JP2009088325A - 回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ回路とデジタル回路とを一枚の単層基板に搭載することによるデメリットを抑制しつつコストダウンすることができる回路基板を提供する。
【解決手段】回路基板14において、アナログ回路20bとデジタル回路20aとを実装する単層基板14aと、一端側に外部との交信を行うコネクタ(HDMI用インターフェース30、パネル出力インターフェース33)を実装すると共に、それらコネクタとデジタル回路20aとの間を電気的に接続する配線パターン31、34が形成された多層基板14b、14cとを、備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、アナログ回路とデジタル回路とを実装する回路基板に関する。
アナログ回路とデジタル回路とを実装する回路基板がよく知られている。例えば、特許文献1には、配線パターンの自由度や回路部品の実装面積やノイズ対策等の観点から、回路基板をメイン基板となる単層基板と単層基板より面積の小さい多層基板とで構成し、単層基板には例えばチューナ回路や電源回路等から構成されるアナログ回路を実装し、画像データを元に液晶パネルに合わせた所定のデジタル処理を行って液晶パネルの駆動を制御する信号処理回路等から構成されるデジタル回路を実装する液晶テレビジョン装置が開示されている。
ここで、回路基板は、製造コストの低減等を考慮すれば高価な多層基板を可及的に小さくすることが望まれており、例えば特許文献2に示すような回路基板が提案されている。
特許文献2には、チューナ回路や電源回路等のアナログ回路と映像処理・パネル駆動回路等のデジタル回路とを共に一枚の単層基板に搭載すると共に、これらアナログ回路とデジタル回路とを単層基板の片面に形成した所定の配線パターンによって互いに接続した液晶テレビの基板構成が開示されている。
特開2006−135850号公報 実用新案登録第3116234号公報
ところで、近年、回路基板には、デジタル回路と外部との交信を行う為のコネクタ、例えばHDMI規格に準拠した外部機器等のデジタル出力の外部機器からの入力を受け入れる為のインターフェース、高周波の差動信号を液晶パネルドライバに出力する為のLVDS、miniLVDS、RSDS等のパネル出力インターフェース等が搭載されている。
上述のコネクタを搭載するような場合、回路基板を一枚の単層基板で構成すると、デジタル回路とコネクタとを電気的に接続する配線パターンのインピーダンスコントロールが難しくデータエラー等を引き起こす可能性が高くなる。多層基板では内層の厚み、絶縁物の厚み、表層のパターン厚み、幅、などでインピーダンス管理を行うことができるが、片面基板では内層がないため誘電率等が管理できないことからインピーダンスコントロールが出来ないのである。そうすると、例えばHDMI規格に準拠するには接続確認テストに合格するようにインピーダンス設計を行う必要があるが、単層基板では4層や6層などの多層基板と比較して適切なインピーダンス設計ができない可能性があった。
このように、アナログ回路とデジタル回路とを一枚の単層基板に搭載することによるコストダウンと、デジタル回路を単層基板に搭載する場合のデメリットを解消することとを両立させることは非常に困難であった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、アナログ回路とデジタル回路とを一枚の単層基板に搭載することによるデメリットを抑制しつつコストダウンすることができる回路基板を提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、回路基板において、アナログ回路とデジタル回路とを実装する単層基板と、一端側に外部との交信を行うコネクタを実装すると共に、該コネクタと上記デジタル回路との間を電気的に接続する配線パターンが形成された多層基板とを、備える構成としてある。
上記のように構成された本発明の回路基板において、単層基板にはアナログ回路とデジタル回路とが実装され、多層基板には一端側に外部との交信を行うコネクタが実装されると共にそのコネクタと上記デジタル回路との間を電気的に接続する配線パターンが形成されることから、アナログ回路とデジタル回路とが一枚の単層基板に搭載されると共に、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターンのインピーダンスコントロールが容易になる。つまり、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターン部分のみをインピーダンス設計が容易である多層基板に形成することにより、アナログ回路とデジタル回路との主要部を一枚の単層基板に搭載することが可能になる。
また、好適には、上記多層基板は、上記デジタル回路の近傍に配置されたスタックコネクタを介して他端側にて該デジタル回路と電気的に接続され、上記コネクタが上記単層基板の外周側に位置するように且つ該単層基板の厚み方向に重なるように配置される構成としても良い。このように構成されることで、単層基板におけるデジタル回路と多層基板(スタックコネクタ)との間を接続する配線パターンが可及的に短くされると共に、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターンが適切に単層基板の外周側まで引き延ばされる。
また、好適には、上記コネクタは、HDMI規格に準拠した外部機器と交信する為のインターフェースである構成としても良い。このように構成されることで、HDMI規格に準拠するためのインピーダンス設計が容易に行える。
また、好適には、上記多層基板は、スタックコネクタを介して上記単層基板の厚み方向に複数重なるように配置される構成としても良い。このように構成されることで、HDMI規格に準拠した外部機器と交信する為のインターフェースが複数備えられる。
また、好適には、上記コネクタは、高周波の差動信号を出力する為のインターフェースである構成としても良い。このように構成されることで、高周波の差動信号を出力する為のインターフェースを用いる際のインピーダンス設計が容易に行える。
また、好適には、上記アナログ回路とデジタル回路とは、液晶パネルを駆動する液晶駆動回路であって、上記単層基板の一方の片面に全て実装され、上記デジタル回路は、フラットパッケージ化された略矩形のICであり、上記多層基板の1つは、上記コネクタとしてHDMI規格に準拠した外部機器と交信する為のHDMI用インターフェースを一端側に実装する4層基板であって、上記ICの一辺に並ぶピンに直付けされたスタックコネクタを介して他端側にて上記デジタル回路と電気的に接続され、該HDMI用インターフェースが上記単層基板の外周側に位置するように且つ該単層基板の厚み方向に重なるように配置され、上記多層基板の他の1つは、上記コネクタとして上記液晶パネルへ高周波の差動信号を出力する為のパネル出力インターフェースを一端側に実装する4層基板であって、上記ICの他の一辺に並ぶピンに直付けされたスタックコネクタを介して他端側にて上記液晶パネルと電気的に接続され、該パネル出力インターフェースが上記単層基板の外周側に位置するように且つ該単層基板の厚み方向に重なるように配置される構成としても良い。このように構成されることで、液晶駆動回路の回路基板において、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターン部分のみをインピーダンス設計が容易である4層基板に形成することにより、アナログ回路とデジタル回路との主要部を一枚の単層基板の片面に搭載することが可能になる。また、単層基板におけるデジタル回路のICと多層基板(スタックコネクタ)との間を接続する配線パターンが可及的に短くされると共に、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターンが適切に単層基板の外周側まで引き延ばされる。HDMI規格に準拠するためのインピーダンス設計が容易に行える。また、液晶パネルへ高周波の差動信号を出力する為のインターフェースを用いる際のインピーダンス設計が容易に行える。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、アナログ回路とデジタル回路とが一枚の単層基板に搭載されると共に、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターンのインピーダンスコントロールが容易になるので、つまりコネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターン部分のみをインピーダンス設計が容易である多層基板に形成することによりアナログ回路とデジタル回路との主要部を一枚の単層基板に搭載することが可能になるので、アナログ回路とデジタル回路とを一枚の単層基板に搭載することによるデメリットを抑制しつつコストダウンすることができる回路基板が提供される。
また、本発明によれば、単層基板におけるデジタル回路と多層基板(スタックコネクタ)との配線パターンが可及的に短くされるので、単層基板のインピーダンス影響が可及的に小さくされる。また、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターンが適切に単層基板の外周側まで引き延ばされるので、コネクタが適切な位置に配置されると共に回路基板を配置する際の巾方向の占有面積が拡大されない。
また、本発明によれば、HDMI規格に準拠するためのインピーダンス設計が容易に行えるので、HDMIを介した伝送時のデータエラー発生が抑制される。
また、上記多層基板を複数重なるように配置すれば、HDMI規格に準拠した外部機器と交信する為のインターフェースが複数備えられるので、ユーザビリティが向上する。
また、本発明によれば、高周波の差動信号を出力する為のインターフェースを用いる際のインピーダンス設計が容易に行えるので、このインターフェースを介した伝送時のデータエラー発生が抑制される。
また、本発明によれば、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターン部分のみをインピーダンス設計が容易である4層基板に形成することにより、アナログ回路とデジタル回路との主要部を一枚の単層基板の片面に搭載することが可能になるので、アナログ回路とデジタル回路とを一枚の単層基板の片面に搭載することによるデメリットを抑制しつつ一層コストダウンすることができる。また、単層基板におけるデジタル回路のICと多層基板(スタックコネクタ)との間を接続する配線パターンが可及的に短くされるので、単層基板のインピーダンス影響が可及的に小さくされる。また、コネクタとデジタル回路との間を接続する配線パターンが適切に単層基板の外周側まで引き延ばされるので、コネクタが適切な位置に配置されると共に回路基板を配置する際の巾方向の占有面積が拡大されない。また、HDMI規格に準拠するためのインピーダンス設計や液晶パネルへ高周波の差動信号を出力する為のインターフェースを用いる際のインピーダンス設計が容易に行えるので、これらインターフェースを介した伝送時のデータエラー発生が抑制される。
以下、下記の項目に従って本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)回路基板を備える液晶表示装置の概略構成
(2)回路基板の構成
(3)変形例
(4)まとめ
(1)回路基板を備える液晶表示装置の概略構成
以下、図1及び図2を参照して本発明が適用される回路基板14を備えた液晶表示装置10の概略構成を説明する。図1は液晶表示装置10の斜視図であり、図2は液晶表示装置10のブロック構成図である。図1、2において、液晶表示装置10は、液晶モジュール11と、筺体12とを主体として構成されている。
尚、本実施形態では本発明が適用される回路基板を備える装置として液晶表示装置を例示するが、液晶表示装置に限定されるものではなく映像を表示可能な表示装置であればよい。例えば、プラズマディスプレイ等の薄型ディスプレイ、スクリーンに映像を投影するプロジェクタ装置、液晶テレビジョン装置やプラズマテレビやリアプロジェクションテレビや有機ELテレビ等の薄型テレビジョン装置などであれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施の形態が可能である。また、表示装置でなくとも、上記電源回路を備えるオーディオ・ビジュアル機器等に本発明は適用され得る。
液晶モジュール11は、液晶パネル26等を収納し、液晶パネル26の表示面とは反対側となる背面、および上下左右側面を板金で覆われた厚みの薄い構造である。また、液晶モジュール11にはその補強として、液晶モジュール11の背面に柱状のシャーシブラケット13a、13bがネジ止めされている。さらに、液晶モジュール11の背面には、液晶パネル26を駆動する液晶駆動回路20が実装されつつ液晶モジュール11と電気的に接続された回路基板14が固定されている。つまり、液晶駆動回路20は、液晶モジュール11と電気的に接続される回路基板14に搭載された回路である。
筺体12は、フロントキャビネット12aとリアキャビネット12bとから構成されている。フロントキャビネット12aは、前面に映像を表示するための開口部を有しており、液晶モジュール11がこのフロントキャビネット12aにネジ止めされた後、フロントキャビネット12aにリアキャビネット12bが組み付けられることにより液晶表示装置10を構成する各構成品を収容する。
液晶駆動回路20は、概略、映像回路21とタイミングコントローラ22とから構成されるデジタル回路20aと、電源回路23とマイコン24とインバータ回路25とから構成されるアナログ回路20bとを備えている。
また、液晶モジュール11は、液晶パネル26と、ソース回路27と、ゲート回路28と、バックライト29とから構成されている。
電源回路23は、外部の商用電源等から電源電圧(交流)の供給を受けるとともに、同供給された電源電圧を、マイコン24を始めインバータ回路25等の各回路へ供給する。電源回路23は、必要に応じて各回路へ供給する電圧を交流から直流へと変換する。
マイコン24は、液晶表示装置10を構成する各部と電気的に接続されており、マイコン24内部の構成部品としてのCPU24aが、同じくマイコン24内の構成部品であるROM24bやRAM24cなどに書き込まれた各プログラムに従って、液晶表示装置10全体を制御する。
映像回路21は、入力された元画像データ例えばRGB(レッド、グリーン、ブルー)信号からなるデジタル画像データに対して液晶パネル26のマトリクス状に配列された画素数(横縦比、m:n)に合わせたスケーリング処理を行い、液晶パネル26に表示する1画面分の画像データを生成する。さらに、この画像データに対して、輝度補正、コントラスト調整、彩度補正等の各種処理を行った上で、処理後の画像データを出力する。尚、上記RGB信号からなるデジタル画像データは、任意の画像を表現する基となる映像信号から抽出された輝度信号と色差信号とに基づいてマトリクス変換処理が行われて生成された画像データであったり、マイコン等により生成された画像データ等である。また、上記映像信号は、例えば公知のアンテナによって受信されたテレビジョン放送信号から公知のチューナ回路によって抽出された映像信号、アナログ出力の外部機器(例えば映像再生機器)から入力された映像信号、HDMI規格に準拠した外部機器等のデジタル出力の外部機器から入力された映像信号等である。
タイミングコントローラ22は、映像回路21から供給されたRGB信号からなる画像データや、マイコン24から供給されたソース回路27及びゲート回路28を制御するための制御信号等に従って、ソース回路27、ゲート回路28等を制御する。より具体的には、タイミングコントローラ22は、ソース回路27及びゲート回路28に対して、例えば動作モードの設定や内部で生成した垂直同期信号や水平同期信号の供給を行う。
タイミングコントローラ22は、画像データが供給された場合、この画像データをRAMに保持する。また同様に制御信号が供給された場合、タイミングコントローラ22はRAMに制御信号を保持する。そして、ROMに設定された内容に従って、クロック信号を生成する。また、クロック信号により生成された表示タイミングによりRAMに記憶された画像データから所定の形式の画像データを生成し、ソース回路27に供給する。例えば、タイミングコントローラ22に一画面単位の画像データが入力されると、タイミングコントローラ22はクロック信号と水平同期信号と垂直同期信号とを生成する。次に、タイミングコントローラ22は、画像データとクロック信号と水平同期信号をソース回路27に、クロック信号と垂直同期信号とをゲート回路28に出力する。
インバータ回路25は、電源回路23から供給された直流電圧を交流電圧に変換し、駆動信号としてのその交流電圧をバックライト29に供給し、バックライト29を点灯させる。
ソース回路27およびゲート回路28は、例えばそれぞれドライバーICを備え、液晶駆動回路20から出力された画像データに基づいて制御されて液晶パネル26を駆動することにより、液晶パネル26に画像データに応じた画像を表示させる。バックライト29は、液晶パネル26を背面側から照射する光源であり、例えば複数本の冷陰極管等を有する。
(2)回路基板の構成
以下、図1〜図4を参照して回路基板14の構成を詳細に説明する。図3はリアキャビネット12b側から見た回路基板14の正面図であり、図4は図3のA−A断面における回路基板14の断面図である。
図3、4において、デジタル回路20aの主要部分は、QFP(Quad Flat Package)化等のフラットパッケージ化された略矩形のICである。
回路基板14は、アナログ回路20bとデジタル回路20aとを一方の片面14a1に全て実装する単層基板14aと、
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格に準拠した外部機器と交信する為のコネクタとしてのHDMI用インターフェース30を一端側に実装すると共に、HDMI用インターフェース30とデジタル回路20aとの間を電気的に接続する配線パターン31が形成された4層の多層基板14bと、
液晶モジュール11側(液晶パネル26側のドライバIC)へ高周波の差動信号を出力する為のLVDS(Low Voltage Differential Signaling)、miniLVDS、RSDS(Reduced Swing Differential Signaling)等のパネル出力インターフェース33を一端側に実装すると共に、パネル出力インターフェース33とデジタル回路20aとの間を電気的に接続する配線パターン34が形成された4層の多層基板14cとを、備えている。
多層基板14bは、デジタル回路(IC)20aの一辺20a1に並ぶピン20a2に直に半田付けされたスタックコネクタ32を介して他端側にて上記デジタル回路と電気的に接続され、HDMI用インターフェース30が単層基板14aの外周側に位置するように且つ単層基板14aの厚み方向に重なるように配置されている。
多層基板14cは、デジタル回路(IC)20aの他の一辺20a3に並ぶピン20a4に直に半田付けされたスタックコネクタ35を介して他端側にて液晶モジュール11(液晶パネル26)と電気的に接続され、パネル出力インターフェース33が単層基板14aの外周側に位置するように且つ単層基板14aの厚み方向に重なるように配置されている。
上記のように構成された液晶表示装置10において、HDMI用インターフェース30とデジタル回路20aとの間の電気的な接続をする配線パターン31やパネル出力インターフェース33とデジタル回路20aとの間の電気的な接続をする配線パターン34のようなインピーダンスコントロールが必要な箇所のみ4層の多層基板14b、14cとされることで配線パターン31、34のインピーダンスコントロールが容易になる。例えば、HDMI規格に準拠するためのインピーダンス設計が容易に行えたり、高周波の差動信号を出力する為のパネル出力インターフェース33を用いる際のインピーダンス設計が容易に行える。また、配線パターン31、34以外の他の部分である液晶駆動回路20(デジタル回路20a、アナログ回路20b)部分は全て一枚の単層基板14aの片面に実装される。つまり、配線パターン31、34部分のみをインピーダンス設計が容易である多層基板14b、14cに形成することにより、アナログ回路20bとデジタル回路20aとの主要部を一枚の単層基板14aに搭載することが可能になる。
また、スタックコネクタ32、35はデジタル回路(IC)20aのピン20a2、20a4に直付けされることから、単層基板14aにおけるデジタル回路(IC)20aと多層基板14b、14c(スタックコネクタ32、35)との間を接続する配線パターンが可及的に短くされる。
また、配線パターン31、34が適切に単層基板14aの外周側まで引き延ばされる。
(3)変形例
図5は、多層基板14bの別の実施例を示す図である。図5(a)は同一基板上に複数のHDMI用インターフェース30を備えた場合の正面図であり、図5(b)は基板を複数重ねた場合の側面図である。
図5(a)において、多層基板14bは、同一基板上に複数のHDMI用インターフェース30を一端側に実装すると共に、各HDMI用インターフェース30とデジタル回路20aとの間を電気的にそれぞれ接続する配線パターン36が形成されている。
図5(b)において、多層基板14bは、スタックコネクタ37を介して単層基板14aの厚み方向に複数重なるように配置される。
このように構成することで、HDMI用インターフェース30を容易に複数備えることが可能になる。
(4)まとめ
上述のように、本実施例によれば、配線パターン31、34部分のみをインピーダンス設計が容易である多層基板14b、14cに形成することにより、アナログ回路20bとデジタル回路20aとの主要部を一枚の単層基板14aに搭載することが可能になるので、アナログ回路20bとデジタル回路20aとを一枚の単層基板14aに搭載することによるデメリットを抑制しつつコストダウンすることができる回路基板14が提供される。
また、単層基板14aにおけるデジタル回路(IC)20aと多層基板14b、14c(スタックコネクタ32、35)との間を接続する配線パターンが可及的に短くされるので、単層基板14aのインピーダンス影響が可及的に小さくされる。
また、配線パターン31、34が適切に単層基板14aの外周側まで引き延ばされるので、HDMI用インターフェース30やパネル出力インターフェース33が適切な位置に配置されると共に回路基板14を配置する際の巾方向の占有面積が拡大されない。
また、HDMI規格に準拠するためのインピーダンス設計や高周波の差動信号を出力する為のパネル出力インターフェース33を用いる際のインピーダンス設計が容易に行えるので、HDMI用インターフェース30やパネル出力インターフェース33を介した伝送時のデータエラー発生が抑制される。
また、本実施例によれば、HDMI用インターフェース30を容易に複数備えることが可能になるので、低コストでユーザビリティを向上させることができる。
尚、アナログ回路20bとデジタル回路20aとは単層基板14aの一方の片面14a1に必ずしも全て実装される必要はなく、例えばアナログ回路20b内の一部が一方の片面14a1に実装されなくとも一応の効果は得られる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用される回路基板を備えた液晶表示装置を例示する斜視図である。 液晶表示装置の構成を例示するブロック図である。 リアキャビネット側から見た回路基板を例示する正面図である。 図3のA−A断面における回路基板の断面図である。 多層基板の別の実施例を例示する図である。
符号の説明
14:回路基板
14a:単層基板
14b、14c:多層基板
20:液晶駆動回路
20a:デジタル回路、IC
20a1、20a3:ICの一辺
20a2、20a4:ピン
20b:アナログ回路
26:液晶パネル
30:HDMI用インターフェース(コネクタ)
33:パネル出力インターフェース(コネクタ)
32、35、37:スタックコネクタ
31、34、36:配線パターン

Claims (6)

  1. アナログ回路とデジタル回路とを実装する単層基板と、
    一端側に外部との交信を行うコネクタを実装すると共に、該コネクタと上記デジタル回路との間を電気的に接続する配線パターンが形成された多層基板と
    を、備えることを特徴とする回路基板。
  2. 上記多層基板は、上記デジタル回路の近傍に配置されたスタックコネクタを介して他端側にて該デジタル回路と電気的に接続され、上記コネクタが上記単層基板の外周側に位置するように且つ該単層基板の厚み方向に重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
  3. 上記コネクタは、HDMI規格に準拠した外部機器と交信する為のインターフェースであることを特徴とする請求項1または2に記載の回路基板。
  4. 上記多層基板は、スタックコネクタを介して上記単層基板の厚み方向に複数重なるように配置されることを特徴とする請求項3に記載の回路基板。
  5. 上記コネクタは、高周波の差動信号を出力する為のインターフェースであることを特徴とする請求項1または2に記載の回路基板。
  6. 上記アナログ回路とデジタル回路とは、液晶パネルを駆動する液晶駆動回路であって、上記単層基板の一方の片面に全て実装され、
    上記デジタル回路は、フラットパッケージ化された略矩形のICであり、
    上記多層基板の1つは、上記コネクタとしてHDMI規格に準拠した外部機器と交信する為のHDMI用インターフェースを一端側に実装する4層基板であって、上記ICの一辺に並ぶピンに直付けされたスタックコネクタを介して他端側にて上記デジタル回路と電気的に接続され、該HDMI用インターフェースが上記単層基板の外周側に位置するように且つ該単層基板の厚み方向に重なるように配置され、
    上記多層基板の他の1つは、上記コネクタとして上記液晶パネルへ高周波の差動信号を出力する為のパネル出力インターフェースを一端側に実装する4層基板であって、上記ICの他の一辺に並ぶピンに直付けされたスタックコネクタを介して他端側にて上記液晶パネルと電気的に接続され、該パネル出力インターフェースが上記単層基板の外周側に位置するように且つ該単層基板の厚み方向に重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
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