し、それに応じた操作モードを設けることが可能となる。
本発明の請求項3によれば、第1の検出距離を検出中は、第2の検出のための電流増加や検出閾値増加の必要なくなるため、消費電力を低減する効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子撮像装置の構成を示すブロック図である。
この電子撮像装置100には、レンズユニット200及びストロボユニット300が接続可能である。レンズユニット200は、図示しない被写体の光学像を、レンズ210から絞り211、レンズマウント202及びレンズマウント102、並びにシャッター14を介して導き、撮像素子21上に結像させることが出来る。
電子撮像装置100において、システム制御部20(割り当て手段、操作子割り当て手段)は、電子撮像装置100全体を制御する。A/D変換部22は、撮像素子21のアナログ信号出力をディジタル信号に変換する。A/D変換部22でA/D変換されたディジタル信号は、メモリ制御部24及びシステム制御部20により制御され、一時記憶手段としてのメモリ26に格納される。画像処理部23は、上記ディジタル信号のデータ或いはメモリ制御部24からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理部23は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路も備えている。画像処理部23は、メモリ26に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ26に書き込むことも可能である。さらに、画像処理部23においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL(スルーザレンズ)方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
メモリ制御部24は、A/D変換部22、画像処理部23、液晶パネル表示部25及び外部着脱メモリ部27とメモリ26との間のデータの送受を制御する。メモリ制御部24の制御により、A/D変換部22のデータが画像処理部23、メモリ制御部24を介して、或いはA/D変換部22のデータが直接メモリ制御部24を介して、メモリ26に書き込まれる。
液晶パネル表示部25は、メモリ26に書き込まれた表示用の画像データを電子ビューファインダーモニター25a或いは背面液晶モニター25bに表示する。また、液晶パネル表示部25は、システム制御部20の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には、電子撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。また、液晶表示パネル部25は、電子ビューファインダーモニター25a、背面液晶モニター25bを独立にON/OFF制御することも可能であり、同時ON/同時OFFも当然のことながら制御することが可能である。
メモリ26は、所定枚数の静止画像を格納するのに十分な記憶容量を備えており、撮影した静止画像を一時的に格納する。また、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影においては、静止画像データを格納する領域が、バッファメモリ1(第1領域)とバッファメモリ2(第2領域)の2つに分割される。これにより大量の静止画像の高速書き込みをメモリ26に対して行うことが可能となっている。
メモリ26の記憶領域は、表示用領域と、システム作業用領域と、バッファメモリ1、バッファメモリ2とに分かれている。すなわち、まず、メモリ26はシステム制御部20の作業領域としても使用することが可能である。システム作業用領域は、システム制御部20が、プログラムを実行する上で必要な変数や、構造体、スタック等として必要なメモリ領域である。また、表示用領域は、液晶パネル表示部25に対して直前に撮影した画像の表示を行うために必要なメモリ領域である。
バッファメモリ1は、A/D変換部22によるA/D変換直後の(画像処理部23による処理前の)画像データを格納するためのメモリ領域である。バッファメモリ2は、画像処理部23により処理された画像データを格納するためのメモリ領域である。上記、A/D変換部22からディジタル変換された撮像画像データは、画像処理等が施されていない、いわゆる未加工の画像データであるので、以下これを、特に「RAWデータ」とも称する。
図1に示す外部着脱メモリ部27は、コンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードといった、着脱可能で不揮発性のメモリカード等の記録媒体27aに対して画像ファイルの記録や読み出しを行う。不揮発性メモリ28は、記憶データを電気的に消去・記録可能であり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が採用される。不揮発性メモリ28には、撮影状態の情報や、電子撮像装置100を制御するプログラム等が格納される。
電源部29は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源部29は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御部20の指示に基づいて、上記DC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、上記記録媒体27aを含む各部へ供給する。
シャッター制御部11は、測光部12からの測光情報に基づいて、レンズ制御部203と連携しながら、シャッター14を制御する。測光部12は、AE(自動露出)処理を行う。測光部12には、レンズ210に入射した光線が、絞り211、レンズマウント202、102、及び不図示の測光用レンズを介して入射される。測光部12は、光学像として結像された画像の露出状態を測定することが出来る。また、測光部12は、ストロボユニット300と連携することによりEF(フラッシュ調光)処理機能も有する。
接眼検出部30は、図2のファインダー401周辺に、赤外発光体、受光回路で構成されている。一定間隔で、赤外光を発光し、被検出物体で反射した光量により規定位置に被検出物体があるかどうかを検出する。
測距部13は、AF(オートフォーカス)処理を行う。すなわち、測距部13には、レンズ210に入射した光線が、絞り211、レンズマウント202、102、及び不図示の測距用ミラーを介して入射される。測距部13は、光学像として結像された画像の合焦状態を測定することが出来る。電子撮像装置100は、測距部13及び測光部12を専用に備える構成であるため、測距部13及び測光部12を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行う構成となっている。
カメラ制御部10は、シャッター制御部11、測光部12、測距部13との通信により、カメラとしての一連の動作を制御する。カメラ制御部10はまた、レンズユニット200及びストロボユニット300を制御することも可能である。
要素40〜44は、システム制御部20の各種の動作指示を入力するための操作部群であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作部群の具体的な説明を行う。まず、MENUスイッチ40は、液晶パネル25bに各種項目の一覧表示を指示する。この表示内容としては、撮影に関する状態設定、記録媒体27aのフォーマット、時計の設定、現像パラメータ設定、及びユーザー機能設定(カスタム機能の設定)等がある。連写モードスイッチ41は、単写撮影→高速連写撮影→低速連写撮影→セルフタイマ撮影の切り替えを操作できる。モードダイアルスイッチ42は、自動撮影モード、プログラム撮影モード、シャッター速度優先撮影モード、絞り優先撮影モード、マニュアル撮影モード、ポートレート撮影モード、風景撮影モード、スポーツ撮影モード、夜景撮影モード、バースト撮影モード等の各機能撮影モードを切り替え設定することが出来る。
レリーズスイッチ43は、レリーズボタンの操作途中(SW1)及び操作完了(SW2)でそれぞれONとなるスイッチである。操作途中状態(SW1の押下)では、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。操作完了(SW2の押下)では、露光、現像、記録等の一連の処理の動作開始を指示する。すなわち、まず、撮像素子21から読み出した信号をA/D変換部22、メモリ制御部24を介してメモリ26に画像データを書き込む露光処理を指示する。また、画像処理部23やメモリ制御部24での演算を用いた現像処理を指示する。さらに、メモリ26から画像データを読み出し、画像処理部23でさらに圧縮を行い、外部着脱メモリ部27に装着された記録媒体27aに画像データを書き込む記録処理を指示する。
操作部44は、個々には図示しないが、各種ボタンスイッチからなる。例えば、再生、セット、マクロ、マルチ画面再生、撮影条件表示再生、画面拡大表示、ページ送り、ページ戻り、フラッシュ設定、メニュー移動+(プラス)、メニュー移動−(マイナス)、再生画像移動+(プラス)、再生画像−(マイナス)、ホワイトバランス選択、撮影画質選択、露出補正、日付/時間設定等のスイッチや、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替え等のスイッチを有する。
操作部44はまた、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行スイッチ、液晶パネル表示部25のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチを有する。また、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチを有する。また、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体27aに記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチを有する。また、再生画像の中で不要な画像を消去する画像消去ボタンを有する。また、レリーズスイッチ半押ししたらオートフォーカス動作を開始し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードとレリーズスイッチ半押している間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーボAFモードとを設定することが出来るAFモード設定スイッチ等を有する。
また、操作部44における上記プラス、マイナスを指示するスイッチの各機能は、図示しない回転ダイアルスイッチや十字キーを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となっている。操作部44はまた、セットボタンスイッチ44aを備える。
電源スイッチ45は、電子撮像装置100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、電子撮像装置100に接続されたレンズユニット200、ストロボユニット300、リモコン(図示せず)、記録媒体27a等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
レンズユニット200は、交換レンズタイプのレンズユニットである。レンズユニット200において、レンズ制御部203は、レンズユニット200全体を制御する。レンズマウント202、102は、電子撮像装置100をレンズユニット200と接続するためのインターフェースである。コネクタ101、201は、カメラ制御部10により制御され、電子撮像装置100をレンズユニット200と電気的に接続する。
レンズ制御部203は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット200固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値等を保持する不揮発メモリの機能も備えている。また、レンズ制御部203は、絞り211を制御したり、撮影レンズ210のフォーカシングを制御したり、撮影レンズ210のズーミングを制御したりする機能も兼ね備えている。
ストロボユニット300は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。アクセサリシュー111、301は、電子撮像装置100をストロボユニット300と接続するためのインターフェースである。
図2は、本発明の実施の形態に係る電子撮像装置の後方構成図である。
400はこの電子撮像装置本体であり、後方視図面である。
401はこの電子撮像装置のファインダーを示している。ファインダー内部には、図1に示す電子ビューファインダーモニター25aが設置されており、レンズで結像された光学画像の確認や、設定操作にかかわるメニュー表示が表示される。
402a、402bは、図1に示す接眼検出部30の赤外発光レンズ窓402aと、受光レンズ窓402bを示す。
403は、図1で示す背面液晶モニター25bが設置されており、電子ビューファインダーモニター25a同様にレンズで結像された光学画像の確認や、設定操作にかかわるメニュー表示が表示される。
図3は、本発明の実施の形態に係る接眼検出部30の詳細ブロック図である。
501はインターフェイスを示しており、この電子撮像装置100のシステム制御部20と接眼検出部30との制御、検出結果通知などを行う。
502は発光素子電流制御手段を示し、図3に示す赤外発光素子503の順方向電流を可変させる機能を有する。また赤外発光素子503の順方向電流を増加させることで、発光量も増加し、それに比例し検出距離も増加する。またタイミング制御手段504の発光のタイミングに連動し、任意の間隔で赤外発光素子503の点灯/消灯の制御も行う。
503は赤外発光素子を示し、図2で示す赤外発光レンズ窓402aより、発光素子制御手段502で制御された電流にともなう光量の光を照射する。
504はタイミング制御手段を示す。タイミング制御手段では、赤外発光素子503の点灯/消灯タイミングの生成を行い、検出判定手段506の検出結果と排他論理を算出することにより、ノイズフィルター機能を実現している。
505は受光素子を示し、赤外発光レンズ窓402aより照射された光が被検出物体507で反射し、その反射分散した光を受光レンズ窓402bで集光し受光素子505で光電変換を行う。
受光素子505で光電変換された光を、検出判定手段506の比較回路で判定し、被検出物体507が規定の距離以内に存在するかどうかを検出する。また検出判定手段506の比較回路の基準電圧は任意に変更することが可能となっており、それにより検出距離を変更することが可能となる。
507は被検出物体を示し、基本的には、この電子撮像装置の撮影操作を行う人物の顔の一部を示している。
図4は、本発明の実施の形態において図1の接眼検出部30で動作実行される処理のフローチャートである。
以下に示すの処理は、接眼検出部のタイミング制御手段により処理される。
ステップS101では、接眼検知部30は、システム制御回路20より予め設定された第1の検出距離に係わる順方向電流を発光素子電流制御手段502に設定を行いステップS102に進む。
ステップS102では、ステップS101で設定された電流に伴いタイミング制御手段504の発光タイミングに応じて赤外発光素子503を発光させる。発光された光が赤外発光レンズ窓402aを介して被検出物体507で反射しその反射光を、さらに受光レンズ窓402bで集光され受光素子505に照射される。照射された光を光電変換し、検出判定手段506において、比較判定を行い閾値以上の光量を検出した場合は、第1の検出距離における被検出物体507を検出したとしステップS103へ進む。
また比較判定の結果、閾値以下であった場合は、第1の検出距離における被検出物体507を未検出としステップS104へ進む
ステップS103では、システム制御部20は接眼検出部30の判定結果により、第1の検出距離に応じたサブルーチン処理を実行する。
ステップS103では、システム制御部20は接眼検出部30の判定結果により、第1の検出距離に応じたサブルーチン処理を実行する。
例えば、電子撮像装置100に備えられた電子ビューファインダーモニター25aに対して、レンズ結像された撮影画像を表示させるとする。
次にステップS104では、ステップS101で設定された第1の検出距離に係わる順方向電流より増加させた第2の検出距離に係わる順方向電流を発光素子電流制御手段502に設定を行いステップS105に進む。
ステップS105では、ステップS102と同様に被検出物体507の第2の検出距離に応じた判定処理を行い閾値以上の光量を検出した場合は、第2の検出距離における被検出物体507を検出したとしステップS106へ進む。
また判定の結果、閾値以下であった場合は、第2の検出距離における被検出物体507を未検出としステップS107へ進む
ステップS106では、システム制御部20は接眼検出部30の判定結果により、第2の検出距離に応じたサブルーチン処理を実行する。
ステップS106では、システム制御部20は接眼検出部30の判定結果により、第2の検出距離に応じたサブルーチン処理を実行する。
例えば、電子撮像装置100に備えられた背面液晶モニター25bに対して、レンズ結像された撮影画像を表示させるとする。
ステップS107では、ステップS102、ステップS105の判定結果により、いずれも未検出のため、第2の検出距離からはなれた位置に被検出物体507はあると判断し、システム制御部20は、第1の検出距離、及び第2の検出距離以外の距離に応じたサブルーチン処理を実行する。
例えば、電子撮像装置100に備えられた背面液晶モニター25bに対して、設定操作に応じたメニュー画面を表示させるとする。
本実施の形態では、第1の検出距離では電子ビューファインダーモニターによる撮影画面確認、第2の検出距離では背面液晶モニターによる撮影画面確認、それ以外の距離ではメニュー操作画面での例を説明したが、当然第1の検出距離ではAF合焦、第2の検出距離では撮影待機状態、それ以外の距離では省電力状態とすることも可能である。
図5は、本発明の実施の形態において図4で処理される距離検出の概念図を示している。
図5において、縦軸は検出距離を示し、横軸は検出サイクルを時間進行で示している。
この図からわかるとおり、第1の検出距離と第2の検出距離を同じ接眼検出部で交互に行うことで3状態の検出距離を1つの検出手段を用いて実現している。
本実施の形態では、第1の検出距離、第2の検出距離での順方向電流を設定するとした例を説明したが、当然複数の検出距離を設定することも可能である。
なお、上記の実施の形態において、電子撮像装置100は、レンズ交換ディジタルカメラを想定した構成となっているが、レンズ一体型のコンパクトディジタルカメラのような構成としてもよい。
なお、上記の実施の形態において、電子撮像装置100は、電子ビューファインダーモニターを有するディジタルカメラを想定した構成となっているが、光学ファインダーを有するディジタルカメラのような構成としてもよい。
14 シャッター
25a 電子ビューファインダーモニター
25b 背面液晶モニター
27a 外部メモリ
44a セットボタンスイッチ(ISO/画素数モード設定手段、コマ数モード設定手段)
100 電子撮像装置
101 電子撮像装置のレンズ用インターフェース
102 電子撮像装置のレンズマウント(カメラ側)
111 電子撮像装置のアクシュー
201 レンズのレンズ用インターフェース
202 マウント(レンズ側)
210 レンズ構成群
211 絞り
301 外部ストロボ接続端子
401 ファインダー
25a 電子ビューファインダーモニター
25b 背面液晶モニター
27a 外部メモリ
44a セットボタンスイッチ(ISO/画素数モード設定手段、コマ数モード設定手段)
100 電子撮像装置
101 電子撮像装置のレンズ用インターフェース
102 電子撮像装置のレンズマウント(カメラ側)
111 電子撮像装置のアクシュー
201 レンズのレンズ用インターフェース
202 マウント(レンズ側)
210 レンズ構成群
211 絞り
301 外部ストロボ接続端子
401 ファインダー
Claims (3)
- 撮影者に対して照射するための距離検出発光手段と、その反射光の光量により撮影者との第1の距離を検出する距離検出受光手段と、前記距離検出発光手段の発光光量を可変させる発光光量可変手段と、前記発光光量可変手段により第1の検出距離の光量とは異なる第2の検出距離の光量と、前記第1の検出距離の光量と、前記第2の距離の光量を交互に発光する2段階距離検出手段を有し、前記第1の検出距離に応じた所定の第1の処理と、前記第2の検出距離に応じた所定の第2の処理の遷移が可能な電子撮像装置。
- 撮影者に対して照射するための距離検出発光手段と、その反射光の受光光量を量子化する受光量量子化手段と、第1の検出距離の閾値と、前記第1の検出距離とは異なる第2の検出距離の閾値と、前記第1の検出距離の閾値と、前記第2の距離の閾値とを交互に判断する2段階距離検出判定手段を有し、前記第1の検出距離に応じた所定の第1の処理と、前記第2の検出距離に応じた所定の第2の処理の遷移が可能な電子撮像装置。
- 請求項1又は請求項2に記載の電子撮像装置において、
第1の検出距離が、第2の検出距離より近い距離にあり、かつ前回の検出距離の結果が第1の検出距離を検出している場合には、第2の検出距離の検出回数を第1の検出回数より少なくすることを特徴とした電子撮像装置。
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