JP2012028227A - 照明装置及び照明装置の実装方法 - Google Patents

照明装置及び照明装置の実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができる光結合状態を維持する照明装置及び照明装置の実装方法を提供すること。
【解決手段】 照明装置1は、光ファイバ11を保持する光ファイバホルダ10と、蛍光体31を保持する蛍光体ホルダ30とを相対的に位置調整した後に、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との間に介在する接合部材50を硬化することで光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを接合する。照明装置1は、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との間に介在し、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとが同一直線上に配置されるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを相対的に位置調整し、接合部材50が硬化する際に、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とに傾きが生じることを防止する調整ガイド部材70とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学素子をそれぞれが保持する一方のホルダと他方とホルダとにおいて、光学素子同士が結合する際に生じる光量の損失が最小となるように光量を測定しながらホルダ同士を相対的に位置調整した後、ホルダ同士を接合する照明装置及び照明装置の実装方法に関する。
光ファイバと蛍光体とからなる一対の光学素子同士の光軸が一致するように、光学素子同士を相対的に位置決めする技術は、一般的にアクティブアライメントと呼ばれている。このアクティブアライメントでは、光学素子を透過する光の量(以下、光量)を測定し、光量の損失が最小となるように、つまり光学素子同士の光軸を一時的に一致させるように、光学素子同士を相対的に位置調整させて結合している(光結合している)。
このアクティブアライメントを用いて組み立てられる光学素子モジュールが例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1では、光ファイバ(光学素子)を保持するホルダと、PD(フォトダイオード)等の光学素子を保持するホルダとが位置決めされ、ホルダとホルダとの間に接着剤が介在し、接着剤がUV照射光によって硬化することで、光学素子モジュールが組み立てられている。
光学素子モジュールが組み立てられる際、アクティブアライメントを用いる。つまり、光量が測定され、測定結果に応じて光ファイバを含むホルダとPDを含むホルダとが位置調整される。その後、接着剤がUV照射光によって硬化することで、ホルダ同士が接着剤によって接合し、光学素子同士が光結合し、光学素子モジュールが組み立てられる。
特開2001−350064号公報
上述した特許文献1に開示されている光学素子モジュールおけるアクティブアライメントにおいて、測定結果に応じて光ファイバ側の位置とPD側の位置とが相対的に位置決めされるが、具体的な位置決め方法について開示されていない。
また光結合状態は、PD側のホルダにおけるV溝の角度や加工精度、PD側のホルダの接合面の直角度や加工精度、光ファイバ側のホルダにおけるV溝の角度や加工精度、接着剤の厚み、といった外的要因によって、大きな影響を受ける。そのため光結合状態は、これら外的要因によってずれる虞が生じる。つまり、光ファイバの光軸とPDの光軸とがずれてしまう虞が生じる。このように光結合が所望に行われていないと、光結合時において光量の損失を最小限に抑えることが困難となる。
また接着剤の厚みが均等でない場合や、UV照射光が接着剤全体に均等に照射されない場合、接着剤が硬化する際にホルダ同士の接合がずれる虞が生じる。これにより組立工程において光ファイバとPDとが十分に光結合されても、次の工程(接合工程)においてホルダ同士の接合のずれにより、光結合状態を維持できない虞が生じる。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができる光結合状態を維持する照明装置及び照明装置の実装方法を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、光ファイバを保持する光ファイバホルダと、蛍光体を保持する蛍光体ホルダとを相対的に位置調整した後に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在する接合部材を硬化することで前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する照明装置であって、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在し、前記光ファイバの光軸と前記蛍光体の光軸とが同一直線上に配置されるように、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを相対的に位置調整し、前記接合部材が硬化する際に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとに傾きが生じることを防止する調整ガイド部材と、を具備することを特徴とする照明装置を提供する。
また本発明は目的を達成するために、光ファイバを保持する光ファイバホルダと、蛍光体を保持する蛍光体ホルダとを相対的に位置調整した後に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在する接合部材を硬化することで前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する照明装置の実装方法であって、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを相対的に位置調整する前に、前記光ファイバホルダと蛍光体ホルダとのいずれか一方の位置を固定する固定工程と、前記一方の端面に配設され、前記一方の端面を基準に前記一方側の光軸方向に高さを有する調整ガイド部材と、他方側の光軸方向に対して傾斜している前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの他方の端面とにおいて、前記他方を一方に向かって移動させて、前記調整ガイド部材の他方側の光軸方向に対して傾斜している先端面に、前記他方の端面を当接する当接工程と、前記光ファイバの光軸と前記蛍光体の光軸とが平行となるように、前記他方の端面が前記一方側の光軸を中心に前記先端面に対して傾くように、前記他方を前記一方に対して前記一方側の光軸方向を中心に回動させることで前記他方を前記一方に対して位置調整する第1の位置調整工程と、前記蛍光体の光軸と前記光ファイバの光軸とが同一直線上に配置されるように、前記他方の端面が、前記先端面に当接した状態で、前記一方側の光軸を中心に前記先端面に対して、前記一方側の光軸方向に直交するX軸方向と、前記一方側の光軸方向と前記X軸方向とに直交するY軸方向とに摺動するように、前記他方を前記一方に対して前記X軸方向と前記Y軸方向とに移動させることで、前記他方を前記一方に対して位置調整する第2の位置調整工程と、前記調整ガイド部材によって前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとに傾きが生じることを防止しつつ、前記接合材を硬化させて前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する接合工程と、を具備することを特徴とする照明装置の実装方法を提供する。
また本発明は目的を達成するために、光ファイバを保持する光ファイバホルダと、蛍光体を保持する蛍光体ホルダとを相対的に位置調整した後に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在する接合部材を硬化することで前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する照明装置の実装方法であって、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを相対的に位置調整する前に、前記光ファイバホルダと蛍光体ホルダとのいずれか一方の位置を固定する固定工程と、前記一方の端面に配設され、押圧することで塑性変形可能な調整ガイド部材と、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの他方の端面とにおいて、前記他方を一方に向かって移動させて、前記調整ガイド部材に、前記他方の端面を当接する当接工程と、前記蛍光体の光軸と前記光ファイバの光軸とが平行となるように、前記他方の端面によって前記調整ガイド部材を押圧して塑性変形させながら、前記他方を前記一方に対して前記一方側の光軸を中心に傾ける第1の位置調整工程と、前記蛍光体の光軸と前記光ファイバの光軸とが同一直線上に配置されるように、前記他方の端面が前記調整ガイド部材に当接した状態で、前記他方を前記一方側の光軸を中心に前記調整ガイド部材に対して、前記一方側の光軸方向に直交するX軸方向と、前記一方側の光軸方向と前記X軸方向とに直交するY軸方向とにスライドさせることで、前記他方前記一方に対して位置調整する第2の位置調整工程と、前記他方の端面が、前記光ファイバの光軸を中心に前記調整ガイド部材を前記一方側の光軸方向に押圧することで塑性変形させるように、前記他方を前記一方に対して前記一方側の光軸方向に移動させることで、前記他方を前記一方に対して位置調整する第3の位置調整工程と、前記調整ガイド部材によって前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとに傾きが生じることを防止しつつ、前記接合材を硬化させて前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する接合工程と、を具備することを特徴とする照明装置の実装方法を提供する。
本発明によれば、光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができる光結合状態を維持する照明装置及び照明装置の実装方法を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る照明装置の概略断面図である。 図2は、図1に示す2−2線における断面図である。 図3は、調整ガイド部材の斜視図である。 図4Aは、照明装置の実装方法を示す図である。 図4Bは、照明装置の実装方法を示す図である。 図4Cは、照明装置の実装方法を示す図である。 図5Aは、第2の実施形態における照明装置の実装方法を示す図である。 図5Bは、第2の実施形態における照明装置の実装方法を示す図である。 図5Cは、第2の実施形態における照明装置の実装方法を示す図である。 図5Dは、第2の実施形態における照明装置の実装方法を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1乃至図3と図4Aと図4Bと図4Cとを参照して第1の実施形態について説明する。
なお以下において、光ファイバ11の光軸11a方向をZ軸方向、Z軸方向に直交する方向をX軸方向、Z軸方向とX軸方向とに直交する方向をY軸方向と称する。なおZ軸方向は、レーザ光2が出射する方向であり、レーザ光2が光ファイバ11と蛍光体31とを透過する方向である。なお光結合とは、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとが一致するように光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とが位置調整された後に、光ファイバ11と蛍光体31とが結合することを示す。
照明装置1は、レーザ光2が透過可能な光ファイバ11を保持する光ファイバホルダ10と、蛍光体31を保持し、光ファイバホルダ10に対向する蛍光体ホルダ30と、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との間に介在し、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを接合する接合材である接着剤50と、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との間に介在し、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとが同一直線上に配置されるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを相対的に位置調整する調整ガイド部材70とを有している。
光ファイバホルダ10は、例えばセラミックやステンレスなどである。光ファイバホルダ10(フェルール)は、光ファイバ11を保持するための孔10aを有している。この孔10aの直径は、光ファイバ11の直径と略同一である。この光ファイバ11がこの孔10aに対して嵌合または接着することで、光ファイバホルダ10は、光ファイバ11を保持することとなる。光ファイバホルダ10は、孔10aを光ファイバ11と同数有している。1つの孔10aには、1本の光ファイバ11が嵌合または接着する。なお本実施形態では、図示の簡略化のために、1つの孔10aと1本の光ファイバ11とを図示している。孔10aと光ファイバ11との数は、同数であればよく、限定はされない。
蛍光体31は、光ファイバ11から出射されたレーザ光2を照射されることで所望の波長の光を励起する。
蛍光体ホルダ30は、例えばセラミックやステンレスなどである。蛍光体ホルダ30は、レーザ光2の出射(進行)方向に向かって拡径する例えば円錐台形形状の中空部30aを有している。蛍光体ホルダ30は、中空部30aにおいて、例えば光ファイバホルダ10(端面)から最も離れた位置などの所望な位置に蛍光体31を有している。中空部30aは、蛍光体31の光軸31aを中心に配設されており、蛍光体ホルダ30を貫通している。なお中空部30aには、中空部30aにおける光学特性(例えば屈折率)を整合する図示しない光学特性整合部材が配設されている。蛍光体31と光学特性整合部材とは、レーザ光の波長を所望に変換する波長変換部材となる。
光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とは、互いに対向する端面10c,30cを有している。つまり光ファイバホルダ10は、蛍光体ホルダ30の端面30cと対向する端面10cを有している。蛍光体ホルダ30は、光ファイバホルダ10の端面10cと対向する端面30cを有している。この端面10cと端面30cとのいずれか一方は、Z軸方向に対して直交しており、X軸方向及びY軸方向に平行な平面となっている。また他方は、他方側の光軸方向に対して所望な角度で斜行している斜面となっている。本実施形態では、端面10cを平面とし、端面30cを斜面として説明する。そのため他方である端面30cは、他方側である蛍光体31の光軸31a方向に対して所望の角度を有して傾いていることとなる。
接着剤50は、UV光を照射されることで硬化するUV硬化型のエポキシ系接着剤である。この接着剤50は、端面10cと端面30cとの間に介在し、アクティブアライメントが行われ(光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とが所望の相対位置に位置調整され、光ファイバ11と蛍光体31とが光結合し)た後、UV光を照射されることで硬化する。接着剤50は、硬化によって端面10cと端面30cとを接合し、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを接合する。そのため端面10cと端面30cとは、接着面(接合面)となる。なおこの接着剤50は、端面10cと端面30cとの間に介在しているが、後述する調整ガイド部材70が配設される部分の端面10cと、調整ガイド部材70の先端面70cと、調整ガイド部材70の先端面70cが当接する端面30cとには配設されない。
調整ガイド部材70は、端面10cと端面30cとの間に介在していれば、調整ガイド部材70が端面10cと端面30cとの少なくとも一方に配設されていればよく、本実施形態では例えば端面10cに配設されているとする。調整ガイド部材70は、一方である端面10cに配設され、先端面70cにて他方である端面30cと当接する。調整ガイド部材70は、光ファイバホルダ10と一体であっても別体であってもよい。調整ガイド部材70が別体として端面10cに配設される場合、端面10cには例えば調整ガイド部材70が嵌合するための図示しない孔が配設されている。調整ガイド部材70は、例えばセラミックやステンレスなどである。
図2と図3とに示すように、調整ガイド部材70は、複数配設されており、それぞれ例えば略円柱形状を有している。調整ガイド部材70は端面30cに対向及び当接する先端面70cを有しており、この先端面70cは端面30cと同様にZ軸方向に対して所望な角度で斜行している斜面となっている。先端面70cの斜行角度と、端面30cの斜行角度とは、略同一であってもよいし、異なっていてもよい。各調整ガイド部材70の先端面70cの斜行角度は、同一である。このような先端面70cは、端面10cと端面30cとの他方側(先端面70cが対向している側)である蛍光体31の光軸31a方向に対して所望の角度を有して傾いていることとなる。
このような調整ガイド部材70は、調整ガイド部材70が配設される端面10cを基準にZ軸方向に所望な高さを有している。調整ガイド部材70の高さは、それぞれ異なる。
より詳細には、端面30cは斜行しているため、図1に示すように、端面30cの高さは一端31e側から他端31f側にかけて高くなっている。図1と図3とに示すように、調整ガイド部材70においても、一端31e側に対向する調整ガイド部材71から他端31f側に対向する調整ガイド部材72にかけて、調整ガイド部材70の高さは低くなっている。一端31e側に対向する調整ガイド部材71の先端面70cにおける最も低い部分70eにおける高さは、他端31f側に対向する調整ガイド部材72の先端面70cにおける最も高い部分70fにおける高さよりも少なくとも低くなっている。つまり調整ガイド部材70は、一端31e側から他端31f側にかけて徐々に高さが低くなっている。
図2に示すように、調整ガイド部材70は、端面10cの外周縁10h側に配設されていることが好適であり、且つ周方向に沿って互い略等間隔(例えば略120度間隔)離れて配設されている。そのため端面10c上における調整ガイド部材70同士の周方向における間には、図2に示すように隙間部13が形成される。なお図3に示すように、隙間部13は、調整ガイド部材70の高さにもよって光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との間にも形成されており、平面的ではなく、立体的に配設されている。この隙間部13には、接着剤50が充填する。
先端面70cは、端面30cが先端面70cに対して摺動するため、摺動面となっている。
なお一般的に、接着剤50の塗布量にばらつきが生じたり、UV光に照射むらが生じると、接着剤50がUV光によって均一に硬化しない虞が生じる。またこのような場合、組立工程において光ファイバ11と蛍光体31とが十分に光結合されても、次の工程(接合工程)において光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との接合のずれが生じる虞がある。これにより、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを傾けようとするモーメントが生じる虞がある。本実施形態の調整ガイド部材70は、このようなモーメントを受け、接着剤50が硬化する際に、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とに傾きが生じることを防止する。
次に本実施形態におけるアクティブアライメントを含む照明装置1の実装方法について図4Aと図4Bと図4Cとを参照して説明する。本実施形態におけるアクティブアライメントとは、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との相対的な位置調整と、光ファイバ11と蛍光体31との光結合とを示す。なお光結合を見やすくするために、図4Aと図4Bと図4Cとにおいて、接着剤50の図示を省略している。
光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とは、端面10cと端面30cとが対向するように、それぞれ図示しない組み立て装置によって保持され、位置調整される(Step1)。
なおこのとき、図4Aに示すように、光ファイバ11の光軸11aと、蛍光体31の光軸31aとは、部品加工や組立精度の影響によって平行になっておらず、一致していない。つまり光ファイバ11の光軸11aと、蛍光体31の光軸31aとは、同一直線上に配置されていない。
レーザ光2は、図示しない光源から出射され、光ファイバ11を透過する。光ファイバ11を透過したレーザ光2は、蛍光体ホルダ30に入射され、蛍光体31を照射する。蛍光体31は、レーザ光2を照射されることで所望の波長の光を励起する(Step2)。
蛍光体31におけるレーザ光2の光量は、図示しない測定部によって測定される(Step3)。
なお、以下の動作において、常にレーザ光2が出射され、光量が測定されている。
光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とのいずれか一方は、組み立て装置によって位置を固定される。以下において、光ファイバホルダ10が固定されていると仮定する(Step4、固定工程)。
図4Aに示すように、端面30cが先端面70cに当接するように、蛍光体ホルダ30は、組み立て装置によって光ファイバホルダ10に向かって移動する(Step5、当接工程)。
このとき、上述したように測定される光量が最大となるように、まず蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aに対して平行となる必要がある。
そのために図4Aに示すように、先端面70cに当接している端面30cが光ファイバ11の光軸11aを中心に摺動面である先端面70cに対してZ軸を中心に傾く、つまりX軸周りとY軸周りとに摺動するように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、組み立て装置によって、光ファイバホルダ10に対して傾く。これにより図4Bに示すように、蛍光体31の光軸31aは傾いて光ファイバ11の光軸11aに対して平行となり、光量は最大となる。
このように測定部によって測定される光量が最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aに対して平行となるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、先端面70cに対してZ軸を中心に傾くことで、光ファイバホルダ10に対して位置調整される(Step6、第1の位置調整工程)。
上述したように、光量が最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aに対して平行となることで、光ファイバホルダ10に対する蛍光体ホルダ30(端面30c)の位置調整、蛍光体31の光軸31aと光ファイバ11の光軸11aとの平行調整が終了する。
次に上述したように測定される光量がさらに最大となるように、図4Cに示すように、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aと一致、つまり同一直線上に配置される必要がある。
そのために図4Bに示すように、先端面70cに当接している端面30cが光ファイバ11の光軸11aを中心に摺動面である先端面70cに対してX軸方向とY軸方向とに摺動するように、蛍光体ホルダ30(端面30c)は、組み立て装置によって、光ファイバホルダ10に対してX軸方向とY軸方向とに移動し、位置決めされる。これにより図4Cに示すように、蛍光体31の光軸31aは、光ファイバ11の光軸11aに対して一致、つまり同一直線上に配置されることとなり、光量はさらに最大となる。
このように測定部によって測定される光量がさらに最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aと同一直線上に配置されるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、先端面70cに対してX軸方向とY軸方向とに移動することで、X軸方向とY軸方向とにおいて光ファイバホルダ10に対して位置調整される(Step7、第2の位置調整工程)。
上述したように、光量がさらに最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aと同一直線上に配置されることで、光ファイバホルダ10に対する蛍光体ホルダ30(端面30c)のX軸方向とY軸方向とにおける位置調整が終了する。
次に、接着剤50は、図示しないUV照射装置から照射されるUV光を、周方向における調整ガイド部材70の間(隙間部13)から、所望な時間照射され、硬化し、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とを接合する(Step8、接合工程)。
なお接着剤50は、所望のタイミングで、隙間部13に充填されている。
なおStep8(接合工程)において、接着剤50が硬化する際、調整ガイド部材70は、モーメントを受けて、接着剤50の硬化時における光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とに傾きが生じることを防止する。
これにより光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との相対位置が調整され、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとが同一直線上に配置され、この状態で光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とが接着剤50によって接合され、光ファイバ11と蛍光体31とが光結合し、アクティブアライメントが終了する。このように照明装置1は、実装される。
なお光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とが、硬化する接着剤50によって、接合される際、Step8において、調整ガイド部材70が、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とに傾きが生じることを防止することで、Step7におけるアクティブアライメントが維持された状態で、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とが接合することとなる。
そして照明装置1は、組み立て装置から取り出され、組み立てが完了する(Step9)。
このように本実施形態では、端面30cを先端面70cに対してZ軸を中心に傾かせるように、蛍光体ホルダ30を光ファイバホルダ10に対してZ軸を中心に傾かせることで、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとを平行となるように、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとの傾きを調整することができる。また本実施形態では、端面30cを先端面70cに対してX軸方向とY軸方向とに摺動させるように、蛍光体ホルダ30を光ファイバホルダ10に対してX軸方向とY軸方向とに移動させることで、光ファイバ11の光軸11aと蛍光体31の光軸31aとを一致させることができる。これにより本実施形態では、光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができる。
また本実施形態では、調整ガイド部材70によってモーメントを受けることで、接着剤50の塗布量にばらつきが生じたり、UV光に照射むらが生じたり、組立工程において光ファイバ11と蛍光体31とが十分に光結合されても、次の工程(接合工程)において光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との接合のずれが生じても、接着剤50の硬化時において光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とに傾きが生じることを防止することができる。これにより本実施形態では、接着剤50の硬化に影響されることなく、アクティブアライメントを維持でき、所望の(光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができる)光結合状態を維持することができる。
また本実施形態では、上述したように光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができ、接着剤50の硬化に影響されることなく所望の光結合状態を維持することができるために、レーザ光2の光量の損失を低減できる照明装置1を提供することができる。
また本実施形態では、隙間部13を形成することで、容易に接着剤50を充填することができ、UV光を照射することができる。
また本実施形態では、隙間部13に接着剤50を充填させることで、UV光を接着剤50に容易に照射することができる。
また本実施形態では、端面30cと先端面70cとを光軸31aに対して傾かせることで、端面30cを先端面70cに対してZ軸を中心に傾かせることができ、さらに端面30cを先端面70cに対してZ軸を中心に傾かせることができる。これにより本実施形態では、結果的に上述したように、光結合時における光量の損失を容易に最小限に抑えることができる。
また本実施形態では、調整ガイド部材70を、端面10cの外周縁10h側に配設し、さらに周方向に沿って互い等間隔に離れて配設することで、容易に接着剤50を充填することができ、UV光を照射することができ、摺動面を多く確保することができる。
また本実施形態では、調整ガイド部材70において端面30cを先端面70cに対して摺動させることで、X軸周りとY軸周りとX軸方向とY軸方向とに、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との相対位置を精緻に調整することができる。また本実施形態では、調整ガイド部材70において端面30cを先端面70cに対して摺動させることで、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との相対位置を容易に調整することができる。また本実施形態では、調整ガイド部材70において端面30cを先端面70cに対して摺動させることで、接着剤50の厚みや光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との加工精度といった外的要因に影響されることなく、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との相対位置を精緻に調整することができる。
また本実施形態では、調整ガイド部材70を、周方向に沿って互い等間隔に配設できれば、数は限定されない。
また本実施形態では、先端面70cを斜面としたがこれに限定する必要はなく、斜面となっている端面10cまたは端面30cに対向する端面を斜面とすればよい。
また本実施形態では、先端面70cに対して端面30cを摺動させたが、これに限定する必要はなく端面30cに対して先端面70cを摺動させてもよい。
次に、本発明に係る第2の実施形態について図5Aと図5Bと図5Cと図5Dとを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については、第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
本実施形態の端面10cと端面30cとは、共に平面となっている。
本実施形態の調整ガイド部材70は、塑性変形可能な部材で形成されており、例えばAuバンプである。本実施形態の調整ガイド部材70が配設される例えば端面10cには、下地膜15が配設されている。調整ガイド部材70は、この下地膜15上にて、第1の実施形態と同様に、端面10cの外周縁10h側に配設されていることが好適であり、周方向に沿って互い等間隔(例えば略120度間隔)に離れて配設されている。
次に本実施形態におけるアクティブアライメントを含む照明装置1の実装方法について説明する。なお光結合を見やすくするために、接着剤50の図示を省略している。
Step1の動作とStep2の動作とStep3の動作とStep4の動作とが行われる。
図5Aに示すように、端面30cが調整ガイド部材70を押圧するように、蛍光体ホルダ30は、組み立て装置によって光ファイバホルダ10に向かって移動する(Step21、当接工程)。
このとき、上述したように測定される光量が最大となるように、まず蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aに対して平行となる必要がある。
そのためにまず、図5Aに示すように、端面30cは、光軸31aが光軸11aに対して平行となるように、光軸11aに対して傾けられる。このとき端面30cは、光ファイバ11の光軸11aを中心に摺動面である調整ガイド部材70を押圧しつつ調整ガイド部材70を塑性変形させる必要がある。このように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、組み立て装置によって、調整ガイド部材70を押圧して塑性変形させながら、光軸11aを中心に光ファイバホルダ10に対して傾けられる。これにより図5Bに示すように、蛍光体31の光軸31aは光ファイバ11の光軸11aに対して平行となり、光量は最大となる。
このように測定部によって測定される光量が最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aに対して平行となるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、押圧して調整ガイド部材70を塑性変形させることで、光ファイバホルダ10に対して位置調整される(Step22、第1の位置調整工程)。
上述したように、光量が最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aに対して平行となることで、光ファイバホルダ10に対する蛍光体ホルダ30(端面30c)の傾きにおける位置調整が終了する。
次に、上述したように測定される光量がさらに最大となるように、図5Cに示すように蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aと一致、つまり同一直線上に配置される必要がある。
そのために図5Bに示すように、端面30cは、調整ガイド部材70に当接した状態で、光ファイバ11の光軸11aを中心にガイドとして機能する調整ガイド部材70に対してX軸方向とY軸方向とにスライドする。そのため、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、組み立て装置によって、調整ガイド部材70に対してX軸方向とY軸方向とにスライドしながら、光ファイバホルダ10に対してX軸方向とY軸方向とに移動する。これにより蛍光体31の光軸31aは、図5Cに示すように、光ファイバ11の光軸11aに対して一致、つまり同一直線上に配置されることとなり、光量はさらに最大となる。
このように測定部によって測定される光量がさらに最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aと同一直線上に配置されるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、調整ガイド部材70に対してX軸方向とY軸方向とにスライドすることで、X軸方向とY軸方向とにおいて光ファイバホルダ10に対して位置調整される(Step23、第2の位置調整工程)。
上述したように、光量がさらに最大となり、蛍光体31の光軸31aが光ファイバ11の光軸11aと同一直線上に配置されることで、光ファイバホルダ10に対する蛍光体ホルダ30(端面30c)のX軸方向とY軸方向とにおける位置調整が終了する。
なお上記において光軸31aと光軸11aとが一致するために、端面30cが調整ガイド部材70に対してX軸方向とY軸方向とにスライドしたが、これに限定する必要は無い。例えば端面30cは例えば調整ガイド部材70をX軸方向とY軸方向とに押圧して塑性変形させることで、光軸31aと光軸11aとが一致してもよい。
次に、上述したように測定される光量がさらに最大となるように、図5Dに示すように端面30cが光ファイバ11の光軸11aを中心に塑性変形可能な調整ガイド部材70をZ軸方向に押圧することで調整ガイド部材70を塑性変形させる必要がある。そのため、図5Cに示すように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、組み立て装置によって、調整ガイド部材70をZ軸方向とに押圧して塑性変形させながら、光ファイバホルダ10に対してZ軸方向に移動する。これにより、光量は最大となる。
このように測定部によって測定される光量がさらに最大となるように、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との他方、つまり蛍光体ホルダ30(端面30c)は、調整ガイド部材70をZ軸方向に押圧して塑性変形させることで、Z軸方向において位置調整される(Step24、第3の位置調整工程)。
上述したように、光量がさらに最大となることで、図5Dに示すように、光ファイバホルダ10に対する蛍光体ホルダ30(端面30c)のZ軸方向における位置調整が終了する。
この後、Step8の動作とStep9の動作とが行われる。
このように本実施形態では、調整ガイド部材70を塑性変形可能な部材で形成することで、Z軸方向における光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30との相対位置を調整できる。これにより本実施形態では、光ファイバホルダ10と蛍光体ホルダ30とのZ軸方向における位置調整が行われ、例えば光ファイバ11と蛍光体31とが例えば近接することで、光結合時における光量の損失をより容易に最小限に抑えることができ、より多くの光量を確保できる。
またこれにより本実施形態では、接着剤50の硬化に影響されることなく所望の光結合状態を維持することができるために、レーザ光2の光量の損失をより低減できる照明装置1を提供することができる。
また本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
1…照明装置、2…レーザ光、10…光ファイバホルダ、10a…孔、10c…端面、10h…外周縁、11…光ファイバ、11a…光軸、13…隙間部、30…蛍光体ホルダ、30a…中空部、30c…端面、31…蛍光体、31a…光軸、50…接着剤、70…調整ガイド部材。

Claims (10)

  1. 光ファイバを保持する光ファイバホルダと、蛍光体を保持する蛍光体ホルダとを相対的に位置調整した後に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在する接合部材を硬化することで前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する照明装置であって、
    前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在し、前記光ファイバの光軸と前記蛍光体の光軸とが同一直線上に配置されるように、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを相対的に位置調整し、前記接合部材が硬化する際に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとに傾きが生じることを防止する調整ガイド部材と、
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記調整ガイド部材は、前記調整ガイド部材が配設される前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダといずれか一方の端面を基準に、前記一方側の光軸方向に高さを有し、前記高さによって前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に隙間部を形成することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記接合材は、前記隙間部に充填されることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの他方の端面と、前記他方の端面に対向する前記調整ガイド部材の先端面とは、前記他方側の光軸方向に対して所望の角度を有して傾いていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記調整ガイド部材は、前記一方の端面の外周縁側に配設され、且つ周方向に沿って互い略等間隔離れて配設されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記接合材は、UV光を照射されることで硬化するUV硬化型のエポキシ系接着剤を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記調整ガイド部材は、塑性変形可能な部材で形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,5,6のいずれかに記載の照明装置。
  8. 前記調整ガイド部材は、Auバンプを有し、前記一方の端面に形成されている下地膜に配設されていることを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
  9. 光ファイバを保持する光ファイバホルダと、蛍光体を保持する蛍光体ホルダとを相対的に位置調整した後に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在する接合部材を硬化することで前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する照明装置の実装方法であって、
    前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを相対的に位置調整する前に、前記光ファイバホルダと蛍光体ホルダとのいずれか一方の位置を固定する固定工程と、
    前記一方の端面に配設され、前記一方の端面を基準に前記一方側の光軸方向に高さを有する調整ガイド部材と、他方側の光軸方向に対して傾斜している前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの他方の端面とにおいて、前記他方を一方に向かって移動させて、前記調整ガイド部材の他方側の光軸方向に対して傾斜している先端面に、前記他方の端面を当接する当接工程と、
    前記光ファイバの光軸と前記蛍光体の光軸とが平行となるように、前記他方の端面が前記一方側の光軸を中心に前記先端面に対して傾くように、前記他方を前記一方に対して前記一方側の光軸方向を中心に傾かせることで前記他方を前記一方に対して位置調整する第1の位置調整工程と、
    前記蛍光体の光軸と前記光ファイバの光軸とが同一直線上に配置されるように、前記他方の端面が、前記先端面に当接した状態で、前記一方側の光軸を中心に前記先端面に対して、前記一方側の光軸方向に直交するX軸方向と、前記一方側の光軸方向と前記X軸方向とに直交するY軸方向と、に摺動するように、前記他方を前記一方に対して前記X軸方向と前記Y軸方向とに移動させることで、前記他方を前記一方に対して位置調整する第2の位置調整工程と、
    前記調整ガイド部材によって前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとに傾きが生じることを防止しつつ、前記接合材を硬化させて前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する接合工程と、
    を具備することを特徴とする照明装置の実装方法。
  10. 光ファイバを保持する光ファイバホルダと、蛍光体を保持する蛍光体ホルダとを相対的に位置調整した後に、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの間に介在する接合部材を硬化することで前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する照明装置の実装方法であって、
    前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを相対的に位置調整する前に、前記光ファイバホルダと蛍光体ホルダとのいずれか一方の位置を固定する固定工程と、
    前記一方の端面に配設され、押圧することで塑性変形可能な調整ガイド部材と、前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとの他方の端面とにおいて、前記他方を一方に向かって移動させて、前記調整ガイド部材に、前記他方の端面を当接する当接工程と、
    前記蛍光体の光軸と前記光ファイバの光軸とが平行となるように、前記他方の端面によって前記調整ガイド部材を押圧して塑性変形させながら、前記他方を前記一方に対して前記一方側の光軸を中心に傾ける第1の位置調整工程と、
    前記蛍光体の光軸と前記光ファイバの光軸とが同一直線上に配置されるように、前記他方の端面が前記調整ガイド部材に当接した状態で、前記他方を前記一方側の光軸を中心に前記調整ガイド部材に対して、前記一方側の光軸方向に直交するX軸方向と、前記一方側の光軸方向と前記X軸方向とに直交する前記Y軸方向とにスライドさせることで、前記他方前記一方に対して位置調整する第2の位置調整工程と、
    前記他方の端面が、前記光ファイバの光軸を中心に前記調整ガイド部材を前記一方側の光軸方向に押圧することで塑性変形させるように、前記他方を前記一方に対して前記一方側の光軸方向に移動させることで、前記他方を前記一方に対して位置調整する第3の位置調整工程と、
    前記調整ガイド部材によって前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとに傾きが生じることを防止しつつ、前記接合材を硬化させて前記光ファイバホルダと前記蛍光体ホルダとを接合する接合工程と、
    を具備することを特徴とする照明装置の実装方法。
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