JP2009085211A - 油冷エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】オイル消費量を低減させることができる油冷エンジンを提供する。
【解決手段】油冷ジャケット4の下方で、シリンダ横周壁3の下寄り部17に沿ってオイル放出空間18を形成し、このオイル放出空間18の下方で、シリンダ横周壁3の下寄り部17とプッシュロッド室底壁10との間に補強板19を架設し、オイル戻し通路7のオイル出口20をオイル放出空間18と連通させ、オイル戻し通路7を通過したエンジンオイルを、上記オイル出口20からオイル放出空間18に放出させ、オイル放出空間18に放出させたエンジンオイルを補強板19の上面で案内して、補強板19の後側にある導出端25から後寄り空間24に落下させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、油冷エンジンに関し、詳しくは、オイル消費量を低減させることができる油冷エンジンに関するものである。
従来の油冷エンジンとして、本発明と同様、シリンダ横周壁に沿って油冷ジャケットを形成し、この油冷ジャケットを間に挟んで、シリンダ横周壁と反対側にある油冷ジャケット横周壁に沿ってオイル戻し通路とプッシュロッド室とを形成し、このオイル戻し通路とプッシュロッド室とを上下方向に向け、オイルポンプで油冷ジャケットに圧送したエンジンオイルをオイル戻し通路からクランクケース内に戻すようにし、プッシュロッド室底壁にタペットガイド孔をあけ、このタペットガイド孔にタペットを内嵌させ、プッシュロッド室底壁の下方で動弁カム軸を前後方向に架設し、この動弁カム軸のカムにタペットを載せたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来の油冷エンジンでは、プッシュロッド室底壁にオイル戻し通路のオイル出口をあけ、オイル出口をシリンダ横周壁中央寄り部分の真横斜め下で、燃料噴射カムの真上に位置させているため、問題がある。
特公平7−68896号公報(第4図参照)
上記従来技術では、次の問題がある。
《問題》 オイル消費量が多い。
オイル戻し通路のオイル出口から流出したエンジンオイルが、燃料噴射カムでシリンダ横周壁中央寄り部分に向けて跳ね上げられる。このため、シリンダ内に進入するオイルミスト量が過剰になり、シリンダとピストンとの間から進入するオイル量が増加し、オイル消費量が多い。
《問題》 オイル戻し通路に外部配管を用いると、オイル戻し通路の損傷によるオイル漏れの問題が新たに生じる。
上記問題を解決するため、オイル戻し通路に外部配管を用い、エンジンオイルを動弁カム軸から離れた位置に戻すことも考えられるが、この場合には、オイル戻し通路が損傷しやすくなるため、損傷によるオイル漏れの問題が新たに生じる。
本発明は、上記問題点を解決することができる油冷エンジン、すなわち、オイル消費量を低減させることができる油冷エンジンを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5に例示するように、シリンダ中心軸線(1)の方向を上下方向、クランク軸中心軸線(2)の方向を前後方向、これらと直交する方向を左右横方向として、
シリンダ横周壁(3)に沿って油冷ジャケット(4)を形成し、この油冷ジャケット(4)を間に挟んで、シリンダ横周壁(3)と反対側にある油冷ジャケット横周壁(6)に沿ってオイル戻し通路(7)とプッシュロッド室(8)とを形成し、このオイル戻し通路(7)とプッシュロッド室(8)とを上下方向に向け、オイルポンプで油冷ジャケット(4)に圧送したエンジンオイルをオイル戻し通路(7)からクランクケース(9)内に戻すようにし、
図1に例示するように、プッシュロッド室底壁(10)にタペットガイド孔(11)(11)をあけ、このタペットガイド孔(11)(11)にタペット(12)(12)を内嵌させ、プッシュロッド室底壁(10)の下方で動弁カム軸(13)を前後方向に架設し、この動弁カム軸(13)のカム(14)(15)にタペット(12)(12)を載せた油冷エンジンにおいて、
図2に例示するように、油冷ジャケット(4)の下方で、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)に沿ってオイル放出空間(18)を形成し、このオイル放出空間(18)の下方で、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)とプッシュロッド室底壁(10)との間に補強板(19)を架設し、オイル戻し通路(7)のオイル出口(20)をオイル放出空間(18)と連通させ、オイル戻し通路(7)を通過したエンジンオイルを、上記オイル出口(20)からオイル放出空間(18)に放出させ、
図1に例示するように、シリンダ中心軸線(1)と平行な向きに見て、動弁カム軸(13)の一端部に動弁カムギヤ(21)を取り付け、この動弁カムギヤ(21)を取り付けた動弁カム軸(13)の一端部側を後側として、この動弁カム軸(13)に複数設けたカムのうち、最も後側にあるカムを後部カム(15)とし、オイル放出空間(18)の前端から動弁カム軸(13)の後部カム(15)よりも後ろ寄りの位置まで補強板(19)を導出し、後部カム(15)と動弁カムギヤ(21)との間の部分をカム軸後寄り部分(22)とし、このカム軸後寄り部分(22)の真横で、シリンダ横周壁(3)側にある空間を後寄り空間(24)として、
オイル放出空間(18)に放出させたエンジンオイルを補強板(19)の上面で案内して、補強板(19)の後側にある導出端(25)から後寄り空間(24)に落下させるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
(請求項1に係る発明)
《効果》 オイル消費量を低減させることができる。
図1に例示するように、オイル放出空間(18)に放出させたエンジンオイルを補強板(19)の上面で案内して、補強板(19)の後側にある導出端(25)から後寄り空間(24)に落下させるようにしたので、オイル出口(30)から流出したエンジンオイルが動弁カム軸(13)のカム(14)(15)から遠ざかり、シリンダ横周壁中央寄り部分(31)に跳ね上げられることもない。このため、シリンダ(5)内に進入するオイルミスト量が適正化され、シリンダ(5)とピストン(34)との間から進入するオイル量が減少し、オイル消費量を低減させることができる。
《効果》 オイル消費量を低減させる機能が高い。
図1に例示するように、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)とプッシュロッド室底壁(10)との間に補強板(19)を架設するので、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)の強度が補強板(19)で強化される。また、オイル放出空間(18)に放出させたエンジンオイルを補強板(19)の上面で案内するので、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)の熱が補強板(19)を介して適度にエンジンオイルに放熱される。これらの理由により、シリンダ横周壁(3)の熱歪みが起こりにくく、シリンダ横周壁(3)の熱歪みに起因してシリンダ(5)とピストン(34)との間から進入するオイル量が減少し、オイル消費量を低減させる機能が高い。
《効果》 タペットの損傷が起こりにくい。
図1に例示するように、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)とプッシュロッド室底壁(10)との間に補強板(19)を架設するので、プッシュロッド室底壁(10)の強度が補強板(19)で強化される。また、オイル放出空間(18)に放出させたエンジンオイルを補強板(19)の上面で案内するので、プッシュロッド室底壁(10)の熱が補強板(19)を介して適度にエンジンオイルに放熱される。これらの理由により、プッシュロッド室底壁(10)の熱歪みが起こりにくく、この熱歪みに起因するタペットの損傷が起こりにくい。
《効果》 オイル戻し通路の損傷によるオイル漏れの問題は生じにくい。
オイル戻し通路(7)が内部配管であるため、オイル戻し通路(7)の損傷が起こりにくく、その損傷によるオイル漏れの問題は生じにくい。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明の効果がより顕在化する。
(請求項3に係る発明)
請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイル消費量を低減させる機能が高い。
図2に例示するように、シリンダ横周壁(3)とプッシュロッド室底壁(10)と補強板(19)とが、これらを含んで一連に形成された一体鋳造品の一部であるため、シリンダ横周壁(3)の熱が補強板(19)に伝達されやすく、この熱が補強板(19)を介してエンジンオイルに放熱されやすい。このため、シリンダ横周壁(3)の熱歪みが起こりにくく、シリンダ横周壁(3)の熱歪みに起因してシリンダ(5)とピストン(34)との間から進入するオイル量が減少し、オイル消費量を低減させる機能が高い。
《効果》 タペットの損傷が起こりにくい。
図2に例示するように、シリンダ横周壁(3)とプッシュロッド室底壁(10)と補強板(19)とが、一連に形成された一体鋳造品の一部であるため、プッシュロッド室底壁(10)の熱が補強板(19)に伝達されやすく、この熱が補強板(19)を介してエンジンオイルに放熱されやすい。このため、プッシュロッド室底壁(10)の熱歪みが起こりにくく、この熱歪みに起因するタペット(12)の損傷が起こりにくい。
(請求項4に係る発明)
請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 タペットの損傷が起こりにくい。
図1に例示するように、各タペットガイド孔(11)(11)の真横にはいずれも補強板(19)が設けられているので、タペットガイド孔(11)(11)の周肉部分の熱歪みが抑制され、タペット(12)の損傷が起こりにくい。
(請求項5に係る発明)
請求項1から請求項4のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイル消費量を低減させることができる。
図1に例示するように、オイル放出空間(18)の横壁を形成するシリンダ横周壁(3)は、補強板(19)の後側にある導出端(25)に近づくにつれて、動弁カム軸(13)から離れるようにしたので、オイル出口(30)から流出したエンジンオイルが動弁カム軸(13)のカム(14)(15)から遠ざかりやすく、シリンダ横周壁中央寄り部分(31)に跳ね上げられることもない。このため、シリンダ(5)内に進入するオイルミスト量が適正化され、シリンダ(5)とピストン(34)との間から進入するオイル量が減少し、オイル消費量を低減させることができる。
(請求項6に係る発明)
請求項1から請求項5のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 簡単な通路構造で、オイル放出空間にエンジンオイルを導くことができる。
図2に例示するように、プッシュロッド室底壁(10)で横向き孔(28)を横断させ、前記オイル戻し通路(7)と横向き孔(28)とを交差させ、この横向き孔(28)のうち、オイル戻し通路(7)との交差部(28a)よりもオイル放出空間(18)寄りの部分を前記オイル出口(20)とし、横向き孔(28)のうち、オイル放出空間(18)と反対側にある外側開口部(31)をプラグ(32)で封止したので、簡単な通路構造で、オイル放出空間(18)にエンジンオイルを導くことができる。
(請求項7に係る発明)
請求項6に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 タペットの損傷が起こりにくい。
図1に例示するように、横向きオイル溜め部(28b)を相互に隣合う一対のタペットガイド孔(11)(11)の間に位置させたので、タペットガイド孔(11)(11)の間で、プッシュロッド室底壁(10)からエンジンオイルへの放熱面積が広がり、タペット(12)(12)の摩擦熱が放熱されやすく、タペット(12)(12)の損傷が起こりにくい。
(請求項8に係る発明)
請求項6または請求項7に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 タペットの損傷が起こりにくい。
図1に例示するように、下向きオイル溜め部(30)を相互に隣合う一対のタペットガイド孔(11)(11)の間に位置させたので、タペットガイド孔(11)(11)の間で、プッシュロッド室底壁(10)からエンジンオイルへの放熱面積が広がり、タペット(12)(12)の摩擦熱が放熱されやすく、タペット(12)(12)の損傷が起こりにくい。
(請求項9に係る発明)
請求項6から請求項8のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイル出口の形成を簡単に行うことができる。
図2に例示するように、クランクケース(9)に燃料噴射ポンプ(26)を取り付けるためのポンプ取付孔(27)を設け、前記横向き孔(28)を、その軸線(48)がポンプ取付孔(27)を通過するキリ孔で構成することにより、このポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだキリで前記横向き孔(28)を形成することができるようにしたので、オイル出口(20)の形成を簡単に行うことができる。
(請求項10に係る発明)
請求項6から請求項9のいずれかの発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 プラグの取り付けを簡単に行うことができる。
図2に例示するように、前記横向き孔(28)を、その軸線(48)がポンプ取付孔(27)を通過する方向に設定し、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだ工具で、横向き孔(28)の外側開口部(31)にプラグ(32)を取り付けることができるようにしたので、プラグ(32)の取り付けを簡単に行うことができる。
(請求項11に係る発明)
請求項10の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 プラグの取り外しを簡単に行うことができる。
図2に例示するように、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだ工具で、横向き孔(28)の外側開口部(31)からプラグ(32)を取り外すことができるようにしたので、プラグ(32)の取り外しを簡単に行うことができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図5は本発明の実施形態に係る油冷エンジンを説明する図で、この実施形態では、単気筒の空油冷ディーゼルエンジンについて説明する。
本発明の実施形態の概要は、次の通りである。
図5に示すように、このエンジンは、シリンダブロック(35)を備えている。シリンダブロック(35)は、クランクケース(9)の上部にシリンダ(5)を備えている。クランクケース(9)内にクランク軸(36)を架設している。クランクケース(9)の内底部はオイル溜め(37)とし、ここにエンジンオイルを溜めるようになっている。
シリンダ中心軸線(1)の方向を上下方向、クランク軸中心軸線(2)の方向を前後方向、これらと直交する方向を左右横方向とする。
シリンダ(5)の上部にシリンダヘッド(38)を組み付け、シリンダヘッド(38)の上部にヘッドカバー(39)を組み付けている。シリンダヘッド(38)に副燃焼室(40)を設けている。この副燃焼室(40)は渦室である。
このエンジンの冷却装置の構造は、次の通りである。
図4に示すように、シリンダブロック(35)の前方にファンケース(41)を取り付け、ファンケース(41)内にフライホイルファン(42)を収容し、このフライホイルファン(42)をクランク軸(36)の前端部に取り付けている。図5に示すように、シリンダ(5)に沿ってシリンダ側油冷ジャケット(4)を設け、副燃焼室(40)に沿って副室側油冷ジャケット(43)を設けている。ファンケース(41)の上方にオイルクーラ(44)を配置している。シリンダ側油冷ジャケット(4)に沿ってオイル戻し通路(7)を形成している。
図5に示すように、この冷却装置では、クランクケース(9)のオイル溜め(37)に溜めたエンジンオイルをオイルポンプ(図外)でシリンダ側油冷ジャケット(4)に圧送する。シリンダ側油冷ジャケット(4)に圧送されたエンジンオイルは、副室側油冷ジャケット(43)とオイルクーラ(44)を順に通過し、オイル戻し通路(7)を通過して、クランクケース(9)のオイル溜め(37)に戻る。このエンジンオイルの循環によって、シリンダ(5)と副燃焼室(40)の壁が油冷される。また、フライホイルファン(42)で起こした冷却風をシリンダ(5)とシリンダヘッド(38)とオイルクーラ(44)とに圧送する。これにより、シリンダ(5)とシリンダヘッド(38)とオイルクーラ(44)とを空冷する。
動弁装置とオイル戻し通路の関係は、次の通りである。
図5に示すように、シリンダ横周壁(3)に沿ってシリンダ側油冷ジャケット(4)を形成し、このシリンダ側油冷ジャケット(4)を間に挟んで、シリンダ横周壁(3)と反対側にある油冷ジャケット横周壁(6)に沿ってオイル戻し通路(7)とプッシュロッド室(8)とを形成し、このオイル戻し通路(7)とプッシュロッド室(8)とを上下方向に向け、オイルポンプでシリンダ側油冷ジャケット(4)に圧送したエンジンオイルをオイル戻し通路(7)からクランクケース(9)内に戻すようにしている。
動弁装置の構成は、次の通りである。
図1に示すように、プッシュロッド室底壁(10)にタペットガイド孔(11)(11)をあけ、このタペットガイド孔(11)(11)にタペット(12)(12)を内嵌させ、プッシュロッド室底壁(10)の下方で動弁カム軸(13)を前後方向に架設し、この動弁カム軸(13)のカム(14)(15)にタペット(12)(12)を載せている。このタペット(12)(12)にはプッシュロッド(45)(45)を載せ、プッシュロッド(45)(45)から図5に示すロッカアーム(46)を介して吸排気弁を駆動する。動弁カム軸(13)には、燃料噴射カム(47)も形成し、これで燃料噴射ポンプ(26)を駆動する。この燃料噴射カム(47)は動弁用の一対のカム(14)(15)の間に配置されている。
油冷装置の工夫は、次の通りである。
図2に示すように、シリンダ側油冷ジャケット(4)の下方で、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)に沿ってオイル放出空間(18)を形成し、このオイル放出空間(18)の下方で、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)とプッシュロッド室底壁(10)との間に補強板(19)を架設し、オイル戻し通路(7)のオイル出口(20)をオイル放出空間(18)と連通させ、オイル戻し通路(7)を通過したエンジンオイルを、上記オイル出口(20)からオイル放出空間(18)に放出させる。
図1に示すように、シリンダ中心軸線(1)と平行な向きに見て、動弁カム軸(13)の一端部に動弁カムギヤ(21)を取り付け、この動弁カムギヤ(21)を取り付けた動弁カム軸(13)の一端部側を後側として、この動弁カム軸(13)に複数設けたカムのうち、最も後側にあるカムを後部カム(15)とし、オイル放出空間(18)の前端から動弁カム軸(13)の後部カム(15)よりも後ろ寄りの位置まで補強板(19)を導出し、後部カム(15)と動弁カムギヤ(21)との間の部分をカム軸後寄り部分(22)とし、このカム軸後寄り部分(22)の真横に位置し、このカム軸後寄り部分(22)とシリンダ横周壁後寄り部分(23)との間にある空間を後寄り空間(24)として、オイル放出空間(18)に放出させたエンジンオイルを補強板(19)の上面で案内して、補強板(19)の後側にある導出端(25)から後寄り空間(24)に落下させるようにしている。
図2に示すように、オイル戻し通路(7)を通過したエンジンオイルの全量を、上記オイル出口(20)からオイル放出空間(18)に放出させる。
図2に示すように、シリンダ横周壁(3)とプッシュロッド室底壁(10)と補強板(19)とは、これらを含んで一連に形成された一体鋳造品であるシリンダブロック(35)の一部である。このシリンダブロック(35)は、アルミ合金を材料とする鋳造品である。
図1に示すように、各タペットガイド孔(11)(11)の真横にはいずれも補強板(19)が設けられている。
図1に示すように、オイル放出空間(18)の横壁を形成するシリンダ横周壁(3)は、補強板(19)の後側にある導出端(25)に近づくにつれて、動弁カム軸(13)から遠ざかるようにしている。
図1、図2に示すように、プッシュロッド室底壁(10)で横向き孔(28)を横断させ、前記オイル戻し通路(7)と横向き孔(28)とを交差させ、この横向き孔(28)のうち、オイル戻し通路(7)との交差部(28a)よりもオイル放出空間(18)寄りの部分を前記オイル出口(20)とし、横向き孔(28)のうち、オイル放出空間(18)と反対側にある外側開口部(31)をプラグ(32)で封止している。
横向き孔(28)のうち、交差部(28a)とプラグ(32)との間を横向きオイル溜め部(28b)とし、この横向きオイル溜め部(28b)を相互に隣合う一対のタペットガイド孔(11)(11)の間に位置させている。
図1、図2に示すように、前記横向き孔(28)の交差部(28a)よりも低い位置に、この交差部(28a)と連通する下向きオイル溜め部(30)を形成し、この下向きオイル溜め部(30)を相互に隣合う一対のタペットガイド孔(11)(11)の間に位置させている。
図2に示すように、クランクケース(9)に燃料噴射ポンプ(26)を取り付けるためのポンプ取付孔(27)を設け、前記横向き孔(28)を、その軸線(48)がポンプ取付孔(27)を通過するキリ孔で構成することにより、このポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだキリで前記横向き孔(28)を形成することができるようにしている。
図2に示すように、クランクケース(9)に燃料噴射ポンプ(26)を取り付けるためのポンプ取付孔(27)を設け、前記横向き孔(28)を、その軸線(48)がポンプ取付孔(27)を通過する方向に設定し、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだ工具で、横向き孔(28)の外側開口部(31)にプラグ(32)を取り付けることができるようにしている。
また、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだ工具で、横向きオイル溜め部(28b)の外側開口部(31)からプラグ(32)を取り外すことができるようにしている。
図1、図2に示すように、プラグ(32)の周面にはオネジ(32a)が形成され、プラグ(32)の端面にはスリ割り(32b)が形成され、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだドライバーを用いて、横向き孔(28)の外側開口部(31)にプラグ(32)を取り付け、或いは、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだドライバーを用いて、横向き孔(28)の外側開口部(31)からプラグ(32)を取り外すことができるようになっている。
プラグ(32)は打ち込み工具を用いて、横向き孔(28)の外側開口部(31)に取り付け、或いは、抜き取り工具を用いて、横向き孔(28)の外側開口部(31)から取り外すことができるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るエンジンの要部を説明する図5のI−I線断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図5のIV−IV線断面図である。 本発明の実施形態に係るエンジンの縦断背面図である。
符号の説明
(1) シリンダ中心軸線
(2) クランク軸中心軸線
(3) シリンダ横周壁
(4) 油冷ジャケット
(6) 油冷ジャケット横周壁
(7) オイル戻し通路
(8) プッシュロッド室
(9) クランクケース
(10) プッシュロッド室底壁
(11) タペットガイド孔
(12) タペット
(13) 動弁カム軸
(14) カム
(15) (後部)カム
(17) 下寄り部
(18) オイル放出空間
(19) 補強板
(20) オイル出口
(21) 動弁カムギヤ
(22) カム軸後寄り部分
(23) シリンダ横周壁後寄り部分
(24) 後寄り空間
(25) 導出端
(26) 燃料噴射ポンプ
(27) ポンプ取付孔
(28) 横向き孔
(28a) 交差部
(28b) 横向きオイル溜め部
(29) 内側開口部
(30) 下向きオイル溜め部
(31) 外側開口部
(32) プラグ

Claims (11)

  1. シリンダ中心軸線(1)の方向を上下方向、クランク軸中心軸線(2)の方向を前後方向、これらと直交する方向を左右横方向として、
    シリンダ横周壁(3)に沿って油冷ジャケット(4)を形成し、この油冷ジャケット(4)を間に挟んで、シリンダ横周壁(3)と反対側にある油冷ジャケット横周壁(6)に沿ってオイル戻し通路(7)とプッシュロッド室(8)とを形成し、このオイル戻し通路(7)とプッシュロッド室(8)とを上下方向に向け、オイルポンプで油冷ジャケット(4)に圧送したエンジンオイルをオイル戻し通路(7)からクランクケース(9)内に戻すようにし、
    プッシュロッド室底壁(10)にタペットガイド孔(11)(11)をあけ、このタペットガイド孔(11)(11)にタペット(12)(12)を内嵌させ、プッシュロッド室底壁(10)の下方で動弁カム軸(13)を前後方向に架設し、この動弁カム軸(13)のカム(14)(15)にタペット(12)(12)を載せた油冷エンジンにおいて、
    油冷ジャケット(4)の下方で、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)に沿ってオイル放出空間(18)を形成し、このオイル放出空間(18)の下方で、シリンダ横周壁(3)の下寄り部(17)とプッシュロッド室底壁(10)との間に補強板(19)を架設し、オイル戻し通路(7)のオイル出口(20)をオイル放出空間(18)と連通させ、オイル戻し通路(7)を通過したエンジンオイルを、上記オイル出口(20)からオイル放出空間(18)に放出させ、
    シリンダ中心軸線(1)と平行な向きに見て、動弁カム軸(13)の一端部に動弁カムギヤ(21)を取り付け、この動弁カムギヤ(21)を取り付けた動弁カム軸(13)の一端部側を後側として、この動弁カム軸(13)に複数設けたカムのうち、最も後側にあるカムを後部カム(15)とし、オイル放出空間(18)の前端から動弁カム軸(13)の後部カム(15)よりも後ろ寄りの位置まで補強板(19)を導出し、後部カム(15)と動弁カムギヤ(21)との間の部分をカム軸後寄り部分(22)とし、このカム軸後寄り部分(22)の真横に位置し、このカム軸後寄り部分(22)とシリンダ横周壁後寄り部分(23)との間にある空間を後寄り空間(24)として、
    オイル放出空間(18)に放出させたエンジンオイルを補強板(19)の上面で案内して、補強板(19)の後側にある導出端(25)から後寄り空間(24)に落下させるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
  2. 請求項1に記載した油冷エンジンにおいて、
    オイル戻し通路(7)を通過したエンジンオイルの全量を、上記オイル出口(20)からオイル放出空間(18)に放出させるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
  3. 請求項1または請求項2に記載した油冷エンジンにおいて、
    シリンダ横周壁(3)とプッシュロッド室底壁(10)と補強板(19)とが、これらを含んで一連に形成された一体鋳造品の一部である、ことを特徴とする油冷エンジン。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載した油冷エンジンにおいて、
    各タペットガイド孔(11)(11)の真横にはいずれも補強板(19)が設けられている、ことを特徴とする油冷エンジン。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載した油冷エンジンにおいて、
    オイル放出空間(18)の横壁を形成するシリンダ横周壁(3)は、補強板(19)の後側にある導出端(25)に近づくにつれて、動弁カム軸(13)から遠ざかるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載した油冷エンジンにおいて、
    プッシュロッド室底壁(10)で横向き孔(28)を横断させ、前記オイル戻し通路(7)と横向き孔(28)とを交差させ、この横向き孔(28)のうち、オイル戻し通路(7)との交差部(28a)よりもオイル放出空間(18)寄りの部分を前記オイル出口(20)とし、横向き孔(28)のうち、オイル放出空間(18)と反対側にある外側開口部(31)をプラグ(32)で封止した、ことを特徴とする油冷エンジン。
  7. 請求項6に記載した油冷エンジンにおいて、
    横向き孔(28)のうち、交差部(28a)とプラグ(32)との間を横向きオイル溜め部(28b)とし、
    この横向きオイル溜め部(28b)を相互に隣合う一対のタペットガイド孔(11)(11)の間に位置させた、ことを特徴とする油冷エンジン。
  8. 請求項6または請求項7に記載した油冷エンジンにおいて、
    前記横向き孔(28)の交差部(28a)よりも低い位置に、この交差部(28a)と連通する下向きオイル溜め部(30)を形成し、この下向きオイル溜め部(30)を相互に隣合う一対のタペットガイド孔(11)(11)の間に位置させた、ことを特徴とする油冷エンジン。
  9. 請求項6から請求項8のいずれかに記載した油冷エンジンにおいて、
    クランクケース(9)に燃料噴射ポンプ(26)を取り付けるためのポンプ取付孔(27)を設け、前記横向き孔(28)を、その軸線(48)がポンプ取付孔(27)を通過するキリ孔で構成することにより、このポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだキリで前記横向き孔(28)を形成することができるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
  10. 請求項6から請求項9のいずれかに記載した油冷エンジンにおいて、
    クランクケース(9)に燃料噴射ポンプ(26)を取り付けるためのポンプ取付孔(27)を設け、
    前記横向き孔(28)を、その軸線(48)がポンプ取付孔(27)を通過する方向に設定し、ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだ工具で、横向き孔(28)の外側開口部(31)にプラグ(32)を取り付けることができるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
  11. 請求項10に記載した油冷エンジンにおいて、
    ポンプ取付孔(27)からクランクケース(9)内に差し込んだ工具で、横向き孔(28)の外側開口部(31)からプラグ(32)を取り外すことができるようにした、ことを特徴とする油冷エンジン。
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