JP2009088618A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミキサの歪特性の劣化を十分に抑制することが可能な受信装置を提供する。
【解決手段】この受信装置では、AGC回路5は、ミキサ7の出力信号、すなわちBPF9によって不要な周波数成分を除去される前の中間周波信号に基づいて、高周波増幅器4の利得を制御する。したがって、BPF9を通過して中間周波増幅器10で増幅された中間周波信号に基づいて高周波増幅器4の利得を制御していた従来よりも、ミキサ7の歪特性の劣化を効果的に抑制することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は受信装置に関し、特に、デジタルテレビ放送を受信する受信装置に関する。
従来より、アナログテレビ放送を受信する受信装置では、アンテナによって受信された高周波信号を高周波増幅器によって増幅し、増幅した高周波信号をミキサによって中間周波信号に変換し、生成した中間周波信号のうちの不要な周波数成分をBPF(Band Pass Filter:帯域通過フィルタ)で減衰させ、BPFを通過した中間周波信号を中間周波増幅器で増幅し、増幅した中間周波信号のうちの所望の周波数成分を弾性表面波フィルタによって取り出し、取り出した中間周波信号を復調器によって復調し、復調器の入力信号に基づき、AGC(Auto Gain Control:自動利得制御)回路によって高周波増幅器の利得を制御している。この受信装置では、復調器の入力信号に基づいて高周波増幅器の利得制御を行なうので、希望波に対して精度の良い利得制御を実現できる。
また、デジタルテレビ放送を受信する受信装置におけるAGC回路は、弾性表面波フィルタ前段の中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号に基づいて、高周波増幅器の利得を制御している。この受信装置では、希望チャンネル近傍に希望波よりも高レベルの妨害波が存在する場合には、その妨害波を検知して高周波増幅器の利得を下げるので、ミキサの歪特性の劣化を抑制することができる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−136790号公報
しかし、従来の受信装置では、中間周波用のBPFによって希望チャンネル近傍の妨害波成分が減衰されてしまうので、その後段で妨害波成分が十分に検知されず、AGC回路による利得制御が十分でなかった。このため、ミキサの歪特性の劣化を十分に抑制することができず、希望チャンネル近傍の妨害波が中間周波数帯域の近傍に発生し、ミキサの歪により発生した高調波が所望の中間周波信号に対して干渉を起こすという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ミキサの歪特性の劣化を十分に抑制することが可能な受信装置を提供することである。
この発明に係る受信装置は、デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、アンテナによって受信された高周波信号を増幅する高周波増幅器と、高周波増幅器によって増幅された高周波信号を中間周波信号に変換するミキサと、ミキサによって生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分を減衰させる第1のフィルタと、第1のフィルタを通過した中間周波信号を増幅する中間周波増幅器と、中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分を取り出す第2のフィルタと、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御する利得制御回路とを備えたものである。
また、この発明に係る他の受信装置は、デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、アンテナによって受信された高周波信号を増幅する高周波増幅器と、高周波増幅器によって増幅された高周波信号を中間周波信号に変換するミキサと、ミキサによって生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分を減衰させるための第1のフィルタと、第1のフィルタを通過した中間周波信号を増幅する中間周波増幅器と、中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分を取り出すための第2のフィルタと、受信特性に基づいて、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号と中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号とのうちのいずれか一方の中間周波信号を選択する選択回路と、選択回路によって選択された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御する利得制御回路とを備えたものである。
また、この発明に係るさらに他の受信装置は、デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、アンテナによって受信された高周波信号を増幅する高周波増幅器と、高周波増幅器によって増幅された高周波信号を中間周波信号に変換するミキサと、ミキサによって生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分を減衰させるための第1のフィルタと、第1のフィルタを通過した中間周波信号を増幅する中間周波増幅器と、中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分を取り出すための第2のフィルタと、第2のフィルタによって取り出された中間周波信号を復調するとともに、正常に復調できない場合にエラー信号を出力する復調器と、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号と中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号とのうちのいずれか一方の中間周波信号を選択し、復調器からエラー信号が出力されたことに応じて他方の中間周波信号を選択する選択回路と、選択回路によって選択された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御する利得制御回路とを備えたものである。
この発明に係る受信装置では、利得制御回路は、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御する。したがって、中間周波増幅器の出力信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御していた従来よりも、ミキサの歪特性の劣化を効果的に抑制することができる。
また、この発明に係る他の受信装置では、受信特性に基づいて、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号と中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号とのうちのいずれか一方の中間周波信号を選択する選択回路を設け、選択回路によって選択された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御する。この場合は、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御した場合と、中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御した場合とのうちの、受信特性の良好な方を選択することができる。
また、この発明に係るさらに他の受信装置では、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号と中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号とのうちのいずれか一方の中間周波信号を選択し、復調器からエラー信号が出力されたことに応じて他方の中間周波信号を選択する選択回路を設け、選択回路によって選択された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御する。この場合は、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御した結果、高周波増幅器の利得を下げ過ぎた場合は、中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御することにより、高周波増幅器の利得を上げることができる。逆に、中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御した結果、ミキサの歪特性が劣化した場合は、第1のフィルタによって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて高周波増幅器の利得を制御することにより、ミキサの歪特性の劣化を効果的に抑制することができる。
図1は、この発明の一実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図である。図1において、この受信装置は、デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、アンテナ1、LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)2、周波数可変型BPF3,6、高周波増幅器4、AGC回路5、ミキサ7、局部発振器8、中間周波BPF9、中間周波増幅器10,12、弾性表面波フィルタ11、および復調器13を備える。
デジタルテレビ放送局から送信された電波(高周波信号)は、アンテナ1によって受信され、LNA2によって低雑音増幅される。LNA2によって低雑音増幅された高周波信号のうちの不要な周波数成分は、周波数可変型BPF3によって減衰される。BPF3を通過した高周波信号は、高周波増幅器4によって増幅される。高周波増幅器4の利得は、AGC回路5の検波結果に基づいて制御される。
高周波増幅器4によって増幅された高周波信号のうちの不要な周波数成分は、周波数可変型BPF6によって減衰される。BPF6を通過した高周波信号は、ミキサ7によって中間周波信号に変換される。ミキサ7は、局部発振器8で生成された局部発振信号と高周波信号とを混合して中間周波信号を生成する。AGC回路5は、ミキサ7で生成された中間周波信号に基づいて、高周波増幅器4の利得を制御する。
ミキサ7で生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分は、中間周波BPF9によって減衰される。BPF9を通過した中間周波信号は、中間周波増幅器10によって増幅される。中間周波増幅器10によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分は、弾性表面波フィルタ11によって取り出される。弾性表面波フィルタ11によって取り出された中間周波信号は、中間周波増幅器12によって増幅されて復調器13に与えられる。復調器13は、中間周波増幅器12からの中間周波信号を復調して、画像信号などを生成する。テレビ受信機には、画像信号に応じた番組が表示される。
なお、BPF3,6の通過帯域は広く、BPF9の通過帯域は狭く、弾性表面波フィルタ11の通過帯域は極狭く設定されている。また、フィルタ3,6の通過帯域は、テレビ受信機の視聴者によって選択されたチャンネルに応じてシフトされる。また、局部発振回路8の発振周波数も、選択されたチャンネルに応じてシフトされる。
この実施の形態では、近傍チャンネルに希望波よりも高レベルの妨害波が存在する場合には、その妨害波を検知して高周波増幅器4の利得を下げるので、ミキサ7の歪特性の劣化を抑制することができる。また、BPF9によって不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて高周波増幅器4の利得を制御するので、中間周波増幅器10の出力信号に基づいて高周波増幅器4の利得を制御していた従来よりも、ミキサ7の歪特性の劣化を効果的に抑制することができる。
なお、近傍チャンネルに希望波よりも高レベルの妨害波が存在する場合は、妨害波のレベルを基準として利得制御を行なうので、希望波の信号レベルが低くなってS/N特性が悪化するが、デジタル放送信号はノイズに対する耐性が強いため、S/N特性の多少の悪化によって画質が低下することはない。
次に、この受信装置の効果について、より詳細に説明する。図2は、この実施の形態の比較例となる受信装置の構成を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図2において、この受信装置が図1の受信装置と異なる点は、AGC回路5が中間周波増幅器10によって増幅された中間周波信号に基づいて高周波増幅器4の利得を制御する点である。
この比較例では、BPF9によって妨害波のレベルが低減され、AGC回路5の検波レベルが低下する。これに応じてAGC回路5が高周波増幅器4の利得を上げるので、ミキサ7の入力される高周波信号のレベルが高くなり、ミキサ7の歪特性が劣化する。
これに対して図1の受信装置では、BPF9の前で検波するので、AGC回路5の検波レベルは高くなる。これに応じてAGC回路5が高周波増幅器4の利得を下げるので、ミキサ7の入力される高周波信号のレベルが低くなり、ミキサ7の歪特性の劣化が抑制される。
なお、ミキサ7は半導体素子で構成されているので、入力信号のレベルが高くなると、出力信号に歪が発生する。また、ミキサ7に歪が発生すると、受信妨害が発生する。たとえば、100MHzの高周波信号を受信し、その高周波信号を44MHzの中間周波信号に変換する場合、局部発振器8では144MHzの局部発振信号が生成される。100MHzの希望波から5チャンネルずれた130MHzの妨害波が存在する場合、この妨害波はミキサ7によって144−130=14MHzの中間周波信号に変換される。14MHzの信号はフィルタ9,11で減衰されるので、受信妨害を起こさない。しかし、ミキサ7に歪がある場合は、14MHzの中間周波信号の3倍の周波数(42MHz)の高調波が発生する。この高調波は、上記44MHzの中間周波信号に重なり、受信妨害を起こす。
そこで、ミキサ7の歪を抑制する必要がある。ミキサ7の歪を抑制するためには、ミキサ7の入力信号のレベルを下げることが効果的である。高周波増幅器4と弾性表面波フィルタ11の間では、妨害波のレベルが希望波のレベルよりも高くなっているので、AGC回路5の検波レベルは、妨害波のレベルによって決定される。したがって、妨害波のレベルが高い位置でAGC回路5が検波する方がミキサ7の入力信号のレベルが低減され、ミキサ7の歪が抑制される。したがって、図1の受信装置の方が図2の受信装置よりもミキサ7の歪に関して有利になる。
図3は、BPF9の減衰特性を示す図である。図3の横軸は周波数(MHz)であり、1目盛は8MHzに相当し、周波数の中心値は上記44MHzになっている。図3の縦軸は信号強度(dB)であり、1目盛は5dBに相当する。今、BPF9の入力信号は、図3中の上側の曲線Aで示されような波形を有するものとする。この信号がBPF9を通過すると、図3中の下側の曲線Bで示されるような波形になる。図3から、ミキサ7の出力信号のうちの希望チャンネル(44MHz)の周波数成分はほとんど減衰されず、希望チャンネルからずれた周波数成分ほど大きく減衰されることが分かる。たとえば、5チャンネルずれた14MHzの周波数成分は18dB減衰される。図1の受信装置では、この18dB分だけAGC回路5の検波レベルが図2の受信装置よりも高くなるので、ミキサ7に入力される信号のレベルが下がり、ミキサ7の歪に対して有利になる。
また、図4(a)(b)は、受信装置の妨害波特性を示す図である。図中の数値(dB)は、希望波のレベルを基準とし、妨害波のレベルをどれだけ上げることができるかを示している。妨害波が許容されるか否かの判断基準は、復調器13で正確に復調できるか否かである。したがって、数値が低いほど(数値の絶対値が大きいほど)、妨害波による受信妨害が発生し難いことになる。
図中の左欄に示すように、米国においては希望チャンネルNを基準とし、N+1〜N+15,N−1〜N−15の各チャンネルにおける妨害波特性値の規格が定められている。図中の中央欄に示すように、比較例では、N+5以外の全てのチャンネルで規格を満たしているが、N+5チャンネルでは規格値(−56)よりも高い値(−54.5)になっている。N+5チャンネルの妨害波によって受信妨害が発生し易いことは上述の通りである。これに対して本願発明では、図中の右欄に示すように、全チャンネルにおいて規格を満たしており、N+5チャンネルにおいても規格値(−56)よりも十分に低い値(−65)になっている。
図5は、この実施の形態の変更例を示すブロック図であって、図1と対比される図である。図5において、この受信装置が図1の受信装置と異なる点は、スイッチ14が追加されている点である。スイッチ14の一方切換端子14aはミキサ7の出力ノードに接続され、その他方切換端子14bは中間周波増幅器10の出力ノードに接続され、その共通端子14cはAGC回路5の入力ノードに接続される。スイッチ14は、復調器13から出力されるエラー信号φEが非活性化レベルの「L」レベルから活性化レベルの「H」レベルに立ち上げられる毎に切換えられる。
今、スイッチ14の端子14a,14c間が導通しているものとする。この場合は、ミキサ7で生成された中間周波信号がスイッチ14を介してAGC回路5に与えられる。これにより、高周波増幅器4の利得が低く維持され、ミキサ7の歪特性の劣化が抑制される。
高周波増幅器4の利得を低く設定した結果、希望波のレベルが低くなり過ぎて正確に復調できなくなった場合、復調器13はエラー信号φEを活性化レベルの「H」レベルに立ち上げる。これに応じて、スイッチ14が切換えられて端子14b,14c間が導通し、中間周波増幅器10の出力信号がスイッチ14を介してAGC回路5に与えられる。これにより、高周波増幅器4の利得が上げられて希望波のレベルが上がり、正確な復調が可能となる。正確な復調が可能となると、エラー信号φEは非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。
高周波増幅器4の利得を上げた結果、ミキサ7の歪特性が劣化して受信妨害が発生した場合、復調器13はエラー信号φEを活性化レベルの「H」レベルに立ち上げる。これに応じて、スイッチ14が切換えられて端子14a,14c間が導通し、ミキサ7の出力信号がスイッチ14を介してAGC回路5に与えられる。これにより、高周波増幅器4の利得が低く維持され、ミキサ7の歪特性の劣化が抑制される。ミキサ7の歪特性の劣化が抑制されて受信妨害が解消されると、エラー信号φEは非活性化レベルの「L」レベルに立ち下げられる。
つまり、この変更例では、エラー信号φEの立上りエッジに応答して、図1の状態と図2の状態とが交互に切換えられる。したがって、実施の形態よりも、安定に復調を行なうことができる。
なお、上記実施の形態およびその変更例では、アンテナ1の後段にLNA2を設けたが、本願発明は、LNA2が設けられていない受信装置にも適用可能であることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態による受信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態の比較例を示すブロック図である。 図1および図2に示したBPFの減衰特性を示す図である。 図1および図2に示した受信装置の妨害波特性を示す図である。 実施の形態の変更例を示すブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 LNA、3,6,9 BPF、4 高周波増幅器、5 AGC回路、7 ミキサ、8 局部発振器、10,12 中間周波増幅器、11 弾性表面波フィルタ、13 復調器、14 スイッチ。

Claims (3)

  1. デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、
    アンテナによって受信された高周波信号を増幅する高周波増幅器と、
    前記高周波増幅器によって増幅された高周波信号を中間周波信号に変換するミキサと、
    前記ミキサによって生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分を減衰させる第1のフィルタと、
    前記第1のフィルタを通過した中間周波信号を増幅する中間周波増幅器と、
    前記中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分を取り出す第2のフィルタと、
    前記第1のフィルタによって前記不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号に基づいて前記高周波増幅器の利得を制御する利得制御回路とを備える、受信装置。
  2. デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、
    アンテナによって受信された高周波信号を増幅する高周波増幅器と、
    前記高周波増幅器によって増幅された高周波信号を中間周波信号に変換するミキサと、
    前記ミキサによって生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分を減衰させるための第1のフィルタと、
    前記第1のフィルタを通過した中間周波信号を増幅する中間周波増幅器と、
    前記中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分を取り出すための第2のフィルタと、
    受信特性に基づいて、前記第1のフィルタによって前記不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号と前記中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号とのうちのいずれか一方の中間周波信号を選択する選択回路と、
    前記選択回路によって選択された中間周波信号に基づいて前記高周波増幅器の利得を制御する利得制御回路とを備える、受信装置。
  3. デジタルテレビ放送を受信する受信装置であって、
    アンテナによって受信された高周波信号を増幅する高周波増幅器と、
    前記高周波増幅器によって増幅された高周波信号を中間周波信号に変換するミキサと、
    前記ミキサによって生成された中間周波信号のうちの不要な周波数成分を減衰させるための第1のフィルタと、
    前記第1のフィルタを通過した中間周波信号を増幅する中間周波増幅器と、
    前記中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号のうちの所望の周波数成分を取り出すための第2のフィルタと、
    前記第2のフィルタによって取り出された中間周波信号を復調するとともに、正常に復調できない場合にエラー信号を出力する復調器と、
    前記第1のフィルタによって前記不要な周波数成分が減衰される前の中間周波信号と前記中間周波増幅器によって増幅された中間周波信号とのうちのいずれか一方の中間周波信号を選択し、前記復調器から前記エラー信号が出力されたことに応じて他方の中間周波信号を選択する選択回路と、
    前記選択回路によって選択された中間周波信号に基づいて前記高周波増幅器の利得を制御する利得制御回路とを備える、受信装置。
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