JP2009086517A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】現像手段が現像剤を搬送ベルトに供給した後であっても、シートが現像剤で汚れることのない画像形成装置を提供する。
【解決手段】吸着ロール48には、この吸着ロール48にバイアス電圧を印加する印加装置110が接続されている。印加制御部130は、トナー排出モード処理部72から信号を受信すると、印加装置110の制御を開始し、トナー排出タイミング信号に基づいて、トナー像が吸着ロール48を通過しているタイミングの場合は、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させないように制御する。印加制御部130は、レジストロール62のシート搬送タイミングから搬送ベルト46に搬送されたシートが吸着ロール48を通過している間のタイミングでは、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させるように制御する。用紙が吸着ロールを抜けるタイミングで、印加制御部は吸着ロールへの印加をやめるように制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
たとえば、特許文献1は、転写材を搬送手段に静電的に吸着させる吸着手段と、搬送手段上に形成された所定の検知パターンを検知する検知手段を有し、この吸着手段は転写材搬送手段への当接面を少なくともフッ素樹脂及び導電性付与部材を含む表層材にて形成され、所定の検知パターンを転写材搬送手段上に形成する工程において、吸着手段に所定のタイミングでトナーと同極性のバイアス電圧を印加する画像形成装置を開示する。
また、特許文献2は、転写材搬送手段に転写材を静電的に吸着させるための吸着部材と、転写手段にクリーニングバイアスを印加することで転写材搬送手段表面の不要なトナーを像担持体に回収する手段とを備え、この吸着部材は、画像形成時は転写材搬送手段表面に当接する当接位置に配置され、転写材搬送手段表面の不要なトナーの回収時には前記転写材搬送手段表面から離間された退避位置に配置される画像形成装置を開示する。
特開2003−66672号公報 特開2000−338791号公報
本発明は、現像手段が現像剤を搬送ベルトに供給した後であっても、シートが現像剤で汚れることのない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、シートを搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトまたは前記搬送ベルトにより搬送されるシートに現像剤を供給する現像手段と、この現像手段よりもシート搬送方向の上流側で前記搬送ベルトに接触し、シートを前記搬送ベルトに吸着させる吸着部材と、この吸着部材に、現像剤の帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を印加する印加手段と、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記搬送ベルトによりシートが搬送される場合は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を許容するように制御し、前記搬送ベルトにシ−トが搬送されていない状態であって前記現像手段が前記搬送ベルト上に現像剤を供給する場合は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を禁止するように制御する。
好適には、前記搬送ベルト上であって現像剤が供給された区間が前記吸着部材を通過する間、前記制御手段は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を禁止するように制御する。
好適には、前記現像手段が前記搬送ベルトに供給した現像剤によって形成される像は、前記搬送ベルトの移動方向に所定の間隔に分割されて形成される。
好適には、前記現像手段が前記搬送ベルトに供給した現像剤によって形成される像は、その像の前記搬送ベルトの移動方向の長さが前記吸着部材の周長よりも短く形成される。
好適には、シートが前記吸着部材を通過する間、前記制御手段は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を許容するように制御し、シートが前記吸着部材を通過しない間、前記制御手段は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を禁止するように制御する。
好適には、前記現像手段よりも前記搬送ベルトの移動方向の下流側であって前記吸着部材よりも前記搬送ベルトの移動方向の上流側に配置され、前記搬送ベルトを清掃する清掃手段をさらに有する。
好適には、前記吸着部材の前記搬送ベルトに接する面は発泡体によって形成されている。
本発明によれば、現像手段が現像剤を搬送ベルトに供給した後であっても、シートが現像剤で汚れることのない画像形成装置を提供できる。
次に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1には本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置10が示されている。
この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内には、像形成手段として用いられる像形成部14と、シート供給装置54と、画像形成装置10の各部に電源を供給する電源ユニット64と、画像形成装置10の各部を制御する制御部66とが配置されている。
また、画像形成装置本体12の上部に画像形成がなされたシートが排出されるシート排出部15が設けられている。
シート供給装置54は、転写媒体として用いられる搬送物としてシートを像形成部14に供給する。
像形成部14は、カラー画像を形成する電子写真方式のもので、イエローの現像剤を用いてイエロー画像を形成する像形成部18Yと、マゼンタの現像剤を用いてマゼンタ画像を形成する像形成部18Mと、シアンの現像剤を用いてシアン画像を形成する像形成部18Cと、ブラックの現像剤を用いてブラック画像を形成する像形成部18Bとを有している。
これらの画像形成部は、搬送部材として用いられる搬送ベルト46に沿って、シート搬送方向上流である重力方向下方から順に、像形成部18Y、像形成部18M、像形成部18C、像形成部18Bの順に配置されている。搬送ベルト46の詳細については、後述する。
像形成部18Y、18M、18C、18Bは、形成する画像の色が異なるものの同じ構成であるので、以下、像形成部18として構成を説明する。
各像形成部18は、像保持体として用いられる感光体22と、感光体22を一様に帯電する帯電手段として用いられる帯電装置24と、前記帯電部を清掃する帯電装置清掃部(図示せず)と、感光体22に光により潜像を書き込む潜像書き込み手段として用いられる光書き込み装置26と、感光体22に書き込まれた潜像を現像剤で現像する現像手段として用いられる現像装置28と、感光体22に形成された現像剤像をシートに転写する転写ロール50と、転写ロールによる転写がなされた後に、感光体表面の残留電位を除去する除電部29と、感光体22の表面に残留した現像剤像を除去する現像剤除去手段として用いられるクリーニング装置30とを、それぞれが有している。
光書き込み装置26はレーザー露光装置からなり、レーザー光を発し各感光体22にそれぞれ静電潜像を書き込むようになっている。
像形成部18が有する部材のうち感光体22、帯電装置24、帯電装置清掃部、現像装置28、除電部29及びクリーニング装置30は、色ごとに像形成構造体32として一体型されていて、画像形成装置本体12に着脱自在に装着されている。
また、この像形成構造体32には、現像装置28に供給される現像剤(トナー)を収容する現像剤収容器(交換ユニット)としてのトナーカートリッジ(トナーボックス)34と、クリーニング装置30により除去された現像剤(トナー)を回収する現像剤回収容器としての排トナーボックス36とが像形成構造体32と一体型に構成されている。
転写ロール50Y、50M、50C、50Bは、他の部材とともに、転写ユニット42として一体化され、画像形成装置本体12から着脱することができるようになっている。
転写ユニット42は、転写ロール50Y、50M、50C、50Bと併せて、従動ロール44と、駆動ロール45と、先述の搬送ベルト46と、搬送ベルト46にシートを吸着させる吸着手段として用いられる吸着ロール48とを有していて、各色のトナー像が転写されるシートを搬送する。
転写ユニット42は、搬送装置として用いられていて、搬送ベルト46が保持するシートを搬送する。
搬送ベルト46は、表側面47でシートを保持し、搬送する。
搬送ベルト46の形状は、平帯状であり、例えば端部を有しない無端形状をしている。
従動ロール44及び駆動ロール45は、ベルト支持部材として用いられていて、裏側面49側から搬送ベルト46を回転可能に支持している。
搬送ベルト46の表側面47には、吸着手段として用いられる吸着ロール48が圧接されている。
吸着ロール48は、図4を用いて後述する印加装置110からバイアス電圧が印加されて情報記録媒体であるシートに電荷を注入しシートを帯電させ、シートを搬送ベルト46に吸着させる。吸着ロール48の詳細については、図2を用いて後述する。
また、本実施形態においては、現像時のトナーの帯電極性が負であるので、シートにトナーが転写しやすくなるように、吸着ロール48には、正極性のバイアス電圧が印加される。
転写ユニット42では、搬送ベルト46の表側面47に保持された状態で搬送中のシートに、感光体22Y、22M、22C、22Bの表面に形成された現像剤像が、それぞれ転写ロール50Y、50M、50C、50Bによって転写され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像剤像が重ねられたフルカラーの現像剤像がシートに形成される。
搬送ベルト46に対して、像形成構造体32Y、32M、32C、32Bが設けられている側の上部には、トナー濃度を検出するセンサーが設けられている。制御部66で決められたタイミングで、トナー濃度調整モードに入り、転写ベルト上に直接各色のトナー像を作像させ、トナーの濃度をセンサーで読み取り、濃度の調整を行う。
また、搬送ベルト46に対して、像形成構造体32Y、32M、32C、32Bが設けられている側と逆側には、清掃装置100が設けられている。
清掃装置100は、搬送ベルト46の表側面47に付着した現像剤を除去し、搬送ベルト46を清掃するために用いられる。
清掃装置100は、中空部が形成された筺体からなる清掃装置本体102を支持部材として有し、清掃装置本体102に、例えばクリーニングブレード等からなる清掃部材104と、シートフィルム106とが支持されている。
清掃装置本体102内には、搬送ベルト46から除去された現像剤が回収される。
清掃部材104は、例えば一端部が、搬送ベルト46の表側面47に圧接され、接触していて、搬送ベルト46の表側面47から掻きとるようにして現像剤を除去する。
シート供給装置54は、シートを収容する収容容器56と、収容容器56に収容されたシートを像形成部14に向けて搬送する搬送ロール58と、シートを捌きシートの重送を防止する捌きロール59とを有している。
画像形成装置本体12内の上部には、シートに転写された現像剤像をシートへと定着する定着装置52が設けられている。
定着装置52は、加熱ロール52aと加圧ロール52bとからなり、加熱ロール52aと加圧ベルト52bとの間を通過するシートを加熱し加圧することで、シートに現像剤像を定着するようになっている。
画像形成装置本体12内には、シート供給装置54から供給されたシートをシート排出部15まで搬送する搬送路60が設けられていて、この搬送路60に沿って、シート搬送方向上流側から順に、レジストロール62、転写ユニット42、定着装置52及び排出ロール40が配置されている。
排出ロール40は、定着装置52から搬送されたシートをシート排出部15へと排出する。
図2には、吸着ロール48の詳細が示されている。
吸着ロール48は、金属からなる回転軸48aと、その周囲を覆う表面層48bとを有する、周長C1の円筒部材である。
回転軸48aは、印加装置110に接続されている。
表面層48bは、体積抵抗率が10〜10Ωcmである半導電性を有する発泡体であり、たとえば、ウレタン、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)、または、ECO(エピクロルヒドリンゴム)などで形成されている。
各像形成部18(図1)は、トナー排出モードの場合には、制御部66の制御に基づいて、シートではなく、搬送ベルト46の表面に直接トナーを供給する。
このトナー排出モードとは、各像形成部18のトナーカートリッジ34に格納されたトナーが長い間消費されないで滞留すると、このトナーが劣化して画質不良を起こす原因となるので、所定期間滞留したトナーをトナーカートリッジ34の外に排出させる処理のことである。
ここで、清掃装置100の清掃装置本体102の容量の方が排トナーボックス36の容量よりも大きいので、トナー排出モードの場合に排出するトナーは、搬送ベルト46の表面に付着して、清掃装置100に回収されるようになっている。
図3には、トナー排出モードの場合に、各像形成部18が搬送ベルト46に排出するトナーで形成するトナー像が示されている。
図3に示されるように、トナー像90は、搬送ベルト46の表側面47に、長さ(搬送ベルト移動方向)がL1、幅(搬送ベルト移動方向と垂直方向)がW1の寸法で形成される。
幅W1は、搬送されるシートの幅とほぼ同じであり、長さL1は、吸着ロール48の周長C1よりも短い。また、トナー像90の間隔L2は、L1よりも長い。
なお、間隔L2は一定ではなく、制御部66の制御に基づいて、トナー排出処理の度に設定される。
図4において、搬送ベルト46、吸着ロール48及びその周辺の詳細が示されている。
吸着ロール48には、この吸着ロール48にバイアス電圧を印加する印加装置110が接続されている。
印加装置110は、電源112およびスイッチ114を有する。
電源112は正の電位を有し、電源ユニット64によって供給されうる。
スイッチ114は、制御部66の制御に基づいて、吸着ロール48にバイアス電圧を印加するか否かを切り替える。
制御部66は、画像形成装置10の各部を制御する全体制御部70と、トナー排出モード処理部72と、印加装置110を制御する印加制御部130とを有する。
トナー排出モード処理部72は、全体制御部70の制御に応じて、トナー排出モードの場合に必要な処理を行う。
また、トナー排出モード処理部72は、トナー排出モードである場合に、その旨を通知するための信号を印加制御部130に対して送信する。
印加制御部130は、トナー排出モード処理部72から信号を受信すると、印加装置110の制御を開始する。
印加制御部130は、全体制御部70からの搬送ベルト46上に排出されるトナーの排出タイミングの信号(トナー排出タイミング信号)に基づいて、搬送ベルト46の表面に描かれるトナー像が吸着ロール48を通過しているタイミングの場合は、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させないように制御する。
また、印加制御部130は、レジストロール62のシート搬送タイミングから搬送ベルト46に搬送されてシートが吸着ロール48を通過しているタイミングでは、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させるように制御する。シートが吸着ロール48を抜けるタイミングで、印加制御部130は吸着ロール48への印加をやめるように制御を行う。
また、印加制御部130は、シート搬送タイミング信号に基づいて、レジストロール62のシート搬送タイミングから搬送ベルト46に搬送されたシートが吸着ロール48を通過している間のタイミングでは、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させるように制御する。
印加制御部130は、シートが吸着ロール48を抜けるタイミングで、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させないように制御する。
図5には、印加制御部130の処理を示すフローチャート(S10)が示されている。
ステップ100(S100)において、印加制御部130は、トナー排出モード処理部72からの信号に基づいて、トナー排出モードであるか否かを判断する。
印加制御部130がトナー排出モード処理部72から信号を受信してトナー排出モードであると判断した場合はS106に進み、トナー排出モード処理部72から信号を受信せず、したがってトナー排出モードでないと判断した場合は、S102に進む。
ステップ102(S102)において、トナー排出モードでないと判断した印加制御部130は、通常のプロセスコントロール処理を実行するべく、印加装置110が吸着ロール48にバイアス電圧を印加する様に制御し、処理を終了する。
ステップ106(S106)において、印加制御部130は、ベルト上にトナーを作像しているタイミングでは印加装置110は吸着ロール48にバイアス電圧を印加しないように制御して、S108に進む。
ステップ108(S108)において、印加制御部130は、吸着ロール48上に搬送ベルト46上で作像されたトナー像が無いタイミングであれば、ステップ110(S110)に進み、印加制御部130は、印加装置110が吸着ロール48にバイアス電圧を印加するように制御して、S100へ戻る。
ステップ108(S108)で吸着ロール48上に搬送ベルト46で作像されたトナー像があるタイミングであれば、印加制御部130は吸着ロール48にバイアス電圧を印加しないようにステップ106(S106)に戻るように制御する。
なお、上述した処理の順序等は、設計条件などに応じて、適宜、変更可能である。
また、たとえば、トナー排出モードの場合あるいはシートが吸着ロール48を通過しない場合においては、吸着ロール48にトナーが通過するか否かに関わらず、吸着ロール48にバイアス電圧を印加しないように制御するようにしてもよい。
従来、トナー排出モードにおいては、通常のシートに像を形成する処理と比較して、大量のトナーが搬送ベルト46の表面に付着するので、この付着したトナーを清掃装置100が除去しきれず、したがって下流に配置されている吸着ロール48の表面にトナーが大量に付着してしまうことがあった。
さらに、表面にトナーが付着した吸着ロール48をシートが通過すると、付着したトナーによってシートが汚れることもあった。
本実施形態にかかる印加装置110および制御部66は、吸着ロール48に印加するバイアス電圧のオン−オフを制御するようにしたので、吸着ロール48に印加するバイアス電圧をオフすることによって、吸着ロール48の表面に付着するトナーを低減できる。
また、本実施形態にかかる吸着ロール48は、表面を発泡体で形成されているので、たとえ吸着ロール48の表面にトナーが付着しても、発泡体の孔にトナーを溜め込むようにでき、吸着ロール48に付着したトナーが、直接、シートに接することを抑制できるので、シートがトナーで汚れることを抑制できる。
さらに、トナー排出モードにおいて搬送ベルト46の表面に形成されるトナー像の長さは吸着ロール48の円筒周の長さよりも短いので、一度に発泡体の孔に溜め込むトナー量を、吸着ロール48が1回転する間のみに溜め込むトナーの量に抑えることができ、したがって、次に吸着ロール48をトナーが通過する場合に、再度、効率的に、発泡体の孔にトナーを溜め込むことができる。
また、搬送ベルト46上の大量のトナーを一度に回収することがなくなり、清掃装置100の清掃部材104のトナー掻きとり時の負担が軽減するので、清掃装置100によって効率的にトナーを回収できる。
また、各像形成部18が搬送ベルト46の表面にトナーを排出する場合に、搬送ベルト46の表面がトナーに帯電された電荷と逆極性の帯電がされていないので、トナー排出モードにおいて搬送ベルト46の表面に排出されたトナーを清掃装置100が回収しやすくなる。
さらに、本実施形態における吸着ロール48においては、トナーと同極性のバイアス電圧を印加するようにしなくても吸着ロール48の表面の汚れを抑制できるので、トランス等の部品点数を削減できる。
本実施形態においては、トナーに負極性の電荷を帯電させ、吸着ロール48に正極性のバイアス電圧を印加させるようにしたが、トナーに正極性の電荷を帯電させ、吸着ロール48に負極性のバイアス電圧を印加させるようにしてもよい。
また、吸着ロール48をシートが通過しない場合には、トナー排出モードであるか否かに関わらず、吸着ロール48にバイアス電圧を印加させないようにしてもよい。
本発明は、画像形成装置などに利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いられる吸着ロール48の詳細を示す断面図である。 トナー排出モードの場合に、各像形成部が搬送ベルトに排出するトナーで形成するトナー像を示す図である。 搬送ベルト、吸着ロール及びその周辺の詳細を示す図である。 印加制御部の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
18 像形成部
46 搬送ベルト
48 吸着ロール
66 制御部
72 トナー排出モード処理部
100 清掃装置
102 清掃装置本体
104 清掃部材
110 印加装置
112 電源
114 スイッチ
130 印加制御部

Claims (7)

  1. シートを搬送する搬送ベルトと、
    この搬送ベルトまたは前記搬送ベルトにより搬送されるシートに現像剤を供給する現像手段と、
    この現像手段よりもシート搬送方向の上流側で前記搬送ベルトに接触し、シートを前記搬送ベルトに吸着させる吸着部材と、
    この吸着部材に、現像剤の帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を印加する印加手段と、
    前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記搬送ベルトによりシートが搬送される場合は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を許容するように制御し、前記搬送ベルトにシ−トが搬送されていない状態であって前記現像手段が前記搬送ベルト上に現像剤を供給する場合は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を禁止するように制御する
    画像形成装置。
  2. 前記搬送ベルト上であって現像剤が供給された区間が前記吸着部材を通過する間、前記制御手段は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を禁止するように制御する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像手段が前記搬送ベルトに供給した現像剤によって形成される像は、前記搬送ベルトの移動方向に所定の間隔に分割されて形成される
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像手段が前記搬送ベルトに供給した現像剤によって形成される像は、その像の前記搬送ベルトの移動方向の長さが前記吸着部材の周長よりも短く形成される
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. シートが前記吸着部材を通過する間、前記制御手段は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を許容するように制御し、
    シートが前記吸着部材を通過しない間、前記制御手段は、前記印加手段による前記吸着部材へのバイアス電圧の印加を禁止するように制御する
    請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記現像手段よりも前記搬送ベルトの移動方向の下流側であって前記吸着部材よりも前記搬送ベルトの移動方向の上流側に配置され、前記搬送ベルトを清掃する清掃手段
    をさらに有する請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記吸着部材の前記搬送ベルトに接する面は発泡体によって形成されている
    請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
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