JP2009085798A - 位置情報取得システム、同システムにおける位置情報の取得契機決定方法、同システムにおける携帯端末、サーバ装置、携帯端末及びサーバ装置のプログラム - Google Patents

位置情報取得システム、同システムにおける位置情報の取得契機決定方法、同システムにおける携帯端末、サーバ装置、携帯端末及びサーバ装置のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】位置情報取得及び送信に要する消費電力を可及的に低減することができる位置情報取得システム、同システムにおける位置情報の取得契機決定方法、同システムにおける携帯端末及びサーバ装置、同装置のプログラムを提供する。
【解決手段】位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と携帯端末から携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおける携帯端末又はサーバ装置に、携帯端末の位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における携帯端末の位置情報の取得契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段とを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、位置情報取得システム、同システムにおける位置情報の取得契機決定方法、同システムにおける携帯端末、サーバ装置、携帯端末及びサーバ装置のプログラムに関するものである。
従来より、移動する車両の現在位置をリアルタイムで取得可能なカーナビゲーションシステムが広く知られている。
カーナビゲーションシステムでは、GPS(Global Positioning System)機能を備えた車載器により、GPSから送信される電波を走行中常時定期的に受信し、その電波を用いて車両の現在位置を取得していた(たとえば、特許文献1参照。)。
近年では、このGPS機能を備えた携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末も考案されており、このような携帯端末で取得した自装置の位置情報を、インターネット等の通信網を介して所定のサーバ装置へ初手時間間隔で送信し、そのサーバ装置が受信した携帯端末の位置情報を利用してクライアントへ様々なサービスを提供するシステム等も考案されている。
特開平5−11700号公報
カーナビゲーションシステムの車載器のように、走行中常時充電が可能な電源を用いる機器では、自装置の位置情報を取得する際の消費電力をそれ程考慮する必要は無いが、上記した携帯端末のように有限な電源を用いる機器では、カーナビゲーションシステムの車載器のように、常時定期的に自装置の位置情報を取得したり、常時定期的に自装置の位置情報をサーバ装置へ送信したりすると、連続使用時間が短くなってしまうため、位置情報の取得やサーバ装置への位置情報の送信に要する消費電力を可及的に低減する必要があった。
そこで、請求項1に係る本発明では、位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、携帯端末から携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおける携帯端末の位置情報の取得契機決定方法であって、携帯端末の位置情報を順次記憶手段に記憶する記憶ステップと、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する予測ステップと、予測の結果に応じて、所定期間における携帯端末の位置情報の取得契機を複数決定する決定ステップとを有する位置情報の取得契機決定方法とした。
また、請求項2に係る本発明では、請求項1に記載の位置情報の取得契機決定方法の決定ステップにおいて、予測ステップにより携帯端末の位置の変動が所定範囲内にあると予測される期間には、その間の取得契機の間隔を延ばすことを特徴とする。
また、請求項3に係る本発明では、請求項1又は請求項2に記載の位置情報の取得契機決定方法において、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、当該位置情報を記憶した携帯端末の移動速度を取得する移動速度取得ステップを有し、決定ステップにおいて、予測ステップにより前記携帯端末の位置の変動が所定範囲内とならないと予測される期間であっても、携帯端末が所定以上の速度で移動すると予測されるときには、その間の取得契機の間隔を延ばすことを特徴とする。
また、請求項4に係る本発明では、請求項1に記載の位置情報の取得契機決定方法の記憶ステップにおいて記憶手段へ記憶する位置情報は、所定間隔の取得契機で取得した位置情報であり、決定ステップにおいて、予測ステップにより携帯端末の位置の変動が所定範囲内にあると予測される期間には、その間の取得契機の間隔を所定間隔よりも延ばし、所定範囲外にあると予測される期間には、その間の取得契機の間隔を所定間隔とすることを特徴とする。
また、請求項5に係る本発明では、請求項4に記載の位置情報の取得契機決定方法において、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、当該位置情報を記憶した携帯端末の移動速度を取得する移動速度取得ステップを有し、の決定ステップにおいて、予測ステップにより携帯端末の位置の変動が所定の範囲内とならないと予測される期間であっても、携帯端末が所定以上の速度で移動すると予測されるときには、その間の取得契機の間隔を所定間隔よりも延ばすことを特徴とする。
また、請求項6に係る本発明では、請求項1〜5のいずれか1項に記載の取得契機決定方法において、取得契機で位置情報を取得したとき、当該位置情報をサーバ装置へ送信するステップを有することを特徴とする。
また、請求項7に係る本発明では、位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、携帯端末から携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおいて、携帯端末の位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における携帯端末の位置情報の取得契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段とを有することを特徴とする。
また、請求項8に係る本発明では、位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、携帯端末から携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおいて、携帯端末の位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における携帯端末の位置情報の送信契機を複数決定する送信契機決定手段とを有することを特徴とする。
また、請求項9に係る本発明では、自装置の位置情報を取得する携帯端末において、所定の取得契機で位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取得手段で取得した位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における自装置の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における取得契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項10に係る本発明では、自装置の位置情報を取得して、所定の送信契機でサーバ装置へ送信する携帯端末において、所定の取得契機で位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取得手段で取得した位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における自装置の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における送信契機を複数決定する位置情報送信契機決定手段と、位置情報送信契機決定手段により決定した送信契機で、位置情報をサーバ装置へ送信する通信手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項11に係る本発明では、コンピュータを、請求項9又は請求項10に記載の携帯端末の各手段として機能させるプログラムを提供することとした。
また、請求項12に係る本発明では、位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末から位置情報を受信するサーバ装置において、携帯端末から送信される位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、所定期間に携帯端末から位置情報の送信があると、位置予測手段による予測結果に応じて、当該携帯端末による次回の位置情報の取得契機を決定し、当該携帯端末へ通知する位置情報取得契機通知手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項13に係る本発明では、位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末から位置情報を受信するサーバ装置において、携帯端末から送信される位置情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、所定期間に携帯端末から位置情報の送信があると、位置予測手段による予測結果に応じて、当該携帯端末による次回の位置情報の送信契機を決定し、当該携帯端末へ通知する位置情報送信契機通知手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項14に係る本発明では、コンピュータを、請求項12又は請求項13に記載のサーバ装置の各手段として機能させるプログラムを提供することとした。
本発明によれば、記憶手段に記憶した携帯端末の位置情報に基づいて、携帯端末の位置の変動傾向を予測し、その予測結果に応じて、携帯端末による位置情報の取得間隔や、サーバ装置への位置情報の送信間隔を変更することができるので、携帯端末が常時定期的に位置情報を取得する場合や、常時定期的に位置情報をサーバ装置へ送信する場合に比べて、携帯端末の位置情報の取得や、サーバ装置への位置情報の送信に要する消費電力を低減することができる。
本発明の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。ここでは、位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、この携帯端末から当該携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムに対して本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。
[1.位置情報取得システムの概要]
図1は、本実施形態に係る位置情報取得システムを示す説明図である。図1に示すように、本実施形態に係る位置情報取得システムSは、自装置が存在する緯度及び経度からなる位置情報を取得可能に構成された携帯端末1と、この携帯端末1から当該携帯端末1の位置情報を受信するサーバ装置2とから構成されている。
本実施形態に係る携帯端末1は、GPS(Global Positioning System)機能を備えており、複数のGPS衛星3から送信される電波4を所定のタイミングで受信し、その電波4に基づいて自装置が存在する緯度及び経度を算出することにより、自装置の位置情報5を取得する。
また、この携帯端末1は、無線基地局(図示略)を介して無線によりインターネットI等の通信網と接続可能に構成されており、サーバ装置2も同様に、インターネットI等の通信網と接続可能に構成されている。
そして、この位置情報取得システムSでは、携帯端末1から所定のタイミングで送信される携帯端末1の位置情報5を、サーバ装置2がインターネットIを介して受信するように構成している。
本実施形態のサーバ装置2は、この位置情報取得システムSに参加する複数の携帯端末から受信した各位置情報を各携帯端末毎に記憶して管理しており、この記憶した各携帯端末の位置情報を用いて、様々なサービスを提供可能に構成されている。
このサーバ装置2が提供可能サービスとしては、たとえば、ある携帯端末のユーザから特定の地域に関する質問を受信し、位置情報を記憶している携帯端末から、その地域にある携帯端末を選択して、質問を転送し、その質問に対する回答を受信して質問の送信元の携帯端末へ転送する地域情報提供サービスや、携帯端末からウェブサイトへアクセスしたときに、アクセスした携帯端末の位置情報に応じてウェブサイト上に掲載するバナー広告をサーバ装置が変更するサービス等がある。
通常、この種の位置情報取得システムでは、携帯端末1が所定の周期で定期的に自装置の位置情報を取得して、その都度、取得した位置情報をサーバ装置2へ送信するように構成されているが、本実施形態の位置情報取得システムSでは、携帯端末1の位置の変動状況に応じて、その携帯端末1が自装置の位置情報5を取得するタイミング(以下、「取得契機」という。)を複数決定し、この決定した取得契機で携帯端末1が自装置の位置情報を取得して、サーバ装置2へ送信するように構成することによって、携帯端末1が所定の時間間隔で常時定期的に位置情報を取得する場合に比べて、携帯端末の位置情報の取得及び送信に要する消費電力と、位置情報の送信に要する通信料とを低減することができるように構成している。
なお、本実施形態では、携帯端末1が自装置の位置情報を取得する取得契機の時間間隔と、位置情報をサーバ装置2へ送信する送信契機の時間間隔とを同一として説明するが、取得契機と送信契機のいずれか一方の契機の時間間隔だけを、携帯端末1の位置の変動状況に応じて決定し、他方の契機の時間間隔を一定の時間間隔としてもよい。
[2.位置情報の取得及び送信契機決定方法]
ここで、上記のように構成した位置情報取得システムSにおいて、携帯端末1の位置情報の取得契機及び送信契機を決定する取得及び送信契機決定方法の具体的一例について説明する。
ここでは、携帯端末1のユーザが当該位置情報取得システムSを利用する始めの1週間、携帯端末1が予め定められた所定間隔(ここでは、10分間隔)で定期的に自装置の位置情報を取得し、その取得した位置情報に基づいて、携帯端末1又はサーバ装置2が、携帯端末1のユーザの次の1週間の行動パターンを予測して、次の1週間における携帯端末1の位置情報の取得契機を決定し、この決定した取得契機で位置情報を取得したときに、当該位置情報をサーバ装置2へ送信する場合を例に挙げて説明する。
図2は、位置情報の取得及び送信契機決定方法の一例を示す説明図であり、この図2では、ある携帯端末1が取得して蓄積した1週間分の位置情報に基づいて作成した、携帯端末1のユーザの1週間の行動履歴を示している。なお、この図2では、携帯端末1のユーザが同じエリアにいる時間帯を同じハッチングにより示しており、ここでは、携帯端末1の位置の変動が半径100mの範囲内であるときに、ユーザが同じエリアに居るものと判断するようにしている。
図2に示すように、この携帯端末1のユーザは、毎日夜からあくる朝までと、月曜日から金曜日の9:00から17:00までは同じエリア内に居る。
このことから、この携帯端末1のユーザが夜からあくる朝まで居るエリアが、ユーザの自宅であり、ユーザが月曜日から金曜日の9:00から17:00まで居るエリアがユーザの職場であると予測でき、この行動履歴から、このユーザが来週も夜からあくる朝までの間自宅に居て、月曜日から金曜日の9:00から17:00までは職場に居ることが予測できる。
この位置情報取得システムSでは、こうして携帯端末1のユーザの1週間の行動履歴から、次の1週間の行動パターンを予測し、次の1週間において、そのユーザが同じエリアに居ると予測される時間帯については、携帯端末1による位置情報の取得契機及び送信契機の時間間隔を予め定めた10分間隔から20分間隔に延ばすようにしている。
このように、携帯端末1による位置情報の取得契機及び送信契機を10分間隔から20分間間隔に延ばすことにより、1時間に位置情報を取得及び送信する回数を6回から3回に減少させることができるので、携帯端末1が単位時間に位置情報取得及び位置情報送信のために消費する電力と、位置情報の送信に要する通信料を低減することができる。
また、図2に示すように、携帯端末1のユーザは、金曜日に17:00から21:00まで居るエリア(繁華街)と、土曜日に9:00から19:00まで居るエリア(ゴルフ場)と、日曜日の10:00から13:00まで居るエリア(公園)と、14:00から17:00まで居るエリア(映画館)とがそれぞれ異なるため、来週の週末については、このユーザが図2に示す行動履歴の週末に示されているエリアと同じエリアに居るとは限らないことが予測できる。
このように、次の1週間の中で、携帯端末1のユーザが居るエリアを予測できないような期間については、その間、携帯端末1は位置情報の取得契機及び送信契機を、予め定めた10分間隔とする。
これにより、携帯端末1のユーザが先週の行動履歴とは異なるエリアにいる場合であっても、携帯端末1は、自装置の現在地を的確に捕捉することができ、また、サーバ装置2も携帯端末1の現在地を的確に捕捉することができる。
また、この位置情報取得システムSでは、図2に示した1週間の次の週において、携帯端末1のユーザが、前の週のユーザの行動履歴から予測した時間帯に予測したエリアに居ない場合、たとえば、図2に示した週の次の週の木曜日9:00から17:00の間に職場に居なかった場合には、一旦20分間隔に延ばした携帯端末1による位置情報の取得契機及び送信契機の時間間隔を、予め定めた再度10分間隔に戻すようにしている。
これにより、携帯端末1のユーザが前の週の行動履歴に即さない行動をとった場合であっても、携帯端末1及びサーバ装置2は、当該携帯端末1の現在位置を的確に捕捉することができる。
また、図2に示すように、平日の7:00から9:00までの間、及び、17:00から19:00までの間は、携帯端末1のユーザの行動履歴と、この時間帯における携帯端末1の位置の変動傾向(単位時間における携帯端末1の移動距離又は移動速度)とから、このユーザが移動中で且つ通勤時間帯であると予測することができる。
このように、携帯端末1が移動中であり、そのときの移動速度が予め定めた所定速度(ここでは、50km/hとする。)以上であった場合、この位置情報取得システムSでは、携帯端末1で頻繁に位置情報を取得する必要がないものとして、位置情報の取得契機及び送信契機の間隔を10分間から20分間隔に延ばすようにしている。
そのため、この位置情報取得システムSによれば、携帯端末1の移動速度が50km/hを超えるような場合、たとえば、携帯端末1のユーザが飛行機や電車で移動中であったり、高速道路を運転中であると予測される場合に、携帯端末1の短時間における位置情報の取得回数及び送信回数を減少させることができるので、位置情報の取得及び送信に要する消費電力と、位置情報の送信に要する通信料とを共に低減することができる。
ここで、この位置情報取得システムSにおいて、携帯端末1による位置情報の取得契機の時間間隔を10分間隔から20分間隔へ変更するとき、及び、20分間隔から10分間隔へ変更するときの具体的一例について説明する。
図3は、携帯端末1による位置情報の取得契機の時間間隔を変更するときの具体例を示す説明図である。ここでは、携帯端末1のユーザがこの位置情報取得システムSの利用を開始した最初の1週間(以下、「第1週」という。)と、次の1週間(以下、「第2週」という。)とにおいては、火曜日の9:00から17:00まで、第1のエリア10である職場に居て、その次の週(以下、「第3週」という。)の火曜日には、9:00から9:30まで職場にいて、その後、出張に出発したときを想定して説明する。なお、ここで携帯端末1は、位置情報を取得したときに、その位置情報をサーバ装置2へ送信するので、位置情報の送信契機については説明を省略する。
図3に示すように、携帯端末1が第1週の火曜日に10分間隔の取得契機で位置情報を取得した結果、この携帯端末1が9:00から17:00までユーザの職場にあった場合、この位置情報取得システムSでは、第2週の火曜日9:00から17:00も、携帯端末1がユーザの職場にあるものと予測して、この9:00から17:00の期間、各取得契機の間の取得契機を1回間引くことにより、取得契機の間隔を20分間隔に延ばす。
そして、第2週の火曜日9:00から17:00の間、携帯端末1は、20分間隔の取得契機で自装置の位置を取得する。ここでは、各取得契機で取得した位置情報がユーザの職場に携帯端末1があることを示すため、第3週の火曜日9:00から17:00の間も、携帯端末1がユーザの職場にあると予測される。
そのため、携帯端末1は、第3週の火曜日9:00から20分間隔の取得契機で位置情報の取得を行う。
しかし、第3週の火曜日においては、9:30から携帯端末1のユーザが出張に出発するため、9:00と9:20に取得した位置情報では、携帯端末1がユーザの行動履歴どおりにユーザの職場にあるが、9:40に取得した位置情報は、携帯端末1がユーザの行動履歴と異なり、携帯端末1がユーザの職場以外のエリアにあることを示すこととなる。
このとき、この位置情報取得システムSでは、携帯端末1による位置情報の取得契機を20分後ではなく、再び予め設定された10分後とし、その後、取得する位置情報がユーザの行動履歴に即した位置を示すまで、携帯端末1は、10分間隔の取得契機で位置情報を取得する。
そして、携帯端末1が取得した位置情報が、再びユーザの行動履歴に即す位置を示した場合には、その後の取得契機を20分間隔とする。
以下、上記のように構成した位置情報取得システムSにおける携帯端末1及びサーバ装置2の構成及びその動作について説明する。
以下の説明では、携帯端末1が自装置の位置情報の取得契機及び送信契機を決定する第1実施形態と、サーバ装置2が携帯端末1による位置情報の取得契機及び送信契機を決定し、その決定した取得契機で携帯端末1に位置情報の取得要求を送信する第2実施形態と、サーバ装置2が携帯端末1による位置情報の次回の取得契機及び送信契機を決定して、携帯端末1へ通知する第3実施形態について説明する。
ここでは、携帯端末1のユーザの行動履歴を作成するために、位置情報を蓄積する期間を1週間に設定され、位置情報の取得契機の時間間隔が初期設定として10分間隔に設定されているものとして説明する。
また、ここでは、携帯端末1が自装置の位置情報を取得したときに、その位置情報をサーバ装置2へ送信することとする。つまり、ここでは、位置情報の取得契機の時間間隔と送信契機の時間間隔とを同一の時間間隔とする。
[3.第1実施形態]
[3.1.携帯端末の構成等]
図4は、第1実施形態に係る携帯端末1の電気的構成を示す説明図である。第1実施形態に係る携帯端末1は、GPS機能とインターネット接続機能とを備えたPDAや携帯電話機等を適用可能であり、図4に示すように、制御部101と、取得した自装置の位置情報や、自装置の位置情報に基づいて作成した当該携帯端末1のユーザの行動履歴に関する情報を格納するデータベース(以下、「端末DB」という。)、位置情報の取得契機や送信契機の設定情報等を記憶する記憶手段としてのフラッシュメモリ103と、当該携帯端末1の現在地を示す画像等を後述の表示部107で表示可能な情報に変換処理する映像処理部106と、この映像処理部106からの出力に基づいて画像を表示する液晶表示装置(LCD)などの表示部107と、テンキーやタッチパネルなどからなる入力部110と、GPS衛星3やサーバ装置2等と通信するための通信部113とを備えている。なお、制御部101、記憶部102、フラッシュメモリ103、通信部113、映像処理部106は、システムバス120を介して相互に接続されている。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、不揮発性メモリ及びRAM(Random Access Memory)から構成される。この不揮発性メモリには、自装置の位置情報を取得するための位置情報取得処理等を行うための情報処理プログラムが格納されており、CPUは不揮発性メモリに記憶されている情報処理プログラムを読み出して実行することによって、後述の位置情報取得手段、位置予測手段、位置情報取得契機決定手段、位置情報送信契機決定手段、通信手段等として機能する。
なお、この情報処理プログラムは、例えば、当該携帯端末1に接続された他のサーバから、通信部113を介して、制御部101内部の不揮発性メモリにダウンロードされるようにしてもよく、又CD−ROM等の記録媒体に記録されてから図示しない記録媒体ドライブを介して、制御部101内部の不揮発性メモリに読み込まれるようにしてもよい。
[3.2.サーバ装置の構成等]
図5は、第1実施形態に係るサーバ装置2の電気的構成を示す説明図である。サーバ装置2は、専用のコンピュータの他、汎用のサーバコンピュータを適用可能であり、図5に示すように、制御部201と、携帯端末1から受信した位置情報を格納するデータベース(以下、「サーバDB」という。)等を記憶するハードディスク(HDD)203と、現在位置情報取得システムSを利用している各携帯端末の現在地を示す画像等を後述の表示部207で表示可能な情報に変換処理する映像処理部206と、この映像処理部206からの出力に基づいて映像を表示する液晶表示装置(LCD)などの表示部207と、マウス及びキーボードなどからなる入力部210と、各端末装置と通信するための通信部213とを備えている。なお、制御部201、ハードディスク203、通信部213、映像処理部206は、システムバス220を介して相互に接続されている。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)、不揮発性メモリ及びRAM(Random Access Memory)から構成される。この不揮発性メモリには、各携帯端末から位置情報を受信する位置情報受信処理等を行うための情報処理プログラムが格納されている。
なお、この情報処理プログラムは、例えば、当該サーバ装置2に接続された他のサーバから、通信部213を介して、制御部201内部の不揮発性メモリにダウンロードされるようにしてもよく、又CD−ROM等の記録媒体に記録されてから図示しない記録媒体ドライブを介して、制御部201内部の不揮発性メモリに読み込まれるようにしてもよい。
[3.3.第1実施形態において携帯端末の制御部が行う位置情報取得処理]
第1実施形態において、携帯端末1の制御部101が行う位置情報取得処理について、図6を参照して説明する。この位置情報取得処理は、携帯端末1の電源がONされてからOFFされるまで、携帯端末1の制御部101(ここでは、単に「制御部101」という。)が繰り返し実行する処理である。
第1実施形態において、携帯端末1の電源がONされると、制御部101は、図6に示すように、まず、GPS衛星から発信される位置取得用の電波を受信する処理を行い、GPS衛星からの電波を受信したか否かの判断を行う(ステップS01)。
ここで、制御部101は、後述のステップS09又はステップS11で設定した時間間隔で、順次GPS衛星からの電波を受信する処理を行う。
このステップS01において制御部101は、GPS衛星からの電波を受信したと判断した場合に(ステップS01:Yes)、処理をステップS02へ移し、GPSからの電波を受信していないと判断した場合に(ステップS01:No)、この位置情報取得処理を終了して、再度ステップS01から処理を開始する。
ステップS02において制御部101は、自装置の位置を算出する処理を行い、その後、処理をステップS03へ移す。
ここで、制御部101は、複数のGPSから受信した電波がGPS衛星から発信された時刻と、その電波を受信した時刻から、各GPS衛星から自装置までの距離を算出し、これらの距離を用いて3点測量法による位置計測を行うことにより、自装置が存在する緯度及び経度からなる位置情報を算出して取得する。
このように、制御部101は、所定の取得契機で自装置の位置情報を取得する位置情報取得手段として機能する。
次に、ステップS03において制御部101は、ステップS02で取得した自装置の位置情報を無線通信によりインターネットを介してサーバ装置2へ送信する処理を行い、その後、処理をステップS04へ移す。
このように、制御部101は、所定の送信契機で位置情報をサーバ装置へ送信する通信手段として機能する。
次に、ステップS04において制御部101は、ステップS02で取得した自装置の位置情報を、取得した時刻と関連付けてフラッシュメモリ103内の端末DBへ格納する処理を行い、その後、処理をステップS05へ移す。
ここで、制御部101は、1週間分の位置情報を端末DBへ格納することによって、1週間分のユーザの行動履歴を作成する。
このように、フラッシュメモリ103は、位置情報取得手段で取得した位置情報を記憶する記憶手段として機能する。
次に、ステップS05において制御部101は、端末DBを参照して、自装置の位置情報が1週間分蓄積されているか否かの判断を行い、1週間分蓄積されていると判断した場合に(ステップS05:Yes)、処理をステップS06へ移し、未だ1週間分蓄積されていないと判断した場合に(ステップS05:No)、処理をステップS11へ移す。
ステップS06において制御部101は、端末DBを参照して、位置情報を分析する処理を行う。ここで、制御部101は、ステップS04で端末DBに格納した今回取得した自装置の位置情報と、1週間前の同時刻に取得した位置情報とを比較することにより、位置情報の分析を行い、その後、処理をステップS07へ移す。
次に、ステップS07において制御部101は、ステップS06での分析結果を端末DBへ格納し、その後、処理をステップS08へ移す。
次に、ステップS08において制御部101は、端末DBを参照して、ステップS07で格納した位置情報の分析結果に基づいて、当該携帯端末1のユーザが行動履歴に即した場所に居るか否かの判断を行う。
ここで制御部101は、ステップS04で格納した今回取得した位置情報に対応する位置が、1週間前の同時刻における当該携帯端末1の所在位置から予め設定した所定範囲(例えば、半径100mの範囲)内にあるか否かを判断することにより、当該携帯端末1が行動履歴に即した場所に居るか否かの判断を行う。
そして、制御部101は、今回取得した位置情報に対応する位置が、1週間前の同時刻における当該携帯端末1の所在位置から予め設定した所定範囲内にあると判断した場合に、当該携帯端末1のユーザが行動履歴に即した場所に居ると判断し(ステップS08:Yes)、来週の同時刻にも当該携帯端末1が現在地から所定範囲内にあると予測して、処理をステップS09へ移す。
一方、制御部101は、今回取得した位置情報に対応する位置が、1週間前の同時刻における当該携帯端末1の所在位置から所定範囲内にないと判断した場合に、当該携帯端末1のユーザが行動履歴に即した場所に居ないと判断し(ステップS08:No)、来週の同時刻には、当該携帯端末1が現在地から所定範囲内にないと予測して、処理をステップS10へ移す。
このように、制御部101は、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間(ここでは、1週間)における自装置の位置の変動傾向を予測する位置予測手段として機能する。
ステップS10において制御部101は、当該携帯端末1が予め設定した所定速度(例えば、50Km/h)以上で移動中か否かの判断を行う。
ここで、制御部101は、直前に取得した位置情報及びそのときの時刻と、今回取得した位置情報及びそのときの時刻とを用いて、当該携帯端末1の現在の移動速度を算出し、この算出した移動速度が所定速度以上であると判断した場合に(ステップS10:Yes)、処理をステップS09へ移す。
一方、制御部101は、算出した移動速度が予め設定した所定速度未満であると判断した場合に(ステップS10:No)、処理をステップS11へ移す。
ステップS09において制御部101は、位置情報取得間隔を行動履歴に即した間隔に設定する処理を行い、その後、この位置情報取得処理を終了して、再度ステップS01から処理を開始する。
ここで、制御部101は、行動履歴に即した位置情報取得間隔として、予め設定した時間間隔(ここでは、10分間隔)よりも延ばした時間間隔(ここでは、20分間隔)に設定する処理行う。
また、ステップS11において制御部101は、位置情報取得間隔を予め設定した所定間隔(ここでは、10分間隔)に設定する処理を行って、その後、この位置情報取得処理を終了して、再度ステップS01から処理を開始する。
このように、制御部101は、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における位置情報の取得契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における位置情報の送信契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段として機能する。
[3.4.第1実施形態においてサーバ装置の制御部が行う処理]
次に、第1実施形態のサーバ装置の制御部201が行う位置情報受信処理について、図7を参照して説明する。この位置情報受信処理は、サーバ装置2の電源がONされてからOFFされるまで、サーバ装置2の制御部201(ここでは、単に「制御部201」という。)が繰り返し実行する処理である。
第1実施形態において、サーバ装置2の電源がONされると、制御部201は、図7に示すように、携帯端末から位置情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS21)。
ここで、制御部201は、位置情報を受信したと判断した場合に(ステップS21:Yes)、処理をステップS22へ移し、位置情報を受信していないと判断した場合に(ステップS21:No)、この位置情報受信処理を終了し、再度ステップS21から処理を開始する。
ステップS22において制御部201は、受信した携帯端末の位置情報をHDD203内のサーバDBに格納する処理を行い、その後、この位置情報受信処理を終了し、再度ステップS21から処理を開始する。
[4.第2実施形態]
第2実施形態に係る携帯端末は、その電気的構成に関して、図4に示した第1実施形態の携帯端末と同様であり、第2実施形態に係るサーバ装置も、その電気的構成に関して、図5に示した第1実施形態のサーバ装置と同様であるが、携帯端末及びサーバ装置の各不揮発性メモリに格納されている情報処理プログラムの内容と、各HDDに格納する情報の内容とが第1実施形態と異なる。
そのため、ここでは、第2実施形態に係る携帯端末の制御部が行う処理と、第2実施形態のサーバ装置が行う処理についてのみ説明することとする。以下の説明において、第1実施形態と同様の構成要件に関しては同一の符号を付して説明する。
[4.1.第2実施形態において携帯端末の制御部が行う位置情報取得処理]
ここで、第2実施形態において、携帯端末1の制御部101が行う位置情報取得処理について、図8を参照して説明する。この位置情報取得処理は、携帯端末1の電源がONされてからOFFされるまで、携帯端末1の制御部101(ここでは、単に「制御部101」という。)が繰り返し実行する処理である。
第2実施形態において、携帯端末1の電源がONされると、制御部101は、図8に示すように、まず、サーバ装置2から位置情報取得命令を受信したか否かの判断を行う(ステップ31)。この位置情報取得命令は、後述する第2実施形態のサーバ装置2が決定した位置情報の取得契機で、サーバ装置2から当該携帯端末1へ送信される情報である。
そして、このステップS31において制御部101は、位置情報取得命令を受信したと判断した場合に(ステップS31:Yes)、処理をステップS32へ移し、位置情報取得命令を受信していないと判断した場合に(ステップS32:No)、この位置情報取得処理を終了して、再度ステップS31から処理を開始する。
ステップS32において制御部101は、GPS衛星3から位置情報を取得するための電波を受信する処理を起動し、GPS衛星3からの電波を受信できたか否かを判断する。
そして、制御部101は、電波を受信できたと判断した場合に(ステップS32:Yes)、処理をステップS33へ移し、電波を受信できなかったと判断した場合に(ステップS32:No)、この位置情報取得処理を終了して、再度ステップS31から処理を開始する。
ステップS33において制御部101は、GPS衛星3から受信した電波に基づいて、自装置の現在地の緯度及び経度からなる位置情報を算出して取得し、その後、処理をステップS34へ移す。ここで、制御部101は、第1実施形態の携帯端末と同様の方法により、自装置の位置情報を算出する。
次に、ステップS34において制御部101は、ステップS33で算出した自装置の位置情報をサーバ装置2へ送信する処理を行い、その後、この位置情報取得処理を終了して、再度ステップS31から処理を開始する。
このように、第2実施形態の携帯端末1は、サーバ装置2から位置情報取得命令を受信したことを契機に、自装置の位置情報を取得して、その位置情報をサーバ装置へ送信する。
[4.2.第2実施形態においてサーバ装置の制御部が行う位置情報受信処理]
次に、第2実施形態において、サーバ装置2の制御部201が行う位置情報受信処理について、図9を参照して説明する。この位置情報受信処理は、サーバ装置2の電源がONされてからOFFされるまで、サーバ装置2の制御部201(ここでは、単に「制御部201」という。)が繰り返し実行する処理である。
第2実施形態において、サーバ装置2の電源がONされると、制御部201は、図9に示すように、まず、携帯端末から位置情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS41)。
そして、制御部201は、位置情報を受信したと判断した場合に(ステップS41:Yes)、処理をステップS42へ移し、位置情報を受信しなかったと判断した場合に(ステップS41:No)、この位置情報受信手段を終了し、再度ステップS41から処理を開始する。
ステップ42において制御部201は、位置情報をHDD203内のサーバDBに格納する処理を行い、その後、処理をステップS43へ移す。
ここで、制御部201は、各携帯端末の1週間分の位置情報をサーバDBへ格納することによって、各携帯端末のユーザの1週間分の行動履歴を作成する。
このように、サーバ装置2のHDD203は、携帯端末から送信される位置情報を記憶する記憶手段として機能する。
次に、ステップS43において制御部201は、サーバDB内にステップS42で位置情報を格納した携帯端末の位置情報が1週間分蓄積されているか否かの判断を行い、蓄積されていると判断した場合に(ステップS43:Yes)、処理をステップS44へ移し、蓄積されていないと判断した場合に(ステップS43:No)、処理をステップS50へ移す。
ステップS44において制御部201は、サーバDBを参照して、位置情報を分析する処理を行う。ここで、制御部201は、ステップS42でサーバDBに格納した今回受信した携帯端末の位置情報と、その携帯端末が1週間前の同時刻に受信した位置情報とを比較することにより、位置情報の分析を行い、その後、処理をステップS45へ移す。
次に、ステップS45において制御部201は、ステップS44での分析結果をサーバDBへ格納し、その後、処理をステップS46へ移す。
次に、ステップS46において制御部201は、サーバDBを参照して、ステップS45で格納した位置情報の分析結果に基づいて、当該位置情報を分析した携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居るか否かの判断を行う。
ここで制御部201は、ステップS42で格納した今回受信した位置情報に対応する位置が、その携帯端末の1週間前の同時刻における所在位置から予め設定した所定範囲(例えば、半径100mの範囲)内にあるか否かを判断することにより、その携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居るか否かの判断を行う。
そして、制御部201は、今回受信した位置情報に対応する位置が、その携帯端末の1週間前の同時刻における所在位置から予め設定した所定範囲内にあると判断した場合に、当該携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居ると判断し(ステップS46:Yes)、来週の同時刻にも、その携帯端末が現在地から所定範囲内にあると予測して、処理をステップS47へ移す。
一方、制御部201は、今回受信した位置情報に対応する位置が、その携帯端末の1週間前の同時刻における所在位置から所定範囲内にないと判断した場合に、その携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居ないと判断し(ステップS46:No)、来週の同時刻には、その携帯端末が現在地から所定範囲内にないと予測して、処理をステップS49へ移す。
このように、制御部201は、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間(ここでは、1週間)における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段として機能する。
ステップS49において制御部201は、ステップS46でユーザが行動履歴に即した場所に居ないと判断した携帯端末が、予め設定した所定速度(例えば、50Km/h)以上で移動中か否かの判断を行う。
ここで、制御部201は、直前に受信した位置情報及びそのときの時刻と、今回受信した位置情報及びそのときの時刻とを用いて、その携帯端末の現在の移動速度を算出し、この算出した移動速度が所定速度以上であると判断した場合に(ステップS49:Yes)、処理をステップS47へ移す。
一方、制御部201は、算出した移動速度が予め設定した所定速度未満であると判断した場合に(ステップS49:No)、処理をステップS50へ移す。
ステップS47において制御部201は、位置情報取得間隔を行動履歴に即した間隔に設定して、サーバDBに格納する処理を行い、その後、処理をステップS48へ移す。
ここで、制御部201は、行動履歴に即した位置情報取得間隔として、予め設定した時間間隔(ここでは、10分間隔)よりも延ばした時間間隔(ここでは、20分間隔)に設定する処理を行う。
また、ステップS50において制御部201は、位置情報取得間隔を予め設定した所定間隔(ここでは、10分間隔)に設定して、サーバDBに格納する処理を行い、その後、処理をステップS48へ移す。
次に、ステップS48において制御部201は、サーバDBを参照して、ステップS47又はステップS50で設定した位置情報の取得契機で、携帯端末へ位置情報取得命令を送信する処理を行うことにより、携帯端末へ位置情報の取得要求を行い、その後、この位置情報受信処理を終了して、再度ステップS41から処理を開始する。
このように、制御部201は、位置予測手段による予測結果に応じて、所定期間における携帯端末による位置情報の取得契機を複数決定し、当該取得契機で、前記携帯端末へ位置情報の取得要求を行って、携帯端末から位置情報を受信する位置情報受信手段として機能する。
[5.第3実施形態]
第3実施形態に係る携帯端末は、その電気的構成に関して、図4に示した第1実施形態の携帯端末と同様であり、第3実施形態に係るサーバ装置も、その電気的構成に関して、図5に示した第1実施形態のサーバ装置2と同様であるが、携帯端末及びサーバ装置の各不揮発性メモリに格納されている情報処理プログラムの内容と、各HDDに格納する情報の内容とが第1実施形態と異なる。
そのため、ここでは、第3実施形態に係る携帯端末の制御部が行う処理と、第3実施形態のサーバ装置が行う処理についてのみ説明することとする。以下の説明においても、第1実施形態と同様の構成要件に関しては同一の符号を付して説明する。
[5.1.第3実施形態において携帯端末の制御部が行う位置情報取得処理]
ここで、第3実施形態において、携帯端末1の制御部101が行う位置情報取得処理について、図10を参照して説明する。この位置情報取得処理は、携帯端末1の電源がONされてからOFFされるまで、携帯端末1の制御部101(ここでは、単に「制御部101」という。)が繰り返し実行する処理である。
第3実施形態において、携帯端末1の電源がONされると、制御部101は、図10に示すように、まず、GPS衛星3からの電波を受信する処理を起動して、GPS衛星3から電波を受信したか否かの判断を行い(ステップS61)、電波を受信したと判断した場合に(ステップS61:Yes)、処理をステップS62へ移し、電波を受信しなかったと判断した場合に(ステップS61:No)、処理をステップS64へ移す。
このステップS61において制御部101は、電源がONされると、予め設定された所定間隔(たとえば、10分間隔)で、GPS衛星から定期的に電波を受信する処理を行い、その後、再度このステップS61の処理を行う際には、後述のステップS66又はステップS67で設定された位置情報取得間隔で、GPS衛星から電波を受信する。
ステップS62において制御部101は、GPS衛星3から受信した電波に基づいて、自装置の現在地の緯度及び経度からなる位置情報を算出して取得し、その後、処理をステップS63へ移す。ここで、制御部101は、第1実施形態の携帯端末と同様の方法により、自装置の位置情報を算出する。
次に、ステップS63において制御部101は、ステップS62で取得した自装置の位置情報をサーバ装置2へ送信する処理を行い、その後、処理をステップS64へ移す。
次に、ステップS64において制御部101は、サーバ装置2から位置情報取得間隔を受信したか否かの判断を行う。この位置情報取得間隔は、後述する第3実施形態のサーバ装置2が決定した当該携帯端末1が自装置の位置情報を取得してから、次に自装置の位置情報を取得するまでの時間間隔を示す情報である。
そして、このステップS64において制御部101は、位置情報取得間隔を受信したと判断した場合に(ステップS64:Yes)、処理をステップS65へ移し、位置情報取得間隔を受信していないと判断した場合に(ステップS64:No)、この位置取得処理を終了して、再度ステップS61から処理を開始する。
ステップS65において制御部101は、サーバ装置2から受信した位置情報取得間隔が、当該携帯端末1のユーザの行動履歴に即した時間間隔であるか否かの判断を行う。
ここで制御部101は、サーバ装置2から受信した位置情報取得間隔が、後述のステップS67で設定する予め定めた所定間隔(ここでは、10分間隔)よりも長い場合に、行動履歴に即した時間間隔であると判断して(ステップS65:Yes)、処理をステップS66へ移す。
一方、制御部101は、サーバ装置2から受信した位置情報取得間隔が、後述のステップS67で設定する予め定めた所定間隔(ここでは、10分間隔)である場合に、行動履歴に即していない時間間隔であると判断して(ステップS65:No)、処理をステップS67へ移す。
ステップS66において制御部101は、位置情報の取得契機の間隔を、当該携帯端末のユーザの行動履歴に即した間隔として、今回サーバ装置2から受信した位置取得間隔に設定する処理を行い、その後、この位置取得処理を終了して、再度ステップS61から処理を開始する。
ステップS67において制御部101は、位置情報の取得契機の間隔を、当該携帯端末のユーザの行動履歴に即していない間隔として、予め定めた10分間隔に設定する処理を行い、その後、この位置取得処理を終了して、再度ステップS61から処理を開始する。
[5.2.第3実施形態においてサーバ装置の制御部が行う位置情報受信処理]
次に、第3実施形態において、サーバ装置2の制御部201が行う位置情報受信処理について、図11を参照して説明する。この位置情報受信処理は、サーバ装置2の電源がONされてからOFFされるまで、サーバ装置2の制御部201(ここでは、単に「制御部201」という。)が繰り返し実行する処理である。
第3実施形態において、サーバ装置2の電源がONされると、制御部201は、図11に示すように、まず、携帯端末から位置情報を受信したか否かの判断を行う(ステップS71)。
そして、制御部201は、位置情報を受信したと判断した場合に(ステップS71:Yes)、処理をステップS72へ移し、位置情報を受信しなかったと判断した場合に(ステップS71:No)、この位置情報受信手段を終了し、再度ステップS71から処理を開始する。
ステップ72において制御部201は、位置情報をHDD203内のサーバDBに格納する処理を行い、その後、処理をステップS73へ移す。
ここで、制御部201は、各携帯端末の1週間分の位置情報をサーバDBへ格納することによって、各携帯端末のユーザの1週間分の行動履歴を作成する。
このように、サーバ装置2のHDD203は、携帯端末から送信される位置情報を記憶する記憶手段として機能する。
次に、ステップS73において制御部201は、サーバDB内にステップS72で位置情報を格納した携帯端末の位置情報が1週間分蓄積されているか否かの判断を行い、蓄積されていると判断した場合に(ステップS73:Yes)、処理をステップS74へ移し、蓄積されていないと判断した場合に(ステップS73:No)、処理をステップS79へ移す。
ステップS74において制御部201は、サーバDBを参照して、位置情報を分析する処理を行う。ここで、制御部201は、ステップS72でサーバDBに格納した今回受信した携帯端末の位置情報と、その携帯端末が1週間前の同時刻に受信した位置情報とを比較することにより、位置情報の分析を行い、その後、処理をステップS75へ移す。
次に、ステップS75において制御部201は、ステップS74での分析結果をサーバDBへ格納し、その後、処理をステップS76へ移す。
次に、ステップS76において制御部201は、サーバDBを参照して、ステップS75で格納した位置情報の分析結果に基づいて、当該位置情報を分析した携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居るか否かの判断を行う。
ここで制御部201は、ステップS72で格納した今回受信した位置情報に対応する位置が、その携帯端末の1週間前の同時刻における所在位置から予め設定した所定範囲(例えば、半径100mの範囲)内にあるか否かを判断することにより、その携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居るか否かの判断を行う。
そして、制御部201は、今回受信した位置情報に対応する位置が、その携帯端末の1週間前の同時刻における所在位置から予め設定した所定範囲内にあると判断した場合に、当該携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居ると判断し(ステップS76:Yes)、来週の同時刻にも、その携帯端末が現在地から所定範囲内にあると予測して、処理をステップS77へ移す。
一方、制御部201は、今回受信した位置情報に対応する位置が、その携帯端末の1週間前の同時刻における所在位置から所定範囲内にないと判断した場合に、その携帯端末のユーザが行動履歴に即した場所に居ないと判断し(ステップS76:No)、来週の同時刻には、その携帯端末が現在地から所定範囲内にないと予測して、処理をステップS78へ移す。
このように、制御部201は、記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間(ここでは、1週間)における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段として機能する。
ステップS78において制御部201は、ステップS76でユーザが行動履歴に即した場所に居ないと判断した携帯端末が、予め設定した所定速度(例えば、50Km/h)以上で移動中か否かの判断を行う。
ここで、制御部201は、直前に受信した位置情報及びそのときの時刻と、今回受信した位置情報及びそのときの時刻とを用いて、その携帯端末の現在の移動速度を算出し、この算出した移動速度が所定速度以上であると判断した場合に(ステップS78:Yes)、処理をステップS77へ移す。
一方、制御部201は、算出した移動速度が予め設定した所定速度未満であると判断した場合に(ステップS78:No)、処理をステップS79へ移す。
ステップS77において制御部201は、行動履歴に即した位置情取得間隔を携帯端末へ送信する処理を行い、その後、この位置情報受信処理を終了して、再度ステップ71から処理を開始する。
ここで、制御部201は、行動履歴に即した位置情報取得間隔として、予め設定した時間間隔(ここでは、10分間隔)よりも延ばした時間間隔(ここでは、20分間隔)を示す情報を携帯端末へ送信することにより、その携帯端末に位置情報の次回の取得契機を通知する。
また、ステップS79において制御部201は、予め設定した位置情報取得間隔を携帯端末へ送信する処理を行い、その後、この位置情報受信処理を終了して、再度ステップS71から処理を開始する。
ここで、制御部201は、予め設定した所定の位置情報取得間隔として、10分間を示す情報を送信することにより、その携帯端末に位置情報の次回の取得契機を通知する。
このように、制御部201は、所定期間に携帯端末から位置情報の送信があると、位置予測手段による予測結果に応じて、当該携帯端末による次回の位置情報の取得契機を決定し、当該携帯端末へ通知する位置情報取得契機通知手段として機能する。
このように、上記実施形態のように携帯端末1及びサーバ装置2を構成すれば、携帯端末1の位置の変動傾向に基づいて、頻繁に位置情報を取得してサーバ装置2へ送信する必要性が低いと予測される場合には、携帯端末1による位置情報の取得契機及び送信契機の時間間隔を、予め定めた所定の時間間隔よりも延ばすことができるので、常時定期的に位置情報の取得及び送信を行う場合に比べて、携帯端末1が位置情報の取得及び送信に要する消費電力を低減することができ、サーバ装置2へ位置情報を送信する際の通信料も低減することができる。
なお、上記実施形態では、携帯端末1による位置情報の取得契機及び送信契機の時間間隔を10分間隔と20分間隔の2通りにしているが、取得した位置情報がユーザの行動履歴に即していた場合、さらに位置情報の取得契機及び送信契機の時間間隔を延ばすように構成することもできる。
また、上記実施形態では、携帯端末1による位置情報の取得契機の時間間隔と送信契機の時間間隔とを同一にしているが、この時間間隔をそれぞれ異なるように構成することもできる。
たとえば、携帯端末1に常時一定の時間間隔で位置情報の取得を行わせ、位置情報の送信契機に関してのみ、当該携帯端末1の位置の変動傾向に応じて変更する構成としてもよく、逆に、携帯端末1の位置の変動傾向に応じて位置情報の取得契機を変更し、位置情報の送信に関しては、常時一定の時間間隔で行うように構成してもよい。
このように構成しても、携帯端末1による位置情報の取得又は送信に要する消費電力を低減することができる。
本実施形態に係る位置情報取得システムを示す説明図である。 本実施形態に係る携帯端末のユーザの行動履歴を示す説明図である。 本実施形態に係る位置情報の取得及び送信契機決定方法を示す説明図である。 本実施形態に係る携帯端末の電気的構成を示す説明図である。 本実施形態に係るサーバ装置の電気的構成を示す説明図である。 本実施形態に係る携帯端末の制御部が行う処理を示す説明図である。 本実施形態に係るサーバ装置の制御部が行う処理を示す説明図である。 本実施形態に係る携帯端末の制御部が行う処理を示す説明図である。 本実施形態に係るサーバ装置の制御部が行う処理を示す説明図である。 本実施形態に係る携帯端末の制御部が行う処理を示す説明図である。 本実施形態に係るサーバ装置の制御部が行う処理を示す説明図である。
符号の説明
S 位置情報取得システム
1 携帯端末
2 サーバ装置
3 GPS衛星
4 電波
5 位置情報

Claims (14)

  1. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、前記携帯端末から前記携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおける前記携帯端末の位置情報の取得契機決定方法であって、
    前記携帯端末の位置情報を順次記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する予測ステップと、
    前記予測の結果に応じて、前記所定期間における前記携帯端末の位置情報の取得契機を複数決定する決定ステップと、を有する位置情報の取得契機決定方法。
  2. 前記決定ステップにおいて、前記予測ステップにより前記携帯端末の位置の変動が所定範囲内にあると予測される期間には、その間の前記取得契機の間隔を延ばすことを特徴とする請求項1に記載の位置情報の取得契機決定方法。
  3. 前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、当該位置情報を記憶した前記携帯端末の移動速度を取得する移動速度取得ステップを有し、
    前記決定ステップにおいて、前記予測ステップにより前記携帯端末の位置の変動が所定範囲内とならないと予測される期間であっても、前記携帯端末が所定以上の速度で移動すると予測されるときには、その間の前記取得契機の間隔を延ばすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の位置情報の取得契機決定方法。
  4. 前記記憶ステップにおいて前記記憶手段へ記憶する前記位置情報は、所定間隔の取得契機で取得した位置情報であり、
    前記決定ステップにおいて、前記予測ステップにより前記携帯端末の位置の変動が所定範囲内にあると予測される期間には、その間の前記取得契機の間隔を前記所定間隔よりも延ばし、前記所定範囲外にあると予測される期間には、その間の前記取得契機の間隔を前記所定間隔とすることを特徴とする請求項1に記載の位置情報の取得契機決定方法。
  5. 前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、当該位置情報を記憶した前記携帯端末の移動速度を取得する移動速度取得ステップを有し、
    前記決定ステップにおいて、前記予測ステップにより前記携帯端末の位置の変動が前記所定の範囲内とならないと予測される期間であっても、前記携帯端末が所定以上の速度で移動すると予測されるときには、その間の前記取得契機の間隔を前記所定間隔よりも延ばすことを特徴とする請求項4に記載の位置情報の取得契機決定方法。
  6. 前記取得契機で前記位置情報を取得したとき、当該位置情報を前記サーバ装置へ送信するステップを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の取得契機決定方法。
  7. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、前記携帯端末から前記携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおいて、
    前記携帯端末の位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、
    前記位置予測手段による予測結果に応じて、前記所定期間における前記携帯端末の位置情報の取得契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段と、を有する位置情報取得システム。
  8. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末と、前記携帯端末から前記携帯端末の位置情報を受信するサーバ装置とを有する位置情報取得システムにおいて、
    前記携帯端末の位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、
    前記位置予測手段による予測結果に応じて、前記所定期間における前記携帯端末の位置情報の送信契機を複数決定する送信契機決定手段と、を有する位置情報取得システム。
  9. 自装置の位置情報を取得する携帯端末において、
    所定の取得契機で前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における自装置の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、
    前記位置予測手段による予測結果に応じて、前記所定期間における前記取得契機を複数決定する位置情報取得契機決定手段と、を備えたことを特徴とする携帯端末。
  10. 自装置の位置情報を取得して、所定の送信契機でサーバ装置へ送信する携帯端末において、
    所定の取得契機で前記位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段で取得した前記位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における自装置の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、
    前記位置予測手段による予測結果に応じて、前記所定期間における前記送信契機を複数決定する位置情報送信契機決定手段と、
    前記位置情報送信契機決定手段により決定した前記送信契機で、前記位置情報を前記サーバ装置へ送信する通信手段と、を備えたことを特徴とする携帯端末。
  11. コンピュータを、請求項9又は請求項10に記載の前記携帯端末の各手段として機能させるプログラム。
  12. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末から前記位置情報を受信するサーバ装置において、
    前記携帯端末から送信される前記位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における前記携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、
    前記所定期間に前記携帯端末から前記位置情報の送信があると、前記位置予測手段による予測結果に応じて、当該携帯端末による次回の前記位置情報の取得契機を決定し、当該携帯端末へ通知する位置情報取得契機通知手段と、を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  13. 位置情報を取得する位置情報取得手段を有する携帯端末から前記位置情報を受信するサーバ装置において、
    前記携帯端末から送信される前記位置情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、所定期間における前記携帯端末の位置の変動傾向を予測する位置予測手段と、
    前記所定期間に前記携帯端末から前記位置情報の送信があると、前記位置予測手段による予測結果に応じて、当該携帯端末による次回の前記位置情報の送信契機を決定し、当該携帯端末へ通知する位置情報送信契機通知手段と、を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  14. コンピュータを、請求項12又は請求項13に記載の前記サーバ装置の各手段として機能させるプログラム。
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