JP2009085653A - 空気流量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ターミナルと発熱抵抗体及び温度補償抵抗体を接合する際に一定の接合面積を確保し、接合面積が小さく、さらに変化が小さい安定した接合を保つことにより溶接電流を下げ、ターミナルと発熱抵抗体及び温度補償抵抗体への熱影響を小さくし、材料組成の変化の範囲を狭める。また、厚さ方向の取り付け位置精度を確保し、安定した出力特性を得る。
【解決手段】
内部に発熱抵抗体と温度補償抵抗体とを有する副流路と、前記発熱抵抗体および前記温度補償抵抗体とターミナルと電子回路とを備えた発熱抵抗式空気流量測定装置において、前記ターミナル本体は板状であり、前記発熱抵抗体と前記温度補償抵抗体に電気的な接続がされており、前記ターミナルの接続部表面は平面であり、前記ターミナルの接続部表面は接続部近傍の幅より狭く、接続面の高さは前記ターミナルの接続部近傍と同じである。
【選択図】図4

Description

本発明は吸入空気通路を流れる流量を測定する空気流量測定装置に関するものである。
従来の技術として特許文献1に示すとおり、空気測定流量測定装置は吸入通路の主流路に設けられた副流路に出ているターミナル端部に発熱抵抗体と温度補償抵抗体が接合されていて、このターミナルと外部と接続をするためのコネクタターミナルが一体樹脂成形されたハウジングとなっている。発熱抵抗体と温度補償抵抗体が接合してある部分は樹脂成形から露出した状態となっている。そして、このハウジングの内部に電子回路を納め、電子回路を金属ベースとカバーにより覆っている構造となっている。電子回路とターミナルおよびコネクタターミナルは金属ワイヤボンディングによって電気的に接合している。
特開2006−23218号公報
特許文献1における発熱抵抗体または温度補償抵抗体と接続を安定させるために平板状のターミナルの接合面を凸状にしている。このターミナルは板または帯をから形状が作られ、凸形状は金型により成形されるため、接合面の断面の厚さは一定となるが成形前の板厚より薄くなる。そのため、接合面とその前後では厚さ方向に段差が発生する。ここで板や帯の厚さはJIS規格においても、板厚の数%から20%程度のばらつきを持っているので、板厚は薄くなったり厚くなったりする。すなわち、板厚のバラツキにより段差が大きくなったり小さくなったりしてしまう。
この段差のある接合面に発熱抵抗体または温度補償抵抗体を溶接すると、ターミナルの接合面以外にたいして発熱抵抗体または温度補償抵抗体の位置が段差分ばらついてしまう。従来からターミナルの平面方向の取り付けばらつきに加え、厚さ方向のばらつきが加わり、発熱抵抗体または温度補償抵抗体の位置精度が悪化してしまう。この位置精度が悪化すると空気流量測定装置の出力特性に曲がりが発生し規格外となってしまう問題があった。
また、抵抗溶接は接合する物同士の面積が多いと抵抗値が下がる。発熱量は抵抗値に比例するため、溶接に必要な発熱量を得るためは電流を多く流さなければない。電流が大きくなると抵抗値の変化に対する発熱量の感度が高くなり、溶接がばらつくので、抵抗溶接を安定させるには電流値を下げ、抵抗値を安定させると良いが、発熱抵抗体または温度補償抵抗体に使用されるワイヤが太くなると、溶かす面積が増えるため抵抗溶接の電流は大きくなる。ターミナル接合面が凸形状の場合、溶接の始めは接合が小さいが、溶接が進むとターミナルが溶け、発熱抵抗体または温度補償抵抗体のワイヤとの接合面積が大きくなり電気抵抗が下がり、発熱が小さくなってしまい溶接が不十分になる。そのため、さらに電流値を上げなければならない。
また、接合面積が大きい場合、温度補償抵抗体への熱影響が大きくなり、材料組成の変化の範囲が広くなり溶接の信頼性が落ちるので、溶接中の接合面は小さく、面積の変化が少ないほうが良い。
太いワイヤの発熱抵抗体または温度補償抵抗体の場合に、特許文献1に記載されている凸形状では接合時に接合面が一定の接合面積で、接合面積の変化が小さくなるという効果が得られないという問題があった。
さらに、ターミナルと発熱抵抗体または温度補償抵抗体を接合する角度が90°ではない場合に接合する角度によって、溶接時の接合面積が変化して、溶接条件を変えなければならないという問題があった。
本発明の目的はターミナルとワイヤの発熱抵抗体及び温度補償抵抗体との接合の場合に一定の接合面積が確保でき、ターミナルと発熱抵抗体または温度補償抵抗体を接合する角度が90°でない場合でも接合面積を小さくし、さらに溶接時に接合面積の変化を小さくして溶接電流を下げ、ターミナルと発熱抵抗体及び温度補償抵抗体への熱影響を小さくし、材料組成の変化を最小限に留め、厚さ方向の取り付け位置精度を確保し、安定した出力特性が得られる空気流量測定装置とターミナルを提供することにある。
本発明は吸気通路を構成する主流路と、内部に発熱抵抗体と温度補償抵抗体とを有する副流路と、前記発熱抵抗体および前記温度補償抵抗体とターミナルと電子回路とを備えた発熱抵抗式空気流量測定装置において、前記ターミナル本体は板状であり、前記発熱抵抗体と前記温度補償抵抗体に電気的な接続がされており、前記ターミナルの接続部表面は平面であり、前記ターミナルの接続部表面は接続部近傍の幅より狭く、接続面の高さは前記ターミナルの接続部近傍と同じであることにより達成する。
好ましくは、ターミナル接続面の裏側は接続部近傍の幅より広いことにより達成する。
好ましくは、ターミナル接続部断面形状は接続部表面の幅が最も狭く、裏面に向かって連続的に幅が広くなることにより達成する。
好ましくは、ターミナル接続部断面形状は接続部表面の幅が最も狭く、裏面に向かって階段状に幅が広くなることにより達成する。
好ましくは、ターミナルは少なくとも1ヵ所以上の曲げ部があり、前記曲げ部の断面形状は略四角形であることにより達成する。
好ましくは、ターミナルと発熱抵抗体と温度補償抵抗体の接続方法が抵抗溶接であることにより達成する。
好ましくは、電子回路は、コネクタハウジングに設けられたコネクタターミナルに電気的に接続され、該コネクタターミナルを介して外部回路に接続されることにより達成される。
好ましくはターミナルと電子回路とは金属ワイヤによるワイヤボンディングによって接続されていることにより達成される。
好ましくは、金属ワイヤボンディング部がそれ以外より幅広であることにより達成される。
好ましくは、ターミナルの接続部を金型により成形したことにより達成される。
好ましくは、ターミナルの接続面の幅は前記ターミナルの接続前後の幅より50%以上狭いことにより達成される。
好ましくは、ターミナルに対し、発熱抵抗体と温度補償抵抗体の取り付け角度が90°でないことにより達成される。
本発明によれば、ターミナルと発熱抵抗体及び温度補償抵抗体を接合する際に一定の接合面積が確保でき、接合面積が小さく、さらに変化が小さい安定した接合を保ちつことにより溶接電流を下げ、ターミナルと発熱抵抗体及び温度補償抵抗体への熱影響を小さくし、材料組成の変化の範囲を狭めることができる。また、厚さ方向の取り付け位置精度を確保し、安定した出力特性が得られる。
ターミナルの断面が略四角形の部分で曲げ加工を行い、抵抗体の配置と電子回路との接続位置の自由度を上げ、小型・軽量化が可能でありながら出力特性が安定した発熱抵抗体式空気流量測定装置を提供できる。
発熱抵抗体及び温度補償抵抗体との接合を行なうターミナルの接合面を金型により成形前の平面を接合前後の幅に対し半分以下に成形する。この時、接合部は成形部以外の部分と厚みは変化させないので高さの位置精度が安定し、空気流量測定装置は安定した出力特性を得る。ターミナルと発熱抵抗体及び温度補償抵抗体が直角ではない角度で接合される場合に接合部の成形幅を変えて、接合面が小さくなるようにし、接合面は発熱抵抗体及び温度補償抵抗体のワイヤ幅より広いという条件を満足する範囲で溶接時の抵抗値を上げ、抵抗値の変化を少なくし、低い電流で溶接することにより接合条件を安定させ、熱影響の範囲を小さくし、接合される材質の組成変化を最小限に留め、接合強度と信頼性を確保し、さらに電極寿命を長くすることができる。
また、金型による成形で接合部の平面と成形面にだれアールが発生するため、ターミナルの捩れやずれで起こる位置精度の悪化による溶接時の抵抗値の変化を小さくでき、高い抵抗値を確保できるため、低い電流で溶接することが可能となり、接合が安定し、熱影響を小さくでき、接合される材料組成の変化範囲を狭め、接合強度と信頼性を確保し、電極寿命を長くすることができる。
図1は本発明の特性調整手段を採用した発熱抵抗体式空気流量測定装置の横断面図であり、図2は、図1のI−I断面図である。また、図3は、図2を上部から見た外観図である。
電子回路4は、金属ベース6に接着固定され、同様に金属ベース6と接着固定あるいはインサート成形により一体化されたハウジング5により周囲を囲われている。
ハウジング5は、金属部品であるコネクタターミナル2,調整端子1,ターミナル9をインサート成形したプラスチック部品であり(前記のように金属ベース6もインサート成形可能)、電子回路4を内装保護するハウジングとしての機能に加え、副通路13,コネクタハウジング3,固定フランジ10等が一体成形されている。従って、電子回路4は金属ベース6を底面、ハウジング5を周囲壁とした箱状体に内装されており、調整端子1およびコネクタターミナル2は、電子回路4を内装した前記箱状体の内側からコネクタハウジング3の内部へ貫通しており、そのハウジング5の内側端部付近と電子回路4の間を金属ワイヤ8で接続することにより、電子回路4とコネクタハウジング3内の調整端子1およびコネクタターミナル2は電気的に導通する。同様に、ターミナル9は電子回路4を内装した前記箱状体の内側から副通路13へ貫通しており、そのハウジング5の内側端部付近と電子回路4の間を金属ワイヤ8で接続し、さらに、ターミナル9の副通路13側端部に発熱抵抗体11および温度補償抵抗体12を溶接することにより、発熱抵抗体11および温度補償抵抗体12と電子回路4は電気的に導通する。そして、電子回路4を内装した箱状体の中にシリコンゲル19を充填し、カバー7を接着することにより、電子回路4は密封され(実際には、ハウジング5内に残った空気を加熱膨張時などにコネクタハウジング3の内側にリークするための換気孔18を介してのみ開口している)、また、コネクタターミナル2,調整端子1およびターミナル9以外は電気的に絶縁される。また、カバー7を接着することにより、副通路13がハウジング5の上流開口部を入口13a、ハウジング5とカバー7に開けた角穴を出口13bとした管路として完成される。副通路13を本実施例のように曲がり部のある複雑な管路とするのは、検出素子の汚損防止や空気の流れの乱れの抑制、脈動流による検出誤差の低減に優れるためであり、従って、内熱機関の吸気流量検出に適した構造としたものである。このモジュールをボディ14の外壁面の穴から副通路13の入口13aと出口13bが主通路15内に位置するように挿入取り付けされ、ハウジング5に一体形成された固定フランジ10部をネジ16によりボディ14へ固定して、発熱抵抗式空気流量測定装置の構造が完成される。
図4の(a)(b)は発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12が本発明のターミナルに接続されている正面図、(c)が発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12とを副通路入口側から見た図である。本発明のターミナル9は、各々一対有し、(a)が本発明の接合断面ターミナル部9aに発熱抵抗体11、(b)が同様に温度補償抵抗体12が抵抗溶接によって接合される。溶接を発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12はターミナル9に対しある角度θを持つことがある。この場合、接合長さはターミナル幅L/cosθと長くなり、接合面積が増えるため、溶接時の抵抗値が下がってしまい高い溶接電流が必要となる。ここで接合幅を同じにするにはターミナルの幅を狭くしなければならないが、ターミナルの剛性がなくなるため幅を小さくすることは制限される。本発明ではターミナルの剛性を落とすことなく接合幅hの調整を行い、発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12のワイヤより広い幅で小さくなるように接合面を設定するため、ターミナルに対してある角度θをもって接合する場合でも接合幅hを小さくして、高い抵抗値を確保し、溶接電流を低く抑え、溶接時の発熱量を小さくし、熱影響範囲を狭めて、安定した接合ができる。さらに角度θの変化に対して成形条件を変えるので、溶接条件を同じにできる。発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12のワイヤ11b,12b幅より接合面を広くするのは溶接部が破壊する場合にワイヤが破断するようにするためである。
(c)では発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12は高さを変えて互いの影響を受けないようにターミナル9を曲げている。この曲げの精度を安定させるためにターミナルは板状になっている。そのため接合位置の自由度が上がり、小型・軽量化を可能としている。また、ターミナル端部9dに図示していない金属ワイヤ8で図示していない電子回路4とワイヤボンディングで電気的に接合するため、ターミナル端部9dは他の部分より幅が広い形状のとなる。
図5の(I)(II)は本発明のターミナルの接合面断面である。図5の(I)は接合面がターミナルの接合面前後と同じ厚さなので、発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12の高さ方向のばらつきがないので、空気流量測定装置は安定した出力特性を得ることができる。接合面は平面9gで小さい面積で高い抵抗値となるように設定され、他の部分はテーパで逃げているので、溶接時にターミナルが溶けて、接合面積が増加するのを抑え、抵抗値の変化を少なくできる。テーパの角度を変えることにより、ターミナルが溶けることによる接合面積の増加量は調整できる。
ちなみにターミナル9の板材の厚さは0.5mmで接合部成形前の幅は0.5mmで成形後の平面の幅は0.2mmである。発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12のワイヤ11b,12b幅は0.15であり、太い場合は0.4である。
図5の(II)は接合面がターミナル9の接合面前後と同じ厚さで、形状は平面で面積が最小になるように設定されており、ターミナルが溶けて接合面積の増加が抑えられるように同じ幅で溶ける深さより深い成形深さZまで成形している。このようにターミナルが溶けて面積の増加が抑えられるため、高い溶接電流が必要な太いワイヤの発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12の場合は抵抗値の変化による発熱量の変化が大きくなるので非常に有効となる。
図5の(III)はターミナル9が位置ずれした場合でも平面部が小さいため接合時の面積変化を小さくでき、熱影響範囲を小さくして安定した接合ができるので信頼性が上がる。
ターミナル9と発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12の接合部は外気が直接当たるため、使用条件によっては腐食することがあり、接合による熱影響で材質の組成自体が変化する範囲は小さいほどよく、腐食や熱影響で素材の機械的特性が変化した場合に振動や加速度などにより破損する恐れがあるので熱影響範囲を小さくして接合状態を安定させ信頼性を確保することが特に重要である。
図6は本発明に使用した金型組図である。下型27と上型26およびガイドピン29より構成されている。本金型は上型29が上下にスライドして金型が開閉する。その際、ガイドピン29がガイドとなる。
図7の(I)は成形状態の断面図である。図6の金型で下型27にあるアールの付いた平面部の凹部に空気流量測定装置30のターミナル9の先端部をセットし、ガイドピン29をガイドに溝の天辺が平面でテーパとなる溝を持った上型26が下降し、ターミナル9の先端部の接合面を成形する。次に上型26が上昇しターミナル9の接合部の成形が完了する。ここで金型によりテーパ部9dが加工されるが接合部になる部分は金型で成形しないため平面部9eが残る。このため接合部前後とターミナル9の厚さは変わらない。このため、接合面の高さは変化しないので安定した位置精度を保つことができるので。加工により接合面の断面が変わるが、成形による加工硬化でターミナル9の剛性の低下はほとんどない。また、ターミナル9を順送工程で加工する場合は、その工程内に形状を持った溝を入れて成形を行っても良い。図7の(II)は図7の(I)で成形されたターミナル9の断面である。
金型でテーパ部を加工すると成形されない平面部9eとテーパ部9dのつなぎにだれアール9eが付く。このだれアール9eは図5の(III)のようにターミナル9が位置ずれした時にだれアール9eが発熱抵抗体端部11aと温度補償抵抗体端部12aとの接合面になるため、だれアール9eある分だけ溶接時の接合面積の変化を小さくし、溶接を安定させる。
図8はターミナル9と溶接を発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12を抵抗溶接した時の電流と電圧の関係を示す。
電流値A1は太さ0.15のワイヤの溶接を発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12を溶接した時の値で、本発明品は他のものに比べ小さい電流で高い電圧を得ている。すなわち小さい電流で高い発熱量得ることができる。これは接合面の面積が小さくなり、抵抗値が高くなったためである。接合面が広い物ほど同じ電流でも電圧は小さい。また、電流値が高くなると凸状の形状は溶けてから抵抗値が低くなるため傾きが小さくなるが本発明品は抵抗値の減少が小さい。電流値A2は太さ0.4のワイヤを持つ発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12を接合する場合で発熱量を多く必要とするため、電流値は約2倍程度高くなるが、電流値が高い場合でも本発明品の形状はターミナル9の接合面積の変化が小さいため抵抗値の変化が少なく、凸状の成形品や成形無品と比べ、低い電流値で高い溶接電圧値が得られるすなわち高い抵抗値が得られることになる。このように溶接電流を小さくできるため、接合材への熱影響を小さくでき、接合される材料組成の変化範囲を狭め、安定した接合強度と信頼性を確保するとともに溶接電極寿命を長くすることができる。
本発明の一実施例の検出装置の横断面図。 図1のI−I断面図。 図2のコネクタ側からの外観図。 製品拡大図。 本発明品の断面拡大図。 本発明品の金型断面図。 成形状態の断面図。 接合時の電流と電圧の関係図。
符号の説明
1 調整端子
2 コネクタターミナル
3 コネクタハウジング
4 電子回路
5 ハウジング
6 金属ベース
7 カバー
8 金属ワイヤ
9 ターミナル
9a 曲面断面ターミナル
9b 板状断面ターミナル
9d 板状断面ターミナル端部
9e だれアール
9f テーパ部
9g 平面部
10 固定フランジ
11 発熱抵抗体
11a 発熱抵抗体端部
11b 発熱抵抗体ワイヤ
12 温度補償抵抗体
12a 温度補償抵抗体端部
12b 温度補償抵抗体ワイヤ
13 副通路
13a 副通路入口
13b 副通路出口
14 ボディ
15 主通路
16 ネジ
17 主流方向
18 換気孔
19 シリコンゲル
26 金型の上型
27 金型の下型
29 ガイドピン
30 空気流量測定装置

Claims (12)

  1. 吸気通路を構成する主流路内に配置され、内部に発熱抵抗体と温度補償抵抗体とを有する副流路と、前記発熱抵抗体および前記温度補償抵抗体が電気的されたターミナルと電子回路とを備えた発熱抵抗式空気流量測定装置において、
    前記ターミナルの本体は板状であり、前記ターミナルの接続部表面は平面であり、前記ターミナルの接続部表面は接続部近傍の幅より狭く、接続面の高さは前記ターミナルの接続部近傍と同じであることを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 請求項1に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナル接続面の裏側は接続部近傍の幅より広いこと特徴とする空気流量測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナル接続部断面形状は接続部表面の幅が最も狭く、裏面に向かって連続的に幅が広くなることを特徴とする空気流量測定装置。
  4. 請求項1に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナル接続部断面形状は接続部表面の幅が最も狭く、裏面に向かって階段状に幅が広くなることを特徴とする空気流量測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルは少なくとも1ヵ所以上の曲げ部があり、前記曲げ部の断面形状は略四角形であることを特徴とする空気流量測定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルと前記発熱抵抗体と前記温度補償抵抗体の接続方法が抵抗溶接であることを特徴とする空気流量測定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記電子回路は、コネクタハウジングに設けられたコネクタターミナルに電気的に接続され、前記コネクタターミナルを介して外部回路に接続されることを特徴とする空気流量測定装置。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルと前記電子回路とは金属ワイヤによるワイヤボンディングによって接続されていることを特徴とする空気流量測定装置。
  9. 請求項8に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルは、前記金属ワイヤボンディング部がそれ以外より幅広であることを特徴とする空気流量測定装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルの接続部を金型で成形することを特徴とする空気流量測定装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルの接続部表面の幅は前記ターミナルの接続部近傍の幅より50%以上狭いことを特徴とする空気流量測定装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の空気流量測定装置において、前記ターミナルの接続部に対し、発熱抵抗体と温度補償抵抗体の取り付け角度が90°ではないことを特徴とする空気流量測定装置。
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