JP2009088764A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置との通話中に、別の外部装置からの着呼があった場合であっても、ユーザが外部装置との通話に集中できる電話装置を提供すること。
【解決手段】一の外部のPCとの通話を開始する場合に、インターネット電話プログラム34bに搭載されたプレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」に設定する(S12)。これにより、一の外部のPCとの通話中に、別の外部のPCから着呼があった場合に、その着呼を知らせる着信音の発音が禁止されるので、ユーザは、一の外部のPCとの通話中に、着信音によってその通話が遮断されることを防止することができる。従って、ユーザは、一の外部のPCとの通話中に、別の外部のPCから着呼があった場合でも、一の外部のPCとの通話に集中できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電話装置に関するものである。
従来、インターネットを介して外部装置と通話を行うインターネット電話が知られている。インターネット電話は、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ(以下、「PC(Personal Computer)」と称する。)に、インターネット電話サービス事業者から提供されるインターネット電話用のプログラム(以下、「インターネット電話プログラム」と称する。)をインストールすることによって、利用することができる。インターネット電話プログラムとしては、例えば、スカイプ・テクノロジー社が提供する「SKYPE」(登録商標)が知られている。
インターネット電話では、インターネットプロトコル(以下、「IP(Internet Protocol)」と称する。)に従って、パケット化された音声データを送受信する。また、インターネット電話には、IPの特徴を生かして、様々な機能が搭載されている。
例えば、複数の外部装置との間で同時にデータの送受信が行えることを利用して、外部装置との通話中に、別の外部装置からの着呼を受け付ける機能(割り込み機能)がある。この割り込み機能によって、通話中であっても、別の外部装置から着呼があれば、その着呼に着信することができる。なお、「着呼」とは、外部装置側から発呼があって回線が閉結されていない状態をいい、「着信」とは、外部装置側から発呼があって回線が閉結されている状態をいう。
この割り込み機能は、インターネット電話サービス事業者が設置しているサーバや、PCにインストールされたインターネット電話プログラムによって実現される。
これに対し、電話回線網を介して外部装置と通話を行う一般電話においても、外部装置との通話中に別の外部装置からの着呼を知らせる割り込み機能がある。一般電話の割り込み機能は、交換機によって実現されている。この一般電話の割り込み機能に関連して、特許文献1には、通信前または通信中に、割り込み機能を禁止する指示情報を交換機に対して送信する技術が開示されている。交換機は、この指示情報に基づいて割り込み機能を禁止することができる。
特開平11−346278号公報
しかしながら、一般に、インターネット電話サービス事業者が設置しているサーバやインターネット電話プログラムには、割り込み機能を禁止する機能を搭載しておらず、ユーザの意思で割り込み機能を禁止することができない。このため、割り込み機能によって、別の外部装置からの着呼を知らせる着信音が発音されることにより、現在の通話が遮断され、通話に集中できないという問題点があった。また、上述した特許文献1では、単純に割り込み機能を禁止するだけなので、割り込み機能を禁止している間は、別の外部装置から着呼があったことをユーザに対して知らせることができない、という問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、外部装置との通話中に、別の外部装置から着呼があっても、ユーザが外部装置との通話に集中できる電話装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1に記載の電話装置は、第1外部装置との通話を制御する通話制御手段と、その通話制御手段の制御による前記第1外部装置との通話中に第2外部装置からの着呼を検出する着呼検出手段と、前記第2外部装置に対して、通話可能な状態である第1状態または通話を好まない状態である第2状態とを通知する通知手段と、その通知手段により通知される状態が第2状態である場合に、前記着呼検出手段により検出された前記第2外部装置からの着呼を知らせる着信音の発音を禁止する着信音禁止手段とを備えた通信制御装置を介して、前記第1外部装置との通話を行うと共に前記第1外部装置との通話中に前記第2外部装置からの着呼が可能なものであって、前記通話制御手段に対して前記第1外部装置との通話の開始を指示する通話開始指示手段と、その通話開始指示手段による指示によって前記第1外部装置との通話を開始する場合または前記第1外部装置との通話中に、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定する設定手段とを備えている。
請求項2に記載の電話装置は、第1外部装置との通話中に、第2外部装置からの着呼が可能なものあって、前記第2外部装置に対して、前記電話装置のユーザが通話可能な状態である第1状態または通話を好まない状態である第2状態にあることを通知する通知手段と、その通知手段により前記第2外部装置に対して通知される前記電話装置の状態が第2状態である場合に、その第2外部装置からの着呼を知らせる着信音の発信を禁止する着信音禁止手段と、前記第1外部装置と通話を開始する場合または前記第1外部装置との通話中に、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定する設定手段とを備えている。
請求項3に記載の電話装置は、請求項1又は2に記載の電話装置において、前記電話装置における着呼状況を表示する表示手段と、前記通話を好まない第2状態の場合に前記第2外部装置から着呼があると、前記着信音禁止手段により着信音の発音が禁止された着呼状況を前記表示手段に表示する着信音禁止着呼表示手段とを備えている。
請求項4に記載の電話装置は、請求項1から3のいずれかに記載の電話装置において、前記第1外部装置との通話を開始する場合に前記電話装置の状態を前記第2状態とするか否かを記憶する第1記憶手段を備え、前記設定手段は、前記第1外部装置との通話を開始する場合に、前記第1記憶手段に前記第2状態とすると記憶されていれば、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定する。
請求項5に記載の電話装置は、請求項1から4のいずれかに記載の電話装置において、通話の相手装置毎に、前記電話装置の状態を前記第2状態とするか否かをそれぞれ記憶する第2記憶手段と、通話を開始する第1外部装置がどの相手装置であるかを識別する識別手段と、その識別手段により識別される相手装置と通話を開始する場合に、前記電話装置の状態を前記第2状態とするか否かを前記第2記憶手段より特定する状態特定手段とを備え、前記設定手段は、前記識別手段により識別される相手装置と通話を開始する場合に、前記状態特定手段により前記第2状態とすると特定されると、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定する。
請求項6に記載の電話装置は、請求項1から5のいずれかに記載の電話装置において、前記電話装置の状態を前記第2状態へ変更する指示を受け付ける変更指示受付手段と、前記第1外部装置との通話中において、前記電話装置の状態が第1状態である場合に、前記変更指示受付手段により受け付けた指示によって、前記電話装置の状態を前記第2状態に変更する変更手段とを備えている。
請求項7に記載の電話装置は、請求項1から6のいずれかに記載の電話装置において、前記第1外部装置との通話の切断を検出する通話切断検出手段と、前記通話切断検出手段により通話の切断を検出した場合に、前記電話装置の状態を前記第1状態に設定する第2設定手段とを備えている。
請求項8に記載の電話装置は、請求項1から7のいずれかに記載の電話装置において、前記第1外部装置との通話中で且つ前記電話装置の状態が第2状態である場合に、前記第2外部装置から着呼を受けると、その第2外部装置に対してメッセージを送出するメッセージ送出手段を備えている。
請求項9に記載の電話装置は、請求項8に記載の電話装置において、前記メッセージ送出手段は、文字データによって前記メッセージを生成して送出する。
請求項1に記載の電話装置によれば、第1外部装置との通話を開始する場合または第1外部装置との通話中には、設定手段によって、本電話装置の状態が通話を好まない状態である第2状態に設定される。これにより、第2外部装置から本電話装置へ発呼がなされる場合、本電話装置が第1外部装置との通話を行うために介される通信制御装置の通知手段によって、本電話装置の状態が通話を好まない状態であることが第2外部装置へ通知される。よって、第2外部装置は、本電話装置が通話を好まない状態であることを知ることができるので、第2外部装置からの発呼を抑制できるという効果がある。また、第2外部装置から着呼があった場合に、通信制御装置の着信音禁止手段によって、着信音の発音が禁止される。よって、本電話装置のユーザは、第1外部装置との通話中に、第2外部装置からの着呼を知らせる着信音によって通話が遮断されることを防止することができる。従って、本電話装置のユーザは、第1外部装置との通話中に第2外部装置から着呼があった場合でも、第1外部装置との通話に集中できるという効果がある。
請求項2に記載の電話装置によれば、第1外部装置との通話を開始する場合または第1外部装置との通話中には、設定手段によって、本電話装置の状態が通話を好まない状態である第2状態に設定される。これにより、第2外部装置から本電話装置へ発呼がなされる場合、通知手段によって、本電話装置の状態が通話を好まない状態であることが第2外部装置へ通知される。よって、第2外部装置は、本電話装置が通話を好まない状態であることを知ることができるので、第2外部装置からの発呼を抑制できるという効果がある。また、第2外部装置から着呼があった場合に、着信音禁止手段によって、着信音の発音が禁止される。よって、本電話装置のユーザは、第1外部装置との通話中に、第2外部装置からの着呼を知らせる着信音によって通話が遮断されることを防止することができる。従って、本電話装置のユーザは、第1外部装置との通話中に第2外部装置から着呼があった場合でも、第1外部装置との通話に集中できるという効果がある。
請求項3に記載の電話装置によれば、請求項1又は2に記載の電話装置の奏する効果に加えて、着信音の発音が禁止された着呼状況が着信音禁止着呼表示手段によって表示手段に表示されるので、本電話装置のユーザは、着信音の発音が禁止された着呼状況を知ることができる。これにより、第1外部装置との通話中に第2外部装置から着呼がある場合に着信音が発音されなくても、本電話装置のユーザは、着呼があることを認識することができるという効果がある。
請求項4に記載の電話装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。第1外部装置との通話時に本電話装置の状態を通話の好まない状態である第2状態とすると予め第1記憶手段に対して記憶させておけば、第1外部装置との通話を開始する場合には、設定手段によって、本電話装置の状態を第2状態に設定することができる。よって、本電話装置は、特段の操作をしなくても、第1外部装置との通話時に、本電話装置の状態を通話の好まない状態である第2状態にすることができるという効果がある。
請求項5に記載の電話装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。通話を集中したい相手装置に対して、その相手装置との通話時に本電話装置の状態を通話の好まない状態である第2状態とすると予め第2記憶手段に記憶させておく。そして、その相手装置との通話を開始する場合には、通話を開始する第1外部装置が通話を集中したい相手装置であると識別手段により識別され、状態特定手段によって、その相手装置との通話時における本電話装置の状態が第2状態に特定されるので、設定手段によって、本電話装置の状態を第2状態に設定できる。よって、本電話装置は、特段の操作をしなくても、通話を集中したい相手装置との通話時に、本電話装置の状態を通話の好まない状態である第2状態にでき、本電話装置のユーザは、その相手装置との通話に集中できるという効果がある。
請求項6に記載の電話装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。第1外部装置との通話中で且つ本電話装置の状態が通話可能な第1状態である場合に、本電話装置の状態を通話の好まない状態である第2状態へ変更する指示がユーザからなされれば、その変更指示が変更指示受付手段により受け付けられ、変更手段によって、本電話装置の状態が通話可能な第1状態から通話を好まない第2状態へ変更される。これにより、第1外部装置との通話中において、本電話装置の状態が通話可能な第1状態であっても、その通話の途中で、本電話装置の状態を通話の好まない状態である第2状態へ変更できる。よって、本電話装置のユーザに対して、通話の途中から第1外部装置との通話に集中させることができるという効果がある。
請求項7に記載の電話装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。第1外部装置との通話が切断された場合に、その通話の切断が通話切断検出手段により検出され、第2設定手段によって、本電話装置の状態が通話可能な状態である第1状態に設定される。これにより、第2外部装置から本電話装置へ発呼がなされる場合に、本電話装置の状態が通話可能な第1状態であることが、通知手段により第2外部装置へ通知される。よって、第2外部装置に対して、本電話装置が通話可能になったことを認識させることができるという効果がある。
請求項8に記載の電話装置によれば、請求項1から7のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加えて、次の効果を奏する。第1外部装置との通話中で且つ本電話装置の状態が通話を好まない第2状態である場合に、第2外部装置から着呼を受けると、メッセージ送出手段により、第2外部装置に対してメッセージが送出される。これにより、第2外部装置に対して、本電話装置が通話中により応答できないことを認識させることができるという効果がある。
請求項9に記載の電話装置によれば、請求項8に記載の電話装置の奏する効果に加えて、文字データによってメッセージが生成されて、第2外部装置へ送出されるので、少ない情報量でメッセージを送出することができる。また、文字データは音声データのようにリアルタイムにデータを送出する必要がないので、徐々にデータを送出することができる。これにより、回線が込み合っている状況であっても、確実に第2外部装置に対してメッセージを届けることができるという効果がある。また、第1外部装置との通話に関するデータを優先して送出できるので、第2外部装置に対してメッセージを送出する場合に、第1外部装置との通話品質が劣化することを防止することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるインターネット電話システムTの電気的構成を示すブロック図である。このインターネット電話システムTは、多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称する。)1とパーソナルコンピュータ(PC)2とから構成され、これらはUSB(Universal Serial Bus)ケーブル50を介して接続されている。
MFP1は、インターネット電話機能、一般電話機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及びコピー機能などの各種の機能を有する多機能周辺装置である。また、PC2は、インターネット電話を制御するための制御装置として機能するもので、インターネット回線200と接続されている。インターネット電話システムTは、インターネット回線200を介して、外部に設けられたPC3A、PC3B、PC3Cとの間で、インターネット電話を行う。
ここで、インターネット電話システムTには、後述するPC2のハードディスク34に、インターネット電話プログラム34bがインストールされている。このインターネット電話プログラム34bは、PC2の電源がオンされると起動され、ユーザからキーボード35又はマウス36の操作によりプログラムの終了が指示されるか、PC2の電源がオフされるまで、CPU31によって実効され続ける。MFP1は、このインターネット電話プログラム34bを制御することにより、MFP1に設けられた送受話器22を使って、外部のPC3A〜3Cとの間で、インターネット電話を行うことができる。
このインターネット電話プログラム34bには、一の外部のPC(例えば、PC3A)との通話中に、別の外部のPC(PC3B,3C)からの着呼を受け付ける割り込み機能が搭載されている。インターネット電話システムTは、この割り込み機能によって、一の外部のPC3Aとの通話中に別の外部のPC3B,3Cから着呼を受け付けた場合にも、インターネット電話装置Tのユーザが一の外部のPC3Aとの通話に集中することができるように構成されている。
また、インターネット電話プログラム34bには、テキストチャット機能が搭載されている。テキストチャット機能は、相手装置との間で文字データを送受信しあう機能である。
更に、インターネット電話プログラム34bには、プレゼンス機能が搭載されている。このプレゼンス機能は、インターネット電話システムTを使用しているユーザの状態(プレゼンス状態)を外部のPC3A〜3Cに対して通知する機能である。ユーザは、インターネット電話プログラム34bによってプレゼンス状態を登録することで、インターネット回線200を介して外部のPC3A〜3Cに対し、自分のプレゼンス状態を通知することができる。これにより、外部のPC3A〜3Cは、インターネット電話を行う場合に、インターネット電話システムTのプレゼンス状態を確認することができる。
ここで、図2を参照して、プレゼンス状態について説明する。図2は、各プレゼンス状態において、相手装置から着呼があった場合に、インターネット電話プログラム34bの着信動作を説明する説明図である。図2に示すように、プレゼンス状態には、「オンライン」、「取り込み中」、および「オフライン」がある。「オンライン」は、ユーザが通話可能な状態を示し、「取り込み中」は、ユーザが通話を好まない状態を示す。また、「オフライン」は、ユーザが通話不可能な状態を示す。なお、ユーザが通話を好まない状態とは、例えば、ユーザが席を外したり、仕事に集中していたりして、電話に出るのが難しい状態をいう。また、「オンライン」が本発明の「第1状態」の一例であり、「取り込み中」が本発明の「第2状態」の一例である。
図2に示すように、プレゼンス状態として「オンライン」が登録されている場合に、相手装置から着呼があると、インターネット電話プログラム34bはその着呼に対して着信することができる。また、MFP1に対して着呼通知を行う。このとき、着呼があったことを知らせる着信音を発音するように、MFP1に対して指示する。ユーザは、この着信音によって相手装置から着呼があることを知り、その電話に応答することができる。尚、インターネット電話プログラム34bが起動されると、プレゼンス状態は、初期状態として「オンライン」に設定される。
次に、プレゼンス状態として「取り込み中」が登録されている場合に、相手装置から着呼があると、インターネット電話プログラム34bはその着呼に対して着信することができる。また、MFP1に対して着呼通知を行う。このとき、着呼があったことを知らせる着信音は発音しないようにMFP1に対して指示する。これにより、MFP1は、後述する液晶ディスプレイ16(以下、「LCD(Liquid Crystal Display)16」と称する。)にだけ、着呼があることを表示する。これにより、ユーザは着信音に遮断されることなく仕事に集中できると共に、液晶ディスプレイには着呼があることが表示されるので、必要に応じてその着呼に応答することができる。
一方、プレゼンス状態として「オフライン」が登録されている場合は、相手装置から着呼があっても、インターネット電話プログラム34bはその着呼に対して着信を行わない。これにより、相手装置からの着呼を完全に遮断することができる。
次に、図1に戻って、MFP1の詳細構成について説明する。MFP1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、操作ボタン15、LCD16、スピーカ17、スキャナ18、プリンタ19、モデム20、NCU(Network Control Unit)21、送受話器22、計時回路23、及びUSBインターフェイス24を備えており、これらはバスライン25を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12、RAM13、及びフラッシュメモリ14に記憶される固定値やプログラムに従って、或いは、NCU21やUSBインターフェイス24を介して送受信される各種信号に従って、バスライン25を介して接続された各部を制御する演算装置である。
ROM12は、このMFP1で実行される各種の制御プログラムやその制御プログラムにより参照される固定値を記憶する書換不能な不揮発性のメモリであり、例えば、後述する図4のフローチャートに示すインターネット電話通話処理を実行するプログラムが記憶されている。また、ROM12には、お詫びメッセージ領域12aが設けられている。
お詫びメッセージ領域12aは、お詫びメッセージが記憶されたメモリ領域である。お詫びメッセージとは、インターネット電話システムTが一の外部のPC(例えば、PC3A)との通話中で且つプレゼンス機能のプレゼンス状態が「取り込み中」に設定されている場合に、別の外部のPC(例えば、PC3B又はPC3C)から着呼があると、後述するインターネット電話通話処理(図4参照)により、別の外部のPC(PC3B又はPC3C)に対して送出されるテキスト形式のメッセージのことである。
お詫びメッセージ領域12aには、例えば、「現在、通話中により電話に出ることができません。また、おかけ直しください。」といった文字データが、お詫びメッセージとして格納されている。
CPU11は、インターネット電話通話処理を実行中に、インターネット電話システムTが一の外部のPC(例えば、PC3A)との通話中で且つプレゼンス機能のプレゼンス状態が「取り込み中」に設定されている場合に、別の外部のPC(例えば、PC3B又はPC3C)からの着呼を検出すると、このお詫びメッセージ領域12aからお詫びメッセージを読み出し、インターネット電話プログラム34bに対して、このお詫びメッセージを別の外部のPC(PC3B又はPC3C)へ送信するよう指示する。インターネット電話プログラム34bは、この指示に基づき、テキストチャット機能を用いて、お詫びメッセージを別の外部のPC(PC3B又はPC3C)に送出する。これにより、発呼を行った別の外部のPC(PC3B又はPC3C)のユーザは、インターネット電話システムTのユーザが現在通話中であることを認識することができる。
RAM13は、各種のプログラムやデータを一時的に記憶するための書換可能な揮発性のメモリである。また、フラッシュメモリ14は書換可能な不揮発性のメモリであり、このフラッシュメモリ14に記憶されたデータは、MFP1の電源オフ後も保持される。このフラッシュメモリ14には、動作パターン設定フラグ14aと電話帳領域14bとが設けられている。
動作パターン設定フラグ14aは、インターネット電話システムTが、外部のPC3A〜3Cとの通話時に、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」とするか否かを設定するためのフラグであり、どの外部のPC3A〜3Cとの通話時であっても必ず「取り込み中」とする場合には「1」が設定され、それ以外の場合は「0」が設定される。この動作パターン設定フラグ14aの設定は、操作ボタン15の操作により、ユーザによって設定される。
CPU11は、インターネット電話通話処理を起動すると、まず、動作パターン設定フラグ14aの内容を読み出す。そして、動作パターン設定フラグ14aが「1」の場合には、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」とするように指示する。
電話帳領域14bは、電話帳が格納されるメモリ領域である。ここで、図3を参照して、電話帳領域14bに格納される電話帳について説明する。図3は、電話帳領域14bに格納される電話帳の内容を模式的に示す模式図である。この電話帳は、外部のPC3A〜3Cに付された名前14b1に対し、電話番号14b2と通話中プレゼンス設定14b3とを対応付けたものである。この電話帳は、操作ボタン15の操作により、ユーザによって、新たな外部のPCの情報を登録したり、すでに登録されている外部のPCの情報を書き換えたりすることができる。
名前14b1は、外部のPC3A〜3Cの各々を識別するための名前で分けられており、「A」が外部のPC3Aの名前、「B」が外部のPC3Bの名前、「C」が外部のPC3Cの名前である。
電話番号14b2は、外部のPC3A〜3Cの各々の電話番号が、名前14b1に対応付けられている。即ち、名前「A」に対し、PC3Aの電話番号「AAA−AAA−AAAA」が対応付けられ、名前「B」に対し、PC3Bの電話番号「BBB−BBB−BBBB」が対応付けられ、名前「C」に対し、PC3Aの電話番号「CCC−CCC−CCCC」が対応付けられている。
通話中プレゼンス設定14b3には、外部のPC3A〜3C毎に、その外部のPC3A〜3Cとの通話時において、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」とするか否かの設定情報が、名前14b1に対応付けられている。即ち、名前「A」に対しては、PC3Aとの通話時にプレゼンス状態を「取り込み中」とする旨の設定情報「取り込み中設定」が対応付けられ、名前「B」に対しては、PC3Bとの通話時にプレゼンス状態を「オンライン中」とする設定情報「オンライン設定」が対応付けられ、名前「C」に対しては、PC3Cとの通話時にプレゼンス状態を「取り込み中」とする設定情報「取り込み中設定」が対応付けられている。尚、この通話中プレゼンス設定14b3の内容は、操作ボタン15の操作により、ユーザによっていつでも変更することができる。
CPU11は、インターネット電話通話処理を実行中に、電話帳14bに格納された電話帳から、通話を開始する通話相手(相手PC)の名前14b1若しくは電話番号14b2が登録されているかを確認し、通話を開始する通話相手(相手PC)の名前14b1若しくは電話番号14b2が電話帳に登録されている場合、それに対応する通話中プレゼンス設定14b3の内容を読み出す。そして、通話中プレゼンス設定14b3が「取り込み中設定」となっている場合、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」とするように指示する。
図1に戻り、説明を続ける。操作ボタン15は、インターネット電話、一般電話、スキャナ、プリンタやファクシミリといった各機能の切り替えや、各種動作の指示および設定を行うための入力ボタンである。この操作ボタン15には、インターネット電話ボタン15aとプレゼンス切替ボタン15bが設けられている。
インターネット電話ボタン15aは、MFP1でインターネット電話を行う場合に利用するもので、インターネット電話の発呼指示、着呼に対する着信指示、若しくは通話の切断指示を行うためのボタンである。電話帳領域14bに格納された電話帳から通話したい外部のPC3A〜3Cを選択し、インターネット電話ボタン15aを押下すると、MFP1は、インターネット電話プログラム34bに対し、選択されたPCの電話番号情報を送出した上で、そのPCへの発呼指示を行う。
また、インターネット電話プログラム34bからMFP1に対して着呼通知があった場合に、インターネット電話ボタン15aが押下されると、その着呼に対して着信し、通話を開始する。更に、外部のPC3A〜3Cとの通話中にインターネット電話ボタン15aが押下されると、MFP1は、インターネット電話プログラム34bに対して通話切断を指示する。
プレゼンス切替ボタン15bは、プレゼンス機能のプレゼンス状態を切り替えるためのボタンである。プレゼンス状態が「オンライン」である場合に、このプレゼンス切替ボタン15bが押下されると、MFP1は、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス状態を「取り込み中」に設定するように指示する。一方、プレゼンス状態が「取り込み中」である場合に、このプレゼンス切替ボタン15bが押下されると、MFP1は、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス状態を「オンライン」に設定するように指示する。
LCD16は、操作ボタン15の操作に応じてメニューや動作状態などを表示するための表示デバイスである。ユーザは操作ボタン15を操作することにより、その操作に対応する情報がLCD16に表示される。また、LCD16には、外部のPC3A〜3Cからの着呼状況が表示される。CPU11は、インターネット電話プログラム34bからMFP1に対して着呼通知があった場合に、その着呼があることを表示するようにLCD16を制御する。
スピーカ17は、状況に応じた各種音声(例えば、操作キー15の操作音やエラー発生時の注意音)を出力するものであり、かかる音声の発音によってユーザに状況を報知する。また、スピーカ17は、インターネット電話プログラム34bからMFP1に対して着呼通知があり且つ着信音の発音指示がある場合に、着信音を発音する。一方、着呼通知と合わせて、着呼があったことを知らせる着信音は発音しないように、インターネット電話プログラム34bから指示される場合には、CPU11によって、着信音がスピーカ17から発音されないように制御される。
スキャナ18は、CPU11からの指示に基づいて、スキャナ18に設けられた原稿読取台(図示せず)にセットされた原稿から画像の読み取りを行うと共に、その画像をLCD16に表示したり、プリンタ19で印刷可能な画像データを生成するものである。このスキャナ18により読み取られた画像データは、MFP1がファクシミリモードやスキャナモードやコピーモードに設定されている場合には、RAM13における所定の記憶領域に格納される。
プリンタ19は、CPU11からの指示に基づいて、プリンタ19に設けられた給紙カセット(図示せず)内の記録用紙への印刷を行うものである。
モデム20は、CPU11からの指示に基づいて、RAM13に記憶される送信データを電話回線網100に伝送可能な画像信号に変調し、NCU21を介して送信したり、電話回線網100からNCU21を介して入力された画像信号を受信し、LCD16に表示したりプリンタ19で印刷可能な画像データに復調するものである。
NCU21は、電話回線網100と接続されており、電話回線網100へのダイヤル信号の送出や、電話回線網100からの呼出信号の応答などの制御を行うものである。
送受話器22は、電話回線網100を介して接続された外部装置(図示せず)と通話(一般電話)を行うための装置であるとともに、インターネット200を介して接続された外部のPC3A〜3Cと通話(インターネット電話)を行うための装置であり、音声を音声信号に変換するマイクロフォン(図示せず)と、音声信号を音声に変換して外部へ出力(放音)するスピーカ(図示せず)とを有している。
計時回路23は、現在の日時を刻む内部時計を有しており、計時を開始した日時と現在の日時とを比較して所要時間を算出する既知の回路である。
USBインターフェイス24は、USB規格に従って、データ伝送を行うためのインターフェイスである。このUSBインターフェイス24には、USBケーブル50を接続するためのコネクタ(図示せず)が設けられている。本実施の形態では、USBケーブル50を介して、PC2のUSBインターフェイス39と接続されており、これにより、MFP1とPC2との間で種々のデータ伝送を可能としている。
次いで、PC2の詳細構成について説明する。PC2は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク34、キーボード35、マウス36、LCD37、計時回路38、USBインターフェイス39、及びインターネットインターフェイス40を備えており、これらはバスライン41を介して互いに接続されている。
CPU31は、ROM32、RAM33、及びハードディスク34に記憶される固定値やプログラムに従って、或いは、USBインターフェイス39やインターネットインターフェイス40を介して送受信される各種信号に従って、バスライン41により接続された各部を制御する演算装置である。
ROM32は、CPU31がバスライン41と接続された各部の入出力を制御するプログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)や、BIOSを実行する際に参照する各種設定を記憶する書換不能な不揮発性のメモリである。RAM33は、CPU31が各種プログラムやデータを一時的に記憶するための書換可能な揮発性のメモリである。
ハードディスク34は、OSやアプリケーションプログラムといったCPU31により実行される各種プログラムや各種設定を記憶する、書換可能で不揮発性のメモリディスクである。このハードディスク34には、MFPドライバプログラム34aと上述したインターネット電話プログラム34bとが記憶されている。
MFPドライバプログラム34aは、PC2によって、MFP1を制御するためのプログラムである。このMFPドライバプログラム34aは、MFP1がUSBケーブル50を介して後述するUSBインターフェイス39と接続され且つMFP1の電源がオンされた場合にCPU31によって起動され、MFP1がUSBインターフェイス39から切り離されるか、MFP1の電源がオフされるまで、実行され続ける。CPU31は、このMFPドライバプログラム34aを実行することによって、MFP1の動作を制御することができる。
また、MFPドライバプログラム34aは、MFP1とインターネット電話プログラム34bとのインターフェイスとしての機能も有する。即ち、インターネット電話プログラム34bがMFP1に対して着呼通知や着信音の発音可否の指示を行う場合に、CPU31は、MFPドライバプログラム34aによって、それらの通知や指示をMFP1用のコマンドに変換する。そして、変換されたコマンドはUSBインターフェイス39を介してMFP1へ送信される。一方、MFP1から、USPインターフェイス39を介してプレゼンス状態の設定指示やお詫びメッセージの送出指示がある場合に、CPU31は、MFPドライバプログラム34aによって、これらの指示をインターネット電話プログラム34b用のコマンドに変換し、インターネット電話プログラム34にそのコマンドを通知する。このように、MFPドライバプログラム34aによって、MFP1とインターネット電話プログラム34bとの間で通知や指示のやり取りが行えるようになっている。
キーボード35及びマウス36は、ユーザがPC2に対して文字や指示を入力する入力デバイスである。LCD37は、CPU31によって実行されたプログラムの各種結果や情報を表示する表示デバイスである。計時回路38は、現在の日時を刻む内部時計を有しており、計時を開始した日時と現在の日時とを比較して所要時間を算出する既知の回路である。
USBインターフェイス39は、MFP1のUSBインターフェイス24と同様に、USB規格に従って、データ伝送を行うためのインターフェイスであり、本実施の形態では、USBケーブル50を介して、MFP1のUSBインターフェイス24と接続されている。
次に、図4を参照して、MFP1で実行されるインターネット電話通話処理の処理フローについて説明する。図4は、インターネット電話通話処理のフローチャートである。この処理は、MFP1がPC2を介して外部のPC3A〜3Cとインターネット電話による通話を行う場合に実行される処理で、インターネット電話プログラム34bから着呼通知があり且つインターネット電話ボタン15aが押下された場合およびインターネット電話ボタン15aが押下されてインターネット電話プログラム34bに対して着応指示を行った場合に、CPU11によって起動され実行される。
インターネット電話通話処理では、まず、フラッシュメモリ14から動作パターン設定フラグ14aの内容を読み出し、そのフラグが「1」かを判断する(S11)。そして、動作パターン設定フラグ14aが「1」と判断される場合(S11:Yes)、インターネット電話プログラム34bに対してプレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」に設定するよう指示して(S12)、通話の開始を指示する(S13)。
これにより、予め動作パターン設定フラグ14aを「1」に設定しておけば、特段の操作をしなくても、外部のPC3A〜3Cと通話を行う場合には、いつでもプレゼンス状態を「取り込み中」に設定することができる。そして、プレゼンス状態を「取り込み中」にすることにより、別の外部のPC3A〜3Cに対してインターネット電話システムTのプレゼンス状態が「取り込み中」であることが通知されるので、別の外部のPC3A〜3Cは、インターネット電話システムTのユーザが、通話を好まない状態であることを認識することができる。よって、別の外部のPC3A〜3Cがインターネット電話システムTに対して発呼するのを抑制することができる。更に、通話中に別の外部のPC3A〜3Cから着呼があった場合には、インターネット電話プログラム34bから着呼通知とともに、着呼があったことを知らせる着信音は発音しないようにMFP1に対して指示されるので、MFP1はこの指示に従って着信音の発音を禁止することができる。よって、着信音によって現在の通話が遮断されることを防止することができるので、ユーザは現在の通話に集中できる。
一方、S11の処理の結果、動作パターン設定フラグ14aが「1」でない、即ち「0」と判断される場合(S11:No)、フラッシュメモリ14から電話帳領域14bに格納された電話帳を読み出し、通話相手(相手PC)の名前14b1又は電話番号14b2から、その電話帳に通話相手(相手PC)の情報が登録されているかを判断する(S14)。そして、電話帳に通話する通話相手(相手PC)の情報が登録されていると判断される場合(S14:Yes)、電話帳に登録されている通話相手(相手PC)の通話中プレゼンス設定14b3が「取り込み中設定」であるかを判断する(S15)。
ここで、通話する相手装置の通話中プレゼンス設定14b3が「取り込み中設定」であると判断される場合(S15:Yes)、S12へ移行し、インターネット電話プログラム34bに対してプレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」に設定するよう指示し(S12)、その後、通話の開始を指示する(S13)。
これにより、通話を集中したい通話相手(相手PC)を電話帳に登録しておき、電話帳の通話中プレゼンス設定14b3を「取り込み中設定」に予め設定しておけば、その通話相手(相手PC)と通話を行う場合には、いつでもプレゼンス状態を「取り込み中」に設定することできる。そして、プレゼンス状態を「取り込み中」に設定することにより、別の外部のPC3A〜3Cに対してインターネット電話システムTのプレゼンス状態が「取り込み中」であることが通知されるので、相手装置との通話中に、別の外部のPC3A〜3Cからインターネット電話システムTに対して発呼するのを抑制することができる。また、相手装置との通話中に別の外部のPC3A〜3Cから着呼があった場合には、その着呼を知らせる着信音が禁止されるので、着信音によって相手装置との通話が遮断されることを防止でき、ユーザはその相手装置との通話に集中できる。
S13の処理の後、次いで、インターネット電話プログラム34bから着呼通知があるかを判断する(S16)。そして、着呼通知があると判断される場合(S16:Yes)、着呼があることをLCD16に表示する(S17)。これにより、プレゼンス状態が「取り込み中」であることにより、着信音が発音されなくても、ユーザはLCD16の表示によって、着呼があることを認識することができる。よって、必要に応じて、その着呼に着信し、応答することができる。
次いで、ROM12のお詫びメッセージ領域12aから文字データであるお詫びメッセージを読み出し、インターネット電話プログラム34bに対して、発呼した相手先(外部のPC3A〜3C)に、お詫びメッセージを送信するように指示して(S18)、S19の処理へ移行する。
これにより、インターネット電話プログラム34bは、テキストチャット機能を用いて、発呼した相手先(外部のPC3A〜3C)にお詫びメッセージを送出することができる。よって、発呼を行った相手先(外部のPC3A〜3C)は、インターネット電話システムTが通話中により応答できないことを認識することができる。また、送出されるお詫びメッセージは文字データであるので、音声データのようにリアルタイムにデータを送出する必要がなく、徐々にデータを送出してもよい。これにより、回線が混み合っている状況であっても、確実に第2外部装置に対してお詫びメッセージを届けることができる。更に、現在行っている通話に関するデータを優先して送出できるので、お詫びメッセージを送出する場合に、現在の通話品質が劣化することを防止することができる。
一方、S16の処理の結果、着呼通知がないと判断される場合、S17及びS18の処理をスキップして、S19の処理へ移行する。S19の処理では、プレゼンス切替ボタン15bが押下されたかを判断する。そして、プレゼンス切替ボタン15bが押下されたと判断される場合(S19:Yes)、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「オンライン」に設定するよう指示し(S20)、S25の処理へ移行する。そして、以後、プレゼンス状態が「オンライン」である場合の処理を行う。
これにより、プレゼンス状態が「取り込み中」である場合に、ユーザはプレゼンス切替ボタン15bを押下することで、通話中であってもプレゼンス状態を「取り込み中」から「オンライン」に切り替えることができる。よって、通話の途中から、他の外部のPC3A〜3Cからの着呼を知らせる着信音を発音させることができる。
また、S19の処理の結果、プレゼンス切替ボタン15bが押下されていないと判断される場合(S19:No)、次いで、インターネット電話ボタン15aが押下され、通話切断の指示があったかを判断する(S21)。そして、通話切断の指示があると判断される場合(S21:Yes)、S22の処理へ移行する。また、通話切断の指示がないと判断される場合(S21:No)、S16の処理へ回帰し、S21の処理、又は後述するS27の処理で、通話切断の指示があると判断されるまで、S16〜S21及びS25〜S27の処理を実行し続ける。
一方、S14の処理の結果、電話帳に通信する通話相手(相手PC)の情報が登録されていないと判断された場合(S14:No)、および、S15の処理の結果、通話する通話相手(相手PC)の通話中プレゼンス設定14b3が「取り込み中設定」でない(即ち、「オンライン設定」である)と判断された場合(S15:No)、S24へ移行し、通話の開始を指示する。
このとき、プレゼンス機能のプレゼンス状態は、初期状態である「オンライン」に設定されている。従って、通話中に別の外部のPC3A〜3Cから着呼があった場合、インターネット電話プログラム34bから着呼通知とともに、着呼があったことを知らせる着信音を発音するようにMFP1に対して指示されるので、MFP1はこの指示に従って着信音を発音することができる。よって、ユーザは、着信音により別の外部のPC3A〜3Cから着呼があることを確実に知ることができる。
S24の処理および上述したS20の処理の後、プレゼンス切替ボタン15bが押下されたかを確認する(S25)。プレゼンス切替ボタン15bが押下されたと判断される場合(S19:Yes)、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」に設定するよう指示し(S26)、S16の処理へ移行する。そして、以後、プレゼンス状態が「取り込み中」である場合の処理を行う。
これにより、プレゼンス状態が「オンライン」である場合に、ユーザはプレゼンス切替ボタン15bを押下することで、通話中であってもプレゼンス状態を「オンライン」から「取り込み中」に切り替えることができる。よって、通話の途中から、他の外部のPC3A〜3Cからの着呼を知らせる着信音の発音を禁止させることができる。従って、ユーザはプレゼンス切替ボタン15bを押下することにより、通話の途中から、現在の通話に集中することができる。また、S19とS25の処理によって、ユーザはプレゼンス切替ボタン15bを押下することで、プレゼンス状態(「取り込み中」及び「オンライン」)の切り替えを自由に行うことができる。
一方、S25の処理の結果、プレゼンス切替ボタン15bが押下されていないと判断される場合(S25:No)、次いで、インターネット電話ボタン15aが押下され、通話切断の指示があったかを判断する(S27)。そして、通話切断の指示があると判断される場合(S27:Yes)、S22の処理へ移行する。また、通話切断の指示がないと判断される場合(S27:No)、S25の処理へ回帰し、S27の処理、又は上述したS21の処理で、通話切断の指示があると判断されるまで、S25〜S27及びS16〜S21の処理を実行し続ける。
S22の処理では、インターネット電話プログラム34bに対し、通話の切断を指示する。これにより、インターネット電話による通話を切断することができる。次いで、インターネット電話プログラム34bに対し、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「オンライン」(初期状態)に設定するよう指示し(S23)、インターネット電話通話処理を終了する。
これにより、プレゼンス状態が「オンライン」に設定されるので、外部のPC3A〜3Cに対し、インターネット電話システムTが通話可能な状態であることを認識させることができる。また、新たに外部のPC3A〜3Cから着呼があった場合に、着信音を発音させることができるので、ユーザは新たな着呼を確実に認識することができる。
次に、図5を参照して、インターネット電話システムTの処理シーケンスの一例について説明する。図5は、インターネット電話システムTの処理シーケンスの一例を示すシーケンス図である。図5には、MFP1、インターネット電話プログラム34b、外部のPC3A、及びPC3Bの間で行われる処理シーケンスを示してある。また、図5の右側には、インターネット電話プログラム34bのプレゼンス機能におけるプレゼンス状態を示してある。尚、プレゼンス機能のプレゼンス状態の初期状態は「オンライン」となっている。また、この図5では、はじめにPC3Aから着呼があり、PC3Aとの通話中にPC3Bから着呼がある場合を示している。
その処理シーケンスでは、まず、PC3Aがインターネット電話システムTに対して発呼すると(1)、プレゼンス状態が「オンライン」であるので、インターネット電話プログラム34bは、その発呼に対する着呼を受け付け、MFP1に対して、着信音の発音指示とともに、着呼通知を行う(2)。
MFP1はインターネット電話プログラム34bから着呼通知を受けると、着信音を発音する(3)。そして、インターネット電話ボタン15aが押下されると、MFP1は、インターネット電話通話処理(図4参照)を起動し、その処理に従って、動作パターン設定フラグ14aの確認(図4のS11)および電話帳領域14bに格納された電話帳の確認(図4のS14,S15)を行う(4)。そして、動作パターン設定フラグ14aが「1」になっている場合(図4のS11:Yes)、若しくは、電話帳において、PC3A(名前14b1:「A」)に対応する通話中プレゼンス設定14b3が「取り込み中設定」となっている場合(図4のS15:Yes)、図4のS12の処理に従って、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「取り込み中」に設定するよう指示する(5)。インターネット電話プログラム34bは、この指示に従って、プレゼンス状態を「取り込み中」に設定する。
次いで、MFP1は、インターネット電話プログラム34bに対して、着呼に着信して応答するよう指示し(6)、インターネットネット電話プログラム34bは、PC3Aからの着呼に着信する(7)。これにより、PC3Aとインターネット電話システムTとの間で、通話が開始される。
ここで、PC3Bからインターネット電話システムTに対して発呼がなされると(8)、プレゼンス状態が「取り込み中」であるので、インターネット電話プログラム34bは、その発呼に対する着呼を受け付け、MFP1に対し、着信音の発音禁止指示とともに、着呼通知を行う(9)。MFP1は、この着呼通知を受けると、着信音を発音せずに、図4のS17の処理に従って、着呼があることをLCD16に表示する(10)。これにより、ユーザは着信音に遮断されることなく、PC3Aとの通話に集中することができる。また、ユーザはLCD16の表示によって、着呼があることを認識でき、必要に応じてその着呼に着信し、応答することができる。
MFP1は、次いで、図4のS18の処理に従い、PC3Bに対してお詫びメッセージを送出するようインターネット電話プログラム34bに対して指示する(11)。そして、インターネット電話プログラム34bは、テキストチャット機能を使用して、PC3Bに対してお詫びメッセージを送出する(12)。これにより、PC3Bでは、インターネット電話システムTが通話中により応答できないことを認識することができる。
続いて、MFP1側でインターネット電話ボタン15aが押下されると、図14のS22の処理に従って、MFP1はインターネット電話プログラム34bに対し、通話の切断を指示する(13)。これにより、インターネット電話プログラム34bはPC3Aとの通話を切断する(14)。また、図14のS23の処理に従って、MFP1は、インターネット電話プログラム34bに対して、プレゼンス機能のプレゼンス状態を「オンライン」に設定するよう指示する(15)。この指示により、インターネット電話プログラム34bは、プレゼンス状態を「オンライン」に設定する。よって、外部のPC3A〜3Cに対し、インターネット電話システムTが通話可能な状態であることを認識させることができると共に、着信音が発音されるようになるので、ユーザは新たな着呼を確実に認識することができる。
以上のように、本実施形態によれば、一の外部のPC(例えば、PC3A)との通話を開始する場合または通話中に、インターネット電話プログラム34bに搭載されたプレゼンス機能のプレゼンス状態が「取り込み中」に設定されるので、別の外部のPC(PC3B,3C)に対してインターネット電話システムTのプレゼンス状態が「取り込み中」であることを通知することができる。よって、別の外部のPC(PC3B,3C)がインターネット電話システムTへ発行しようとする場合、別の外部のPC(PC3B,3C)はインターネット電話システムTが通話を好まない状態にあることを認識することができるので、別の外部のPC(PC3B,3C)からの発呼を抑制することができる。また、一の外部のPC(PC3A)との通話中に、別の外部のPC(PC3B,3C)から着呼があった場合に、その着呼を知らせる着信音の発音が禁止されるので、ユーザは、一の外部のPC(PC3A)との通話中に、着信音によってその通話が遮断されることを防止することができる。従って、ユーザは、一の外部のPC(PC3A)との通話中に、別の外部のPC(PC3B,3C)から着呼があった場合でも、一の外部のPC(PC3A)との通話に集中できる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、インターネット電話システムTをMFP1とPC2とによって構成される場合を示したが、必ずしもこれに限られるものではなく、MFP1のみによって構成されてもよい。この場合、MFP1には、インターネットインターフェイスを設けてインターネット回線200と接続できるようにすると共に、フラッシュメモリ14に、インターネット電話プログラムと、MFPドライバプログラム34aの代わりとしてインターネット電話プログラムに対する指示コマンドを生成するプログラムとを保存するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、動作パターン設定フラグ14aを設けて、予めインターネット電話プログラム34のプレゼン機能のプレゼンス状態を「取り込み中」にするか否かを設定できるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、動作パターン設定フラグ14aを設けずに、電話帳領域14bに外部のPC3A〜3C毎に登録されている通話中プレゼンス設定14b3の内容のみに従って、プレゼンス状態を「取り込み中」にするか否かを判断してもよい。すなわち、図4において、S11の処理を省略し、インターネット電話通話処理が起動されると、S14の処理から実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、電話帳領域14bを設けて、通話する相手装置(外部のPC3A〜3C)に対して登録されている通話中プレゼンス設定14b3の内容に従って、プレゼンス状態を「取り込み中」にするか否かを判断したが、必ずしもこれに限られるものではなく、電話帳領域14bを設けずに、動作パターン設定フラグ14aの内容のみに従って、プレゼンス状態を「取り込み中」にするか否かを判断してもよい。すなわち、図4において、S14及びS15の処理を省略し、S11の処理の結果、動作パターン設定フラグ14aが「1」でない(「0」である)場合には(S11:No)、S24の処理へ移行するようにしてもよい。
また、動作パターン設定フラグ14a及び電話帳領域14bをともに設けずに、外部のPC3A〜3Cと通話を開始する場合には、必ずプレゼンス状態を「取り込み中」にするようにしてもよい。すなわち、図4において、S11、S14、S15及びS24の処理を省略し、インターネット電話通話処理が起動されると、S12の処理から実行するようにしてもよい。
本発明の一実施形態におけるインターネット電話システムの電気的構成を示したブロック図である。 各プレゼンス状態に対応して、相手装置から着呼があった場合のインターネット電話プログラムの着信動作を説明する説明図である。 電話帳領域に格納される電話帳の内容を模式的に示した模式図である。 インターネット電話通話処理を示すフローチャートである。 インターネット電話システムの処理シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
T インターネット電話システム(電話装置の一例)
1 MFP(電話装置の一例)
2 PC(通信制御装置の一例)
14a 動作パターン設定フラグ(第1記憶手段の一例)
14b 電話帳領域(第2記憶手段の一例)
15a インターネット電話ボタン(通話開始指示手段の一例)
15b プレゼンス切替ボタン(変更指示受付手段の一例)
16 LCD(表示手段の一例)
34b インターネット電話プログラム(通話制御手段、着呼検出手段、通知手段、着信音禁止手段の一例)
S12 (設定手段の一例)
S14 (識別手段の一例)
S15 (状態特定手段の一例)
S17 (着信音禁止着呼表示手段の一例)
S18 (メッセージ送出手段の一例)
S26 (変更手段の一例)
S21 (通話切断検出手段の一例)
S23 (第2設定手段の一例)

Claims (9)

  1. 第1外部装置との通話を制御する通話制御手段と、その通話制御手段の制御による前記第1外部装置との通話中に第2外部装置からの着呼を検出する着呼検出手段と、前記第2外部装置に対して、通話可能な状態である第1状態または通話を好まない状態である第2状態とを通知する通知手段と、その通知手段により通知される状態が第2状態である場合に、前記着呼検出手段により検出された前記第2外部装置からの着呼を知らせる着信音の発音を禁止する着信音禁止手段とを備えた通信制御装置を介して、前記第1外部装置との通話を行うと共に前記第1外部装置との通話中に前記第2外部装置からの着呼が可能な電話装置であって、
    前記通話制御手段に対して前記第1外部装置との通話の開始を指示する通話開始指示手段と、
    その通話開始指示手段による指示によって前記第1外部装置との通話を開始する場合または前記第1外部装置との通話中に、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定する設定手段とを備えていることを特徴とする電話装置。
  2. 第1外部装置との通話中に、第2外部装置からの着呼が可能な電話装置であって、
    前記第2外部装置に対して、前記電話装置のユーザが通話可能な状態である第1状態または通話を好まない状態である第2状態にあることを通知する通知手段と、
    その通知手段により前記第2外部装置に対して通知される前記電話装置の状態が第2状態である場合に、その第2外部装置からの着呼を知らせる着信音の発信を禁止する着信音禁止手段と、
    前記第1外部装置と通話を開始する場合または前記第1外部装置との通話中に、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定する設定手段とを備えていることを特徴とする電話装置。
  3. 前記電話装置における着呼状況を表示する表示手段と、
    前記通話を好まない第2状態の場合に前記第2外部装置から着呼があると、前記着信音禁止手段により着信音の発音が禁止された着呼状況を前記表示手段に表示する着信音禁止着呼表示手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電話装置。
  4. 前記第1外部装置との通話を開始する場合に前記電話装置の状態を前記第2状態とするか否かを記憶する第1記憶手段を備え、
    前記設定手段は、前記第1外部装置との通話を開始する場合に、前記第1記憶手段に前記第2状態とすると記憶されていれば、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電話装置。
  5. 通話の相手装置毎に、前記電話装置の状態を前記第2状態とするか否かをそれぞれ記憶する第2記憶手段と、
    通話を開始する第1外部装置がどの相手装置であるかを識別する識別手段と、
    その識別手段により識別される相手装置と通話を開始する場合に、前記電話装置の状態を前記第2状態とするか否かを前記第2記憶手段より特定する状態特定手段とを備え、
    前記設定手段は、前記識別手段により識別される相手装置と通話を開始する場合に、前記状態特定手段により前記第2状態とすると特定されると、前記電話装置の状態を前記第2状態に設定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電話装置。
  6. 前記電話装置の状態を前記第2状態へ変更する指示を受け付ける変更指示受付手段と、
    前記第1外部装置との通話中において、前記電話装置の状態が第1状態である場合に、前記変更指示受付手段により受け付けた指示によって、前記電話装置の状態を前記第2状態に変更する変更手段とを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電話装置。
  7. 前記第1外部装置との通話の切断を検出する通話切断検出手段と、
    前記通話切断検出手段により通話の切断を検出した場合に、前記電話装置の状態を前記第1状態に設定する第2設定手段とを備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電話装置。
  8. 前記第1外部装置との通話中で且つ前記電話装置の状態が第2状態である場合に、前記第2外部装置から着呼を受けると、その第2外部装置に対してメッセージを送出するメッセージ送出手段を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電話装置。
  9. 前記メッセージ送出手段は、文字データによって前記メッセージを生成して送出することを特徴とする請求項8に記載の電話装置。
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