JP2009085536A - 空気調和機 - Google Patents

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博章 石川
Nobuaki Uehara
伸哲 上原
Naoya Tanaka
直也 田中
Hiroyuki Nakagawa
博之 中川
Toshiaki Yoshikawa
利彰 吉川
Yoshinori Tanigawa
喜則 谷川
Seiji Hirakawa
誠司 平川
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Abstract

【課題】室内の隅々まで空気を送風するために、例えば、風の方向を左右方向に大きく偏向させる方向に左右羽根を大きく回動させても、空気が隣接した左右羽根の間を通過するときに生じる圧力損失の増大を抑制することができる空気調和機を得る。
【解決手段】吹出し口2に設けられ、ファン5により発生する風の方向を偏向させて制御する左右風向制御装置7を備え、左右風向制御装置7は、吹出し口2の底面2aに設けられた左右回転羽根回転軸11を中心に回動して風の方向を左右方向に偏向させる複数の左右回転羽根12aと、左右回転羽根12aの上流側に設けられ、左右回転羽根12aの上流側の端部へ向かう風の流速を低下させる平板12bとを有し、この平板12bに衝突した空気は所定の間隔をおいて隣接した左右回転羽根12aの間を通過する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ファンにより発生する風の方向を偏向させて制御する風向制御装置を備えた空気調和機に関する。
従来、吹出し口に設けられ、ファンにより発生する風の方向を上下方向および左右方向へ偏向可能な風向偏向手段を備えた空気調和機において、前記風向偏向手段は、前記吹出し口に設けられた、上下羽根回転軸を中心に回動して前記風の方向を上下方向に偏向させる上下羽根と、前記吹出し口に左右方向に所定の間隔をおいて設けられた、左右羽根回転軸を中心に回動して前記風の方向を左右方向に偏向させる複数の左右羽根とを備えたことを特徴とする空気調和機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−50579号公報
しかしながら、このものの場合、室内の隅々まで空気を送風するために、例えば、風の方向を左右方向に大きく偏向させる方向に左右羽根を大きく回動させると、空気が隣接した左右羽根の間を通過するときに、空気の縮流が大きくなり、圧力損失が増大してしまうという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、室内の隅々まで空気を送風するために、例えば、風の方向を左右方向に大きく偏向させる方向に左右羽根を大きく回動させても、空気が隣接した左右羽根の間を通過するときに生じる圧力損失の増大を抑制することができる空気調和機を提供するものである。
この発明に係る空気調和機は、吹出し口に設けられ、ファンにより発生する風の方向を偏向させて制御する風向制御装置を備え、前記風向制御装置は、前記吹出し口を区画する壁に設けられた回転羽根回転軸を中心に回動して前記風の方向を一方向に偏向させる複数の回転羽根と、前記回転羽根の上流側に設けられ、前記回転羽根の上流側の端部へ向かう前記風の流速を低下させる流速低下手段とを有し、前記流速低下手段に衝突した前記風の空気は、所定の間隔をおいて設けられた前記回転羽根の間を通過する。
この発明に係る空気調和機によれば、室内の隅々まで空気を送風するために、例えば、風の方向を左右方向に大きく偏向させる方向に左右羽根を大きく回動させても、空気が隣接した左右羽根の間を通過するときに生じる圧力損失の増大を抑制することができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
各実施の形態では、図2(a)の矢印Aの方向を上下方向、紙面に垂直な方向を左右方向と呼ぶ。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る空気調和機の左右風向制御装置7を示す斜視図、図2(a)は図1の左右風向制御装置7の取り付け位置を示す説明図である。
実施の形態1に係る空気調和機は、外部から空気を吸い込む吸込み口1、この吸込み口1から吸い込まれた空気を外部へ吹き出す吹出し口2、吸込み口1と吹出し口2とを連通させた送風路3がそれぞれ形成されたケース4を備えている。
また、この空気調和機は、送風路3の内部に設けられ風を発生させるファン5と、吸込み口1とファン5との間に設けられ、吸込まれた空気と熱交換を行う熱交換器6と、吹出し口2に設けられ、風の方向を一方向である左右方向に偏向させて制御する左右風向制御装置7と、この左右風向制御装置7より下流側の吹出し口2に設けられ、左右方向に垂直な他方向である上下方向に偏向させて風の方向を制御する上下風向制御装置8とを備えている。
上下風向制御装置8は、吹出し口2の側面から水平方向に延びて設けられた上下回転羽根回転軸9を中心に上下方向に回動する上下回転羽根10を有している。
左右風向制御装置7は、吹出し口2の底面2aに形成された左右羽根回転軸受2bに回動自在に支持された複数の左右回転羽根回転軸11と、それぞれの左右回転羽根回転軸11に固定されこの左右回転羽根回転軸11を中心に回動する複数の左右回転羽根12aと、それぞれの左右回転羽根12aの上流側であって、吹出し口2の底面2aに垂直に立てられた複数の固定体である平板12bとを有している。
平板12bは、下流側の端部が左右回転羽根12aの上流側の端部に指向して配置されている。
図3は図1の左右回転羽根回転軸11と平板12bとの位置関係を示す平面図である。
それぞれの左右回転羽根12aは、吹出し口2の左右方向に所定の間隔をおいて配置されており、それぞれがヒンジ13を介して、左右方向に延びた羽根リンク棒14と連結されている。
羽根リンク棒14は、吹出し口2の側面側に設けられたベーンモータ15に連結されており、このベーンモータ15の駆動により、羽根リンク棒14は左右方向に移動して、左右回転羽根12aが左右方向に回動する。
左右回転羽根回転軸11は、左右回転羽根12aのファン5側である上流側の端部に配置されているので、左右回転羽根12aが左右方向に回動しても、左右回転羽根12aの上流側の端部と平板12bの下流側の端部との位置関係は変わらない。
左右回転羽根12aおよび平板12bは、厚さが1mm程度に形成されている。なお、左右回転羽根12aおよび平板12bの厚みは、この寸法に限定されないが、一般的には3mm以下が望ましい。
左右回転羽根12aおよび平板12bは、樹脂から構成されている。なお、左右回転羽根12aおよび平板12bの材料は、樹脂に限定されず、その他の材料であってもよい。
次に、実施の形態1に係る空気調和機の動作について説明する。
図4(a)は平板12bが取り付けられていない空気調和機(以下、比較機という。)を用いて左右回転羽根12aAを回動させて風の方向を偏向させた場合の左右風向制御装置7Aの周囲の空気の流れを示す説明図、図4(b)は実施の形態1に係る空気調和機を用いて左右回転羽根12を回動させて風の方向を偏向させた場合の左右風向制御装置7の周囲の空気の流れを示す説明図である。
ここで、比較機における隣接した左右回転羽根回転軸11Aの間隔および実施の形態1に係る空気調和機における隣接した左右回転羽根回転軸11の間隔を同一の距離Lとし、ファン5により発生する風の方向に対する左右回転羽根12aの傾き角度を同一の角度θとした。
比較機では、左右回転羽根12aAを大きく回動させると、空気の流れが左右回転羽根12aAの上流側の端部から大きく剥離するため、左右回転羽根12aAの上流側の端部の下流側に空気が流れないよどみ領域33Aが生じ、空気の流路の幅h1Aは、隣接した左右回転羽根12aAの間隔hより狭くなる。
一方、実施の形態1に係る空気調和機では、左右回転羽根12aを大きく偏向させると、比較機のものより、空気の流れは左右回転羽根12aの上流側の端部から小さく剥離するため、左右回転羽根12aの上流側の端部の下流側に生じるよどみ領域33は比較機のよどみ領域33Aより小さくなる。
その結果、空気の流路の幅h1は、比較機における空気の流路の幅h1Aより大きくなり、左右回転羽根12aを大きく回動させたときに、空気が隣接した左右回転羽根12aの間を通過するときの圧力損失の増大を抑制することができる。
次に、実施の形態1に係る空気調和機におけるよどみ領域33が、比較機におけるよどみ領域33Aより小さくなる理由について説明する。
図5(a)は比較機における左右風向制御装置7Aの周囲の空気の流速分布を示す説明図、図5(b)は実施の形態1に係る空気調和機における左右風向制御装置7の周囲の空気の流速分布を示す説明図である。
比較機では、ファン5により発生した空気の流速は、吹出し口2の左右方向においてほぼ均一となるので、左右回転羽根12aAの上流側の近傍における空気の流速の分布は、左右方向において流速がほぼ均一である流速分布23aAのようになる。
したがって、左右回転羽根12aAの上流側の端部の近傍を通過した空気の流れは、左右回転羽根12aAの上流側の端部から大きく剥離して、左右回転羽根12aAの上流側の端部の下流側によどみ領域33Aが生じる。
一方、実施の形態1に係る空気調和機では、ファン5により発生した空気の流速は、比較機と同様に、吹出し口2の左右方向においてほぼ均一となるので、平板12bの上流側の近傍における空気の流速の分布は、左右方向において流速がほぼ均一である流速分布23aのようになる。
しかしながら、平板12bの上流側の端部では、空気が平板12bの上流側の端部に衝突して停止し、空気の速度境界層が発達して、空気の流速の分布は流速分布23bのようになる。
平板12bは平板12bの傾きがファン5により発生した空気の流れの方向に沿って配置されているので、平板12bの上流側の端部に衝突した空気は平板12bの面からほとんど剥離せずに流れ、平板12bによる空気の流れの圧力損失の増大はほとんどない。
平板12bを通過した後の空気の流速の分布は流速分布23bの状態に維持されるので、左右回転羽根12aの上流側の近傍における空気の流速の分布は流速分布23cのようになる。
左右回転羽根12aの上流側の端部の近傍を通過する空気の流れが遅ので、左右回転羽根12aの上流側の端部の近傍を通過した空気の流れは、左右回転羽根12aの上流側の端部からの剥離が小さくなり、左右回転羽根12aの上流側の端部の下流側に生じるよどみ領域33は、比較機のものより小さくなる。
したがって、実施の形態1に係る空気調和機の左右風向制御装置7では、比較機のものより、風の方向を偏向する際に生じる空気の流れの縮流が抑制されるので、圧力損失の増大が抑制される。
次に、左右回転羽根12aと平板12bとの位置関係および左右回転羽根12aと平板12bとの寸法について説明する。
図6は左右回転羽根12aを偏向させていないときの左右回転羽根12aと平板12bとの位置関係を示す平面図である。
ここで、平板12bの流路方向の長さをL1、左右回転羽根12aの流路方向の長さをL2、平板12bの下流側の端部と左右回転羽根12aの上流側の端部との間の距離をLAとする。
図7は図6の左右回転羽根12aおよび平板12bを用いて、吹出し口2から室内に吹き出された空気の流れの左右風向偏向角と左右風向偏向装置の圧力損失との関係をシミュレーションした結果を示す図である。
このシミュレーションでは、L1を10mm、左右回転羽根12aの回動角度を45度とし、左右回転羽根12aの長さL2をパラメータとしている。
図7からわかるように、左右回転羽根12aの長さL2の長さに関らず、実施の形態1に係る空気調和機は、比較機と比較して、低い圧力損失で左右方向へ風の方向を偏向させることができる。
図8は図6の左右回転羽根12aおよび平板12bを用いて、平板12bの長さL1をパラメータとした場合の左右風向制御装置7の圧力損失をシミュレーションした結果を示す図である。
ここで、左右回転羽根12aの回動角度を45度、吹出し口2から吹き出された空気の流れの左右風向偏向角を40度とする。
図8からわかるように、L1が10mm以上であれば、圧力損失を十分に抑制することができることがわかる。
なお、左右風向偏向角を40度としたが、どのような角であっても同様の傾向となるので、L1は10mm以上であればよい。
平板12bと左右回転羽根12aとの距離LAは、大きすぎると、左右回転羽根12aの上流側の端部の表面での空気の流れが低下せず、圧力損失の増大を抑制する効果が低下する。
つまり、左右回転羽根12aの上流側の端部と平板12bの下流側の端部との距離LAは、近いほど効果があり、一般的には、LA<10mmが望ましい。
図9は左右回転羽根12aに対する平板12bの左右方向の位置関係を示す説明図である。
平板12bの下流側の端部が、左右回転羽根12aの上流側の端部に指向しているときが最も効率がよい。
左右回転羽根12aと平板12bとの左右方向のずれ幅LLは、一般的には、LL<5mmが望ましい。
以上説明したように、実施の形態1に係る空気調和機によれば、左右回転羽根12aの上流側に、左右回転羽根12aの上流側の端部へ向かう風の流速を低下させる平板12bが設けられているので、左右回転羽根12aを大きく回動させたときに、左右回転羽根12aの上流側の端部の下流側に生じる空気が流れないよどみ領域33の発生を小さくして、隣接した左右回転羽根12aの間を空気が通過するときに生じる圧力損失の増大を抑制することができる。
また、左右回転羽根回転軸11は、左右回転羽根12aの上流側の端部に配置され、平板12bは左右回転羽根12aの上流側に固定されているので、左右回転羽根12aをどの方向に回動させても、平板12bは左右回転羽根12aの上流側に位置して、左右回転羽根12aの上流側の端部の下流側に生じるよどみ領域33を小さくすることができる。
また、固定体は、平板12bであるので、平板12bの上流側の端部に空気が衝突することで生じる圧力損失を小さくすることができる。
また、平板12bの下流側の端部が、左右回転羽根12aの上流側の端部に指向しているので、平板12bは、常に、左右回転羽根12aの上流側の端部に衝突する風の流速を低下させることができる。
図10は実施の形態1に係る空気調和機の左右風向制御装置7の他の例を示す斜視図である。
吹出し口2の底面2aには、円筒形状の台座16が固定され、この台座16に形成された左右回転羽根回転軸受16aに左右回転羽根回転軸11が回転自在に支持されている。
左右回転羽根回転軸11の先端部には左右回転羽根12aが固定されており、左右回転羽根回転軸11が台座16に対して回動すると、連動して左右回転羽根12aも回動する。
台座16の周縁部であって、空気の流れの上流側には平板12bが固定されている。
これにより、吹出し口2の底面2aがどのような形状であっても、台座16を設けることで、左右回転羽根12aおよび平板12bを配置することができ、さらに、左右回転羽根12aをどのように回動させても、左右回転羽根12aの上流側の端部と平板12bの下流側の端部とを常に近接させることができる。
実施の形態2.
図11(a)は実施の形態2に係る空気調和機の左右風向制御装置7を示す平面図、図12は図11(a)の左右風向制御装置7を示す斜視図である。
固定体は、吹出し口2の底面2aであって左右回転羽根12aの上流側に設けられた円柱12cである。
円柱12cは、円柱12cの中心線が左右回転羽根回転軸11に対して平行であり、かつ、円柱12cの近傍を通過する空気の流れが左右回転羽根12aの上流側の端部に向かうように配置されている。
円柱12cの直径は、大きすぎると円柱12cによる圧力損失が増大するので、1〜3mm程度が望ましいが、その他の寸法であってもよい。
円柱12cは、樹脂から構成されているが、勿論このものに限らず、その他の材料であってもよい。
なお、固定体は、図11(b)に示すように、楕円柱12dであってもよい。この場合、楕円柱12dの長軸の延長線上に左右回転羽根12aの上流側の端部が位置するように楕円柱12dを配置する。
また、固定体は、図11(c)に示すように、半楕円柱12eであってもよい。この場合、半楕円柱12eの先細部が空気の流れの上流側を向くように、半楕円柱12eを配置する。
また、固定体は、図11(d)に示すように、三角柱12fであってもよい。この場合、三角柱12fの頂点の1つが空気の流れの上流側を向くように、三角柱12fを配置する。
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、実施の形態2に係る空気調和機の動作について説明する。
図13は図11(a)の左右風向制御装置7の周囲の空気の流速分布を示す説明図である。
ファン5により発生した空気の流速は、吹出し口2の左右方向においてほぼ均一となるので、円柱12cの上流側の近傍における空気の流速の分布は、左右方向において流速がほぼ均一である流速分布43aのようになる。
円柱12cの上流側の端部では、空気が円柱12cと衝突して停止し、速度境界層が発達して、空気の流速の分布は流速分布43bのようになる。
円柱12cを通過した後の空気の流速の分布は流速分布23bの状態に維持されるので、左右回転羽根12aの上流側の近傍における空気の流速の分布は流速分布43cのようになる。
円柱12cは、実施の形態1における平板12bより、空気の流れ方向に対して垂直な方向の断面積が大きいので、円柱12cの下流側での空気の流速は、平板12bの下流側での空気の流速より遅くなる。
つまり、左右回転羽根12aの上流側の端部からの空気の流れの剥離が、実施の形態1のものより小さくなり、左右回転羽根12aの上流側の端部の下流側に生じるよどみ領域33も実施の形態1のものより小さくなる。
その結果、実施の形態2に係る空気調和機は、実施の形態1に係る空気調和機よりも、風の方向を偏向する際に発生する空気の流れの縮流をさらに抑制することができ、圧力損失の増大をさらに抑制することができる。
以上説明したように、実施の形態2に係る空気調和機によれば、固定体が円柱12cであるので、実施の形態1に係る空気調和機よりも、左右回転羽根12aの下流側の表面に生じるよどみ領域33を小さくして、圧力損失の増大を抑制することができる。
なお、上記各実施の形態では、吹出し口2の底面2aに対して回動自在な左右回転羽根回転軸11に固定された左右回転羽根12aについて説明したが、吹出し口2の底面2aに対して固定された左右回転羽根回転軸11に対して回動自在に支持された左右回転羽根12aであってもよい。
また、上記各実施の形態では、回転羽根を左右回転羽根12aとして説明したが、勿論このものに限らず、回転羽根を、例えば、風の方向を上下方向に偏向させる上下回転羽根10としてもよい。
また、上記各実施の形態では、吹出し口2の底面2aに設けられた左右風向制御装置7について説明したが、図2(b)に示すように吹出し口2の天面2cに設けられた左右風向制御装置7であってもよい。
実施の形態1に係る空気調和機の左右風向制御装置を示す斜視図である。 図2(a)は図1の左右風向制御装置の取り付け位置を示す説明図、図2(b)は図2(a)の左右風向制御装置の他の取り付け位置を示す説明図である。 図1の左右回転羽根回転軸と平板との位置関係を示す平面図である。 図4(a)は比較機を用いて左右回転羽根を回動させた場合の左右風向制御装置の周囲の空気の流れを示す説明図、図4(b)は実施の形態1に係る空気調和機を用いて左右回転羽根を回動させた場合の左右風向制御装置の周囲の空気の流れを示す説明図である。 図5(a)は比較機における左右風向制御装置の周囲の空気の流速分布を示す説明図、図5(b)は実施の形態1に係る空気調和機における左右風向制御装置の周囲の空気の流速分布を示す説明図である。 図6は左右回転羽根を偏向させていないときの左右回転羽根と平板との位置関係を示す平面図である。 図6の左右回転羽根および平板を用いて、吹出し口から室内に吹き出された空気の左右風向偏向角と左右風向偏向装置の圧力損失との関係をシミュレーションした結果を示す図である。 図6の左右回転羽根および平板を用いて、平板の長さをパラメータとした場合の左右風向制御装置の圧力損失をシミュレーションした結果を示す図である。 図9は左右回転羽根に対する平板の左右方向の位置関係を示す説明図である。 実施の形態1に係る空気調和機の左右風向制御装置の他の例を示す斜視図である。 図11(a)は実施の形態2に係る空気調和機の左右風向制御装置を示す平面図、図11(b)は図11(a)の他の左右風向制御装置を示す平面図、図11(c)は図11(a)のさらに他の左右風向制御装置を示す平面図、図11(d)は図11(a)のまたさらに他の左右風向制御装置を示す平面図である。 、図12は図11(a)の左右風向制御装置を示す斜視図である。 図11(a)の左右風向制御装置7の周囲の空気の流速分布を示す説明図である。
符号の説明
1 吸込み口、2 吹出し口、2a 底面、2b 左右回転羽根回転軸受、2c 天面、3 送風路、4 ケース、5 ファン、6 熱交換器、7 左右風向制御装置、8 上下風向制御装置、9 上下回転羽根回転軸、10 上下回転羽根、11 左右回転羽根回転軸、12a 左右回転羽根、12b 平板、12c 円柱、12d 固定楕円柱、12e 固定半楕円柱、12f 固定三角柱、13 ヒンジ、14 羽根リンク棒、15 ベーンモータ、16 台座、16a 左右回転羽根回転軸受。

Claims (5)

  1. 吹出し口に設けられ、ファンにより発生する風の方向を偏向させて制御する風向制御装置を備え、
    前記風向制御装置は、
    前記吹出し口を区画する壁に設けられた回転羽根回転軸を中心に回動して前記風の方向を一方向に偏向させる複数の回転羽根と、
    前記回転羽根の上流側に設けられ、前記回転羽根の上流側の端部へ向かう前記風の流速を低下させる流速低下手段とを有し、
    前記流速低下手段に衝突した前記風の空気は、所定の間隔をおいて設けられた前記回転羽根の間を通過することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記回転羽根回転軸は、前記回転羽根の上流側の端部に配置され、
    前記流速低下手段は、前記回転羽根の上流側に固定された固定体であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記固定体は、平板であることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記平板は、前記平板の下流側の端部が前記回転羽根の上流側の端部に指向していることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記固定体は、前記回転羽根回転軸と平行に設けられた円柱であることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
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