JP2009086615A - 光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタ - Google Patents

光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】光モジュール用ホルダ14への紫外線硬化接着剤7を用いた光素子11の接着を迅速に行うことによって量産性を向上させること。
【解決手段】光素子取付部5に、この光素子取付部5の内周面の所定の塗布面5a上に塗布された紫外線硬化接着剤7に対して光素子取付部5の外側から紫外線を照射することによって光素子11を紫外線硬化接着剤7を介して光素子取付部5に接着する際に、光素子取付部5を透過する紫外線の透過率を所定値以上に維持するための薄肉部20が形成されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタに係り、特に、光素子を光モジュール用ホルダに取り付けるのに好適な光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタに関する。
従来から、光ファイバを介した光通信には、発光素子および受光素子の少なくとも一方を有する光電変換素子と光ファイバとを光結合するための光モジュールが用いられており、このような光モジュールの製造には、光モジュール用ホルダと称される光学部品が用いられていた。
ここで、図29に示すように、光モジュール用ホルダ1は、光電変換素子と光ファイバの端部とを光結合するためのレンズ3と、このレンズ3に対してレンズ3の光軸方向(図29における縦方向)における一方(図29における上方)の側に向かって延在する筒状の光電変換素子取付部5と、レンズ3に対してレンズ3の光軸方向における他方(図29における下方)の側に向かって延在する筒状の光ファイバ取付部6とを有している。
そして、このような光モジュール用ホルダ1は、光電変換素子取付部5の内周面に、光電変換素子を接着剤を用いた接着によって取り付けることにより、光モジュールを構成するようになっていた。
ところで、従来から、このような光モジュールの製造に際しては、光モジュール用ホルダ1に光電変換素子を取り付ける前に、レンズ3と光電変換素子との位置関係が光学的に最適となるように光電変換素子の取り付け位置を調整する調芯作業を行うようになっていた。
そして、従来から、このような調芯作業をともなう光電変換素子の取り付けに用いる接着剤としては、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化接着剤が用いられており、この紫外線硬化接着剤を用いれば、光電変換素子取付部5の内周面に紫外線硬化接着剤が塗布された状態のままであっても、紫外線が照射されない限りは、調芯作業を円滑に行うことが可能であった。
このような調芯作業をともなう光モジュールの製造を行うには、まず、図30に示すように、光電変換素子取付部5の内周面の所定の塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7を塗布した後に、光電変換素子取付部5内に、光電変換素子11を挿入する。なお、光電変換素子や光電変換素子取付部の種類によっては、光電変換素子を光電変換素子取付部内に挿入した後に紫外線硬化接着剤を塗布することができるものもある。
ここで、図30に示す光電変換素子11は、いわゆるCANパッケージ方式と称される素子本体(図30における発光部8)が窓9付きのパッケージ10内に封止された方式の光電変換素子11であり、この光電変換素子11は、光電変換素子取付部5内への挿入状態において、パッケージ10の外周面が光電変換素子取付部5の内周面によって包囲されるようになっている。
したがって、光電変換素子11の光電変換素子取付部5内への挿入状態において、パッケージ10の外周面と光電変換素子取付部5の内周面における塗布面5aとの間には、紫外線硬化接着剤7が介在されることになる。
このとき、紫外線硬化接着剤7には未だに紫外線が照射されておらず、紫外線硬化接着剤7は流動性を有した状態のままであるため、光電変換素子11を例えばレンズ3の光軸回りに回転させて調芯作業を行うことができる。
そして、調芯作業によって光電変換素子11の取り付け位置が決定した後には、図31に示すように、紫外線硬化接着剤7に対して、光電変換素子取付部5の外側から紫外線を照射することによって、紫外線硬化接着剤7を硬化させる。
これにより、紫外線硬化接着剤7が接着力を発揮するようになり、この紫外線硬化接着剤7の接着力によって光電変換素子11が調芯作業後の位置に仮止めされる。
そして、仮止めの後に、エポキシ樹脂等の紫外線硬化接着剤7に比べて接着力に優れた接着剤を用いて、調芯作業後の位置に仮止めされた光電変換素子11を、その位置により強固に接着する。
このようにして光電変換素子取付部5に光電変換素子11が取り付けられることによって、光モジュールが得られるようになっていた。
尚、紫外線硬化接着剤を用いて光モジュールを構成する従来技術としては、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されるものがある。
特開平8−220386号公報 特開2002−43675号公報
しかしながら、従来は、光電変換素子取付部5を形成する材料として、紫外線の透過率が低い材料を用いた場合には、光電変換素子取付部5の塗布面5aに塗布された紫外線硬化接着剤7に対して、光電変換素子取付部5の外側から光電変換素子取付部5を透過させて一度に多くの紫外線を照射することができなかった。
この結果、従来は、紫外線硬化接着剤7に対する紫外線の照射の開始から紫外線硬化接着剤7が硬化するまでの所要時間(以下、硬化時間と称する)が長くなり、光モジュールひいては光モジュールを備えた光コネクタの量産性を向上させることができないといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、光モジュール用ホルダへの紫外線硬化接着剤を用いた光素子の接着を迅速に行うことによって量産性を向上させることができる光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタを提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明の請求項1に係る光モジュール用ホルダの特徴は、発光素子および受光素子の少なくとも一方を有する光素子と光伝送路の端部とを光結合する光結合部と、この光結合部の一方の光学機能面に臨む位置に前記光素子を取り付けるための筒状の光素子取付部と、前記光結合部の他方の光学機能面に臨む位置に前記光伝送路の端部を取り付けるための光伝送路取付部とを備えた光モジュール用ホルダにおいて、前記光素子取付部に、この光素子取付部の内周面の所定の配置面上に配置された紫外線硬化接着剤に対して紫外線を前記光素子取付部の外側から前記光素子取付部を透過させるようにして照射することによって前記光素子取付部に前記紫外線硬化接着剤を介して前記光素子を接着する際に、前記光素子取付部を透過する前記紫外線の透過率を所定値以上に保持するための薄肉部が形成されている点にある。
そして、この請求項1に係る発明によれば、光素子取付部に紫外線硬化接着剤を介して光素子を接着する際に、配置面上に配置された紫外線硬化接着剤に対して、光素子取付部の外側から薄肉部を透過させて紫外線を短時間で十分に照射することが可能となる。これにより、紫外線硬化接着剤の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、光モジュールひいては光コネクタの量産性を向上させることができる。
また、請求項2に係る光モジュール用ホルダの特徴は、請求項1において、前記光素子取付部における前記配置面の近傍に、前記光学素子取付部の外周面から前記光素子取付部の内周面に至る貫通孔であって、前記光素子取付部の径方向の内側に向かうにしたがって全周が小さくなり、かつ、貫通孔の内周面の一部が前記配置面に対して前記光素子取付部の径方向の外側に位置するような形状を有する貫通孔が形成されており、前記光素子取付部における前記配置面と前記貫通孔の内周面の一部とによって挟まれた部位によって、前記薄肉部が形成されている点にある。
そして、この請求項2に係る発明によれば、更に、薄肉部を簡便に形成することができるので、光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタをさらに低コストかつ効率的に製造することができ、また、貫通孔によって光学素子の結露を防止することができるので、光学性能を向上させることができる。
さらに、請求項3に係る光モジュール用ホルダの特徴は、請求項2において、前記貫通孔は、その光素子取付部の外周面における開口が円形状に形成され、その光素子取付部の内周面における開口が、前記外周面における開口よりも小径の円形状に形成され、その内周面がテーパ状に形成されている点にある。
そして、この請求項3に係る発明によれば、更に、薄肉部をより簡便に形成することができるので、さらなるコストの削減および量産性の向上を実現することができる。
さらにまた、請求項4に係る光モジュール用ホルダの特徴は、請求項2において、前記貫通孔は、その光素子取付部の外周面における開口が、複数の辺部からなる多角形状であって、前記開口の全周方向に沿って、前記開口の内側に向かって屈折した形状と前記開口の外側に向かって屈折した形状とが交互に現れるような多角形状に形成され、その光素子取付部の内周面における開口が、前記外周面における開口よりも小さな多角形状であって、前記外周面における開口の前記複数の辺部とそれぞれ平行な複数の辺部からなる多角形状に形成され、その内周面が前記外周面における開口と前記内周面における開口との互いに平行な辺部同士を結ぶ複数の傾斜面を有するような形状に形成されている点にある。
そして、この請求項4に係る発明によれば、更に、開口の面積を抑制しつつ薄肉部の表面積を大きくすることができるので、機械的強度を維持しつつ、紫外線硬化接着剤の硬化時間をより短縮させて更なる量産性の向上を図ることができる。
また、請求項5に係る光モジュール用ホルダの特徴は、請求項1において、前記光素子取付部の外周面における前記配置面に前記光素子取付部の径方向の外側において対向する位置に、前記光素子取付部の径方向の内側に向かって凹入された凹入部が形成されており、前記光素子取付部における前記配置面と前記凹入部とによって挟まれた部位によって、前記薄肉部が形成されている点にある。
そして、この請求項5に係る発明によれば、更に、薄肉部をより簡便に形成することができるので、さらなるコストの削減および量産性の向上を実現することができる。
さらに、請求項6に係る光モジュール用ホルダの特徴は、請求項1において、前記配置面が、前記紫外線硬化接着剤の前記光学素子側への流れ込みを防止するために、前記光素子取付部の外周面側に向かって凹入形成されており、前記光素子取付部における前記配置面と前記光素子取付部の外周面とによって挟まれた部位によって、前記薄肉部が形成されている点にある。
そして、この請求項6に係る発明によれば、更に、紫外線硬化接着剤の硬化時間を短縮させることができるとともに、光学素子への紫外線硬化接着剤の流れ込みを防止して光学性能をさらに確実に維持することができる。
さらにまた、請求項7に係る光モジュール用ホルダの特徴は、請求項1〜6のいずれか1項において、同一の材料によって一体的に形成されている点にある。
そして、この請求項7に係る発明によれば、更に、光モジュール用ホルダをさらに低コストかつ効率的に製造することができる。
また、請求項8に係る光モジュールの特徴は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光モジュール用ホルダと、発光素子および受光素子の少なくとも一方を有する光素子とを備えた点にある。
そして、この請求項8に係る発明によれば、光素子取付部に紫外線硬化接着剤を介して光素子を接着する際における紫外線硬化接着剤の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、光モジュールひいては光コネクタの量産性を向上させることができる。
さらに、請求項9に係る光コネクタの特徴は、請求項8に記載の光モジュールと、前記光モジュールを収容するハウジングとを備えた点にある。
そして、この請求項9に係る発明によれば、光素子取付部に紫外線硬化接着剤を介して光素子を接着する際における紫外線硬化接着剤の硬化時間を従来よりも短縮させることができるので、光コネクタの量産性を向上させることができる。
本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタによれば、光モジュール用ホルダへの紫外線硬化接着剤を用いた光素子の接着を迅速に行うことによって量産性を向上させることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。
なお、従来と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図1は、本実施形態における光モジュール用ホルダ14を示した正面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。
図2に示すように、本実施形態における光モジュール用ホルダ14は、発光素子(レーザダイオード等)および受光素子(フォトディテクタ等)の少なくとも一方を有する光素子としての光電変換素子と光伝送路としての光ファイバの端部とを光結合するための光結合部としてのレンズ3を有している。
このレンズ3は、光素子側の光学機能面(以下、第1光学機能面3aと称する)が凸のレンズ面とされ光ファイバ側の光学機能面(以下、第2光学機能面3bと称する)が平坦面とされている。
レンズ3の外周には、レンズ3の径方向の外側に向かう略円環状のフランジ部15が周設されている。
フランジ部15の第1光学機能面3a側の表面における径方向の外側端部には、レンズ3の光軸方向(図1における縦方向)における一方(図1における上方)に向かって延在する光素子取付部としての筒状の光電変換素子取付部5が形成されており、この光電変換素子取付部5によって、光モジュール用ホルダ14における第1光学機能面3aに臨む位置に光電変換素子を取り付けることができるようになっている。
一方、フランジ部15の第2光学機能面3b側の表面における第2光学機能面3bの外側位置には、レンズ3の光軸方向における他方(図1における下方)に向かって延在する光伝送路取付部としての筒状の光ファイバ取付部6が形成されており、この光ファイバ取付部6によって、光モジュール用ホルダ14における第2光学機能面3bに臨む位置に光ファイバの端部を取り付けることができるようになっている。
また、このような光モジュール用ホルダ14は、樹脂材料(例えば、ポリエーテルイミド)等の同一の材料によって一体的に形成されている。このような光モジュール用ホルダ14の一体的な形成には、樹脂材料の射出成形法を用いるようにしてもよい。
このような基本的な構成に加えて、さらに、本実施形態において、光電変換素子取付部5には、光電変換素子取付部5の内周面の所定の塗布面(すなわち配置面)上に塗布(配置)された紫外線硬化接着剤に対して紫外線を光電変換素子取付部5の外側から光電変換素子取付部5を透過させるようにして照射することによって光電変換素子取付部5に紫外線硬化接着剤を介して光電変換素子を接着(仮止め)する際に、光電変換素子取付部5を透過する紫外線の透過率を所定値以上に維持するための薄肉部が形成されている。
より具体的には、図2に示すように、光電変換素子取付部5の内周面における紫外線硬化接着剤の塗布面5aの下部近傍には、光電変換素子取付部5の外周面から内周面に至る貫通孔18が穿設されている。
なお、本実施形態において、塗布面5aは、光電変換素子取付部5の内周面における径方向において互いに対向する2箇所の位置に設定されており、これにともなって、貫通孔18も2つ形成されている。
図1に示すように、貫通孔18は、その光電変換素子取付部5の外周面における開口18aが円形状に形成されている。
また、貫通孔18は、その光電変換素子取付部5の内周面における開口18bが、外周面における開口18aよりも小径の円形状に形成されている。
さらに、図2に示すように、貫通孔18は、その内周面18cがテーパ状に形成されていることによって、光電変換素子取付部5の径方向の内側に向かうにしたがって全周が小さくなっている。
さらに、貫通孔18の内周面18cの一部(図2における開口18bよりも上側の部位)は、塗布面5aに対して光電変換素子取付部5の径方向の外側に位置されている。この内周面18cの一部の縦断面(図1におけるA−A断面)の外形線は、図2に示すように、塗布面5aの縦断面の外形線に対して鋭角α°をなしている。
そして、光電変換素子取付部5における塗布面5aと前記貫通孔18の内周面18cの一部とによって挟まれた部位によって、薄肉部20が簡易に形成されている。
このように形成された光モジュール用ホルダ14を用いて光モジュールおよび光コネクタを製造するには、図3に示すように、光電変換素子取付部5の塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7をディスペンサ等を用いて塗布した後に、光電変換素子取付部5内に光電変換素子11を挿入する。なお、図3に示す光電変換素子11は、図27に示したものと同様のCANパッケージ方式の光電変換素子11である。
光電変換素子11の光電変換素子取付部5内への挿入状態において、光電変換素子11のパッケージ10の外周面と光電変換素子取付部5の内周面における塗布面5aとの間には、紫外線硬化接着剤7が介在される。また、このとき、レンズ3の第1光学機能面3aには、光電変換素子11のパッケージ10がレンズ3の光軸方向(図3における上方)において対峙される。
このとき、紫外線硬化接着剤7には未だに紫外線が照射されていないため、光電変換素子11を光電変換素子取付部5内において移動(回転等)させて調芯作業を行うことができる。
そして、光電変換素子11の調芯作業が完了した後に、紫外線硬化接着剤7に対して、光電変換素子取付部5の外側(径方向外方)から紫外線光源を用いて紫外線を照射する。
このとき、光電変換素子取付部5には薄肉部20が形成されているため、紫外線を、薄肉部20を透過させて塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射することができる。
これにより、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、光モジュール用ホルダ14への光電変換素子11の仮止めを迅速に行うことができる。
また、このとき、光電変換素子取付部5の貫通孔18によって、パッケージ10と第1光学面3aとの間の空間を光電変換素子取付部5の外部と通気させることができるため、レンズ3やパッケージ10に結露が生じることを防止することができ、光学性能(例えば、光電変換素子11と光ファイバの端部との光結合効率)を維持することができる。
このようにして、光電変換素子11の仮止めが完了した後には、図4に示すように、エポキシ樹脂等の接着剤22を用いて光電変換素子11を仮止め後の位置にさらに強固に接着することによって、光モジュール23が得られる。
さらに、このようにして製造された光モジュール23を、図5に示すようにハウジング24内に収容し、光電変換素子11のリード端子11aをハウジング24内の図示しない電気基板に接続することによって、光コネクタ25が得られる。
なお、薄肉部20を設計する際には、薄肉部20が保持すべき紫外線の透過率の下限を予め想定するが、この透過率の下限は、コンセプトに応じて種々変更することができる。この薄肉部20が保持すべき紫外線の透過率は、好ましくは、10%以上とされている。なお、後述する図18において、本実施形態の紫外線硬化接着剤7を使用した場合には、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を600秒以内に保持することができるような値に透過率を決定するとよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図6乃至図8を参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図6は、本実施形態における光モジュール用ホルダ26を示した正面図であり、図7は、図6のB−B断面図である。
図7に示すように、第1実施形態と同様に、本実施形態においても、光電変換素子取付部5の内周面における径方向において互いに対向する2箇所の位置に塗布面5aがそれぞれ設定されており、これら塗布面5aの下部近傍に、光電変換素子取付部5の外周面から内周面に至る2つの貫通孔27がそれぞれ穿設されている。なお、図7において、一方の塗布面5a上には、塗布面5aの大きさを分かり易くするための便宜上、紫外線硬化接着剤7が破線によって示されている。
ただし、本実施形態における貫通孔27は、第1実施形態とは異なる形状に形成されている。
すなわち、図6および図8に示すように、本実施形態において、貫通孔27は、その光電変換素子取付部5の外周面における開口27aが、直線状の10本の辺部L〜L10を繋ぎ合わせてなる星形正五角形状に形成されており、開口27aの全周方向に沿うにしたがって、開口27aの内側に向かって屈折した形状と、開口27aの外側に向かって屈折した形状とが交互に現れるようになっている。
また、図6および図8に示すように、貫通孔27は、その光電変換素子取付部5の内周面における開口27bが、前記外周面における開口27aと相似な星形正五角形状であって、前記外周面における開口27aよりも全周が小さく、かつ、前記外周面における開口27aの10本の辺部L〜L10とそれぞれ平行な10本の辺部L’〜L10’からなる星形正五角形状に形成されている。
さらに、図8に示すように、貫通孔27は、その内周面27cが、前記外周面における開口27aと前記内周面における開口27bとの互いに平行な辺部同士(例えば、LとL’同士)を結ぶ10個の傾斜面S〜S10からなるような形状に形成されており、光電変換素子取付部5の径方向の内側に向かうにしたがって全周が小さくなっている。
さらに、貫通孔27の内周面27cの一部(図7における開口27bよりも上側の部位)は、塗布面5aに対して光電変換素子取付部5の径方向の外側に位置されている。この内周面27cの一部の縦断面(図6におけるB−B断面図)の外形線は、図7に示すように、塗布面5aの縦断面の外形線に対して鋭角β°をなしている。
そして、光電変換素子取付部5における塗布面5aと前記貫通孔27の内周面27cの一部とによって挟まれた部位によって、薄肉部30が簡易に形成されている。
このように形成された光モジュール用ホルダ26によれば、第1実施形態と同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部30を透過させて塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射することができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
また、貫通孔27によって、パッケージ10と第1光学面3aとの間の空間を光電変換素子取付部5の外部と通気させることができるため、レンズ3やパッケージ10に結露が生じることを防止することができ、光学性能を維持することができる。
さらに、本実施形態においては、貫通孔27が星形正五角形状に形成されていることにより、開口27a、27bの面積を抑制しつつ薄肉部30の表面積を大きくすることができるので、機械的強度を維持しつつ、紫外線硬化接着剤7の硬化時間をさらに短縮させて光電変換素子11の仮止めをより迅速に行うことができる。
また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、光モジュール用ホルダ26への光電変換素子11の仮止めが完了した後に、エポキシ樹脂等の接着剤22を用いて光電変換素子11を仮止め後の位置にさらに強固に接着することによって、光モジュールを得ることができる。さらに、光モジュールを、ハウジング24内に収容し、光電変換素子11のリード端子11aをハウジング24内の電気基板に接続することによって、光コネクタを得ることができる。
なお、貫通孔として、開口が星形正五角形以外の星形多角形に形成された貫通孔を用いてもよい。
また、本実施形態においても、薄肉部30が保持すべき紫外線の透過率の下限は、目標とする紫外線硬化接着剤7の硬化時間(紫外線硬化接着剤7を何秒以内に硬化させるか)を主眼とした設計コンセプトに応じて種々変更することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について、図9乃至図12を参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図9は、本実施形態における光モジュール用ホルダ32を示した正面図であり、図10は、図9のC−C断面図である。
本実施形態における光モジュール用ホルダ32は、第1および第2実施形態に示したような貫通孔18、27によって薄肉部が構成されるものではない。
すなわち、図9および図10に示すように、本実施形態において、光電変換素子取付部5の外周面における塗布面5aに光電変換素子取付部5の径方向の外側において対向する位置には、前記光素子取付部の径方向の内側に向かって凹入された凹入部33が形成されている。
なお、本実施形態においても、塗布面5aは、光電変換素子取付部5の内周面における径方向において互いに対向する2箇所の位置に設定されており、これにともなって、凹入部33も2つ形成されている。また、図10において、一方の塗布面5a上には、塗布面5aの大きさを分かり易くするための便宜上、紫外線硬化接着剤7が破線によって示されている。
凹入部33は、円形状の開口33aと、この開口33aに対して光電変換素子取付部5の径方向の内側に位置された開口33aよりも小径な開口33aと同心の円形状の底面33bと、開口33aと底面33bの外周端とを結ぶテーパ形状の内周面33cとによって形成されている。
なお、図10においては、凹入部33における上半部が、塗布面5aに対向している。
そして、本実施形態においては、光電変換素子取付部5における塗布面5aと凹入部33とによって挟まれた部位によって、薄肉部35が簡易に形成されている。
このように形成された光モジュール用ホルダ32は、第1実施形態と同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部35を透過させて塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射することができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
なお、前述した凹入部33における底面33bの形状は、平面であってもよく、または、光電変換素子取付部5の内周面に沿った曲面であってもよい。底面33bを平面とした場合には、光モジュール用ホルダ32を成形する金型の形状を簡易にすることができるので、製造コストを削減することができる。一方、底面33bを光電変換素子取付部5の内周面に沿った曲面に形成した場合には、薄肉部35を均一に薄くすることができ、紫外線硬化接着剤7に対してより多くの方向から十分な紫外線を照射することができるので、紫外線硬化接着剤7を短時間のうちにむら無く硬化させる上でより好ましい構成となる。
(変形例)
なお、本実施形態の変形例として、図11および図12に示す光モジュール用ホルダ36を採用してもよい。なお、図11は、変形例における光モジュール用ホルダ36の正面図であり、図12は、図11のD−D断面図である。
図11および図12に示す光モジュール用ホルダ36は、図9および図10に示したものと同様に、光電変換素子取付部5の外周面における塗布面5aに光電変換素子取付部5の径方向の外側において対向する位置に、前記光素子取付部の径方向の内側に向かって凹入された凹入部37を有している。
なお、変形例における凹入部37も、塗布面5aが光電変換素子取付部5の内周面における径方向において互いに対向する2箇所の位置に設定されていることにともなって2つ形成されている。
ただし、図9および図10に示したものとは異なり、変形例における凹入部37は、円形状の開口37aと、この開口37aに対して光電変換素子取付部5の径方向の内側に位置された開口37aと同心同径の円形状の底面37bと、開口37aと底面37bの外周端とを結ぶ円筒状の内周面37cとによって形成されている。
なお、図12においては、凹入部37における上半部が、塗布面5aに対向している。
そして、変形例においても、光電変換素子取付部5における塗布面5aと凹入部37とによって挟まれた部位によって、薄肉部38が簡易に形成されている。
さらに、凹入部37における底面37bの中央部には、底面37bから光電変換素子取付部5の内周面に至る貫通細孔39が形成されており、この貫通細孔39は、直径約0.2mmの微細な貫通孔とされている。
このように形成された光モジュール用ホルダ36によれば、図9および図10に示したものと同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部38を透過して塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に短時間で十分に照射することができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。このような紫外線硬化接着剤7の硬化時間の短縮は、貫通細孔39を形成しない場合においても十分に達成することができる(後述の図27参照)。
なお、変形例においても、凹入部37における底面37bの形状は、図9および図10に示したものと同様の理由により、平面であってもよく、または、光電変換素子取付部5の内周面に沿った曲面であってもよい。
また、光電変換素子取付部5の外側から貫通細孔39を通して塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7を塗布することができるため、前述した各光モジュール用ホルダ14、26、32とは異なり、光電変換素子11を光電変換素子取付部5に挿入して調芯が完了した後において、紫外線硬化接着剤7を塗布することも可能となる。
これにより、光電変換素子11のパッケージ10と光電変換素子取付部5との間に紫外線硬化接着剤7が介在された状態において調芯を行うことを回避することができるので、紫外線硬化接着剤7が第1光学機能面3a側に流出することを確実に防止することができる。
また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、光モジュール用ホルダ36への光電変換素子11の仮止めが完了した後に、エポキシ樹脂等の接着剤22を用いて光電変換素子11を仮止め後の位置にさらに強固に接着することによって、光モジュールを得ることができる。さらに、光モジュールを、ハウジング24内に収容し、光電変換素子11のリード端子11aをハウジング24内の電気基板に接続することによって、光コネクタを得ることができる。
さらに、本実施形態においても、薄肉部33、38が保持すべき紫外線の透過率の下限は、目標とする紫外線硬化接着剤7の硬化時間を主眼とした設計コンセプトに応じて種々変更することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について、図13乃至図15を参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図13は、本実施形態における光モジュール用ホルダ42を示した正面図であり、図14は、図13のE−E断面図である。
本実施形態においては、塗布面5aが、光電変換素子取付部5の内周面における径方向において互いに対向する2箇所の位置に設定されているとともに、この塗布面5aを含む所定範囲の2箇所の領域が、光電変換素子取付部5の径方向の外側に凹入されていることによって2つの凹入部43が形成されている。
なお、本実施形態においては、凹入部43の下端部が塗布面5aとなっている。また、図14において、一方の塗布面5a上には、塗布面5aの大きさを分かり易くするための便宜上、紫外線硬化接着剤7が破線によって示されている。
そして、本実施形態においては、光電変換素子取付部5における外周面と塗布面5aとによって挟まれた部位によって、薄肉部45が簡易に形成されている。
また、このように塗布面5aが凹入形成されていることによって、本実施形態においては、図14に示すように、光電変換素子取付部5の内周面における塗布面5aと、この塗布面5aに下方(レンズ3側)において隣接する部位との間に、段部46が形成されている。
さらに、光電変換素子取付部5における塗布面5aの上部近傍には、光電変換素子取付部5を径方向に貫く貫通孔47が形成されている。
このように形成された光モジュール用ホルダ42は、第1実施形態と同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部45を透過させて塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射することができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
また、塗布面5aが凹入形成されていることによって、図15に示すように、光電変換素子11の仮止めの際に、段部46が、紫外線硬化接着剤7を下方から保持して接着剤溜りとして作用することができるので、第1光学機能面3aへの紫外線硬化接着剤7の流入を確実に抑制してレンズ3の光学性能を維持することができる。
さらに、貫通孔47によって、パッケージ10と第1光学面3aとの間の空間を光電変換素子取付部5の外部と通気させることができるため、レンズ3やパッケージ10に結露が生じることが防止することができ、光学性能をさらに確実に維持することができる。
なお、本実施形態においても、薄肉部45が保持すべき紫外線の透過率の下限は、目標とする紫外線硬化接着剤7の硬化時間を主眼とした設計コンセプトに応じて種々変更することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について、図16乃至図21を参照して説明する。
なお、第1実施形態と基本的な構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図16は、本実施形態における光モジュール用ホルダ60を示した正面図であり、図17は、図16のF−F断面図である。
図17に示すように、本実施形態において、光電変換素子取付部5は、その光電変換素子側端部(図17における上端部)からレンズ3側(図17における下方)に向かう所定範囲の部位が、この部位に対してレンズ側3において隣接する部位よりも、外周面の径が小径とされており、この外周面の径が小径とされた部位によって、薄肉部62が簡易に形成されている。
また、図17に示すように、光電変換素子取付部5における薄肉部62の内周面上には塗布面5aが設定されており、この図17に示す塗布面5a上には、塗布面5aの大きさを分かり易くするために、便宜上、紫外線硬化接着剤7が破線によって示されている。
このように形成された光モジュール用ホルダ60は、第1実施形態と同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部62を透過させて塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射させることができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
さらに、本実施形態においては、薄肉部62が光電変換素子取付部5における光電変換素子側端部に形成され、これにともなって、塗布面5aが、光電変換素子取付部5の内周面における光電変換素子側端部の近傍に設定されているので、紫外線硬化接着剤7の塗布作業が容易であり、また、前述した各実施形態よりも光電変換素子11をレンズ3から離れた位置に固定するような設計コンセプトに対応することもできる。
(第1変形例)
なお、本実施形態の第1変形例として、図18および図19に示す光モジュール用ホルダ65を採用してもよい。なお、図18は、第1変形例における光モジュール用ホルダ65の正面図であり、図19は、図18のG−G断面図である。
図19に示すように、第1変形例における光モジュール用ホルダ65は、図16および図17に示したものと同様に、薄肉部67が、光電変換素子取付部5における光電変換素子側端部(図19における上端部)に形成され、塗布面5aが、光電変換素子取付部5の内周面における光電変換素子側端部の近傍に設定されている。
ただし、第1変形例において、光電変換素子取付部5には、光電変換素子取付部5の内周面における光電変換素子側端部からレンズ3側に向かう所定範囲にわたって、レンズ3側に向かうにしたがって内径が小さくなるようなテーパ68が形成されており、このテーパ68と、光電変換素子取付部5の外周面とによって挟まれた部位によって、薄肉部67が形成されている。さらに、本実施形態において、塗布面5aは、薄肉部67からわずかにずれた位置に設定されており、具体的には、図19に示すように、テーパ68におけるレンズ側端部(図19における下端部)よりもわずかにレンズ3側(下方)にずれた位置に設定されている。
また、光電変換素子取付部5における塗布面5aに対するレンズ3側の近傍(下部近傍)には、光電変換素子取付部5を径方向に貫く貫通孔69が形成されており、この貫通孔69によって、光電変換素子11におけるパッケージ10(図3等参照)と第1光学面3aとの間の空間を光電変換素子取付部5の外部と通気させてレンズ3やパッケージ10に結露が生じることが防止するようになっている。
このように形成された第1変形例の光モジュール用ホルダ65は、図16および図17に示したものと同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部67を透過させて薄肉部67の近傍の塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射することができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
また、第1変形例においても、塗布面5aが、光電変換素子取付部5における光電変換素子側端部の近傍に形成されているので、紫外線硬化接着剤7の塗布作業が容易であり、また、前述した各実施形態よりも光電変換素子11をレンズ3から離れた位置に固定するような設計コンセプトに対応することもできる。
さらに、第1変形例においては、光電変換素子取付部5の内周面における光電変換素子側端部がテーパ68によって広くなっているため、紫外線硬化接着剤7の塗布および接着剤22(図4等参照)の配置が容易となり、作業性をさらに向上させることができる。
なお、図19に示したものに限らず、図20に示すように、塗布面5aをテーパ面68上に設定するようにしてもよい。この場合にも、図19に示したものと同様に、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
(第2変形例)
さらに、本実施形態の第2変形例として、図21および図22に示す光モジュール用ホルダ71を採用してもよい。なお、図21は、第2変形例における光モジュール用ホルダ71の正面図であり、図22は、図21のH−H断面図である。
図22に示すように、第2変形例における光モジュール用ホルダ71は、図16および図17に示したものと同様に、薄肉部72が、光電変換素子取付部5における光電変換素子側端部(図22における上端部)に形成され、塗布面5aが、光電変換素子取付部5の内周面における光電変換素子側端部の近傍に設定されている。
ただし、第2変形例において、光電変換素子取付部5には、光電変換素子取付部5の外周面における光電変換素子側端部からレンズ3側に向かう所定範囲にわたって、レンズ3側に向かうにしたがって外径が大きくなるようなテーパ73が形成されており、このテーパ73と、光電変換素子取付部5の内周面とによって挟まれた部位によって、薄肉部72が形成されている。さらに、本実施形態において、薄肉部72の内周面上には、塗布面5aが設定されている。
このように形成された第2変形例の光モジュール用ホルダ65は、図16および図17に示したものと同様に、光電変換素子11の仮止めの際に、紫外線を、薄肉部72を透過させて塗布面5a上の紫外線硬化接着剤7に対して短時間で十分に照射することができるため、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を従来よりも短縮させることができ、仮止めを迅速に行うことができる。
また、第2変形例においても、塗布面5aが、光電変換素子取付部5における光電変換素子側端部の近傍に形成されているので、紫外線硬化接着剤7の塗布作業が容易であり、また、前述した各実施形態よりも光電変換素子11をレンズ3から離れた位置に固定するような設計コンセプトに対応することもできる。
(第1実施例)
次に、本発明の第1実施例について、図23乃至図25ならびに表1を用いて説明する。
本実施例においては、第1実施形態における光モジュール用ホルダ14の試料として、貫通孔18の内周面18cのテーパ角θ(°)(図23参照)が異なる3種類の試料(表1における試料1〜3)を用意するとともに、従来の光モジュール用ホルダ1の試料として、1種類の試料(表1における試料4)を用意し、これら4種類の試料の塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7をそれぞれ塗布した上で、この紫外線硬化接着剤7に対して光電変換素子取付部5の外側から紫外線を照射して、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を測定した。
なお、各試料としては、いずれも、ウルテム1010−1000(商標)によって形成されているものを用いた。
また、紫外線硬化接着剤7としては、スリーボンド(商標)3170Fを使用し、この紫外線硬化接着剤7の塗布量は、ニードルの内径が0.26mm、外形が0.5mmとされたディスペンサによって管理した。より具体な塗布条件としては、塗布面5aへの紫外線硬化接着剤7の滴下時間を0.4秒、圧力を2.2(kg/cm)とした。
そして、本実施例においては、図24に示すように、前述のようにして塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7が塗布された試料(図24においては第1実施形態のもの)を、一方の塗布面5aが上側に位置されるようにして受光器50上に載置(横置き)した状態において、受光器50の載置面から鉛直上方の距離d=750mmの位置に設置された紫外線光源51によって、試料に対する紫外線の照射を行った。
なお、受光器50は、紫外線硬化接着剤7の硬化時間とともに累積光量(mJ/cm)を測定するために用いた。また、このときのより具体的な紫外線の照射条件としては、照度を46(mJ/cm)、積算光量を2754(mW/cm)とした。
また、紫外線硬化接着剤7が硬化したか否かの判断は、倍率40倍の実体顕微鏡で観察を行いながら、ピンセットの先端を紫外線硬化接着剤7に当接させて硬さを確認することによって行った。
本実施例における測定結果を以下の表1および図25に示す。
Figure 2009086615
表1および図25に示すように、貫通孔18の内周面18cのテーパ角が0°から30°の間は、紫外線硬化接着剤7の硬化時間にほとんど差がないと推測される。一方、テーパ角が30°〜60°の間においては、テーパ角に比例して紫外線硬化接着剤7の硬化時間が短縮されていくことが分かる。
したがって、本実施例の測定結果から、紫外線硬化接着剤7の硬化時間の短縮化に適した薄膜部20を形成するためには、テーパ角が35°以上の貫通孔18を形成することが好ましい。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について、図26および表2を用いて説明する。
本実施例においては、第5実施形態の第1変形例における光モジュール用ホルダ65の試料として、テーパ68が光電変換素子取付部5の径方向(図20における横方向)に対してなす角度であるテーパ角(°)が異なる3種類の試料(表2における試料1〜3)を用意するとともに、従来の光モジュール用ホルダ1の試料として、1種類の試料(表2における試料4)を用意し、これら4種類の試料の塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7をそれぞれ塗布した上で、この紫外線硬化接着剤7に対して光電変換素子取付部5の外側から紫外線を照射して、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を測定した。
ただし、本実施例において、試料1〜3における塗布面5aは、図20に示したようにテーパ68上に設定されている。
なお、各試料の形成材料、紫外線硬化接着剤7の材料、塗布面5aへの紫外線硬化接着剤7の塗布方法、および紫外線硬化接着剤7への紫外線の照射方法その他の測定条件は、第1実施例と同様である。
本実施例における測定結果を以下の表2および図26に示す。
Figure 2009086615
表2および図26に示すように、本実施例においては、テーパ角に比例して紫外線硬化接着剤7の硬化時間が短縮されていくことが分かる。
(第3実施例)
次に、本発明の第3実施例について、図27および表3を用いて説明する。
本実施例においては、第3実施形態の変形例における光モジュール用ホルダ36から貫通細孔39を除外した構成を有する試料として、薄肉部38の厚さが異なる2種類の試料(表3における試料1および2)を用意するとともに、従来の光モジュール用ホルダ1の試料として、光電変換素子取付部5における塗布面5aに相当する部位の厚さが0.4mmとされた薄肉部を有しない1種類の試料(表3における試料3)を用意し、これら3種類の試料の塗布面5a上に紫外線硬化接着剤7をそれぞれ塗布した上で、この紫外線硬化接着剤7に対して光電変換素子取付部5の外側から紫外線を照射して、紫外線硬化接着剤7の硬化時間を測定した。
なお、各試料の形成材料、紫外線硬化接着剤7の材料、塗布面5aへの紫外線硬化接着剤7の塗布方法、および紫外線硬化接着剤7への紫外線の照射方法その他の測定条件は、第1実施例と同様である。
本実施例における測定結果を以下の表3および図27に示す。なお、図27においては、便宜上、試料3の光電変換素子取付部5の厚さ(0.4mm)を薄肉部と扱っている。
Figure 2009086615
表3および図27に示すように、本実施例においては、薄肉部38の厚さが薄くなるのに比例して紫外線硬化接着剤7の硬化時間が短縮されていくことが分かる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、図28に示すように、前述した各実施形態における光モジュール用ホルダ(図28においては、第1実施形態のもの)は、パッケージ53における第1光学機能面3aに臨む面がレンズ3の光軸方向に対して傾斜を有するような光電変換素子52にも適用することができる。
また、本発明は、発光素子の代りに受光素子を備えた光電変換素子あるいは発光素子とともに受光素子を備えた光電変換素子の仮止めにも有効に適用することができることは勿論である。また、光電変換素子取付部5の内周面の開口形状は、円形、楕円形、多角形等の形状とすることができる。
本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第1実施形態において、光モジュール用ホルダを示す正面図 図1のA−A断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第1実施形態において、光モジュール用ホルダへの光電変換素子の仮止め状態を示す縦断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第1実施形態において、光モジュールを示す縦断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第1実施形態において、光コネクタを示す概略構成図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第2実施形態において、光モジュール用ホルダを示す正面図 図6のB−B断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第2実施形態において、貫通孔の具体的な構成を示す正面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第3実施形態において、光モジュール用ホルダを示す正面図 図9のC−C断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第3実施形態において、変形例における光モジュール用ホルダを示す正面図 図11のD−D断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第4実施形態において、光モジュール用ホルダを示す正面図 図13のE−E断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第4実施形態において、光モジュール用ホルダへの光電変換素子の仮止め状態を示す縦断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第5実施形態において、光モジュール用ホルダを示す正面図 図16のF−F断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第5実施形態において、第1変形例における光モジュール用ホルダを示す正面図 図18のG−G断面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第5実施形態の第1変形例において、図18とは塗布面の位置が異なる光モジュール用ホルダを示す正面図 本発明に係る光モジュール用ホルダ、光モジュールおよび光コネクタの第5実施形態において、第2変形例における光モジュール用ホルダを示す正面図 図21のH−H断面図 第1実施例の光モジュール用ホルダにおいて、テーパ角を示す説明図 第1実施例の光モジュール用ホルダに塗布された紫外線硬化接着剤の硬化時間の測定に用いる実験系を示す構成図 第1実施例の光モジュール用ホルダに塗布された紫外線硬化接着剤の硬化時間の測定結果を示すグラフ 第2実施例の光モジュール用ホルダに塗布された紫外線硬化接着剤の硬化時間の測定結果を示すグラフ 第3実施例の光モジュール用ホルダに塗布された紫外線硬化接着剤の硬化時間の測定結果を示すグラフ 光モジュールの変形例を示す縦断面図 従来から使用されていた光モジュール用ホルダの一例を示す縦断面図 図29の光モジュール用ホルダに対する紫外線硬化接着剤の塗布状体および光電変換素子の挿入状態を示す図 図30の光モジュール用ホルダに対する紫外線の照射状態を示す図
符号の説明
3 レンズ
5 光電変換素子取付部
5a 塗布面
6 光ファイバ取付部
7 紫外線硬化接着剤
8 発光部
11 光電変換素子
14 光モジュール用ホルダ
20 薄肉部

Claims (9)

  1. 発光素子および受光素子の少なくとも一方を有する光素子と光伝送路の端部とを光結合する光結合部と、
    この光結合部の一方の光学機能面に臨む位置に前記光素子を取り付けるための筒状の光素子取付部と、
    前記光結合部の他方の光学機能面に臨む位置に前記光伝送路の端部を取り付けるための光伝送路取付部と
    を備えた光モジュール用ホルダにおいて、
    前記光素子取付部に、この光素子取付部の内周面の所定の配置面上に配置された紫外線硬化接着剤に対して紫外線を前記光素子取付部の外側から前記光素子取付部を透過させるようにして照射することによって前記光素子取付部に前記紫外線硬化接着剤を介して前記光素子を接着する際に、前記光素子取付部を透過する前記紫外線の透過率を所定値以上に保持するための薄肉部が形成されていること
    を特徴とする光モジュール用ホルダ。
  2. 前記光素子取付部における前記配置面の近傍に、前記光学素子取付部の外周面から前記光素子取付部の内周面に至る貫通孔であって、前記光素子取付部の径方向の内側に向かうにしたがって全周が小さくなり、かつ、貫通孔の内周面の一部が前記配置面に対して前記光素子取付部の径方向の外側に位置するような形状を有する貫通孔が形成されており、前記光素子取付部における前記配置面と前記貫通孔の内周面の一部とによって挟まれた部位によって、前記薄肉部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光モジュール用ホルダ。
  3. 前記貫通孔は、
    その光素子取付部の外周面における開口が円形状に形成され、
    その光素子取付部の内周面における開口が、前記外周面における開口よりも小径の円形状に形成され、
    その内周面がテーパ状に形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の光モジュール用ホルダ。
  4. 前記貫通孔は、
    その光素子取付部の外周面における開口が、複数の辺部からなる多角形状であって、前記開口の全周方向に沿って、前記開口の内側に向かって屈折した形状と前記開口の外側に向かって屈折した形状とが交互に現れるような多角形状に形成され、
    その光素子取付部の内周面における開口が、前記外周面における開口よりも小さな多角形状であって、前記外周面における開口の前記複数の辺部とそれぞれ平行な複数の辺部からなる多角形状に形成され、
    その内周面が前記外周面における開口と前記内周面における開口との互いに平行な辺部同士を結ぶ複数の傾斜面を有するような形状に形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の光モジュール用ホルダ。
  5. 前記光素子取付部の外周面における前記配置面に前記光素子取付部の径方向の外側において対向する位置に、前記光素子取付部の径方向の内側に向かって凹入された凹入部が形成されており、前記光素子取付部における前記配置面と前記凹入部とによって挟まれた部位によって、前記薄肉部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光モジュール用ホルダ。
  6. 前記配置面が、前記紫外線硬化接着剤の前記光学素子側への流れ込みを防止するために、前記光素子取付部の外周面側に向かって凹入形成されており、前記光素子取付部における前記配置面と前記光素子取付部の外周面とによって挟まれた部位によって、前記薄肉部が形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の光モジュール用ホルダ。
  7. 同一の材料によって一体的に形成されていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光モジュール用ホルダ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光モジュール用ホルダと、
    発光素子および受光素子の少なくとも一方を有する光素子と
    を備えたことを特徴とする光モジュール。
  9. 請求項8に記載の光モジュールと、
    前記光モジュールを収容するハウジングと
    を備えたことを特徴とする光コネクタ。
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