JP2009087826A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングに対するレバーの着脱作業を行うことなく、レバーの回動方向を選択できるようにする。
【解決手段】レバー20には、初期位置においてカムフォロア33を進入させる進入部24と、進入部24から延出する第1カム溝25と、進入部24から第1カム溝25とは反対側へ延出する第2カム溝26とが形成されている。レバー20を初期位置から第1嵌合位置へ回動させる方向と、第2嵌合位置へ回動させる方向は逆向きであるが、第1嵌合位置と第2嵌合位置のいずれにレバー20を回動させても、両ハウジング10,30を嵌合させることができる。つまり、レバー20を第1ハウジング10に対して着脱させることなく、レバー20の回動方向を選択できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レバー式コネクタに関するものである。
特許文献1には、操作部の両端から一対のアーム部を延出させた形態のレバーをハウジングに取付けたレバー式コネクタについて記載されている。このレバー式コネクタは、一対のアーム部に形成した軸受孔を、ハウジングに形成した一対の支持軸に嵌合させることにより、レバーを回動可能に支持している。そして、レバーは、一対の支持軸と一対の軸受孔との嵌合の組み合わせが逆になるような2通りの形態でハウジングに取り付けることができるようになっている。
このレバー式コネクタでは、レバーの取付け形態を変えることにより、レバーの回動方向を逆向きに変更することができるので、レバーの回動操作を行うスペースに十分な余裕がない場合でも、レバーの回動方向を適宜に選択することにより、レバーの操作を行い易くすることができる。
特開平8−298162号公報
上記従来のレバー式コネクタでは、回動方向を変更する際に、レバーを一旦、ハウジングから外して、向きを変え、再び、レバーをハウジングに取り付けなければならず、手間を要する。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジングに対するレバーの着脱作業を行うことなく、レバーの回動方向を選択できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに回動可能に支持されたレバーと、カムフォロアを有し、前記第1ハウジングに対して嵌合・離脱可能な第2ハウジングとを備え、前記レバーには、前記レバーが初期位置にある状態において前記カムフォロアが進入することを許容する進入部と、前記カムフォロアと係合可能であって前記進入部から前記レバーの回動中心周りの略弧状をなすように延出する第1カム溝と、前記カムフォロアと係合可能であって前記進入部から前記第1カム溝とは反対側へ前記レバーの回動中心周りの略弧状をなすように延出する第2カム溝とが形成されており、前記レバーを、前記初期位置から、前記カムフォロアを前記第1カム溝に係合させつつ第1嵌合位置へ回動させることで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合されるようになっているとともに、前記レバーを、前記初期位置から、前記カムフォロアを前記第2カム溝に係合させつつ第2嵌合位置へ回動させることで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合されるようになっているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの双方に、前記レバーを前記第1嵌合位置又は前記第2嵌合位置に回動させたときに、前記レバーを回動規制状態に係止させる係止部が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記進入部における前記第1カム溝との連通部と、前記進入部における前記第2カム溝との連通部とが、前記進入部に対する前記カムフォロアの進入方向において同じ位置に設定されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記第1ハウジングと前記レバーには、前記レバーが初期位置にある状態において互いに嵌合することで、前記レバーを前記初期位置に保持可能であり、且つレバーに対する回動力の付与により嵌合が解除されるセミロック部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
レバーを初期位置から第1嵌合位置へ回動させる方向と、第2嵌合位置へ回動させる方向は逆向きであるが、第1嵌合位置と第2嵌合位置のいずれにレバーを回動させても、第1ハウジングと第2ハウジングを嵌合させることができる。本発明によれば、レバーをハウジングに対して着脱させることなく、レバーの回動方向を選択することができる。
<請求項2の発明>
レバーを第1嵌合位置又は第2嵌合位置に回動させるると、レバーと係止部との係止作用により、レバーは第1嵌合位置又は第2嵌合位置に保持される。
<請求項3の発明>
進入部における第1カム溝との連通部と、進入部における第2カム溝との連通部とが、進入部に対するカムフォロアの進入方向において異なる位置に設定されている場合には、第1嵌合位置側に回動するときと、第2嵌合位置側へ回動するときとで、カムフォロアの進入深さを変える必要がある。その点、本発明では、第1嵌合位置と第2嵌合位置のいずれの側へ回動させる場合でも、カムフォロアの進入深さは一定である。
<請求項4の発明>
セミロック部によってレバーを初期位置に保持できる。このレバーの保持は、レバーへの回動力の付与によって解除されるので、レバーを嵌合位置側へ回動させる操作に支障はない。また、両ハウジングを離脱させるためにレバーを嵌合位置から初期位置側へ回動操作したときには、作業者は、セミロック部同士の当接による抵抗によって、レバーが初期位置に到達したことを感得できるので、レバーの回動を初期位置で確実に停止させることができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明する。本実施形態のレバー式コネクタは、第1ハウジング10と第2ハウジング30とレバー20とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については図1〜3における左側を前側とする。
第1ハウジング10は、合成樹脂製のハウジング本体11と、ハウジング本体11の背面側(図1〜3における下面側)に取り付けられた合成樹脂製の第1電線カバー12とから構成されている。ハウジング本体11内には、図示しない周知形態の雄端子金具が収容され、ハウジング本体11には、正面側(図1〜3における上側)に突出するフード部13が形成されている。第1電線カバー12は、ハウジング本体11の背面から導出された電線(図示せず)を曲げて後方へ向けて配索するための周知形態のものであり、このように電線を曲げることで、レバー20と電線との干渉が回避されている。
ハウジング本体11の左右両側面(図1〜3に現れる面とその裏側の面)には、前後方向における略中央位置に、軸線を同軸上に一致させた左右一対の支持軸14が形成されている。同じく、ハウジング本体11の左右両側面には、ハウジング本体11の前端部(支持軸14よりも前方の位置)において略半球状(若しくは、ドーム状)に突出する左右一対のエンボス部15(本発明の構成要件であるセミロック部)が形成されている。また、フード部13を構成する左右両側壁部には、その正面側の縁部を背面側へ切欠した形態の逃がし部16が形成されている。この逃がし部16には、カムフォロア33が進入するようになっている。また、第1電線カバー12の左右両側面には、前後方向における略中央位置(詳しくは、支持軸14よりも少し後方の位置)に、略半球状(若しくは、ドーム状)に突出する左右一対の第1第1係止突起17(本発明の構成要件である係止部)が形成されている。
第1ハウジング10には、レバー20が取り付けられている。レバー20は、合成樹脂製であり、左右方向に延びる操作部21と、操作部21の左右両端から同じ方向へ板状をなして互いに平行に延出する一対のアーム部22とを一体に形成したものである。一対のアーム部22には、互いに同軸状に左右方向に貫通する軸受孔23が形成され、レバー20は、この軸受孔23を支持軸14に嵌合させることで、第1ハウジング10に支持されている。これにより、レバー20は、支持軸14を中心として初期位置(図1を参照)と第1嵌合位置(図2を参照)との間で約90°の回動を可能されているとともに、初期位置と第2嵌合位置(図3を参照)との間で約90°の回動を可能とされている。レバー20が初期位置にある状態では、操作部21は、支持軸14の前方であって、ハウジング本体11の前面と対応するように位置する。レバー20が第1嵌合位置にある状態では、操作部21は、第1ハウジング10よりも正面側(図1〜3における上側)に位置する。レバー20が第2嵌合位置にある状態では、操作部21は、第1ハウジング10の背面側に位置し、レバー20が第1電線カバー12を跨ぐような状態となる。
各アーム部22の内面には、夫々、進入部24と、この進入部24から対称に延出する一対ずつのカム溝25,26とが形成されている。左側のアーム部22の進入部24と右側のアーム部22の進入部24とは左右対称であり、左側のアーム部22の一対のカム溝25,26と右側のアーム部22の一対のカム溝25,26とは左右対称である。進入部24は、レバー20が初期位置にある状態で、アーム部22の外周縁において正面側に開口し、これにより、第2ハウジング30を第1ハウジング10に浅く嵌合したときにカムフォロア33が進入部24内に進入できるようになっている。
一対のカム溝25,26は、軸受孔23を包囲するような(支持軸14周りの)略弧状をなす第1カム溝25と、同じく軸受孔23を包囲するような略弧状をなす第2カム溝26とから構成されている。第1カム溝25と第2カム溝26は、進入部24から互いに反対側へ延出され、進入部24に関して対称な形状、配置となっている。詳しくは、第1カム溝25は、進入部24から操作部21側へ延出し、第2カム溝26は、進入部24から操作部21とは反対側へ延出している。
また、進入部24における第1カム溝25との連通部27と、進入部24における第2カム溝26との連通部27とは、レバー20が初期位置にある状態で進入部24にカムフォロア33が進入する方向と平行な方向(図1における上下方向)において、互いに同じ位置にある。第1カム溝25側の連通部27と第2カム溝26側の連通部27とは、進入部24の奥端に配された共通の空間である。つまり、第1カム溝25と第2カム溝26とは、段差状の経路等を介さずに、連通部27において互いに直接、連通している。また、この連通部27においては、第1カム溝25の内側の内壁面と、第2カム溝26の内側の内壁面とが、進入部24の開口に向かって尖った尖塔部28を形成するように鋭角をなして連なっている。
また、一対のアーム部22には、その軸受孔23よりも操作部21に近い位置に、その内面を略半球状(略球面状)に凹ませた形態の凹部29(本発明の構成要件である係止部及びセミロック部)が形成されている。凹部29は、第1ハウジング10のエンボス部15、第1ハウジング10の第1係止突起17、及び後述する第2ハウジング30の第2係止突起34(本発明の構成要件である係止部)がガタ付きなく嵌合し得る大きさとなっている。レバー20が初期位置にある状態では、凹部29がエンボス部15に嵌合することで、レバー20が初期位置に保持されるようになっている。また、レバー20が第2嵌合位置にある状態では、凹部29が第1ハウジング10の第1係止突起17に嵌合(係止)することで、レバー20が第2嵌合位置に保持されるようになっている。また、このエンボス部15と凹部29との嵌合、及び第1係止突起17と凹部29との嵌合は、レバー20に対してこれらの嵌合力を上回る回動方向の力をレバー20に付与することで嵌合解除され、レバー20が回動し得る状態となる。
第2ハウジング30は、合成樹脂製の端子収容部31と、端子収容部31の背面側(図1〜3における上面側)に取り付けられた合成樹脂製の第2電線カバー32とから構成されている。端子収容部31内には、図示しない周知形態の雌端子金具が収容されている。第2電線カバー32は、ハウジング本体11の背面から導出された電線(図示せず)を曲げて後方へ向けて配索するための周知形態のものであり、このように電線を曲げることで、レバー20と電線との干渉が回避されている。
端子収容部31の左右両側面には、前後方向における略中央位置に、軸線を同軸上に一致させた左右一対の円柱形をなすカムフォロア33が突出形成されている。このカムフォロア33は、両ハウジング10,30を嵌合したときに前後方向において支持軸14と対応するように配置されている。また、第2電線カバー32の左右両側面には、前後方向における略中央位置(詳しくは、カムフォロア33よりも少し後方の位置)に、略半球状(若しくは、ドーム状)に突出する左右一対の第2係止突起34(本発明の構成要件である係止部)が形成されている。
レバー20が第1嵌合位置に移動し、両ハウジング10,30が正規嵌合している状態では、レバー20が第2電線カバー32を跨いだ状態となり、第2ハウジング30の第2係止突起34にレバー20の凹部29が嵌合し、レバー20が第1嵌合位置に保持されるようになっている。この第2係止突起34と凹部29との嵌合は、レバー20に対してその嵌合力を上回る回動方向の力を付与することで嵌合解除され、レバー20が回動し得る状態となる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
両ハウジング10,30を嵌合する際には、まず、第1ハウジング10においてレバー20を初期位置に回動させておく。このとき、エンボス部15にレバー20の凹部29が嵌合することにより、レバー20は初期位置に保持される。この状態で、フード部13に第2ハウジング30を浅く嵌入すると、カムフォロア33が、逃がし部16を通りつつ進入部24内に進入して、尖塔部28に当接する。
次に、この状態から、操作部21を摘み、レバー20に対しエンボス部15と凹部29との嵌合力を上回る回動力を付与することにより、エンボス部15と凹部29との嵌合を解除し、レバー20を第1嵌合位置(第2ハウジング30側)に向けて回動させる。すると、第1カム溝25とカムフォロア33とが係合し、この係合によるカム作用により、両ハウジング10,30が引き寄せられる。そして、レバー20が第1嵌合位置に到達すると、両ハウジング10,30が正規の嵌合状態に至ると同時に、レバー20の凹部29が第2ハウジング30の第2係止突起34に係止し、この係止作用によってレバー20が第1嵌合位置にロックされる。
また、スペースの制約などの理由から、レバー20を第1嵌合位置側へ回動させることが困難である場合には、初期位置に保持されているレバー20を、第2嵌合位置(第1ハウジング10の第1電線カバー12側)へ回動させることもできる。このときも、レバー20に対してエンボス部15と凹部29との嵌合力を上回る回動力を付与することによって、レバー20の回動を開始する。レバー20を第2嵌合位置側へ回動させた場合は、第2カム溝26とカムフォロア33とが係合し、この係合によるカム作用によって両ハウジング10,30が引き寄せられる。そして、レバー20が第2嵌合位置に達すると、両ハウジング10,30が正規の嵌合状態になると同時に、レバー20の凹部29が第1ハウジング10の第1係止突起17に係止し、この係止作用によってレバー20が第2嵌合位置にロックされる。
また、正規嵌合されている両ハウジング10,30を離脱させる際には、第1嵌合位置又は第2嵌合位置にロックされているレバー20に対し、凹部29と係止突起17,34の係止力を上回る回動力を付与することにより、凹部29と係止突起17,34との係止を解除し、レバー20を初期位置に向けて回動させる。回動の過程では、第1カム溝25とカムフォロア33との係合、又は第2カム溝26とカムフォロア33との係合によるカム作用により、両ハウジング10,30が離間させられる。そして、レバー20が初期位置に達すると、カムフォロア33が進入部24に到達する。レバー20が初期位置に到達したときには、レバー20の凹部29がエンボス部15に嵌合することによって、操作部21を摘んでいる作業者が節度感を感得することができるので、作業者はレバー20が初期位置に達したことを知ることができる。また、凹部29とエンボス部15とが嵌合すると、レバー20の回動抵抗が瞬間的に上昇するので、レバー20の回動を初期位置において停止させることができる。したがって、レバー20が初期位置を通過して嵌合位置側へ回動してしまう虞はない。この後は、両ハウジング10,30を摘んで引き離せば、カムフォロア33が進入部24内をその入口に向かって移動し、両ハウジング10,30が離脱される。
レバー20を初期位置から第1嵌合位置へ回動させる方向と、第2嵌合位置へ回動させる方向とは逆向きなのであるが、第1嵌合位置と第2嵌合位置のいずれにレバー20を回動させても、第1ハウジング10と第2ハウジング30を嵌合させることができる。つまり、本実施形態によれば、レバー20を第1ハウジング10に対して着脱させることなく、レバー20の回動方向を選択することができる。
また、進入部24における第1カム溝25との連通部と、進入部24における第2カム溝26との連通部とが、進入部24に対するカムフォロア33の進入方向において異なる位置に設定されていて、双方の連通部によって段差状の経路が構成されている場合には、第1嵌合位置側に回動するときと、第2嵌合位置側へ回動するときとで、カムフォロア33の進入深さを変える必要がある。その点、本実施形態では、第1嵌合位置と第2嵌合位置のいずれの側へ回動させる場合でも、カムフォロア33の進入深さは一定であるから、作業性がよい。
また、第1ハウジング10とレバー20に設けたセミロック部(エンボス部15と凹部29)の嵌合作用により、レバー20を初期位置に保持することができる。
また、このレバー20の初期位置への保持は、レバー20に回動力を付与することによって解除されるので、レバー20を嵌合位置側へ回動させる操作に支障はない。
また、両ハウジング10,30を離脱させるためにレバー20を嵌合位置から初期位置側へ回動操作したときには、作業者は、セミロック部同士(エンボス部15と凹部29)の嵌合に起因する回動抵抗の変動によって、レバー20が初期位置に到達したことを感得できるので、レバー20の回動を初期位置で確実に停止させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では第1カム溝と第2カム溝を対称な形状としたが、本発明によれば、第1カム溝と第2カム溝は非対称な形状であってもよい。
(2)上記実施形態では、進入部における第1カム溝との連通部と、進入部における第2カム溝との連通部とが、進入部に対するカムフォロアの進入方向において同じ位置となるようにしたが、本発明によれば、進入部における第1カム溝との連通部と、進入部における第2カム溝との連通部とが、進入部に対するカムフォロアの進入方向において互いに異なる位置となるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、レバーを、操作部の両端から一対のアーム部を延出させた形態としたが、本発明は、一枚板状のレバーにも適用できる。
実施形態1においてレバーを初期位置に保持した状態をあらわす側面図 レバーを第1嵌合位置へ回動させて両ハウジングを嵌合した状態をあらわす側面図 レバーを第2嵌合位置へ回動させて両ハウジングを嵌合した状態をあらわす側面図
符号の説明
10…第1ハウジング
15…エンボス部(セミロック部)
17…第1係止突起(係止部)
20…レバー
24…進入部
25…第1カム溝
26…第2カム溝
27…連通部
29…凹部(係止部、セミロック部)
30…第2ハウジング
33…カムフォロア
34…第2係止突起(係止部)

Claims (4)

  1. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに回動可能に支持されたレバーと、
    カムフォロアを有し、前記第1ハウジングに対して嵌合・離脱可能な第2ハウジングとを備え、
    前記レバーには、前記レバーが初期位置にある状態において前記カムフォロアが進入することを許容する進入部と、前記カムフォロアと係合可能であって前記進入部から前記レバーの回動中心周りの略弧状をなすように延出する第1カム溝と、前記カムフォロアと係合可能であって前記進入部から前記第1カム溝とは反対側へ前記レバーの回動中心周りの略弧状をなすように延出する第2カム溝とが形成されており、
    前記レバーを、前記初期位置から、前記カムフォロアを前記第1カム溝に係合させつつ第1嵌合位置へ回動させることで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合されるようになっているとともに、
    前記レバーを、前記初期位置から、前記カムフォロアを前記第2カム溝に係合させつつ第2嵌合位置へ回動させることで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが嵌合されるようになっていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの双方に、前記レバーを前記第1嵌合位置又は前記第2嵌合位置に回動させたときに、前記レバーを回動規制状態に係止させる係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記進入部における前記第1カム溝との連通部と、前記進入部における前記第2カム溝との連通部とが、前記進入部に対する前記カムフォロアの進入方向において同じ位置に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記第1ハウジングと前記レバーには、前記レバーが初期位置にある状態において互いに嵌合することで、前記レバーを前記初期位置に保持可能であり、且つレバーに対する回動力の付与により嵌合が解除されるセミロック部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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